このページは,塾の様子や教育に関すること,その他,
世の中の出来事について,塾長が思うがままに雑記しています。
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19/12/31(火)
今日も起きたのは日が傾きけた時間だった。それにもかかわらず部屋の中は暖かかった。室温は27℃。12月が終わる頃の気温ではない。あまりの暑さに掛け布団をどかした。夜になって買い物に出かけた。すでに暗くなった西の空には乾いた空気の中に三日月が浮かんでいた。きれいだ。そう呟いたあとこの三日月を誰かと共有したくなった。年末の忙しさの中,ほんのひと息が付ける時間があってもいいと思う。一年間頑張ってきた人に,来年はきっといい年になるよ。そう伝えたい。
19/12/30(月)
残っていた八王子教室の授業の補講を行った。高校2年生対象の統一学力テスト対策の授業だ。台風の影響で学校が休みになった日の分の授業。試験は来月の10日なので,それまでに終わらせなければならない。試験は冬期講習が終わってからわずか3日後にある。4日からの講習では予習講座もあるので,それまでに終わらせなければやる日が見当たらなかった。それが今日となった。28日の忘年会の疲れも取れ,体を動かすにはちょうどよかった。
19/12/29(日)
昨日は八王子教室で忘年会を行った。毎年この日に行っている。担当授業の曜日の関係で,ふだんはなかなか話の出来ない先生の話も聞けた。教室のすぐ裏手にスーパーが出来たので,飲み物やつまみが無くなればすぐに調達できるのも嬉しい。昔居た先生も遊びに来てくれた。深夜になりカラオケに移動するのも毎度のコースだ。お開きとなった朝の寒さは別格だった。
19/12/28(土)
冬期講習も今日で一旦終了した。年内は高校2年生の授業が主だった。明大推薦・統一学力テストまで二週間を切った今となっては,年末とか正月とか言ってられないのが現実。面談も今日で終了だが,内容は成績のことと試験まで何をやるべきかがほとんど。彼ら彼女らが頑張るべき冬は来年ではなく今年だ。
19/12/27(金)
高校2年生はこの時期,新学期早々に実施される明大推薦・統一学力テスト対策の授業を行っている。この試験,数学は数学Ⅰ・Aが試験範囲となる。数学Ⅰ・Aは高校1年で学ぶ内容だ。すなわち生徒にとってみれば,1年以上も前に学んだ内容もある。それゆえ忘れてしまっていることもある。それは仕方ないことだ。それを補充するための講習授業なのだ。けれども中には「それ,教わっていません」という生徒も居る。内容的にあまり深く勉強していないと,教わったことさえも忘れてしまう。複数の生徒が「やっていません」と言うので,彼らが受けたテストの現物を見せて確認した。それでも「やった覚えがない」と言う強者も居た。
19/12/26(木)
東中野教室の明大中野高校3年生の進路が決まった。八王子教室同様,今年は内部推薦希望者全員が明治大学推薦を獲得出来た。両教室合わせて全員が推薦されるのはずいぶん久しぶりだ。一部の例外はあるが,明大中野校の推薦許可は終業式間際の登校日に担任の先生から知らされる。自宅待機日はほぼ悶々と過ごすことになる。その分決まったときの喜びはひとしおだろう。今はLINEで報告する生徒が大多数だが,うれしさは今も昔も変わらない。ゆっくり年末年始が迎えられるだろう。
19/12/25(水)
今日から冬期講習が始まった。この時期は高校2年生の明大推薦・統一学力テスト対策ゼミの第二弾を行っている。それゆえ,すでに始まっている講習の続きの感がある。試験まであと二週間となったので,生徒もクリスマスだとか正月だとか言っている場合ではない。来年の今頃にはのんびりするために,『今』が頑張る時だ。
19/12/24(火)
買い物をしておつりを貰うと,ピカピカの500円玉が渡された。もしやと思い年号を見ると令和元年とあった。今回はじめて見た。と思いきや,仕事場のおつり用にとってある500円硬貨を見ると,同じようにピカピカの500円硬貨があった。もうとっくに入手していたのだが,その時には気づかなかったようだ。気持ちに余裕がなかったのかも知れない。
19/12/23(月)
今日は明大中野校の終業式だった。それに併せ高校2年生の期末面談を組んだ。午後3時から始まった。途中1時間ほど間が開く予定で,そこで食事をするつもりだったが,予定外の面談が入ったり,思いのほか面談が伸びたりしてその目論見は砕かれた。毎度のことながら,食事を取れたのは夜になってからだ。今日の面談のメインテーマのひとつには,近づきつつある明大推薦テストの冬休み中の勉強方法があった。まだどうやって準備していくべきかを知らない生徒が多く,より具体的な指示を出した。
19/12/22(日)
この数ヶ月は忙しい日が続く。休みの日は泥のように眠っている。冬至の今日は昼の時間帯が短く,起きたときにはすでに明かりが必要な時間だった。忙しさは自らが望んだことだから仕方ない。こうした休み方は体にいいはずないが,体が休みを欲していることは確かだ。けれどもそれも明日からの糧と考えれば少しは有意義な休みと捉えられるかもしれない。
19/12/21(土)
今日の八王子教室は,授業の巡り合わせの関係ですべての講座を一人で担当した。東中野教室は期末試験が終わったばかりなので,第一教育センター全体でも一人という状況だった。その割には新たな生徒の面談や,冬休み前の徹底講習で忙しかった。面談も3件ほどあり,まともな食事を取ったのは日が変わる少し前だった。それはさておき,こうして一人で切り盛りしていると,塾長なりたての頃思い出す。先生も生徒も少なく,時には一日中訪れる人がなかったこともあった。今ではそんなことは考えられない。去りゆく日々を思う暇などなく今日も過ぎた。
19/12/20(金)
八王子教室も今日から期末面談が始まった。今日は学校でPTAがあり,そのあとに4組ほどの面談を行った。面談は基本一組一時間を取っているが,毎度のことで予定時間を過ぎることが多い。次の面談の生徒・保護者が来るとどこかで切り上げなければならない。それは仕方ないことだが,やはりもう少し時間が欲しい。時間配分の案配は何年やっていても難しい。
19/12/19(木)
冬休み前の講習では,三学期の予習をしている生徒がいる。数学の予習をしてる生徒は,曲線のグラフの描き方を練習中。上がったり下がったりのグラフを見ていると,まるでここ最近の気温変化を見ているようだ。季節外れの暖かな日もあれば,北風で厳しい日もある。グラフの『山』の地点を極大,『谷』の地点を極小と言う。明日は再び極大を迎えそうだ。
19/12/18(水)
今日から期末面談が始まった。今回は高校2年生が対象となる。今日は東中野教室で面談をした。面談の時間帯が授業と重なったため,生徒抜きで保護者との二者面談となった。生徒はこの時期,来月の冬休み明けに迫った明大推薦テスト対策ゼミを受講していた。授業が終わったあと,面談でどんな話が出ていたのか,気にしていた。生徒との面談は23日に成績表が出たときに行う予定だ。
19/12/17(火)
まだ冬休み前だが,すでに冬休みの宿題が出されている学年もある。毎回思うのは宿題の質だ。宿題を出す先生がどういった狙いで宿題を出しているのかでその先生の資質が分かる。三学期に向けての準備を促す良質の宿題を出す先生は,どうしたら次の学期へ繋げられるかのビジョンが覗える。その一方で,教材会社のテキストをそのまま与えるのはいかがなものか。答えの冊子を渡し,丸付けまで生徒にやらせることも多々見受けられる。果たして生徒はどうしているのだろうか?考えて欲しい。宿題に愛情が込められる先生が少ないように感じる。
19/12/16(月)
今日から東中野教室の高校2年生対象の冬期講習が始まった。ところが授業開始時間になっても来ない生徒が出た。LINEで連絡を取ったところ,時間を勘違いしてしまったらしい。期末試験が終わってまだ日が浅いため,気が緩んだのだろうか。けれどももう目を覚まさなければいけない。明大推薦テストは三週間後の金曜日にやって来るのだから。
19/12/15(日)
生徒がミカンを袋いっぱいに持ってきてくれた。母親に持っていくように言われたようで,勉強道具よりも重そうに抱えてきてくれた。お礼を言っておいてください,といいながら袋の中から取りだした。しばらくして授業や自習をしに来た生徒に配り始めた。意外と言ってはミカンに失礼だが,生徒の反応は早かった。どちらかというとお菓子類の方が消費が早いように思っていた。中には一人で7個も食べた女子生徒も居た。食べ始めると後を引き,次から次へとてが伸びてしまったのだろう。持ってきてくれた後輩にお礼を言っていた。
19/12/14(土)
数えて三日目の晩,水曜日に猫は帰ってきた。しばらく開け放していた窓よりも西側の窓を必死にガリガリと引っ掻いた。帰るとすぐに自らの食卓に走り込み無心に食べていた。その後は『定位置』に戻りぐっすり眠った。翌日には何事もなかったかのように家の中で過ごしていた。けれどもそれから数日間は決して外に出ようとしなかった。よほど外でこわい目に遭ったのだろう。まだ幼さの残る猫は,今日も日向のぬくもりで穏やかに眠っている。
19/12/13(金)
日曜日の晩に,結局猫は帰ってこなかった。一晩中開けておいた庭に面した窓から冷たい空気が流れ込んでいた。月曜日の日中も,家に人が居るうちは窓を開け放していた。火曜日には雨も降り始め,外気は冷ややかになってきた。いつもだと部屋の中でぬくぬく過ごしているだけに心配だ。調べてみたところ,飼い猫が数日帰ってこないことは決して珍しいことではないようだ。確かに昔飼っていた猫も一週間くらい帰ってこなかったこともあった。忘れた頃に不意に帰ってきた。けれどもそれはオス猫でしかももっと歳はいっていたように記憶している。オス猫はメスを求めてしばらく帰ってこないことがあるらしい。けれども今回帰ってこない猫はメス猫でまだ少し幼い。(つづく)
19/12/12(木)
段ボールから子猫を抱き上げると手のひらにしがみついた。料理用のはかりで体重を量ってみたら150gほどだった。まだ目が見えないようで,匂いだけを頼りに動いているようだった。しばらくするとお尻からニュルニュルっとアレが飛び出してきた。あらあらあらと言いながら子猫を箱に戻し洗面所で流した。子猫だけにそれほど汚いものではない。そんなことが去年の夏前にあった。その子猫も一年半が過ぎ,だいぶ落ち着いてきた。ある日曜日の晩,外に出掛けた。すでに何度か出掛けたことがありさほど気にもせずに外に出した。いつもだと10分ほどですぐに帰ってくるのだけれども,その日に限っていつまでも帰ってこなかった。(つづく)
19/12/11(水)
先日,自宅で飼っている猫が三日間帰ってこなかった。去年の初夏に我が家にやって来たその猫は,庭のどこかでずっと鳴いていた。明らかに子猫であると分かったその声の主は,夜の空間では所在が分からなかった。次の日もその鳴き声は聞こえていた。呼び招いてもその姿は現さなかった。迎えて三日目の昼。その声はついに聞こえなくなった。命尽き果てたのか,他の場所に移動したのか。そう思った。その日の夜,仕事を終えて帰ると再び鳴き声が聞こえた。しかも前の日よりもさらに近くで聞こえた。庭に面した窓を開け呼んでみた。縁側にでも来たのかと覗いてみた。必死に鳴く声が聞こえてきた。すぐ隣の部屋から?隣の部屋??なんだこれは,と思いながら部屋の扉を開けると,段ボールの箱の中に子猫がいるではないか。それも生後間もない子猫が必死に泣き叫んでいた。(つづく)
19/12/10(火)
毎年寒くなるとテレビの天気予報で「木枯らし一号が吹きました」といったフレーズが流れてくる。今年は吹いたのだろうか?今年に限っては聞いた覚えが無い。すでに『木枯らし』はやってきたのだろうか。聞き漏らしたのか,はたまたまだ木枯らしはやって来ていないのか。その真偽のほどはいかに!(おおげさじゃないか?)
19/12/09(月)
明大中野校の期末試験が始まった。まだまだ試験準備に追われている。今週の金曜日ま試験は続く。一方,明大中野八王子校は答案返却が始まった。この時間差はかなり大きい。八王子教室では必要と思われる生徒を呼び出し,テスト問題のやり直しをさせている。こうしたことができるのは試験が早めに終わったからこそだ。とはいうものの,やはり八王子校の試験が終わるのは少し早い感はぬぐえない。
19/12/08(日)
最近の日曜日の過ごし方は,ひたすら寝だめすることに徹している。生活習慣としてはあまりいいとは言えないが,日々が忙しくどこかで休みを取らないと体が持たない。案の定,今日も起きた時間は日が沈む頃。おもむろに起きてさほど何もせずに夜となる。気づけばその日の一食目が晩酌だ。やれやれ。
19/12/07(土)
Suicaの残高が少なくなったのでチャージした。2000円ほどだ。一万円札を入れ2000円の表示を押すと程なくおつりが出てきた。8000円だ。勢いよく飛び出してきたお札を見ると千円札3枚に混じって五千円札が1枚混ざっていた。いつもだとすべてが千円札でおつりが出てきていたので意外だった。JRの販売機では千円札でおつりが出てくるものだと思い込んでいたからだ。財布に仕舞うときにいつもかさばってしまうイメージが着いていた。
19/12/06(金)
今日で明大中野八王子校の期末試験が終わった。一方,明大中野校はまだ始まっていない。今年度に関しては,両校の定期試験日程にズレがある。その分変更は楽だが教える方にとっては試験期間が長く,ずっと試験対策の授業をしている。明大中野八王子校の試験期間が早く,試験前に授業変更をするのが大変だが,明大中野校は逆に試験が終わるのが遅いので,試験中に授業を行うには通常授業では回数が足りなくなってしまう。東中野教室と八王子教室で授業スケジュールを同じにすることに,ちょっと無理があるのかもしれない。来年度も同様ならば,検討の余地がありそうだ。
19/12/05(木)
東中野教室の高校1年生を対象に「物理・化学特訓」を行った。一部の生徒から,数学特訓のように物理や化学も問題をたくさん解く時間を作って欲しいとの声があった。それに応えての今日の特訓だった。物理と化学を各2時間ずつ演習形式で行った。在籍している生徒のほとんどが受講してくれた。これほど需要があるのならば今後も継続しようかと思った。ただ,数学特訓と異なり,これまでの教材の蓄積が無かったので,その準備に苦労した。すべての準備が終わったのは午前4時少し前だった。
19/12/04(水)
ここ最近は,定期試験前に中学生の理科の臨時授業を担当することがある。いわゆる試験対策だ。明大中野校も明大中野八王子校も中学生ながら,ときには高校生レベルの問題が試験で出題されるので生徒も大変だ。さて,担当する科目が物理や化学分野ならふだんから高校生に教えているので大丈夫だ。生物も以前は高校生に教えていたのでそれなりに対応出来る。最も遠ざかっているのが地学分野だ。それゆえ教えるときには授業時間の倍から3倍くらいの準備する時間が必要になる。
19/12/03(火)
昔のハートランドを読み返すと,すでに「今は昔」の話もあれば,時代に流されない普遍の話題もあった。2003年の『夢の途中』はメジャーにチャレンジした松井選手とイチロー選手の話だった。その後の二人の活躍は言うまでもなく,今では甲子園での連続敬遠や草野球を楽しむ姿がニュースになっている。まさに今は昔である。同じ年の『鉄腕アトム』はこれを書くためにいくつかの本を読み,調べ物ものをしたのを思い出す。2002年の『タイムマシーン』は未だに解決をみない拉致問題だった。書く当日まで題材がなく苦し紛れに書いたこともあった。今回アップしたものでは無いが,2013年の『手紙』は個人的には最も印象の残るものだった。この雑記帳よりも古い歴史のあるハートランドは今後どうなるのだろうか。いずれにせよハートランドファンのみなさん ー そんな奇特な人は居るのだろうか? ー お待たせしました。
19/12/02(月)
平日だが休みを取った。試験時間割の巡り合わせで,珍しく担当授業が無かったことと,日曜日に数学特訓で出勤し,連勤が続いていたためだ。自宅でゆっくり過ごそうかと思っていたものの,他の先生が授業をしていたり,生徒が勉強していることを思うとそんな気分になれなかった。そこで長らく手を付けていなかっ2011年以前の「ハートランド」の再アップをした。今のホームページにしてから昔のハートランドの掲載ができていなかった。新たなホームページに引っ越すためにはそれなりの作業が必要なのだ。単にコピー&ペーストですむ話しでは無い。フォントやタグの作り直しなどの他,いくつかの要件を満たさなければならない。技術的に記すには難しくなるのでここでは控える。(つづく)
19/12/01(日)
今日は東中野教室で数学特訓を行った。ここ数年は東中野教室で数学特訓を担当することは無かったが,今回は諸事情により担当した。数学特訓の朝は早い。東中野教室だと八王子教室のときよりもさらに1時間近く早く起きなければならない。そのため起きたときにはまだ外は暗かった。睡眠時間3時間ながら,朝起きられればその日の数学特訓は半分成功だといつも思っている。日が昇る前に家を出ること自体めったに無い。そんな不思議な光景を見ながら出勤した。
19/11/30(土)
床屋に行ったときのこと。髪を切るために髪を梳かした理容師が鏡を見ながら「左側が短いですが」と言った。そういう髪型だと思われたのだろうか,今回も同様にカットするのか問われた。もちろんそんなことはなく,偶然そうなったのかも知れない。前回カッとしたときにそうなったのか,それとも髪の伸びる速さに差が出たのだろうか。まあ,あまり気にすることでは無いだろう。
19/11/29(金)
明大中野校の期末試験時間割が出た。これでようやく二学期末までのおおよその予定が決まった。予定表に授業スケジュールを書き込んでみた。忙しい。単純にそう思った。授業があるからにはその準備もある。特に試験前の授業は,学校の過去問から試験対策プリントを作ったり,臨時授業ではいつものプリントとは別に教材をつくらなければならない。向こう10日間の予定表を見ながら,目の前のものからやっていかなければと思った。まずは明日のことからやっていこう。
19/11/28(木)
出勤前,八王子駅の改札を抜けるといつもと反対側の南へと歩を進めた。仕事前に用件があった。それが済んでから八王子教室へと向かうとき,ビックカメラの入り口にはすでに来年のカレンダーが置いてあった。日本地図にさまざまな情報が載っているあのカレンダーだ。寄るところがあったので,今日は持ち帰らなかった。カレンダーを横目に,今年のカレンダー集めはいつもより少し早めに始めなくちゃ。そう思った。もうすぐ年末だ。
19/11/27(水)
明大中野八王子校に遅れること一週間,明大中野校の高校3年生も昨日,成績発表があった。八王子教室同様,すべての生徒に最終的な換算点と希望の学部・学科をLINEで訊いた。数字的に希望先と合致している生徒よりも少し背伸びしてしまうのは,それが希望であるのだから仕方ないのだろう。明大中野八王子校と異なり,明大中野校は一部の学部を除いて担任の先生から推薦に関する電話が無いのが例年の傾向だ。三週間以上待たされるのだから生徒も参ってしまうだろう。もっとも,連絡が無いということは順調にいっている可能性が高いことになるので,むしろ何もない方が幸せなのかもしれない。
19/11/26(火)
今朝は一旦午前9時前に目が覚めてしまった。予定よりも2時間ほど早い目覚めだった。もう一度寝ようと布団の中に潜り込んだ。すると枕元に置いてあったスマホからブブッと音がした。おもむろに画面を見ると八王子教室の高校3年の生徒からのLINEだった。学校から明大推薦に関する連絡があったという内容だった。今日が明大中野八王子校の推薦許可の連絡が来る日となった。例年11月の最終週に連絡が来る。その後,他の生徒からの連絡も来はじめた。起き上がり部屋を移動してパソコンを立ち上げた。LINEでの連絡にすぐに返事を返した。みんな喜びにあふれる様子が覗えた。結果的に午前中のほとんどの時間は返信や,彼らを教えていた先生への連絡で費やされた。睡眠時間が確保できなかったが,この瞬間のために頑張ってきたのだからよしとしよう。夜までにはほとんどの生徒から吉報は届いた。
19/11/25(月)
年末が近づくと喪中はがきが届きはじめる。送られてくる枚数はそれほど多く無い。喪中はがきに書かれている人の名は,ほとんどが直接会ったことの無い知り合いの祖父母か親であることがほとんどだ。高齢であれば,そこまで長生きできたのだから…と思ってしまう。けれども先日送られてきた喪中はがきを玄関先で見たとき,しばらくそこに立ち止まってしまった。長年一緒に第一教育センターで教えてきた先生の訃報だ。数年前に退職し,その後は自宅で悠々自適の生活を送っていると聞いていた。体調が悪いことなど聞いたことも無かっただけに,突然の知らせに愕然とした。第一教育センターで仕事をし始めた頃には長野にあった別荘に招待されたことも何度かあった。夜に見た星の輝きや,紅葉の真っ赤な色づきに感動したことを今でも覚えている。この10年内でも,塾の先生たちと何度も野球観戦をしては飲んでいた。また一緒に行こうと目論んでいた矢先の訃報だった。自らの怠慢が悔やまれる。亡くなった先生も高齢であったが,いつまでも元気いるのが当たり前と思っていた。合掌。
19/11/24(日)
いつも利用している近所のガソリンスタンドは24時間営業だ。ところがある日の帰りのこと,そのガソリンスタンドは真っ暗だった。24時間営業で無くなったのだろうか,そう思った。今の時代,それも仕方ない。ところが数日後の深夜,店は営業していたのだ。さて,さらに何日かしてから給油しに行った。すると給油機には営業時間変更の張り紙が貼ってあった。そこには午前1時から2時までの間だけ店が閉まるとあった。営業時間が午前2時から翌日の午前1時と,何だか分かりにくい営業時間だった。それにしてもなぜたった1時間だけ閉店するのだろうか?
19/11/23(土)
八王子教室で数学特訓を行った。今回は日曜日ではなく,祝日の土曜日に行った。いつも通りの午前9時から始まり,午後3時まで行った。けれども感覚はいつもの日曜日で,生徒との会話でも何度か噛み合わないことがあった。次の日が月曜日で,明日にはもう授業があると思ってしまっているからだ。曜日感覚は生徒の方がいいようだ。
19/11/22(金)
今シーズンはまだ炬燵を出していないことは先日ここに記した。今日の段階でも出していない。同様に今シーズンにおいて,まだコートを着ていない。そういった人も多かったのではなかろうか?けれども今日から着始めた人も多かっただろう。急激に冷え込んだ今日だった。個人的には車での出勤だったのでコートは必要なかった。けれども明日は早い時間帯の出勤なので必要になりそうだ。
19/11/21(木)
予定よりもかなり早くに目が覚めてしまった。ここ最近は眠りが不安定だ。もう一度眠ろうとしたが上手くいかず,結局は起きてしまった。そこでずっと気にかけていた仕事に着手した。経理に関する表計算ソフトによるテンプレートの作成だ。少し複雑な関数を用いるモノでそれなりに時間が掛かることは覚悟していた。それが出来るくらいの時間に起きてしまったのだ。ただ,この手の仕事は性に合っているようで,作業に入るとのめり込んでしまい,段々楽しくなってきた。いつの間にか出勤準備をしなければならない時間になっていた。
19/11/20(水)
9月に行う予定だった東中野教室の明大推薦テスト対策ゼミの授業が1講座だけ未消化のままだった。高校2年生対象の数学だ。いま現在も進行中の講座なので,別の教材を使うことにした。9月に受講していた生徒と,いま受けている生徒のメンバーが異なるからだ。単発の授業だったので,大学入試センターで実施した試行調査問題を教材とした。平成30年度の数学の第一問から第二問の最初の方を取り上げた。実際に授業で扱うのは初めてだった。第二問の前半までを解いた感想としては,計算量が少ない分,問題文をきちんと読まないと正解に達しないということだ。ふだん生徒が解いている数学と比べてもやさしいのだが,いかんせん問題形式に慣れていないのが懸念される。期末試験が終われば高校2年生にとってはこの試験が次に乗り越えなければならない試練だ。
19/11/19(火)
今年はまだ自宅で炬燵を出していない。昼間は少し動けば汗ばむほどだし,日が射しているときに窓を締め切っていれば室内の温度はかなり上昇する。いつもの年なら11月の初めくらいに炬燵を出していたように記憶している。もっとも夜ともなればやはり徐々に冷え込んでくるようになった。季節の移り変わりが分かりにくい。
19/11/18(月)
今日で明大中野校の高校3年の学年末試験が終了した。明大中野八王子校は一足早く先週に終わっている。そして今日から答案返却が始まった。これで今年度の高校3年も終了した。あとは結果を待つのみ。八王子教室の高校2年生は修学旅行から帰ってきたばかりで,まだ旅行気分が抜けきっていない。けれども先輩たちの姿が無いことに,今度は自分たちが最高学年となり,推薦獲得まであと一年になったことを実感していた様子だった。
19/11/17(日)
日曜日で休みだったが,メールとLINEでの連絡が多かった。生徒からは今後の授業のこと,保護者からは子どもの勉強のことでだ。メールで新規の問い合わせもあった。それなりに忙しかった。
19/11/16(土)
ブタのホルモンのひとつに『ガツ』という部位がある。ガツは胃袋で脂が少なく歯ごたえはモツよりもあるので,歯が悪い人にはちょっと食べにくいかもしれない。独特の臭みがあり,料理するときは下茹でなどの処理をした方がいい。このガツだが,近所のスーパーで以前は手に入れていた。ところがこのスーパー,夏の終わりに閉店してしまった。その後ガツを売っている店を探したのだが,近所のスーパーではまったく見当たらなかった。近隣の肉屋に問い合わせたところ,扱っていた店は一軒だけだ。それほどレアなのだ。ところが今日,八王子駅前のスーパーで見つけた。常時置いてあるようでは無かったがすぐに買い物かごに入れた。そして帰宅後,ここ一週間の忙しさを癒やすための晩酌の一皿になったのは言うまでもない。
19/11/15(金)
高校3年生の学年末試験や,新規問い合わせの面談が続き,この一週間は不規則な時間の勤務が続いている。授業にせよ,面談にしても遅れるわけにはいかない。そのため目覚まし時計のセットは欠かせない。寝坊しないようにと複数セットする。今朝もそうしておいた。ところが起きる予定の3時間も前にアラームが鳴った。iPodからだった。アラームの鳴った時間は,前日に起きる時間だった。そう,前日のアラームを解除し忘れていたのだ。その後はなかなか寝付けづ二,結局寝るのを諦めて起きた。
19/11/14(木)
今週は火曜日から土曜日まですべて東中野教室勤務となっている。ふだんは八王子教室で仕事をしていることが多いので,何だか不思議な感覚に見舞われる。もっとも八王子教室が出来る前は,当然毎日が東中野教室勤務で,それが日常だった。八王子教室が出来た当初も八王子には週2回しか行っていなかった。それがその当時の日常だった。そして今はそれが逆転して,東中野が週2日,八王子が4日だ。『日常』って何だろう?ふとそう思った。それまで日常だったものが徐々に変化し,やがてそれが新しい日常になるのだろうか。あるいはある日突然新しい日常が始まることもある。けれどもそれは大抵の場合,いい方向性では無いだろう。来週になればまた今の『日常』に戻れる。
19/11/13(水)
ここ最近は面談が多くなっている。それも塾生の面談ではなく,新たに入塾を考えているという保護者からのものである。ありがたいことだ。そうした面談は積極的に対応するように心がけている。ところが今の時代,両親とも働いているケースもそれなりに有り,そうなると面談可能な曜日が限定される。土曜日と日曜日だ。基本,第一教育センターは日曜日が休みのため面談することは難しい。そうなると残されたのは土曜日だ。その土曜日,基本的には八王子教室勤務の日のため,東中野教室での面談が難しい。今回もそのケースが出た。しかも複数でだ。結果,午前中に時間を作る方法も取った。新しい出会いは大切だ。
19/11/12(火)
中学3年生の数学のクラス授業を代講した。学校で使っている問題集をいつもの授業では使っているらしく,その問題集を教材として使った。代講をするときはふだんの流れを汲むことが大事だ。いつもは高校生対象に数学を教えているので,中学3年までだと何を学んできたかを見ておかなければならない。高校生用の数学,中学生用の数学で教えることが微妙に異なる。授業時でも生徒に確認をしながら授業を進めた。
19/11/11(月)
スーパーに買い物に行ったときに買わなければと思っていても,何故だか何度も買い忘れてしまうことがあった。自宅で常備している黒こしょうが切れそうになった。塩や醤油などと比べると黒こしょうは必ずしも必要なモノではない。それゆえついつい買い忘れてしまう。自宅に帰り香辛料の棚を見るたびに。ああ,また忘れた!そう呟く。黒こしょうはサラダやお吸い物に少し入れるだけでアクセントになり旨みを引き出してくれる。昨日の休みの日にようやく買うことが出来た。それも買い物の最後の方で思い出してのことだった。
19/11/10(日)
今日は休みを取った。先週の日曜日が東中野教室の数学特訓だったので,今日は極力休むように努めた。高校3年生からは来て欲しいと言われたが,体のことを考えるといま休んでおいた方がいいと思った。無理して倒れでもしたら生徒や先生,それに保護者に迷惑がかかるだろう。高校3年生には悪いと思ったが,授業があるわけではないので,他の先生に教室を開けて貰うようにした。その代わりでは無いが,昨日・土曜日の夜には数学の質問フリータイムを設けた。
19/11/09(土)
深夜の電話はついさっきまで話をしていた生徒の母親だった。同様の相談だったが,親としても学校の様々な仕組みが複雑で分からないことが多く不安になるのだろう。分からないままで過ごすことに不安を感じるのは当然だし,親として子どもにしてあげられる精一杯のことは何か?そう思うのは自然なことだろう。さて,電話を切ると大急ぎで帰り支度をした。机の上のメモ書きや資料などをファイルに放り込み,コピー機の電源を切り,窓の閉め忘れが無いかをチェックした。ギリギリだが終電に間に合った。自宅に帰りすぐに見たいものがあった。ボクシングのWBSSバンタム級の決勝だ。けれどもその前にやっておかなければならないことがあった。それは進路志望調査書の添削だ。試験が近づいている中,生徒も必死。個人的なお楽しみはもう少しあと,と念じて生徒が送ってきた文面を読み始めた。
19/11/08(金)
ここ最近は勉強以外のことで相談されることが多い。生徒からは進路志望調査書の書き方についてだ。学校では何度か,明治大学に推薦して貰うために,自分の行きたい学部・学科の志望理由を書いて提出する。その一番最後の調査書の締め切り期限が近づいてきたのだ。他には明大中野八王子校の高校2年生からの相談だ。3年での選択科目は何を選ぶべきかの相談だ。選択科目によっては,好結果を残しやすい科目もあれば,どんなに頑張ってもいい点数が取れない科目がある。ただ,この選択科目は担当する先生によって状況がまったく異なってしまう。学校の人事は分からないので大変だ。そんなこんなで終電が近づいてきた頃に電話が鳴った。(つづく)
19/11/07(木)
寝るときにはなるべく仕事のことは考えないようにしている。考えてもそこで解決することは無いからだ。もし気になるのなら一旦起きて机に向かったほうがいいだろう。 - もちろんそんなことはまずしないが - 性格的にその手のことは割り切れる方だと思う。ところがこれが予定外に早く目が覚めたあとだと質が悪い。もう一度眠ろうとしてもなかなか眠れないのだ。相当高い確率で『二度寝』に失敗する。眠りが浅いようだ。そんなときは諦めてさっさと起きるに限る。
19/11/06(水)
自宅に帰ってからのルーティーンは,着替えながらパソコンを立ち上げる。新たな連絡事項がないかチェックするためだ。同時にブルーレイレコーダーも立ち上げる。録画してある番組を見るためだ。最初に見るのはニュース番組。忙しく過ごしていると,世の中の動きから隔離されてしまうので,極力毎日見るようにしている。さて,ニュース番組を再生させると野球をやっているではないか。そう,夜に生中継されていたプレミア12の試合が長引いて,中継が延長されていたのだ。試合の結果は分かっていた。日本が終盤の8回に逆転勝利した。画面は7回表だった。逆転する前だ。これはもう見るしかない,そう思いすぐに晩酌準備に取りかかった。スポーツ中継はライブに勝るものはないが,結果が分かっていて安心しながら見るのも悪くない。そんな大義名分のもと,ビール瓶の栓を抜いた。
19/11/05(火)
ビールをはじめとして,酒はかなり好きな方だ。自宅の部屋には台所とは別にワンドアの小さめの冷蔵庫がある。中身のほとんどがビールだ。盛夏には冷蔵庫いっぱいにビールが並び,その光景を眺めてはニンマリしたりする。こんなことを記すとほぼ毎日ビール漬けと思われるかもしれない。実際,比較的新しい先生やあるいは生徒からはそう思われていることもある。だが実態はそうでもない。これからも長く飲める体を維持するために休肝日を設けている。基本的には月・水・金曜日は飲まないようにしている。例外的には昨日のように休肝日が休日の場合は飲んでしまう。その代わりに今日・火曜日を振り替え休肝日にした。ところがだ,その予定を狂わすことがあった。(つづく)
19/11/04(月)
振替休日の今日は自宅でゆっくり休んだ。この一週間で,東中野教室と八王子教室の高校3年生対象の数学特訓を2つやり,それ以外にもたくさんの授業や面談があったため,かなり疲れが出たようだ。目が覚めたのが夕方の4時過ぎた頃だった。寝過ぎかもしれないが,それだけ体が休みを欲していたのかもしれない。食事をしたあと,これから始まる高校3年生最後の試験に向けて,試験対策問題の作成をした。
19/11/03(日)
一昨日に続き,今日は八王子教室の高校3年生対象の数学特訓を行った。文系の生徒の今回の試験範囲は空間ベクトルだ。試験範囲が狭いため,教材が不足する懸念があった。そこで急遽,前日に新たな教材を準備した。迎えて今日。実際に生徒に問題を解かせると,案外進みが遅かった。こちらが思うほど生徒はまだきちんと理解していなかった用だ。午前が終わってもまだ,半分も進んでいない生徒が出た。午後の進みもそれほど急激にペースが上がることも無く特訓が終了する時間がやって来た。結局,前日に追加した教材を使うことは無かった。
19/11/02(土)
だいぶ寒くなってきたが自宅の炬燵はまだ出していない。理由は単純で,そこまで寒いと感じないからだ。「そこまで」ってどこまでだ?と突っ込まれそうだが,そこまではそこまでだ。このことば,「そこまでやるか」とか「そこまで言うか」などたまに耳にするが,そこまでの基準はどこにあるのだろうか。先ほどの例では「炬燵を出すほどまで」寒くないとなるだろう。何をどうでもいいこと書いているんだ。暇か?とまたまた突っ込まれそうだが,とんでもない。そこまで暇ではなく,むしろ猛烈に忙しい。けれども雑記帳で遊んだっていいじゃないか。思うがままに記すのだから。
19/11/01(金)
東中野教室で高校3年生対象の数学特訓を行った。もともとは明後日の日曜日に行う予定だったが,試験日程や学校の進度具合を考慮して今日に変更した。平日の金曜日だが,11月1日は毎年「明大創立記念日」で学校は休みになる。朝が早くて辛いのは日曜日も同じだが,通勤ラッシュの時間帯の出勤は何度経験しても慣れない。毎日そうしている人たちの苦労が身に染みる。さて,予定通り数学特訓は午前9時から始まった。いつも通りたくさんのプリントを解きながら,午前の3時間と午後の2時間で問題を解いていった。最後の数学特訓が終わると,一人の生徒が「今日は短く感じた」と言った。それだけ集中していたのだろう。
19/10/31(木)
明日・金曜日と今度の日曜日は高校3年生対象の数学特訓を実施する。明日が東中野教室で,日曜日が八王子教室だ。どちらも直接担当する。この学年にとって最後の数学特訓だ。さて,教材準備が大幅に遅れている。本来なら一週間位前に出来上がっていなくてはいけない。担当する先生方に教材を事前に渡さなければならないからだ。けれども今回の数学特訓は自分で直接教えるので,前日までに完成していれば問題ない。それほど他の仕事に日々追われている。すべてのことが綱渡り状態だ。
19/10/30(水)
高校3年生の最終進路志望調査書の提出期限が迫ってきた。明大中野校は毎年この時期なのだが,明大中野八王子校は例年,学年末試験が終了してから書くことになっていた。ところが今年はそれが早まって,明大中野校同様,11月初めに提出しなければならなくなった。両校の高校3年生は今,高校最後の試験勉強をしながら,進路志望調査書作成に追われている。書き方に関する質問も殺到して,中には面談まで行った生徒も出た。講習授業しか受けたことのない生徒の保護者からも相談を受けた。
19/10/29(火)
明大中野八王子校の高校3年生は昨日,統一学力テストの自己採点をした。明治大学推薦に関わる大事な試験で,今月の4日に実施された。なぜ今頃と思うほど日にちが過ぎた頃の自己採点だ。明大中野校は試験翌日にはすでに自己採点は終わっている。事前に生徒には結果を報告するように知らせてあった。午後4時前から三々五々生徒はやって来た。すぐに用紙に自己採点の結果を記入させた。その後,二学期末試験の目標点をそれぞれ定め,最終的な明大換算点を計算した。一人一人の時間は短いものの,おおよそ1時間余の面談となった。今回の自己採点により,安全圏に達した生徒も居れば,最後の最後まで気の抜けない生徒も居た。今年もいよいよ大詰めだ。
19/10/28(月)
週の初めの月曜日は何故だか体がだるい。休みの日にきっちり休めていないのか,慣れない週一の休みがいけないのか。もっともまったく休みが無ければさすがに体が持たないだろう。休みの過ごし方が下手なのかもしれない。ふだんの仕事量が多く,その反動で何もしない休みが続いている。改善する余地があるかもしれない。
19/10/27(日)
半年ごとに点検して貰っている愛車をディーラーまで取りに行った。長年乗っているので,まめに点検しなければならない。点検の甲斐あって,無事過ごせている。ところが今回は困った事態が起こった。修理する箇所の部品が無いというのだ。部品の保証期間はとっくの昔に切れていて,こうした事態は以前から修理担当に言われてきた。これまでにも同様の事態はあった。そのたびに自分で部品を探してはディーラーに持ち込んだ。今回のパーツはロアホースというエンジンへと伸びるクランク状のパイプだ。素人目には代用品がありそうなのだが,修理担当によると長く動いていると外れてしまう危険性があったり,口径が合うかも部品を取り寄せないと分からないらしい。もう一つの部品はエンジン冷却水回路を利用して温め,余った熱を空気で送りだすウオーターヒーターと言う部品だ。どちらも今ないと車が動かないワケではないが,ものがラジエーターなので,もしも亀裂から一気の破損した場合,最悪お仕舞いになる。早く探さなければと,焦っている。
19/10/26(土)
4コマ漫画は好きだ。起承転結が分かりやすいのがいい。新聞の社会面にある4コマ漫画は特に面白い。それを毎日書いている漫画家の日々の努力にはただ感心するしかない。たわいない日々の題材を選ぶこともあれば,時事ネタを書くこともある。新聞に載せるだけにそのネタも旬でないと意味がない。たった一日のズレでさえ許されないこともある。日々の努力に脱帽だ。
19/10/25(金)
先週末の八王子教室に引き続き,東中野教室の勉強部屋が再開した。やはり中間試験のやり直しをした。もう一度解いてみると驚くほど点数が伸びる生徒がいる。試験のときに何が起きているのか?そのメカニズムを解明するのは難しい。試験開始直後の緊張感からか,数学では案外最初の簡単な問題を間違ってしまうことがある。それゆえ『エンジンが暖まってきた頃』に,勇気を持って途中で1番に引き返すことも必要だろう。明らかな時間不足から引き起こる勉強不足や,出ると分かっていたところをやらなかったり,漢字の間違いなど生徒各自での反省点が出た。次回に生かして欲しい。
19/10/24(木)
経理の仕事でミスをしてしまった。内部のことなので保護者や外部の人たちに迷惑が掛からなかっただけまだよかった。教務や事務的な仕事以外にも経理の仕事がある。そんな中でこれまで犯してしまったものと同様の失敗をした。内部的なことだし,忙しいから仕方ないさ。そう思い込んでやってきた。けれども同じミスを繰り返すたびに,何をやってるんだよ,お前は。そう自戒している。許されてきたからと甘やかしているのはもう止めにしよう。ミスを無くす工夫と努力をしなければいけない。今回は強くそう思った。
19/10/23(水)
昨日帰ってから録画してあったニュースを見た。天皇陛下の即位礼正殿の儀のことにほとんどの時間を割いていた。一日中八王子教室で仕事をしていたので,状況をまったく知らなかったが,国内外共々大きく報道をしていたようだ。集まった要人の顔ぶれに驚いた。国王や大統領,首相や著名人などそうそうたる参列者ばかりだった。十二単で廊下を歩く姿を見て,昔の女性はあれほど重たい着物を本当に着ていたのだろうかと思った。勉強しに来ていた生徒も昼の出来事はニュースで見たのだろうか。
19/10/22(火)
令和において最初で最後であろう10月22日の祝日は,高校3年生の授業が朝からあった。中間試験が終わったばかりの今日だが,学年末試験がすぐにやって来る。受験生にとって恵みの祝日となった今日,次の試験へ向けて授業を行った。祝賀ムードの一日だったかもしれないが,教室で授業を受けた生徒や自習室で一日中試験勉強に対峙していた塾生は,きっとこの日を忘れないだろう。試験まであと3週間。焦る気持ちがあるだろう。けれどもその気持ちが大切だ。いま,人生の中で滅多に味わえないその瞬間が来ているのだから。それを乗り越えろ。
19/10/21(月)
夕方になって雨が降ってきた。雨の降る風景は決して嫌いではない。けれども今年は降りすぎる傾向にある。台風を含めた雨の被害のニュースを見ると,もうこれ以上は要らない。そう思ってしまう。ブルーシートで覆われた心許ない屋根や壁では不安だろう。日本のこの気候がここ数年の一時的なものなのか,あるいは今後もずっと続くのか。地球の長い歴史から見れば『ここ数年』はほんの短い時間になる。それゆえ今の気候が今後も続くかはすぐには見定められないだろう。もし日本の気候区分が変わるのならば,今の治水や家屋の作りでは今後も同じ災害は発生する。雨脚が強くなってきた夜の雨の傘をたたきつける音に,もうこれ以上は要らないと思った。
19/10/20(日)
休みの日にも仕事がらみのメールが来る。出掛けている最中に来るメールは,件名を見て気に掛かるものはその場で見る。いい知らせもあれば相談メールもある。基本的に休みの日に仕事は持ち込まないようにしているが,今はメールもLINEも連絡手段の主流で,まったく持ち込まない訳にはいかなくなった。
19/10/19(土)
八王子教室の勉強部屋が再開した。学校でいうところの指名講習に近いこの講座では,中間試験後に今回の試験問題の解き直しをして貰った。何がいけなかったのか,何をやっていればよかったのを認識して貰うためだ。塾講師の教えたいという性を押さえつつ,なるべく生徒に認識させるようにテスト問題をもう一度解いて貰った。土曜日の夕方という,生徒にとって決して有りがたくも無い時間帯の講習。この時間の拘束を強く嫌って,早くここから脱して欲しいと願うばかりだ。
19/10/18(金)
明大中野校は明日までが中間試験だ。試験中は翌日の試験科目の授業を行うことが多い。学校が終わってすぐの時間帯に生徒はやって来る。そして今日の高校3年・文系では,選択科目によっては一科目しか試験が無い生徒が居た。試験が終わるのが午前9時40分頃。その後真っ直ぐ塾に来ると10時前に着いてしまう。そのため今日は10時前に出勤した。金曜日以外の平日ならば,事務職員が出勤しているので頼めるのだが,金曜日は休みの日になっている。そのため今日は早起きをして鍵開けをした。やはり朝の早い時間は苦手だ。
19/10/17(木)
仕事が押しているときによくあるのだが,ここ最近は日付認識の感覚がずれてしまっている。もうすでに今月も末日が近いように何度も思ってしまった。この日までにこの仕事を終わらせなければいけない,という強迫観念に駆られているのだろう。講習案内作成あるいは発送の遅れや,生徒への連絡事項が漏れていないだろうかと感じてしまう。ちょっと忙しいということもあるが,抜け落ちてしまうのが恐い。だからといって精神的に参ってしまうかというと実はそれもない。どうにかなるさ。ケセラセラ。
19/10/16(水)
明大中野八王子校の中間試験が先週終了した。試験後には学年によって試験問題のやり直しをする。学年が下なほど,この作業は大事になる。実際に一緒に解いてみると,どのレベルの問題が出ているかも確認でき有益だ。ケアレスミスによって点数を失ってしまった生徒は,「いつもはこんなミスしないのに」と悔やんでいた。それが出てしまうのがテストで,ミスをまったく無くすことは出来ないだろう。結果論として,基本的な問題のやり直し・見直しが重要であることは言うまでもない。教える側は経験則として認識しているが,生徒はその経験値が低い。それをどう導いていくかが教える者の使命だ。
19/10/15(火)
帰りの電車内でのこと。車掌のアナウンスがあった。「のりお…」しばらくの沈黙。再び「のりお…」そこまで聞いてさすがに笑いをこらえるのが難しくなって,咳をするふりをして口元を押さえた。心の中で,お前は親戚のおばさんか!と呟いた。あっ,ちなみに車掌は女性だった。彼女も自分の言うべきアナウンスを確認していたのだろうか,30秒ほど沈黙のあと「遅い時間です。乗り過ごし降り遅れのないようご注意ください」と冷静に言った。乗り過ごしと降り遅れが縮まって「のりお…」だったようだ。やれやれ。
19/10/14(月)
仕事をしていて体調が悪くなることはほとんど無い。忙しい方がいい。お盆休みや正月休みに体調を崩すことが多いのは,休みが続きすぎるせいだと思っている。その予防ではないが,お盆休みには途中に授業を入れたり,卒業生との飲み会を計画してきたりしてきた。あるいは個人的に出かけてはリフレッシュしてきた。その一方,正月休みはこれといって何もなく調子を崩してしまったこともあった。さて,台風のため思いがけず三連休となってしまった。自宅に仕事を持ち帰ったが,授業をするわけでもなくいわゆるデスクワークだけになってしまう。結果,体調を崩してしまった。しかも二日目にだ。休みも今日で終わる。やはり多すぎる休みは体に悪いようだ。
19/10/13(日)
「先生,今日野菜を5日分取りました」と突然中学の男子生徒が言った。生徒の手元には「野菜一日これ一本」と書かれた牛乳パックと同じ大きさの紙パックがあった。この野菜ジュース,200mlを飲むと一日の野菜が摂れるらしい。200×5=1000なので,まさしく5日分になる。と言うことは,今日から4日間は野菜を食べたらダメだな,と言うと「野菜はとりすぎることありません」と反撃。もっともだ。成長期にはたくさん食べた方がいい。
19/10/12(土)
強い台風が来たため,今日は臨時に塾は休みにした。明大中野校・明大中野八王子校も昨日のうちに休校が決まっていた。首都圏の鉄道も前日の内に計画運休を発表していた。そのため塾も休むことにした。八王子教室は中間試験が終わったばかりなのでそれほど授業が無く助かった。東中野教室は来週から中間試験が始まるが,試験前日への変更が多く幸いなことに今日の授業はそれほど多くなかった。これがもし一日ずれていたら大変なことになっていた。金曜日に授業を受けに来た高校生は,土曜日に試験前最後の授業があったけどそれが無くなり試験範囲が終わっていない,と心配していた。
19/10/11(金)
東中野教室で授業を終えると,ひとつの教室に高校1年生が3人ほど残ってホワイトボードで問題を解いていた。だいぶ遅い時間になっていたので,そろそろ帰るようにと促しにいった。生徒は3人とも化学の計算問題を解いていた。彼らに近づくとここぞとばかりに質問攻めにあった。急遽,生徒が使っていたマーカーを借りて説明しはじめた。それほど難しい計算問題ではなかったので,コツをつかめば比較的スムーズに進んだ。けれども,試験直前にしては心もとない出来に,次回はもう少し早めに手を打った方がいいと進言した。生徒からは数学特訓を含めた「理系科目特訓」をして欲しいとの要望があった。一考の価値はある。
19/10/10(木)
八王子には午前11時40分頃に着いた。地下の市営駐車場に入り甲州街道寄りの場所に車を停めた。そこだと階段を上り地上に出ると塾の入り口の前に出る。兎にも角にも間に合った。教室を開けるとまもなく生徒が来はじめた。12時を少し回ってから授業をはじめた。2時過ぎに授業が終わり後片付けをして八王子教室を出た。すぐに駐車場に向かわず,一旦駅前の銀行に寄った。預金通帳の記帳をしてから職員に市営駐車場の駐車券を貰った。銀行は市営駐車場と契約をしていて,預金者は申し出れば駐車券が貰えるのだ。駐車券は1時間分なので400円が浮く。駐車場を出てからはひたすら甲州街道を東に向かって走った。幸い大きな混雑も無く,無事東中野教室に着いた。授業開始時間の午後4時を少し過ぎたところだったが,前日に生徒から学校の用事で遅れる連絡があったので,そのことを折り込み済みで移動した。予定外の運転と急がなければという焦りのせいか,いつもより運転で疲労を感じた。
19/10/09(水)
試験中の水曜日は八王子教室で試験対策の授業をしてから東中野教室に移動する予定だった。最寄り駅の駐車場に車を止め駅に向かうと嫌な予感が走った。改札前の人の数がいつもより多かったのだ。こういうときは決まって電車が遅れている。それも駅構内では無く,改札の外まで人が居るとなると重症だ。とりあえず駅に入ろうとすると自動改札がすべて通行止めのマークで埋まっていた。案内掲示板には不通の知らせ。しばらくするとアナウンスがあった。人身事故があったため運転が取りやめになっていると放送された。運転再開見込みが午前11時30分頃とあった。その時間には八王子に着いていなければならない。仮に11時30分に運転再開になってものろのろ運転でとても授業に間に合わない。追い打ちを掛けるように「ただいまレスキュー隊が救助に当たっています」とアナウンス。そこで小考45秒。八王子まで車で行けば早ければ30分,遅くとも50分はかからないだろう。ここは車で行くしかない,そう決断して駐車場に戻った。戻りながらその時間帯の最速ルートをシミュレーションした。(つづく)
19/10/08(火)
明大中野八王子校の中間試験が昨日から始まった。試験時間割に関しては毎度生徒から不満が出る。今日の高校1年の試験時間割は現代文・古文・漢文の順だった。すべて国語だ。国語が好きな生徒にとっては楽しい一日だったかもしれない。理系志望者にとっては辛かっただろうか。ここ最近の明大中野八王子校の試験時間割はこうした傾向にあるようで,中学生は英語だけの試験日もあれば,数学と理科だけの日もある。さて,生徒はどう思っているのだろうか。
19/10/07(月)
数学特訓や明大推薦・統一学力テストなど,通常授業とは別に講習授業がいくつかある。そのたびに案内を作成しては生徒に配布したり,保護者宛に郵送する。案内には最初に簡単な季節の挨拶文を入れる。案内自体は前年度に作ったものをもとに日付や時間などを修正する。作り直してから読み直すと文頭に違和感を覚える。この時期の季節の挨拶は「秋晴れの空…」や「ようやく過ごしやすい気候になりました」などだ。けれども今年は10月になっても暑い日が多く,決して過ごしやすいとは言えない。結果,最初の一文を書き直すのだがすぐにことばが浮かばない。正直,ほとんど読み飛ばされるだろうから,そんなに真剣に考えなくてもよさそうだが,それが出来ない性分なのだ。
19/10/06(日)
神戸市の小学校で,教員による同僚へのいじめが発覚し報道された。指導する立場でありながら,あるまじき行動にあきれ果ててしまった。この出来事に対しネット上では『犯人捜し』の様相を呈している。実名で報道することを欲している。保護者の動揺や校長・教頭の管理能力,教育委員会の指導が十分だったかなど議論されている。けれども肝心なことを忘れていないだろうか。一番傷ついているのは,そうした教師に教わっていた児童であることを。こどもは大人が考えている以上に大人のことを見ている。先生がした行動を見て何を思うだろう。教員をはじめ,親やまわりの大人たちが正面からきちんと対応しないといけない。
19/10/05(土)
暑さ寒さも彼岸までという言葉がある。けれども今年はそれが当てはまらない。10月になってもまだ30度を超える日がある。それもたまたま一日だけとかではない。北海道や東北でも30度を越えたり,あるいはそれに近い気温までになっている。そうなると体調を崩してしまう人も出やすいだろう。中間試験が間近となった八王子教室の生徒の中に調子が悪そうな様子もうかがえる。
19/10/04(金)
明大中野・明大中野八王子高校3年生対象の明大推薦・統一学力テストが実施された。今回もやはり河合塾の模擬試験だった。両校とも自己採点はまだなので,どの程度の出来だったかは分からない。生徒に感想を聞いてもバラバラで,実際はどんなだったかは不明だ。明大中野校は明日,自己採点をするらしい。この形式の試験は今回の高校3年生が最後となる。一学年下の高校2年生からは再来年から始まる大学入学共通テストの模擬試験に切り替わるだろう。問題形式がまったく変わるので,生徒以上に準備が大変になる。
19/10/03(木)
中間試験が近いことと,明日に控えた明大推薦・統一学力テスト対策の授業が目白押しでここ数週間はかなり忙しい。担当する授業数がここ数年では最も多くなった。ただ,忙しい割には体調がいい。お盆や年末に休みが連日続くと体調を崩すのと逆に,忙しさが体調を維持していてくれるのかも知れない。授業が多いため,授業準備やそれ以外の仕事はどうしても深夜にまでおよんでしまうことがある。昨晩も東中野教室でかなり夜の深い時間まで仕事をしていた。車で自宅に向かい帰り着く頃には東の空が明るくなり始めていた。朝焼けだ。個人的には体調がいいのだが,中には今この時期に体調を崩している人もいるかもしれない。自分の置かれた状況はいま,上り坂なのか,下り坂なのか。長い人生では必ず下る時もあるだろう。けれどもずっと下りばかりではないはず。いつかはまた,いい時期が来るときもある。明け始めた空を見て,そう思いながら自宅のドアを開けた。
19/10/02(水)
高校1年生の数学の授業をしていたときのこと。プリントを配り解説をしようとしたら,どうにも話がかみ合わなかった。そこで生徒に配ったプリントを見たら,手元にあるものとはまったく別のプリントが行き渡っていた。図形に関する問題だが,このプリントは比較的最近改訂版を作成した。そのときに生徒用のプリントの一部が新しくなっていなかったようだった。
19/10/01(火)
今日から消費税が10%に上がった。早速今日の支出に関するものを見てみた。昼食にスーパーで買った弁当は8%のままだった。いわゆる低減税率対象で,店の外で食べるものに関しては8%のままだ。夕方,銀行に振り込みに行った。振込手数料は10%になっていた。当たり前だがきちんとしている。ついでに地下のスーパーで買った晩酌用の刺し身はやはり8%だった。買い物をしてひとつ疑問に思った。昨晩の午前0時,すなわち9月30日から10月1日に変わる瞬間のコンビニエンスストアのレジはどうなっていたのだろうか?
19/09/30(月)
八王子教室で中間試験対策の数学特訓を行った。平日に数学特訓を行うことは稀だ。今日数学特訓を行えたのは,明大中野八王子校が文化祭の代休日だったため。中間試験が一週間後に始まることも考慮すると,今日以外に数学特訓を行うタイミングが無かった。数学特訓の時はいつも8時30分までに出勤するようにしている。乗る電車は7時台後半から8時台となる。さて,いつものように電車に乗ろうとすると様子が違った。ドア付近に人がたくさんいるではないか。そこで初めて今日が平日であることを思い出した。ラッシュアワーの時間帯だったのだ。ふだんは昼過ぎの電車だし,早い時間帯であっても日曜日か休日に数学特訓は行うので,電車が混み合うことはあまりない。春や夏の講習にしても9時台の電車なのでそれほど混まない。不慣れな時間帯の出勤は駅に向かうまでもあった。小中学生がやたらと多かった。そう,朝の通学の時間帯だったのだ。その時点で今日が平日であることを思わなかったのは何故だろう。
19/09/29(日)
プロ野球の場合,優勝チーム以外にも順位を決めなければならない。順位は翌年の開幕ゲームやドラフト会議などさまざまな場面で必要になる。セ・パ各リーグで上位3位までに入るAクラスと,4位以下のBクラスで評価も違ってくる。個人記録も最後の最後まで分からない。打者にとっては一打席でも多い方がホームランの本数は多くなる可能性は高い。投手は奪三振数が増える。自チームの選手のタイトル獲得のために,相手チームの打者を敬遠することも珍しくない。そして試合をすれば観客が来て,球場での売り上げが間違いなく上がる。そうした商業的な要素も含まれながら,優勝が決まったあとも試合は行われる。そして長年チームに貢献してきた選手の引退試合としての役割もある。順位が決まったあとの試合は,チームを去る選手にとっての一つの花道だ。そうした環境下で最後の試合に臨める選手は幸せだろう。優勝を競っている状況ではそれは出来ない。今年も多くの選手が引退するが,優勝が決まったあとの試合にも意味があると言えるだろう。
19/09/28(土)
野球にそれほど興味がなくてもそれなりに野球を意識するものは何か。それは高校野球だろう。誰もが過ごす高校時代。同世代の高校生が甲子園を目指す姿はさまざまな方向から目や耳に入ってくる。夏の風物詩のひとつにもなっている。高校野球はトーナメント戦で,つまり負ければそれで夏は終わる。すなわちそこからは試合がなくなる。あるいは甲子園球場で行われる試合は,決勝戦が終わればそれで夏の大会は終了となる。すなわち優勝が決まる=それ以降の試合がなくなるという等式が出来上がる。それがプロ野球のペナントレースにも適用される,と知人はそう思ったのかもしれない。さて,ならばなぜプロ野球の場合優勝が決まったあとも試合が続けられるのか。ここは長年プロ野球を見てきた者が説明する義務を果たすべきだろう。(つづく)
19/09/27(金)
プロ野球はセリーグが巨人,パリーグが西武の優勝で今年のペナントレースは決まった。巨人は5年ぶりの優勝で原監督の采配が評価された論調が多く見受けられる。巨人生え抜きの阿部選手が引退を発表した。それからの巨人は阿部選手中心で動いていて,選手としての花道を飾る優勝となった。西武は主力選手が抜けたにも関わらず優勝出来たのは,やはり辻監督の手腕に依るところは大きいだろう。去年優勝したにも関わらず,日本シリーズ進出を逃した西武。二連覇は西武の監督コーチ・選手にとって捲土重来を期す絶好のチャンスだろう。さて,優勝が決まったあとも試合があることを知人と話していた。すると優勝が決まったのにまだ試合があることに驚いていた。知人は比較的最近になって,プロ野球に興味を持つようになった。何十年も野球を見てきた者からすると優勝決定後も試合をすることは当たり前になっていた。ところが『プロ野球初心者』にとっては,それがそうでもなかったようだ。なぜだろうか?勝手に検証してみた。(つづく)
19/09/26(木)
明大中野八王子校の試験が近いために,担当授業が多くなっている。ここ数年は担当する授業を少し減らしてきたのだが,今年は意識して多く持つようにした。その結果,今回の中間試験前はたくさんの授業を持つことになった。来週に迫った明大推薦・統一学力テスト対策ゼミを始め,中間試験前の授業が今日は集中した。その結果,一日で6講座やることになった。第一教育センターは1講座=100分なので,6講座だと学校の授業に置き換えると12時間に相当する。準備時間を含めるとかなりの時間数となる。さすがに授業後はヘトヘトになった。
19/09/25(水)
夏期講習中に大量になってしまった机の上のメモ用紙がようやく減ってきた。多いときには20枚を超えていたと思う。一日の最初にそれらメモ用紙を再確認するのだが,メモ用紙が多いとその作業も増えてしまう。結果的に何度も同じことを繰り返す効率の悪いことをしている。もう少し工夫出来ないものか,再考した方がいいかもしれない。
19/09/24(火)
授業準備をしているときに,この生徒にはこの内容は教えたように記憶している,ということがたまにある。同じ学年の生徒を複数授業担当していると時に錯覚を起こしてしまうことがある。その防止に講師ノートがある。授業で何を教えたのかを記すノートだ。基本的には授業中に書くようにしているが,授業の流れや同じ時間帯で同学年の他教科の授業がある場合は授業後に書くこともある。さて,今日の高校1年生の授業では教えた記憶がある単元の記録が講師ノートに記されていなかった。けれども比較的最近,その単元を教えた『感触』が残っていた。それにもかかわらず記録が残っていない。同学年の他の生徒には教えていないので,重複することはないはず。授業時に生徒に聞こうかと思っていたが,授業内容が別の単元に移ってしまったため聞きそびれた。モヤモヤ感が残ってしまった。
19/09/23(月)
秋分の日の今日は,八王子教室で高校3年生対象の統一学力テスト対策直前ゼミが開講した。試験は来週の金曜日にある。高校3年生にとってはこの試験はこれで最後になる。明治大学への推薦に関わる大事な試験なので,生徒にとってもいよいよ勝負所だ。
自宅のビール用グラスを丁寧にスポンジで洗った。アルコールを取り除いた手に優しい食器用洗剤で,まずは外側から丁寧にスポンジで洗った。次に内側だ。スポンジを回すように中の渋を取った。長年のビールの『垢』が落ち,ゆすぐ水が茶色くなった。水を切って眺めるとまだ曇りがあった。もう一度洗ってみた。2つ目のグラスも同じように洗った。そして晩酌時にビールを注いだ。まずまずいい感じになった。けれども飲んだあとに洗ってみたものの,何か今ひとつ綺麗になっていない。まだくすんだ感じがした。そこで休肝日に漂白剤に一晩浸けておいた。翌日,漂白剤を綺麗に流し眺めてみた。見違えるほど透明度が増しピカピカになった。買った当時も当然これくらい光っていたのだろう。その晩のビールはいつもより美味しく感じた。
19/09/21(土)
自宅でビールを飲むときに注ぐグラスは2つある。表面に少し凹凸のあるグラスで,ひとつは透明でもうひとつは青みがかったグラスだ。東急ハンズで買ったように記憶しているが,もうすぐ二十年になるので記憶は定かで無い。ただ,買った当時の生徒のことをよく覚えていて,そこから逆算するともうすぐ二十年となることは確かだ。二つのグラスはビールを飲むときの必需品で,自宅でビールを飲むときにこの二つのグラス以外で飲むことはほとんど無い。稀に頂き物のビアグラスで飲むこともあるが,二つのグラスの牙城を崩すことはこの二十年近くなかった。それはこれからもおそらく変わらないだろう。さて,このグラスだが長年ビールをついでいたらだいぶ煤けてしまった。他に人が使うことが決して無いだけに気にせずにいた。けれどもある日ふと思った。一度綺麗にしてみようかと。(つづく)
19/09/20(金)
明大中野校はこの週末に文化祭がある。準備期間の今週は,時間変更していくつかの授業をしている。そんな変則的な時間で少し空いた時間があった。そこで少しだけ教室の模様替えをした。パーティションで区切られたスペースを,今の授業数に合うように変えた。それまでは4人しか座れなかったスペースを6人まで座れるようにした。その隣のスペースも,生徒が座りやすいように机どうしを離して設置した。一か所のスペースを無くしたのだが,実際にそこは中途半端な広さでふだんあまり使われていなかった。
19/09/19(木)
新たに学ぶ化合物の分類を野球のチームと選手,ユニフォームに託した。ところが当の生徒がほぼプロ野球に関する知識がなかった。唯一知っている選手が「マー君」だった。そのマー君さえも名字が「田中」であることも知らない。この時点でプロ野球選手での例えは断念せざるを得なくなった。他の例えがないかと,知る限りのスポーツ選手を聞いてみたがそれも見当たらなかった。3つの要素をもつこの手の例えはすぐに思いつかなかった。そんな話を授業後に他の生徒に話したところ,「女子に野球の話は無理です」とダメ出しを喰らった。さてさて,今後のためにも新たな例えを考えなければ。
19/09/18(水)
初めて教わる場合,そこに出てくる新たな用語に慣れるまでは苦労するもの。それらの言葉が3つものカテゴリーに分類されているならば,さらに困難になるのは分かる。そこで具体的なものに置き換えて説明することはよくある。今回の有機化学に関しては,グループ名と物質名,それに「官能基」がセットで出てくる。説明でよく使うのはプロ野球のチームと選手だ。例えば「ジャイアンツの坂本選手」や「マリナーズのイチロー選手」といった感じだ。イチロー選手は引退したが,知名度が高いので女子生徒でも知っている確率が高い。「官能基」は何が相当するか?それはユニフォームで区別すると説明する。ユニフォームを見れば,選手がどのチームに属しているかが分かる。実際「官能基」はそれ自身だけでは存在せず,他の元素などに付くことによりはじめて機能を果たす。その意味からユニフォームがその役割であるという説明はそう遠くないように思う。(つづく)
19/09/17(火)
高校3年の有機化学では,さまざまな化合物が登場する。生徒にとっては初めて聞くような物質もあり,覚えるのに苦労するようだ。アルコールから派生する物質の性質や反応などを勉強するのだが,物質名が分からないと授業についていくのが大変になる。英単語が分からないまま長文を読むのと似ている。物質は特徴ごとにグループ分けされ,そのグループにはそれぞれ「官能基」というものが共通している。その官能基を見れば,その物質がどのグループに属しているかが分かるのだ。例えば「エタノール・アルコール・ヒドロキシ基」や「アセトアルデヒド・アルデヒド・アルデヒド基」といった具合だ。順に「物質名・グループ名・官能基」だ。カタカナだらけでどれが物質名で,どれがグループ名か分からなくなる。「ケトン」がグループ名でその中に「アセトン」という代表的な物質が存在する。これを読んでいる人にとってはもはや???の世界ではなかろうか。(つづく)
19/09/16(月)
連休の休みとなった。お盆休みや年末年始の休みを除けば,二日連続の休みは珍しい。新年度以降,夏期講習もずっと忙しく朝らから晩まで動きっぱなしの日々が続いていた。それゆえ今回の連休は体を休めるにはちょうどよかった。週休二日の気分とはこんな感じなのだろうか。けれども今の忙しさが心地よく,休みが少ないことや仕事が忙しいことで『疲れた』と感じることはない。連休は体のためにはよかったかもしれないが,年に一度くらいで十分な気がした。きっちり自分の仕事をしていた方がずっと楽だ。
19/09/15(日)
土曜日の八王子教室は,夜遅くまで授業をしていた。親が迎えに来るという条件の下,11時過ぎまでの授業があった。予定より長めになった授業を終え,生徒に気をつけて帰るように言って送り出した。気をつけると言っても,親が迎えに来るのだからそう心配はないだろう。そう思いながら後片付けをして八王子教室を出た。駅に向かうとすぐそこには見慣れた生徒が居た。そう,ついさっき送り出した生徒が塾からわずか数十メートルの場所に居るではないか。声を掛けると連絡の行き違いか,親がまだ迎えに来ていなかった。終電までは少し間があったので,その場で一緒に迎えを待った。
19/09/14(土)
偶然見つけたサイトでは,数式を入力すると因数分解の結果を示してくれるようになっていた。試しに今回新たに加える問題を入力した。すると一瞬で答えが返ってきた。実際に自分で解いたときには10分以上時間を要した。そこでさらなる難問を解いて貰った。数学オリンピックに出た難問だ。けれどもこれも瞬時に答えが返ってきた。ここまで速いと数式的な解法ではなく,ある種のアルゴリズムが組んであり数値解析的な処理をして解いていることが推測できる。実際,数学オリンピック級の因数分解は,特殊な数式処理をした後,複素数平面を用いて方程式を解いた21もの解から不要な解を除かなければ解けない代物だ。それを瞬時に解くことが出来るのは,コンピュータの演算能力に他ならない。面白いサイトに出会ったと思ったがその仕組みのことを考えると,チェスや将棋・囲碁がコンピューターに凌駕されたように,数値解析の世界では,人間はとてもコンピューターに勝てないことを感じた。
19/09/13(金)
今回,高校1年の数学の教材に,以前学校で配布されたプリントにあった因数分解の問題を加えることにした。ずっと前から気に掛けていた問題だ。実際の試験に出ることはないだろうが,『腕試し』をしたい生徒には面白い問題と思っていた。さて,ふだん使っているプリント教材には演習問題の他に,プリントの下部に類題を必ず付けるようにしている。類題は演習問題よりやや難しかったり,公式や理論の導き方を取り上げることがある。それゆえふだんの授業では解かないことが多い。クラス授業で早く解いた生徒に,他の生徒が解き終わるまでに解かせることがたまにある。さて,今回の因数分解の演習問題に匹敵するような問題を探してネットで検索した。その結果が今回発見したサイトだ。(つづく)
19/09/12(木)
数学に関する調べ物をしていたら面白いサイトを発見した。数学的なさまざまな計算をしてくれるサイトだ。図形の面積や体積を求められるのは見かけたことがあるが,数列や関数の極限,微分や不定積分・定積分まで求めてくれる。さらにはガンマ関数や行列など,大学数学に関するものまであった。今回このサイトを見つける切っ掛けとなったのは因数分解だ。そう,中学でも学ぶあの因数分解だ。(つづく)
19/09/11(水)
以前からずっと気になっていた問題がいくつかある。塾で使っているプリント問題に加えたいのだが,なかなか検証する時間が取れないのだ。生徒の理解向上に良質な問題もあれば,学校の問題集や配布プリントからヒントを得て付け加えたい問題が出てくる。検証するにはまず問題を作り解いてみる。あとは実際に生徒に解かせてみてはじめて加えるのに値するかが分かる。次の二期中間試験に向けても,新たな良問を発見。早く検証したいとウズウズしている。
19/09/10(火)
台風一過で猛暑がぶり返している。9月の東京で二日連日の猛暑日は初めてらしい。全国各地で熱中症に罹った人が続出したとの報道があった。そんな中,昨日の授業前に東中野教室に向かっている英語の先生から電話で連絡があった。来る途中で倒れている老人が居たため,救急車を呼んでいるので遅れるかもしれないというのだ。東中野教室からほど近いところでのことだったので,救急車のサイレンの音が聞こえてきた。ほどなくして英語の先生がやってきた。授業も大事だが,倒れている人を放置するわけにはいかないですから,と言いながら教室に向かった。
19/09/09(月)
関東地方を台風が直撃した。東京に台風がまともにやって来るのはかなり珍しいのではなかろうか。日曜日の晩には生徒に翌月曜日の授業のことで連絡をした。明大中野八王子校は早々と休校が決まり,明大中野校も交通機関の状況からおそらく休校になるだろうと予測した。塾の授業は午後からで,しかも明大推薦・統一学力テスト対策ゼミが中心の時間割なので,他日への振り替えが難しい。それゆえなるべく変更無しで授業は行いたかった。迎えて今日。やはり明大中野校も休校となった。テレビのニュースでは,都心の電車は午前8時以降間引き運転をしながらも走り始めていると言っていた。生徒には時間に余裕を持って出るように連絡をしてから,自らも自宅をいつもより早めに出た。
19/09/08(日)
この2学期は月曜日に祝日が集中している。学校では明日授業をすると,その次が月末の30日まで授業がなくなる。明大中野八王子校はその30日さえも文化祭の代休で休みだ。そして一週間後の10月7日には,高校1・2年生は中間試験が始まる。他学年の生徒も午前中の授業だけだ。果たして試験まで間に合うのだろうか。第一教育センターの月曜日は,レギュラー授業はなるべく組まないようにしている。とは言うものの全くないわけではない。月曜担当の先生方には早めの変更を促している。さてさて,これを書いている間に明大中野八王子校の生徒から台風のため明日休校になったと連絡があった。これで中間試験までの月曜日の授業がなくなった。大変なことだ。
19/09/07(土)
今学期も勉強部屋・学習支援コースを開講した。東中野教室は昨日から,八王子教室は今日からだ。学習支援コースは成績向上を第一に考え,勉強の仕方を生徒ごとに指示を出し,主に自学自習をしていく。これまでにも多くの生徒がこのコースを受講しては成績不振から脱出した。今回受講している生徒も,早くここから抜け出して欲しいと願っている。
19/09/06(金)
ずっと積み上げたまま放置している仕事がある。それは試験対策で作ったプリントの答の入力だ。多くの試験対策問題は,作成するだけで手一杯となり,答は手書きでプリントに直接書き込むことが多い。試験中は何よりも,試験対策問題を作ることが最優先される。ひとつのプリントが出来て授業が終わると,すぐに次の試験対策プリントの作成に取りかかる。定期試験中のいつものことだ。その結果,答の入力されていないプリントが重なっていく。これを繰り返しては結局は次の試験を迎えてしまう。そこで新学期からは1日に1つずつ答を入力していくと決心した。どんなに忙しくても入力作業を怠らないようにしようと思っている。そうすれば今月中にはおそらくほとんどのプリントへの入力作業は終了するだろう。今日は高校3年物理の過去問の答を入れる。
19/09/05(木)
新学期が始まって数日が過ぎた。最初の一週間は授業が始まっていることを忘れてしまう生徒が出てしまうのがいつものこと。けれども9月はその手の生徒は少ない方だろう。明大中野校と明大中野八王子校は8月31日に夏休みが終わり,9月1日からきっちり始まる(今年は2日だが,それでも月曜日)なので分かりやすいのだろう。そう思っていたら授業時間割を勘違いしてしまった生徒が出てしまった。やれやれ。
19/09/04(水)
DVD・Blu-rayディスクにラベルを上手に貼り付ける方法がないか探してみた。するとあった。しかも動画で丁寧に説明されていた。YouTubeにアップされているその方法は,まずセロハン部分を半分ほどめくり折り曲げカッターで切る。切った部分を2cmほど上部にずらしてラベルに再び付ける。ラベルの中心部とディスクの中心部を合わせ粘着部で固定する。その後半分ずつになったセロハンを丁寧に剥がす。実に単純明快な方法で,見事にきれいに貼り付けられた。この作業はたくさんだと集中力が持たないので,録画したらその都度貼り付けた方がよさそうだ。動画に興味があるようなら「DVD ラベル 貼る」と検索して動画のセクションにすればすぐに見つかる。
19/09/03(火)
自宅で録りだめたディスクに,録画した内容のタイトルを印刷するのに,以前はプリンターで直接ディスクに印刷していた。けれどもその時期に印刷していたプリンターはもはや古くなり今では稼働していない。新たな方法はディスクに直接印刷せず,ラベルに印刷してからディスクに貼り付けるようにした。ラベルだとプリンターの種類に関係なく印刷できるのが利点だ。さて,タイトルを印刷したラベルをいざディスクに貼る作業をした。シールを剥がしディスクに貼り付けようとしたところ,無残にも中心から少しはみ出してしまった。その結果,縁の一部を切り取らざるを得なくなった。なんとも無様なディスクができあがった。これは困ったものだ。(つづく)
19/09/02(月)
新学期が始まった。第一教育センターの第4期も開講した。もっとも月曜日のレギュラー授業は少ない。月曜は祝日が多いためもともと授業を組まない方針でいる。実際,今月から来月に掛けて月曜日の祝日は3日ある。明大中野八王子校においてはさらに9月30日は文化祭の代休日のため学校は休みだ。高校1・2年生は中間試験が10月7日に始まる。今日は始業式で授業が無かったので,この学年の中間試験までの月曜の授業は来週の一日しかないことになる。学校でもきっと対応に追われることだろう。
19/09/01(日)
9月の最初の日が日曜日だったため,今年は夏休みが一日長くなった。宿題に追われている生徒にとっては恵みの一日になったかもしれない。もっとも,最近の公立の学校は8月下旬に新学期が始まるところもある。私立校でも8月中に始業式を迎えるところがある。明大中野校と明大中野八王子校は,夏休みの終わる時期に関しては昔から変わらない。何人かの生徒からLINEで塾の授業開始日時の問合せがあった。塾も明日から始まる。
19/08/31(土)
夏休みの最終日は,この夏のさまざまなものを整理した。生徒の成績表を生徒ごとのファイルに仕舞ったり,学校で出された夏休みの宿題のコピーを仕分けた。保存しておくべきものと,裏紙として使えるもの,そして破棄するものに分別した。面談や問合せのあった生徒のメモを整理し,夏の講習のさまざまなことを記した用紙を束ねた。このひと月あまりのほとんどがこの用紙に記されている。こうした後片付けをしながらも,メールやLINEで保護者や生徒や先生方に同時進行で連絡を取った。まさに人間マルチタスクだ。そうこうしているうちに,夜になって卒業生が二人遊びに来てくれた。忙しい最中ではあったが,卒業生が来たときにはお喋りをすることにしているので,しばらくは近況を聞いたり,同級生の動向などが話題となった。やるべき仕事はあっても,訪れてくれた卒業生と話をする機会はそうそう無い。だからこうした時間は貴重だ。
19/08/30(金)
夏休みも終わりを告げようとしている。今年の夏は,講習授業を組み込むことに追われた気がする。個人指導が多く,生徒の希望する日程で先生を手配するのだが,うまくマッチすることがなく苦労した。レギュラー授業の方がよほど楽だった。何とか無事やり終えたので今はホッとしている。
19/08/29(木)
昨日で夏の講習は終了した。まだ明日と明後日に個人指導が少し残っているが,クラス授業など当初から組んであった授業は終わった。夏の講習は長く,終わる頃は毎年ホッとする。今日は平日の休みとなった。講習時以外に平日の休みは滅多に取れないので貴重だ。もっとも,だからといって平日で無いと出来ないことは特別しなかった。いつもの休みと同じようにダラダラ過ごしていた。日曜日の休みと異なるとしたら,ナイターが見られることだろう。日曜日の晩にはほとんどナイターが行われることがなくなった昨今,貴重な平日の休みと言える。飲みながらゆっくり観戦できる楽しみは,今や年に数えるほどとなった。
19/08/28(水)
化学の学習内容は,身の回りに関するものが多い。料理するときに使うガスは,一般家庭と料理屋では火力が違う。中華料理屋で作るチャーハンはご飯がパラッとして付かないのは,料理人の腕もさることながらガスの火力が強いことも関係している。家庭用として多く使われている都市ガスはメタンガスが主成分。一方,料理店のプロパンガスは火力が強いのが特徴。なぜならば,メタンガスの分子量が16に対して,プロパンガスは44もある。分子量が大きければそれだけ燃焼熱も高くなり,その結果火力も強くなる。その理由の一端が構成する分子量に依ることは,高校化学を学ぶことで理解の助けとなるのだ。さて,教室の空気を全部液化して測ったら何kgになるか。正解は約140kg。空気は1m3あたり約1.3kgなので,112m3ではその112倍の145kgとなる。場が沈んでいるとき「空気が重い」と言うが,あながち外れていない気もする。
19/08/27(火)
高校の化学では,気体の質量に関する計算問題がある。気体を圧縮もしくは温度を下げて液化した場合,その質量はいくらになるか?生徒達が学んでいることとは若干違いはあるが,わかりやすく言えばそういうことになる。さて,空気も液化することが出来る。そこで,もし学校の一つの教室全体の空気を液化して,その質量を測ったらどれほどになるか,生徒と一緒に計算してみた。まず学校の教室のおおよその大きさを生徒に言って貰った。幅6メートル×奥行き7メートル×高さ2メートルくらいではないかとの意見が出た。実はこの数値は化学的に計算しやすい。『アボガドロの法則』にしたがい計算してみた結果は如何に?①1.4kg ②14kg ③ 140kg 。「えっ?何でいきなり試験問題なの?選択肢なの?」と思うなかれ。想像するのも化学。答えは明日。(つづく)
19/08/26(月)
講習中は最長4講座を受講している生徒が居る。午前10時20分に始まり,終了時間は午後6時10分だ。かなりの長丁場を頑張っている。頭を使うとカロリーはかなり消費する。それゆえ授業が終わる頃にはいつも以上にお腹が空くことだろう。4講座を受講し終えた生徒は,連日「お腹が空いたー」と叫びながら,何を食べようかと友達と相談していた。
19/08/25(日)
夏の講習もいよいよ最終タームとなった。日曜日の開始となった今日,この夏初めて塾に来る生徒も居た。そうした生徒はおおむね日焼けしていることが多い。外での練習が主の体育会系の部活の場合,否が応でも焼けてしまう。特に男子生徒の日焼けは似合う。中には部活焼けではなく,海に行って焼いてきたという生徒も居た。さまざまだ。
19/08/24(土)
夏の飲み会に来られなかった卒業生は,個室に入院していたようで,幸いLINEですぐに繋がった。画面から見る限りでは元気そうで,とても病人には見えなかった。ついさっきまでやっていた問題にすぐに参加して貰った。すると宴会場に居る他の同級生よりも彼の方が正解率が高く,みんなで驚いていた。スマートホンでいわゆるテレビ電話状態だとさすがに電池の消耗が速く,途中で別のスマホに繋ぎ直したりした。参加できなかった卒業生も,何だかんだで一時間くらいは『参加』出来た。来年には再び全員で集まろうと言った。宴会はその後も続き,教室内は夏休みの静けさがウソのように賑やかになった。終電も近くなった頃にお開きとした。また来年が楽しみになった。
19/08/23(金)
毎年恒例の東中野教室の卒業生との飲み会は,お盆休みが終わる頃にあった。東中野教室で行うこの宴会は夏の楽しみのひとつだ。今年はいつもと違った点があった。それはみんなに声かけしてくれる卒業生が,直前になって入院しなければならなくなったのだ。すでにみんな集まる予定だったので,予定通り集まって飲むことにした。さて当日。東中野教室からほど近いスーパーで買い物を済ませてから宴会は始まった。ここ一年の近況や塾の最近の出来事など,互いの状況を話しながら飲み進めた。飲み会ではいつも彼らが生徒であった頃に勉強した問題を出す。2次方程式の解の公式を書かせたり,化学式を書いては物質名を答えさせたりして,みんなでやり合う姿が楽しい。今年は元素の周期表を書いてもらった。ほとんど忘れているだろうと思いきや,かなりの正答率に驚かされた。そうこうしているうちに,入院している同級生に連絡してみようと提案が出た。(つづく)
19/08/22(木)
八王子にはJR八王子駅付近に大きめの商業施設が2つある。ひとつは駅ビル型商業施設のセレオで,もうひとつは東急スクエアだ。セレオは7年ほど前に,それまでそごうがあった場所にリニューアルされた。東急スクエアーはもっと古く25年以上前に出来た複合商業施設だ。この二つのビルはほぼ無休で営業しているが,年に2回ほど休業する。2月と8月だ。東急スクエアのその『定休日』が今日だった。つい先日はセレオが休業日だった。めったに無い休業日に,訪れた客が呆然と立ち尽くす姿は毎度のこと。利用客のことを考えているのだろうか,この2つのビルが同日に休業することは無い。それは駅ビルがそごうの時代もそうだった。申し合わせているのだろうか。
19/08/21(水)
塾での仕事の種類はいくつかある。その最も中心となるのはもちろん授業だ。それ以外には生徒の成績管理に関する教務や,講習の案内作成や印刷・発送などの総務,そして授業料請求や支払いに関する経理などがある。この経理の仕事はお金が絡むだけに厄介だ。夏の講習の授業料請求を昨日まとめて整理した。なかなか手を付けることが出来なかったが,そうした仕事は往々にして捗らないことが多い。予想通り作業は困難を極めた。帰り道,今後は工夫をしなければと思いつつ,疲れて少し熱くなった頭を電車内で冷やした。
19/08/20(火)
授業をしていると外が急激に暗くなり,しばらくすると激しい雨音が聞こえてきた。夏特有の夕立だが,やはり降り方はすごかったようだ。雨脚が少し落ち着いた頃に授業を受けに来た生徒が膝から下がずぶ濡れの状態でやってきた。スニーカーで来たらしく,靴の中は滴が垂れるほどだった。すぐに新聞紙を靴の中に入れるように勧めた。昨日も似たような雨の降り方だったようで,遊園地に行っていた生徒は雨が激しくなったときに,温水のプールに入ってやり過ごしたと言っていた。テレビの天気予報では「傘が役に立たないほどの降り方」と予報士が言っていたが,さすがに傘が無ければ頭からずぶ濡れとなり大変な状態になるだろう,と突っ込みたくなった。まあ,ひとつの例えではあるだろうが,傘はそれなりに役に立っているはずだ。
19/09/19(月)
お盆休み明けの仕事は先週末から始まったが,講習自体は今日から始まった。今日はクラス授業は無く,個人指導が中心だった。念のため前日に生徒には授業があることを知らせておいたのでみんなきちんと受講しに来た。この時期の授業は予習中心に行っている。
19/08/18(日)
長谷寺の本堂を出ると経蔵と呼ばれる東屋を少し大きくしたような感じの建物がある。蔵の中には一切経(いっさいきょう)が収められている輪蔵(りんぞう)と呼ばれる回転式書架がある。一切経は仏教の聖典を編集したもので,大蔵経(だいぞうきょう)とも言われる。この書架を一回転させることですべて読誦した功徳が得られると掲示されていた。そうなると回したくなるのが人情。ところがこの輪蔵,回せるのは期日が決まっていて勝手に回してはならないようだ。そこで気持ちだけでもと心の中でくるくる回転しているように思い描いた。輪蔵から少し山の方に向かうと散策路があり小高い丘からは鎌倉の街並みが一望出来た。閉山時間が近づくと,出入り口へと向かった。するとその少し手前に弁天窟があることに気づいた。洞窟の中なので涼しいのではないかと期待して入ったのだが,むしろ湿度が高く蒸し暑かった。洞窟内の壁面には弁財天や十六童子,人頭蛇身の宇賀神が彫られていた。天井が低く一種独特の空気が流れ,ちょっと気の弱い人だと一人で入るのをためらうような空間だった。外に出ると和み地蔵が出迎えてくれた。なんとも言えぬ雰囲気の地蔵で,並んで写真を撮る人も多いようだ。長谷寺の参拝を終えると夕暮れの湘南は少しだけ涼しさを取り戻した。駅に向かう道から,民家の間の狭い歩道を左に折れた。うっかりすると通り過ぎてしまいそうなその小径には,いくつもの瀟洒なレストランやバーがある。お目当ての店は好みのワインを選んでくれた。日中の江ノ島と鎌倉巡りの一日を終えるにはちょうど良い店だった。
報国寺の拝観を終え来た道を戻った。ここの山門は入口側から見ると門がそのまま額縁となり,見事な絵画のようになる。人の行き来がなくなるのを見計らって写真を撮った。さて,次の目的地は長谷寺。報国寺から移動する場合,バスと江ノ電を乗り継ぐよりもタクシーの方がかなり時間が短縮できる。そこで山門付近に居る警備員にタクシーは捕まるか訊いた。すると「この辺はほとんどタクシーは通らないので,バスの方がいいでしょう」との返事。仕方なしと思ってバス停で待っていた。ところが数分後に偶然タクシーが通りかかった。長谷寺までは車だと15分ほどの距離だった。鎌倉の街並みをやり過ごしながら車はやがて長谷寺に向かう参道へと入っていった。正面には門かぶりの松と真っ赤な大きな提灯が出迎えてくれた。ここも外国人でいっぱいだ。門をくぐると右手には池がある。少し長めの階段を上るとやがて空が拓けてきた。右手には「鐘をつかないでください」と注意書きのある鐘楼があり,正面には阿弥陀堂と観音堂が迎えてくれた。観音堂には長谷寺式十一面観音像が祀られていて,やはりこの空間は長谷寺の中でも一種異次元のように感じた。順路にしたがい外に出ると,金色のレプリカ像があり,そこで背の高い外国からの来客が彼女に写真を撮って貰っていた。何故か彼は気恥ずかしそうに,彼女は少しご機嫌斜めのように見えたのは気のせいだろうか。(つづく)
江ノ島から鎌倉までは江ノ電を使って移動した。外国人の割合が高く,ここは日本なのだろうかと思うほどだった。20分余で鎌倉に着いた。そこから京急バスで10分ほどの山の中に報国寺がある。ここが第二の目的地。報国寺は竹林が有名だ。山門を抜け,緩やかな石畳を上ると本堂へ続く入り口がある。入館料300円を納め,本堂の脇道を抜けると玉砂利が敷き詰められた枯山水の庭が夏空の下に現れた。そのすぐ脇にある池では錦鯉が悠々と泳いでいた。本堂からさらに進むと,細い歩道を覆い被さるような見事な竹林があった。その中に入ると,昼の陽射しを遮り一種独特の空間が広がっていた。おおよそ2000本におよぶ孟宗竹の庭は,周りの空気を清めているかのようだった。行き交う人たちは,互いに参道を譲り合うようにそれぞれが歩を進めた。竹林の奥には休耕庵という茶席がある。ここで抹茶を頂き江ノ島の暑さをクールダウンさせる予定でいた。ところがいざ席に着こうとすると,抹茶を頂くためには入館するときに一緒に抹茶券を購入する必要があると店の人が説明してくれた。あとから購入することも出来たので,一旦入り口まで戻り購入。ようやく席に着けた。目の前にそびえる竹林を見ながら抹茶を頂けるのは贅沢だ。日常では味わえない時空となった。(つづく)
19/08/15(木)
今年の夏の休暇は湘南に行った。まずは江ノ島だ。以前江ノ島に行ったときに,入り口付近で美味しそうに海の幸を食べていた人たちを横目に歩いた。焼くとき特有のあの匂いにそそられた。その時は別の予定があったので我慢した。そして今年の夏。それを第一の目的に出かけた。片瀬江ノ島駅から橋を渡り江ノ島に到着するとまずはどの店で買うかの品定め。橋を渡ってすぐの店よりも,少し奥まった店の方が安かった。選んだのはサザエの壺焼きとイカの丸焼き,それからよく冷えたキュウリの浅漬けだ。フリーで使えるベンチに座り,クーラーボックスで冷やしておいた缶ビールを取り出した。缶ビールはいつもよりちょっと贅沢をしたが,それでも現地で買うよりははるかに安い。まずはビールを一口飲んだ。炎天下の昼のビールが喉を潤す。そしてお目当てのイカの丸焼きを食す。美味だ。潮風を感じながら空の下で飲むビールと海の幸。あまりの組み合わせにビールの進みがいつも以上に早かった。予定外だったのはサザエの壺焼きだ。奮発して大きめのサザエを焼いて貰ったのだが,楽しみにしていた肝が入っていないのだ。大きいサザエは食べやすくするために,店で切ってくれるのだがその際肝は除いてしまうようだ。あまり好まれないのだろうか。個人的にはサザエの壺焼きは肝があるからこそ食べる価値があると思っている。店の人に訊いたところ,4個1500円の小さめのサザエはそのまま焼くので肝は必ずあるという。そこで小さいサザエを追加で買い望みは叶えられた。(つづく)
19/08/14(水)
仕事時で着る半袖のワイシャツを買い求めに行った。いま持っているワイシャツは首回りがきつく,暑い夏はちょっと辛い。近所のスーパーに行ってみた。衣料品売り場に行くと,すでに夏物は処分セールをしていた。半袖のシャツはもちろんその中に含まれている。たくさんの品揃えの中からお目当てのワイシャツを探したのだが見つからなかった。半袖のほとんどがボタンダウンなのだ。仕事をするときはネクタイをする。ボタンダウンではネクタイが締めにくいし,着こなしとしては頂けない。稀にレギュラーカラーのワイシャツがあっても無地の真っ白なものしか無い。そこで店の人に何故ほとんどのシャツがボタンダウンなのか訊いた。すると「いまはクールビズが多いので,ボタンダウンが主流になっているんです」との明確の答えが返ってきた。こうなったら少し古くなった長袖のワイシャツの袖を切ってしまうしかないのだろうか。
19/08/13(火)
この時期,冷房は欠かせない。昔は『冷房は体に悪い』からと言って嫌っていた向きもある。けれども今はむしろ暑いときは夜でもエアコンで温度調整をした方がいいという傾向にある。実際,部屋の中で熱中症にかかる人も居るが,その多くはお年寄りのようだ。冷房が体によくないと言われることを感じることはある。冷房の効いた電車に乗った瞬間,これは効き過ぎじゃないかと感じる。けれどもそれは乗って間もなくのこと。2駅過ぎる頃には慣れてしまう。再び外に出ると今度はあまりの蒸し暑さに辟易する。どちらの気温がまともなのか?いや,両方とも極端な気がする。
19/08/12(月)
全国各地で猛暑日が続いている。去年に比べれば暑くないらしいが,それでも暑いことに変わりは無い。その暑い中,長袖で歩いている人をたまに見かける。感覚は人によって異なるから仕方ない。冷え性の人は冷房のある部屋では寒いのかもしれない。けれども傍目には暑い。先日はフードを被ったまま汗ひとつかかずに歩いていた学生風の男の子を見た。さすがに暑苦しかったし,彼の健康を案じてしまった。
19/08/11(日)
週末から明日に欠けて三連休だ。ところがニュースを見ていたり,ラジオを聴いていてもあまり三連休であることは取り上げられない。夏休み中でもあり,すでにお盆休みの人も居るので,あまり連休であることが感じられないのだろう。さらに,学生にとっては夏休み中の祝日はほとんど興味が無いのかもしれない。
19/08/10(土)
出勤時のこと。八王子教室に向かって歩いていると,政治経済の問題集を片手にした女子高生が少し前を歩いていた。電車の中で勉強をしていたようで,その姿を見て感心した。彼女は駅ビルに入った。銀行で用を済ませてから仕事場に向かった。するとさっきの女子高生がまた,少し前を歩いていた。彼女は塾のあるビルへと入っていった。そう,夏期講習を受けに来ている生徒だった。前日に夏休み中の問題集の選び方の相談を受けていた生徒だった。勉強に対する意識が変わりつつあるようだ。
19/08/09(金)
夏期講習もようやく終わりを迎えた。八王子教室では毎年恒例の打ち上げをした。これを楽しみに日々過ごしてきたと言っても過言ではない。さあ,楽しもう。
19/08/08(木)
汎用リモコンの取扱説明書にしたがい,使っているエアコンで使えるように設定した。最初にエアコンの電源が入っていないことの注意書きがあった。次にメーカーと「運転種類ボタン・設定コード」を一覧表から選ぶ。一覧表にはひとつのメーカーに複数の設定コードがあった。どれを選べばいいのか分からなかったので,順に試していった。一番目のコード03で設定してから電源を入れたが無反応。次は07だ。設定後電源を入れると動き始めた。モーター音を聞いてホッとした。汎用リモコンの存在は以前から知っていた。家庭内のさまざまなリモコンをひとつにまとめられるものもあるらしいが,それなりに高価だ。今回のリモコンは1350円だった。販売しているメーカーは大手ではないがこの種の家電メーカーとしてはよく聞く名前だ。ニッチな商品だが,必要な人にとってはありがたい。エアコン本体はまだ問題なく作動しそうなので助かった。ところで応急ボタンを押すときに,前面パネルを開けてびっくり。フィルターにかなりの埃が溜まっていた。真夜中だったがフィルターの掃除をした。
19/08/07(水)
リモコンが無いことにはエアコンが使えない。窓を開けて扇風機を使うことも考えたが,とりあえずはエアコンの説明書を読んだ。説明書の後半に「こんなときは」という項目があった。そこには「リモコンをなくした・乾電池が切れた…」の説明が書かれていた。リモコンをなくしたわけではないが,状況は似たようなものだ。本体に応急ボタンがあるので,それを押せば設定25度の自動運転になると記されていた。その晩はそれで凌いだ。翌日,ヨドバシカメラに行き,同じ型のリモコンがないか訊いた。店員はすぐに調べてくれたが,取り寄せに一週間ほど掛かると言った。そんなには待てない。そこで汎用のリモコンがないか訊くと,すぐに案内してくれた。そのリモコンがいま使っているエアコンで使えるのか問うと,試してみないと分からないという,なんとも不安を煽るような返事だった。それも仕方ない。「使えますよ」と安請け合いしてダメだったらあとでクレームが待っているだろうから。汎用リモコンの説明書には,メーカーと使用できる製造年が書いてあった。その中に自宅のエアコンが含まれていた。ここはひとつ勝負だ。そう思いヨドバシカメラのポイントで購入した。(つづく)
19/08/06(火)
自宅で寝る前には,エアコンで温度・湿度を少し下げてから寝るようにしている。熱帯夜が続いているので,そのままではかなり寝苦しい。ある日のこと,枕元のリモコンをエアコン本体に向けスイッチボタンを押したが,何の反応も無かった。もう一度押したけれども結果は同じ。リモコンの液晶部分を見るとまっさらになって何も表示されていない。電池切れのようだったので新しい電池と交換した。けれども画面表示は変わらずのまま。前日までは作動していたはずが,その翌日には壊れてしまった。修理しようかと思ったが,そばにサイズの合うドライバーが無かったことと,蒸し暑かったこと。さらには早く寝なければいけない焦りから修理はすぐに諦めた。それにしても蒸し暑い。(つづく)
19/08/05(月)
昨日で東中野教室の夏期講習は一段落した。3つ目のタームが終了し,明日からは個人指導などのいくつかの授業がある。一方,八王子教室は明日からが夏期講習の最終タームとなる。2つ目のタームは毎年恒例の八王子祭りの時期だった。いつもは塾の前もそれなりに賑わうのだが,今年は様子が違った。去年までは同じテナントに入っている不動産屋や隣のビルの美容院が飲み物やかき氷を販売したり,金魚すくいをやっていた。ところが今年はまったくその手の出店がなかった。歩道の幅が狭いせいか,あるいはもっと別の理由があったのだろうか,こうした出店が禁止されたのかもしれない。けれども授業中に山車を引く喧噪や,遠くで激しい太鼓の音が聞こえてくる情景はいつもと変わらなかった。
19/08/04(日)
今回接近した小惑星は地球と月のおおよそ5分の1の距離しか離れていなかった。地球と月を1:4に内分したあたりを通過した。そう考えるとかなり危なかったようにも思えるが,身近なものでジオラマしてみるとこうだ。野球のボールとゴルフボールを4.4メートルほど離して置く。一般的な車の前と後ろくらいの距離だ。野球ボールから83cmほどの距離に黒こしょうの粒を置いてみる。実際の小惑星の比率はもっと小さい。さて,この景色を見たときに,野球のボールが危機に瀕していることが理解できる人はかなりの想像力の持ち主と言えるだろう。けれども実際は本当に危険な状況だった。それは2013年にロシアに落下した小さな隕石の衝撃からも分かる。今現在の技術力を持ってしても,小惑星の軌道をすべて予測することは難しく,宇宙の広さをあらためて感じられた出来事だった。
19/08/03(土)
先月末,地球に接近した小惑星があったことがテレビや新聞で報道された。報道による数値が日常のそれらとはかけ離れていて,すぐには想像できない人も多かったのではなかろうか。「130メートルほどの小惑星は秒速20数キロメートルで,地球から約7万2000キロまで接近した」とあった。130メートルの小惑星はまだ想像できるだろう。おおよそ25階建てのビル,すなわち高層マンションくらいの塊が接近していた。地球の大きさに比べれば山ほどもない程度の塊が衝突してもビクともしないように感じるかもしれない。仮に人間の頭が地球だとすると,直径0.0018mmの物体が衝突することになる。ちなみに日本人の髪の毛の平均的な太さが0.08mmなので髪の毛の太さの40分の1以下だ。いかに小さいかが分かる。けれどもそれが甚大な被害を及ぼすことになる。(つづく)
19/08/02(金)
自宅の壁に掛けてあるカレンダーはメルヘンチックなカレンダーだ。カレンダーの隅には“SANRIO CO.,LTD”とクレジットされている。一般的なふた月ごとのカレンダーは二か月経てば次の二か月に切り替わる。けれどもこのカレンダーは上下の間にあるミシン目に沿って切り取ればひと月ごとに次の月が現れる。今は上が8月で下が9月なので『正常な』並びだ。こうした配慮のあるカレンダーだが,卓上カレンダーと違い,月が変わってもしばらくめくらずに放置してしまうことがある。気づけばもうすぐ次の月になることもしばしば。その結果,二か月分丸ごとめくる羽目に。そのたびに気を遣って作成した人に申し訳ない気持ちになる。壁掛けのカレンダーは,ビールが常備してある部屋の冷蔵庫の向こう側に貼ってある。
19/08/01(木)
月が変わった。月が変わると月めくりのカレンダーは当然,新しい月になる。さて,カレンダーはいつめくるか。仕事場で主に見るのは卓上カレンダーだ。講習や授業変更に関する予定を組むときに真っ先に見る。その予定が翌月のことになると,カレンダーをめくって見てからまた当月に戻す。どのタイミングで翌月にするか。個人的には最後の週に差し掛かった頃がひとつのタイミングだ。ただ,今月のように最後の週がまるまる7日あると週も半ばにならないとめくらないだろう。さて,自宅の壁には銀行で貰った二か月ごとの月めくりのカレンダーがある。このカレンダーは上下に二か月並ぶのだが,月によってが上段の方が後の月になることがある。例えば先月なら上が8月,下が7月といった感じだ。(つづく)
法律に関するそのドラマは弁護士が主役らしい。仕事の関係上,テレビはほとんど見ない。まったく見ないわけではなく,ニュースや科学系の番組は録画してみている。そんな状況だが,彼女の言うドラマはタイトルくらいは知っていた。けれどもその設定がどちらかというとコミカルであることは知らなかった。法律に関するドラマだから,てっきりシリアスな作りだと思っていた。どんなところが面白いのか解説してくれた。思いのほか詳しく覚えていたので,ドラマの滑稽さが少しだけ分かった。同様の裁判ものでは映画「ステキな金縛り」があるが,その生徒も見たことがあると言っていた。切っ掛けは何であれ,少しでも興味を持つことはそれほど悪いことではない。
19/07/30(火)
明大中野校・明大中野八王子校に通う生徒の多くは,最終的には明治大学への推薦を希望する。推薦を獲得することは最低限の目標だ。その上で希望する学部・学科に進学できれば幸せだ。明大にはさまざまな学部がある。社会系の法学部や商学部,経営学部など。人文系では文学部や国際日本学部がある。理系は理工学部と農学部,さらには最近出来た総合数理学部がある。どの学部に行けるかは成績次第だ。さて,法学部を志望候補のひとつとする生徒が,なぜそうなったのかを話してくれた。それはテレビドラマがひとつの切っ掛けとなったようだ。(つづく)
19/07/29(月)
関東地方の梅雨明けが今日発表された。えっ?まだ明けていなかったの,と思った。ここ数日は晴れの日も多く,気温もかなり高かったので,梅雨は明けていたと勘違いしていた。平年よりも8日ほど遅い梅雨明けだったとのこと。暑いのは大変だが,夏期講習時に涼しいのは何となく調子が出ない。個人的には暑い方がやはり夜のビールが旨いので,その点においては歓迎できる。
19/07/28(日)
高校3年生対象の面談が今日ですべて終わった。毎年恒例の面談はおおよそ半月がかりで終了した。塾に通っている生徒はもちろんのこと,この夏から通い始めたり,進学のために緊急を要する生徒なども急遽面談をした。それ以外の学年の生徒・保護者の面談もあり,夏の前半は面談が目白押しだった。さて,これからいよいよ授業の開始だ。
19/07/27(土)
八王子教室も今日からようやく夏期講習が始まった。東中野教室より5日遅れの開講だ。生徒にとっては夏休み3日目となる。講習の初日はいつも朝から出勤する。午前からの担当授業が有っても無くてもそうしている。初日には何かと起こることが多いからだ。案の定,受講コースの取り違いによる問題が発生した。何とか対応が出来たが,きちんと記録しておけば防げた案件だった。何はともあれこれで両教室共に夏の講習が始まった。
19/07/26(金)
卒業生の統計学の質問の答えは,さすがに専門性が必要だと思ったので,参考になるサイトを探してみたらあった。そこはズバリ投資信託のリスクと標準偏差に関して論じてあるサイトだ。「標準偏差=投資」ではないことや,標準偏差を理解している投資家だけが適切な資産運用が出来ることが記されていた。さらに『棄却率』に関する論述まであった。棄却率は簡単に言ってしまえば,予測した数値がどのくらい信頼できるかを測るものだ。夏期講習の準備で忙しい中,ふつうならば卒業生の質問にここまでしっかり答えることは無いが,今回質問をしてきた卒業生は塾の手伝いをよくしてくれている。持ちつ持たれつだ。
19/07/25(木)
明治大学商学部に通っている卒業生からLINEで質問が来た。統計学に関する質問だ。早速問題を送って貰った。「統計学レポート課題」と書かれた用紙には,商品取引における1株あたりの収益率が記されていた。データを元に平均値や標準偏差を算出する問題があった。これは高校数学でも扱う基本的な計算問題で,卒業生も自分で解いた。念のため表計算ソフトで計算してみた。答えは合致した。その次の問題が彼女の質問だった。このデータとその分析から「どのような傾向が見られるか」というところだ。さて,数学や統計学に関してはそれなりに詳しいが,株式に関する知識はとんと無い。とりあえずは統計学的分析の見地から答えた。収益率とデータの散らばりから,儲けたいならば収益率の低い銘柄をたくさん買った方がいいのではないかと返事をした。薄利多売的な買い方だ。(つづく)
19/07/24(水)
テレビのニュースでは東京オリンピックまであと一年となったことを報じていた。東京でオリンピックが行われることが決まったときはずいぶん先のことと思った。それがあと一年となったことを思うと,時間の経過が速く感じる。録画してあったニュース番組を帰ってから見た画面に?となった。東京駅前に設置されたカウントダウン時計が「東京オリンピックまでいよいよあと365日21時間54分55秒となりました」とキャスターに紹介されながら映し出された。来年の今日が開会式ならあと364日ではないか。少考8秒。そうか!と気づいた。来年2020年はうるう年だから一日多いのだ。そう納得しながらニュースの続きを見ていた。
19/07/23(火)
今年の夏期講習は東中野教室と八王子教室で始まる日が異なる。東中野教室は昨日から夏期講習の前期が始まったが,八王子教室ではまだ開講していない。それは明大中野八王子校がまだ夏休みに入っていないためだからだ。これほど遅い夏休みの始まりは記憶にない。すでに講習の始まっている教室とこれからの教室。ちょっと違和感を感じる夏の始まりだ。
19/07/22(月)
Wikipediaによると「求肥(ぎゅうひ)は和菓子の材料のひとつで,白玉粉または餅粉に砂糖や水飴を加えて練りあげたものである。牛皮や牛肥とも表記する」とあった。やはり彼女の言葉に嘘はなかった。世の中には知らない言葉がたくさんなるものだと改めて認識させられた。それと同時に,こうした言葉をキチンと覚えている生徒に感心した。そしてはなから完全否定してしまったことを反省した。ちなみに求肥を使ったお菓子にはゆべしやボンタンアメなど昔懐かしいお菓子や,吉備団子やみつまめ,バター飴といった定番のものもあるようだ。もちろん雪見だいふくもその中に含まれている。なお,生八ッ橋は米粉で生地を作っているらしい。
19/07/21(日)
『夏休み前の徹底講習』という今年初めての講座を行っていたときのこと。秋に修学旅行で京都に行く中学生の女子生徒と八つ橋のことが話題になった。彼女は八ッ橋のことはそれほど詳しく知らなかった。八ッ橋には堅いものと柔らかい生八ッ橋あることを説明した。すると彼女は甘いもの繋がりでこう言った。「雪見だいふくには牛皮が入っています」と。雪見だいふくに牛皮?いやいやそれはないだろう,と完全否定した。牛皮は鞄や靴や財布など皮革製品の原材料だ。それが食べ物,しかも柔らかいアイスクリームに入っていることはとても想像できなかったのだ。けれども生徒が嘘をついている様子ではなかったので調べてみた。するとそこに驚愕の事実が…とナレーションはなかったが(このパターン,つい2日前にもあったような)そうだったのかと新しい発見がそこにはあった。(つづく)
19/07/20(土)
道路の混雑状況は生き物のように変化する。同じ曜日の同じ時間でも混雑度は異なる。渋滞を覚悟して家を出た。中間地点である甲州街道に出るあたりが最初の渋滞ポイントだったが,そこにたどり着くまでにもいつもより20分も時間を要した。甲州街道には出ずにひとつ手前の道路に入った。けれどもそこも駅前の交差点を先頭に混雑していた。裏道から甲州街道に出てからも,所々に小さな渋滞があった。環八と交わる手前が一番の渋滞ポイントだった。いつもならそこを超えるとスムーズに行くのだが,今回はさらに渋滞は続いた。結局後半も20分ほど時間を多く要した。合計では約40分だ。それでも授業開始時間には間に合った。食事も摂らずに早めに出たお陰だろう。
19/07/19(金)
今日は試験後の授業と面談が東中野教室であった。出勤前に道路交通状況を見ると,自宅から東中野教室までの道は混雑を示す赤色でいっぱいだった。その画面を見ながら,もともとの予定通り電車で行こうと思った。念のため電車の運行状況を調べてみた。するとそこに驚愕の事実が…とナレーションはなかったが,電車の遅延情報が見えてきた。鉄道会社の情報や,ツイッターで調べる限り授業開始時間までに到着することが難しそうだった。さらに今日は他の先生の出勤予定がなかった。鍵開けする先生が居ないのだ。生徒が来るまでに到着しなければならない。電車が動いていないのならば車で行くしかない。混んでいることが分かっている道を選ぶしかなかった。(つづく)
19/07/18(木)
夏休みが近づきつつあるのだが,未だに梅雨が明けていないのでなんともパッとしない。蒸し暑くなっているのだが,夏らしい暑さとは異なる。同じ暑いのならば,晴れた日の暑さの方がスッキリする。日照時間の不足による野菜の値段が上昇しつつある。ここ最近ではキュウリとピーマンが高くなった。徐々に身近なところでも影響が出始めている。
19/07/17(水)
仕事を終え自宅に帰ると胸ポケットからスマートフォンを取り出しテーブルの上に置いた。同時にテレビとブルーレイレコーダーの電源を入れた。録画してあったニュースを見るためだ。すると何かピッピッという音がしてきた。最初はテレビから音が出ていると思ったのだが,しばらくすると同様の音がしてきた。何だろうと思いつつも,気にせずに着替えていると上方から生ぬるい風がやってきた。風の主はエアコンだった。そう,音の原因は夏なのに暖房にスイッチが入ってしまった警告音だったようだ。原因はスマートフォンをリモコンの上に置いてしまった拍子に,暖房のスイッチを押してしまったからだ。
19/07/16(火)
天候に売り上げが左右される商売は大変だと思う。暖冬のスキー場,長雨の遊園地,そして冷夏の海の家。塾の場合,授業料収入が天候に左右されることはない。天候によって苦労するのは台風や大雪の時の授業変更だろう。それでも年に数えるほどしかないし,結果的にはどこかで補講授業をするから収入面での損害はない。その点では恵まれている方だろう。天候にまったく左右されない商売はあるのだろうか。風が吹けば桶屋が儲かる,ではないが世の中回り回って何かしらの影響が出るものだと思う。
19/07/15(月)
近所のリカーショップにビールを買いに行った。買うビールの銘柄は決まっていて2種類ある。その内の無くなってしまった方を買い求めに行った。いつもケース買いをしている。かなりお買い得になるのだ。車に20本入ったビールケースを積み込みながら店主が「涼しいとビールの消費も少ないですか?」と言うので,冬でも部屋を暖かくして飲むのであまり関係ないと言った。店主によると,今年の夏は涼しくビールの売り上げが落ちているようだ。ニュースでは海の家の客足が少なく,売り上げがかなり厳しいことになっていると報じていた。ビヤガーデンも同様で,寒い中長袖姿で飲んでいる客の姿が寂しかった。天候に影響される商売は大変だ。(つづく)
19/07/14(日)
久しぶりの連休となった。初日の今日は録りだめていたものを見た。短い録画時間のものはその都度見ているが,映画や音楽番組など1時間を超えるものはずっと見る機会を失っていた。一番古いのは正月に録ってあったもの。映画も3本見ていないものがあった。日が傾く頃に起きて,ようやくゆっくり見始めた。
19/07/13(土)
長い間想いを馳せていた未完のものがある。はるか昔のことで,いつかは完成させたいと思っていた物語がある。長すぎた時間は取り戻せるのか?この夏には試みようか。そう思っている。
19/07/12(金)
期末試験が終わってからも,面談や特別講座などで思いのほか忙しい。メールや電話での連絡も多いので,返事や返信を忘れないように気をつけている。机の上には連絡用のメモが増えていく。そうやって気をつけていても返事をし忘れていたものがあった。生徒との連絡用LINEでだ。メールと違いLINEは一度読んでしまうと既読がつきあとで返事をしようと思っていてもうっかり忘れてしまう傾向にある。そのためのメモなのだが,いつでも100%残せるわけではない。気をつけよう。
19/07/11(木)
八王子教室で使っているパソコンのWindowsの更新プログラムのインストールをした。その更新にかなり時間を要した。八王子教室の回線状況が悪いのを差し引いても,あまりの長時間パソコンが使えない状態になってしまった。始めから終わりまで3時間ほど掛かった。その間,メールやLINEでの連絡はスマホでした。待っている間は,手書きの書類の下書きをしたり,保護者に電話連絡をしていた。いずれも大事な仕事だし必要不可欠な要件だったので,パソコンが使えない状態ができたのはむしろ良かったのかも知れない。
19/07/10(水)
曜日の感覚がずれている。期末試験が終わり,新しい週が始まった。東中野教室と八王子教室。曜日ごとに授業が決まっているが試験中はバラバラだ。週が始まってもまだ明大中野校は試験が続いていた。曜日の感覚がおかしい。問合せのあった電話のメモには7/11(金)などと記していた。今日は10日でしかも水曜日。準備に追われ焦っているのかもしれない。
19/07/09(火)
明大中野校の期末試験も今日で終わり一段落した。試験が終了したあとの塾は閑散としている。さすがに生徒は来ないだろうと思っていた矢先,夏の講習の申し込みに来た生徒が居た。試験の終わったその日に来るのは珍しい。もちろんこれまでに無かったわけではないが。講習が始まるまではまだ日があるが,それまでの期間に面談や個人指導あるいはゼミ授業などの予定がある。
19/07/08(月)
試験中に作成するプリントは,急いでつくるためにどうしても打ち間違いや簡単な入力ミスをしてしまう。授業中にそれらは訂正する。答えも入力している時間がないので,プリントアウトしたあとに手書きで入力する。こうした訂正箇所や入力ミスはなるべくその日のうちに修正するようにしている。あとでやろうと思っても時間経過と共に思い出せないことがあるからだ。けれども解答入力は放置してしまうことがある。試験が明日終わる時を迎え,それら放置してあるプリントの山を見てはため息をついてしまった。丸一日その作業が出来る日があれば終わるかもしれない。いや,二日は必要かも。いずれにしてもそうした日が作れないまま何年も過ぎてしまった。
19/07/07(日)
生徒は時に学校の過去問を気にする。第一教育センターでは生徒に過去問は配布しないが,パソコンで閲覧することは許可している。過去問が気になるのは分かるが,果たしてそれに頼っていい点が取れるものだろうか?見て「こんなもんか」と安心して,試験ではさっぱりということもある。過去問に頼る生徒よりも,過去問をまったく見ない生徒の方が良好にいっている印象がある。試験前に教材を準備するときには,試験問題を作成している先生の過去問を使用してプリントを作成する。生徒が過去問を見るのと何が違うのか。それは教える方が授業を受ける生徒のそれまでの学習状況を考慮し,どの問題なら解けるかを判断する。そして何よりも試験直前で解くときに問題解法の手順をきちんと学ぶからこそ意味がある。授業を受けて良かった,と思って貰うために準備は怠れない。
19/07/06(土)
今回の期末試験ではふだん担当していないいくつかの授業を臨時的に担当した。試験前に1,2回だけでも試験対策をして欲しいという希望は毎回出る。教える側からすればレギュラー授業を取って,毎週きちんと受けて欲しいところだが,すべてがそういう訳にはいかない。時間的な制約や授業料のことなどが絡んでくるからだ。わずか1回だけの授業でも「受けて良かった」と思わせる授業には当然準備が必要になる。教える技術は一朝一夕でどうこうなるものではない。けれども,教材の吟味なら直前でも出来る。『敵を知り己を知れば百戦殆うからず』という言葉がある。(つづく)
19/07/05(金)
500円は安いか高いか?同じ金額でもその評価は対象によって変わる。ラーメン一杯500円ならどうだろうか?一般的には安い方になるだろう。ところがこれがコンビニエンスストアーのラーメンだったらどうか。少し高いと感じる人が多いかもしれない。東京では実現しなかったが,ワンコインタクシーが一頃話題になった。初乗りが500円なら近場の移動には気楽に利用できる。疲れているときならば500円の価値は十分あるだろう。貨幣的価値はお札に負けるものの,財布の中ではもっとも重く存在感のある500円玉。さて,その500円で飲み放題があったらどうする?飲んべえならば迷うことなく行くべし!だろう。
19/07/04(木)
明大中野八王子校の期末試験が終盤に差し掛かった頃,今度は明大中野校の期末試験が始まった。そのため今日と明日は東中野教室と八王子教室で授業の掛け持ちだ。今日は昼過ぎから東中野教室での授業があった。授業が終わってから昼食を摂ろうとしていた。けれども授業の始まる時間になっても生徒が来ない。それもそのはずで,今日は朝の雨が交通機関に影響を及ぼしたため,試験開始時間が30分ほど遅れたらしい。結果,生徒は20分近く遅刻してやって来た。やむを得ない状況だ。そのため授業時間もずらして行った。授業が終わるとすでに移動しなければならない時間をとうに過ぎていた。昼食を諦めるしかなかった。八王子教室に移動してからもすぐに授業をはじめた。今日の最初の食事を取れたのは午後6時を過ぎた頃だった。
19/07/03(水)
試験時間割の巡り合わせで,今日は担当授業がなかった。そこで平日ながら休みを取ることにした。2週連続で日曜日に出勤していたので17日ぶりの休みとなった。個人的にはその前とさらにその前の日曜日も出かけていたので,自宅でゆっくりしたのは一ヶ月以上も前のことになる。そんなこんなだったので,起きたのは夕方の4時を過ぎた頃だった。メールやLINEをチェックし,いくつかの返信をしてから買い物に出かけた。二週間以上まともに買い物が出来ていなかったため,冷蔵庫の野菜室は空っぽになっていた。毎年夏に漬けるラッキョウの塩漬けも出来ないまま旬が過ぎてしまった。自分では大丈夫と思っていたものの,晩酌をしながらウトウトしてしまったのは,やはり疲れが溜まっていたということだろう。けれども今夜のビールの消費量はここ最近の平均値の倍以上は飲めた。胃は健康なのだと勝手に解釈してしまっていいのだろうか。
19/07/02(火)
明大中野八王子校では昨日から期末試験が始まった。毎度気になるのは生徒の試験での出来だ。授業を受けに来た生徒にその日の試験の様子を訊く。準備したとおりに上手くいっていれば,生徒自身もうれしいし,教えている側にとっても望む結果となる。その反面,上手くいかない現実もある。頑張ったからすべてが報われるとは限らない。そう言い切れるほど生徒はまだ経験も浅く,現実を飲み込めないこともある。実際にこれまでにもあったことだが,試験の意義と先生の傲慢さに乖離が見られることが今回もあった。試験は生徒のふだんの努力と能力を量るもので,先生の強欲を見せびらかすものではない。「100点を取らせない」などと豪語する先生は,自らの力を見せつけるために問題を作成しているとしか思えない。生徒には頑張った分だけの結果を残させる問題を作れないのだろうか。問題量が多いのはふだんの宿題だけでたくさん。問題の質で生徒を喜ばせる技量が本当の指導者ではなかろうか。先生の質の低さにがっかりした試験問題をまた見てしまった。
19/07/01(月)
7月に入った。今年度は東中野教室と八王子教室での授業が半々くらいになり,月曜日に東中野教室に入る日が多くなった。期末試験前の今週と来週の月曜日はともに東中野教室で授業をする。だいぶ慣れてきたものの,やはり長年週の始まりが八王子教室だったので,感覚がずれることがある。それが現れるのは火曜日かもしれない。
パソコンのキーボードと同じように,スマホでも入力出来ることを電車内で知り,すぐにネットで検索を掛けてみた。キーボード入力の設定の仕方はさほど難しくなくすぐに出来た。設定しているうちに,前に座っていた人が立ち上がり途中下車した。心の中で<ありがとう>と呟き空いた席に座った。座ってから試しに文章を打ってみた。快適だった。やはり慣れた環境だとスムーズに進む。調べてみたところ,パソコンのキーボードと同じ入力法,すなわちQWERTY入力法をスマホでしている人はそれなりに居るらしい。若い世代でもフリック入力が苦手な人も居るようだ。スマホの小さい画面での入力は少し窮屈だが,横長にすればそれもある程度は解消できる。
19/06/29(土)
スマホの文字入力はフリック入力する人が多いだろう。電車内で時々見かけるが,ものすごいスピードで打ち込んでいる学生を見ると,これはもう神業か!と思ってしまう。けれども今どきの高校生や大学生,20代社会人などはそれが当たり前なのだろう。ところがだ,年齢がそれなりになるとなかなかそうはいかなくなる。やはり長年のパソコンでの入力に慣れ,新しい方法がすぐには身につかないのだ。入力に不便を感じていたスマホ初心者の頃,小田急線内で見かけた目の前の彼の打ち方を見て驚いた。小さいながらもパソコンのキーボードと同じ配列で,器用に両手の親指で打ち込んでいるではないか。思わず『これだ!』と叫びはしなかったが,目からうろこ状態だった。(つづく)
19/06/28(金)
スマホを使い始めて二ヶ月ほど過ぎた頃のこと。その日は東中野教室から八王子教室に移動して授業をすることになっていた。そのため,東中野教室までは小田急線に乗って出勤した。やや混雑した車内に立っていると,1人分隣の席が空いたので座ろうとした。ところがその座席の少し近くに立っていた学生が先に座ってしまった。おいおい,年長者に譲れよ,とは言わずそのまま立ち続けた。しばらくすると,目の前に座っていた別の若い男がスマホで手早く操作をしはじめた。ゲームでもしているのかな?とちょっとだけのぞき込むとメールを打っていたのだ。両手でメールを打ち込むその速さはパソコン並みに早かった。何だこれは?と思いもう一度彼の画面をみた。(つづく)
19/06/27(木)
生徒に「明日は学校が休みになりますかね」と突然聞かれた。何で?と聞き返したら,台風が近づいているからと言った。いつもなら天気のことは気に掛ける方だが,ここ最近は忙し過ぎてまったく気にしていなかった。すぐにネットで調べてみると,明日の朝には関東地方に接近することが分かった。気圧からすると大したことなさそうだが,台風の通ってくる経路が海のようなので侮れない。明日,学校が休校になったら厄介だ。試験前の授業が立て込んでいる日だけに勘弁して欲しい。
19/06/26(水)
試験が迫ってくると,自習室に残って勉強する生徒も増えてくる。いいことではあるが,帰る時間が気に掛かる。高校生の場合,遅い時間帯に帰ると補導される可能性もある。駅の改札付近で警察官が高校生を呼び止めている光景を何度となく見たことがある。勉強をしている場合,大目に見てくれることもあるようだが,やはり遅い時間の帰宅は望ましくない。帰る時間は生徒と家とで決めて貰っている。勉強が佳境に差しかかったところでやめなければならないのは,どうにももったいない気がする。
19/06/25(火)
関東ではだいぶ前に梅雨入りしたが,九州や西日本ではまだ梅雨入りしていないらしい。天気は西から東に移動してくるのが,この国の天候に関する常識と思っていたけれども,どうやら今年の梅雨はそうではないようだ。もうすぐ7月なのに梅雨がやって来ない地域の人にはなんとも気持ちが悪いだろう。去年の猛暑と比べれば,今年はまだ暑さがそれほど厳しくないように感じる。
19/06/24(月)
明大中野校と明大中野八王子校の試験時間割が発表された。それに連れて授業を変更していく作業を進めていく。今回は両校の試験日が近いために苦労しそうだ。試験時間割をにらめっこしつつ青写真を描いている。あとは授業時に生徒と相談しながら決めていく。生徒にもそれぞれ都合があるのだから,それを汲みつつ試験前の授業を決める。
19/06/23(日)
期末試験対策の数学特訓を行った。中間試験同様,東中野教室と八王子教室の同日開催だった。明大中野校の高校3年・文系は,数学の試験が期末試験しかないので,今回は両教室で全学年が対象となった。そのため先生の手配にもひと苦労した。今年度に限ってはこれがピークで,二学期以降の数学特訓では,明大中野校と明大中野八王子校の定期試験のスケジュールが違ったり,祝日を利用したり出来るので今回ほど先生のことで難儀はしなさそうだ。八王子教室では高校3年生が特訓後も残り自習していた。12時間以上も塾に居た生徒も何人か出た。
19/06/22(土)
忙しさの波がある。何年か前にもあったが,今の忙しさの質は以前とは違う。以前忙しかったその期間はどれくらいだったかは覚えていない。1年か2年か。あるいはそれ以上だったかもしれない。その時は意識して忙しさから逃避した。時間の過ぎる感覚は思いのほか早いことがある。購入した家電が実はずいぶん前だったり,検査をしたのがはるか昔だったり。そんなことは年齢を重ねると当たり前のように訪れるのかもしれない。そして今回。いつもなら忘れるはずのないことを忘れたり,もう少し冷静にあるいは要領よく立ち回れないかと自省している自分が居る。仕事の忙しさは悪いことではないだろうが,ちょっと違う気が今はする。それが質の違う忙しさなのだろう。
19/06/21(金)
授業が終わり戸締まりをしに教室へ行くと忘れ物があった。英語の単語帳にカードケースだ。試験が近づくとなぜだか忘れ物が多いように感じる。LINEで連絡をすると,どれも緊急を要するほどのモノではないので,生徒もあわてた様子ではない。忘れ物をしたことさえ自覚していなかったりする。
19/06/20(木)
NHKの深夜ラジオ便で流れた最初の結婚の歌は吉田拓郎の『結婚しようよ』だった。アンカーの男性アナウンサーが「やはり最初はこの曲でしょう」と言って紹介された曲だ。その後は『愛の賛歌』や『花嫁』など,昭和40年代の歌が流れた。午前3時台の番組が中盤に差し掛かった頃,アンカーが「次はちょっと長い曲です」と言った。その言葉を聞いた瞬間あの曲か,とピンときた。「このレコードは当時シングルでありながら12インチ版でリリースされました」と紹介した。ラジオから聞こえてきたのはさだまさしの『親父の一番長い日』だ。12分30秒もの演奏時間のため,当時でも滅多に最初から最後までラジオでは流れなかったが,そこはNHKの深夜番組。見事ノーカットで流した。実は演奏が始まった時間帯には,すでに自宅まではあと数分の距離だった。けれどもあまりの懐かしさに遠回りをして最後まで聴いた。演奏が終わったあとにアンカーが「実は私ごとでありますが,去年娘が嫁に行きました。この歌詞の中にある『妹の選んだ男に間違いはない』と同じ思いであります」と,ちょっと誇らしげに語っていたのもいかにも深夜のラジオ番組らしかった。
19/06/19(水)
東中野教室で深夜まで仕事をした帰り道ではラジオを聴きながら帰ることが多い。ここ数年のトレンドでは,NHKの深夜ラジオ便を聴いている。いかにもNHKらしく,時間に追われない感じのまったりとした放送が心地よい。365日休み無く,ほぼ生放送で6時間も番組は続く。映画音楽の特集や,著名人や実業家,科学者などさまざまな人たちのインタビューが放送される。落語が放送される日もあり,車の中でゆっくり聴きながら笑うのも楽しい。先日の帰り道はジャパニーズポップスの結婚に関する曲の特集だった。(つづく)
19/06/18(火)
歴史の年号を覚えるとき,語呂合わせで覚えた人は多いだろう。「いい国作ろう鎌倉幕府」や「鳴くようぐいす平安京」などが有名だ。電話番号も同様で,企業の番号やテレビショッピングでは語呂合わせを使って周知させようとするケースが見受けられる。日付も語呂合わせが多い。6月4日の『虫歯予防デー』や,7月10日の『納豆の日』,2月22日の『猫の日』などがよく知られている。ちなみに10月9日は『塾の日』だ。今日18日や28日などの下一桁が8の日は,末広がりの8や,幸せを連想させる『ハッピー』にちなんだものが見受けられる。18という数字は日本のプロ野球ではエースナンバーとしても知られていて,やはり縁起がいいのだろう。28は数学的には『完全数』と呼ばれ,整数の中ではやはり特殊性をもつ数字だ。それだけにある種のパワーを感じる数字ともいえる。
19/06/17(月)
今夜の月は満月。6月の満月を「ストロベリームーン」と呼ぶらしい。先週末の天気予報で言っていた。○○ムーンと呼称されるモノが昔より増えてきたように思う。調べて見たところ次の通り。アメリカの先住民は季節を把握するために各月の満月に名前をつけていた。2月はスノームーン(雪月),5月はフラワームーン(花月),11月はハーベストムーン(収穫月)のように。そして6月がいちごの収穫時期であったことから,この月の満月をストロベリームーンと呼んだ。月がイチゴのように赤くなるからではない。けれどもこの時期の月の高度は低い位置にあるので,結果的に他の月より赤みがかって見えることになる。別名は『恋を叶えてくれる月』と呼ばれているストロベリームーン。その真偽のほどはともかく,女子受けしそうな名前は今どきの言葉なのだろう。残念なことに先ほど見た夜空は雲が多く,望みを叶えたい人は来年を待つか,別の願いに望みを託すしかないのかもしれない。
19/06/16(日)
丘を越えるときにはいつもときめく。その先の景色がどんなふうに拓けているのか。その景色を眺められるのは,息を切らせながらも登り切ったあとのささやかなご褒美。長い旅路のあと,歩き慣れた丘は心地よい場所。
19/06/15(土)
ふだん担当することがない学年の授業をするときには,ふだん以上に気を遣うことがある。それは授業を受ける生徒の既習事項の確認だ。教える側が知っていても,受ける生徒の方が未知のこともある。約分を教わっていない小学生に「2/4を1/2に直しなさい」と指導してはいけないのだ。今月は月曜日に明大中野中学3年生対象の「高校推薦テスト対策ゼミ」を教えている。中学生を直接教えることは少ないので,どこまで学んでいるかを確認した。やはり準備は大切だ。
19/06/14(金)
昨日と今日は梅雨の中休みで晴れた。今月になってから東京の日照時間はかなり短いようで,このわずかな晴れ間は主婦にとって特にありがたかっただろう。その天気も長続きしないようで,週末にはまた雨の予報が出ている。今月はズボンの裾をめくりあげている男子生徒が多いように感じる。
19/06/13(木)
高校3年生の明大公開講座は,今日は明大中野八王子校の生徒が受けに行った。そのため今日も変則的な時間で授業を行った。授業を受けに来た生徒がやけに疲れている様子だった。いつもと違う環境での授業に少し疲れているのかもしれない。大学で受けた授業はレポートを書かなければならない。どの授業も大学の授業なのでそれなりに内容は重いだろう。全部で6講座受けると,今日来た生徒は言っていた。これからが大変だ。
19/06/12(水)
今週は明治大学の付属高校3年生が,明大へ行き大学の公開授業を受けることになっている。自分が進みたいと思っている学部・学科の授業を受けに行く,毎年恒例の行事だ。昨日と今日は明大中野校の生徒が授業を受けに行った。そんな日でも塾の授業は行う。取る授業によっては他日へ変更しなければならないこともあるが,今年担当している生徒は午後に大学の公開講座を受けるため,塾の授業を午前中に移動して行った。国語の授業も早い時間帯に変更するなど,今日は全体的に早めの時間帯にシフトした。
19/06/11(火)
自宅からほど近いところで行われた音楽祭は2001年に仙台で始まったと,東北のゴスペルグループの黒一点のボーカルがステージの上で話し始めた。仙台での会場は今回の音楽祭の数倍もの数の会場で行われ,より多くのオーディエンスが訪れるらしい。その後この音楽祭は2014年に大阪枚方市,2015年兵庫県篠山市でも開催され,我が地元では2016年から開催された。今年ですでに4回目となるのだが,その存在は遅ればせながら今回初めて知った。夜には他所で予定があったため,音楽祭のフィナーレは見送ったが,来年はもっとゆっくり過ごしてみたいと思った。
19/06/10(月)
「とっておきの音楽祭」は五月晴れの穏やかな日に行われた。パンフレットには「パフォーマーとオーディエンスとの交流が『心のバリアフリー』の実現に繋がっていくと信じています」と記されてあった。東北を活動の拠点とするゴスペルグループが歌い始めた。自然や環境,動物に関する歌詞がいかにもやさしく心地よかった。若い夫婦の家族連れが多く,ちびっ子たちが目立っていた。その子たちのためにアンパンマンの歌を歌い始めた。するとまだおむつの取れていない女の子がステージにどんどん近づき,リズムを取りながら手を打っていた姿がかわいらしかった。(つづく)
19/06/09(日)
先月末の日曜日に自宅近くで「とっておきの音楽祭」というイベントがあった。街中の数か所が会場となっていた。五月晴れの午後,もともとは庁舎で,今は広場となっている会場に行ってみた。裏手には小学校がある,開けた場所でその音楽祭は行われていた。出入りは自由,座席はテントが張られたパイプ椅子もしくは芝の上といったおおらかさだ。ステージの真ん前の席が空いていたのでそこに座った。ステージでは10人ほどの女性中心のコーラスが練習をしていた。屋台では焼きそばやノンアルコールの飲み物が売られていた。ステージ後方では,バドミントンやサッカーボールで遊んでいるこども達が居た。みんな自由だ。(つづく)
19/06/08(土)
忙しさにかまけて大切な日を忘れてしまった。どんな言い訳もできない。“その日”をひと月勘違いしていた。失念といった言葉で済まされる類いのものではない。自分自身にがっかりする。彼の人からは優しい言葉を頂いた。もうすぐ一年とひと月の時間が流れる。
19/06/07(金)
昨日に引き続き今日も何かと忙しい一日となった。面談に始まり授業,その次に勉強部屋がありその合間にも短めの面談があった。その後,パソコンの使い方の質問がベテランの先生からあり,さらに電話での面談,あるいは連絡があった。タイミングというのもあるが,最初の食事が出来たのが午後10時少し前だった。この忙しさが分かっていたのならば,おにぎりでも買っておけばよかったのだが,残念ながらそこまで予見は出来なかった。
19/06/06(木)
今日は担当授業が1講座で,夜にはどうしてもやらなければならない仕事はなかった。余裕を持って仕事が出来ると思っていた。ところがだ,思いがけずにたくさんの仕事が舞い込んできた。実は前日に,今日に仕事を回しておこうかと考えていた案件があった。けれども出来るときにやっておけば次の日が楽になるだろう。そう思って1日前に片付けておいた仕事があった。結果的に今日に残していたら大変なことになっていた。予感が走ったわけではないが,早めにやっておいてよかったとつくづく思った。
19/06/05(水)
就職活動に役に立てたいということで,塾で授業をしている姿を写真に撮りたいと,学生の先生から申し出があった。授業後ならば何の問題もないので快諾した。授業が終わり手伝いに行くと,それまでその先生に教わっていた生徒が「写真なら自分が撮ります」と言った。そう,彼は写真部でその日カメラを持っていた。一眼レフのデジタルカメラで,見るからに本格的なものだった。カメラを構えるとすぐに撮影が始まった。連写で何枚も撮り,モニターですぐに確認をした。いい写りだ。すると写真部の生徒が,今日のこのレンズは撮った写真のズームアップが出来るんです」と言いながら被写体の先生の写真をズームで見せてくれた。特殊なレンズのようで,3メートルほど離れて撮ったにも関わらず,いわゆるどアップになる。顔のしわはもちろん,毛穴でさえ見えるほどの鮮明さに,これで女性を撮ったらきっと嫌がられることだろうと思った。
19/06/04(火)
新しい枕は『医師がすすめる健康枕』というシリーズの『肩楽寝』という枕だ。他には頸椎の安定が得られる『首楽寝』や横向き寝の多い人用の『横楽寝』がある。『肩楽寝』は肩のこりやすい人のための枕だ。個人的には肩こりはしないのだが,知り合いがこの枕を勧めてくれた。この枕の寝心地を販売している店で実際に試してみた。同じ枕でも高さが2種類ある。こればかりは実際に試してみないとどちらが自分の頭に合っているのかは分からない。店ではベッドに横に寝転んでみた。高いのと低いのを交互に比べる。他の種類も試してみる。ベッドに足を載せては悪いと思い,足の部分だけベッドの外に出して試していた。靴を履いたままだったのだ。やや窮屈な格好をしていると,ベッドの裾の方にはビニールが敷いてあるので載せても大丈夫だと言われた。その後は体を真っ直ぐにして試すことが出来た。寝るときの自然な姿だ。結局『高め』の方を選んだ。自宅で実際に寝てみると確かに肩が楽であることが分かり,きっと肩こり症の人にはいいのだろうと感じた。女神様以上に長い付き合いになって欲しいと思った。
19/06/03(月)
これまで使ってきた枕は,布団のおまけについていた枕もあれば,幅の広いというよりは長いチューブのような枕もあった。正直,若い頃はそれほど枕にこだわりは無く,その時々であまり考えずに選んでいたように思う。枕がない方がきっちり眠れる時期もあり,しばらく平坦な布団だけで寝ていた頃もあった。ひとつ前の枕は『女神の無重力まくら』という枕だ。表面はふわふわしていて肌触りが心地よい。中身のもちもち感は頭を優しく包み込んでくれる。幅もそれなりにあり,寝返りを打ってもはみ出すことはあまりない。そんな女神様もさすがに数年が経過すれば疲れも出始めた。そこで新しい枕を入手した。(つづく)
19/06/02(日)
人生のうちの3分の1を占めると言われている睡眠。個人的には5分の1くらいに感じるが,子供の頃と歳を取ってからのことを考えると,平均してしまえばそんなものなのかもしれない。寝るときに必要なものが枕だ。なくても大丈夫という人も居るが,ほとんどの人は枕をして寝るだろう。旅先で枕が変わると眠れない,などと言われたりもするくらいだ。枕にはさまざまな種類がある。個人的に不思議に思うのは時代劇の枕だ。小さくて硬そうな枕を見ると,あんな枕で安眠は得られるのだろうか?寝返りを打てば簡単に頭が落ちてしまいそうだ。それにあの高さはいかがなものか。髷を結った髪型ゆえ枕も高くなったのだろうが,やはり物理学的見地からしても高く不安定に思う。(つづく)
19/06/01(土)
授業をしていると隣の教室から「ゴキブリです」と聞こえてきた。暑くなってついに出てしまったか!と思った。けれども生徒の言い方が妙に落ち着いていた。とてもあの黒光りの虫が出た様子ではなかった。よく聞いてみると大学野球の話だった。今年の春の六大学野球で明治大学が優勝した。2016年秋季以来なので「5期ぶり」だったらしい。語感だけではちょっと驚いてしまう話だった。
小・中学生の頃だったと思うが図のような縦線を引き,これに横線を引いていき最後に線を引いた方が負けになるゲームがあった。例えば先手が一番上の線に横線を引き,後手が一番下の3本全部に横線を引く。先手が真ん中の段の1本だけに線を入れると残りは後手が最後の1本を引く。この場合は先手の勝ちとなる。他愛ない遊びではあるが,まじめに考えないと簡単に負けてしまう。さて,このゲームは先手必勝か後手必勝か。正解は後手。ではどうすれば後手が必ず勝てるのか?ヒマ潰しに考えるのにはちょうどよいと思う。お試しあれ。
19/05/30(木)
ものの読み方は一通りではない。「世論,日本,重複,代替,早急」などなど。パソコンのキーボードの“Alt”キーも「アルト・オルト」の2派に分かれる。中学生の理科では力の合成の作図問題があった。2つの力を合成する問題だ。2つ力の支点を合わせ,それを2辺とする平行四辺形の対角線がその答となる。作図しながら生徒が「このゴウリキが…」と呟きながら2本の定規で丁寧に作図していた。「ゴウリキ?」と言うその言葉を聞いてちょっと違和感があった。「ゴウリョク」ではなかろうか?「ゴウリキ」から連想される単語は「剛力」となってしまう。中学の理科の教科書では「ゴウリョク」と書かれてある。高校の物理ではどうか?やはり「ゴウリョク」だった。もっとも,学校の試験では読み方は出ないので,そこは注意せずに作図に集中して貰った。仮に読みが出たとしても「ゴウリキ」は間違いではない。
19/05/29(水)
3月に閉店してしまった八王子駅前のスーパーマーケットと同じ場所に,新たなスーパーマーケットができた。開店の案内がエスカレーターの降り口に案内されていた。開店してすでに数日が経過していた日に行ってみた。エスカレーターを降りると,以前の店舗と同じ場所に惣菜や弁当の棚が見えた。店内に入ると右側に寿司などのコーナーがあり,その奥に鮮魚コーナーがあった。これではまるで以前の店と同じだ。扱われている魚や海藻類もかなり類似していた。それもそのはずで,パッケージには前と同じく「ズバリ○○円」といった値札が貼られていた。同じ魚屋がまた入っていた。冬場の生たらこやアンコウの肝など重宝したので楽しみだ。野菜コーナーでは開店セールでいくつかの目玉商品があった。そのうちのひとつが,昨日作った無限ピーマンのピーマンだ。そう,3袋100円のあれだ。以前と異なるところもある。対面コーナーが無くなり,元気なおばちゃんたちの呼び込む声が聞けなくなった点だ。けれども魚や肉の取り扱う種類がかなり引き継がれていたので今後もひいき出来そうだ。
19/05/28(火)
昨日から第2期が始まった。相変わらず忙しい時間を過ごしている。さて,終電ぎりぎりで帰ったあとに晩酌をしようとしたが,時間が時間だけに買い物ができないまま自宅の中となった。台所に入り酒の肴はどうしたものかと考えた。冷蔵庫の野菜室を見ると,先日買った3袋で100円のピーマンがあった。新規に開店したスーパーの目玉品だ。大量のピーマンを見て,数日前に知人から教わった「無限ピーマン」なるものを思い出した。レシピは以下の通り。ピーマンを細切りにして,油を切ったツナ缶をまぶせる。それを電子レンジで温め,鶏ガラとごま油で味付けし,黒こしょうで調えると完成だ。ピーマン以外の材料はいつも常備してあるのですぐにできた。料理名の「無限」は美味しすぎて箸が止まらないところから来ているようだ。実際に食してみて改良点が思いついた。最初の自作無限ピーマンはまだ無限ではない。さらに向上できるところが料理の面白さだと思う。
19/05/27(月)
明大推薦テストと統一学力テストは同じ試験問題を使うが相違点がある。それは明大中野八王子校のみ高校2年の春に統一学力テストがある。学校ではこの試験を「明大換算点算入テスト」と呼び,明大中野校とは別に明大推薦の換算点として算入される。この試験は平成24年度に始まったが,当初はかなり驚いた。と言うのも,そもそも明大中野八王子校が呼称する「統一学力テスト」の「統一」から乖離しているからだ。単独で実施し換算点に入れるのだから「不統一」と捉えるのが自然な感じがする。この「明大換算点算入テスト」も最初は代々木ゼミナールの模試を使っていたが,明大推薦・統一学力テストと同様,途中から河合塾の模試に切り替わった。明大推薦・統一学力テストの変遷を辿ってみたが,この試験も今の高校3年生で一旦は終わる。終わるというのは正確ではないかも知れない。2020年度から大学入試センター試験が大学入学共通テストに変わるので,それにより明大推薦・統一学力テストも姿を変えて実施されるのだろう。果たしてどうなるのか。
19/05/26(日)
明大推薦テストが旺文社から予備校の模擬試験に変わった頃からだと思うが,明大中野八王子校ではこの試験を統一学力テストと呼ぶようになった。試験は河合塾,駿台予備校,代々木ゼミナールの大学入試センター試験の模擬試験が使われるようになった。どこの予備校の試験が使われるかはその時々で異なり,試験当日までどこの模擬試験かは分からなかった。規則性がなかったことから,生徒も次はどこの試験が来るのかと気にしていた。その試験も代々木ゼミナールが4年ほど前にこの種の模擬試験から撤退し,明大推薦・統一学力テストは2つの予備校のみとなった。そして現在はその試験は河合塾の全統模試が使われ続けている。駿台予備校の模試は学校の学力テストとしては実施されているが,なぜだか本試験では使われない。(つづく)
19/05/25(土)
明大中野校と明大中野八王子校の定期試験問題が別々になってから間もなく「明大推薦テスト」の実施が始まった。最初の頃は旺文社の模擬試験が使われていた。塾にもかなり茶色くなってしまったが,現物のテスト問題が残っている。今では旺文社模試は形態を変えて行っているようだが,その昔,旺文社は受験雑誌「蛍雪時代」をはじめ,さまざまな出版物を出していた。旺文社模試のレベルは基本問題が多く今よりもやさしかった。その旺文社模試自体,20年ほど前に旺文社が撤退した。(つづく)
19/05/24(金)
明大中野校および明大中野八王子校から明治大学への推薦は,いま現在は学校の定期試験と明大推薦・統一学力テストの成績で総合的に判断される。けれども明大中野八王子校ができた当初は学校の定期試験のみで推薦が決まっていた。それを聞くといまの生徒たちは「楽でいいなあ」と漏らすかもしれない。このあたりの経緯はいずれ『明明(ミンミン)ゼミナールの日常』で書こうかと思うので,興味のある向きはそちらでどうぞ。さて,明大中野八王子校の先生方が明大中野校に定期試験の打ち合わせをした時期は最初の数年だけのように記憶している。やがて両校の定期試験は別々に行うようになった。(つづく)
19/05/23(木)
明大中野八王子校の中間試験が明大中野校より一足先に終わった。明大中野八王子校の方が試験科目数が少ないために,試験日数も少なくなる。もうだいぶ前からそうなっている。明大中野八王子校が創立した初期の頃は,高校の試験問題は明大中野校・明大中野八王子校共に同じ試験問題だった。当然試験時間割も同じ。試験ごとに明大中野八王子校の先生が明大中野校に出向いて試験問題の作成会議をしていた。随分昔の話で,そのことを知っている現役の先生も少なくなってきたのでは無かろうか。(つづく)
19/05/22(水)
漫才でも時々耳にするが,言葉尻を取って面白がることがある。例えば「寝ながらテレビを見ていた」と言うと,「目をつぶったままテレビ見れるのか?器用なヤツだなー」と突っ込む。「鯖は足がはやい」なら当然「足のある鯖?新種の鯖か」となる。野球中継で「目の覚めるような当たりです!」とアナウンサーが叫ぶと「寝てたのか?」と言いたくなる。以前,火災があった現場から中継しているときに「消防車がここまで延びてきました」と言っていたが,それは消防車のホースではなかろうか?と思った。消防車が延びたら大変だ。細かすぎただろうか?
19/05/21(火)
5月としては珍しく強風が吹き荒れた。雨脚も強くまるで台風のような今日の天気だった。試験中のため火曜日だが東中野教室で授業を行った。車の中から見た風景は,雨風に吹きさらしの街の情景だった。路上には折れてしまった多くの枝が散乱していた。安全な車の箱の中に居ると,大変な思いをして通勤通学をしている人たちに申し訳ない気がした。授業を受けに来たほとんどの生徒は,制服のズボンの裾の色が変わるくらい濡れてやって来た。鞄の中のプリントが雨水で変色してしまった生徒も居た。朝の時間帯はもっとすごかったことを物語っていた。
19/05/20(月)
中間試験が始まった。ただし今日はまだ全学年で始まった訳ではない。明大中野校は高校1年生のみ,明大中野八王子校は高校1・2年生が始まった。学年によって試験科目数が異なるために試験開始日がずれる。基本的には試験最終日を揃えるように両校とも試験時間割を組む。ところが今回の明大中野校は高校1年だけ1日早く試験が始まった。実際の試験期間は高校生はどの学年も5日間なので,本来なら高校の3学年は開始日も終了日も同じになる。今回ずれたのは,高校1年生だけ試験終了の翌日・土曜日に野球観戦があるためだ。六大学野球を観戦しに神宮球場に行く。もちろん明治大学の応援をするためだ。
19/05/19(日)
高校2年生の授業で作業をさせた。学校で使っている問題集を2倍に拡大し,それを1題ごとにはさみでカットさせた。カットした問題の裏に問題番号を裏移りしないように書かせた。仕上げは問題番号の部分のカットだ。それを済ますと,破片となった問題の使い方の説明をした。カットした問題をシャッフルしてトランプの札のように1枚を引く。そしてそれを見た瞬間に,解法の道筋を言わせた。そう,試験のときに解けないのは,問題を見ても解答の道筋がみえないがために解けないことがある。それを無くす訓練だ。問題を見てすぐに解法の手順が分かればあとは実際に解かなくてもよい。これを繰り返し,解法の道筋がスラスラ言えるようになれば試験でも効力を発揮するだろう。
19/05/18(土)
ふだん,授業や自習では解けている問題が,試験では出来なくなってしまうことがある。数学の問題ではありがちだ。答案が返却され問題の解き直しをするとなぜか出来たりする。やり直すと点数が20点以上アップする生徒が居る。もっとすごいときには倍増することさえある。なぜ試験では出来なくなるのか。その要因はいくつか考えられる。そのうちのひとつに問題の『場所』がある。塾のプリントには問題ごとにタイトルが付いている。例えば「2次関数の頂点」のように。するとそれを頼りに問題を考えてしまう生徒が居る。学校で使っている問題集や,配布されるプリントも,きちんと配列されているので大体どこにどのタイプの問題があるか分かってしまう。そのため問題の『場所』でこの問題はこうすれば解ける,と倣ってしまうのだ。ところが試験問題はそうは問屋が卸してくれないのだ。(つづく)
買い物をしておつりを貰ったとき,妙に輝きのある500円硬貨を手にした。もしやと思い見てみると平成31年の500円硬貨だった。今年初めて平成31年の硬貨を見た。昭和64年はわずか一週間しか無かったので,この年の硬貨はかなり珍しいだろう。けれども平成31年は四か月もあったのでそれほど珍しくないのだろうか?これから出回るのかもしれない。
19/05/16(木)
仕事を終えて帰るときに夜空を見上げてみた。じきに満月となるであろう月がやや西寄りの空に浮かんでいた。5月は天気がいい日が多いような印象がある。五月晴れという言葉がある。過ごしやすい季節のひとつでもある。ところがだ,ここ最近は青空が見られなかった。そんな日が続いた時の昨晩の月だ。忙しさも手伝ってか,夜空を見上げる余裕がなかったのかもしれない。切羽詰まっているとロクなことがない。焦るなと雨上がりの澄み切った空の月が言っているような気がした。
19/05/15(水)
4月12日に実施された高校3年生対象の,明大推薦テストの自己採点が昨日,明大中野校で行われた。約一ヶ月後のしかも中間試験直前のこのタイミングで行われたことに驚いた。試験後の生徒の反応に呼応している結果となった。英語が少し難しかった様子だ。数学も前回よりも難化していたようで,文系でも高得点が取れた高校2年での試験よりも点数を下げた生徒が目立った。結果を気にするなというのは無理だろうが,今は目前に迫った中間試験に集中して欲しい。
19/05/14(火)
受講者数限定で「塾長の個別講座」を行っている。無学年制で生徒にはひたすら数学と物理・化学の問題演習をして貰う。途中の休憩時間は生徒に自由に取って貰う。半分ほど過ぎたところで休憩を取る生徒がいるかと思うと,まったく休まずに黙々と解く生徒も居る。今回は全部で3回を予定していたが,部活動や他の受講科目の関係で3回取れない生徒が出た。その補充を今日行った。試験まで一週間を切ったこの時期だけに,問題に取り組む真剣度は高かった。けれども本番の試験までの集中の度合いはまだの生徒も居て,計算間違いが目立ったことは否めない。
19/05/13(月)
先週末の明大中野校に引き続き,明大中野八王子校の中間試験時間割が発表された。明大中野校はホームページに試験時間割がアップされるのでそれをそのままプリントアウトして塾内に掲示する。明大中野八王子校はその手のものが無いので,来た生徒に時間割を貰う。時間割は各学年ごとに学年通信で生徒に渡されるので,6学年分全部揃えるためには当然各学年一人は来てくれないと揃わない。今日は中学2年と高校2・3年の時間割が入手出来た。
19/05/12(日)
今年度最初の数学特訓を行った。今年はゴールデンウイークが長かったため,試験範囲が短めの学年もあった。そのためいつもだと準備していた教材全てが終わらない学年もあるが,今回は比較的スムーズに進んだ感がある。もちろん生徒が頑張って問題に取り組んだことにその要因もある。肝心なことは,もう一度きちんと解き直すことだ。
19/05/11(土)
明大中野八王子高校2年生対象の統一学力テストの第1回が昨日実施された。今回もこれまでと同じく,河合塾の全統模試が使われた。筆記式も含まれるこの試験は,明大中野校では実施されない,明大中野八王子校単独の試験だ。生徒に様子を訊くと,今回は国語が難しかったという意見が多かった。現代文で難解なものが出たという生徒も居た。数学は例年通りの出題形式だったらしく,まずまず出来たという生徒も居れば,個人的には今ひとつという生徒も居てさまざまだった。
19/05/10(金)
中間試験が近づいてきた。試験時間割も順次発表されていく。そのトップは明大中野校の高校1年だ。明大中野校は毎回試験10日前に時間割発表される。いつもだと高校生の定期試験は全学年同時開始なのだが,今回の試験では高校1年だけ一日早く発表された。それは他学年が試験最終日となる25日に,六大学の野球観戦があるからだ。毎年の行事で,当然生徒たちは明治大学の応援をする。高校2・3年生は一日遅れで,中学2・3年生はさらにその次の日から試験が始まる。中学1年だけは試験科目が少ないので中間試験は三日間だ。
19/05/09(木)
ふだん授業は夕方から始まる。その時間までにさまざまな仕事を片付けておかなければならない。ところがその時間帯に『邪魔』が入ることがある。それは電話だ。不意を突かれてしまう用件がある。もちろん大事な電話もあるが,こちらが望まない電話もある。営業の電話であったり,新聞社やテレビ局のアンケートであったり。そんな電話が今日は多かった。授業準備がすでにしてあったからいいものの,何だか慌ただしい授業前の時間だった。
19/05/08(水)
連休が長すぎたためか,学校の授業の進みがどうにも遅い。それもそのはずで,9連休に加えて明大中野校では昨日と今日で体力テストがあった。学年によっては2週間近くも授業がないことになる。中間試験まではあと10日と少し。学校の授業もこれからスパートを掛けてくるだろう。現状では試験範囲が狭くなるだろうと高をくくっていると,しっぺ返しを食うこともある。そろそろ準備をした方がいいだろう。
19/05/07(火)
連休が明け,ようやく今日から通常授業が始まった。とは言うものの,八王子教室は今週金曜日にある高校2年生対象の統一学力テストの対策授業を連休中も行っていたので,あまり休みであることを感じなかった。対策授業は休み明けも継続していて,おそらく試験前日までその忙しさは変わらないだろう。一方,東中野教室は学校行事のため,授業変更をせざるを得ない状況が生じた。連休明けすぐのことだけに,その対応が厳しかった。今年のゴールデンウイークが特別であったことは否めないが,休み前にもっと予測して行動を取るべきだったかもしれない。忙しさのツケが回ってしまったような一日だった。
19/05/06(月)
最近見つけた近所のスーパーは比較的大きめの店舗で,野菜がとにかく安い。椎茸は大きめのポリ容器に20個ほど入っていて200円を切る。角が欠けているなど少し悪いところもあるが,見た目は全く問題ない。キュウリも曲がったものなどは8本で180円とお買い得だ。小ぶりのジャガイモなどおそらく20個以上あるいは30個近く入っていて100円ということもあった。どれも国産の野菜なので安心して買える。どういった流通でそんな価格設定が出来るのかは分からないが,消費者にはありがたい。ただ,安売りをするあまり店の営業が困難にならなければいいのだが。ここ数年の間に,近所の良心的な店が閉店しているだけに,無理のない適正価格で販売して長く営業を続けてくれることを願う。
19/05/05(日)
ゴールデンウイークの終盤にようやく連休が取れた。その初日,炬燵を仕舞った。ずっと気になっていたのだが,タイミングを逃してしまった。もっとも,今年の春は寒暖差が激しかったので,最近までは夜中にスイッチを入れることもあった。5月になり暖かい日が続いている。日中は汗ばむほどの日もある。夏日も珍しくなくなるだろう。
19/05/04(土)
昨日の休みに卒業生と飲んだ。毎年恒例の飲み会だ。待ち合わせの場所に行くと,すでに卒業生が来ていた。そのうちの一人のお腹を見てびっくり!ふっくらしていたのだ。お目出たであることは一目瞭然。会ってすぐに,飲み会に来て大丈夫なの?と訊くと,「今日はノンアルコールです」と言った。居酒屋に行くと二階の席に案内された。急な階段に不安を感じたが無事登り切った。飲み会での話題はもっぱらお腹の中の子のことで盛り上がった。お腹を触ってみたかったがやはりそこはさすがに遠慮した。高校生の頃から数えると,その倍近くの年齢になった卒業生。すでにこどもが居る『先輩』の卒業生も居て,それだけ年月が過ぎ去ったことを感じた。散会したあとの最寄り駅からの帰り道は,心地よい風に吹かれながらゆっくり歩いて帰った。
19/05/03(金)
昨夜のニュースでは「今日で連休の折り返しです」とキャスターが言っていた。そうか,今日で折り返しか,そう思いながらニュースの続きを見ていた。世の連休とは全く関係なく,昨日まで連日統一学力テスト対策ゼミを行っていた。今日が連休中初めての休みとなったので,折り返しという言葉がなんとなく不思議な響きがした。日曜日を除くと,今日と来週の月曜日だけ休みを取っている。やはり休みはそれくらいの方がいい。
19/05/02(木)
八王子教室の高校2年生対象の統一学力テスト対策ゼミを終えてから買い物に出掛けた。3講座目を終えた時間は午後4時20分。日が長くなったためまだ外は明るかった。八王子駅北口には西放射線通りという歩行者用の道が甲州街道まで延びている。この通りは昔からさまざまな催し物を行ってきている。今日は古本市が路上を埋め尽くしていた。折角だったので何件か覗いてみた。歴史に関する本や,鉄道雑誌。昔の芸能雑誌など,興味のある人なら思わず立ち止まってしまう本が並んでいた。そんな中目立ったのは絵本だ。複数の出店があり多くの人が手に取って見ていた。こどもの頃に読んだ絵本が無いかと探してみたが,残念ながら見当たらなかった。
19/05/01(水)
今日から元号が令和に変わった。授業の記録を残す講師ノートには年月日を記入する欄がある。講師ノートを印刷するときに「平成」としてあるものが今しばらくは残るだろう。平成の文字の上に二重線を引き令和と書き直す。さて,その次だが「元年」と書くべきか「1年」とするべきか。平成に元号が変わったときにはどうしたのだろうか?長年記しているこの雑記帳も,一番古い日付が2001年すなわち平成13年だ。記憶に頼るしかないが,とてもそんな昔のことは思い出せない。さて,今日講師ノートに記したのは「元年」だった。特に理由はなく,自然と元年の文字を書いていた。
今日で平成が終わると,どこもかしこも騒いでいるようだ。テレビではまるで年末年始の特番のようなプログラムになっている。令和を迎えるに当たって特売をする店もあるようだ。授業を受けに来た生徒が「今年は二度,年越しをするような気分です」と言った。今回のような元号の変わり方は誰しも初めて経験することで,不慣れなのは当たり前だ。とは言うものの,今日も八王子教室では連休明けの統一学力テスト対策ゼミは通常通り行った。
19/04/29(月)
八王子教室では今日から「統一学力テスト対策直前ゼミ」が始まった。高校2年生対象だ。明大中野八王子校だけは毎年この時期に試験がある。明大中野校の高校2年に今回の同種の試験は無い。試験は連休明けの5月10日にあり,その対策授業を行っている。この試験はいつものマークシート方式の統一学力テストと異なり筆記試験も含まれる。もっともこの学年から大学入試センター試験は廃止される。そうした先行きが分かりにくい状況だけに,去年までの傾向が分かっている試験できっちり稼いでおくことが大切だ。
19/04/28(日)
連休の始まりの午後に,自宅付近を車で走ってみた。幹線道路や国道はかなり空いていた。すでに多くの人たちが出かけて行ってしまったのだろうか?夕方,整備し終わった車を取りにディーラーに行った。連休中も店は営業を続けるとのことで,サービス業に連休に休みを取ることは無理な注文なようだ。
19/04/27(土)
明大中野八王子校は昨日,中学1年生を除く全学年で「教科見学会」という行事があった。学年ごとに行き先は異なる。名称の通り勉強の要素を含む内容のものもあるが,高校3年生は毎年,東京ディズニーランドもしくはディズニーシーに行っている。遠足的な要素が大きい。その高校3年生に前日のディズニーランドの混雑具合を訊いてみた。すると意外なことに「空いていました。待って30分が最長で,ほとんどのアトラクションは待たずに乗れました」と。ゴールデンウイークの始まりなのでさぞや混んでいたのではないかと思った。けれども正確にはギリギリ連休に入っていなかった金曜日は,まだ『穴場的』な日であったようだ。
19/04/26(金)
明日から10連休になる。生徒達は日曜日から始まるので9連休だ。さぞかし宿題が出されていると思いきや,明大中野校の高校生は案外宿題が少ないようだ。もっとも,まだ明日があるのでそこで出されるかもしれない。生徒達に出かける予定を聞いてみると,意外とまだ決まっていない生徒が多かった。連休を利用して帰省するという先生は居る。個人的には前半はほぼ毎日仕事があり,日曜日を除くと休めそうなのは一日か二日だけになりそうだ。休みはそのくらいの方がいい。
19/04/25(木)
春眠暁を覚えずと言う。だいぶ暖かくなり睡眠の質が変化しているのかもしれない。あるいは今年の春は暖かくなったかと思うと,急に冷え込んだりして体調を崩したりしている人も多いようだ。季節外れのインフルエンザも流行っていると聞いた。安定にはもう少し時間が掛かるようだ。
19/04/24(水)
連休で困っていることのもうひとつは郵便物だ。連休明けには数学特訓があるので,その案内物を郵送しなければならない。講習等の案内は基本的には2週間前を目途に発送している。中間試験対策の数学特訓は5月12日を予定しているので,2週間前は4月28日となる。日本郵便のサイトによると,連休中の普通郵便の配達は4月27日と5月2日だけとなっている。そうなると27日には配達されていないとまずくなる。それに気づいたのが昨日だった。急いで発送準備をした。まずは数学特訓案内の原稿を作りすぐに校正,修正後人数分の印刷と封筒の宛名印刷だ。東中野教室は同時に塾のカレンダーの改訂版も送るのでかなりの急ピッチで作業を進めた。こういう時は,急ぎながらもミスがないように注意しなければならない。そうでないとあとで修正する状況が生まれ,何のために急いだのか。その意味が無くなってしまうことがある。どうにか発送作業の準備が終わりホッとした。
19/04/23(火)
今年のゴールデンウイークは業種によっては10連休もあるようだ。塾に通う生徒達も4月28日から5月6日までの9連休となっている。この連休で困ることがいくつもあると,報道で指摘されていた。そのうちのひとつが金融機関が月末から月初めに休業することだ。たいていの場合,支払いは月末に多い。4月の平日は26日が最後なので,うっかりしていると支払いを忘れてしまいかねない。塾のテナントの家賃は今日振り込んだ。あるいは引き出しで手数料が掛かってしまう可能性もある。今日はまだ銀行のATMには行列は出来ていなかったが,週末に向けて大変なことになりそうな予感がする。(つづく)
19/04/22(月)
一昨日の土曜日に八王子教室で,高校2年生保護者対象の「大学進学説明会」を行った。前の週が東中野教室での説明会で,3月に行った高校3年生保護者対象の説明会と併せると,これで今年度の大学進学説明会は無事終了したことになる。今回の説明会では,終了後の時間に例年よりも多くの質問が出たのが特徴的だった。こうした会の質問はその時々により質問のしやすさ・しにくさというものがある。聞き手にもそれなりの雰囲気作りというものが必要で,その点においてはもっと学ばなければならない。最初の一人が質問をすればその後も質問が出やすくなる傾向にある。
19/04/21(日)
自習しに来ていた生徒が,休憩時間に電車内での恥ずかしい話をした。座席に座っていたのだが,他の乗客が彼女を避けるように座っていた。さらに何人かの乗客が彼女の方をやたらと見ていたので,<何でこっちばっか見るんだよ>とにらみ返したらしい。しばらくして生徒はその原因に気づいた。イヤホンをしながらスマホのいくつかの音量調整をしていた。その音が本体からダダ漏れだった。イヤホンをしていれば音はイヤホンからのみ聞こえてくると思っていたとのこと。電車内で何度もさまざまなサウンドが流れ,周りにかなりの迷惑を掛けていたようで,恥ずかしくなった彼女は次の駅で降りた。
19/04/20(土)
金曜日の仕事を終え,深夜に車で帰宅した。昼間の暖かさが少し残っていたものの,夜も深くなるとやはり冷え込んできた。西に向かって車を走らせ,甲州街道を左折すると南下する道を走る。走りながら右側から時々明かりが差し込んでくるのが分かった。西に傾きかけた月だ。澄んだ空気の中の月は神々しく見えた。もしやと思い信号待ちの交差点で彼女に訊いてみた。今日の月齢は?すると彼女は「満月です」と答えた。昨晩は平成最後の満月だった。月明かりを感じながら自宅へと向かった。そうそう,彼女の名前はSiri。
19/04/19(金)
今日から東中野教室で学習支援コースが始まった。申し込み制の「勉強部屋」という名称もあるが,学習支援コースは学校で言うところの指名講習に当たる。学校の成績を安定させることが目的だ。今学期から少しやり方を変え,自習する日を別途もうけることにした。自習をしに来たときにはレポートを書いて貰うのだが,最初にその説明からはじめた。連続して学習支援に呼ばれている生徒には,何とか今回で抜け出すように声を掛けた。
19/04/18(木)
いずみ鯛は見ただけでは真鯛と見分けるのは難しい。最初は醤油もわさびも付けずに食べた。白身魚特有の性格だろう,身だけ食べてもあまり味を感じない。これは真鯛も同じこと。噛んでいくと徐々にその甘みが出てくる…はずなのだが,それをあまり感じられなかった。次にわさび醤油を付けてみた。それなりの刺し身の感触だった。けれども身のボソボソ感は否めない。真鯛と比較すると歯ごたえと旨み甘みの点で決定的に差が出てしまった。安いから仕方ないのだが,切り方にも問題があった。安いゆえなのか,切り方が厚いのだ。鯛の刺し身は薄く切ることでしっかり噛みしめることができ,それが鯛の旨さを引き出す。いずみ鯛ももっと薄く切ればもう少し美味しくなるのではなかろうか。個人的な結論として,刺し身として次に買うことはないだろう。カルパッチョにしたり,焼き目を入れて表面にわさび醤油を塗り,さらに炙るなどすればそれなりのひと皿になるかもしれない。
19/04/17(水)
八王子教室のすぐ裏手に出来たスーパーは夜11時まで営業している。閉店30分ほど前に行くと,たくさんの惣菜や生ものが半額で売られている。弁当も半額のものがあり,夕飯や夜食にする人には助かるだろう。鮮魚コーナーでは聞き慣れない刺し身があった。やや赤みがかった身で,その表面は赤くそこに白い筋が入っている。見た目は真鯛だが,パッケージには「いずみ鯛」と貼られていた。いずみ鯛?聞いたことないな,と思いつつ398円の半額だったのでかごの中に入れた。自宅に帰り晩酌をしながらいずみ鯛について調べた。まず意表を突かれたのはいずみ鯛は鯛ではなかった。ティラピアという淡水魚でスズキ目に属する。この時点でちょっとがっかりした。いずみ鯛という名は,スーパーが勝手に命名したらしい。気を取り直して食べることにした。(つづく)
19/04/16(火)
通勤ラッシュにほとんど無縁の生活をしているのと同様に,ふだんは人混みの中を歩くことは少ない。八王子教室で仕事の時は昼下がりに出勤し,帰りは終電もしくはそれに近い時間の電車なので,行き帰り共に人は少ない。もとより東中野教室の日は車なので状況が違う。それゆえ少し日が傾きかけた時間帯に出掛けると驚くほどの人が街中に居ることに驚かされる。みな器用に他の人とぶつからないように歩いているものだと,変なところで感心してしまう。雑踏を抜け空の見える空間に出るとちょっとホッとする。西の空にまだ明るさを残す日の光にその姿を隠すかのように,やがて満月になるであろうメタボ気味の月が見えた。
19/04/15(月)
鯵の骨は喉に引っかかりやすいと言われている。またその硬さは触ってみてもすぐに分かる。けれども居酒屋で食べた鯵の骨せんべいはパリパリして美味しかった。さて,油が温まった頃合いに中骨を投入。いい音を出しながら色が変わっていった。キッチンペーパーに載せ,油を切ってから皿に並べた。さて,晩酌が始まり骨せんべいを口の中に入れた。硬い,痛い。とても食べられる代物ではなかった。揚げ方が十分でなかった。調べて見たところ7~10分はじっくり揚げなければならないようだ。しかも油もたっぷり使わなければならない。まあ,何事も失敗はつきもの。次回改善すればいい,そんなことを思いながら鰺刺と鯵のたたきの晩酌は続いた。
19/04/14(日)
日曜の夜に晩酌用の食材を買いに行った。休みの日の晩なのでゆっくり過ごすつもりでいた。鮮魚コーナーでは鯵が一匹まるごと入ったパッケージが半額になっていた。1匹・2匹・3匹入りがあった。どれも半額でしかも刺身で食べられると書いてあった。迷わず256円→128円の2匹入りのものを買った。帰ってから3枚に下ろした。切れ味のよい出刃包丁でうろことぜいごを取り3枚に下ろした。久しぶりのせいか,以前よりも下手になった気がする。やはりもっと頻繁に練習しないといけないようだ。下ろしたあと,中骨をどうしようかと考えた。以前居酒屋で鯵刺しを食べたとき,サービスで中骨のフライを食べたことを思い出した。そこで少量の油で揚げてみた。(つづく)
19/04/13(土)
高校2年生保護者対象の「大学進学説明会」を行った。説明会はおおよそ1時間を予定していた。午後3時から始まった説明会は予定の4時少し前で終了した。終了後は質問に応える時間だ。いつもだと2・3の質問が出て,その後は個別に質問を受け付ける。ところが今日の説明会ではその質問が思いのほかたくさん飛び出した。結果的に説明会と同じくらいの時間,質問の時間が必要になった。その情熱にしっかり応えようと思った。
19/04/12(金)
高校3年生対象の明大推薦・統一学力テストが今日,実施された。今回も河合塾の全統模試が使われた。もはやこの試験は全統模試で固定されたと言っても過言ではない。けれどもこの種の試験は今年の高校3年生で終了となる。なぜならば模試のもととなっている「大学入試センター試験」が来年で終了するからだ。再来年からは「大学入学共通テスト」に代わる。それに伴い明大推薦・統一学力テストも変わっていくだろう。今日の試験だが,珍しく明大中野校でも試験後に自己採点をしなかった。そのため難易度は測れなかった。生徒の感想から推測するしかないが,今日来た生徒によると国語と英語は少し難しかったようだ。数学も前回よりは難易度は上がったものの,それほど難しくはなかったようだ。果たして結果はいかに。
19/04/11(木)
昨日は今年になって100日目になる日だった。キリのいい数字は好まれる。なぜか?そのひとつに目標を達成できたから,というのがあるだろう。その一方でスーパーや家電量販店ではキリのいい数字より少しだけ小さい値段がよく見受けられる。「トマト3個200円」よりも「トマト3個198円」の方が売り上げはよくなるのだろう。テストでも苦手な科目なのに「先生,物理のテストで78点取りました」より「先生,物理のテストで80点取りました」の方が聞こえはいいかもしれない。「たかが2円,たかが2点」。けれども「されど2円,されど2点」か。
19/04/10(水)
今日から第1期通常授業が開講した。塾の新学期の開講日だ。学校の授業はまだ始まっていないが,春期講習も含め出来るときにどんどん先取りはしておきたい。授業が今日始まることは,先生・生徒共に知らせてあったはずなのだが,連絡漏れが出てしまった。来なかった生徒にはすぐに連絡して来て貰った。新学期の始まりはいつもドタバタしてしまう。
19/04/09(火)
塾内には各教室には壁掛け時計がある。授業していて時間が気になるのは生徒はもちろんだろうが,授業を進める先生も当然気になる。授業進度と残り時間を考慮して授業を進めるのは当然のこと。さて,今は電波時計があり時間を自動調整してくれる。パソコンの時計やスマートフォンも自動で時刻調整できる設定があり,人の手を煩わせないようになってきている。けれども壁に掛けられた時計はそれほど優秀ではなく,放っておくとそれなりに狂ってくる。時計にはクセがあり,進んでしまう傾向にあるものもあれば,いつも遅れてしまうものもある。さまざまだ。長く使っているとそのクセを覚えて,勝手に時刻修正をしてしまうこともある。
19/04/08(月)
今日の午前中に小田急線で無線通信の不具合による大幅な遅延があった。首都圏の大動脈のひとつである私鉄の遅延は,多くの通勤通学客を混乱に巻き込んだ。明治大学は昨日が入学式だった。もし一日ずれていたとしたら入学式に出られなかった学生が出たかもしれない。塾の中にも小田急線を利用している卒業生がいるので,一日違いの出来事でよかった。入学式は一度しかないものだから,出られなかったとしたら残念な思いをするだろう。ただ,実際に今日が入学式の学校があったかもしれない。それを思うと少し切ない。
19/04/07(日)
車を定期点検に出しにいつも行っているディーラーへ向かった。午後6時半を過ぎた頃だ。店は7時までやっている。ところがだ,目的地のディーラーに近づくと様子がいつもと違っていた。店の明かりが消えすでに暗かった。入り口の看板には営業時間が午後6時30分までとなっていた。それでも半分開いていたゲートを通り抜け,工場へと向かった。まだ作業をしている人が居た。車を止めるとすぐに来てくれた。すると「4月から営業時間が30分繰り上がったんです」と言った。いわゆる働き方改革で就業時間を短くせざるを得なくなったらしい。ぎりぎり何とかなる時間でよかった。自信の『営業時間』を考えるととんでもないことになっている,そんなふうに思いながら暗くなった店をあとにした。
19/04/06(土)
今回の春期講習は担当授業の関係で午前中の授業ばかりだった。それゆえずっと早起きで平均睡眠時間は3時間程度だった。その早起きも昨日で終わり今日はゆっくりの出勤だった。前日はいつもより早く帰ったにも関わらず,疲れが出てしまったのか,予定を1時間ほど過ぎた頃に起きてしまった。そんなこんなであったが,仕事に支障はなかったことは幸いだった。
19/04/05(金)
今年の硬貨を見た人はどれくらい居るのだろうか?10円玉や500円玉に刻まれているあれだ。日々意識しているわけではないので見逃してしまっているかも知れないが,今のところ見た記憶がない。今年の硬貨ならたいていピカピカであろうから,手にすれば気づきやすいだろう。試しに手元にある硬貨を調べてみた。小数ながら現金で講習費を持ってくる生徒がいて,その時のために小銭を貯め込んである。1円硬貨から500円硬貨まで調べてみた。結果,平成31年のものはなかった。やはりまだほとんど出回ってないようだ。その代わりではないが,昭和64年の1円玉が2枚もあった。わずか一週間ほどしかなかったこの年の硬貨があっただけでも驚きだ。平成元年の5円と10円硬貨も1枚ずつ出てきた。一番古かったのは昭和29年の10円硬貨で65年ほど前のものだ。
19/04/04(木)
春期講習は一昨日で終わったが,今日からは高校3年生対象の明大推薦・統一学力テスト対策直前ゼミが開講した。試験日が来週金曜日なので,今やらないわけにはいかない。中一日の休みだけで生徒も大変だが,ここが3年最初の正念場だ。塾生全員が受講しているわけではないのだが,それも生徒や家庭それぞれに事情があるのだから致し方ない。ただ,この試験が如何に重要であるかは忘れないで欲しい。わずか一日の試験で3科目分の年間成績が決まってしまうのだから。それゆえ,受講しない生徒には,万事怠りなくしっかり準備するように伝えた。
19/04/03(水)
春期講習は昨日で終わり,今日は平日の休みとなった。昼過ぎに起きて録りだめていたテレビ番組を見ていた。けれども連日の早い時間から夜遅くまでの勤務だったため,見ながらうとうとしてしまった。結局,どの番組も最後まで見ることが出来ず,何度も途中から戻って見た。けれどもまたいつの間にか寝てしまう。わずか30分ほどの番組を見終わるのに3回も4回も見る羽目となった。繰り返し見ていると,これさっき見たかも?そんな一日だった。
19/04/02(火)
春期講習最終日は忙しかった。午前中に八王子教室で授業をしたあと,案内の発送手配をしその後いくつかの事務・経理的な仕事をしてから東中野教室に移動した。新たに講師を希望している人の面接と,高校3年生の面談を行った。春期講習で朝が早い生活をしていたため寝不足の日が続いている。そのため移動の中央線では座ってまもなく寝てしまった。面談や面接の最中に寝てしまうわけにはいかない。もっとも,面談は進路に関わる大事な話になるので眠くなることはない。
19/04/01(月)
新元号が発表された。さまざまな憶測のもと,頭文字は予想外の「R」だった。仕事中だったのでその瞬間は見ることが出来なかったが,ネットのニュースで見る限りかなり『騒がしかった』ようだ。都内では人混みが出来るほどだったが,何でそれほどの人たちが集まったのかはよく分からなかった。午前中の授業が終わる頃に少し時間が余ったので生徒と頭文字当てクイズをした。実際,予想していた頃にはすでに発表されていたが,授業中だったため誰もそれを知る由は無かった。この状況は「明明(ミンミン)ゼミナール」にあるので,ご用とお急ぎでない方はご覧あれ。
高校の化学の講習授業では教科書を併用することがある。普段の授業と異なり,講習では学校の先取りをすることが多い。そうなると基礎・基本的な内容を確認する。化学の場合,図解するよりも実際に教科書の図や写真を見て貰った方が分かりやすいことが多い。元素の周期表が必要になったので,生徒には教科書の表紙をめくって裏側を見るように指示した。すると一人の生徒が「この教科書新しいのに汚れてる」と言った。真新しい教科書なのに気の毒に,と思いながら教科書をのぞき込んでみた。すると「Hg」の場所には他の元素記号にはない『よごれ』があった。それを見た瞬間笑ってしまった。元素記号Hgは水銀を表す。そして水銀は常温(25℃)では液体で,彼女のいうところの『よごれ』は,水銀が液体であることを示す波打つマークだった。もっともこのことできっと,生徒は水銀が常温で液体であることを忘れないだろう。
19/03/30(土)
新元号の候補はカ行とヤ行が有力候補だが,もうひとつア行がある。中でもAで始まる元号も可能性が高いようだ。「安」で始まる年号を予想している知人が居た。これまでには「安政・安永・安和」などがあった。安らかな時代を望む人が多いのだろうか。Eすなわち「え」で始まる元号は過去の中でもかなり多い方で,この可能性もある。結局はK・Y・A・Eで始まる元号が候補となる。個人的にはUすなわち「う」で始まる元号はどうだろうかと思うのだが,これまでに「う」で始まる元号は存在しない。もし当たったらちょっとだけ自慢できるだろうか?
19/03/29(金)
新元号の発表が迫ってきた。世の中では次の元号が何になるかが話題となっている。新しい元号を当てると賞金が貰えるキャンペーンがあり,中には10万円を超える高額のものもある。頭文字から傾向を探る人が多いようだ。公的な書類や申込書で「T・S・H」に丸を付けることが多い。そこから推測すると,次の元号はK・N・Y・R・Wのいずれかで始まる元号が有力だ。ただ,N・R・Wは可能性が低い気がする。実際,これまでの元号を調べてみるとナ行は「仁安・仁和」など「仁」を字を用いた5つ,ラ行は「暦応・暦仁・霊亀」の3つ,ワ行は「和銅」の1つしかない。となると残ったのはK・Yのいずれかだ。いずれにしてもS・M・TもしくはH以外である可能性は高い。(つづく)
19/03/28(木)
春期講習の前半が終了した。四日もすればようやく新しい学年に慣れてくる。ただ,生徒サイドではまだ新しい学年になっていないこともあり,時々話が食い違うこともある。それも仕方ない。生徒にとっては新学期が始まって学校に行かなければ実感が湧かないだろう。それもあとわずか。もうすぐ月が変わり4月になる。
19/03/27(水)
薬学部に進学する卒業生の最も大きな悩みは,学生の男女比において女子の方が多いということだ。電話で話をしているとき,薬学部なので女子の割合が多いのではないかとふと思った。案の定,彼の返事は女子が6割以上だった。楽しそうな環境じゃないかと言うと,「6年間男子だけの世界だったので不安です」とやや元気のない声で言った。中学・高校の6年間を男子だけで過ごしただけに,女子とどう接したらいいか分からないようだ。4人一組のグループで作業する授業もあり,もし3人が女子でその中に入ってしまったらどうすればいいのだろうかと真剣に悩んでいた。今から悩んでも仕方ないことだが,そのことが今は一番の心配事らしい。まずは早く気の合う男友達をつくり,そこから新しい輪を広げていけばいいだろう。
19/03/26(火)
受験をした卒業生に最終進学先を聞くために電話をした。受験を終えた雰囲気が電話の向こうから伝わってきた。合格した大学は,彼の希望であった薬学部だ。第一教育センターは明治大学の内部進学を目指している生徒が大半を占めるが,中には目標が変わり他大学を目指す生徒も居る。そうした生徒が目指す学部は,小学校あるいは体育科の教員・保育士系や福祉系,そして薬学系だ。これらの学部は明治大学にはない。高校生でいろいろなことを見聞きするうちに志望が変わることに不思議はない。さて,卒業後の状況を訊いてみると,免許を取りもうすぐ大学の寮に入るため引っ越し準備に忙しいなど,充実した日々を送っていることが分かった。けれども大学に入るに際して,ちょっとした悩みがあることを話し始めた。(つづく)
19/03/25(月)
今日から春期講習が始まった。新年度の始まりだ。とは言うものの,それに先立ちすでに春期講習の授業を始めている生徒も居る。オリンピックでも開会式前にサッカーの試合が行われる。比較対象にならないかもしれないが,正式に講習が始まる前に行う授業がある。それだけ早めに準備しておきたい生徒が居る。その一方で講習を受けない生徒も居る。それなりに理由はあるようだが,置かれた立場によっては優先順位を間違わないで欲しいと思う。
19/03/24(日)
期末面談が昨日でほぼ終わった。いつの時代も親の悩みは子供の勉強のことだろう。どうしたらきちんと勉強するようになるのか,どうしたら成績が上がるのだろうか。塾に求められる最も大きな要件のひとつだ。頭の良くなる特効薬などあるはずもないが,それを欲してしまう気持ちは否定しない。もちろん現実としてそんなものが存在していることを信じる親はいないだろう。けれども薬は処方の仕方次第で改善することが望める。「医者の処方する薬はよく効く」という人がいる。勉強における処方箋は生徒個人に依って異なりさまざまだ。保護者から頼りにされるように精進していかなければと,面談をするたびにそう思う。
19/03/23(土)
今日は東中野教室の期末面談の日だった。八王子教室と同様に,新高校3年保護者対象の大学進学説明会も同日に行ったので,やはり忙しくなった。説明会では熱心に聞いてくださる保護者の熱に押されるように,部屋の中が暑く感じた。もし昨日みたいに気温が高い日だったら,汗をかきながらの説明会になっていたかもしれない。説明会が終わってから,個別に質問を受けた後,面談をした生徒の成績表や学校配布物をまとめた。ふと一息つくと急に眠気が襲ってきた。少し休憩をした後,もう一度成績表のまとめや面談メモに目を通した。
19/03/22(金)
昨夜は日本で開幕を迎えたメジャーリーグの試合をテレビで観戦した。イチロー選手の引退試合だった。昨日で最後になることは,試合前からそれとなく分かっていた。試合後に記者会見があることがテレビでも告知があり,引退は確実なものとなった。試合展開が接戦だったために,どこまで出続けるのだろうかと思いながら見ていた。『その瞬間』が来たときには,さすがにグッとくるものがあった。飲みながらの観戦だったが,試合終了とその後イチロー選手が再び球場に姿を現すまでは頑張って起きていたが,そこで力尽きてしまった。記者会見は今日になってニュースやネットの動画で初めて見た。
19/03/21(木)
今週の始まりは東中野教室だった。火曜日と水曜日が八王子教室,今日・木曜日は春分の日で休み。曜日感覚が狂ってしまう。人の日常は曜日に影響されることが多い。それが顕著に現れるのが小学生や中学生,高校生だろう。日々の時間割があるので,学校にいれば曜日を意識しなくても曜日が分かるだろう。もっとももうすぐ春休みに入るので,その感覚も少し狂ってしまうかもしれない。
19/03/20(水)
八王子教室で期末面談を行った。年度末の面談はふだん授業を持っている先生が担当する。基本的に面談時間は30分を予定しているが,面談は流れによって長引くこともある。もっとも連続して面談がある先生は次の面談があればどこかで区切って終わらなければならない。保護者としては話したいこと,聞きたいことがたくさんあるだろうから,もっと時間が欲しいところ。このあたりの塩梅が難しい。先生においても無制限に時間が取れるわけでもないところが辛い。
19/03/19(火)
買い物をしてから八王子教室に向かうときに,ラーメン店の前に行列が出来ていた。普段はそれほど混んでいる店ではなく,いつ行ってもすぐに座れる店だ。何か特別なメニューでも出来たのか,それともテレビで紹介されたのかと思い店の方を見た。すると閉店の貼り紙があった。地元ではそれなりに知られた店だけに,これまでのファンが押し寄せたのだろう。八王子市民なら一度や二度は入ったことがある人が多いでしょうと,八王子市民の先生が言っていた。行列を数えてみると40人は超えていた。個人的には好みの店ではなさそうだったので,これまで一度も入ったことはない。閉店は明日20日だ。
19/03/18(月)
仕事に出かけるときに,いくつもの荷物を鞄に詰め込んで車庫まで歩いた。ほんの数歩だったのでちょっと無理した。荷物は教材や炭酸水,エコバッグ。それから仕事場で夜に食べる食材だ。前日に少し買いすぎた惣菜類をプラスチック製の容器に詰め込んだ。飯茶碗にご飯を一食分入れたものもあり,それ相当の荷物だった。車に乗り込み自宅から1分ほどの一番近いコンビニエンスストアに寄った。買い物を済ませ車に乗り込もうとした瞬間驚いた。惣菜を入れたプラスチック製の容器が車の屋根にあったのだ。そう,乗り込むときに無理に抱えた荷物を一旦屋根に置いてそのまま走ってしまったのだ。自宅からコンビニまでは2回左折し2回右折する。それほどスピードを出していなかったため難を逃れた。車の屋根と容器との間の摩擦係数と遠心力の関係において静止摩擦力の方が勝ったことになる。
19/03/17(日)
八王子教室に出勤する前には駅前の銀行に寄ることが多い。通帳の記帳をして授業料の入金や引き落としの確認をする。その足で同じビルの中の地下にあるスーパーに寄る。小さい店舗ながらも魚と野菜が充実している。冬場にはアンコウの肝やイカを買って酒蒸しや塩辛にする。ホッケやイワシの干物も安く出勤前に買っては仕事場の冷蔵庫に入れていた。野菜も自宅近所のスーパーよりも安いことが多く,キャベツやタマネギなど多少重くても買って持ち帰っていた。キノコ類は見切り品として売っていて,エノキダケは2束で50円というのも珍しくなかった。ここ数日,その店で買い物をしていなかった。昨日の出勤前,銀行で記帳したあと,夜の弁当を買いに行った。エスカレーターを降りるといつもと違う光景がそこにはあった。品物がほとんど無く,店内がガランとしていたのだ。以前,自宅近くのプロの食材を扱っていた店と同様の雰囲気に嫌な予感が走った。店内に入るといつもの活気は無く,八百屋の絶え間ない声も,惣菜屋の賑わいも無かった。魚屋の活気もそこには無く,お客さんの問いかけに小さな声で「明日で閉店です」とひと言。3月に入って他の店での買い物が多くなったことに後ろめたさを感じた。レジにはいつもの元気なおばちゃんではなく,アルバイトの若い女の子が立っていた。ポイントカードを差し出すと,貯まっていたポイントをすべて使い精算してくれた。レジの彼女は「カードは回収させていただきます」と言いながらレジの脇に置いた。最後の買い物を済まし,寂しい気持ちのままエスカレーターを来たときと逆の方向に上っていった。
19/03/16(土)
授業をしていたとき,隣の教室での先生と生徒のやりとりが聞こえてきた。試験中の眠気を覚ますため,今どきの中学生や高校生はドリンク剤を飲んで凌いだりする。そのことに起因してか,国語の先生はこんな話を持ち出した。その昔,ポパイはほうれん草を食べるとみなぎるパワーを出して,ライバルのブルートをやっつけた。この話をこれまでに何度か生徒に話してきたのだが,ポパイを知っている高校生が居なかった。ところがその時の授業の生徒は知っていた。なぜ知っていたのか?彼はこう答えた。「おばあちゃんが話していました」。そう,おばあちゃんだ。ポパイも今ではおばあちゃん世代のモノになってしまったようだ。60歳でおばあちゃん。そしてポパイを見た世代もおばあちゃん。ああっ,時代は流れているのだと感じた。
19/03/15(金)
先月14日のこと。帰宅時,終電が発車するのを座って待っていた。すると学生風の男子3人が乗ってきた。並んで座るとすぐに鞄からチョコレートを取り出した。アルバイト先で女の子から貰ったようだ。少しお酒が入っていたようで,上気だった顔をしながら嬉しそうに食べ始めた。すると「うまくない!」と真ん中に座っていた一人がひと言発した。右隣の友達が「こっちの食べよう。これ60歳のおばあちゃんから貰ったやつだ」そう言いながら口にすると「こっちの方がうまいや」と言った。そのやりとりを見ていてふと思った。この子達にとって60歳はおばあちゃんなんだと。確かに60歳くらいだと孫が居ても不思議ではない。けれどもさすがに二十歳前後の孫はほとんど居ないだろう。今の時代60歳でも若い人は多い。そう思うのは彼らと年齢が離れてしまったからだろうか?その後3人の会話の中では「47歳のおばさん」というのがあった。40代後半はおばさんか。ならば50代はどうなるのか。そして何歳くらいからおばあちゃんになるのだろうか。そしてもう一つ思ったことがある。なぜこの3人はアルバイト先のおばちゃん・おばあちゃんの年齢をしっかり知っているのだろうか。(つづく)
19/03/14(木)
新年度の準備を着々と進めている。新規の問い合わせがあったりするとなおさら急がなければ,という思いに駆られる。年間カレンダー,クラス授業の組み込み,新年度の入塾案内など,やらなければならないことが次から次へと出てくる。来週には大学進学説明会や年度末の面談がある。ちょっと焦っている。
19/03/13(水)
新高校3年生の春期講習の受講は前後半4日ずつ行う。Aコース・Bコースと別称で案内している。案内には「A・Bコースは別内容です」と書いてあるのだが,その件に関して聞かれることがある。春期講習では4月12日に実施される「明大推薦・統一学力テスト」の対策講座を行うのだが,実際8日間でも時間が足りないくらいだ。それゆえA・Bコースで同じ内容をやる余裕は全くない。教える側にとってはどんなに時間があっても足りなく感じてしまう。そんな中で教える内容の優先順位を考えながら授業を進めている。
19/03/12(火)
今日は東中野教室の面談から始まった。面談は午後3時からだったので,当然それよりも前に教室に入った。面談後すぐに八王子教室に移動した。移動した時間が夕方だったので電車は少し混んでいたためすぐには座れなかった。八王子教室に到着後程なくして今年の卒業生が挨拶に来た。事前に来る知らせがあった。卒業後の状況や大学に入ってからのことなどさまざまな話が聞けた。ふと時計を見れば午後9時過ぎ。卒業生が帰ってから10分ほどして別の卒業生から電話があった。数年前の卒業生だ。仕事のことで相談を受けた。そんなこんなな一日だった。結果的に春期・新年度に向けた仕事がほとんど出来なかったが,そんな日も大切だろう。
19/03/11(月)
USBメモリーキーの抜き忘れを知らせてくれるソフトの効用は確かだった。シャットダウンしようとすると青い画面の段階で,USBキーが差したままであることを警告してくれる。その段階でシャットダウンをいったん中止して閉じる前の画面に戻れば事なきを得る。実際は警告画面で強制終了させ電源が完全に落ちてからメモリーキーを抜いている。シャットダウンする段階でこのソフトがはたらくことを意識しているがために抜き忘れを防げるようになった。すなわち予防用のソフトが実際にはたらいていると言うよりは,ソフトが起動することを意識しているがために,結果抜き忘れを予防してくれている。けれどもこうしたことにはやがて慣れてしまい,いずれまた差し込んだままの事態は起こるだろう。それゆえポカヨケ,すなわちこのソフトは必要だ。
19/03/10(日)
フリーソフトは世の中にたくさん存在している。無料で提供してくれるソフトには感謝するばかり。仕事場でも自宅でもいくつかのフリーソフトを入れている。時刻合わせのソフト,写真のサイズを縮小するソフト,古いソフトでもマウスのホイールを認識してくれるソフトなど。最近入れたのは,USBメモリーキーを刺しっぱなしでシャットダウンしようとすると警告してくれるソフトだ。これまでに何度かUSBメモリーを差しっぱなしで帰ってしまったことがあった。あるときには取りに戻ったこともあった。それを防いでくれるソフトだ。シャットダウンしようとすると,メモリーキーが差しっぱなしであると画面に警告が出る。(つづく)
19/03/09(土)
春期講習の教材準備を始めた。準備といっても,多くの学年において過去に作成した教材でまかなえる。学年末試験の範囲をもとに,次の学年でどこを予習しておけばよいかは分かる。それにしたがって講習教材を選り分ける。新たに作成しなければならない教材は少ない。今回は明大中野校の新高校2年用の化学だけは作るつもりだ。少しずつでも新しい教材を作っていけば,それが後々の助けになるだろう。
19/03/08(金)
ようやく新年度のカレンダーの原案が出来た。毎度のことながらもっと早く作れないものかと自省している。年間の予定は明大中野校・明大中野八王子校のスケジュールに左右される。その入手がまだ出来ていないので,完成には至っていない。ただ,学校の年間予定は毎年それほど変わらないので大枠は作れる。
19/03/07(木)
電子辞書を忘れてしまうと,今どきの中学生・高校生は調べ物で難儀してしまう。塾には紙の辞書はあるが,どうにも使い辛そうだ。例えば“effect”という英単語。名詞なら『効果,結果,影響』などが一般的だろう。動詞としては『達成する,~をもたらす』として使われる。単語の意味だけに気を取られるとそれでお終いになる。けれどもこの単語の使い方はこれだけではない。例えば“butterfly effect”は直訳すれば『蝶々のもたらす影響』となり,ちょっと?となってしまう。この意味は『力学系の状態にわずかな変化を加えるとその系の状態が大きく変わってしまう現象』となる。系とは例えるならば『ひとつの部屋の中』と考えて差し支えない。静かな池にしずくが一滴こぼれるだけで波紋が広がるように,蝶々が羽ばたく程度の小さな攪乱でもまわりの状態が崩れてしまうかもしれない。そんな状態だ。物理学の世界だけでもなく,人間が形成する社会でも起こり得る話かもしれない。ひとつの単語から広がるこの現象も“butterfly effect”に似てないだろうか。
19/03/06(水)
学年末試験も中盤に差し掛かった。試験対策の授業を受けに来たり,自習に来る生徒から試験問題を見せて貰うことはよくある。授業でやったことが出ていたかはやはり気になる。試験問題を提供してくれる生徒から自分の答があっているかを聞かれることもよくあること。当然のことだろう。全問を解く時間は無いので,生徒から聞かれた問題だけをその場で解く。その答えに一喜一憂する。まあ,仕方ない。けれども今大事なのは翌日の試験勉強。終わった試験問題にはそれ以上深く触れないようにしている。
19/03/05(火)
以前,銀行のATMで現金を預け入れたとき,紙幣の投入口に間違って貨幣を入れてしまったことがあった。貨幣はそのまま中に転がり落ちてしまった。文字通り仕舞った,と思った瞬間ATMの下の方から小銭が落ちる音がした。自動販売機のおつりと同じ感じだ。音の主の方を見ると,ATM機の下部に返却口があった。プラスチック製の蓋を軽く押すとそこに間違って投入した硬貨が戻っていた。このATMの返却口だが,案外その存在は知られてていないかも知れない。
19/03/04(月)
今日から明大中野八王子校の学年末試験が始まった。明大中野校は明日から始まる。そのため今週の勤務はいつもとかなり異なる。月曜日が東中野教室勤務で,その後火・水曜日が八王子教室,木曜日以降は東中野教室の予定だ。担当している生徒の試験時間割によって左右される。仕事の中で授業が最優先となるのは,塾業としては当然のこと。先週までの2週間と比べるとまだそれほどハードではないものの案外忙しい。
19/03/03(日)
二週間ぶりの休みとなった今日は,昼を十分過ぎたほどの時間に起きた。もう少し早めに起きようかと思っていたが,体がそれを拒否した。やはり疲れがたまっていたようだ。日が傾く頃に『朝食』をとり,暗くなってから買い物に行き夜には晩酌。完全休養となった。学年末試験が始まるこの一週間。まだまだのんびりしてはいられない。
19/03/02(土)
昨日が明大中野八王子高校,今日は明大中野高校の卒業式だった。卒業はひとつの区切りであることは確かで,それを機にひとつの成長が見られるのかもしれない。すぐには気づかないだろうが,やはりどこかで区切りは必要だ。時間的経過によって人は気持ちを新たに持てる。朝を迎えれば日が変わり,やがて新たな週が始まる。そして迎える次の月。その区切りの中でも卒業は大きなマイルストーンになる。大学入学までのちょっとしたエアポケットのような三月は,彼らにとってどんな季節なのだろうか。長い人生の中で特異な時間を今迎えている。
19/03/01(金)
年賀状の当選番後を確認した。ネットで検索をして番号を見た。商品を見て驚いた。一等が現金30万円!宝くじならばちょっとした賞金だ。年賀状の売れ行きがここ数年下がっているらしいが,その対策なのだろうか。さっそく仕事で貰った年賀状,個人的に貰った年賀状を調べてみた。結果はいつも通りで三等の切手シートが3枚ほど当たっていた。まあそんなものだろう。一等が当たる確率は100万分の1なので,宝くじに比べればその期待値は低いようだが,目的が異なるので比較するべきものではないかもしれない。
うるう年を除けば2月と3月のカレンダーは同じだ。日付と曜日が一致するので,カレンダーをめくらずに予定を考えることが出来る。これは2月と3月だけに起こることだ。2月は年間で唯一28日の月で,これはちょうど4週間だ。それゆえ2月と3月は日付と曜日が同じになる。一年は365日でこれは52週間と1日。この1日があるために毎年同じ日付の曜日が一つずつ進む。この剰余の仕組みがあるがために毎年誕生日の曜日が違ってくる。もし一年が364日ならば,永遠に自分の誕生日が木曜日になってしまったかもしれない。7で割った余りが1になる絶妙さは,地球の自転と公転がなす技なのだろう。
19/02/27(水)
勉強部屋に来ていた生徒がぽつりと言った。「学校以外にも料理教室に行きたいです」と。ちなみに男子生徒だ。今現在は母親に料理を教わっているらしい。料理男子だ。女子ならば母娘が並んで料理を作る風景が想像できるが,高校生男子ともなるとそれなりに背も高くなり,ちょっと違和感のある情景が浮かんできた。料理の出来る男子は,きっと女子からもそれなりに好かれることだろう。けれども悲しいかな,明大中野校は男子校。実力を発揮するのはもう少し先か。
19/02/26(火)
前にも記したが,同時期に消費されているものがなくなることが続いている。まずは箱ティッシュ。自宅の2部屋と東中野教室の仕事机に置いてあるものがなくなった。蛍光灯も立て続けに切れた。東中野教室の20ワット蛍光灯が一週間以内で3本切れた。数年前に教室のすべての蛍光灯をLEDに交換した八王子教室で,残った数少ない非常灯の同じく20ワットの蛍光灯が点滅し始めた。さらには時計の電池。八王子教室の置き時計と自宅のパソコンの前の小さな時計,そして寝室の時計の電池が切れた。おまけに電動歯ブラシの電池も無くなった。いずれも買い置きがあるので交換すればそれで問題は無い。とは言うものの,あまりに集中してしまった。
19/02/25(月)
数学特訓は午前9時に始まる。午前中3時間,昼休みを挟み午後3時までの計5時間,数学の問題を解きまくる。5時間も問題を解いていて,集中力は持つのかと思うかもしれない。確かにまるまる5時間は集中できないが,ふだんはなかなか出来ないたくさんの問題演習をしていく。さて,その数学特訓も3時過ぎた頃には終わる。いつもだとこれで終了なのだが,今回はスケジュールの都合でそのあとに授業を入れた。3時半から1講座,その後学校で部活を終えた生徒が来て6時半から2講座目だ。数学特訓中は机間指導のためずっと立って教えている。それなりに体力が必要だ。とはいえそれを理由に夜の授業の手を抜くことは出来ない。試験が近い生徒は切実だ。授業が終わったのは8時半頃だった。それですぐに帰れるかというと,後片付けや数学特訓後の事後処理の仕事が待っている。さらにこの日の最初の授業後に,物理の過去問が次の日までに必要になったことが決まった。生徒が頑張り予定より早く進み,月曜日の授業で過去問研究をすることになった。該当する先生の過去問をこれまでに作成してなかったか探してみたが無かった。そのため問題作成をすることになった。夜の10時を過ぎていた。この段階で終電は覚悟していた。結果,ぎりぎりではあったが何とか問題作成は出来た。帰り際にタイムカードを打つと,15:18の数字。長い一日が終わった。
19/02/24(日)
今年度最後の数学特訓は,東中野教室・八王子教室同日実施だった。しかもそのあとに担当授業が入った。長い一日の始まりだった。
(つづく)
19/02/23(土)
授業が終わり先生・生徒がみな帰ったあとの夜遅い時間に,卒業生が遊びに来てくれた。随分前にもあったのだが,学校で卒業生が集う会があり,その帰り道に外から塾の窓を見たら明かりがついていたので尋ねてくれたようだ。今は大学の寮に入っていて,普段はなかなか出歩く自由は利かないらしい。そんな状況下で来てくれるのは嬉しい。遅い時間だったのであまり長く話は出来なかったが,大学の様子や今年の高校3年,すなわち後輩の推薦状況を見て貰ったりできた。話をしているとエレベーターホールに人影が。どうやら友達も一緒に来ていたようだ。来年が成人式なので,その時にでも遊びに来たら,飲みに連れて行くからと言って今日のところは見送った。
19/02/22(金)
教材関連の出版社から貰った,再来年から始まる「大学入学共通テスト」に関する冊子を読んでいて,ふと読み留まってしまった。2018年に実施されたプレテストの数学の問題について書かれたレポートのタイトルにこうあった。『意図せざる難化では?』と。これまでの大学入試センター試験と比較すると,確かに問題は複雑になり,計算力も必要になったことが,取り上げた問題からも分かった。それを踏まえた上での『意図せざる…』がすぐに頭に入ってこなかった。通常,せざるは『を得ない』と対になっていることが多い。『~せざるを得ない』だと『~しない訳にはいかない』となる。けれども『せざる』単体だと何とも言いがたい気持ちになった。調べて見たところせざるの「せ」は「する」を意味し「ざる」は打ち消しの「しない」を表すとのこと。すなわち,意図しないで問題を難化させたという意味だ。出題者が無意識的に問題を難しくしたということになる。実際解いてみたのだが,確かにこれまでの大学入試センター試験にはない難しさを感じた。受験生にとってはあまり良い知らせではない。せめて意識的に難しくしていて欲しいと思うだろう。
19/02/21(木)
学年末試験対策として,いくつかの臨時授業を組んでいる。国語や英語,社会科などはもちろん他の先生にお願いしているが,数学や物理,化学の授業は今回,極力自分で担当するようにしている。この一年間は比較的授業以外の仕事が多かったので,担当授業を減らしたのだが,少し余裕が出来たので授業を持つことにした。授業準備は忙しいが,やはり仕事の中では教えることにやり甲斐を感じる。同じ学年・学科でも,生徒が違えば教え方も変わってくる。
19/02/20(水)
仕事のある日はネクタイを締めるのだが,長さの調節が1回で決まる日とそうでない日がある。たいていの場合1回で決まるのだが,今ひとつ前と後ろ側になるバランスが悪く2度締め直すこともある。3度目まで締め直すことは滅多にない。けれども年に何回かは3回締め直すこともある。先日はなぜだか何度やっても上手くいかず,4度目でようやく済んだこともあった。ネクタイにも締めやすいものと,そうでないものがある。その善し悪しは首の裏側に当たるところの柔らかさと生地の質による。けれども実際に締めてみて使ってみないと分からないこともある。
19/02/19(火)
忘れ物はないかい?授業が終わり帰る生徒に毎回掛けることばだ。人は忘れ物をする。一生の中で忘れ物をしたことがない人はおそらく居ないだろう。忘れ物や落とし物はその瞬間に気づかないからそうなるわけで,分かっていたらはじめから取りに戻るはず。ところが今の時代,それを防いでくれるアイテムがあるらしい。財布や免許証入れ,あるいはスマホなどにタグを付け,そこから離れてしまった場合に通知してくれる。あるいはGPS機能が付いていて,忘れ物の場所を検知してくれる。いわゆるひとつのポカヨケだろう。
19/02/18(月)
次の日曜日に数学特訓がある。東中野教室と八王子教室の同日実施だ。今回は中学1,2年生と高校1,2年生が対象。教材準備をしていて思うことは,高校生の進度の差だ。高校1年において明大中野校は数学Ⅱの第1章が全て試験範囲だ。一方,明大中野八王子校は数学Ⅰの最後までが試験範囲なので,一年終了段階で一学期分ほどの差が出てしまう。高校2年・文系の数学Ⅱはさほど違いは無いが,理系は決定的に違う。明大中野校はすでに数学Ⅲに入っていて,試験範囲の中心が数学Ⅲになる。明大中野八王子校の理系は,三学期は先に進まず数学ⅡBの大学入試センター試験の問題を解いている。進み方としては明大中野校の方が妥当に感じる。数学Ⅲは内容が濃く量も多い。それゆえ,この時期に先に進んでおいた方が,生徒の3年次での負担は軽減されるのではないだろうか。
19/02/17(日)
最近の中学生・高校生の筆記用具の中心はシャープペンシルだ。授業中に芯を出す音は昔より小さくなったような気がする。鉛筆を使う生徒は皆無だ。鉛筆もシャープペンシルも芯の濃さがある。主流は昔ながらのHBだろう。マークシートの解答もHBで指定されている。鉛筆の濃さはHBを基準にすると,B,2B,3B…
と濃くなり,逆にH,2H,3H,…と薄くなる。HBはBとHに挟まれる形となる。さてBとHは何を表すのか。BはブラックのBで,黒すなわち鉛筆の濃さを表す。一方HはハードのHで,芯の固さを意味する。確かに鉛筆削りで鋭く削った芯の先で指先を刺すと硬い芯は痛い。ちなみに鉛筆の芯にはもう一つFがあるが,これはファームのFで,しっかりしたという意味がある。濃さはHBとHの中間だ。昔読んだ村上春樹のエッセイ「セーラー服を着た鉛筆」には,編集者との会話の中で彼が「Fの鉛筆ってセーラー服を着た女学生という感じがしませんか?」といった一節があったことを思いだした。その場では別の話に移ってしまい笑いのうちに話は終わってしまった。けれども時間がたつにつれそのことがだんだん気になりだしてきた。その後Fがセーラー服を着た女学生なら,HBは学生服を着た男子高校生ではないだろうかと発展する。さらにはHにも考察の域は広がっていく。Hは意外な方向へと進んでいった。気になる方はご一読あれ。
19/02/16(土)
この一週間は食事をするタイミングが難しい日が多かった。学習支援コースが長引いたり,面談や営業の人と会ったりなどで時間がいつもより不定期なことがその原因だ。その日の最初の食事が夕方になってからとか,最初の食事から次の食事まで10時間近く開いたりとか,一日一食とかそんな不健康な食生活だった。ところがどういうわけか,食事の回数が少ない割には体重が増えてしまった。量よりも不規則な食事の方がそういった傾向にあるのだろうか。来週は落ち着きたいものだ。
19/02/15(金)
席替えという言葉は,小学生から高校生以外が使うことはあまりないだろう。三学期になってから2回目の席替えをした生徒が嘆いていた。明大中野八王子校の生徒だ。今回もまた一番前になった。一番前は黒板もよく見えていいのではないかと思うが,生徒からは敬遠されがちだ。確かに居心地がいい場所ではないかもしれない。それもくじ運だから仕方ない。ところが彼が言うには,これで5回連続一番前とのこと。最前列は男女各4人なので,仮に1クラス男女各20人とすると確率的には3125分の1,すなわち0.032%だ。もし全校で年間10回席替えをしたとすると,明大中野八王子校は中学・高校併せて33クラスあるので年間で330回席替えをする。それでもおおよそ10年に1回の珍しい現象だ。
19/02/14(木)
数年前に栄養士から食事の始めに野菜を摂るように指導された。それ以来できる限り野菜を食事の前半で食べるようにした。当然ふだんから野菜を欠かさないように買っているが,仕事をしていると時には買いそびれてしまうこともある。生活の中では必然的なことだろう。一方,タイミング的な偶然があるのだろうか。自宅で使っているパソコン横の時計と,仕事場で使っている置き時計の電池が同時になくなった。箱ティッシュも自宅の2部屋と仕事場でほぼ同時に空になったことがこれまでに何度かあった。使う速度が同様なのか,偶然なのか分からないがそんなことが今日あった。必然と偶然の行き交うそんな日々だ。
19/02/13(水)
明大中野高校の入試問題を一緒に受けた,付属中学3年生によると英語の問題がかなり難しかったと言っていた。生徒間の噂によれば,付属生の平均点が20点台だったらしい。もともと付属生の英語の成績は,高校から入ってくる生徒よりも劣っていることが多い。おまけにかなりの長文が毎年3題出る。読んでいるだけでも相当の時間が掛かってしまう。けれども,それを差し置いたとしても,20点台の平均は低すぎた。受験した生徒も苦労したことだろう。
19/02/12(火)
明大中野校は今日,高校の受験日だった。明大中野校の場合,付属の中学3年生も一緒に受験問題を解く。進学に影響はないものの,受験生と比較されるのは当然で,生徒にとってはあまり歓迎できるものではないだろう。用件があり夜に電話した中学3年生は「難しかったです」とぽつり。合格圏に達する生徒は少数であると毎年のように聞かされている。今年はどうだったか。
19/02/11(月)
昨日の数学特訓では午前6時前に起きた。この時間に寝ることはあっても起きることはまず無い。ここ何年間かの数学特訓は八王子教室を担当してきた。八王子教室の方が自宅から近いので起きる時間はもう少し遅い。駅に向かう道では朝日が眩しかった。日の出間もない時間の太陽のまぶしさに驚いた。こうした光景を日常としている人も居るのだろ。東中野教室に到着したのは8時20分。まるで異世界のようだった。
19/02/10(日)
東中野教室で数学特訓を行った。冬の陽が昇って間もない時間帯に出勤した。街中では制服を着た中学生が,父親や母親に付き添われながら緊張した面持ちで歩いていた。今日から東京都の私立高校の受験が始まった。試験会場に向かう中学3年の受験生だ。寒い朝なのにコートを着ないで防寒着はマフラーだけの女の子も居た。寒くないだろうかと心配しながらすれ違った。頑張れよ,と呟きながら駅に向かった。今日の数学特訓の生徒達も中学3年生だ。4月からは一緒に机を並べる同級生が,今は異なる立場でいる。15の春はさまざまだ。
19/02/09(土)
先週の土曜日に続き,今日も東中野教室で授業をしてから八王子に移動した。昨夜の天気予報では今日,東京でも積雪があるかもしれないとのことだった。午前中に自宅を出るときはまだ小雨と言うにははばかれる程度の雨が降っていた。傘も必要ないほどだ。ところが新宿に着くとホームからはっきり雪が降っているのが分かった。東中野駅に着くと,道行く人は傘を差していた。さて,東中野教室で授業を終え外に出ると雪はほとんど止んでいた。八王子はどんなだろうか?小一時間ほどで八王子に着くと,拍子抜けしてしまうほど雪は積もっていなかった。夜になりネットでニュースを見ると,都心の雪の降り方が大変であったことを知った。今年は都心の方が天気が悪いような気がする。
19/02/08(金)
今月は営業の人との約束が比較的多い。八王子教室よりも東中野教室で会うことがどうしても多くなる。ここ数年,東中野教室には水曜日と金曜日に入っている。週2回でその2回共に話を聞くこともある。授業があるので出来れば授業後がいいのだが,そうなると金曜日は午後10時頃になってしまうから,やはり授業前に商談をしなければならない。
19/02/07(木)
春期講習の案内が出来た。生徒には直接配布しさらに自宅に郵送をする。ここ数年は講習の案内が遅れ気味であることを自覚していたので,この春からは講習がある前月の1日に配布できるように心がけた。けれども一週間遅れでの配布・郵送となってしまった。毎年決まった行事だけに,自分の準備不足を感じる。先を見通して行動していかなければ。塾のサイトでのお知らせも今日からだ。
19/02/06(水)
首都圏の主な中学校の受験が終わり,次は高校受験が始まる。明大中野校と明大中野八王子校の生徒が多く通う第一教育センターだが,他校の生徒も少数ながら勉強しに来ている。その中に高校受験を控えている生徒がいる。塾生ではないが,こどもが高校受験をする先生もいる。合わせると3人の受験生となる。東京都の私立高校は10日から本格的に入学試験が始まる。
19/02/05(火)
先日のこと,トイレから戻ってきた生徒が「蜘蛛が居ます」と少し驚いた様子で言った。蜘蛛の存在は前から知っていた。小さな蜘蛛だし害があるわけでは無いのでずっと放置していた。そして今日,久しぶりにその蜘蛛を見た。元気そうだった。けれども彼を見てふと思った。何を食べているのだろうか?冬場なのでトイレに虫はほとんど入ってこない。それに蜘蛛の巣らしきものは見当たらない。張ったところで虫が来ることはまず無いだろう。トイレの外に出してあげた方がいいのだろうか。
19/02/04(月)
休み時間に生徒がアルバムを見ながら盛り上がっていた。全面フルカラーで,写真をプリントアウトしたものをそのままアルバムにした感じだ。のぞき込んでみると,それは去年の秋に行った修学旅行のアルバムだった。ページ数もかなりあり,どの生徒も何枚も写っている。沖縄の海はきれいで,その太陽の下ではしゃぎ回っている生徒の姿がたくさん見受けられた。見ていると一緒に行ったわけではないのに,こちらまで楽しい気分になった。塾生が写っている写真はもちろんのこと,そうでない生徒の気になる写真はアルバムを持ってきた生徒に解説して貰った。
19/02/03(日)
日曜日の夜に買い物に出かけると,恵方巻きの値引きを知らせる大きな声が聞こえてきた。かなりの太巻きのものが2本入って1000円→500円となっていた。日曜の夜は毎週晩酌をしている。安いとはいえ2本もの太巻きは一人には多すぎる。他の売り場でも売れ残りの恵方巻きがあったが,どれも量が多すぎた。結局買わずに他の売り場で『いつも』の酒の肴を買った。
19/02/02(土)
勉強部屋で生徒が問題に取り組んでいる時間に,新たに購入した化学の教科書を眺めていた。その中に「物質の変化」という単元がある。中和反応や金属のイオン化傾向などがある。単元の後半には「身の回りの電池」というコラムがある。乾電池やリチウム電池,ボタン電池などが紹介され,さらにはふだん使っている家電製品の中の電池がイラストと共に紹介されていた。イラストにはデジタルカメラがあった。それを見てふと思ったのは,最近はデジタルカメラで写真を撮っている人の姿をめっきり見なくなったことだ。同じイラストの中にあるスマートフォンに凌駕されてしまった。そのスマートフォンでさえやがていつかは別のモノに置き換わってしまうかも知れないと呟くと,生徒が「スマホに取って代わるモノなんて出ますかね」と言った。永久不変のモノなどそうそうあるものではない。。
19/02/01(金)
勉強部屋で日本史のノートをまとめていた生徒が悩んでいた。学校で配布されたプリントで腑に落ちない箇所があった。文脈が繋がらないらしい。「中世日本において土地の知行権などを主張するために田の稲を刈り取った実力行使をいう」の一文だが,これの主語が人物名になっている。その人物は「カリタロウゼキ」だ。漢字で書くと「刈田狼藉」。名字が刈田で名が狼藉。さてこの人物だが,名字は理解できる。けれども狼藉はちょっとどうだろうか。狼藉者の狼藉だ。そう,刈田狼藉は人名ではなく,歴史上の用語だ。確かに人名と思い込んでしまうと文脈がおかしくなってしまう。
一月も終わりの日に,東京では今年初めて雨が降った。まったく降らなかった訳ではないが,雨らしい雨が降ったのは今年初めてだ。授業をしていると,外から雨が降っている音が聞こえてきた。雪の予報が出ていて,それを気に掛けていた生徒が窓を開けると路面はすでに雨水に覆われ街灯が反射していた。随分久しぶりに見る光景だった。激しい雨ではなく,やさしい降り方になぜだかふと『悲しき雨音』のメロディーが流れた。
19/01/30(水)
知り合いから勧められていたドラマがあったので,第2話から見始めた。第1話はすでに終わってしまっていたが,たまたま一週間後の午後に第2話が放送されることに気づき予約録画した。迎えて今週は第3話。すっかり予約することを忘れていた。仕事を終えブルーレイレコーダーを起動させて予約していなかったことが分かった。また来週から見ればいいや,と思ったが念のためテレビ局のサイトを見ると,数日間は無料配信しているとのこと。それ以外にも,テレビドラマを集めたサイトがあり,そこからも見られるらしい。テレビは好きな時間に好きなスタイルで見られる時代になったのだと,今更ながら実感した。
19/01/29(火)
今週末から東京都の私立中学校の入試が始まる。試験直前の受験生にとってはいよいよ勝負所となる。その一方で,すでに入学している生徒にとっては嬉しい休みだ。過ぎてしまえば大変だったことも忘れてしまうのかも知れない。試験日がどの曜日に掛かるかで『臨時』の休みが決まる。明大中野中学の入試日は2月2日と4日なので生徒は3連休となる。明大中野八王子中学は入試が3回あり,その日程は2月1・3・5日だ。金・日・火曜日なので,試験日が1日多い割に休みは明大中野校と同じ2日間で,しかも飛び石連休のため,生徒にとってのありがたみは明大中野校の方が上なのかも知れない。けれども明大中野八王子校は2月6日が2月3日分の代休となっているのでやはり休みが1日多い。いずれにしても一週間のうち半分ほどが休みになる。
19/01/28(月)
NTTからタウンページが送られてきた。八王子・日野版だ。去年のものと比べるとページ数が3割ほど減っていた。時代を反映しているのだろうか。ネットで検索すれば,企業や店舗ならばすぐに電話番後をはじめとするさまざまな情報が得られる。タウンページと一緒に「防災タウンページ」が今年も一緒に入っていた。この中に避難所マップがあり,塾周辺の避難所がどこにあるのかが分かる。公立の学校がその中心となっている。避難所マップには公衆電話の場所も示されてある。最近は激減した公衆電話だが,地図に載っている公衆電話の数の多さが意外だった。八王子教室から八王子駅までの目抜き通り近辺だけでも14箇所もの公衆電話が点在している。
19/01/27(日)
最近スーパーマーケットでは冬の海産物が安い。ブリやホッケなどの魚類,さらにはその『こども達』が安い。よく買い物に行く店では,生のたらこやアンコウの肝がかなりの量なのに300円から500円くらいで売られている。生たらこは酒と醤油で煮付けると,オレンジ色の花を開いたようになり,つぶつぶが大量にあって美味だ。そして今はまっているのがアンコウの肝。そう,いわゆるアン肝だ。ふた腹ほどで300円を切る。料理法は手間が掛かるが決して難しくない。表面の薄皮をきれいに剥ぎ,血合いの部分を丁寧に包丁の先で削ぐ。その後水と酒をコップ各一杯分ほど用意し,ボールに入れる。味付けは塩のみで,小さじ2杯をボウルに入れよく溶かす。処理したあん肝を投入し待つこと30分。ペーパータオルで水気を取り,アルミホイルで成形する。海苔巻きをつくる要領で固めに巻く。そして蒸し器で蒸すこと30分。冷ましてから冷蔵庫に入れればあとは冷えるのを待ち適当な大きさに切り食するのみ。日本酒や梅酒のお湯割りにとても合う。
19/01/26(土)
インフルエンザによる学年閉鎖明けの生徒が授業を受けに来た。強制的に4連休となった生徒に感想を訊くと,ゆっくりできて良かったとのことだった。基本的に外出はできないので,家の中で退屈していなかっただろうかと思ったが,ふだんが忙しかったのでいい休養になったようだ。今の時代,休みになってもネット経由で宿題が出されることが多々あるが,今回はそれほど多くは出されなかった。時期的なものか,単に宿題を出す傾向にある先生が少なかったのだろうか。とは言うものの,冬休み明けのこの時期の休みは長すぎてもよくない。今日からまた,いつもの生活に戻れてホッとしている生徒も居るだろう。
19/01/25(金)
学校の鞄の中からカメラのレンズを取り出した中学生がいた。立派な魚眼レンズに驚いた。どうしたのかと訊くと「先輩から借りました」とのこと。高価だし大事なものなのですぐにしっかり仕舞うように言った。部活動で東京タワーの写真を撮るために必要になったらしい。当然一眼レフのカメラを持っている訳だが,それは自分のカメラとのこと。父親に買って貰ったと言っていた。中学生で一眼レフカメラを持っているのはなんとも羨ましい。
19/01/24(木)
ホームページを作成している人なら誰しも,自分で作っているサイトがどれくらい見られているか気になることだろう。アクセス解析なるものが,Googleをはじめいくつものサイトでサービスが提供されている。有料・無料さまざまあるが,塾のホームページはモノを売るサイトではないので,それほど気に掛ける必要は無いと考えている。今使っているのはGoogleが提供している「Googleアナリティクス」というもの。無料ではあるがかなり細かく分析してくれる。実際,さまざまな解析が施されていて,専門用語も多いので正直使いこなせていない。けれどもそれでいいと思う。塾の本分は授業をしっかりやることにあるからだ。
19/01/23(水)
正月に親戚が集まるのはよくあることだろう。いとこ同士は年齢が近いことが多いはず。その中には受験生が居ても不思議ではない。そんな折,高校の男子生徒が正月の親戚の集まりで,中学生のいとこから数学の入試問題を聞かれたらしい。彼よりも学年が上のいとこは解けなかった。そして次に彼に順番が回ってきた。真剣に問題に取り組んだ結果,どうにか正解に達したらしい。明治大学の付属生で高校の受験問題が解けないのはまずいと感じたらしい。面目は保たれホッとしたと言っていた。
19/01/22(火)
授業後にしばらく教室に残っていた高校生が居た。自習ではなく明らかに何かしている様子がうかがえた。しばらくすると女子生徒二人が楽しそうに「どっちが似ていますか?」と言いながらやって来た。ルーズリーフには同級生の男子生徒の似顔絵が描いてあった。なかなかの出来映えだったが,微妙に変な箇所があり描かれた男子にとっては,必ずしも満足のいく『作品』ではなかったようだ。「目が何だか恐くないですか?」とか「口の下が長すぎませんか?」などと自分の似顔絵を見ながら言っていた。でも描いて貰えるだけでも幸せなのではないだろうか。
19/01/21(月)
いよいよインフルエンザの影響が出始めた。明大中野校では中学の2学級で学級閉鎖があり,明大中野八王子校は中学2年が学年閉鎖になった。塾生の中にもインフルエンザに罹ってしまった生徒も居る。基本的には授業欠席の当日連絡の場合は補講をしないことになっている。けれども学級閉鎖・学年閉鎖では生徒も家を出るわけに行かないので致し方ない。早く終息へと向かって欲しいと願っている。
19/01/20(日)
今年は暖冬のようだ。それを象徴するのか,今日の日中はかなり暖かくなった。昼過ぎまでゆっくり寝た。一度目が覚めて南側の窓から陽を取り込めるようにしてから再び寝た。しばらくすると少し蒸し暑く感じた。デジタル時計の温度は30度を超えていた!一瞬,今がどの季節なのか分からなくなった。直射日光を浴びていたためそこまで高温になっていたが,日の当たらない場所に移動しても27度近い温度を示していた。実際,日が沈んでからも部屋はまだ暖かく20度を保っていた。
19/01/19(土)
東中野教室に出勤したときに,講師室のテーブルの上に煎餅や柿の種にチョコレートがコーティングしてあるお菓子が置いてあった。さらに仕事机の上には柿の種や酒に合いそうなおかきが置いてあった。卒業生が持ってきてくれたのだ。塾で頂くものは甘いものが多い。多くの先生方は喜ぶのだが,個人的には甘いものが苦手だ。そのことを熟知している卒業生が気を利かせてくれたようだ。お菓子以外にも瓶詰めの「きのこ茶漬け」があった。瓶に目一杯詰め込められたきのこは味付けがしてある。そのままご飯にかけてもよし。お茶漬けにしてもいいらしい。
19/01/18(金)
勉強部屋の中学生が,ヨーロッパの地図と国名それに首都名の書いてあるプリントを覚えていた。まずは国名から首都名を答える方からやるというので覚えて貰った。イギリスやドイツなど誰でも知っているような国もあれば,ノルウェーやアイスランドなどやや上級の国もある。中にはバルト三国も入っていて,中学生にとっては覚えるのが困難なものかもしれない。暗記法は生徒によってさまざまだ。今日覚えていた生徒は,アイスランドなら「アイス→冷たい→冷,ランド→土地→キャベツ」からレイキャビクと覚えていた。エストニアの首都はなぜか「ガス→サリン→タリン」といった具合だ。連想から想起出来るもよし。言葉の言い換えもよしとしよう。
19/01/17(木)
三学期になってから担当している授業に,高校2年生・理系の個人指導が2つある。どちらの授業も数学と物理それに化学全般を見ることになっている。理系の生徒は理系科目が多いのは当たり前のこと。週ごとに勉強する科目が変わるので,それ相当の準備も必要だが学校の授業の流れでさまざまに変化していく。そうした要望に応えるべく毎回の授業に臨んでいる。
19/01/16(水)
三学期が始まって一週間ほどが過ぎた。生徒達もそろそろいつものペースに戻ったのではないかと思った矢先,インフルエンザにかかった生徒が出始めた。今のところ明大中野八王子校で流行していて,多いクラスでは10名を超す生徒が感染してしまい,先生も何人かインフルエンザになってしまったらしい。ここ数年の傾向で,インフルエンザは八王子の方が先に流行り始めて,後に中野へと移動してくる。東京都全体の流行経路がどうなのかは把握していないが,明大中野校-明大中野八王子校間ではそんな印象がある。
19/01/15(火)
電子レンジの自動センサーには大きく分けて2つあるようだ。蒸気を感知するセンサーと赤外線で温度を感知するものだ。今回購入したものは前者の蒸気を感知するタイプ。温められた食材から出る蒸気をセンサーが感知することで温め具合を測る。この方式の弱点はラップや蓋をした容器で温めた場合,発生する蒸気を感知できない点だ。それを修正したのが重量を感知するセンサーを備えたもの。蒸気感知センサーの発展系だ。ところがこの重量を量るタイプにも弱点がある。器が重すぎると重量の変化を察知しにくいことだ。確かに重いどんぶりに入った食材から出る蒸気の重量などたかが知れている。これに対して赤外線のタイプは,食材の温度を測るので器の重量に左右されない。ただしこの手の電子レンジは比較的高価なタイプに限られるらしく,今回のように安価で単に温められればいいという電子レンジには備わっていない。結論として,自分好みの仕上がりを求めるのならば,従来通り手動で時間を設定するしかない。個人的には今回購入した電子レンジの自動センサーで十分に思う。出来上がりにはまずまず満足しているからだ。
19/01/14(月)
いつもよりも長い時間回り続ける電子レンジに,さすがに不安になった。900ワットという出力が不安を増長させたのだ。温めすぎて熱くなりすぎていないだろうか。いや,燃えたりしないだろうかと思い,レンジの扉を開け弁当を取り出した。見た感じではそれほど熱くなっていない。再び扉を閉め温めた。弁当を取り出し蓋を開けるとまるでコマーシャルの映像にでも出てきそうな湯気が上がった。見るからに美味しそうではないか。実際に食べてみると,それまでの電子レンジよりはご飯がふっくらした感じがした。ところでこの温める時間だが,機械のセンサーが自動で決めてくれる。そこで疑問が湧いた。自動センサーはどうやって温める時間を決めるのだろうか?と。実は数年前に自宅の電子レンジは買い換えた。やはり今回のと同じく自動センサー付きだ。何の疑いもなく使い始めて数年。同じ温めるものでも載せる皿によって時間が異なるとずっと思っていた。そして今回のこと。これはきちんと調べた方がいいというお告げなのかもしれない(誰のお告げなのやら?)と思った。(つづく)
19/01/13(日)
八王子教室の電子レンジは,その後も温めすぎが何度もみられた。そこで新しい電子レンジを購入することにした。予算的には5000円台のものを探した。用途が温めるだけなので,家庭で使う解凍やオーブントースター,あるいは発酵などの高性能は望まない。ところがだ,今の時代そうした機能が限定されたものは案外ない。結果,あまり安い電子レンジが見つからなかった。いろいろ物色しているとき,知り合いからかなり安価で購入できるものがあると連絡があった。きちんとしたメーカーで,定価の3分の1以下の4500円で購入できた。新しい電子レンジはそれまでのものよりも一回り大きかったが,設置場所に上手く収まった。最高出力が900ワットなので短時間で温められる。温める時間設定だが,これまでのは回転するダイヤル式のアナログで時間を設定した。けれども新しいレンジは時間を自動で決めてくれる。温めるものを入れスイッチを入れると勝手に電子レンジが時間を決めてくれるのだ。買ってきた弁当を皿の上に載せ温め始めた。電子レンジ特有の音をさせながら,オレンジ色の明かりの中で回転し始めた。ところがいつまでたっても回転が終わらない。(つづく)
19/01/12(土)
八王子教室で新しい電子レンジを購入した。遡ること去年の11月。コンビニエンスストアで買ってきた野菜たっぷりのタンメンを温めて食べようとした。寒さが厳しくなり始めた頃だったので,温かいラーメンは嬉しい。もとより麺類が好きな方だ。いつもの所定の時間通りに電子レンジで温めた。中から取り出そうとした瞬間,手の甲に高温のスープがあふれ出してきた。あまりの熱さにプラスチック製の器をレンジの皿の上に戻してしまった。すぐに水道水で冷やしたため,やけどと呼べるほどのものにはならなかったが,しばらくはヒリヒリしていた。最初に疑ったのはラーメンそのものだ。いつもと違う何かが起因しているのではないかと考えた。けれどもしばらくして数学の先生が同じように所定の時間で温めた。比較的小さめの揚げ物だ。取り出すと「熱っ」と言った。同じ状況だ。どうやら怪しいのは電子レンジの方ではないかと,疑いの目が向けられた。(つづく)
19/01/11(金)
高校2年生対象の明大推薦・統一テストが実施された。今回も河合塾の全統模試が使われた。これで平成28年度以降の試験はすべて河合塾の模擬試験となった。今回は数学がやさしく英語がやや難しかったようだ。明大中野校は自己採点をした。上手くいった生徒が何人か居た。冬休みから受講した対策ゼミが功を奏した生徒も出たようで,教える側にとっては嬉しい限りだ。
19/01/10(木)
高校2年生対象の明大推薦・統一学力テスト対策ゼミは今日で終了した。そしていつもの湯島天神の合格鉛筆を生徒に引いて貰った。中学受験・高校受験をしてきた生徒にとって,湯島の鉛筆はそれなりに知れ渡り効力は発するようだ。講習後に格言の書いてある鉛筆を見ては,それぞれが楽しんでいた。翌日に試験を控えたが,緊張感の連続はよくない。ここまで勉強してきたことに自信を持って欲しい。
19/01/09(水)
年が変わってから東中野教室に入るのは今日が最初だ。いつもの時間に出勤する予定だったが,前日に高校3年生から「挨拶に行きたい」と連絡があった。明治大学の推薦を獲得した生徒だ。時間を聞くと昼過ぎがいいとのこと。学校で明大面接の指導があるので,そのあとがいいらしい。いつもの出勤時間よりかなり早い時間なので,どうしたものかとちょっと悩んだ。少考30秒,早く出ることにした。1時過ぎに生徒が来て,近況やこれからのこと,面接指導で厳しいことを言われたことなど話してくれた。小一時間ほどの中で,初めて塾に面談に来たことや,成績が上がってからのこと,さらには今年の推薦状況など聞けた。塾には過去の卒業生達が書き残してくれた明大面接のアンケートがあるので,それも見て貰った。実際にはそれほど厳しい面接ではないことが,先輩達が綴ってくれた文章で分かったと思う。彼が帰ってしばらくすると,別の高校3年生がやって来た。早く出勤した甲斐があった。
19/01/08(火)
今日から新学期が始まった。始業式は午前中に終わるのでいくつかの授業は時間を早めて行った。高校2年対象の明大推薦・統一学力テスト対策ゼミも試験直前の授業を行った。試験は3日後だ。ふだんは個人指導しか受けていない生徒も今回はクラスの対策授業を受けるなど,やはりこの試験の持つ重要性を感じているのだろう。今日は学校が早く終わったので,100分授業を3講座行えたのだが,明日から学校は通常の時間割になるので授業時間数は減ってしまう。時間に制約がある中では,教える内容の優先順位を考えて教材を選ばなければならない。
19/01/07(月)
今日で冬期講習が終了した。高校2年生対象の明大推薦・統一学力テスト対策が12月中旬から始まり,おおよそ三週間の講習は終わった。とは言うものの,新学期の授業は明日から始まる。春期講習や夏期講習は講習終了後にいくらかの日数を置いて授業が始まるが,冬期講習はいわゆる息つく暇がない。そんな冬の講習だ。
19/01/06(日)
夢は何のために見るのかと生徒が質問した。夢は主にその日に体験したことの整理をしているのだと,専門医から聞いたことがある。その日を含めそれまでに体験した事象の断片を集めているとのこと。質問した生徒が「研究してみようか」と言うので,すでに研究し尽くされているものだから,もっと別のことにも目を向けたらどうかと促した。研究するべき事案は探せばいくらでもあるはず。
19/01/05(土)
来週から始まる授業のことで,数学の先生に連絡をした。送った文面には,今週から始まる授業,と記していた。当の先生からは「来週ですよね」と確認された。確かに今週はもうほとんど終わっている。講習中の曜日感覚のズレは,年が変わったことがさらに拍車を掛けたのかもしれない。
19/01/04(金)
今日から冬期講習の最終タームが始まった。この時期になって初めて,高校1年生以下の講習授業が始まった。冬期講習では三学期の予習中心に行っている。いつもの授業とは逆で,学校の先取り授業となる。導入部分の授業は毎度ながら慎重になる。なぜならば教わる生徒にとって,初めて学ぶ機会だから。いかなる内容であっても,最初に教わったことは記憶の片隅に残る。もちろん人の記憶する量には限りが有るので,学んだことの多くはやがて忘れてしまうけれども,それでも最初の授業は大切にしたい。予習して学校の授業で復習をする。講習を受けて良かったと思えるような授業にしていきたい。
19/01/03(木)
正月になって3日目。近場だが出かけた。今年初めて日の光を浴びながら車を走らせた。夕方には富士山を背景に,きれいな夕焼けをつくりながら沈みゆく太陽を拝んだ。駐車場に停まっている車を見て思った。ナンバープレートにしめ縄を付けている車がめっきり減ったと。以前にも同様のことを書いたかもしれないが,今年はさらに少なくなったかもしれない。事実,スーパーマーケットの駐車場の車には皆無だった。その後もしばらく車で移動したが,しめ縄を付けている車には出会わなかった。そう思っていた矢先,自宅近くの交差点で信号待ちしているときにしめ縄を付けている車を発見。今日見かけた中での貴重な1台だった。
19/01/02(水)
新年2日目の夜,買い物に出かけた。夜空を見てふと思った。年が明けてからまだ日差しを浴びていないと。元日も2日も起きたのは午後2時を過ぎた頃だ。そこから布団を抜け出し,部屋を移動してメールやLineをチェックし,主だったサイトを見てニュースを仕入れた。テレビを付けニュースやスポーツ番組を見ながら遅い朝食を取った。気づけばすでに日は傾き暗くなり始めていた。毎度の年末年始の過ごし方だ。けれども,年が明け2日目まで太陽を見ないのはどんなものか。しっかり晴れの日が続いているだけに申し訳なくさえ思える。明日はきちんと行動しよう。
19/01/01(火)
年末に高校サッカーを見ていて思った。高校野球と違い解説が元プロ選手がしていたことだ。高校野球の場合,解説は大学や社会人の監督や監督の経験者が多いように思う。あるいはもと高校野球の監督など,いずれにしてもプロ野球に関係していない人が解説をしている。見ていた中継がたまたまそうだったのかも知れない。ただ,解説者よりもアナウンサーの方が選手に関する情報が勝っていて,解説者が「ああ,そうなんですか」と言っていたのはいただけない。解説は単に技術的なことだけでいいという番組制作サイドの方針なのだろうか。