このページは,塾の様子や教育に関すること,その他,世の中の出来事について,塾長が思うがままに雑記しています。
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24年 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
24/11/20(水)
24/11/19(火)
塾のホームページでは以前から講習案内をしてきた。そんなサイトを見て問い合わせもそれなりにあった。その中で申し込み方法を問われたり,申し込みをしたいという声もあった。それならば生徒に配布している講習の案内をホームページ上にアップすればいいのではないかと考えた。作業的には大した仕事ではないが,ふだんの作りと違いもあった。それは学年ごとに案内を作らなければならないことだ。ワープロで作成するときは全学年でひとつのファイルで作る。けれども,保護者が必要とするのは子どもの学年のものだけでいい。相手の立場で考えなければいけない。
24/11/18(月)
今日は担当授業が無かった。いつ以来だろうか?授業のない日は。八王子教室の高校3年の学年末試験が終わり,八王子教室での担当授業が減ったためだ。今日こそは経理関連の仕事を片付けよう,そう思って仕事に取りかかった。けれどもそれは思いのほか捗らなかった。試験を終えた明大八王子校の高校3年生は,明日が最終進路志望調査書の提出日のため,複数の生徒や保護者から相談を受けた。生徒の進路が決まる大事なことなので,最優先で応対しなければならない。経理の仕事は明日すればいい。
24/11/17(日)
休みの日曜日は昼過ぎまで寝た。起きたのは部屋の暑さのせいだった。「季節はずれの○○」は時々耳にするけれども,度を超した気温となった。自宅の寝室は南向きの部屋で陽はよく当たる。それにしてもだ……。起きてすぐにデジタル時計の温度表示を見ると30.2度。朝方一度目を覚ましたとき窓を開けておいた。それでもこの室温だ。窓を開けていなければさらに温度は上がっていただろう。夕方のニュースでは,日本の四季について街頭アンケートを採っていた。それによると10月までが夏で12月から冬と答えていた人が目立った。秋は11月だけだ。日本の四季ではなく日本の二季になるのではないかと懸念していた。
24/11/16(土)
学年末試験が終了した明大八王子校の高校3年生は,今日から最終進路志望調査書の作成に取りかかった。早速その相談の申し出があった。志望理由の内容もさることながら,どの順番に学部学科を書いていくのかが重要だ。進学先の学部学科によってその後の人生さえ変わってしまう。その先がどうなるかなんて分からないし,第二志望の方が結果的に良かったのかも知れない。けれどもそんなことは誰にも分からない。精一杯頑張った結果ならば納得がいくのが道理だろう。
24/11/15(金)
高校3年生は佳境を迎えている。明大八王子校の学年末試験は今日で折り返しだ。あと二日で高校最後の試験が終わる。月並みな言い方だが,泣いても笑ってもこれが最後だ。一方,明大中野校の高校3年生はまだ試験は始まってもいない。連日,授業を受けたり遅くまで残って自習したりしている。明大中野校の学年末試験は来週の月曜日から始まる。
24/11/13(水)
明大中野校の中学3年生は,年に2回の「高校推薦テスト」を受ける。明大中野高校への推薦に関わる試験だ。その試験が昨日実施された。もっとも高校2・3年生が受ける明大推薦テストに比べればその重みは大きくない。けれども推薦の換算点に加わる事実は変わらない。それに生徒にとって試験で悪い点は取りたくないだろう。この試験も明大推薦テスト同様,学校作成の試験問題ではなく,外部の模擬試験が用いられる。授業を受けに来た生徒に聞いてみたところ,数学がやさしく満点を取る生徒が出るだろうとのこと。
24/11/12(火)
仮説検定には問題解法の方法が何通りかある。教科書や問題集によって解き方が幾通りかある。方法さえ覚えてしまえばシステム的に解けてしまう。それはやがて数学の勉強ではなく,情報処理の世界になってしまうだろう。プログラムを作ってしまえば,Yes・Noの判断ができる。けれどもそれでは仮説検定を学ぶ意味が無くなる。目の前にある製品が正しく作られているのか,選挙での得票率が変動しているのか,植物の発芽率に変化は無いか。将来の仕事に役だったり,あるいは自然環境の変化があるのかの判断材料にもなり得る。そんなことに役立つかもしれない。そこに学びがあることを気づかせるのが教える者の責任だと思う。そのことを思うと,数学の一部として,指導する能力を上げることはやぶさかではないのかもしれない。
24/11/11(月)
高校数学の統計分野には「仮説検定」という新しい内容がある。例えばさいころを600回投げた振ったとき,3の目が120回出たとする。はたしてこのさいころはちゃんと作られているのだろうか?それを検証するのが仮説検定だ。世の中にはいくつもの『?』と思うことが存在する。それを数学的にきちんと検証する方法があるのだ。けれどもこの単元,純粋に数学を愛する者にとっては少し困難な点がある。そのひとつは言葉だ。「帰無仮説」という,一般には聞き慣れない言葉が出てくる。教科書的に帰無仮説を定義すれば,「正しいかどうかを判断したい主張に反する仮定を立てた主張」となる。さいころの例では「このさいころは3の目が出る確率が6分の1ではない」となる。さて,いかがだろうか?(つづく)
24/11/10(日)
東中野教室の高校3年生対象の数学特訓を行った。先日実施した八王子教室同様,高校3年生は今日で最後だ。さて,明大中野校の高校3年文系の数学は統計に関する単元を学んでいる。数学の勉強だが正規分布の表を用いて,細かい小数計算をしなければならない。決して難しい計算ではないが,小数第4位におよぶまで計算しなければならない。電卓を使えば大したことないのだが,明大中野校の試験では使えない。生徒が使えない以上,目の前で電卓を叩くわけにはいかない。中学受験をする小学生よろしく,小数計算をした。今の時代,電卓はスマホの中にあるし百均でも売っている。使ってもいいように思うが,そういう縛りなのだから仕方ない。文句を言いながらも生徒は計算に勤しんでいた。
24/11/09(土)
勉強部屋は東中野教室も八王子教室も高校二年生の受講者が多い。そんな状況下,八王子教室の高校二年生は今日まで修学旅行に行っている。当然勉強部屋には来られない。そのため今日の勉強部屋は比較的静かな日となった。いつもなら質問が出ても簡単なヒントを与えるくらいしかできていなかったが,今日はそれなりに解説ができ,問題もたくさん与えて解いて貰った。来週にはまたいつもの勉強部屋になるだろう。
24/11/08(金)
急激に寒くなりましたね,と生徒の一人が言った。確かにここへ来て気温が下がった。東京では木枯らし一号が吹いたらしい。昨日が立冬で,まさしく暦どおりとなった。さて,秋はいつからいつまでだったのだろうか?夏と冬の間に秋があるはずなのだが。
24/11/07(木)
探し求めたプリントは『そこ』にあった。『そこ』は答の入力や校正待ちのプリントの山だ。一番古い順番待ちのプリントはもう何年も前になる。5年?いや,10年は経っているかもしれない。ここまでになるともはや作り直すことはできないのだろうか。数学の授業をしたあとに,事務や経理の仕事に移行するとテンションが下がる。授業で解いていた問題が気になったり,もっと別の解法の過程が無いだろうかと考えがおよぶ。机の上に置かれたプリントに手を伸ばしたい気持ちを抑え,端へと忍ばせる。もし一か月連続で『そこ』に行けたのならば,たくさんの楽しい世界に浸れるのだが。
24/11/06(水)
物理の試験対策問題をプリントアウトした。学校の過去問なので,大概の問題には答も一緒に入力してある。ところが使おうとしたプリントには答が入っていなかった。以前にも使ったことのあるプリントなので答がないはずがない。けれどもどこにも見当たらない。思いつく場所を散々探してみた。同種のものは見つかるのだが,探しているものだけ見つからない最悪の状態だ。あきらめてもう一度答を作り直すこともできるのだが,有るはずのものが無いのが納得できない。整理整頓は比較的きちんとしている方だと思う。それだけに腑に落ちない。考えた挙げ句,ひとつの場所が思いついた。それは何れ校正したり,あるいは答をきちんと入力しようと思っている『保留』状態のプリントの山だ。(つづく)
24/11/05(火)
明大八王子校高校3年の学年末試験の時間割が発表された。いよいよ今年も大詰めだ。生徒に早速時間割を見せて貰おうとしたところ,すでに先週のうちに発表されていたとのこと。先週の土曜日には何人かの高校3年生が来ていた。なぜ時間割を知らせないのかと言ったものの,そんなことには気にも留めない。そんな今年のこの学年だ。試験は一週間後から始まる。
24/11/04(月)
平日のピーク時に改札を通ると「SF利用」の表示が出た。SF=電子マネーで,チャージしてある残高から引かれる仕組みになっている。定期利用ができず,悔しいけど仕方ない。久しぶりに乗った平日のラッシュアワーはそれなりに混んでいた。たまたまドア付近の座席シート側が空いていたのでそこに体を収めた。この場所だと終点まで動くことはない。車内は駅を追うごとに混んできた。サラリーマンもいれば通学の高校生もいる。毎朝こんな混雑している電車に乗っていることを知ると,生徒は朝の通学だけで疲れてしまわないかと心配した。でもそれが日常なのだろう。昼過ぎに出勤し,ガラガラの電車で座って通勤できるのは,塾の先生の特権だろう。車内を観察してみると面白い。混雑している中でもスマホで本を読んでいるサラリーマン,ドアが開くたびに自分の位置を確保しようとする女子大生,そして紙袋を大事そうに胸のあたりで抱える男子高校生。手提げの袋には「Tomato Sauce」とか「Green peas」あるいは「Tuna Olive」などが正方形で区切られた中に書かれていた。大事なものが入っているのだろうか,最後は潰されないように顔の高さの位置まで持ち上げていた。高校一年生くらいだろう。そんな姿を塾の生徒と重ねながら静かに終点まで過ごした。改札を出るときに318円と表示された。銀河高原ビール1缶が目の前から飛んで逃げた。
24/11/03(日)
10月になって6か月の定期を継続で購入した。いつもよりも一枚少ない一万円札を券売機に入れ,これから半年分の定期券が発行された。オフピーク定期券は駅ごとに定められた平日のピーク時間以外が対象で,土・日曜日と祝日などの休日は定期券が利用できる。平日の早朝に利用することはまずないはずだった。けれども利用して一か月も経たないうちにその機会が訪れてしまった。それはつい先日の金曜日だ。この日に八王子教室高校三年生の数学特訓を行った。数学特訓は午前9時から始まる。そのためには8時前の電車に乗らなければならない。なぜ平日のそんな早い時間に数学特訓が行えるのか?実は11月1日は明大創立記念日で,明大中野校・明大八王子校共に休校日だ。数学特訓は3日の日曜日でもよかったのだが,1日に行うのも3日に行うのも大して変わりが無い。それならばわざわざ休みの日に行うよりも平日の方がいい。さて,金曜日の朝のピーク時に通勤電車に乗った。(つづく)
24/11/02(土)
JR東日本のオフピーク定期券が10月から割引率がさらにアップする。オフピーク定期券のサイトにあったその広告に思わず目を奪われた。これまで10%だった割引率が15%になるのだ。八王子までの定期券の場合,半年で6940円も安くなる。クラシックラガーなら大瓶1ケース・20本が買えるではないか。もう迷いはない。オフピーク定期券だ。けれども10月まではまだ3週間ほどあった。そこでひとまず一か月定期を買うことにした。そして10月になったら6か月定期を買えばいい。結果的にそれでも割り引きのないときの6か月定期よりも安かった。オフピーク定期券だと7か月分で,以前の6か月分が買えるのだ。さて,さらなるお得な情報はポイントカードへのポイント付与だ。JREのカードに定期券代の5%分がポイントとして貰える。今回の場合約2000ポイントで,これは2000円相当だ。なとりの一度は食べていただきたいおつまみ詰め合わせ小袋が2袋買えるではないか。(つづく)
24/11/01(金)
JR東日本には「オフピーク定期券」というサービスがある。朝のラッシュアワーを除く時間帯に乗る場合,定期券が割り引きになる。朝のピーク時間は乗車駅によって定められている。ふだん利用している駅のピーク時間帯は,平日の午前6時55分から8時25分だ。平日のこの時間帯に利用することはほぼ無い。ふだんは昼過ぎに出勤し帰りは夜遅くになる。オフピーク定期券はまさに塾の先生のためにある,といっては言い過ぎだろうか。前回の定期券は9月中旬で切れることになっていた。当然オフピーク定期券に切り替えようと考えた。定期券はいつも6か月のものを購入している。購入前にオフピーク定期券に関するサイトを見た。するとさらにお得な情報がそこにはあった。それは……。(つづく)
24/10/31(木)
税金や社会保険料など,公的な手続きの電子化が進んでいる。わざわざ税務署や年金事務所に出向かなくて済むので助かる。ただ,一番最初は手続きをしなければならない。たいていそうしたものの初期手続きは紙の媒体に記入しなければならない。アナログなのだ。書類への記入の面倒さは誰しも経験したことがあるだろう。銀行口座の開設や,保険の書類などだ。これが好きだという人は希だと思う。そうしたいくつかの書類をまとめて書いた。やれやれだ。
24/10/30(水)
明大中野校の今週は,中学3年生と高校2年生が修学旅行に行っている。中学生は京都・奈良,高校生は沖縄だ。今頃大いに楽しんでいるだろう。中学1・2年生は月曜日から今日まで移動教室に出かけていた。そのため今日の東中野教室は高校1・3年生のみで,いつもの水曜日と比べると静かだった。とは言うものの,高校3年生は学年末試験が近づいている。最後の試験での出題傾向がどうなるかを,理系の生徒からリサーチした。
24/10/29(火)
東中野・八王子両教室の入り口付近にはアルコール消毒のディスペンサーが置いてある。コロナウイルスが蔓延しはじめて間もない頃に購入した。勉強にやって来た生徒が消毒している。毎回消毒する生徒が居れば,素通りする生徒も居る。さて,八王子教室のディスペンサーが『お辞儀』し始めた。ディスペンサーを支えるプラスチック制のスタンドにヒビが入ったのだ。長年使ってきたので仕方ない。スタンドだけ買おうかと試みたのだが無いようだ。新しく買うことも考えてみた。実際にその金額を見て驚いた。最初に買ったときの3分の1程度の値段になっていた。食指を動かされたが,新しいものが来るまで応急処置としてナイロンの紐で固定した。すると思いのほかしっかり固定できた。しばらくはこのまま使ってみようかと思っている。
24/10/28(月)
高校3年生の最後の試験が近づいて来た。他学年と異なり,この学年は11月で授業終了となる。第5期の授業回数も高校2年以下は8回に対して高校3年は5回だ。授業を滞りなく行っていかなければならない。担当している先生たちにはきちんと授業を行うように伝えてある。もちろん授業をやらなければならないのは当たり前なのだが,ただ単に消化していけばいいワケではない。最後の試験を乗り越えるべく,準備はいつでも必要だ。
24/10/27(日)
選挙が行われて夜のテレビ番組は,どこも競って特番を組む。国営も民放も同じだ。お腹いっぱいで辟易している人も居るだろう。そもそもテレビをそれほど長時間見ている人も少なくなったのではないか。録画して見られないままのものがたくさんあったので,休みの晩はまとめて見ることが出来た。
24/10/26(土)
八王子教室でも今日から中間試験後の勉強部屋が始まった。今回の勉強部屋では困ったことがある。それは回数が少ないことだ。八王子教室の勉強部屋は土曜日に行っている。ところが10月から11月にかけて土曜日の休みが多いのだ。11月23日が祝日で行えない。中学3年生と高校2年生は11月9日が修学旅行から帰って来る日なのでさすがに勉強部屋は行えない。もちろん来るように言うことが出来ないワケではないが,おそらく疲れ切って無理だろう。それ以上に楽しい修学旅行のあとに勉強するのは難しいだろう。旅先での話しで盛り上がったりでもしたら,他の学年が勉強できなくなりかねない。結局,今回の中学3年と高校2年の勉強部屋は3回止まりとなった。
24/10/25(金)
東中野教室の勉強部屋が中間試験後の今日から再開した。いつものように中間試験の素点結果を所定の用紙に記入して貰った。答案返却からすでに何日か過ぎてしまったため,自分の点数を正確に覚えていない生徒が多かった。あるいはあまりきちんとした結果を記したくなかったのかもしれない。悪い点数は確かに報告したくない,という気持ちが出てしまうのは仕方ない。それを早く払拭して欲しい。高校2年生にとっては,三学期が最後の勉強部屋となる。この二学期でよい結果を残し勉強部屋を『卒業』して欲しい。
24/10/24(木)
中間試験の結果が出揃いつつある。結果が良かった生徒が居れば,芳しくなかった生徒も居る。塾全体で100点満点はあり得ないようだ。生徒が「難しかった」と言う試験問題も教える側からすればそう思えないことも多々ある。学校の先生も同じような所感を持っている発言をしているのを生徒を通して聞いた。昔より学力が低下している?そう思ってしまうのは塾も学校も一緒なのかもしれない。
24/10/23(水)
中間試験が終わったばかりなのに,高校3年生はもはや次の試験が迫っている。明大中野校・明大八王子校共に,高校三年生は二学期末試験が学年末試験となる。その試験が11月中旬にあり,すなわちそれが高校での最後の試験となる。その学年末試験まで,明大八王子校はすでに3週間を切っている。そして試験対策の数学特訓は来週の金曜日に行う。まだ答案返却も済んでいないこの時期に,次の試験対策の案内を渡すと「もう!」と思うかもしれない。今年も大詰めの季節がやって来た。
24/10/22(火)
中間試験が終わり答案返却も少しずつ始まった。当然生徒には結果を聞くのは毎度の決まりごと。そんな中,高校2年の数学では答案返却が遅れると先生から言われたらしい。理由と聞くと出来が悪すぎて先生が怒っている,もしくは困っているというのだ。あまりの出来の悪さに,担当の先生は怒るよりも残念に感じたのかもしれない。授業で教えたことができない侘しさは分かる。あるいは採点基準を作り直し,採点もし直すのかもしれない。
24/10/21(月)
八王子教室に9日ぶりに入った。今回の中間試験期間中は,すべて東中野教室で授業をした。八王子教室で担当している授業では,試験期間中に授業を欲さない生徒ばかりなのだ。逆に東中野教室の生徒は試験前日に授業をして欲しいと言う。試験直前の授業を要求する生徒と,試験前日は自分で勉強したいというタイプが居る。それは生徒自身が望むものなので,どちらが良いとか悪いとかはない。それはさて置き,八王子教室をこれほど留守にすることは滅多にない。ここ10年来でもなかったかもしれない。そんなワケで,今日はここ一週間以上で溜まった仕事を片付けなければならなかった。結果的にそれらは終わることなく翌日へと繰り越してしまった。
24/10/20(日)
点検に出していおいた車を取りに行った。もう一台の車はレストア中なので,今はふだん乗る車が一台しかない。すなわち修理や点検に出している間は車が手元になくなることになる。ふだん車がある生活に慣れているため,車がない生活は不便に感じる。あたり前の日常がそうでなくなったとき,その当たり前がありがたく感じる。もちろん車がなければ生活できないのかと言えば決してそんなことは無い。工夫をすればどうにかなるものだ。けれども現実では存在するのだからやはり考えたくないのが人情だろう。
24/10/19(土)
必要なものがあるとき,すぐに新しいものを買うべきか。あるいは少し具合の悪くなったものを修繕したり手入れをし直して使い続けるか。そこまで大げさでなくても「高くないものだから」といって100均などで新しいものを買うこともあるだろう。でも食器棚の奥を見てみれば,長らく使っていない平皿や小鉢がいくつも眠っていないだろうか。まだ使えるものをすぐに買い換える,探してみれば使っていない代替がある。実際はそんなこともある。押し入れやタンスの中にまだ使えるものがあるのではなかろうか。
24/10/18(金)
充電について考えた。身の回りでどれくらいの家電品を充電しているのだろうか?スマートホンは使用頻度が人より少ないせいか,2日か3日に1回充電している。自宅だったり仕事場だったり,あるいは車の中で充電することもある。タブレットは仕事で使っているものは50%を切ったら充電する。あるいはオンライン授業するときは70%くらいの残量でも充電する。固定電話の子機は専用のスタンドに置くだけで充電は常にしていることになる。自宅で使っているMacのパソコンのキーボードとマウスも充電式だ。忘れた頃に残量が少なくなったと警告が出るので,それなりに保つ方だ。ワイヤレスの電気製品が多い今の時代,生徒はもっとたくさんの充電が必要な機器を持っているだろう。塾内のコンセントにはよく,充電用のアダプターを差しっぱなしで帰ってしまう生徒が居る。
24/10/17(木)
中間試験も明日で終わる。自習室で遅くまで試験勉強をしていた高校生が帰るとき,出入口まで行きひと声かけた。忘れ物をしないようにと。生徒を見送ったあと空を見上げた。上空には満月が煌々と輝いていた。今日は今年最大の満月で,ハンターズムーンと言うらしい。狩りが出来るほどの明るい月のことをそう呼ぶ。今も試験勉強をしている生徒たちの明日の試験での健闘を月に祈った。
24/10/16(水)
店のラーメンの味は変わったのだろうか?遠い記憶と素面で食べたことがなかったのでそれは分からない。ただ,少なくとも一杯の値段は倍以上になっているだろう。店を出てそのまま新宿駅には向かわなかった。再びアルタ前の交差点を渡り,東口から西口に通じるトンネルを通った。学生の頃のそのトンネルは暗く匂いもひどく,おそらくそこに5分も立ち止まっていたら気分が悪くなるだろう。そのトンネルが今はどうなっているのか?最後にそこを通ったのは20年前かあるいは30年前か?久しぶりにトンネルに入ると,照明は明るくなり壁はきれいになっていた。けれどもいまでも匂いは残っていた。そして昭和と変わらぬ風景がこの令和の時代にもあった。西口に出るには少しだけゆるいスロープを上る。スロープの壁の向こう側にあったバーはすでになかった。なかったというよりは,そこへ通じる路地は封鎖されていた。珍しく早く帰れた祝日の夕方,『昔の場所』は懐かしくもあり,新しくもあった。
24/10/15(火)
JR新宿駅のコンコースを歩き,東口の改札へと向かった。午後5時を過ぎた頃だがすでに暗くなっていた。東口から地上に上がると人だかりでいっぱいだ。今も昔も変わらない新宿の風景だ。いや,さすがに今の方が人が多いように感じた。アルタのオーロラビジョンを見ながら,伊勢丹寄りのスクランブル交差点を渡った。目的の店は交差点を渡ったすぐそこにある路地に入るとあるはずだ。あまりにも昔過ぎて記憶が曖昧になっていた。歌舞伎町方面に進むとその店はあった。太麺豚骨のそのラーメンは,学生時代の友人と飲み明かしては締めの一杯として何度も食べた。一階の席が空いていることはほとんど無く,狭いらせん状の階段を,酔ってふらつく足で上ったものだ。この日はさすがにそれはなく,一階の座席も空いていた。食券を買って一番奥の席に座った。人の姿は変わったけれども,店の雰囲気は変わっていなかった。まるでタイムスリップしたかのようだ。(つづく)
24/10/14(月)
今日は昼過ぎから東中野教室で授業を行った。当初は昨日と合わせて連休を取り疲れも取ろうかと目論んでいた。ところがふだん担当している個人指導の生徒から,試験前日に授業をやって欲しいと希望が出た。彼の数学の試験は火曜日にある。生徒が望むのなら休んではいられない。午後の1講座だけ行った。その甲斐あって,それなりに復習ができた。さて,授業を終えていくつかの仕事を片付けてから帰った。休日の昼間だったので車ではなく電車で往復した。帰りの経路では新宿を経由する。そこでふと思った。学生時代に何度も行ったラーメン屋はまだやっているだろうか?ちょうど夕方になり,ラーメンを食べるには頃合いの時間となった。東中野から総武線に乗り,迷わず新宿で下車し東口へ向かった。(つづく)
24/10/13(日)
二週間ぶりに休みが取れた。久しぶりにゆっくり過ごせた,というワケにはいかず生徒・保護者からの連絡の対応がいくつかあった。数学の質問もあったりして,それなりに仕事をした。それでも多くの時間ゆっくりできた。夕方になり買い物に出かけた。ドラッグストアとスーパーマーケット,それと一般のお客様大歓迎のあの店に。クリーニング店にも寄り,出しておいた半袖のワイシャツも取りに行った。前回の買い物からずいぶん間があったためかなり買い込んで車の中はそれなりにいっぱいになった。
24/10/12(土)
有機化合物は個人的にも好きな方だ。無機化合物と比べると繋がりがあるからだ。単に覚えるだけではなく,根本となることから発展していくのだ。ひとつひとつ細切れに覚えなければならない無機に比べると,次々に導かれる有機化合物は面白い。暗記が苦手な理系でも,そのまま丸ごと覚えるのではなく横の繋がりを考えていくのが面白い。さて,高分子化合物はどうか?無機化合物よりは繋がりがあるが,やはり個人的には退屈な単元だ。受験時にほぼ勉強しなかったことも手伝っているのかもしれない。そんなふうにずっと想っていた。ところが最近『新説』が思い浮かんだ。それは有機化合物にはアルコールがあるが,高分子化合物には糖が出てくる。ごく個人的なことだがアルコールは好きだ。いや,大好きだ。けれども甘いものはまったくダメなのである。そう,自分の好みが勉強への好奇心をくすぐり,興味のないものには見向きもしないのかもしれない。
24/10/11(金)
高校化学には有機化合物と高分子化合物という単元がある。大学受験では有機化合物は重要な分野であるが,高分子化合物はそれほど出題されることはない。少なくとも昭和の時代の入試ではそうだった。それゆえ大学受験の時に高分子化合物はそれほど熱心に勉強しなかった。元来,理系の受験生は暗記が苦手だ。化学の勉強で理論の少ない無機化合物や有機化合物は好まれない。おっと失礼。無機化合物は主に金属元素,すなわちナトリウムやカルシウムなどの軽金属や,銅や銀に関する内容だ。非金属の酸素や塩素なども無機化学だ。ナトリウムの化合物である水酸化ナトリウムや鍾乳洞に関わる炭酸カルシウムなどを学ぶ。一方,有機化合物は炭素を中心とするメタンガスやアセチレン,あるいはアルコールなどの学問。高分子化合物は糖やデンプン,あるいはアミノ酸に関する内容だ。(つづく)
24/10/10(木)
昨日は計4講座の授業を担当した。1講座100分なので合計で400分,約7時間ほどだ。その他にもさまざまな仕事があったので帰る頃は疲れ切ってしまった。けれども以前は一日に6講座授業をしたこともあり,それほど疲れたという記憶はない。やはり年齢的に体力が無くなったのだろうか?いや,試験はこれからだ。弱音は言ってられない。
24/10/09(水)
明大中野校は昨日が高校生,今日は中学生の体育祭が行われた。去年までは体育祭のない生徒は5時限で終わり授業を受けに来ていた。ところが今年は体育祭のない中学生・高校生は休みとなった。そのため今日の東中野教室は午前中から授業を行った。その中のひとつに高校2年理系の生徒対象の物理化学ゼミがある。2講座の授業だが,その準備には授業時間以上要する。ここ数日はその準備さえもままならなく,最終的に教材の問題を解いたのは授業一時間半前だった。短い時間だったが集中して問題に取り組めば何とかなることが分かった。集中力は大事だと久しぶりに実感した。
24/10/08(火)
季節が一気に進んだかのような今日の天気だ。急激な変化についていけなかったのか,あるいは予想外だったのか,電車内では半袖姿の人が何人か居た。来週から中間試験が始まるだけに,体調を崩してしまう生徒が出ないか心配だ。
24/10/07(月)
その訃報は今年の卒業生から告げられた。卒業生はいま,英語の授業を担当している。同級生で塾の卒業生である友達が亡くなった。卒業生にとっても突然の知らせだったようで「なぜ知らせてくれなかったんだ」と狼狽しながら呟いた。亡くなった彼は塾に通っていた頃も通院のため休むことが多かった。リモートで授業をしている姿も珍しくなかった。彼が通っていた頃,病のことを聞くことは出来なかった。それほど重いと思わなかった。たまにみる彼の姿は,他の同級生と変わることはなかった。葬儀はやさしい雨の降る中行われた。都心から少し離れた武蔵野の景色が垣間見られるお寺に隣接する葬儀場で葬儀は営まれた。お経のあとで棺に花を手向ける列の後方に並んだ。彼の多くの友達がその前に順番を待っていた。待っている間は小さな声で談笑していたのだが,棺に近づくと急に泣き崩れる姿があった。十代の彼らには受け入れがたい事実なのだろう。あるいは少し前まで元気だった彼の顔を見て,感情の持ちようを失ったのかもしれない。待っている間,スピーカーからは『千と千尋の神隠し』のメロディーが静かに流れていた。彼が好きだった映画なのだろうか。この曲を聴くたびに友達は彼のことを思い出すかもしれない。それもひとつの供養のしかただ。棺の中の彼は,闘病を物語る頭髪で痛々しかった。けれどもいまはすべての痛みから解放されたのだ。葬儀が終わると父親が参列者に挨拶をした。闘病の苦しさや望んでいた友達との再会。病が再発したときの絶望感がどれほど彼を苦しめたか。父親は手にしていた原稿から目を離し最後に「くやしいです」と声を絞り出して言った。その言葉は彼自身の言葉として聞こえた。気持ちを整理するため,一度斎場から外に出た。霧雨の降る中で上空を見上げた。葬儀にはたくさんの同級生が集まった。男子も女子もたくさんだ。その中には塾の卒業生も居て,こちらに気づき軽く会釈してくれた。残された同級生である友達にできることは,彼のことを忘れないこと。同窓会で会ったときに思い出すことだ。それが彼が生きてきた証になるのだから。みんなまだ若い。それだけ長い間思い出の中で彼は生きていく。斎場を出たすぐそこには立派な樹木が聳 え立っていた。この風景を目に焼き付けよう。そう思った。
24/10/06(日)
試験前のいつもの数学特訓を行った。東中野・八王子教室同日の実施。それもそのはずで,中間試験の日程が今回はまったく同じだ。実は個人指導で担当している明大中野校・明大八王子校以外の生徒が居るのだが,その生徒の学校の試験日程もまったく同じで,こんなことは初めてのこと。まだ明大八王子校だけは試験時間割が出ていないので,全体的なスケジュールが組めないのだが,担当している生徒の試験日が重なるのは必至だ。明大八王子校の時間割は火曜日に発表される。
24/10/05(土)
数学特訓前日のこと。教材のプリントアウトや教室設営などいつもの準備をしていた。そんなとき授業後に自習をしていた生徒にあらためて試験範囲を確認したときに愕然とした。当初予定していたよりもはるかに試験範囲が狭いのだ。なぜ?と思うヒマなどない。教材の仕切り直しをしなければならない。幸い以前「これでもか!」というほどのプリントを作ってあった。今回はそれで事なきを得た。
24/10/04(金)
来週に控えた明大中野校の体育祭。天気予報が良くない。雨の可能性があり,雨天中止になるかもしれない。そうなると,あらためて授業予定を組み直すことになる。そんな心配をしていたが取り越し苦労だった。今年から体育館で行うようになった。もっと早く分かっていればと思ったが,確実に実施されるのならばそれはそれで助かる。
24/10/03(木)
昨日は暑さが戻った。東京の昨日の日中は32度近くまで上昇した。さすがに陽射しの強さは真夏ほどではないものの,外で動けば汗も出てくる。生徒が来る前に教室に冷房を入れた。予報ではあと一回,真夏日がある。夏日となると10月中旬までありそうだ。はて?10月は秋ではなかったのでは。
24/10/02(水)
新料金の封書の切手代を満たすために,10円切手や5円切手,あるいは1円切手がどれくらい必要か計算しようとした。その前にいま発行されている切手の種類を調べてみた。日本郵便のサイトには,さまざまな種類の切手が紹介されていた。「切手発行一覧」には国際文通週間やサンリオキャラクターの記念切手の紹介があった。これではない。トップページを見てみるとそこにあった。85円・110円・140円など通常料金の切手と同じところに16円・22円・26円切手を発見。これだ!翌日6円切手と26円切手をそれぞれ94円切手と84円切手の残った枚数と同じだけ買い求めに郵便局に行った。郵便局員に訊いたところ,しばらくはこの手の切手は販売されることを少し申し訳なさそうに言った。値上げしたことに対する申し訳なさがあるのだろう。ところで22円切手ははがき用のものだ。63+22=85円ははがきの切手代の新料金だ。
24/10/01(火)
郵便料金が値上げした。はがきが63円から85円,封書は84円から110円になった。仕事で送る郵便のほとんどは定形の封書だ。切手は84円切手か25グラムを超えると94円切手を貼った。それが今月からどちらも110円となった。それは分かっていたし仕方のない値上げだと思う。問題は残った切手だ。無駄にしないために不足分を補う切手を買いに行った。84円切手ならば26円分,94円ならば16円分必要だ。26円ならば20円切手と5円切手と1円切手が要る。買うのも面倒だしそれよりも貼る方がより難儀だ。そんな余計な計算と手間を考えた9月の末だった。(つづく)
24/09/30(月)
明大中野校は学期末ごとに,次の学期の勉強の指針が配られる。そこには例えば夏休み前なら,二学期に何を学ぶか記されることがある。それに導かれて生徒は準備が出来る。けれども高校3年文系の数学に関して,二学期に何をやるかは書いてなかった。困った。そこで一学期末の成績概況を見た。成績概況は学期末試験の10段階評価のデータが度数分布表として作られる。そこには教科担当の先生の講評も記される。高校3年文系の数学演習の試験結果に対する講評の後半にあった。二学期に何を学ぶかが。確率分布を学習することが分かった。この単元を学ぶのはいつ以来だろう?優に10年は超えている。新課程になって変化が見られる一端だ。
24/09/29(日)
明大中野の高校3年文系の数学は今年から授業時間数とカリキュラムが変わった。授業時間数は去年までの週1時間から2時間に増え,期末試験だけだった定期試験が中間試験も実施するようになった。試験回数に関しては生徒の負担は増えるがリスクは分散できる。授業内容は一学期までは去年と変わらず,数学ⅠAの復習だった。去年まではそれを一学期と二学期すべてを使って学んでいた。それが今年は一学期ですべて終えた。二学期は何をやるのだろうか?夏休み前の教材準備をするときにそんな疑問が湧いた。(つづく)
24/09/28(土)
メジャーリーグは大谷選手の連日の活躍で日々賑わっているが,日本のプロ野球も大詰めを迎えている。パシフィックリーグは今週初めにソフトバンクフォークスが優勝し,セントラルリーグは読売ジャイアンツが今日,優勝を決めた。共通しているのはどちらも4年ぶりの優勝と,新任監督であること。その監督がチームの生え抜きであることも共通している。異なる点は何か?胴上げの回数が異なった。ソフトバンクの小久保監督は8回,ジャイアンツの阿部監督は10回宙に舞った。現役時代の背番号は小久保選手は9,阿部捕手は10番だった。阿部監督の10回の胴上げは背番号にちなんだのだろうが,小久保監督の8回はなぜだろうか?
24/09/27(金)
高校3年生対象の明大推薦テストが実施された。今年も河合塾の大学入学共通テストの模擬試験で行われた。東中野教室の数名の高校3年生が報告に来た。自己採点したと言うので,すぐに自己採点表に記入して貰った。同時に科目ごとの難易度を訊いた。英語は全般的に「難しかった」という反応が多かった。国語は結果が良好な生徒が目立った。社会科は難しかったようで,前回やさしかった地理が難しいという意見があった。逆に数学ⅠAは前回から一転,やさしくなったようだ。文系の生徒で選択科目を数学から社会科に変更して悔やんだ生徒が出たかもしれない。けれども自分で選んだのだからそれも仕方ない。何れにしても最後の明大推薦テストは終わった。
24/09/26(木)
明大中野校の体育祭は中学と高校に分けて行う。そのため中学生の体育祭の日は高校生は学校で授業を受け,高校生の体育祭の日は中学生が授業日となる。休みにならないのだ。けれども6時間フルに授業をするかというと,5時限目までだったり年によっては午前中で終わってしまうこともあった。そのため授業変更するにも難しい。さらに今日は,学校の年間予定表に記されてある10月10日の「振替休日(文化祭)」で意見が分かれた。その原因は,生徒手帳には「振替休日(中学)」と記されていて,中学生だけが休みだという意見と,いやいや高校生も休みでしょう,という意見だ。結局のところ分からず仕舞いだった。これから調べていくしかない。
24/09/25(水)
先週は文化祭関連で授業変更が相次いだが,東中野教室の授業はまだそれが続く。来週には都民の日があり,この日は学校が休みなので,他日への変更や同じ日でも時間変更することがほとんどだ。この点においては八王子教室も同様だ。明大中野校はさらに次の週に体育祭がある。明大中野校は校庭が狭く,毎年外の競技場などを借りて体育祭を行う。今年は調布の味の素スタジアム付近にある,武蔵の森総合スポーツプラザで行うらしい。学校からは少し遠い。それゆえ塾からも遠い。(つづく)
24/09/24(火)
急激に涼しくなった。今月はじめて出勤してすぐエアコンのスイッチを入れなかった。代わりに教室内の窓をすべて開け放して外の空気を入れた。夏の空気から秋へと変わる瞬間だ。授業を受けに来た生徒も誰一人「暑い」と言わず教室に入っていった。まだ少しだけ暑い日がやって来るらしい。寒の戻りという言葉はあるが,『暑の戻り』はないようだ。暑さがぶり返すとはいうが,あまり品が良くない。冬から春にかけて吹く風は『春一番』と可愛らしいが,秋から冬に変わるときに吹く風は『木枯らし一号』だ。まるでロボットか何かの機械の製品のようで,形式張った命名のように感じる。季節に関する語感は春の方がいいように思う。
24/09/23(月)
今日で高校3年生対象の明大推薦テスト対策ゼミが終了した。9月初めからの講座で,長い期間の最後のゼミだった。試験まであと4日。最後の授業では,これから4日間の勉強の仕方について話した。そのひとつは毎日どんなに少なくても,受験する科目すべての問題を解くことだ。例えば理系なら数学と英語,それに選択科目の理科だ。たった一日やらないだけでも勘は狂ってしまう。日々の研鑽が必要なのだ。いつも通り授業が終わったあとは湯島天神の鉛筆を引いて貰った。
24/09/22(日)
彼岸の中日の秋分の日を迎えた。蒸し暑さが残るものの,ようやく暑さの出口が見えてきた気がする。暑さ寒さも彼岸までというが,彼岸があけるまであと3日。早く涼しくなって欲しい。気候に敏感な人はこうした季節の変わり目に体調を崩しやすい。金曜日には高校3年生の明大推薦テストがある。明大八王子校は去年,学級閉鎖のクラスが出たためこの試験が中止になった。頑張ってきた生徒のためにも,しっかり体調を整え試験に臨んで欲しい。そう願うばかりだ。明大推薦テスト対策ゼミは明日が最終日。
24/09/21(土)
仕事場でも自宅でもマウスはワイヤレス式のものを使っている。かれこれ10年だ。ワイヤレスなので電池で作動する。八王子教室のマウスは電池の交換時期をパソコンのケースに張ってある。それによると,前回交換したのは2年前の11月だった。その前がさらに2年前の11月でその前が2年前の10月だった。おおよそだが2年ごとに単三電池一本を交換してきた。けれどもその間隔が徐々に短くなってきている。正確には2回目の交換まで要したのが769日,3回目は730日,そして4回目の今回は666日だ。少しずつ短くなってきている。電池の種類にも依るかもしれないが,マウスも劣化しているのだろうか?記憶では2000円か3000円台のマウスだったので,ずいぶん長持ちしている。そろそろ新しいマウスを見てみるのもいいかもしれない。10年も経てば使い勝手も良くなっているだろう。
24/09/20(金)
今朝からのもっぱらのニュースは,ドジャース大谷選手の話題だ。ホームランと盗塁の数が50を超え,長いメジャーリーグの歴史の中でも初めての快挙。スポーツ新聞のサイトはもちろんのこと,一般紙も賑わせた。当然生徒たちも反応する。学校が終わりスマホを開いた生徒がはじめてそのことを知ったとき,驚きのあまり「6打数6安打!3連続ホームラン?!」を6連発していた。
24/09/19(木)
物置は現場で組み立てる。出来上がったものを持ってきてそのまま置く,そんなわけが無い。ホームセンターで買う机や椅子,食器棚も出来上がったものを売っているわけではなく,梱包されているものを自分で組み立てる。それがふつうだ。さて,トラックからは一人の職人が降りてきた。てっきり2人でやって来るものと思っていただけに意外だった。幅110cm奥行き90cm高さ160cmの物置ならば1人で組み立てるのが当たり前なのだろうか。新たに設置する場所をみて貰い,数法を量るとどうにか収まるといわれホッとした。設置場所と向きを決めたあとは見学者は要らない。家に入り後は任せるだけだ。それほど大きな音も発せず2時間ほどで組み立て作業は終わった。出来上がりを見て思ったよりも奥行きがあることに気づいた。トラックが車庫から無事出るのを見てからもう一度完成した物置をゆっくり見た。
24/09/18(水)
新たな物置を設置するための自宅の庭に一角には,鉢に入った木がある。そして木はしっかりと根を張っていた。根を張っている木を動かすことは出来ない。けれども業者はもうすぐ来る。こんなはずではなかったのに!後悔するも遅かった。物置を買う前に,いやせめて購入した直後にでも確認するべきだった。そんな反省も今やしても何にもならない。他に設置候補場所はないか?一か所だけあった。今ある物置のすぐ隣にスペースがあった。そこには廃車待ちのバイクと自転車が置いてある。スペースの寸法を測ると,新しい物置を設置するギリギリの空間があった。急いで自転車やバイク,その他もろもろを移動した。午前ではあったが徐々に暑くなる時間帯。片付けただけで汗が出てきた。やがてトラックが到着した。(つづく)
24/09/17(火)
先月末に引き取りにいった車のパーツを仕舞うため,自宅に新しい物置を設置することにした。ホームセンターに行き,注文をしそれを設置するまでに二週間ほど時間を要した。それが今日だった。業者は午前9時過ぎに組み立て前の物置を載せた小型のトラックでやって来た。2人で来ると思っていたのだが,やって来たのは一人だった。遡ること30分ほど前,実はかなり焦っていた。設置しようとしていた場所には大きな鉢に入っていた木が置いてあったのだ。さて,これをどかしておこう,そう思い鉢に手を掛けて動かそうとした。それなりに大きいけれども,動かせない大きさではない。力を入れて押してみた。んんん?動かない。さらに力を入れて動かそうとした。けれどもびくともしなかった。シャツの袖をまくって腰を落として力の限り押してみた。まったく動かない。そして気づいた。根が張っている。呆然と立ち尽くした。(つづく)
24/09/16(月)
高校三年生対象の明大推薦テスト対策ゼミが今日からまた始まった。いよいよ大詰めだ。今年は月曜日が二週連続で休みのため授業が組むことが出来た。そうでなければ日曜日を講習日にするしかなかったかもしれない。そうなると休む間もなくなる。日曜日に休みが取れるのがせめてもの救いだろう。世間一般では二週連続の三連休などと浮かれているかもしれないが,高校3年生のこの時期のことを考えると,のんびり休んでいるわけにはいかない。
24/09/15(日)
ふと気づけば9月も半ば。そしてあることに気づいた。今年は蚊に刺されていないのではないか?そう,確かに刺されていない。暑くなってから蚊に刺され痒い思いをした記憶がないのだ。そんなことあるのだろうか?蚊に刺されにくい体質になったのか,あるいは蚊がいる場所に行くことがなかったのか。いや,それはあり得ない。自宅の車庫はすぐそこに庭があり,庭には樹木が植えてある。隣の庭には池もある。先日車のパーツを取りに行った工場の裏には田畑があった。暑すぎると蚊の活動が止まってしまうと聞いたことがある。そのせいだろうか。とはいうものの次の日曜日には車のパーツを物置に仕舞う作業がある。物置は庭にある。さて……。
24/09/14(土)
高校3年生対象の明大推薦テスト対策直前ゼミの前半のタームが終了した。試験まで二週間を切った。数学においてはここまで単元別に授業を進めてきた。その方針は次のゼミでも同じことで,奇をてらうつもりはない。けれども試験には傾向がある。その傾向を考えて教材は吟味している。最終タームは明後日から始まる。
24/09/13(金)
来週は明大中野校も明大八王子校も共に文化祭だ。そのため授業変更をしなければならない。個人指導ならば変更先はすんなり決まりそうだが,うまくいかないこともある。一方,クラス授業は生徒個々で予定がさまざまなため決めづらい。けれどもその逆のこともある。今日がそうだった。クラス授業は来週中に行うことが決まったが,個人指導は決まらず先送りになった。
24/09/12(木)
なかなか決められなかった八王子教室の高校3年生対象の明大推薦テスト対策ゼミの時間割が定まった。明大八王子校は数年前から高校3年生が文化祭に参加することになった。模擬店を開くのだ。そのため文化祭準備期間中および文化祭中もそれなりに忙しい。以前はほぼ休めたので,この期間で最後の明大推薦テスト対策をしていた。今年もおおよその予定が分かったため時間割を設定した。試験まであと二週間となった。
24/09/11(水)
明大中野校と明大八王子校は来週に文化祭がある。そのため少し浮き足立っていて,やや勉強に集中できていない感じがする。文化祭はそれ自体よりも準備までが大変だ。それは何事においてもそうかもしれない。始まるまでが大変で,いざ始まってしまえば流れでイベントは終わってしまうものだ。来週の中頃は準備に追われる生徒が出そうだ。
24/09/10(火)
自宅まで戻ると雨の降り方はだいぶ弱まった。ワンボックス車を自宅の車庫に入れようとしたがこれがまた大変だった。ふだん車庫に入る車はいわゆる普通車で,車幅はそれほど無い。二台停められるので奥行きはそれなりにあるが,ワンボックスを入れるには,自宅前の道はそれほど幅があるわけでは無い。何度も切り返してようやく車庫に納まった。そこからは屋根のある場所での作業だったので雨も気にならなかった。いつもはレストアしている車が停まっている場所に次から次へとパーツを下ろしていった。積むときと同じく,想像していたよりも多くの部品が積み上げられていった。下ろすのに要した時間は30分ほど。やはり積み込むよりも少ない時間で済んだ。すべての作業が終わったところで,手伝ってくれた卒業生を駅まで送りその足でレンタカーを返却した。手続きを済ますとどっと疲れが出た。駅前まで歩き馴染みの中華屋に寄ってラーメンを食べた。ラーメンが来るまで一日の流れを思った。長かった。レストアに出した愛車は,あとどれくらいで帰ってくるだろうか。
24/09/09(月)
出発して一時間ほどでレストアの工場に着いた。雨の降り方は少し弱まったもののそれなりに降っていた。仕方ない,覚悟を決めて車のパーツをワンボックスの荷台に積み始めた。車は工場の人がパーツを置いてある建物に出来る限り近づけて停めてくれたので助かった。比較的小さなパーツをホームセンターで買ったカゴに入れ奥の方に積み込んだ。それが済むとタイヤやエンジンルーム内のパーツ,さらにはマフラーやバンパーなど大物を次から次へと積み込んだ。ところが最後のボンネットを積み込む段階でいっぱいになってしまった。すでに積み込んであるパーツを一旦取りだしもう一度整理して事なきを得た。汗なのか雨なのか,どちらでシャツが濡れたのか分からない状態になった。一時間ほどで作業が終わり工場を後にした。(つづく)
24/09/08(日)
レストアに出してある車のパーツを引き取りに行った。レストアするため『ドナー』用の同じ中古車を購入した。かなり安価な中古車だったので決断して買った。その車を解体したパーツを取りに行った。8月も終わる頃の速度の遅い台風が近づきつつある木曜日。夏の講習が終わった平日の休みにワンボックスのレンタカーを借りて取りに行った。一人では心もとないので,卒業生に手伝いを頼んだ。もちろんアルバイト代は支払った。レストアの工場は自宅から一時間かからないくらいの距離で,神奈川県の少し奥まったところにある。夕方から雨が降る予報だったので,卒業生とは昼過ぎに待ち合わせ向かった。出発して間もなく雨が降り始めた。おいおい,話が違うじゃないか?と呟きながら16号線を北上した。やがて雨は激しくなり,ワイパーの速さを最速にした。それでも間に合わないくらい雨脚は増し前方が煙ってしまうほどになった。こんな状況で車のパーツを運び込むのは大変だ。天気の回復を祈るしかない。(つづく)
24/09/07(土)
土曜日に行っている八王子教室の勉強部屋は,生徒ひとり一人を別々の教室に入れている。長い勉強時間のため途中,どうしてもお喋りをしてしまうのでその対策だ。それはそれで功を奏しているのだが,生徒の質問を受けたり状況を見て回るのはそれなりの移動距離になる。サッカーの試合で選手がどれくらい走ったか示すスポーツ系サイトがあるが,同様に一回の勉強部屋でどれくらい歩き回っているのか知りたい。それはさておき頻繁に動くということは,それだけ生徒が問題に取り組んで居るのだから良しとしよう。
24/09/06(金)
二学期の勉強部屋が今日から始まった。金曜日は東中野教室の日。長いこと金曜日に固定して行ってきているのだが,部活や他の習い事などがありどうしても金曜日に来られない生徒が出てしまう。その場合は他の曜日に自習しに来て貰うなど代替案はある。致し方ないのだ。八王子教室の勉強部屋は土曜日なのだが,同様のことで来られない生徒が今回は居る。その生徒は今日,自習しに来て貰った。さまざまだ。
24/09/05(木)
写真を撮る教室の中学生はすでに撮影済みの教室に移動して貰った。移動といってもすぐ隣の教室なのですぐに済む。鞄と部活のクラブバックを持って移動して貰った。カメラマンは空いた教室の撮影を済ませると次の教室へと移動。そこに居た生徒と先生には一旦自習室で待機して貰った。そんな繰り返しをし,全行程は20分程度で済んだ。その後,4月に聞いた公開後の操作の方法をもう一度教わった。4月の東中野教室のストリートビューは放置したままだった。今回こそはしっかりストリートビューに付加を加えようと思っている。生徒には迷惑を掛けたが,それでも出来上がったら見てみたいと授業を終えた生徒が言ってくれた。出来上がりが楽しみだ。
24/09/04(水)
Googleストリートビューの撮影は東中野教室を撮影したカメラマンと同じ人だった。手順は分かっていたので,早速教室内の状況を見てから撮影場所を特定していった。カメラマンが授業中の教室に行くと,先生と生徒が移動しようとしたので,撮影が始まるまではそのままで構わないと指示。撮影は一階の入り口から始まった。その次が教室内だ。はじめはドアから一番広い教室の全景を撮った。そこにはスタッフの机があるので,写らないように移動した。授業中の教室の後ろで待機した。まるで授業参観のよう,などと数学の先生が言った。ドア口からの撮影が終わると次は教室内の撮影だ。中学生の英語の授業の教室に行くと,今度こそは移動をして貰う番となった。(つづく)
24/09/03(火)
八王子教室でGoogleのストリートビューの教室内の撮影を行った。撮影は当然プロのカメラマンが来て写真を撮る。東中野教室は4月に撮影をし,すでに公開済みだ。その時の撮影は授業は始まる前に行った。基本的に人が写っているのは具合がよくない。八王子教室の撮影も当然授業前に行うよう,撮影日時を決めてあった。ところが昨日の臨時休校だ。そして今日,明大八王子校は二学期の始業式があった。始業式の日は午前中で学校が終わるのが慣例だ。そして今日もその例に違わなく,学校は午前中で終業し生徒は昼過ぎに三々五々やって来た。そして授業も始まった。撮影の予約は午後3時からにしてあった。(つづく)
24/09/02(月)
明大中野校は今日から新学期が始まった。さて,明大八王子校はいかに?そう,明大八王子校は今日から新学期が始まらなかった。昨日の夜になって保護者から連絡が入った。学校が断水してしまい始業式が一日延期になってしまったのだ。そのため昨夜は授業時間の変更を余儀なくされた。なんともはやな新学期の始まりだった。そして宿題の終わっていなかった生徒にとって,天の恵みに感じたかもしれない。そんなわけで八王子教室は明日も早い時間から授業をすることになった。
24/09/01(日)
9月になった。新学期の始まりの日なのだが今日は日曜日。まだ学校は始まらない。一日だけ延びた夏休みに救われた生徒が居るかもしれない。何が救われたのか?そう,それは宿題だ。まだ仕上げていない生徒にとっては恵みの一日だろう。
24/08/31(土)
8月最後の今日は八王子教室のみ授業を行った。それも午前中のみの授業だった。午後は授業が無かった。そのためいろいろとやり残してあった仕事を片付ける……はずだったのだが,連絡事項に追われた。それでもいくつかの保留中の仕事に手を付けられた。仕事の順番も意識して変えてみた。明日(正確には明後日)までにやらなければならない仕事を済ませた。それで少し落ち着いて次の仕事に取りかかれた。長い夏休みも終わりを告げる。
24/08/30(金)
台風が九州から四国近辺で停滞している。速度が極端に遅く関東に近づく前に消滅してしまうのではないかと予測されている。遠く離れた場所に影響を及ぼしているのも特徴だ。東京や神奈川の各地,さらには東北まで影響が出ている。夏の講習が終わったあとでよかった。講習中だったら変更しなければならなくなり大変だった。
24/08/29(木)
教室内の改装で必要になったものを出勤前に買いに行かなければならなくなった。ふだんなら問題は無いのだが,夏期講習中なのが問題だった。9時頃には買い物を済まさなければならない。そんなに早く開店しているのか?自宅近くの店を調べてみた。さまざまな工具や木材を販売しているビーバプロの営業時間を見て唖然とした。午前6時30分から営業。職人御用達の店。さすがに早い。
24/08/28(水)
長く長い夏の講習が今日で一応終わった。『一応』というのはまだほんの少しの授業が残っているからだ。とは言うものの長かった。毎年のことのように記しているのでは?と思うかもしれない。けれども今年は特別だ。慣れない経理の仕事があったり,相変わらず担当授業が多かった。いやいや,それは塾としては好ましいことだ。無事済んだ今に至ったのだから良しとしよう。
24/08/27(火)
講習期間中は夕方になると食事を買いに出かける。けれども今年は出勤前に買い物を済ませることが多い。夕方になると雨が降り始めるのが日常のようになっているからだ。しかもその降り方が普通の降り方でなく,少し出かけただけでびしょ濡れになるくらいの激しさになる。とても買い物に出かける気分ではなくなるのだ。案の定,今日もその通りとなった。日本はいつの間にか亜熱帯地域になってしまったのだろうか?
24/08/26(月)
昨日から夏の講習の最終タームが始まった。始まりが日曜日というのはどうにも居心地がよくない。いつもにも増して曜日感覚がずれてしまうのだ。それもあと少しで終わる。ちょうど一週間後には新学期が始まる。それも月曜日開始なのでこちらは気持ちよくはじめられそうだ。講習中は4日やって1日休むパターンなのでいつもより休みまでが短く楽なはずなのだが,今年は何かしらの用事が入ることもあり例年ほど楽に感じなかった。それもあと少しだ。
24/08/25(日)
防犯用に設置してあるカメラが繋がらなくなっていた。東中野教室の方だ。夏は八王子教室で主に仕事をしているので,東中野教室のスタッフに電源を一旦抜き再度差し直すように頼んだ。原因は何となく分かっていた。設置してある二台とも繋がらないのはおそらく落雷による停電があったからだろう。ここ数日は郊外よりも都心の方が不安定な気候が多く,豪雨や落雷が多発している。おそらく中野でも同様のことが起こったのではないか。それがたまたま誰も居ないときの出来事なら停電のことは分からない。案の定,電源を入れ直したら程なくカメラは正常に教室内を映しだした。
24/08/24(土)
銀行から通知はがきが来た。定期預金が満期になる知らせだ。閉じられたはがきを開くとそこには「お預かり日・年利率・税区分」などと一緒に「税引き後の利子額」がある。「2円」だ。いまでもこんな無駄な通知があるのだとため息が出た。このはがき一枚作成するのにどれくらいの費用が必要なのか。安く見積もって50円,もしかしたら100円以上か。それに切手代が63円なのだから,2円の通知に50倍以上もの費用を掛けている。通知義務があるのならば,その通例を改善するべきだろう。はがきの切手代も近いうち値上げされる。
24/08/23(金)
出勤前に銀行に寄った。25日が日曜日のためATMには行列が出来ていた。順番が来て記帳と必要な額を下ろした。すべて新札だった。新札が出たばかりには両替機に並ぶ人の姿があった。今日はというと,ATMの行列とは対照的に並ぶ人の姿はなかった。何とも皮肉だ。仕事場に着きそんな話をしていると,新札はいつ発行されたのかという話になった。2・3週間くらい前だろうか?あるいはもう一か月経ったか。正解は7月3日。すでにひと月半以上過ぎた。やれやれ,もうそんなになるのか。そんなことを感じながら授業の準備をした。
24/08/22(木)
簡単なことなのにどうしてやって来なかったのだろう。そんな経験をしたことはないだろうか。第一教育センターでは,春・夏・冬講習や数学特訓あるいは明大推薦テスト対策ゼミなど,通常授業とは別に行う講習や特訓がある。それらの案内はホームページでアナウンスしてきた。けれどもインターネットの性質上,詳細は記してこなかった。記せないことはないのだが,細かいことまで記すと却って見づらくなる。時々そんなサイトを見かける。けれども中には詳細を必要とするケースもある。詳細を記した案内は当然作ってある。それをpdfにしてリンクを貼れば,必要とする人は見るだろう。作業的にも簡単で造作も無い。そのことに今朝気づき早速作業に取りかかった。気づいたのが自分自身でよかった。誰かに言われてからやるよりはいい。
24/08/21(水)
給料を現金で支払う面倒さのひとつに金種を揃えることだ。硬貨はふだんから貯めておくようにしていた。5円硬貨と50円硬貨と500円硬貨は10枚程度,1円硬貨と10円硬貨,それと100円硬貨は20から30枚程度だ。それでも足りないことがあった。お札で問題なのは五千円札だ。ふだんから貯めるには額が大きすぎる。銀行での両替は10枚までは無料なのだが,それでも足りないことがあった。千円札は何とかなる。ATMで下ろすとき,例えば10万円必要なときは10万9千円下ろし,両替ボタンを押せば19枚の千円札が出てくる。それでも足りなければ2度,同様の操作をすれば38枚の千円札が得られる。これだけあれば足りる。そんな苦労からやっと解放される今年の8月だ。
24/08/20(火)
給料の振り込みをするにははじめ,それなりの手続きが必要だ。ネット上で作業するのだが,その初期設定は銀行の専門の係の人が直接レクチャーしてくれた。1時間半ほどそのための時間を作った。正直それだけあれば終わると思っていたのだが,想像以上に手順が細かく,最後の方は登録の仕方を教わりそれをいくつか練習し,残りは後で自分でやることになった。何事も最初は大変なのだろう。今月はまだ試運転の状態で,どこかしらに間違いが出るかもしれない。最初から満点は取れないだろう。けれども現金で支給する大変さと比べれば楽になると信じている。(つづく)
24/08/19(月)
長い間,そうおそろしく長い間,第一教育センターの給料は現金で支給してきた。この話をするとかなり多くの人は驚く。それもそうだろう。古いデータではあるがKDDIが行った「『さよなら現金』意識調査2018」によると,6年以上前でさえ現金支給は10%ほどだった。いま現在はどれくらいか?6年もの年月を考えると5%以下,あるいはもっと小さい数字だろう。なぜ現金での手渡しにしてきたのか?さまざまな理由があり,語ると長くなるのでここでは「古き慣習」とだけ言っておこう。けれども現金支給は決して不評であったわけでは無く,電子マネー全盛の学生にとっても「嬉しい」と言ってくれる先生も居る。給料袋を開けるときに,備え付けのレターカッターを使うことを楽しみにしている先生が少なからず存在するのだ。(つづく)
24/08/18(日)
もう一人は電話で参加してくれた。飛行機乗りになりたいという動機で自衛隊に入隊した。彼が高校生の時,入試対策の数学の授業をしたことが思い浮かぶ。過去問の問題集は今でも残してある。もちろんその夢は叶い今は沖縄に居ると話してくれた。これまでに何度も飲み会には参加してくれたが,今年はどうにも都合がつかなかったようだ。当たり障りのない程度で仕事の話をしてくれては同級生に突っ込まれる。このいつものやりとりを聞いているとホッとした。またこの笑いの渦に戻れたのだと。宴は夜遅くまで続き,それぞれの終電も近づいて来たところでお開きにした。ベトナムへはすぐには行けないかもしれないがいつかは実現したい。
24/08/17(土)
ベトナムからの映像は思ったよりもくっきりしていた。後ろにはバイクの通行量がやたらと多かった。ベトナムはまだ昼まで陽射しがしっかりあった。暑いのかと聞いたところ,それなりに気温は高く暑いけれども,日本に比べれば過ごしやすいらしい。湿度が違うのだろう。食べものが安く,屋台で食事とビールを楽しめると言った。その話を聞ていつかはベトナムでこの飲み会をしようと盛り上がった。このメンバーでベトナムの屋台で飲めるのなら,どんなに楽しいことやら。ベトナムでしか体験できないこともし充実した旅行を満喫しているようだった。最後の方で買い物から戻った奥さんと対面。対面前に結婚に至るまでの経緯も聞いていたのだが,実際顔を見て話が出来たのが嬉しかった。卒業生の方でもどういう飲み会か説明してくれていたようだ。日本に台風が近づき,帰りの飛行機が飛ばないんじゃないかという情報を同級生が話すと,後でベトナムの国内線がすでに遅れているとLINEが来た。(つづく)
24/08/16(金)
東中野教室の卒業生と飲んだ。以前から続いていた飲み会なのだが,コロナと去年は個人的な理由で開催できなかった。実に5年ぶりの集まりだ。午後6時過ぎから始めた。いつもの塾飲みでスーパーで買ってきたビールを氷とドライアイスで冷やし,惣菜や酒のつまみとなるものを机の上に並べた。メンバーは全部で5人なのだが,今年は2人が参加できなかった。さて,5年の歳月はやはり大きな変化をもたらせた。20代から30代となった卒業生は5人中3人が結婚していた。高校生の頃から仲がよく,互いの結婚式にも出たようだ。その内の一人にはすでに子供もいて,その様子を聞くことが出来た。転職したりそのまま同じ仕事を続けたりとさまざまだ。宴が盛り上がって来た頃,参加できなかった卒業生とオンラインで話すことが出来た。旅行中でそれはベトナムからの映像だ。(つづく)
24/08/15(木)
猛威を振るいそうな台風が近づいている。東海から関東に掛けては木曜日から金曜日あたりに来るようで,すでに運休を発表している交通機関が出ている。今まさにお盆の真っ最中で,行くにも行けず帰るのも困難な帰省人や旅行者がテレビのニュースに映し出される。かき入れ時の観光地ではキャンセルが相次ぎ,毎度のことながら天候に左右される商売は大変だと思う。
24/08/14(水)
Zoomによるオンライン授業を行っているのだが,使用料金がそれなりに嵩むため,一部をTeamsで併用することにした。明大中野校の生徒は学校からの連絡をTeamsで貰う場合があるため,むしろその方が使い勝手がいいかもしれない。さて,そうなるとZoomのライセンスを解除しなければならない。Zoomはアカウントごとにメールアドレスが必要だったため,そのためだけの多くのメールアドレスを取得した。Zoomのアカウント自体にサインインするのも久しぶりで,そのたびにメールに確認のパスコードが届く。そのため何年も開いていなかったいくつものメールボックスにログインしなければならなかった。滅多に行かない場所なので,その都度パスワードを掘り起こさなければならなく難儀した。
24/08/13(火)
連絡の方法がLINEが中心となり,メールが少数派になったが,そのデバイスはパソコンやタブレットよりもスマートホンがメインとなった。そうなるとあらゆる場所で連絡を取ることが可能になる。便利だがはて,それはいいことなのだろうか?どれくらいの範囲まで連絡を取るべきか。あるいは貰った連絡に返事をするべきか。第一教育センターでは原則,翌日の個人指導の変更が可能なのは,前日の夜の10時までの連絡としてある。さて,立場を変えてみると塾で働く先生たちはどうなのか。気軽に連絡出来る分,そのタイミングを考えなければならない。これが正解というものが見当たらないのが悩ましい。
24/08/12(月)
連絡を取るのは昔なら電話が主な手段だった。それが少し前はメールになり今ではLINEでほとんどの生徒・保護者と連絡を取り合う。生徒においてはすべてLINEでの連絡だ。メールは一部の保護者のみで,それは主に入塾するまでの『入り口』となっている。塾のホームページにメール送信用のリンクが貼ってあるからだろう。LINEの場合は今のところ入塾してからの公式LINE的な役割を果たしている。とはいうものの,変遷の速さはネットワークにおいては想像以上のスピードだ。(つづく)
24/08/11(日)
暦の上では今日と明日が連休となっているが,それを実感している人はどれくらい居るのだろうか?夏休みあるいはお盆休み中の連休ではその存在感が薄く感じる。生徒は夏休みだし,働いている人の多くはお盆休み中だろう。自宅や帰省した実家あるいは旅行先の宿でのんびりしている人が多く,明日が山の日の振替休日であることをどれくらいの人が意識しているだろうか。年間の休みの中で近い存在の祝日がもうひとつある。それは元日だ。祝日の意味はそれぞれあり,祝う気持ちは大事だが休日としての意味合いとそれは異なるだろう。
24/08/10(土)
録画してある番組が見られずに溜まっている。ふだんだと仕事が終わり夜中に見ているのだが,この夏はパリオリンピックがあり,深夜に見ているため録画してある番組が見られないのだ。まあそれはいいだろう。逃げるわけではないのだから。今回のオリンピックのここまでの日本選手の結果は,安定の柔道とレスリングでいくつものメダルを獲得した。躍進はフェンシングだろう。本場の地元フランスをしのぐ勢いだ。見ていても高速すぎてどちらが勝ったのか分からないこともあった。ランプが点いてはじめて勝者が分かる。一度試合を見始めるとやはり気になって最後まで見てしまい寝不足の日が続いている。
24/08/09(金)
夏期講習が今日で終了した。8月に入ってからは主に高校3年生の明推テスト対策ゼミが中心だった。今年は4日×4コースの設定で,さすがに全部を受ける生徒は少数だった。1コースでも4つすべてのコースを受講したにしても,大事なのはこれからだ。きちんと講習を受けたのと同じくらい時間をかけて復習して欲しい。
24/08/08(木)
書店に問題集を買いに行ったとき,駅前の複合商業施設のビルに寄った。少し賑やかな呼び込みのアナウンスがあった。駅や電車内の忘れ物を安く販売していた。少し時間があったので覗いてみた。ワゴンに入れられていたのは財布や小銭入れだった。あるいはキーホルダーもあった。その少し奥にはベルトがたくさん並べられてあった。なぜベルトを忘れるのか?トイレならいざ知らず,いやトイレでもベルトまで外す人はいないだろう。よくよく見ると「新品」と書いたプレートがあった。買ったベルトを網棚に忘れたようだ。人が使ったベルトはやはり使いたくはない。そして忘れ物の王道?の傘は数え切れないほどあった。雨傘・日傘・折りたたみ傘。傘屋よりも多くの傘が並んでいた。
24/08/07(水)
8月上旬には明治大学でオープンキャンパスが実施されている。明大中野・明大八王子それと明大明治の三校の付属生徒対象だ。夏期講習中ではあるが,オープンキャンパスの日は休むことになる。それはそれで仕方ない。自分の進みたい方向性を見るのだから。受け入れる大学も夏休みの中,それなりに準備は大変だろう。それをありがたく思う心も大事だろう。
24/08/06(火)
塾作成の成績表の不具合は,参照先の間違いが原因だった。元となる学校の成績概況が,細分化されたのが要因となった。明大中野校の成績概況の数学Ⅱと数学Bは文系と理系で別々になった。それは去年の段階で分かれていたのだが,その時は参照列は変えず,行を増やすことによって作り直した。けれどもそれではデータを入力する際に煩わしくなる。学校で作られる概況を順に入力するのに,列がそのままで行を変えるのは決して良案ではない。表計算で200個以上の数値を入力したことがある人ならば大変さは分かるだろう。そんなこんなで参照先のセルを修正し,理系の生徒全員に貼り付けた。地味だが根気の要る作業だった。
24/08/05(月)
学校で配布される成績概況は,学年ごとに各科目の10段階評価の度数,すなわち人数が一覧表としてある。明大中野校の6学年と明大八王子校の6学年すべての表を計算ソフトに入力する。それを元に生徒個々の成績表が出来上がる。成績表には科目ごとの偏差値と学年での推定順位が表示される。高校2年生以降は文系と理系に分けて順位を出す。さらに明大推薦テストも含めた換算点も表示される。やはり生徒にとっては嬉しくないだろう。塾の成績表は面談時には必要になる。さて,明大中野校の高校2年生の面談で作成した成績表を見て明らかにおかしい数値が見受けられた。理系の数学Ⅱと数学Bの偏差値だ。平均点から鑑みるとどうにも偏差値が低すぎるのだ。(つづく)
24/08/04(日)
成績に関する書類,いわゆる通知表は学校から生徒・保護者に配布される。その他にいくつもの成績に関するものがある。多くの生徒にとってはおそらく嬉しいものではないだろう。そのうちのひとつ,成績概況には10段階評価の度数分布表が提示される。評価10から1までの人数が表に収められている。どの数値の評価が平均で自分の位置がどこにあるのか明らかになる,生徒にとって最も恐れる代物のひとつだろう。平均点よりも上か,少なくとも平均に自分が位置しているのならいいのだが,平均より下だったり,自分より下にほとんど人数が居なかったりしたら大変だ。少なくとも学校や塾の面談では四面楚歌状態になるのは必至だ。(つづく)
24/08/03(土)
学校の学期末ごとの成績表をもとに,塾の成績表を作成している。高校の新課程に入って3年目。ようやく落ち着きを取り戻してきた。ひと回りしないと見えてこないものがある。塾の成績表は学校の10段階評価を入力すると,科目ごとに偏差値が出るように作ってある。これまでに何度も改良してきているが,表計算ソフトの関数や相対参照・絶対参照など,かなり入り込んでいて複雑だ。どこか不具合が生じたとき,それのどこに原因があるのか見つけるのはかなり難儀だ。作った者にしか分からないかも知れない。もっとシンプルにできればいいのだが,数学的な数式をいくつも入れているので一筋縄にはいかない。マクロの知識があればもしかしてもっと楽にできるのだろうか?残念ながらそこまでの技術は持ち合わせていない。さて今回,明大中野校の高校2年理系の生徒の成績表を作ったところ,あり得ない数値が返された。(つづく)
24/08/02(金)
スーパーの駐車場は道路に面した場所で,行き交う車や人の姿が見えた。車道には雨が降り続けたけれども,冠水するまでには至らなかった。平坦な道だし近くに川もなければ排水設備がそれなりに整っているのだろう。気の毒なのは歩行者だ。テレビでもたまに見るのだが,もはや傘を差しても濡れてしまうほどの降り方に,猛雨の中歩いていた人はみな,傘を差さずにびしょ濡れになって走り去っていった。車の中で過ごすこと30分。一向に雨脚は弱くならない。10歩程度なら傘を差して店内に行けばいいのに?そう思うかもしれない。けれどもその時車内には傘はなかった。トランクに入れてあったのだ。トランクまで行き傘を取り出したら?強めのシャワーほどの雨。その瞬間にびしょ濡れになってしまう。仕方ない,ナイターを聞きながらメールやLINEをチェックしていた。雨脚が弱くなり外に出ることができるまでに40分以上掛かった。店内に入ると雨のせいだろうか,一般のお客さんもプロのお客さんもほとんど居なかった。
24/08/01(木)
夏期講習中日の昨日,夕方になる前に用事があり出かけた。その後いつものコースで,スーパーマーケットに買い物に寄った。一つ目の店で買い物を済ますと自宅方面に車を走らせ,一般のお客様大歓迎の業務スーパーに到着した。到着する前から雨が激しくなり,スーパーの駐車場に着いたときには雨が激しく車の屋根を雨が叩き続けた。車を停めた場所から店までは10歩程度。けれどもそのわずかな距離を歩くことさえもできないほどだった。スマホのアプリ「雨雲ウオッチ」で雲の様子を見た。そこには今まさにはるか上空まで積もった雲の画像があった。雨の降り方は豪雨の上の猛雨で,アプリの説明では息苦しさを感じるほどの降り。確かに人によってはそう感じるかもしれない。それにしてもわずかな距離なのに動けない。仕方ない。ナイターでも聞きながら待つことにした。(つづく)
24/07/31(水)
明大八王子校の高校3年理系の生徒は,夏休みの前にサマー講習と銘打った授業で複素数平面の授業を受けた。二学期になってからでは間に合わないからだ。試験は9月27日にある。定期試験と違い学んですぐに試験を受ける訳にはいかない。それもそうだろう。入学試験レベルの問題を学んですぐに適応できる生徒はそうそう居ないだろう。基本的な公式や問題解法の練習をしてからさらにいくつもの問題練習が必要となる。来年以降のことを考えると,明大八王子校の数学指導はもっと早い準備を考えないといけない。生徒にさまざまな提出期限を守らせるのなら,教える側にもそれを自ら科すべきだと思う。
24/07/30(火)
高校3年理系の明大推薦テストでは,数学ⅡBCで受験する。数学ⅡBCでは4つの単元から3つを選択して受験する。今年の明大中野校においては受験する単元が学校で設定されている。また「ベクトル」は2年の段階ですでに学んでいる。旧課程と同様のスケジュールだ。大学受験をするためには,学校での授業は一年ほど前に終わっていないと難しい。ひと通り学んだあと,復習をしやがて自分のものとなる。その過程が必要だ。高校2年終了段階で授業が終わっていたとしても遅い。それでも生徒はどうにか間に合わせようと努力する。(つづく)
24/07/29(月)
高校3年理系の明大推薦テストの数学は,数学ⅠAに加え数学ⅡBCも受験科目になる。数学ⅡBにさらに数学Cが加わる。数学Cは新課程に加えられた科目だ。「ベクトル」と「2次曲線・複素数平面」が含まれる。旧課程では数学Bの中にあったベクトルが数学Cに移されたため明大八王子校では3年で学ぶことになっている。明大中野校ではベクトルは2年次の授業で扱う。旧課程と同じ従来型のカリキュラムだ。数学Bには「確率分布・統計的な推測」という単元があるが,理系の大学受験ではこの単元が除かれることもある。受験生はこの単元を勉強しないこともある。多くの理系の大学では見向きもされなかった単元だ(つづく)
24/07/28(日)
夏期講習中には日曜日の授業もある。夏に限らず講習は4日連続で授業を行い,一日休みまた次の4日間の講習となる。曜日など関係ないのだ。そのため日曜日に授業することもあれば,平日の休みを取れることもある。ふだんの生活とは違った日常が広がるのはちょっとした異次元を過ごせる感覚がある。そして今日。日曜日に授業をしていて感じることは電話の少なさだ。日中ほとんど電話が鳴ることはない。今日もそうだった。第一教育センターの日曜日は休みだと思っている人が多いようだ。そんな静かな中で,高校3年生対象の明大推薦テスト対策の授業を黙々と行った日曜日だった。
24/07/27(土)
高校3年生の夏の面談が今日で終わった。今年からすべての面談間隔を1時間半にしたので,延べ36時間ほど面談時間を要した。伝える内容が共通していることもあるので,何度同じことを言ったか分からない。もちろんそうしたことは全員に必要なのだから,同じでないとおかしい。13日に始まったので半月が過ぎた。伝えた言葉がどんなふうに反映されているのだろうか。夏休みが終わる頃,いい夏が過ごせた。そう感じて欲しい。ここまで十分でないと思っているのならばまだ間に合う。今やれることを考えて欲しい。
24/07/26(金)
講習中休みの今日,掛かりつけのクリニックに行った。いつもより遅い昼前だった。診察を終え待合室に行くといつもと少し違う風景があった。明らかに患者ではないスーツ姿の男が3人。少し離れて座っていた。足下に大きめの革の鞄を置いていたり,ノーネクタイでスーツを着ている人も居た。みな待っている状況であるのがすぐに見て取れた。おそらく薬品か医療機器関係の営業だろう。12時近かったが待っている患者は5人くらい居た。そんな状況下,医師は急ぐことなく時間を掛けて診察してくれた。こうした姿勢は見習おうと思いながらクリニックを出た。外は猛烈な暑さだった。
24/07/25(木)
夏期講習の第一クールが終了した。ここまでは面談が多く,授業と並行しながらさまざまな仕事をしなければならなかった。面談が多かった印象だが,きっと毎年同じことの繰り返しなのだろう。夏は高校3年生中心の面談なのだが,今年は他学年や新規の生徒・保護者の面談が多いのでその印象が強いのかもしれない。午後になると猛烈な風と雨も今夏の特徴か。ここ4日間で短い時間ではあったが雷による停電が2度あった。
24/07/24(水)
講習中はほとんどの生徒は私服でやって来る。学校に用事でもなければ制服で来ない。そんな中,キャラクターもののTシャツを着た生徒が一人。涼しげだ。なぜ彼はそのピカチュウを選んだのかは訊かなかったが,そのTシャツの値段は聞いてみた。3000円という値段に正直高いと思った。するとそばに居た同級生が「キャラクターものだとそんなものですよ」とさらりと言った。衣料品のチェーン店では5枚1500円程度で売られている。1枚300円なので,キャラクターものの10分の1だ。夏はTシャツ一枚で過ごすこともあるので,お洒落を気にするのもありなのだろう。
24/07/23(火)
昨日から始まった夏期講習だが,八王子教室は2日連続でさまざまな調整を余儀なくされた。その中にはやむを得ない事情もあれば,連絡ミスや自らの勘違いあるいは確認不足が原因であったものもある。結局,そうした事柄の事後処理に追われ続けた昨日と今日。願うことならば早く収束させて落ち着きたい。
24/07/22(月)
夏期講習が開講した。今年は東中野教室・八王子教室同日開講となった。長い夏の始まりだ。授業の教室割りを見るとどちらの教室もいっぱいとなりまずまずの始まりとなった。どの講習よりも長い夏は寝不足の連続だ。それは生徒も同じなのか,あるいはまだ休みに入ったばかりで生活がペースに載っていないのだろうか,休み時間には机に突っ伏している生徒も居た。
24/07/21(日)
高校3年生の期末面談が今日で終わった。今年から面談の時間をすべて90分間隔に取った。生徒からすると「そんなに何を話すことがあるんですか?」と言われそうだ。けれどもほとんどの面談は目一杯時間を使うことになった。そうなると一日に6つくらいが限界だ。9時間も話し通すと明るかった外も暗くなる。今日がその日だった。その甲斐あって,生徒はもちろん保護者とも十分にさまざまなことが確認できた。
24/07/20(土)
東中野教室で面談をしているとき,外ではゴロゴロと鳴り出した。雷だ。期末試験中と似た空模様になった。やがて面談中に雨が降り始め,その降り方は次第に激しくなった。当の面談が終わり生徒と保護者が帰る段階では雨の降り方が激しくなった。そんな状況で外に出る姿を見るのは忍びなく,しばらく教室内で待っていただくように伝えた。けれどもいつ止むか分からないと言いながら外に出るや否や,面談を終えた生徒が悲鳴を上げながら傘を広げた。
24/07/19(金)
八王子教室の面談は今日で一旦終了した。予定していた高校3年生の面談は終わったが,まだいくつかの希望の出ている高校2年生以下の面談が待っている。大事な面談だがそれに関わる時間がここ数日ではそれなりに要した。さまざまな連絡や事務・経理の仕事は面談が終わってからになる。そして明日と明後日は東中野教室でメインの面談日となる。
24/07/18(木)
梅雨明けの東京だが,梅雨の頃からすでに梅雨明けのような気候だったので,あまり変化を感じずにいた。蒸し暑く空気がまとわりつく感触は梅雨であろうとそれが明けたにしても変化を感じない。その暑い日も面談は続いた。じわじわとする外気に負けないよう,面談は冷房の効いた教室内で行われる。換気と冷気の効いた教室内でも面談は熱い。その熱気のもとは生徒よりも親の方にあるのはいつものこと。今が真冬ならばその熱も少しは暖房に加担するのでは。そんな冗談など言えるはずもなく,今日もいくつもの面談が続いた。
24/07/17(水)
出勤前にもいくつかの仕事を片付けなければならない日もある。はじめは書店。注文してあった講習用の数学のテキスト10冊を購入。それなりに重い。次に銀行に寄り東中野教室の通帳から現金を下ろし,八王子教室の通帳は記帳した。下ろした現金は先ほどのテキスト代だ。銀行を出るとヨドバシカメラに寄り,USBケーブルの延長コードを買った。ついでにネット注文してあった個人的な品を受け取った。その後魚屋により晩酌用の鯵のたたきを買った。これは仕事ではない。そんなこんなで八王子駅に到着してから教室に着くまで40分以上を要した。それなりに歩いたので,着く頃にはかなり暑くなってしまった。
24/07/16(火)
今日からまたスタート。連休明けは問い合わせが多い。電話だったりメールだったり。在籍している生徒や保護者からはLINEでの連絡も多い。そうした問い合わせに対応しながら面談や授業をいくつも行っていった。ゆっくり過ごした休みから一転,とんでもないほど忙しい休み明けの一日となった。
24/07/15(月)
珍しく2日連続で休みが取れた。ふだんは休めて週に一日なので,連休がいかに体を休められるか分かる。一日だけの休みだと,休みのための休みで終わってしまう。とは言うものの,二日目の休みを有効に使えたかというと果たしてどうだろうか?連休は三日目までが体に良いのは昔から感じているが,休みの過ごし方も考える時期に差し掛かったのかもしれない。
24/07/14(日)
昨日から高校3年生対象の期末面談が始まった。始まりは東中野教室から。昨日は当初予定していた2人が,保護者の都合により他の日に移動したので3つのみだった。去年まで東中野教室は一日にたくさんの面談があったので,一時間の設定で面談を組んでいた。けれどもそれだと話が長引いたときに十分に伝えられなかったので,今年から30分の余裕を見るようにした。結果,焦らずにじっくり話をしたり聞いたり出来た。連休明けからは八王子教室の面談が始まる。
24/07/13(土)
設計図のない新しい机。販売店のサイトにも作成のための取扱説明書や動画もない。仕方ない。写真を見ながら2人で組み立て始めた。支柱にコの字型のスチール製の鉄板を付け,周囲には外側を支えるアーチ状のパーツを取りつけた。最後に重い天板を載せる。こう書いてしまうと簡単に思うかもしれないが,1時間半を要した。無理な体勢で作業を余儀なくさせられたり,六角ネジを固定すると握力がかなり失われた。天板をネジで固定しようと思った。けれどもそこでふと思った。コの字型の溝の部分には,電気やパソコン周りのケーブルを収めるのだが,この作業も思いのほか難儀した。配線作業だけでも30分以上を要した。結果的にすべての作業が終わったのは午後5時過ぎだ。始めたのは1時だった。いくつもの問題もあるが,新しい机はこれまでよりも作業する面積が広くなった。モニターまでの距離も十分取れるようになったし,キーボードも余裕も持って置ける。悪くはない。さて,次は教室の模様替えが待っている。
24/07/12(金)
古い机の解体が済めば次は新しい机の組み立てだ。段ボール2つに収められ,そのひとつが天板でもうひとつは土台の部分となるスチール製のいくつかのパーツが入っていた。作りが雑なのはひと目で分かった。溶接がキチンとされていなく,スチールの糸くずのようなものが出ていたり,支柱の部分が少し曲がったりしていた。運搬の時に凹んだようだ。中国製なので遠路はるばる運ばれてきた間にぶつかったのかもしれない。それに反して天板はかなりしっかりした板だ。販売会社のサイトでも材質の良さを謳っていた。ズッシリした3枚の板は,大人の男2人でないと持ち上がらないほどの重量だ。段ボールから出して唖然としたのは,組み立て手順を記した説明書が入っていないことだ。設計図無しにどうやって組み立てるのか?3枚の板と支柱の三角柱のスチール製の柱,そこを中心に伸びる3つのコの字型の鉄板。さらには50本以上の2種類のネジと六角ネジが12本。さてさて。(つづく)
24/07/11(木)
八王子教室の模様替えを始めた。まずは講師室から。メインスタッフが使っている机を入れ替えた。これまでは長方形のいわゆる事務机だったものを,全体が三角形の形状の湾曲した天板の机に替えた。はじめにしなければならないのは古い机を分解すること。それ以前に机の上のものを全て移動しなければならない。文具類や小物はそれほど大変ではない。大変なのはパソコン周りだ。中でも配線が厄介で,かなりの数のケーブルが繋がっている。電話回線やルーターの配線も複雑で,外す前に元々がどこと繋がっていたか書いておかないとあとが大変だ。机の上を片付け机を横にして解体した。机の長さは2メートルほどで,真ん中で繋がっている。それを半分に分け天板を外した。けれども片側の天板は固定している六角のネジ穴がなめてしまっていたため外すことが出来なかった。仕方ない。半分はそのままにしておくしかない。(つづく)
24/07/10(水)
高校2年の生徒が期末試験の結果を持ってきた。数学の試験問題を見た。試験問題を持ってきた生徒に対する今回の試験での指導は教科書の問題のみ解くことだった。それゆえ結果が気になるのはもちろんのこと,試験問題がどれくらい教科書から出題されたかが気掛かりだった。試験問題を見てほくそ笑んだ。対策が的中したのだ。かなりの数の問題が教科書から出題されていた。さまざまな対策法があるが,たくさんの時間を数学に掛けられない生徒の対策法としては効果的である。かなり前からこの方法を取ってきているのだが,生徒がそれを信じて実践できるか。その気持ちが大切だ。
24/07/09(火)
期末試験が終わり夏期講習が始まるまでの二週間ほど。この期間は面談が頻繁にある。夏は高校3年生が面談の対象だが,それ以外の学年の面談もあるし,新たに入塾を考えている保護者との面談もある。昨日も二つの面談があり,要した時間は計3時間ほどだった。それだけ真剣に考えているのだろう。週末からは東中野教室の高校3年生の面談が始まる。今年も暑く長い夏になりそうだ。
24/07/08(月)
暑い日の仕事前の食事の準備をした。前日の晩酌の肴はそれなりに揃えたのだが,今日の朝食(と言ってもすでに昼の時間だが)のおかずがない。そんな時に頼りになるがさば缶だ。水煮を常に3つか4つ買い置きしてある。サバの身を食べたあとの汁にご飯を入れると絶妙だ。夕方になり銀行に行く用事があり,その帰りにスーパーで弁当を買った。はじめ中華丼を買おうと思ったのだがすでに売り切れていた。そこで手に取ったのはサバの塩焼き弁当だ。戻ってふと思った。またサバだ!家に帰り軽く食事をした。うどんにキャベツやキュウリ,舞茸に長ネギを混ぜたうどんサラダにした。さて,味付けは何にしようか。冷蔵庫には業務スーパーで買った『いわしトマトハーブ漬け』があったので,それを混ぜ味を整えた。サバ・サバ・いわしの魚三昧の一日となった。
24/07/07(日)
明大中野校は明日が試験最終日。そんな中,生物の質問があった。生物は専門外でそれほど詳しくない。知っている範囲で返事をした。そんな中,顕微鏡に関する問題があった。日曜日で休みのため,自宅にはそれほどの資料がない。そこで過去問のストックから問題を探し出した。有った。少し古い問題だが参考になると思い当該学年の生徒に送った。解答が戻ってきた生徒のほとんどが,間違いを犯していた問題があった。それだけでも送った価値はあっただろう。
24/07/06(土)
都内では夕方,猛烈な雨に見舞われた。ゲリラ豪雨とまではいかないまでも,短時間にいくつもの雷が落ち激しい雨が降った。安全な場所から雷を眺めていた。高層マンションをしばらく見ていたのだが,案外そこには雷が落ちなかった。遠雷からかなり激しい音がした時間帯まで眺めていた。
24/07/05(金)
新札が発行された一昨日,銀行に用事があったので出勤前に立ち寄った。すると行列が出来ていてぎょっとした。ATMを待たなければならないのかと。けれども行列は一か所だけだった。そう,それは両替機だ。一刻も早く新札が欲しい人たちが列を作っていたのだ。もちろん平日の昼過ぎのATMは空いていてすぐに用件は済んだ。ATMから出てきたお札はもちろん福沢諭吉だった。
24/07/04(木)
考え続けた凝固点問題だが,今一度解答を見直してみた。その結果,凝固点の定義にしたがってきちんと解いていることに気づいた。やはり定義は大事だし,化学現象を正しく見ることが必要だった。固定観念がはたらいてしまった。事務経理的な仕事や,生徒保護者への連絡事項に追われながらも,化学の問題にも向き合えたのは良かった。自分の専門外の化学でこれだけ楽しめるのだから,まだまだやっていけそうだ。次は『本職』の数学で楽しみたい。ところで生徒には今夜,解き方を知らせた。化学の試験は明日ある。
24/07/03(水)
化学の問題を考えること一時間。学校の過去問には模範解答があるものの,その解釈が自分なりに納得が得られなかった。何度も解いてみたのだが,どうにも正解に達しない。理解せずに計算過程を覚えることは簡単だが,それは正しいとは言えない。そうこうしているうちに深夜の時間帯も過ぎていき,あと少しで明るくなる時間になった。翌日(すでに当日だが)の仕事に差し支えるので,仕方なく帰ることにした。帰りの道中はいつもならばラジオを聴きながら車を走らせるのだが,考えることに集中したかったのでラジオは消した。そして車中ではずっと凝固点降下の問題を考え続けた。(つづく)
24/07/02(火)
昨晩のこと。翌日の高校2年化学の教材準備をしていた。過去問を題材に試験対策プリントを作るいつものことだ。その中の一問にこれまでに見かけたことのない問題があった。その問題は水溶液の凝固点降下に関するものだ。凝固点降下とは,水などの純粋溶媒に不純物が溶けた場合,その凝固点(凍り始める温度)が低くなる現象だ。凝固点の問題を解くためには,凝固点降下の定義を使えばたいていの問題は解ける。それ以外には,基本的な知識があれば問題解法に導ける。けれどもはじめて見るタイプのその問題には,基本的な概念の説明が教科書にはなかった。化学の計算問題は,定義や原理あるいはその現象が分かれば解けるはず。けれどもその問題を解くための元となる説明が教科書のどこにも見当たらないのだ。問題を解きはじめたら解答を得られるまで帰れなくなる。それが性分だ。(つづく)
24/07/01(月)
先週に引き続き,今週も東中野教室勤務の日が多い。今日から三日間は東中野教室で授業がある。今年は明大中野校の生徒の担当が多い。八王子教室の生徒も何人か担当しているのだが,試験直前に受けないタイプの生徒ばかりなのだ。逆に東中野教室で担当している生徒は,試験直前でも授業を希望する生徒が多い。それはそれでやり甲斐がある。今日も明日も,高校2年生の授業だらけだ。この学年も徐々に大事な時期になってきた。
24/06/30(日)
二週間ぶりの休みとなった。先週は数学特訓があり,期末試験が近いこの時期は平日に休むわけにはいかない。休みは取れたが完全休養というわけにはいかなかった。明日の授業用の化学の試験対策プリントが出来上がっていなかった。担当の先生の過去問はどの年の問題もある一定の傾向が見られるため,しっかり研究して対策するだけの価値がある。それゆえ教材に妥協は許されない。それ以外にも,明日の授業変更連絡がいくつもあった。一週間後こそはゆっくりできるだろう。
24/06/29(土)
先日,通勤中のラジオから流れた昔の曲が頭から離れない。その曲は昭和に大ヒットした「およげたいやきくん」だ。独特のイントロで始まり,子門真人のくせのある歌い回しで始まる子供向けの曲だ。♬毎日毎日ボクらは鉄板の上で焼かれていやになっちゃうよ♪の歌い出しだ。メロディーも歌詞もやたらと頭に残る。レコード史上最高の売り上げ枚数だったこともよく話題になった。さて,この曲の最後は知っているだろうか。最後は釣り人のおじさんにつり上げ食べられてしまうのだ。そのさまは切なくもがいている鯛焼きの姿が覗える。聴きながら思った。この終わり方は『吾輩は猫である』の猫の最期に似ていると。いや,違ったかもしれない。そんなことを思いながらラジオを聴き続けた。
24/06/28(金)
月末が近づいて来た。翌月の予定を作るとき,この時期は次の月すなわち7月のカレンダーをめくって見る。7月のカレンダーを見ながら予定をメールで打ち込んだ。送ったあとに日付と曜日が合っていないと指摘された。26日(金)となっていたのだ。7月の予定を作るのと同時に,今月末の予定も打ち込んでいたのだ。その時,月末の曜日ばかりに目が行ってしまい日付のことなど気にしなかったのだ。身内宛に送ったメールだったので事なきを得たが,これが外部宛てのものだったら大変だった。
24/06/27(木)
定期試験では高い確率で出題される問題がある。それは試験対策問題のプリントや,数学特訓の教材を作るとき実際の試験問題から選んでいるのでよく分かる。必ず出る問題もあれば,ほとんど出されたことのない問題もある。学校では試験前に練習問題のプリントが配られることもあるが,生徒によっては量が多すぎるため負担になることもある。数学が得意な生徒にとっては試験までのいい練習にはなるだろうが,それに該当する生徒はどれくらい居るだろうか?授業で扱う問題は,生徒の力量に合わせることも考えなければならない。みんなが同じレベルではない。生徒ごとに解ける問題がある。試験では解ける問題をきちんと解ければいい。
24/06/26(水)
来週から始まる中間試験。時間割発表と共に試験範囲も明らかになる。直前になって試験範囲が伸びることもあり,そのたびに生徒は悲鳴を上げる。教科的には国語が直前に試験範囲が増える傾向にあるように思う。けれども今回は担当している生徒の数学の試験範囲が思っていたよりも長くなった。増えたと言えるのかは分からないが,生徒にとっては試験直前で急いで授業を進めた印象しか残らなかったようだ。さて,そんな時はどう指導していけばいいだろうか?(つづく)
24/06/25(火)
オフィスクリーナーというパソコン周りやコピー機のガラス面のホコリや手あかをきれいにする商品がある。それが切れたのでアルバイトの卒業生にヨドバシカメラまで買いに行って貰った。しばらくしてLINEで連絡があった。頼んだ商品が見つからず代替品の候補でどうかという問い合わせだ。候補はエアクリーナーでそれだと目的が違うので注文して貰うように指示を出した。しばらくして卒業生が戻ってきた。店舗では注文できないというのだ。なぜ?と?マークが漂った。悩んでいても仕方ないのでネットショッピングで注文した。受取店は件の店舗だ。直接注文できない店で受け取るというのは何だか不思議な気がする。
24/06/24(月)
期末試験の時間割が発表された。明大中野校は試験10日前,明大八王子校は一週間前の発表だ。すなわち試験開始日が3日ほどずれている。実はこれは大事なこと。担当している講座が同じ日の試験日になるとやりくりが大変だ。もっともこれは毎度の悩み事だ。その悩みは今回,軽い方だ。試験開始日が3日異なることが大きい。おおよその青写真を作り,あとは生徒に確認すればいい。
24/06/23(日)
数学特訓を行った。今回も東中野教室・八王子教室同日開催だ。東中野教室では講師として『数学特訓デビュー』した学生の先生が居た。塾の卒業生が2人,今回の数学特訓を担当してくれた。生徒として受けた時とは異なり,教える側になった時の緊張感があったようだ。時間経過の感覚も違ったようで「長く感じた」との感想。教わる方と教える方では立場が違うのは当然のことで,これからいくつも学んでいくことだろう。
24/06/22(土)
コロナ禍にZoomを使って行っていたオンライン授業は今ではほとんど行っていない。それでもZoomが必要になることがある。主に体調が悪くなった生徒が出た場合に使っている。完全に休むよりも,授業を聞いている方が助けになるからだ。東中野教室では昨日,授業ではなく勉強部屋をオンラインで行った生徒が居た。自宅で漫然と過ごすよりは,きちんと決めて自学できる時間を設けた方がいいと生徒に勧めたのだ。他の自学している生徒と繋がっているだけでも,その場を共有できる時間が持てるのは悪いことではないだろう。
24/06/21(金)
夏の講習案内をようやくアップできた。毎年のことなのだがもっと早くアップ出来ないかと反省する。前年度までの表を少しいじるだけで出来るからだ。忙しいけれどもそれほど時間が掛かるものではない。今年の夏の講習は,東中野教室と八王子教室で全く同じ日程で行う。これは珍しいことで,たいてい東中野教室が先に始まり八王子教室が後を追う。けれども今年は明大中野校も明大八王子校も一学期の終業式が7月20日と同じ日になったため同日に始まることになった。
24/06/20(木)
駐車場の広いコンビニエンスストアの店舗に入ると,昼食時の弁当を買い求める客が何人か居た。それなりに混んでいる。けれどもレジに行列が出来るほどではなかった。きちんと数えなかったが,10人居るか居ないかだ。車の数は20台以上で店内にはそれよりも少ない数の人。さて……。以前コンビニの駐車場に長期にわたり無断駐車していたニュースがあった。それと同様なのかは分からないが,無断で駐車場を拝借しているのではなかろうか。店側がどう考えるかだが,無断駐車を細かく見ている訳にはいかないのだろうか。
24/06/19(水)
自宅からほど近いコンビニエンスストアは大きな駐車場を備えている。優に20台いや30台は停められるだろう。場所によってはトラックも停められるくらいの大きな駐車場だ。明大中野校の校庭より広いかも?さすがにそれはないだろうが,半分くらいの広さならあるかもしれない。昼時にそのコンビニに買い物に寄った。それだけ広いと誰しも店舗の近くに車を停めたがるのが人情だ。それゆえ混み合う時間帯は遠い場所しか空いていない。仕方ない。駐車場の端の方に停めて店に向かった。十数台の車の前を歩いて通り過ごした。(つづく)
24/06/18(火)
講習案内には季節の挨拶文を入れることがある。春期講習なら「希望の春です」とストレートに春を謳い,11月の数学特訓では「日増しに寒さが厳しくなってきました」と季節感を醸し出す。当たり障りがない。さて,一か月後には高校3年生対象の面談がある。その案内の例年の挨拶文はこうだ。「梅雨の季節を迎えました」だ。はたと思った。今年はまだ梅雨入りしていないのでは。そんなことを数学の先生に言ったところ,梅雨入りしたとは言っていないのだからいいのでは,とひと言。なるほど正論だ。
24/06/17(月)
明大中野校の今年の高校3年文系の最初の定期試験は,去年と比べると易しくなった。テキストとして使っている問題集の「基本問題」と「柱」をやっておけば対策としては間違いない。もちろん次の試験もそうなるとは限らないが参考にはなるだろう。去年までと違いで最も大きいことは,中間試験が行われたことだ。去年までは一学期に一度しか試験が無かった。期末試験の一発勝負だった。それゆえ怖さもあった。期末試験だけで成績が決まるので,次で取り戻すことが出来ないのだ。その観点からすると,中間試験があるのでリスク分散となる。
24/06/16(日)
明大中野校の高校3年文系の数学は「数学演習」という授業で行われている。内容は数学ⅠAの復習で,教材は去年までは駿台文庫の共通テスト用のテキストを使ってきた。名の通り共通テスト用の問題集なのだが,文系の生徒にとっては少し難しい内容だった。けれども定期試験のレベルはさまざまだ。担当する先生によってやさしかったり難しかったりする。そして今年から新しいテキストになった。レベルは去年までのものと比べるとおおむねやさしくなった。見開き2ページでひとつの単元となっている。左側のページは教科書レベルの「基本問題」に始まり,次に一年次に使っていた問題集レベルの「柱」と銘打った問題が並んでいる。(つづく)
24/06/15(土)
日中の暑さには辟易させられる。季節の順番を間違えさせられているようだ。春のあとに夏が来て,そしてそのあとに梅雨がやって来る。いや,そんなはずはない。今の季節は春なのか夏なのか?そんな6月の真ん中を過ごしている。そう,まさしく今日は水無月の中日。夏至までも近い。
24/06/14(金)
給料計算において,定額減税の計算をしなければならない。第一教育センターのほとんどの先生は,学生のアルバイトだったり,あるいは他所で収入を得ていたりする先生が多数を占める。それゆえ定額減税の対象になる人は少ない。それでも準備として会計事務所から説明を聞いた。そしてその面倒な作業をあらためて知った。現実を知り,テレビのニュースで会社の経理担当の女性が苦情を呈していた気持ちが分かった。対象者が何十人も居たら悲鳴を上げたくなるだろう。定額減税のことを調べたサイトをそのままにしていたら,卒業生でいまは数学の先生が「こんなことも調べてるんですか?」と言った。そう,こんなこともしなければならないのだ。
24/06/13(木)
先週に続き,二週連続で東中野教室の木曜日出勤となった。普段と異なることは出勤中のラジオだろう。毎日同じパーソナリティが放送していても,曜日によってコーナーが違い新鮮に聞こえる。二週連続で聴くと,先週もこんなことがあったかも?とちょっとしたデジャブのような感覚になる。
24/06/12(水)
新しい先生の研修授業を高校2年生の数学の個人指導で行った。数列の問題を授業で扱っていたのだが,途中で一問の解説をやって貰うことにした。それほど難しくない問題だったが,かと言って簡単にできる問題でもなかった。はじめに研修の先生に題を解いて貰い,そのあと生徒に解かせるように指示を出した。授業後半で実習して貰ったが,緊張のためかあるいは急な無茶振りのせいか,間違ってしまった箇所があった。それでも生徒に寄り添いながら授業をした点は評価できる。これから徐々に教えることを覚えていくだろう。
24/06/11(火)
明大八王子校の高校3年生は今日,校外学習と銘打ってディズニーランドへと出かけた。生徒にとっては嬉しい『学習』であったことだろう。そのためこの学年の授業はすべて他日へ移動した。明大中野校の高校3年生が鎌倉へゴミ拾いのボランティアに行ったのと対比させるとどうだろうか?東中野教室の生徒は怒るに決まっている。ボランティアも遊園地も一時の気晴らしにはなっただろう。けれども期末試験はじわりじわりとやって来る。そろそろ気を引き締めなければならない。
24/06/10(月)
日曜日に買い物に出かけたとき,スーパーマーケットで台所用品売り場に行った。欲しい物があったのだが見当たらず店員に聞いてみた。するとそれは3階の食器売り場にあると言われた。エスカレーターで3階に行くもすぐに見つからなかったので,レジに居た若い店員に聞いた。落とし蓋は扱っているかと。すると彼は一瞬考え巡らした様子だった。そして「どんな商品でしょうか」と問われたので説明した。説明だけでは分からなかったらしく,徐に取り出したスマホで調べはじめた。30代の男性店員には落とし蓋は知らない単語だったようだ。時代によるものなのか,たまたま知らない店員に当たったのか。それは分からない。
24/06/09(日)
コンビニエンスストアのアプリを入れてあると,さまざまなクーポンが付いてくる。おにぎり20円引きや弁当50円引きなど,ちょっと得した気分になれる。クーポンに釣られ,結局そのコンビニで弁当を買うのだから,まんまと商戦にはめられているのかもしれないがそれも良しとしよう。中にはアルコール類が丸ごとタダのクーポンもあり,そんな時は必ずもう一本足して買うことにしている。2つ併せて一本分の支払いをしていると考えれば安いものだ。
24/06/08(土)
書き直したメモを見て,他に何かなかっただろうか?と自問自答した。できる限りのことはした。そう自分を慰め次の仕事に移った。しばらくしてその日に出た要らない広告や郵便物を捨てようと,雑紙を入れたケースを置いてあるところに行った。すると一番上にあるではないか!そう,探していたメモが。なぜ?と思いながら拾い上げた。読み返してみると書き直したものとほぼ同じだった。それを見ながら昔の唄を思い出した。♪ 探すのをやめたとき 見つかることもよくある話で ♬ 陽水先生,あなたの言う通りでした。
24/06/07(金)
なくしてしまったメモを探すため,シュレッダーに掛ける紙の束を順に括っていった。メモした紙はA4サイズを少し切り取った紙なので比較的分かりやすい。下の方から順に見ていったが見つからない。もう一度,今度は上から順に見ていった。けれども出てこない。そうだとすると雑紙の束に紛れ込んだのか!探してみたがだめだった。ここも二周探した。これ以上探すことに時間を掛けられないと察した。仕方ない,思い出しながら書き直した。(つづく)
24/06/06(木)
東中野教室で古くなった書類の整理をした。そのまま捨てられるものもあれば,シュレッダーに掛けなければならない書類もある。中には捨ててはいけないものもある。すべて捨ててしまえるのならばこれほど楽なことはないが現実はそうもいかない。さて,分類した書類をシュレッダーに掛けたり,雑紙の束に載せたりした。作業を終えたところで気づいた。申し送りのメモが見当たらない!どこへいったのか?そう,分類した書類の中に紛れ込んでしまったのだ。申し送りはいくつもあった。書き直すには厄介だしすべてを思い出せる自信がなかった。(つづく)
24/06/05(水)
卒業生との飲み会がある。塾の夏期講習や忘年会ではいつも卒業生に声をかけている。それとは別に何年も継続して集まる卒業生も居る。今日,その飲み会があった。けれども平日の夜は抜け出せない。いつもの授業があるからだ。試験後や講習前の時期ならば平日でも早く帰れることもあるが,さすがに今日はそれができない。卒業生もそのことはよく知っている。夏にまた飲みたいと,店で撮った写真を添えてくれたLINEに返事をした。
24/06/04(火)
八王子教室の模様替えを試みている。机の配置を変え,教室数を増やすことにした。そのため2つの長机を廃棄しなければならない。廃棄するにはそれ相当の金額が必要で,その手続きが面倒だ。そういうときに利用しているのがジモティだ。ジモティのサイトに掲示して処分を図る。机の写真を撮り,簡単な説明文を添えて申し込む。値段は0円だ。そもそも処分するにしてもそれなりの手間暇と金額が掛かる。それなら無料にして欲しい人に譲るのがいい。必要な人にとっては0円は助かるだろう。お互いにウインウインとなる。
24/06/03(月)
新課程の社会科の大学入学共通テストには複数の科目がセットになっている。中でも「公共・倫理」と「公共・政治経済」は新課程から登場した新たな形態だ。そしてこれらの問題集が未だにほとんど出版されていない。来年1月に受験する受験生は困っているだろう。そして内部推薦の明大中野校・明大八王子校の高校3年生も同様だ。科目選択をする際,生徒には過去問を解いて判断するよう毎年勧めている。けれども今年は問題集が販売されていない。それでも僅かながらだが出版さえいる問題集がある。そうした問題集を探し求めたところ,八王子教室からほど近い書店にあった。すぐに取り置きを頼んでおいた。
24/06/02(日)
河合塾・駿台予備校・代々木ゼミナールの三大予備校から毎年出版される,大学入学共通テスト模試の過去問は6月中旬以降に発売される。いつもならばそれで問題ない。何も最新刊でなく,前年度の問題集で十分だからだ。ところが今年の高校3年生は新課程一年目。そして新課程の社会科において,大学入学共通テストは複数の科目の組合せで受験する。従来型に最も近いのは「地理探究・地理総合」で,次に準じているのが「歴史総合・日本史探究」と「歴史総合・世界史探究」だ。探究と総合の違いは何?そう思われる向きもあるだろう。歴史総合とは?旧課程で学んだ少し上の世代はもちろんのこと,保護者レベルともなるとさっぱり分からないかも知れない。(つづく)
24/06/01(土)
中間試験が終わり,高校2・3年生対象の明大推薦テスト対策ゼミが再開した。明大推薦テストは大学入学共通テストの予備校の模擬試験で行われる。その中で理系は物理基礎・化学基礎・生物基礎から2科目,文系は社会科の中から選択科目を選ぶ。講習を受けに来た文系の生徒から社会科の選択科目の相談を受けた。選択科目の中で厄介な問題を抱えているのが社会科だ。去年までならば,迷っている選択科目の過去問を解かせ,どの科目が自分で勉強しやすいかを考えさせた。ところが今年はそれができないのだ。(つづく)
24/05/31(金)
保護者から個人のスマホに掛かってきた電話の正体はLINE電話だった。LINE電話はLINEを管理しているパソコンやスマートホンに呼び出しのコールが鳴る。塾内のパソコンにはマイクが繋がっていないため,呼び出し音はスマホでしか鳴らない。そのため公式LINEを入れてあるスマホにあたかも電話が掛かってきたような状況になったのだ。滅多にあることでは無いが,これが車の運転中や電車内で鳴ったのならば驚いただろう。
24/05/30(木)
仕事中に携帯電話が鳴り始めた。主に個人的に使っているスマートホンだ。塾の公式LINEはアプリとして入っているし,仕事のメールも見られるようにしてある。個人と仕事の境目が無い使い方は決して珍しくはないだろう。さて,電話を掛けてきたのは保護者からだった。けれども保護者や生徒に個人的な電話番号は知らせていない。それなのになぜか掛かってきたのだ。塾の電話の転送を解除し忘れたのか?と思ったけれどもそれはなかった。電話が鳴ったときにはその理由を考える余裕もなく用件を済ませてから電話を切った。(つづく)
24/05/29(水)
明大中野校の高校3年生は今日,5月1日に中止となった鎌倉の海岸のゴミ拾いのボランティアに行った。それはそれで大切なことだ。けれどもそのために授業を受けられなくなった生徒が出た。理由はさまざまだが,高校3年生にとっては大事な時期だけに残念だ。昨日の明大八王子校の生徒もそうなのだが,当日になって急に変更を希望したり,欠席したりする生徒が居る。昨日の場合は体育祭準備で学校が午前で終わっていた。その結果,授業時間を早めて欲しいと言ってきたのだ。今日の鎌倉も昨日の準備も,当日決まったことではなく事前に分かっていた予定だ。その当日になって手を打とうとしても遅いことを学んで欲しい。
24/05/28(火)
今年最初の台風が発生した。例年に比べるとかなり遅いらしい。確かにもうすぐ梅雨入りする頃なので遅い方なのだろう。まだ東京からはかなり離れたところにあるのでその影響は感じない。けれども昨晩からの雨で,明日と明後日に予定されている明大八王子校の体育祭が行われるか気がかりだ。それによって授業変更に影響が出る。順延にならないよう祈ろう。
24/05/27(月)
今日から第2期が開講した。学校の中間試験も終わり,切りがいいという意味では良すぎた。中間試験の結果も徐々に返却が始まっている。試験結果が気になるのはいつものこと。試験対策をしっかりした生徒の出来が気になる。もちろんすべての塾生の結果も気がかりではあるが,学年やあるいは個々人によって状況が異なる。大学への推薦が掛かる生徒,高校推薦に慎重にならざるを得ない生徒,目標の数字を達成しなければならない生徒。あと3日もすれば結果は分かるだろう。
24/05/26(日)
日曜日に片付けようと積んで置いた書類や郵送物があった。時間的に少し余裕のある今日,それをやろうと思っていた。けれども調べ物をしていたり,食事をしてその後ダラダラと過ごしているうちにやらず仕舞いとなった。なかなか仕事のように片付かない。
24/05/25(土)
今年の春の卒業生の成績表ファイルを整理した。生徒ごとにクリアファイルに入れてあるものを,ひとつの袋の中に収める作業だ。五十音順に並べてあるファイルから成績表や面談メモなどを取り出す。ほんの数か月前まで教えていた生徒なのに,すでにもう懐かしくさえ感じる。学校は定期試験やさまざまな行事があり,一年のサイクルは短い。今年の高校3年生でさえも,学校の試験が終わるまであと半年を切った。光陰矢の如しだ。
24/05/24(金)
今週はじめて八王子教室に入った。金曜日はふだんは東中野教室勤務の日なので変な気分だ。しかも今日は生徒家庭学習日のため,生徒はもちろんのこと先生も一人も来なかった。今日の授業はすべて変更してあったので当然のことだろう。そのため一人静かに黙々と仕事が出来た。こういった日は年に一度あるか無いかの日だ。した仕事といえば事務や経理のことばかりで,今回の試験対策用に作った問題の見直しが出来ないいつもの時間だった。それでも新たな問い合わせの電話が2つあったので良かった。
24/05/23(木)
明大中野校・明大八王子校共に今日で中間試験が終わった。試験最終日に生徒が来ることはなかった。試験が終わった生徒はまっすぐ帰るか,友達と遊んだりするのが普通の行動だろう。あるいは部活動が再開した生徒もいたかもしれない。明大中野校は明日が,明大八王子校は明日と明後日が生徒家庭学習日となっている。静かな週末になりそうだ。
24/05/22(水)
中間試験も終盤を迎えた。試験中は学校の過去問で試験対策問題を作成している。試験が終わりに近づいたいま,対策プリントを作成する必要もなくなった。そんな矢先,ひとつのクリアファイルに挟まれた,化学の過去問が出てきた。これは何だ?と取り出してみたところ,八王子教室の生徒の対策プリントのネタ元だった。作るべきプリントの教材だ。一瞬焦った。もう試験が終わってしまっていないかと不安がよぎった。すぐに試験時間割を見たところ,まだ化学の試験はこれからだったのだ。事なきを得たのだが,そこからまた新しい教材作成が始まった。
24/05/21(火)
今日はかなり暑くなった。車の中で聴いていたラジオから,東京は7月上旬並みの暑さだと聞こえてきた。我が愛車はだいぶ前にエアコンが壊れた。おそらくガスが抜けてしまったのが原因のようだ。夏の車での通勤は考え物だ。走るときは当然のごとく窓は全開にし,せめてもの慰めに送風はもっとも強くする。それでも暑さはなかなか和らがない。去年よりもやたらと暑く感じるのは,まだ暑さに慣れていないからだろうか?そう思いながら東中野教室に着いた。窓を閉めようとパワーウインドウを上げようとしたとき暑く感じた原因が分かった。上げているはずの助手席の窓が動かなかったのだ。故障か?と思い左横を見ると窓が開いていないではないか。家を出るときに開けたと思っていた助手席側の窓は閉まったままだった。風通しがなかったわけで,当然それでは暑さも増すはずだった。やれやれ。
24/05/20(月)
面接官が312人!そんなバカなと思いながら二度見した。確かにそこには312人と書かれていた。もし面接官が312人居たとしたらそれはもはや面接ではなくオーディションかもしれない。それでも多過ぎだ。それにもし面接官が312人も居たとしてそれを数えていたのならば,アンケートを書いた卒業生はロクに面接を受けていないことになる。そもそもどうやって312人を数えたのか?いやいや話が逸れすぎた。そんなバカな妄想をしていると,アルバイトの彼女が気づいた。それはアンケート用紙の片隅に「一次面接/二次面接」と書かれていることだった。そう,312人ではなく「3/2人」だったのだ。もうお分かりだろう。ちょっとした謎が解けてよかった。このアンケートを書いてくれた卒業生とは,年に一度くらいのペースで飲んでいる。今度あったときの話のネタになりそうだ。ちなみに彼は自衛隊で飛行機を操縦している。夢をかなえた一人だ。
24/05/19(日)
大学での面接アンケートのはじめには,面接時間と面接官の人数を記入する欄がある。面接時間は10分前後のものが多い。短いと5分で終わっている生徒も居れば,中には20分も要した生徒も居る。これまでの最長時間は25分で,これはさすがに厳しい。面接官の人数は,推薦者数の多い法学部や商学部は2名のことが多く,推薦者数の少ない理系学部は3人以上,多いときは5人の面接官で行われることがある。そんな中,明治大学以外での面接アンケートに312人と書かれたアンケート用紙をアルバイトの卒業生が発見。「これ何ですかね?」と言った。(つづく)
24/05/18(土)
明治大学に推薦許可が出た高校3年生は毎年1月,明治大学で面接を受ける。大学の先生方との面接がある。志望理由や高校での勉強や部活のことを聞かれる。理工学部では時に数学などの問題が出されその場で解かされることもある。とは言うもののそれほど重い面接ではなく,ほとんどの場合通過儀礼的感がある。けれども面接を受ける生徒に緊張感があるのは当然のことで気になる。そこで毎年,面接を受けた生徒にアンケート形式で記入して貰っている。その整理をアルバイトの卒業生にやって貰った。昨年度の卒業生のアンケート用紙を学部学科ごとにファイルに仕分ける。法学部や商学部,農学部など学部ごとにまとめるのだ。その中に「その他」のファイルがある。明治大学以外にも進学する生徒も居て,同様に面接があるケースもある。(つづく)
24/05/17(金)
試験対策用の教材は,長年の蓄積でどの科目のどの単元もたいていはある。特に高校数学はほぼ網羅している。もちろん100%ではないが,どの単元でもそれなりにストックしてある。ところが物理や化学は時に十分揃っていない単元が存在する。学校の授業でも取り上げられることが少なかったりすることもある。積み重ねで教材は増えていくのだが,完成することは決してないようだ。
24/05/16(木)
箱ティッシュがなくなったので事務用品を買っている通販で注文した。配達された箱から取りだし並べてみた。5個セットで包まれている。梱包を解いて並べた。そこには青や黄色,緑などさまざまな箱が並んだ。ふと思った。なぜ色違いの箱なのだろうか?思い返すとスーパーやドラッグストアで売っている箱ティッシュも単色のものは少ない。カラフルな方が売れるのだろうか。購買心理がはたらくのかも知れない。
24/05/15(水)
定期試験が近づくと,試験対策用のプリントを作り,担当の先生方に授業教材として提供している。試験対策プリントは学校の過去問をもとに作る。理想は学校で担当している先生の試験問題だろうが,すべてを揃えることは出来ない。中には今年はじめて担当する先生だっているわけだ。問題を作る先生によって幾分かの難易度の差はあるが,基本となることは変わらない。勉強する側もそのことをきちんと認識していれば何を学ぶべきか分かるはずだ。分からないから塾に頼るのかもしれないが,それならきっちり頼って欲しい。
24/05/14(火)
一昨日の日曜日に,東中野・八王子両教室で数学特訓を行った。両教室での違いは受講者の数だった。東中野教室は多くの受講生がいたのに対して,八王子教室の受講者は少なかった。違いは試験範囲の広さだろうか?明大中野校は例年,どの時期も試験範囲はそれほど違わない。定期試験ごとの差異は少ない。一方,明大八王子校は担当する先生によって違いが出ることがある。連休合間の平日に代休があったりして授業数が少なかったこともその要因かもしれない。明大八王子校の高校3年生の一人は,今日の段階でまだ配布されたプリントの大事なところに入っていないという。残された授業はあとひとつ。生徒も大変だ。
24/05/13(月)
明大八王子校も今日,中間試験の時間割が発表された。明大中野校と同じ20日開始なのだが,時間割発表の時期が違う。生徒にとっては時間割が早く分かった方が計画が立てやすいのだから,明大八王子校も10日前に発表してくれると生徒の意識も少しは変わってくるだろう。第一教育センターには他校の生徒も通っていて,中には2週間以上も前に時間割が発表する学校もある。はるか昔を思い起こすと,通っていた中学校では毎年4月には一年間の試験時間割が発表されていた。学校としても毎回決める煩わしさよりも,年度の初めに決めてしまった方がその分仕事が減ると思うのだが,いかがなものだろうか。
24/05/12(日)
「ライ麦畑でつかまえて」は村上春樹訳で2003年に出版された。題名の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は,原題そのまま。こちらの方がいまの高校生には読みやすいのだろうが,課題を出した先生の指名は野崎孝訳の方だった。もっとも村上春樹訳であったとしても,原作が古いためにやはり今どきの高校生の誰にでも受け入れられる小説と言えないだろう。翻訳した村上春樹氏に依ると,翻訳には賞味期限があり,どのような翻訳も時代の推移とともに,辞書が古びていくのと同じように,程度の差こそあれ古びていくものであると述べている。主人公のホールデン・コールフィールドと同じ世代の彼ら彼女らに共感できる箇所がいくつか発見できたり,あるいは反感を持って読み進められるのならば,読んだことで幾分かの糧になると思う。
24/05/11(土)
勉強部屋で学校の課題図書を読みたいという生徒が居た。構わないと許可すると一冊の本を鞄から取り出した。課題図書はサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」だった。昭和の時代の多くの高校生や大学生が読みあさった小説だ。もちろん和訳された本を読んでいる。和訳されたのが今から半世紀以上も前の本なので,どうしても言葉が古く,今の高校生には馴染みにくいのかもしれない。物語はアメリカ西部の街から始まる。(つづく)
24/05/10(金)
明大中野校の中間試験時間割が発表された。新学年最初の定期試験だ。今回は月曜日開始なので中休みがない。途中,日曜日を挟むのと挟まないのとではかなり違ってくる。そして毎度のことながら,試験間際の提出物に追われている生徒も居る。計画性を持つようにして欲しいものだ。
24/05/09(木)
新しく入る先生の研修授業を行った。高校生の英語の授業で行った。実際に授業をしているところを見ていると,気になる箇所はいくつかあった。それでもはじめてにしてはずいぶん落ち着いて授業を進められるものだと感心した。教室の後部座席には,授業担当の先生と塾長が居るのに淡々と進められるのだから。はるか昔の自分がどんなふうだったかは思い出せない。
24/05/08(水)
明大中野校の高校3年文系数学は,去年まで中間試験が無く期末試験のみだった。それが今年から中間試験も行うことになった。使っているテキストも新しくなり,どんな試験になるのか読みにくくなった。今年の高校3年生は新課程一年目で,いろいろな場面ではじめてのことがある。前例がない状況で,手探りで押し進めていくのは何も生徒だけではない。教える側も分からないことだらけだ。
24/05/07(火)
連休が明け,今日から学校も始まった。と言いたいところだが,それは明大中野校の生徒にだけ言えること。明大八王子校の今日は,なぜだか「生徒家庭学習日」となっていて学校は休みだった。それゆえ八王子教室はいつもより授業が少なく比較的静かだった。一方,東中野教室は連休明けの慌ただしさがあった。明日と明後日に体力測定の予定があり,そのためさまざまな時間変更等の連絡が多かった。対照的な両教室だった。
24/05/06(月)
稲城中央公園の都道沿いにはオープンデッキが気持ちいいカフェがある。仕事終わりの深夜,車から見えるカフェのシルエットが綺麗でいつも気になっていた。気候もよくコーヒーを飲もうか迷ったのだが,次の用事の時間が迫ったため今回は諦めた。連休の一日はふだんから気になっていた場所に行きたいと以前から思っていた。まだ他にもあるのだが,それはまたいつかの楽しみにしよう。これからは通勤時のくじら橋は少し景色が異なって見えるかもしれない。
くじら橋は都道19号線沿いにある稲城中央公園の中にある。公園の駐車場は2か所あるようだが,メインの駐車場の入り口を見過ごし,体育館裏の小さな駐車場に車を停めた。散歩道を歩いてもしばらくは人と出会わなかった。休みの日の公園内は人もまばらで,ゆっくり過ごす時間にはちょうどよい。やがてサッカーコートのある場所に辿り着いた。陸上競技場を兼ねているコートでは試合が行われていた。それを遠巻きに見ながら,コートの周りをなぞるように歩いて行くとくじら橋が姿を現した。長さ100メートルを超え,幅は広いところで24メートルもある歩道橋だ。これだけの大きさで車が通らない,人だけが渡る橋は珍しいのではなかろうか。小さなこどもを連れ歩く若い夫婦が居た。こどもが丸い小さな花壇に手を付くと,円の反対側から母親が写真を撮っていた。橋から見渡す『下の世界』はいつも通勤で通っている道だ。はるか向こうには都心のビル街が見えた。(つづく)
24/05/04(土)
東中野教室に出勤する時は車で通勤することが多い。走っていると気になるいくつもの風景がある。街道から見える遙か上方の道や,地名が不可解な交差点。併走していた車が他の道に折れた後,別の場所で再び出会うときなどは,どこをどう走っていたのだろうかと思う。なぜならばこちらは最短経路を選んでいると思っているからだ。それはさておき,通勤の途中に「くじら橋」という橋の下を通り抜ける箇所がある。進行方向と直角に架けられたその橋の真下を通り抜けるのだ。橋の幅はその近隣にある端の3倍以上はあるだろう。橋の下面が白くふくよかに湾曲し,それが橋の名前の由来なのは想像に難くない。いつも下から眺めるばかりなので,いったいどうなっているのだろうかとずっと気になっていいた。(つづく)
24/05/03(金)
学校の一部の生徒間で将棋がブームになっている学年がある。何が切っ掛けかは分からないが,楽しめるのならばそれもいい。どうすれば上達するかと聞かれた。将棋は相手の玉を詰むことが最終目標になる。そのために詰む方法を覚えなければならない。三手詰めから始めるように勧めた。三手詰めならばすぐに詰めるだろうし,スマホのアプリならいくらでもあるだろう。早速三手詰めを始めた生徒だが,なかなか詰むことができない問題があり聞いてきた。三手詰めで時間がかかる?そんなことは無いだろうと見てみると,確かに難しかった。むかし見た三手詰めとはイメージが違った。けれどもやはり三手詰め。少し考えればすぐに詰む。もっとも駒の動かし方を覚えて間もない生徒には難問なのかもしれない。それでも筋を覚えるのは上達に繋がるだろう。
24/05/02(木)
明大八王子校の高校2年生対象の明大推薦テストが行われた。明治大学への推薦試験の始まりだ。明大八王子校は高校2年以外のすべての学年の学校の授業がオンライン授業となり,また高校2年の授業は変更してあったため,八王子教室の今日は『開店休業』状態だった。まあそれもいいだろう。そんな日もある。気になるのは今日の試験の出来だ。それは連休明けに聞くことになりそうだ。
24/05/01(水)
五月晴れ5月は雨降りで始まった。午前から降り始めた雨は,夜も更けるころになっても降り続けた。このまま朝まで降る予報だ。これほど長時間の雨は珍しい。明大中野校の高校3年生は毎年この時期,鎌倉にゴミ拾いのボランティアに行くのだが,この雨のため中止となった。それも致し方ないのだろう。ボランティアならば早く終わるため授業を1講座入れてあったのだが,いつもの授業時間となりそれもできなかった。
24/04/30(火)
今日は明大創立記念日で明大中野校は休校だった。本来ならば明大八王子校も同じく休校のはずだった。けれども明大八王子校は創立40周年の式典があり生徒は午前中登校した。そのため八王子教室の授業は午後2時開始にしてあった。スクールバスが12時30分に出るというので,12時に出勤した。少し余裕を持って銀行に寄ったり買い物をしていた。その後駅のコンコースを歩いていると,明大八王子校の制服を着た生徒が次々とやって来るではないか。まだ12時前なのになぜ?と思いつつ,急いで教室に向かった。到着するとすでに入り口で待っている生徒が居た。式典は予定より早く終わり,帰りのバスも速早く出たらしい。ちょっと慌ただしい4月最後の日の始まりだった。
24/04/29(月)
一昨日の土曜日に,用事がありそのあと路線バスに乗った。土曜日の午前の遅い時間だ。その時間にバスがどれほど混んでいるかなど考えもしなかった。バス停に行くと10人近い人が並んでいた。一瞬えっ?と思った。最後尾に並びバスを待つこと3分。その間にも行列は伸びていった。中ほどにあるドアからステップを踏みバスに乗った。ラッシュ時ほどではないだろうが,揺れると隣の人と体が触れあう距離だ。土曜日の昼間なのにこんなに混んでいるんだなぁ,そう思いながら,むかしこどもの頃に聞いたことのある唄を頭の中で歌ってみた。♬ 田舎のバスはおんぼろ車 タイヤはつぎだらけ 窓は開かない。そんなバスなのに客は誰も文句を言わない。その理由はこうだ。♪ それは私が美人だから。何とものどかな時代だった。
24/04/28(日)
例年だとゴールデンウィーク明けに数学特訓がある。そのため連休中も準備を意識せざるを得ない。ところが今年は学校の中間試験のスケジュールが遅く,数学特訓もいつもより一週間ほど遅くなる。少し楽だ。そこで悩むのが案内をいつ郵送するかだ。基本的に二週間前の発送なのだが,それに近いのが30日になる。数学特訓は5月12日に行う。最近の郵便事情を考えると30日に発送した場合,連休明けに届く可能性がある。以前なら投函した翌日か翌々日に届いていた。けれども最近は3日以上掛かることもある。結果,先週末に発送することにした。連休前にしなければならないことは多い。
24/04/27(土)
八王子教室では今日から再び,高校2年生対象の明大推薦テスト対策ゼミが始まった。位置づけ的には「直前ゼミ」になる。試験は5日後に迫っている。毎年のことだが,この明大推薦テストは明大八王子校だけ行う。明大中野この実施は無い。まだ2年になったばかりでこの試験の重みを知らずに失敗してしまう生徒も居る。対策を練れば決して難しい試験でないだけに悔やまれる。いま受講している生徒にはそんなことは無いだろう。
24/04/26(金)
ゴールデンウィーク前や期間中は,学校でも何かと行事がある。それに伴い塾の授業も変更しなけらばならない。明大中野校の高校3年生は毎年この時期,鎌倉にゴミ拾いのボランティアに行く。大切なことだが,この手のことはどちらかというともっと低学年の役目のように思える。進学に重要なこの学年が行くことは何となく違和感を抱く。ところでこのボランティアは午前中で終わる。午後から授業を受けに来られるかと提案するとすぐに了承を得られた。さすがは高校3年生。すぐに鎌倉から東中野までの所要時間を調べ,授業開始時間を決めた。
24/04/25(木)
今週は訳あって火曜日から金曜日まで東中野教室勤務だ。試験期間中でも滅多にないこと。そのため八王子教室をあけることになり,メインスタッフにいろいろと頼んである。もちろんそれでも不足することがあるのだが,今の時代はそれを補うに余るいくつものツールがあるので助かる。東中野教室で思う存分,必要な仕事が出来る。とはいうもののイレギュラーなことなのでなかなか大変な日々を過ごしている。こんな時には仕事終わりに飲むしかないだろう。
24/04/24(水)
高等学校が新課程になって3年目。今年で全学年が新課程になった。学校のカリキュラムも変わり,その様相が分かってきた。明大中野校の高校3年文系コースの数学は,去年までは授業は週一回で期末試験しか無かった。ところが今年から授業は週二回になり,中間試験も実施するようになった。どちらがいいのかは分からないが,学期に2回ある方がリスクは小さいだろう。勉強する科目が増えるのは確かなことで,生徒がどう捉えるかにもよる。中間試験があるという情報は新学期が始まってから分かったため,塾としては中間試験まで急いで対応しなければならない。
24/04/23(火)
今年もつばめの季節がやって来たのだろうか?むしろ遅いのかもしれない。最寄り駅では恒例のつばめの巣が天井に出来たことを知らすアナウンスが流れていた。その一帯への立ち入り禁止を促すため,新聞紙を広げた上にコーンが置かれてある。すでに10日くらいは過ぎているかもしれない。季節は春から夏へと動き始めている。
24/04/22(月)
汗抜きクリーニングは普通のクリーニングよりも日数がかかる。ふだんならば午前に出せばその日のうちに,午後ならば翌日には仕上がる。けれども今回は5日ほど要した。さて,出来上がったスラックスをはいてみた。べたつく感じはかなり消えていたが,部分的にはまだ少しガビガビ感は残っていた。それでも全体的には滑らかさは戻った。クリーニング代は少し高くついたが,履き心地には代えがたい。仕上がったスラックスには「すっきりバイオ 品質保証書」という紙の札が付けられてあった。説明にはさらに「爽やかな風合いと肌触りをお約束する『すっきりバイオ』は汗シミやカビなどの臭いも防ぎます」と記されてある。他のスラックスもこれからは衣替えごとに汗抜きクリーニングをするかもしれない。
24/04/21(日)
古いスーツのスラックスの裏地が,肌にべたつくようになった。暑くなるのが早まったせいか,冬物のスーツが肌に馴染まない。それなりの年数を経たスーツなので仕方ないのだが,もっと古いスーツが頑張っている。これまでに着てきたスーツは多数有るが,結局のところそれなりに名の通ったブランドのスーツはやはり保ちがいい。生地や仕立ての違いか,量販店やデパートの『売り出し』で誂えたものよりははるかに長持ちする。その長持ちするスーツのスラックスを,クリーニングに出した。ふだんのドライクリーニングではなく汗抜きでクリーニングして貰った。(つづく)
24/04/20(土)
先週に引き続き,今日は八王子教室で高校2年保護者対象の大学進学説明会を行った。基本的に話すことは東中野教室と同様だ。熱気が籠もるといけないのでエアコンのスイッチを入れた。日中のここ最近は暑い。しばらくしても涼しくならなかった。リモコンを見ると暖房が表示されていた。ほんの少し前までは寒かったのだから仕方ない。いったんスイッチを切り弱い冷房に切り替えた。午前11時から始めるに当たって,今日の受付は卒業生に頼んであった。他のメインスタッフは東中野教室勤務だったり休みだったりしていたからだ。
24/04/19(金)
Googleインドアビューの撮影が終わると,次は管理の仕方の説明があった。写真の追加やコメント対応,あるいはアクセス状況の把握などだ。昔やったアクセス解析に近いものがある。自分で管理や運営出来るのがありがたい。上手に運用すれば広告宣伝ツールとしては活用できるだろう。その一方で,第三者に評価される可能性もあるので,しっかり襟を正さなければいけない。八王子教室も状況次第では運用するかもしれない。
24/04/18(木)
Googleインドアビューの撮影は,教室の中央地点から360度見渡せるように撮影する。ストリートビューのあの感覚だ。撮影する風景を見ていたいのだが,そこに人が映り込むのは好ましくない。そのため撮影中は自分の机付近で仕事をしていた。やがて室内の撮影が終わると次は道路側からの撮影に入った。ここぞとばかりに見学すると,カメラマンからはポーズの注文が出るわけもなく,写真に写り込むので移動するようにと指示された。邪魔にならないよう別ポジションへと移動した。功を奏したのか?その後の撮影はスムーズに進んだ。(つづく)
24/04/17(水)
Googleマップでストリートビューを見る人は多いだろう。それを店舗の中まで見せるサービスがある。インドアビューというサービスだ。東中野教室でそのサービスを始めることにした。実際に教室の中まで見える方が,塾を検討している人にとっては参考になるだろう。あるいはふだん通っている生徒の保護者も,「塾には行ったことが無いけど,こどもが通っている塾はどんなところだろう?」と思うかもしれない。写真撮影はカメラマンが一人でやって来た。午後の早い時間から撮影は始まった。教室内を360度見渡せるように,なるべく平面を広くした。(つづく)
23/04/16(火)
学校で将棋が流行っていると授業中に突然生徒が言った。藤井八冠の影響か?と問えば「それは関係ありません」とのこと。一人の生徒から小さな将棋ブームが生まれたようだ。駒の動きをようやく覚えた程度の仲間で楽しんでいる。まだ玉の頭に金を打たれて負けるような将棋のようだが楽しそうに指している。どうしたら上達するかと聞かれたので,詰め将棋をやるといいと言った。将棋は相手の玉を詰むことによって勝てる。その基本が詰め将棋にある。まずは三手詰みから始めるといい。ホワイトボードに少し難しめの三手詰めを書いてみた。しばらくは詰め手順が読めなかったが,何度か試みるうちに正解の手順が分かった。筋はいいかもしれない。
23/04/15(月)
今日は異常に暖かくなった。いや,暑くなったと言う方が適している。地域によっては夏日を通り越し,真夏日になったところも出たようだ。出勤時の電車は冷房がかかっていた。気候が良いのは悪いことではないが,体調を崩してしまう生徒が後を絶たない。先日行われた明大推薦テストでも,試験中に状態が悪くなった生徒が出たようだ。季節の変わり目に敏感な人は何かと大変だ。
24/04/14(日)
新年度の忙しさもピークを過ぎ,ようやく落ち着いた気持ちで日曜日の買い物に出かけられた。この時期のお目当てはやはり筍だ。スーパーマーケットの野菜売り場にはこの時期,筍が置いてある。今日もそれを目当てに野菜売り場に立ち寄った。筍はあった。しかも昨日と今日が特売日で,たくさんの筍が並べられていた。13・14日限定580円」という札を見て心躍った。たくさんの中から選ぶのも楽しい。ふつうスーパーで売られる筍はその大きさによって値段が変わってしまうもの。それゆえそのスーパーマーケットで見たときは目を疑ってしまった。大きさが二倍近く異なる筍でさえも同じ値段で売られていたのだ。さすがにそれはないだろうと疑い,近くで野菜の整理をしていた店員に聞いてみた。すると大きさに関係なくすべて580円とのこと。見た目が大きく身がしっかりしていそうな筍を選びレジに向かった。
24/04/13(土)
東中野教室で高校2年保護者対象の大学進学説明会を行った。気温が上昇した中,多くの保護者の出席を頂いた。この学年の説明会では明大推薦テストの話がひとつの大きな題材だ。奇しくも前日には高校3年の明大推薦テストがあったばかりなので実感する方も居ただろう。流れから勢い明推テストの話が長くなってしまい終了時間が近づいてきたことに気づいたのは終了5分程前だった。そこからまとめに入ったものの,最後は少し駆け足だったかもしれない。
24/04/12(金)
高校3年生対象の明大推薦テストが実施された。今年もこの4月の試験は河合塾の全統模試だった。いつもの通り明大中野校は試験後すぐ自己採点をした。今日の高校3年生の授業は少なかったが,報告に来てくれた生徒にも状況を聞いた。科目選択によって幾分の差があったようだが,それはいつものこと。来週になればもう少し状況が分かるだろう。
24/04/11(木)
勉強部屋という講座がある。成績向上を図るのは塾において当然のこと。その一環の講座として数年前から開講している。東中野教室は金曜日に,八王子教室では土曜日に行っている。さて,八王子教室の土曜日には高校2年生対象の明大推薦テスト対策ゼミがある。その講座と勉強部屋が重なってしまったのだ。どちらも大事な講座でないがしろに出来ない。そこで土曜日の明推ゼミを受講する生徒には別の曜日で勉強部屋を行うことにした。この措置は短期的なもので4月限定。明大八王子校の高校2年生のみ5月に明大推薦テストがあるからだ。
24/04/10(水)
高校3年生対象の明大推薦テスト対策ゼミは昨日で終わった。恒例の合格鉛筆を生徒に引いてもらった。先月新たに購入したものを加えたので,袋の中はいっぱいだ。格言が入っている鉛筆を引く確率は50%に近い。おみくじを引くようにひとり一人,静かに鉛筆を引いていった。試験まであと2日だ。
24/04/09(火)
日曜日に筍を茹でた。今年の初ものだ。もっと早くから野菜売り場に並んでいたのは知っていたが,値段の割には小さかったので買うのは控えていた。値段云々よりも小さい筍は美味しくないのではなかろうか。そう思った。忙しく茹でる時間がなかった。いや,茹でる時間が無いわけでは無く,そうする気分にならなかった。時間的に余裕がないときに,時間を掛けなければならない料理はしない方がいい。美味しく出来上がらないだろう。さて,ゆであがった筍を冷ますと,何よりも先に穂先の柔らかいところを食べる。至福の瞬間だ。季節を感じる。
24/04/08(月)
土曜日に出した,高校3年理系の生徒の物理基礎と化学基礎の試験問題の答合わせをした。はじめに確認したのは時間をきちんと守ってやれたかだ。60分という時間でどれくらいの問題が解けるか,時間は足りるのか不足するのか。そうしたことを学ぶことも必要だ。何度も同じ問題集を解いてきた成果はどうか?それぞれではあるが,試験を目前に控えてそれなりの手応えはあった。まだ3日はある。冷静にやれることを考えてほしい。
24/04/07(日)
明大推薦テストの理科の試験は,物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎の中から2科目選択するか,物理・化学・生物・地学から1科目選択する。地学基礎と地学は学校で教わっていないので,これらを選択する生徒はほとんど居ない。また,物理や化学,生物などは基礎科目と比べると難しく,こちらを選ぶ生徒も少数派だろう。もっとも物理に自信ありとか,化学ならどんな問題でも解ける,と言うのならば物理や化学あるいは生物の選択もあり得るし,実際そうした生徒も居るだろう。さて,基礎科目の試験問題だが試験時間60分の中で2科目を選び解いていく。(つづく)
24/04/06(土)
高校3年の明大推薦テストが近づき実践問題を解いている。理系の生徒にとって試験間際にやるべき科目は理科だろう。物理基礎や化学基礎が対象科目だ。反復練習することで,似た傾向の問題が何度も出ているのが分かる。理科の試験時間は60分なので,1科目あたり30分程度で解くことになる。数学と比べると一問ごとの問題量が少なかったり,知っていれば数秒で答が出る問題もある。回転が速いのだ。予備校で出版されている模擬試験の過去問は5回分ほど納められている。全部解いても3時間かからない。他教科と比べると圧倒的に短い時間で済み自信にも繋がる。(つづく)
24/04/05(金)
昨日の出勤時の電車内でのこと。見慣れた制服を目にした。明大八王子校の高校の女子の制服だ。確かにそうなのだが何だか違和感を抱いた。それが何なのか分からないまま電車を降り八王子教室に向かった。授業をしているときにその違和感が何だったか分かった。一人の生徒が「今日は入学式です」と言った。そう,電車内で見た制服の女子高生は新入生だった。真新しい制服であることと,制服をきれいにきちんと着こなしていたから違和感を抱いたのだろう。塾に来る生徒がだらしないというわけではなく,ふだん着慣れた姿を見ているからそう感じたのかもしれない。
24/04/04(木)
高校3年生対象の明大推薦テスト対策直前ゼミが今日から始まった。試験まであと11日となり,緊張感も高まってくる。試験までわずかな日となったいま,どの科目の勉強を優先するべきか?それは生徒個々で異なるのは当然だ。授業をしながらも,生徒各自にできることが何かを話す機会もある。限られた時間で何ができるのか。高校3年生という年齢は自ら考えて実践できる年齢であるはず。けれども迷いが出たら頼ることも大切だ。
24/04/03(水)
修理に出しておいたスーツを引き取りに行った。左側の襟下が少しほつれてきたので直して貰った。修繕代はそれなりに掛かったが,スーツをひとつ誂えるよりは安く済む。それに着慣れた服は着心地がいい。いつも行くその店は,ショッピングモールの中にある小さなスペースにあるが,吊るされている服でいっぱいだ。
24/04/02(火)
春期講習が終了した。予習中心の8日間だったが,高校3年生だけは明大推薦テスト対策ゼミのみ行った。予習した生徒は居なかった。それもそのはずで,今日で試験10日前だ。そして明日からまた直前ゼミが始まる。高校3年最初の試練だ。
24/04/01(月)
今日から新年度を迎えるところが多いだろう。新社会人の姿を見かけることはなかったが,それは通勤の時間帯のせいだろうか。それとも忙しさから周りを気にしているどころではなかったのかもしれない。塾は一足先に新年度を迎え,春期講習はもはや終盤だ。いくつもの気になることや,準備しなければならない課題でいっぱいだ。新たな時を迎えるためには必要な時間だ。
24/03/31(日)
高校3年の春期講習は明大推薦テスト対策ゼミのみ行っている。新学期が始まってすぐに試験があるのだからそれも当然のこと。今年の高校3年生は新課程一年目で,変更点が多く分からないことも多い。明大八王子校はこれまで選択科目は社会科から選ぶ生徒が多かったが,今年は数学ⅠAを選ぶ生徒が目立っている。社会科の選択が複数の科目に渡るものが多いのがその一因だろう。数学を教える者として喜ばしいことかもしれないが,消去法的に選んでいる生徒も居る。そうした生徒をいかに引き上げられるか。それは教える側の資質が問われる。あらゆる手立てで正解を導けるか。真剣に考えている。
24/03/30(土)
春期講習の後半が始まった。土曜日開始なので朝の電車は少し楽だ。ふだんはほとんど座れる時間帯なのだが,講習中は午前の授業担当の場合は混んでいる電車に乗ることもある。もっとも本当のラッシュアワーではないので,それほど大変ではない。けれども早くいつもの時間に戻りたい。夜が明けるのも徐々に早くなり,夜更かしをし,ちょっと油断すると外が明るくなってしまう。もう春なのだと感じ始める春期講習の後半だ。
24/03/29(金)
春期講習の中日の今日は休めた。週末に近い平日の休みは微妙な休みだった。仕事の連絡がありつつも,それほどハードに応対する必要はなかった。仕事のこととプライベートなこと。半々だができた一日だった。明日からまた講習後半が始まる。
24/03/28(木)
春期講習の前半が終わった。高校3年生はあと二週間ほどで明大推薦テストがある。そのため保護者からの講習申し込みや問い合わせが多い。もちろん生徒自身も『やらなければ』という気持ちが高まって来る頃だろう。その感覚には個人差があり,日々勤しんでいる生徒も居れば,飄々としている生徒も居る。春に部活が盛んな生徒はそのやりくりに苦労している。時間は限られてきたが,やるべきことを順にやっていけばいい。
24/03/27(水)
今年の春期講習は8日間すべてが朝から担当授業が入っている。そのため自宅で朝食を取る余裕がない。朝のうちから買い物ができるのはコンビニエンスストアとなる。一旦仕事を始めると,帰るまで仕事場を出られないことも多々ある。そのため一日の食事の多くはコンビニで買うことになる。弁当の品揃えは十分あるし,コンビニもいくつもの店舗がある。けれどもやはり偏ってしまう。自分が食べたいと思うものを買うのは当然の行動だろう。最近は麺類の率が高い。
24/03/26(火)
春の嵐か冷たい雨と猛烈な風が吹き荒れた。朝から続く4講座の授業を終え,夕飯を買いに近くのスーパーマーケットに買い物に出かけた。大きめのビニール傘を差していったのだが,ビルの谷間のいわゆるビル風に煽られて傘が翻りそうになった。桜が開花する前で良かった。春の長雨は朝から降り,帰宅する深夜になる頃にようやく上がった。
24/03/25(月)
春期講習が始まった。新年度の始まりだ。授業を受けに来た生徒が,教室割り表を見て怪訝な顔をしたり,教室に行ってすぐに戻ってくる生徒も居た。前者は自分の学年の表示が見当たらないため,後者は教室に知らない顔しかいないためだ。毎年のことだが学年がひとつ上がったことをまだ認識していないようだ。それもそのはずで,学校の新学年が始まっていないのだから無理も無い。何はともあれ新しい学年のスタートだ。
24/03/24(日)
少し前のこと,八王子教室で教えている卒業生の先生たちが,昨日の土曜日に新宿で集まり飲み会を行うことを聞いていた。その日は東中野教室で夕方まで面談を行っているので,そのあとに合流したいと軽い気持ちで話した。夕方には終わるので何とかなるのではないかと思ったのだ。けれども実際に面談を行っていて,この日の猛烈な忙しさを思い出した。考えが浅かった。結局のところ途中参加はおろか,仕事が終わったのは次の日だった。途中,参加を促される連絡はあったが,到底無理であることを言わざるを得なかった。次の機会に掛けるしかない。
24/03/23(土)
今日は東中野教室の年度末の面談日。八王子教室同様,あるいはそれ以上に忙しかった。そしてそれにも関わらず今年の卒業生が訪れて来た。二日前と同じだ。面談で来た生徒の成績表を入力しながら隙間の時間で話をした。一昨日と異なるのは,今日の卒業生は次に予定があるようで20分ほどで帰った。制服で来たのでなぜかと問うと,学校のPTAで卒業生代表として保護者に話をする役目を任じられたらしい。誇らしいことだ。
24/03/22(金)
化学の授業中に生徒から「これ何て読むんですか?」と質問があった。化学の『酸と塩基』という単元で,水素イオンの移動によってどれが酸でどれが塩基(アルカリ)かが分かる。質問のあった漢字は『授受』だ。授けると受け取ると考えると意味が分かりやすい。同じ読みでも「授業」と「受業」で意味がまったく逆になる。「授業」をするのが先生で,その教えを「受業」するのが生徒だ。それほど難しい漢字だと思わないのだが,化学の問題で難しい漢字が出るはずがないと思ったのだろうか。
24/03/21(木)
年度末の面談を八王子教室で行った。高校1年生以下が対象だ。授業を担当している先生が面談担当になる。一年で最も忙しい一日のひとつだ。そんな中,今年の卒業生が挨拶にやって来た。けれどもまったく応対できる状況ではない。悪いとは思ったのだが,放置するしかない。面談が最優先されるのは仕方いないことだ。幸いなことに,彼がヒマだったのか面談が終わるまで待っていてくれた。残っていた先生も居たので,それなりに楽しい時間が過ごせた。とは言うものの,やはり来るときにはひと言連絡が欲しかった。
24/03/20(水)
春分の日の今日は休みのはずだった。けれども翌日に控えた大学進学説明会の資料が完成していなかったため,少しだけ八王子教室に出勤した。揃えるべきデータがあり,今年の卒業生の保護者に連絡をした。その返事からデータをまとめ,資料に入力をしてから印刷し製本した。2時間ほどの作業で終了した。夕方に八王子教室を出るとまだ明るかった。明日からは昼の時間の方が長くなることを実感した。けれども強風が尋常ではなく,駅までの道のりでビル風も合いまった風に吹き飛ばされそうな女の子が悲鳴を上げていた。
24/03/19(火)
学期終わりは面談が多くなる。この時期は面談の対象が塾生でないケースが多い。入塾を検討している保護者・生徒の面談だ。当然初対面となるのだが,塾を探している理由の多くは成績向上を図るため。至極当然のことだ。学年もさまざまで,中学生も居れば高校3年になる生徒も居る。さて,記憶力はおそらく人並みだと思う。面談では多くのことを聞いたり話しを聞いたりする。内容が重複することもある。それゆえ面談メモは残すのだが,その数が増えると徐々に記憶が曖昧になる。それを補うために面談に生徒が来たときには,見た目の特徴や性格をメモに記すようにしている。
23/03/18(月)
春期講習まであと一週間となった。新年度の毎度の忙しい時期の真っ最中だ。毎年感じるのは,こんなに忙しかった?だ。今年ほど忙しいことがあっただろうか?と感じるのも毎年のこと。いやいやきっともっと大変な年度初めもあったことだろう。慣れの怖さか,過ぎてしまえば忘れてしまうのか。三日後に迫った八王子教室の大学進学説明会の資料がまだできていない。明日には原稿を仕上げ,印刷も済まさなければならない。
24/03/17(日)
コンビニエンスストアのアプリを入れておくと,さまざまなクーポンが届く。よく利用するのはおにぎりやラーメン・弁当の割引クーポンだ。20円から50円くらいの割引だが,安い値段のものだと20%程度の割引になるので嬉しい。中でもファミリーマートは太っ腹で,これまでにビールやワインを何度も無料で貰えた。覚えていないがその数は20は超えているだろう。少し前になるがそのファミリーマートから組み立てスプーン・フォーク・箸のセットの無料クーポンが届いた。値段は500円。こんな高いものをプレゼントするとは驚きだ。缶ビールを貰うときには,もう1缶買うようにしている。それが礼儀というものだろう。けれども今回の組み立て式のセットのときは純粋に貰うだけにした。こうしたクーポンの原資はどこから出ているのだろうか?
24/03/16(土)
学年末試験が終わると少し時間的に余裕が持てると思っていた。けれども面談の希望がいくつもあり,まったくその予測は外れてしまった。どうやら毎度のことで,どうしてそんなふうに楽観的な望みを持ってしまうのだろうか?いや,愚痴はよそう。新たな出会いがあることと,塾に興味を抱いて貰えることは嬉しいことだ。春期講習が始まるまでは,塾生の面談は少ない。もともと終業式の日に面談を予定しているからだ。今はそんな状況での準備段階の時間だ。
24/03/15(金)
新年度の塾の案内を作成した。前の年と大きな違いは無いのだが,八王子教室の案内では「明大中野八王子校→明大八王子校」の置き換えが必要だ。もっともそれは文字の置換で簡単にできる。ところがその操作で2文字減ったことによる調整が必要になる。そうした細かいところにも気を配らなければならない。まったく別の箇所でも修正が必要なこともある。あるいはホームページを見た保護者から塾の電話番号が見当たらないとの指摘があった。ホームページを見ると確かに分かりにくいところに電話番号があった。早速トップページに電話発信用のリンクを設定した。
24/03/14(木)
学年末試験が終わってから春休みまでのこの期間,授業はいつもより少ない。その反面,面談が多くなる。今日は昼過ぎから授業がひとつあり,その後は面談が続いた。在籍している生徒の面談もあれば,新規の問合せのあった生徒の面談,以前受講したことのある生徒の面談などさまざまだ。時間に余裕を持って予定を組んだのだが,結果的には話すことが多く時間が押してしまった。5時間近い面談は,終える頃はさすがに堪えた。けれども勉強の仕方の迷いが幾分かでも無くなればそれでいいと思う。
24/03/13(水)
新年度のカレンダーを作った。今回は2019年のカレンダーをもとに作った。曜日が今年と同じ巡りになっている。とは言うものの,微調整は必要だ。作ったものを複数のスタッフにみて貰うのだがやはり間違いはいくつも出てしまう。同様に塾の案内や春期講習のように毎年同じような作りのものでも今さらながら間違いが発見されることがある。保護者からの問合せによってはじめて修正するべき点に気づくこともある。関わっている者よりも,外部の人の疑問が修正点を突くこともある。
24/03/12(火)
新高校3年の明大推薦テストは,4月12日に実施される。今日でちょうど試験一か月前となった。そのことを生徒に話したところ「まだ一か月もあるのか」という生徒が居た。その一方で,試験までに何をやるべきかを相談しに来た生徒も居た。数学の問題集を渡したところ,帰ってすぐ取りかかったようだ。『コップに残った水』をどう捉えるか?ではないが生徒によってさまざまだ。けれども事実はひとつ。31日後には試験があること。それも進路にかなり大きな比重を占め,決して取り戻すことができない試験であることを忘れないでほしい。
24/03/11(月)
明大中野八王子校は今日,答案返却があった。今日は授業があまりなかったので,ほとんどの生徒の結果をすぐに知ることが出来なかった。それでも少数ではあるが,授業を受けに来た生徒に結果を聞いたところ「悲観する科目はありませんでした」とのこと。まずまずの結果にホッとした様子だった。もっとも他のほとんどの生徒の結果はこれから聞くことになるのだが,良い報告を待つものの果たしていかがなものだろうか。
24/03/10(日)
ひと月以上前の一月のこと。自宅で漬けていたぬかみそが酸っぱくなっていた。漬けている桶の蓋を開けると何やら酸っぱい匂いが。中に漬けていた大根を取り出し刻んで食べてみた。酸っぱくてとても食べられるようなものではなかった。冬になってからぬか床が冷たくなりかき混ぜるのを怠っていた。その結果,ぬか床がだめな状態になってしまったのだ。ぬか床の回復を図るべく,ぬか床をじっくりかき回した。ぬかを足し塩を振り,鷹の爪を入れあまったビールを注ぎ込んだ。酸味を消すための重曹も入れできる限りの手当てをした。その後,毎日朝晩にぬかに空気を入れるようにかき混ぜた。その結果,ひと月過ぎた頃にぬか床は復活した。きちんと手入れしたぬか漬けは,甘みを感じるほどになった。このぬか床は漬け始めてから40数年を数えている。それだけにダメにしてしまうわけにはいかない。
湯島天神に行った翌日,合格鉛筆を袋から取り出し並べた。それを眺めてふと思った。鉛筆に書かれている格言はどうなったのだろうかと。去年までは6本の鉛筆にそれぞれ格言が記され,残りの6本は何も書かれていない鉛筆が収められていた。そして今年。並べた5本には別々の格言がある。さて,どの格言がないのだろうか?あるいはランダムにセットされているのかもしれない。他の束も見てみた。するとすべてが同じ5つの格言で構成されていた。しかもその順番まで同じだ。そうなるとどれか1つの格言が消えたことになる。そこで去年の鉛筆を見た。幸いなことに6つすべての格言が残っていた。そしてなくなった格言は「一歩一歩進め」であることが分かった。なぜこの格言が外されたのか?数学の先生と考えた結果,「日々の努力」と意味合いが似ているからではないかということになった。「一歩一歩進め」の鉛筆はいつか復活するのだろうか。いずれにせよ今はレアであるので取っておくことにした。
24/03/08(金)
湯島天神の合格鉛筆は1ダース=12本が「学業成就鉛筆 湯島天神」と書かれた紙に巻かれて並べてある。そこから鉛筆を取ろうとしたとき,鉛筆の束がいつもより細く見えた。よく見ると鉛筆は5本ずつを二段に重ねて積まれていた。5本?去年までは1ダースすなわち6本が二段になって重ねられていた。上段には格言が書かれた鉛筆が,下段には格言が入っていない鉛筆があった。値段は去年と同じく700円。ここにも値上げの波が押し寄せていた。予定では東中野教室6ダース,八王子教室4ダースだったので,合計12個の束を巫女さんに渡した。その後おみくじを引いてから湯島天神をあとにした。(つづく)
24/03/07(木)
湯島天神にお参りに行った。梅の花は満開の木がいくつもあった。本堂に向かうと人だかりがあった。団体さん?と思い近づいてみると猿回しの大道芸をやっていた。何度も湯島天神を訪れたが,大道芸を見たのははじめてだった。少しだけ見たあといつものコースを回って本堂へ向かった。今年は外国人の姿が目立った。インバウンドが戻ってきたのが実感できる。お賽銭はいつも決まっている。500円硬貨を二枚賽銭箱に投げ入れてからこの一年の結果とお礼をし,これから一年の無事を祈った。お参りが済めばいつもの『買い物』が待っている。売店に向かい合格鉛筆を手に取ろうとすると違和感を覚えた。(つづく)
24/03/06(水)
明大中野八王子校の学年末試験が終盤を迎える頃,明大中野校の学年末試験が始まった。試験前の教材準備に追われるのはいつものことだ。数学特訓もそうなのだが,何事も準備にかける時間の方が大変だ。始まってしまえばあとは流れてくれる。ホッとひと息入れられる時間だ。……。ところが今日になって高校2年の理系の生徒から,数学演習の試験対策問題を頼まれた。想定外の授業で,しかも数学演習を担当している先生の過去問のストックは無かった。試験でより良い結果を残したい生徒の気持ちを考えると作らない理由はない。それに一度作ってしまえば,いつかまた使える日が来るだろう。
24/03/05(火)
午後から雨が降り始めた。冬は晴れの日が多いという印象だったが,今年は雨の日が多いように感じる。夕方から夜になる頃,八王子では降り方が強くなった。そんな中,銀行と本屋に行かなければならない用件があった。いつもならちょっとした外出でコートを着ることはないのだが,窓から見る外の風景が真冬のように見えた。コートを着て出かけたのは正解だった。次第に降り方は激しくなった。夜も深くなった頃にはみぞれ混じりになっていた。
24/03/04(月)
試験対策問題を作成している中,明大中野校の高校2年理系の数学で不足している単元があった。時間的に厳しくどうしようか迷っていた矢先,その学年を教えている先生から試験対策問題のリクエストがあった。担当している生徒のことを思うと作らないわけにはいかない。以前作ったプリントに,3年分の過去問から寄り集めて対策プリントを作った。以前から気に掛けていた単元だけに,後押しして貰った形ではあるが作れて良かった。
24/03/03(日)
ほぼ三週間ぶりの休みの今日は,やろうと思ったことのほとんどができなかった。疲れが出てしまい本当に『休む』だけの一日となった。唯一できたことは床屋に行けたことだけだろう。半月ほど前から行こうと思っていた。二度ほど試みたのだが,一度は混んでいて諦めもう一度は休業日だった。ようやく今日スッキリできた。
24/03/02(土)
試験期間中には珍しく,今日は担当授業が無かった。それゆえあんなことやこんなことができると期待した。ところがその思惑は見事に外れてしまった。経理に関する仕事が思っていた以上に大変だった。そんな時に教材に関する仕事はやらない方がいい。不備が出てしまったり,どこかで妥協してしまうからだ。
24/03/01(金)
昨日はうるう日だった。4年に一度のことで,一日得したという意見もある。その一方で新しい月になるのが一日遅くなり,3月を待つ身としてはもどかしかったかもしれない。新しい月の始まりは穏やかな日だった。夜明け前までは雨が降っていたが,日が昇る頃には晴れていたのだろうか。今日は明大中野八王子高校の卒業式。晴れやかな気持ちで門出を迎えただろう。大学入学までの一か月あまりは自由な時間だ。こんな時にこそできる何かをやって欲しい。
24/02/29(木)
総武線に乗り新宿に着き小田急線の改札へと向かった。改札口あたりに人だかりがあるのを見て嫌な予感がした。案の定,電車は止まっていた。人身事故だ。事故のあった箇所を駅員から聞いて考えた。事故の種類を考えると小田急線の復旧は難しそうと判断した。遠回りになるが中央線経由でいつもの横浜線で帰ることにした。帰り着いたのは朝,家を出てから16時間以上の時間が過ぎていた。帰ってから小田急線の運行状況を見るとまだ動いていなかった。判断は間違っていなかった。結果的に日曜日は車で行けばよかったのかも知れないが,何が災いするか分からない。迂回した判断が正しかったように,きっと電車で通勤したことがよかったのだと思うことにした。
24/02/28(水)
日曜日の東中野教室の数学特訓は電車通勤にした。時間的に余裕はあったが,帰る頃には疲れが出そうだったので安全を期して電車にした。帰る時間帯によっては,道路は混雑しているかも知れなかったことも電車を選んだ理由だ。数学特訓は午後3時に終えたが,その後自習している生徒が居たので,後片付けや翌日からの準備をしていた。7時頃に最後の生徒が帰り,帰り支度を始めた。東中野教室を出たのは午後8時過ぎで,出勤してちょうど12時間だった。(つづく)
24/02/27(火)
東中野教室の高校1・2年生対象の「物理・化学特訓」を今回も行う運びとなった。特に高校1年生はリクエストがあり,それはそれで嬉しい限りだ。その分準備もしなければならない。学年末試験が迫っているので他の学年・科目の準備も必要なので,嬉しい悲鳴と言えるのかどうか。けれども生徒がやると言っているのだから準備する方もきちんとしなければならない。
24/02/26(月)
月めくりのカレンダーはいつめくるか?月末を迎えると毎度考えてしまう。さまざまな予定を組まなければならないので,月の残りが3・4日になると次の月をめくってしまう。めくったあと,当月の予定を確認したくなったりして戻すこともある。さて,平年だと二月と三月のカレンダーは日付と曜日が一致する。そのためある程度は『共用』できる。けれどもうるう年の今年はそれができない。4年に一回のことなのでなかなか慣れることは難しい。それはさて置きもう三月だ。
24/02/25(日)
東中野教室で数学特訓を行った。先週が中学3年生対象で,今日は高校3年を除くその他の学年が対象だ。学年末試験ではありがちなのだが,この一年間の復習問題が出題されることがある。今回は高校2年・理系がそうだった。理系なので大丈夫だろうと思っていたのだが案外そうでもなかった。一学期あたりに学んだ単元の公式や問題解法の道筋をすっかり忘れてしまっていた生徒も居た。あとひと月あまりで明大推薦テストがある。その時には入試レベルの数学ⅡBの問題が解けなければならない。学校もその準備を意識しているのだろう。
24/02/24(土)
明大中野校・明大中野八王子校の学年末試験時間割が今日,同日に発表された。明大中野校は10日後から,明大中野八王子校は一週間後から試験が始まる。試験時間割に文句を言いつつも,やらなければならないという気持ちは出てくるだろう。試験前には高校の卒業式があり,在校生は休みになる。イレギュラーなスケジュールだが,上手に計画を立ててほしい。
24/02/23(金)
テレビのニュースでは頻繁に「週末は三連休です」と連呼していた。世間はそうかもしれないが,学年末試験を直前に迎えている塾はそれどころではない。三連休どころか19連勤中だ。東中野教室の数学特訓が2週連続であり,祝日の今日も試験前の授業が目白押しだ。八王子教室では今年度最後の数学特訓があった。年度末の忙しさが押し寄せてきた。
24/02/22(木)
明日は八王子教室の数学特訓の日。数学特訓では途中おやつを配っている。けれども今日は忙しすぎてとても買い出しに行ける時間がなかった。いつもならば買いに行けるスタッフがいるのだが,今日は居なかった。日曜日の数学特訓でないのもその要因か。そこで授業終わりの生徒と卒業生の先生に買い物を頼んだ。そんな日もある。
24/02/21(水)
期末面談の案内を作成した。三学期の終業式の日に行う。出来ることならば一か月前に案内は送付しておきたいのだが,そのタイムリミットが来た。この時期の面談は授業を担当している先生にお願いしているので,はじめに先生方のスケジュールから押さえなければならない。さすがに一か月前にお願いすればたいていは予定を押さえられる。それからの案内作成作業となるので,準備から数えると50日くらい前から始めなければならない。何事も準備が大事。
24/02/20(火)
昨日は自宅で仕事をした。集中して教材作成をしたかったからだ。高校2年生用の空間ベクトルの数学特訓用の教材を作った。学校の定期試験を題材として問題作りに勤しんだ。結果的に一日かけてようやく一つの単元の教材が出来た。数学特訓で生徒が解くときには2から3時間で解いてしまうだろう。作成時間よりも解く時間が短いのは料理と似ている。どちらも満足のいくものを作るためには時間を惜しんではいけない。
24/02/19(月)
2月としては異常な暖かい日が続いている。季節の感覚が分から無くなりそうだ。授業を終えた先生からしばらくして連絡があった。コートを忘れてしまったため,明日取りに来るということだ。寒ければ外に出た瞬間に気づくだろうが,それがままならない気温だ。数日後には再び寒くなるらしい。体調管理に気をつけなければならない。
24/02/18(日)
東中野教室で中学3年対象の数学特訓を行った。今年度最後の数学特訓は,今日が東中野教室の中学3年対象で,金曜日は八王子教室の全学年対象,そして一週間後の次の日曜日が,東中野教室の中学3年以外が対象だ。何かと忙しいいつもの年度末を迎えている。元来,学年末試験において中学3年は他学年より早く試験が始まるのだが,明大中野八王子校の今年の中学3年は他の学年とさほど試験日程が離れていない。そのため他学年と同じ日に数学特訓を行うことにした。一方,明大中野校はいつも通り中学3年だけは早い時期に学年末試験があるため今日の数学特訓となった。勝手な都合だが,八王子教室のように同じ日に数学特訓が行えると助かるのだが。
24/02/17(土)
今年度の勉強部屋が今日で終了した。終了日は昨日が東中野教室で今日が八王子教室だ。勉強部屋には「学習支援コース」という,もうひとつの一面がある。学習支援コースは生徒個々の指名講習だ。成績向上が必ず必要な生徒が対象。勉強部屋を始めた当初から願っていることは,この学習支援コースの受講者が居なくなることだ。それは生徒の成績向上がみられた証しにもなる。学習支援コースを抜け出し,勉強部屋に積極的に参加してくれることを望みつつ,今年の勉強部屋は終了した。
24/02/16(金)
東中野教室に新しい電話機を入れた。これまでのビジネスフォンから家庭用のシンプルな電話機にした。八王子教室も4年ほど前に同様の電話機にした。ビジネスフォンは使い勝手がいいのだが,実際に塾の仕事ではそれほどハードに電話を使うことはない。少ない日は一日に1・2回の受信しかない。連絡のほとんどがメールかLINEの今,電話機はシンプルなもので十分だ。電話工事をしてくれたのは八王子教室の工事をしてくれた人とまったく同じだったのがよかった。
24/02/15(木)
今日は東京で気温が20度を超えた。果たして今日は何月何日?と思ってしまった。家を出るときには急遽,コートではなくジャンパーに変えた。急いだせいで電車に乗る頃は暑くさえ感じた。気温変化の大きさのためだろうか,過ごしやすいはずの気候なのに体調を崩している生徒が多い。三寒四温を飛び越えてしまいそうな勢いだが,まだ寒い日はやって来るだろう。
24/02/14(水)
最近は駅の売店で新聞や雑誌の扱いが縮小されてきた。先日のこと,最寄り駅の売店で雑誌を買おうとした。いつもなら入ってすぐ左にあるラックに並べられている雑誌が見当たらなかった。どこに行ったのだ?店内の奥の方へとさまようと,突き当たりの壁の下の方にこぢんまりと並べられていた。それを目指していなければ見失ってしまうほどだ。確かに今の時代,電車内で新聞や雑誌を広げて読んでいる人は少ない。ほとんどはスマートホンの画面を見ているか,ワイヤレスイヤホンで音楽を聴いている。ニュースはネットで見られるし,マンガもスワイプして読んでいる。紙の媒体は衰退の一途を辿るのだろうか。
24/02/13(火)
八王子教室には今日も高校3年生が来てくれた。卒業式のことに話がおよんだ。いや,卒業式というよりも卒業式の後のことについて話していた。去年はホテルで食事会があったらしいが,今年は学食で行うらしい。当然ホテルの方がいいと3年生。確かに学食よりもホテルの方が料理はいいだろう。けれども慣れ親しんだ学校での会食も悪くない。そうこうしているうちに,彼女たちよりも二学年先輩がやって来た。卒業式後のことを聞いた。すると2年前はまったく何も無かったとのこと。時期が時期だけに仕方ない。さらに一学年上の先輩がやって来ると同様の返事。その頃から比べると,学食での食事会はあるだけでもありがたいと思う。
24/02/12(月)
さば缶の値段の違いはどこにあるのか?調べて見たところ「メダカ水産」という『次世代のおさかな好きを創る』をミッションとする水産×ITベンチャー企業のホームページに詳しく記されてあった。それによると3つの要因があり,原料・流通・製法の違いとのこと。原料はサバのサイズや漁獲時期による脂ののりの違い,さらには鮮度の違いがある。サバのサイズによる値段の違いは興味深い。さば缶になるサバは300グラム以上のもので,500グラムを超えるさば缶は希のようだ。カウンターの寿司屋では800グラムのサバを使うらしく,味の差は歴然とのこと。このサイトでお勧めのさば缶は300円前後のものが多い。その中のひとつが冷凍もののサバではなく,生のサバを使った缶詰が紹介されていた。鮮度にこだわりを持ったもので,これは製法の違いによる味の差になる。別のサイトにはさば缶の炊き込みご飯のレシピが紹介されていた。今度作ってみよう。
24/02/11(日)
休みの日の買い物では,月に一度か二度ほどスーパーマーケットやドラッグストアでさばの缶詰めを買う。さば缶は重宝する。安いけれども味はいつでも安定しているし,身を食べ終えたあとにご飯を入れて食べると,この上ない幸せを感じてしまう。味噌煮や醤油味などあるが,いつも買うのは水煮だ。理由の第一は味噌煮や醤油味は味付けが濃すぎること。そのまま食べるには味付けの濃さに耐えきれない。もうひとつの理由はカロリー。水煮のさば缶のほとんどは200キロカロリー前後のものが多い。カロリーが高すぎると,缶詰めひとつだけで一食分のカロリーを消費しかねない。さば缶だけのおかずは寂しすぎる。ところで気になるのはさば缶の値段だ。安いものだと100円台前半だが,高いものはスーパーで300円くらいで売られている。その差は約3倍。もしシュウマイ弁当が500円と1500円で売られているのならばどちらを選ぶべきだろうか?(つづく)
24/02/10(土)
手指の消毒に使われる次亜塩素酸。その容器の注意書きに「胡麻に使用しないでください」と記されてある。この手の薬品系の注意書きには時々?と思うことが書かれている。もっとも次亜塩素酸にこの一文は分からなくもない。次亜塩素酸には漂白作用があり,黒ごまを白くさせようと考えることがあるのだろう。胡麻は白い方が高級感を感じる向きがあるらしい。もちろん漂白された胡麻が体にいいはずもなく,それゆえの注意書きなのだろう。
24/02/09(金)
今日もまた,高校3年生が合格報告にやって来てくれた。事前に分かっていたので時間的には余裕を持てた。進学先は第一志望群の中の学科だったので喜んでいた。高校3年の二学期に彼の数学の授業を担当した。最後の試験で成績を上げなければならず,授業担当するに当たって一種の山かけをした。もちろんある程度の根拠があった。結果的にそれが功を奏して数学は及第点を取れたと言えるだろう。明大面接の様子や,進学先の同級生のことなどが聞けた。今だからこそ出来ることは何かを考え,大学入学までの時間を有効に使うようにと手向けた。
24/02/08(木)
今日は八王子教室に高校3年生が三人,合格報告にやって来た。実は昨日も来てくれていたのだが,教室を開ける前だったので塾に入ることが出来なかった。そして今日。長いこと数学を教わっていた先生と楽しそうに話をしていた。残念なのは授業開始まで間もない時間だったため,十分に話が出来なかったことだ。それでもこれまでのことと,いまの様子が聞けてよかった。いつかまた来てくれることだろう。
24/02/07(水)
週も半ばだが,今週はイレギュラーな用件が多い。それもほとんどが授業前のことなので早めに出勤しなければならない。事務機器に関する商談だったり,経理に関することなどが主なところだ。そんな中,今日は高校3年生が報告にやって来るというので早めに出勤した。こういうことは嬉しい時間なので,多少早くても問題ない。二月の学校は,進学先によってクラス分けされ授業を行っている。今日の生徒は明治大学進学ではなく,指定校推薦で希望の学科に進学が決まった。進学後の勉強は大変だろうが,希望した学科なので頑張れるだろう。大学から出された数学の課題を見せてくれたのだが,問題量が多くレベルもそれなりに高い問題もあった。高校数学では習わない新たな単元もすでに勉強しはじめていた。
24/02/06(火)
昨日は雪のため明大中野校は午前中で学校が終わり早い下校となった。そのため東中野教室は授業変更を行わなければならなくなった。中にはそのままの時間帯でオンラインに切り替えた授業もあった。事情が事情だけに,個人指導は後日補講にしたものもあった。一方,八王子教室は中学入試のため明大中野八王子校が休校だったのでほとんど「被害」はなかった。事前に授業変更してあったので,穏やかな一日となった。もっとも外の状況は大変だった。夜になるとともに雪が積もりはじめていった。自宅に帰り報道番組を見たら案の定,八王子から中継された映像が流れていた。
24/02/05(月)
PDFに施したパスワードをいくつか試した。最初に試したのはここ数年来よく使っているパターンだ。けれどもどれもはねられた。当然だ。画面とにらめっこしながら思いつくままに試し打ちした。昔のファイルなので何度パスワードを間違っても大丈夫なのがいい。とはいうものの解除できないことには作業できない。ふとパスワード入力画面を見て閃いたものがあった。それは的中し,パスワードの解除に成功した。昔の自分に勝ったのだ。(ちょっと大げさか?)スッキリしたところで外に用事があったので出かけた。少し歩いているとなぜパスワードを掛けたのか?その理由も思い出した。生徒が勝手にプリントアウトできないようにしておいたのだ。すべての謎が解け,足取りも少し軽くなった。
24/02/04(日)
重複しているPDFファイルのしおりを削除している作業中に「先生,ここのしおりが削除できません」と卒業生が言った。そんなはずはないと思い,モニターを覗き込むと右クリックした後の「削除」の項目がハイライトされず薄い文字で表示されていた。「削除」の項目が選択できないのだ。そこで遠い記憶を巡らせた。何かの理由でPDFファイルの操作に制限を掛けたのではないかと。ファイルのプロパティを見ると確かにパスワードが掛けられていた。解除しなければ作業が進まない。パスワードはデータベースに保存してあるのだが,過去問のPDFのパスワードは見つからなかった。古すぎたのだ。あとは記憶に頼るか,20年ほど前の自分のパスワードの掛け方の“ルール”を暴き出すしかない。その両方を駆使していくつかのパスワードを試した。(つづく)
24/02/03(土)
明大中野校の定期試験の過去問の整理を卒業生にやって貰っている。今日は「しおり」の整理をして貰った。PDFで保存してあるのだが,昔作ったときに1ページごとすべてにしおりが付けられたファイルがいくつもあった。例えば古文の試験問題の1ページごとすべてに「古文」というしおりが付いているのだ。大きな間違いではないが,探すときに同じしおりがいくつもあり見づらい。科目ごとの最初のページだけに「古文」のしおりがあればそれで十分だ。そこで同じ名前のしおりを最初のページだけ残し,他のページは削除するように頼んだ。作業自体はそれほど難しくないのだが,量が多いだけに大変だ。仕事を進めてもらっていたところ,かなり古いファイルのしおりを整理ている時に問題が発生した。(つづく)
24/02/02(金)
「仮説検定」が収められている問題集の発行日をみると1986年だった。40年近くも前の昭和の問題が,令和のいまになって復活したことになる。問題集は紙が茶色くなっていていかにも古い本であることが分かる。けれども内容自体はいまでも問題なく使える。2000年も前のピタゴラスの定理が未だに中学数学で学ぶことを考えれば,普遍的な単元もある。それを取り上げるか否かはその時代の先生たちが決める。現場からすればなぜこの単元を無くすの?といったことはこれまでに何度もあった。再び復活した仮説検定は次の課程になった時に残っているだろうか。
24/02/01(木)
高校の新課程になりもうすぐ3年目になる。いまの高校三年生が卒業すれば旧課程は終了する。新課程の数学Bの「統計的な推測」はそれほど大きな変更はなかったが,単元の最後に「仮説検定」という内容がある。たとえば,発芽率80%の種子を品種改良したとき,1000個の種を蒔き845個が発芽した。このとき品種改良は成功したといえるか?統計的手法で判断ができる。さて,この内容はかなり昔にも高校数学で扱われたことがあった。いつのことなのか?古い問題集を書棚の奥の方から引っ張り出した。(つづく)
24/01/31(水)
今日,明大中野校と明大中野八王子校の明治大学への推薦合格発表があった。明大中野校は学校の年間予定では2月6日が発表日だったのだが今日に変更されていたようだ。発表の帰りに挨拶に寄ってくれた3年生が居た。保護者同伴だったのだが,授業中だったためきちんと応対が出来なかったのが申し訳ない。けれどもそんな短い時間の中でも,合格が決まりホッとした様子は見て取れた。学校は中学入試で休みが多いこの時期。遊びに出かけたり家でゆったり過ごしたり出来るだろう。その権利を得た今は,自由に使っていいのだ。おめでとう。
24/01/30(火)
ふだん使っている赤のボールペンはBICオレンジを愛用している。前回買った時には20本入りの箱のものを購入した。それもすべて使い切るころ,ペン立てのBICボールペンがなくなった。すぐに注文をしようと検索をかけると見つからなかった。その代わり中身が見えるスケルトン風のボールペンがヒットした。何だこれは?と思いつつよく見てみると確かにBICのボールペンだ。あのオレンジカラーが好きだったので残念に感じた。それでも気を取り直して注文することにした。新しいBICは「BIC クリスタル オリジナル ファイン」というらしい。10本入りで800円ほどなので値段の面では助かる。インクの出も書き心地もよく,これからも数学の問題を解くときの必需品になるだろう。
24/01/29(月)
今週は授業以外に三者面談や業者との打ち合わせがいくつか入っている。そんな中,複数の高校3年生から「挨拶に伺いたい」といった連絡があった。もうすぐ中学入試が始まり,授業時間の変更もしなければならない。何かとイレギュラーなことが多い中での訪問。ブッキングしないよう注意が必要だ。明大面接が一昨日終わり,高校3年生はようやく落ち着いてやりたいことができる時期になった。もっとも少数ではあるが,塾内にもこれから受験を迎える生徒も居る。ここまで来ると健闘を祈るのみだ。
24/01/28(日)
教材の直しの一番手は定期試験対策でも,数学特訓教材でもなく数学Bの「統計的な推測」という単元のプリントだ。ふだん使っている教材の修正からはじめた。この単元は高校3年の2学期の教材だった。つい先日終わったばかりの教材なので,本来なら順番的には決して急ぐ単元ではない。にもかかわらずこれを選んだのは,明大中野八王子校の高校二年生の3学期の試験範囲になるからだ。三年で勉強していたことがなぜいきなり二年に下りてきたのか?そう思うかもしれないが,新課程になって科目間の構成が変わったから。それだけのことだ。鉄は熱いうちに打て,ではないが「統計的推測」はまさしくまだ暖かい教材なのだ。どこをどう直すべきか分かっているうちに直しておく。今年こそはそれを守っていくつもりだ。
24/01/27(土)
これまで作ってきた教材の整理に大なたをふるうことにした。ちょっと大げさな言い方かもしれないが,ここ2・3年手つかずの教材が,机の片隅に積んであった。それらの修正や整理を今日からし始めた。はじめに修正するものと今回は見送るものとに分けた。修正しないのは講習用の教材だ。春や夏の講習が終わる頃,直したり答を入れようと思い出しっぱなしにしていた。講習終了直後ならばどこをどう直せばいいかが分かっているからだ。けれどもその『直後』ははるか前のことで,今となってはどこをどう直したかったのかさえ分からない。選り分けたもう一方は主に定期試験対策用に作ったプリントだ。(つづく)
24/01/26(金)
今年の明大中野校・明大中野八王子校の明大推薦者数に関して大きな変化があった。それは法学部への推薦者数の激減だ。特に明大中野校は十数名の減少がみられた。これだけ急激に減ったことは過去にない。推薦権を取った生徒に訊いてみたところ,卒業生の進学後のことが影響しているのではないかと言う。どこまでが真実かは現段階では確信できないが,過去にも卒業生のその後が影響したことはあった。それがいい方に出たこともあったが,今回は残念な方になったようだ。明大中野八王子校も減ってはいるが,明大中野校ほどではない。同じく法学部に推薦された生徒に訊いてはみたが,明大中野校ほど明確な返事はなかった。
24/01/25(木)
一昨日のこと。印刷機器のメーカーの展示会に出かけた。午前中に授業があったので10時前に出勤した。午後になり立川に向かった。そのときに妙な違和感と不安感を抱いた。それは両手が手ぶらであることだ。仕事のときはふだん鞄や手提げなどの荷物が必ずある.少なくともどちらかは持って出かける。ところがそのときはどちらも持たずに出かけた。持っていく必要がないのだから当たり前だ。けれども道を歩いているときも,電車に乗ったときも手ぶらだと不安になる。電車から何も持たずに下りようとするとき,つい網棚を見てしまった。もちろんそこには何もない。展示会の帰り道,メーカーからもらったパンフレットや『お土産』の袋を持つと少し安心した。
24/01/24(水)
今週末に行われる明大面接は,学校で練習が行われる。大学での面接よりも,学校内で行われる面接の方が厳しいことを言われる傾向にある。その面接を受ける生徒の弟が授業を受けている。家での様子を訊くと「面接の練習を手伝わされてます」と言った。何を手伝っているのかとさらに訊くと「模擬面接の面接官をやっています」との返事。お父さんがやっているのかと思いきや,なんと面接官役は弟がやっているとのことだ。お父さんが嫌がったため,白羽の矢が弟に立てられたのだ。シナリオは本人が書いたのだろうか?それにしても弟が面接官役で笑ったりしなかったのか。想像すると微笑ましくも面白い。席料を払ってでも見てみたいものだ。
24/01/23(火)
明治大学へ推薦される,明大中野校と明大中野八王子校の高校3年生の明大面接が今週末にある。面接のアンケート用紙を郵便で発送した。面接を控えている生徒にとっては緊張の時かもしれない。実際の面接はそれほど難しいことはないのだが,時には大学の先生から厳しい言葉が出ることも聞く。そうしたこともあるのでピリピリするのかもしれない。過去の先輩の面接アンケートを見てホッとする現役高校3年生もいる。案ずることはない。自分を出せばそれでいい。
24/01/22(月)
高校の推薦入試が今日は明大中野校で行われた。明日は明大中野八王子校で行われる。当然生徒たちの学校は休校となる。そのため今日の東中野教室の授業はなかった。八王子教室の明日も似通ってはいて,ほとんどの授業が変更されている。平日の休みは生徒にとっては嬉しい日で,友達と出かける予定を入れている生徒が多いだろう。
24/01/21(日)
日本の月探査機が月面に着陸した。月面に着陸したい場所にピンポイントで着陸できる技術を備えているのは,日本ならではの技術の高さだろう。ホバリングした後に月面着陸するのだから,それほど難しくないように思うのだが,大気圏のない月と月面の凹凸が着陸を簡単に許さないのは,アポロ11号の時に分かっている。この難しさをJAXAのプロジェクトマネージャーは「飛行機の数倍の速度で北海道の新千歳空港を通過後,急速に減速して甲子園球場に着陸させる難しさ」と表現している。う~む,難解だ。今回のプロジェクトにはおもちゃの会社タカラトミーが関わっていることには夢がある。
24/01/20(土)
高校二年生の理系の生徒から,数学の問題集に関して質問があった。次の明大推薦テストの理系の数学は,先日行われた試験の数学ⅠAに加え数学ⅡBCも受験する。試験は4月に行われるだろうが,学校の数学ⅡBCの授業は三学期で終わる。その一か月後には入試レベルの問題に挑まなければならない。不安を抱くのが当たり前のことだろう。問題集選びひとつとっても高校二年生には悩ましい。なぜなら彼らは新課程一年目で,書店にはまだ適している問題集がほとんど出ていない。そうしたことへのフォローもしていく必要があるこの時期だ。
24/01/19(金)
昨日に続き今日も高校3年生がやって来た。今日は東中野教室の方だ。今日も法学部に推薦を貰った生徒だ。学年末の試験問題を持ってきてくれた。仕事を始める前に来たのは昨日と状況は同じだ。話し込んだ時間も同じく一時間あまりだった。昨日との違いは,明大中野校の生徒は積極的に法学部を希望していないことだろう。そのため進路志望の学部に関しての思いは差があった。とはいうものの,推薦権をもらった安心感はこちらにも伝わる。来週に控えた明大面接に対するプレッシャーもさほど感じていないように見えた。
24/01/18(木)
八王子教室にいつも通り出勤すると,一人の男子生徒が入り口で待っていた。明大推薦の内定を貰った高校3年生だ。月末にある明大面接の資料を見に来た。その前に今年の推薦状況や,いまの学校での指導についていろいろ話してくれた。法学部に推薦された彼は,ずっと前から法学部を希望していた。希望が叶った。目的意識が高いだけに,面接指導をする先生よりも法に関する知識があり,学校での様子を聞くとどちらが指導されているのかと思うほどだ。いまの様子やこれからのこと,たくさんのやりたいことがある。出勤してすぐにやらなければならない仕事はあったが,話が面白くあっという間に一時間以上が過ぎていた。
24/01/17(水)
タイトな一日だった。午後1時から営業の人と約束があった。去年のうちに決まっていたことで,話は1時間半におよんだ。それが終わると間もなくオンラインでの面談があった。保護者との面談だ。おおよそ1時間を要した。そしてすぐに授業が始まった.今日は2講座。途中休憩は10分ほどで,その授業が終わるのと同時に次の面談の生徒と保護者が廊下で待っていた。この面談は1時間を優に超えた。1時過ぎから授業をはさみ10時の手前まで喋り続けた。そんな一日だった。
24/01/16(火)
本格的に寒くなってきた。朝と夜の冷え込みはかなり厳しい。そんな中,授業と授業の合間に買い物に出かけた生徒が「寒い」と言いながら帰ってきた。買ってきたものはなんとアイスクリームだ。冷え込むなかなぜアイスクリーム?と思い生徒に尋ねた。すると「水分を取りたいから」とのこと。それなら温かいお茶が相場だと思うのだが。その心理は分からない。
24/01/15(月)
バームクーヘンの5等分問題を解いた小学生は,NHKのこども向け番組で「紙を半分に折り続ければ同じ幅に折ることができる」という話からヒントを得て思いついたらしい。半分に折り続けることから5等分が思いつくのはなかなか出来ない発想だ。さて,このことはこどもの親の投稿によって広まった。それに対しての反応では「天才です」とか「発想力がすごい」さらには「褒めてあげて」「伸ばしてあげて」といった感想があった。それに対して当の親は「我が家では『ほめる』と『伸ばす』をしないことにしている」と返事。なぜならば「大人が工夫・発見・挑戦に驚いて面白がることで,成長していくんじゃないかと考えています」と続けている。なるほど,そういった環境がこどもの発想に繋がっているのだろう。
24/01/14(日)
バームクーヘンを5等分する方法は?そんな疑問を解決する名答を小学生が考えついたという投稿を目にした。『答』を見る前に考えたがすぐには思いつかなかった。2・4・8・16等分の類いは誰にでもできる。けれども2と5は互いに素,すなわち共通する約数が1しかないので繋がらない。さて,その記事にはこう書いてあった。キッチンペーパーを広げまず8等分にする。次に等分に分けた端から3つの部分を重ねる。残りは8-3=5となる!そう,残ったキッチンペーパーで五角形ができあがる。それをバームクーヘンの中心に置き五角形の頂点から円の方向に切っていけばきれいに5等分できるのだ。この方法なら7・9・11等分はもちろん,理論上はどんな奇数等分もできるのだ。もちろん101等分など現実的ではないが。(つづく)
24/01/13(土)
前日の天気予報では今日,東京でも雪が降るかもしれないと言っていた。土曜日は八王子教室勤務の日。夜になるにつれ寒さは増してきた。やがて雨が降り出し雪に変わるだろうか?と,クリスマスソングのような言葉が頭をよぎった。ネットニュースでは都心ではすでに降雪が見られたとあった。けれども寒いはずの八王子はその気配を見せなかった。夜になり勉強部屋にやってきた男子生徒に学校での様子を訊いてみた。するとスマートホンを取り出し,学校の校庭の写真を見せてくれた。一面が雪で覆われていた。同じ八王子市内でも学校は高いところにある。気温が違うのだろう。他の写真には無数の足跡が付けられた校庭の写真があった。やはり雪はうれしいのだ。
24/01/12(金)
高校2年生対象の明大推薦・統一学力テストが実施された。今年は代々木ゼミナールの模試で行われた。明大中野校は試験後すぐに自己採点を行った。早速授業で来た生徒にはその結果を所定の用紙に記入してもらった。生徒に感想を訊くと,去年同様,国語はやさしかったようで,感触はよかった。数学は理系の生徒にとっては比較的解きやすい問題が多かったようだ。そして英語はいつもの通りで,やはり明大中野校の生徒にとっては鬼門のようである。明大中野八王子校は当日の自己採点は行われなかった。
24/01/11(木)
正月休み明けから続いている連勤だが,それも仕方ない。高校2年生の明大推薦・統一学力テストが年初にあるからだ。試験対策は今しかやるときがない。本格的に対策ゼミが始まったのは12月半ば。もうすぐひと月が経つ。きちんと対策はしてきたのだから今さらジタバタしても仕方ない。やって来たことを信じて試験に臨んでほしい。
24/01/10(水)
高校2年生対象の明大推薦・統一学力テスト対策直前ゼミが今日で終了した。試験は二日後。やらなければならないことが多い試験だけに焦っている生徒もいる。一般受験のように範囲が定まっていないだけに焦る気持ちは分かる。やってもやっても終わりが見えないのだから。けれどもそれと同じ経験は中学受験をした生徒なら中学受験で,高校受験をしたのならば高校受験時に同様のことを思っただろう。焦ることはない。これまでやって来たことを信じることだ。
24/01/09(火)
信号待ちをしているときのこと。前を通った車のナンバープレートの上に注連飾りが付いているのを目にした。何年ぶりに見ただろうか?何年ぶりと言うよりも十数年ぶり,あるいはもっと前だったかもしれない。少なくとも二千円札の方がもっと頻繁に目にしている。車に注連飾りは昭和の頃には当たり前のようにあった。その存在を知っているか生徒や学生の先生に聞いたが誰も知らなかった。ところが一人の女子生徒だけは「よく見かける」と言った。田舎だからかしら?と彼女が言った。それは違うだろう。近所にたまたま毎年注連飾りを付けている人が居るのかもしれない。
24/01/08(月)
冬期講習が終わった翌日の今日からは,高校2年生の明大推薦・統一学力テスト対策直前ゼミが始まった。始まったと言っても,3日間のゼミだ。わずかな授業数の中でも少しでも得るものがあるように授業を行った。継続して勉強していくことが大切。
24/01/07(日)
冬期講習が今日で終了した。一日挟んで明後日から第6期の授業が始まる。生徒が新学期の準備をするように,塾も準備しなければならないのは一緒だ。一日だけ“クッション”となる休みがあるのが救われる。
24/01/06(土)
冬休みや春休みさらには夏休みの後半になると授業後に自習室に残る生徒が目立つ。熱心にその日に学んだことを復習している………ではなく,学校の宿題をやっているのだ。宿題が終わっていない生徒にとって切実だ。帰ろうか残ろうかと悩んでいる同級生に,「今やらないと終わらないよ」と友達に諭されて残る生徒もいた。この冬休みも残すところあと3日。
24/01/05(金)
高校物理と聞いて何を思うだろうか?難しい・厄介・不得意・何が面白いの?などだろうか。多くの人が難色を示すかもしれない。物理学者といえばニュートンやアインシュタインなど,誰もが知っている科学者の名前が浮かぶだろう。それほど興味を持たない多くの高校生でも,明大中野校・明大中野八王子校共に,高校一年生は必修科目だ。理論と計算が多い科目だが,今日の授業では波の合成の作図をした。パルス波が移動していく波を合成したり反射させたり。反射した波友との波が重なり合うとまた新たな波ができる。しばらくその作業をしていると,ふだんは物理が苦手な生徒がほとんど正解した。感想を訊くと,こうした種類の物理Ⅱ法が楽しいと言っていた。
24/01/04(木)
今日から新年の冬期講習が始まった。この時期になってようやく高校1年生以下の学年も受講し始める。予習中心の授業だが,内容によっては解説が多くなってしまう授業もある。ふだんは問題解法が中心なのだが,はじめて学ぶ単元の場合はどうしてもその成り立ちや原理の説明が必要だ。午後の後半の授業ともなるとウトウトしてしまう生徒も出始める。そうした生徒は少し放置する。眠いのを無理に起こしても頭に入らない。15分ほどすると目が覚め,追いつこうと頑張る。不思議と授業が終わる頃にはさほど差が無くなるのはなぜだろう。置いてけぼりが嫌なのだろうか。
24/01/03(水)
明日から始まる冬期講習の準備をした。準備は教材のチェックや,保護者と先生への連絡が主だった。教材はとっくに作ってあったものの,どの単元を教えるかの確認をした。保護者と先生への連絡は念のためで,明日から始まることは忘れてはいないだろうが,やはり念のために連絡を入れておいた。正月でもLINEだと連絡しやすいのがいい。電話はケータイに転送をしておいたが,結果的に連絡は無かった。
24/01/02(火)
ふだん放置していた自宅のパソコンのデスクトップの整理をした。もともとデスクトップはスッキリさせる方で,アイコンが二列になることはほとんど無い。それが去年の後半から増えてしまいむず痒かった。スマートホンの写真も必要の無い写真がいくつも残っていたので整理した。ブルーレイレコーダーもディスクにダビングしたり,不要になったものを削除していった。その時々で整理すればそれで済むものの,その寸時を惜しんだがための有り様だ。今年はできる限りその場で処理するようにしたい。
24/01/01(月)
大晦日の晩から炬燵に入り,飲みながらテレビを見ていたが,年を越して間もなく寝てしまった。朝方に起きて録画してあったものを見ながら再び飲み始めた。やがて空は明るくなってきた。録画番組から生でやっている番組に切り替えた。上空からの初日の出を中継していた。富士山の後方から日が昇る景色だった。午前7時前に初日の出を見てから再び寝るために寝室に移動した。自宅からもちょうど日が昇る様子がうかがえた。