12/12 英語の話 11/11 0は自然数か 不思議??な数 142857

99/12/12
英語の話

生まれたばかりの子供には,もともといくつかの言語を聞き分ける能力があると言われています。そもそも母国語を聞いたり話せたりするのは,その国に生まれたのならば当然と言えば当然です。  日本の英語教育に対してよく言われることは,中学校から大学にかけて10年近く(あるいはそれ以上)勉強しているのに,ろくに英語も話せない,ということです。きっと,一度や二度は耳にしたことがあると思います。日本人がよくやってしまう英語の間違いは,ただ単に思った単語を順に並べてしまうことです。たとえば海外旅行先での喫茶店で注文するとき,“I am an orange juice.”などと言って,ウエイターに“No,you are a girl.”などと言われたりします。こう言ってしまう気持ちはわかりますが。こんな話もあります。ある大学での学会が終了した後の事です。隣の部屋に食事が用意され,海外からの先生方を案内するとき,“Please eat next room.”と言ってしまった教授がいたそうです。  いわゆるジョークも含まれているでしょうが,こういった基本というよりも,英語としての常識的な文法事項の多くは中学で学びます。特に,中学2年生あたりから文法事項も増え,この時期が英語が得意になるか,その後ずっと苦手意識を持つかの分岐点になるようです。これからこの時期を迎えるのならば,楽しみながら英語と向きあうことをおすすめします。すでに,苦手意識を持っていたとしても大丈夫です。中学の3年間で勉強したことも,その気になれば一月くらいで取り戻すこともできるものです。上の2つの英文のどこがいけないかがわかれば,十分その可能性はあります。  

99/11/11
0は自然数か

数についてはどんな種類を知っていますか。幼い子に「いくつ」ときいたりすると,親指と小指を丸めるようにして「3つ」などと答えたりします。小学校でも最初は,ものを数える数字から教わります。これを『自然数』といいます。  ところで,0は自然数かどうかをよく質問する生徒がいます。そんなとき,自然数はもともとものを数えるための数字だと教えます。たとえば,教室にあるイスを数えてごらん,というように。自然数は英語では“natural(自然の) number(数)”と書きます。言葉はそれの持つ意味があって名前が付けられるので,その意味を考えれば0が含まれないのも理解できます。数学では,言葉の意味を「定義」といい,「定理」とともに,重要です。

99/11/11
不思議??な数 142857

高校生の数学の授業で,統計を学ぶ授業があります。そのときに電卓を使うのですが,ふだん何気なく使っている電卓に,隠された機能があることを,ほとんどの生徒は知りません。たとえば,“3×5=”とキーを押せば,当然15という答えが出ます。続けて“8=”と押せば,24が表示されます(一部の機種ではこうならないものもあります。その場合は“3××5=”と押して,その次に“8=”と押せば24になるものもあります)。これは“3×”という部分が電卓の中に記憶されているからです。これを「定数計算」といいます。同じ操作をしなくても済むように電卓の中のコンピュータがはたらいているのです。  この性能を使って次のように電卓のキーを押してみて下さい。“142857×2=”と。電卓にはこの,142857の数字の順序だけが入れ替わった数が表示されます。次に“3=”と押してみて下さい。またもや142857の数字が入れ替わるだけです。続けて次の自然数を押していってみると,ある数字になったときに,異変が起こります。試してみて下さい。不思議な数字,142857。数学の世界にはまだまだ不思議な数字がいっぱいあります。