このページは,塾の様子や教育に関すること,その他,
世の中の出来事について,塾長が思うがままに雑記しています。
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06/12/31(日)
一年の終わりが日曜日というのは何だか不思議な気がする。もっとも,一週間は七日なので確率的には七年に一度程度の割合であるはずだ。それはさておき,正月明けはいつから買い物ができるのだろうかと,スーパーのチラシを見た。ほとんどの店が元日もしくは二日から営業している。改めてサービス業は大変だと思った。塾も一種のサービス業だが,付属校の生徒中心なので,年末年始が休めるのは助かる。正月早々に営業している店で働いている人たちには感謝する。
06/12/30(土)
年末になると,なぜだかテレビの深夜番組は映画,それも邦画が多く放映されている。休み二日目の今日は,録っておいたものをいくつか見た。中には半年くらい前に録ったものもあった。結局あとで見ようとしても,なかなか見る時間が取れないまま過ぎてしまった。年末年始は長時間の番組が多く,ゆっくり見る時間がないこの時期は,他のことをしながら見ることが多い。
06/12/29(金)
昨日は八王子教室で忘年会を行った。先生方と卒業生が塾に集まって行った。近くのスーパーで買い物をし,ピザを宅配で注文して暗くなる頃から宴会は始まった。教室での忘年会は遅い時間まで続いたが,そのあとはカラオケの二次会となった。年末とあって,どこも混んでいた。二部屋に分けられた。部屋ごとで唄の傾向が違うようで,卒業生が集まった部屋に入った一人は,自分の好みではない傾向の唄が多かったため途中で部屋を移動してきた。朝方まで続いた二次会は明るくなる頃に終了した。
06/12/28(木)
年内の冬期講習は今日が最終日となった。付属校の生徒を主に教えているので,年末年始のいわゆる受験対策の授業は行っていない。八王子教室が入っているビルには,もう一つ塾があり,そこは受験生対象に授業を行っている。そのため,冬期講習はそれなりに生徒の出入りが激しいようだ。付属校に通っている生徒の目には,彼ら受験生はどんなふうに映っているのだろうか。すべての授業が終われば,今年も忘年会へと突入していく。
06/12/27(水)
昨晩から今日の未明にかけ,関東地方では激しい雷雨に見舞われた。冬にこれだけの集中豪雨のような天候が襲ったことは,ほとんど記憶にない。一転して,今朝はすっきりとした天気だった。穏やかな気候となったが,真冬のように空は澄み渡っていた。遠くにあるはずの丹沢の峰が,くっきりと確認できた。いかに,普段は空気が汚れているのかが分かった。日中は日差しも気持ちよく,この時期では考えられないほど暖かい日となった。二日連続で季節外れの天候 -まったく逆であるが- に,今が年末であることをほんの少
しだけれども忘れてしまった。
06/12/26(火)
塾の各教室には,壁に時計が掛けてある。授業は何時から何時までと決まっているので,学校同様時計が必要になる。講師室にも壁掛け時計がある。先日,その時計が止まってしまったので,電池を交換して再び壁に掛けた。その時は動いたのだが,秒針の動きが今ひとつぎこちなかった。それでもしばらくは正確に時を刻んでいた。ところが今日になって時間がまったく違っていることを英語の先生が気づいた。今回はさすがに新しいものに交換した。ヨドバシカメラで買ってきた大きめの時計は,秒針の刻む音がしない静音式のクオーツ時計だった。電池を入れ壁に掛けると,秒針の進み方が連続的でリンクの上を滑るスケーターのようだった。一秒ずつ刻む従来の時計と比べると,秒針の進みが速く見えるのはなぜだろうか。
06/12/25(月)
冬の空は東京でも澄んでいる日が多い。街中では気づきにくいが,回りに強い明かりのない場所で月の存在を感じることがある。満月の夜,自宅の部屋に戻ったとき,明かりをつけようとすると,妙に外が明るかった。窓を開け外を見ると月が煌々と光っていた。夜でもはっきりと影が出来きることが認められた。そう,夜でも影は出来ることを思い出した。はるか上空に明らかに冬の月と分かるそれが浮かんでいた。回りを見渡しても人の姿は無かった。けれども,同じ時刻に同じ月を見ている人はどこかに居るのかもしれないと思いながら,寒さを忘れてしばらく冷たい月を眺めていた。今年最後の満月は明後日になる。
06/12/24(日)
明日から冬期講習の中期が始まる。もっとも,この時期は高校二年生対象の授業が中心になる。そのため,自宅に電話を転送しておいた。そんな中,突然の連絡が入った。それは悲しいことだった。あまりにも唐突な電話にしばらくは何も言えなかった。一緒に授業をやって来た若い先生を失ってしまった。
06/12/23(土)
昨日と今日は東中野教室で期末面談を行った。面談で話す割合は,比較的こちらの方が多いのが一般的だ。普段おしゃべりな生徒でも,親の前では寡黙になることが多い。ところが,今回は聞き役に回ることもそれなりに有った。電話での問い合わせや相談もいくつかあった。昨日と一昨日は卒業生がやってきて,たくさんのことを話してくれた。この三日間を終えて,案外聞き役も疲れるものだと感じた。相手の話を聞くということは,話す相手が他者に対してどういった欲求を持っているのかを考えなければならない。親はこどもに対して不満を抱き,こどもは自分の近い将来に対して不安を抱えている。面談を終え,そんなことをぼんやりと考えていた。でも,聞き役が疲れるとしたら,面談中おとなしい生徒達は,どんなふうに面談を感じ捉えているのだろうか。
06/12/22(金)
学校は終業式の日。明大中野校も今日が二学期の終業式だった。午後には期末面談を予定していた。その前に,高校三年生が塾に寄るかもしれないと思い,午前中に出勤した。しばらくするとガヤガヤとした声と共に,高校三年生がやってきた。昨日,学校で正式に明治大学への推薦の内定をもらい,その報告にやって来たのだ。行く学部・学科が決まったので,みんなホッとしたのか,試験前よりも穏やかな表情だった。まだこれから,大学に出す志望調査書を書いたり,課題図書を読むなどしなければならないのだが,大きな山を越えたのは確か。年末年始をどう過ごすのか訊いてはみるものの,これといってまだ予定を組んでいないという返事が返ってきた。これまで拘束されていたので,予定が組めなかったのもうなずける。
06/12/21(木)
八王子教室は,市街地にあることも手伝ってか,卒業生が時々,友達との待ち合わせ時間まで暇つぶしに遊びに来ることがある。それ自体は何の問題もない。ただ,時間帯によっては授業があるため,ろくに話が出来ないこともある。特に会う約束をしている訳でもないので,それも問題はない。今日も待ち合わせの時間調整のため,一人の卒業生が来た。待ち合わせの相手も塾のOBだ。しばらくして,ケータイで連絡を取りあっていたのだが,その電話が一方的に切れてしまった。どうかしたのだろうか,と塾に居た卒業生が心配していると,程なく電話を切ったOBがドアを開けて入ってきた。二人のやりとりが昔のそれと変わっていなかったのは,少しだけホッとするものの,なかなか成長しないな,と思いながらそばで二人の会話を楽しんだ。
06/12/20(水)
本格的な冬となり,夜の冷え込みは厳しくなってきた。それでも暖冬の方なのか,年末に学校のスキー教室に行く予定の生徒が,ゲレンデの雪の状態を気にしていた。気温さえ下がれば人工的に雪を降らせられるのだが,温度が下がらないことにはどうにもならない。気温についてよく言われることだが,明らかにスキー場の方が温度は低いはずなのに,寒さを感じるのは普段生活している場所の冬の方だ。暖かい部屋から寒い外に出るのことが多いのが日常の生活。体を動かすこと,楽しむことを前提としているスキー場とは,やはり状況は異なるのだろうか。心頭を滅却すれば火もまた涼し,ではないが,気の持ちようで周囲の感じ方も変わるのかもしれない。それにしても,ここ数日は寒くなった。
06/12/19(火)
年末になると,来年のカレンダーを銀行に寄ったときにもらってくる。数年前から不景気の煽りか,銀行による『カレンダー事情』が異なってきた。昔から変わらずロビーに置いた箱に「ご自由にお持ち帰りください」とたくさん用意してある銀行があるかと思えば,行員に言わないと出してもらえないところもある。ところで,卓上カレンダーはコピー機・印刷機関連の会社が例年持ってきてくれる。でも,今年はこの時期になってもまだ一冊もなかった。そう思っていたら今日,営業の人が数冊持ってきてくれた。そのすぐあとに,広告代理店の営業の人がやって来て,同様の卓上カレンダーを置いていってくれた。一気に十冊近くになり,これだけあれば両教室併せても十分な数になった。
06/12/18(月)
昨日の指先の怪我だが,今日になって少し落ち着いた。ただ,ものに触れたりするとまだ少し痛む。利き腕でない方なので,それほど不便ではないが,パソコンのキーボードを打つときは不便だ。普段は左右十本の指を使って打つのだが,痛みを感じるので,どうしても左の人差し指を使わないようにしてしまう。代用するのは左手の中指と,右手の人差し指だ。代用だけに,いつもよりも打ち間違いが多い。やはり,ホームポジションで体がキーボードの位置を覚えている。無意識のうちに,時々左の人差し指を使ってしまうこともある。あと二・三日もすればほとんど痛みを感じなくなるだろう。
06/12/17(日)
先日,スーパーでジャガイモを安売りしていたので,休みの日にサラダにしようと思い買っておいた。その休みが今日だった。まず,たわしで全体に付いている泥を落とした。次に皮を剥くために洗ったジャガイモを一つずつ左手にとり,皮むき器で剥いていった。調子よく三つ目を剥いていたときのこと,右手で引く皮むき器に最後の方で鈍い引っかかりがあった。ジャガイモの皮とともに,左手の人差し指の皮も一緒に剥いてしまったのだ。すぐに血が指先から出てきた。怪我としては大したことはないのだが,かなり長い時間血は止まらなかった。完全に血が止まるまでは一時間ほど要した。それもそのはずで,血が止まってから指先を見るとはっきりと『クレーター』が認められるほどえぐり取られていた。簡単なしくみの皮むき器ではあるが,改めて刃の部分を見ると,結構鋭いことを知った。
06/12/16(土)
高校三年の父兄が,授業が終了し推薦の内定が決まったということで,塾に挨拶に見えた。教えている側にとっても,嬉しい限りだ。先生方のお茶うけにとお菓子をいただいた。父兄が帰られたあとに包みを開けてみると,見覚えのある店の名前だった。少し考えたあとで思い出した。数年前に卒業した生徒の親が経営しているところのものだ。箱の中に入っている説明書の住所を見て,確かにOBの親の会社だと確認できた。さらに,テスト問題を整理しに手伝いに来ている生徒が,「それ,うちの兄が大好きな店のお菓子です」と言った。その彼も塾のOBだ。思いがけないところで繋がっていることがあるのだと思いながら,しばらく会っていない卒業生は,いまどうしているのかと気になった。
06/12/15(金)
塾には学校の過去問をコピーしてとってある。去年からコピーではなく,スキャナに掛けてパソコン内に保存するようにした。それ以前のおよそ十年ほど前まで問題は,さかのぼって全てスキャンしてデータを移動している。八王子教室では,その作業を大学の決まった生徒に手伝ってもらって整理している。実際にスキャンを掛けて,保存した過去問に「しおり」を付けるのだが,この作業自体はそれほど大したことではない。もっとも苦労しているのは,バラバラになった過去問を,年度と学期ごとに仕分けする方だ。これまでは紙の媒体で,生徒に閲覧できるようにしていた。ところが見た後にちゃんと元に戻していないことがあったようだ。問題によっては,年度が書かれていないものもあり,前後から推測している場合もある。長年蓄積されたデータの整理は,それなりに時間を要するようだ。
06/12/14(木)
今日は東中野教室も八王子教室も授業が全くなかった。昨日で定期試験が終わり,塾は静かな一日となった。今回のテスト用に作った教材や,学校で配布されたプリントなどの整理をした。こういった時期にしておかないと,溜まる一方で後で大変になる。試験後に整理すれば,どういった種類の教材かはまだ頭に残っているのでまとめやすい。少し時間をおくと,案外どれがどの場所に収まるべきか,分からなくなることもある。整理が終われば今度は冬期講習の準備に取りかかる。
06/12/13(水)
「洗車しはじめると雨が降る」は,マーフィーの法則の中では有名だろう。それと似たことが,ここ最近何度か続いている。今日の午前から午後に掛けての天気がそうだった。明大中野校・明大中野八王子校共に今日で定期試験は終了した。教える方は昨日で仕事は終わったわけだ。その分,今日はゆっくり出勤した。昼前は天気がよかったので,布団を干した。すると,干して十分もしないうちに急に曇りだした。その後,日が差すことはなかった。日曜日にも同じようなことがあった。先週も一度,まったく同じことがあった。どれも,干すとすぐに曇り出すという,絶妙?のタイミングだった。布団は今ひとつの状態のままが続いている。寒くなったこの時期,暖かい布団が恋しい。
06/12/12(火)
小学生から高校生までの,学校外での学習時間に関するレポートが,ベネッセの学習基本調査で発表された。それによると,小・中学生はともに,2001年まで減少していた学校外の平均学習時間が増加した。一方,高校生の学校外の平均学習時間は増加していない。一日あたりの平均学習時間は,小学五年生で約82分,中学二年生は約87分,高校二年生は約71分となっている。この時間を多いと感じるか,少ないと感じるかは個人差があるだろう。ただ,ここでいう『学校外』の学習時間とは,まさしく学校以外での勉強時間を指し,塾や家庭教師で勉強している時間も含まれている。すなわち,こういった時間を除くいわゆる自宅で‘自分だけ’で勉強している時間はかなり少ないことになる。
06/12/11(月)
高校生の音楽の試験で,曲の一部を聴いてその曲名を答える試験があったらしい。授業中に一度聴かされただけで,試験に臨まなければならない。音楽の授業なので当然クラシック曲が問題になる。中には途中から録音していた生徒も居たようだ。録音できなかった分は,ネットからダウンロードするなどして対処したらしい。一度聴いただけで覚えるのは難しいだろう。メロディーの記憶は,何度も聴くことによって定着すると思う。それを一度で出来るとしたら,ある種の才能をもっている人間になるだろう。
06/12/10(日)
部屋の明かりが暗く感じた。30Wの円形の蛍光灯は,口金の付近が黒ずんでいて,確かに古くなっていた。新しい蛍光灯を二本買ってきて,早速取り付けてみた。昼光色の新しい明かりは,それまでの部屋のイメージを少しだけ変えてくれた。交換する前は,新しい蛍光灯一本分くらいしかなかったのではないかと思うほど,部屋は明るくなった。ただ,本来は四本まで蛍光灯は着けられるのだが,いつ頃からだろうか全部つけると明るすぎるように感じて二本でずっと過ごしている。
06/12/09(土)
ホワイトボードを使っていると,イレーサーで消してもインクが残ってしまい,きれいにならなくなることがある。そんなときには,ホワイトボード用のクリーナーを使うときれいになる。スプレー式のもので,ホワイトボードに吹きかけてから布で拭き取る。その時に独特の匂いがする。一人の男子生徒がクリーナーを吹きかけ,その匂いを嗅いで「おばさんの匂いがする」とひと言。そう言われると確かにそんな気がした。いわゆる,パーマを掛けたときのあの匂いに似ている。クリーナーの成分を見てみると『エチルアルコール』とだけ書いてある。だとすると,パーマを掛けるときに使う薬品にアルコールが含まれることになる。いずれにせよ,匂いの記憶はヒトの中に組み込まれているのだと思った。
06/12/08(金)
駅前の銀行のキャッシュコーナーに寄ったときのこと。前に二人ほど並んでいたので,そのすぐうしろに並んだ。並んですぐに,年配のおじさんがやって来た。しばらくすると,こども連れのお母さんがやって来た。こどもは男の子で,三歳くらいだった。近づいてくる段階ですでに‘駄々’をこねている状態だった。ちょっとうるさかったので,早く過ぎ去らないだろうかと思いながら列に並んでいた。すると,先ほどのおじさんのうしろに並んだ。こどもは相変わらず泣きながらお母さんに文句を言っていた。すると,先ほどのおじさんがこどもに話しかけはじめた。こどもは見知らぬおじさんに,ちょっと戸惑いながらも泣きやんだ。しばらくすると,今度はお婆ちゃんが着ている服を褒めていた。そうしてこどもは静かになった。いまの時代でも,こんなふうに他人がこどもをあやす姿を見て,‘早く通り過ぎてほしい’と思ったことをちょっと恥じた。
06/12/07(木)
八王子教室は入ってすぐの場所に,上着の掛けられるハンガーパイプが置いてある。このハンガーパイプは,八王子教室が移転したちょうど一年ほど前に通販で購入したもので,コートなら5,6着は掛けられる。一年前に組み立てたときは,パイプの上の方が下と比べて長くなってしまった。結局,その時はそのままにしてずっと使ってきた。今日,ふとした切っ掛けで直してみた。実際に測ってみると,上の方が下のパイプよりも4cmほど長かった。一旦上のパイプを外してみるとジョイント部分の接続が90度違っていたようだ。はめ込むときには,全体重を掛けるくらいしないとしっかり入らなかった。組み立てたあと再度測ってみると,上下の長さが一致した。緩んでいたネジを六角レンチで締め,もと有った場所に置くと真っ直ぐに立った。一年越しでハンガーパイプは正しく組み立てられた。
06/12/06(水)
心ないひと言で,人のことを傷つけてしまうことがある。本意ではないこともあるが,一度口から出てしまったことばは戻すことはできない。たった一言で,それまでの関係を崩すおそれだってある。そのことばが,たまたまではなく意図したものだとしたら言われた人はどう捉えるだろうか。先生と呼ばれる職業には,医者や代議士などが居るけれども,やはり誰もが真っ先に思い浮かべるのは学校の先生だろう。学校の先生が,まったく自分とは関係のない第三者に向けて,心ないことばをインターネットという匿名性のある媒体を使って中傷した事件があった。知っていて放置していた学校側にも責任があるが,こういった人間が学校でこども達に勉強を教えていたのは事実だ。それにしても,いつも犠牲になるのはこどもだ。今回,羽村市の小学校教諭が起こした事件に対する報道を見る限り,その責任追及や学校に対する対応の遅れの批判,あるいは親たちの動揺は報じられている。けれども,事件を起こした教諭に教わっていた児童へのケアについて,どれほどのことが成されているのかは,外からはほとんど見えない。
06/12/05(火)
今日も試験前のあわただしい一日を送った。そんなこととは裏腹に,先日高校最後の試験を終えた高校三年生が別々に二人来た。昨日も一人来たのだが,指定校で推薦を決めた生徒もいれば,これから明治大学への推薦が決まる生徒もいる。指定校で決まった生徒は,取り急ぎ今やらなければならないことがそれほど無いようだ。その一方で明大を希望しているまわりの友達は,推薦許可が出るまでは自宅待機を強いられる。そのため,指定校で進学の決まった生徒は,今ひとつ友達と遊ぶ時間が取りづらいらいしい。それでも,あと半月もすれば,クリスマスや正月で楽しむことが出来るだろう。もっとも,しっかり推薦を取らなければならないのは言うまでもない。
06/12/04(月)
いよいよ本格的に寒くなってきた。今日は正月並みの寒さになると昼の天気予報で聞いたので,今シーズン初めてコートを出した。ところで,塾の暖房はエアコンと石油ファンヒーターを併用している。夜になってファンヒーターの給油ランプがついた。授業の合間の休み時間に急いで給油した。いつもなら,灯油が上の方まで来ると油量計には目印が出てきて,もうすぐ満タンになることを知らせてくれる。ところが今日は,突然あふれ出した。お猪口一杯分くらいの灯油が床にこぼれ,少し臭くなった。なぜいきなり満タンになったのかはよく分からない。タンクの油量計が調子悪かったのか,それとも急いでいたのでうっかり見逃したのかもしれない。次回給油するときには注意して見てみよう。
06/12/03(日)
普段はあまり自宅に仕事を持ち帰らないのだが,昨日記したように試験前の講習がいくつか入り,今日は自宅で教材を作った。中学生の理科では原子記号や化合物を覚えなければならない。学校で配られたプリントをもとに,エクセルに化合物名を入れていった。ワープロではなくエクセルにしたのには訳がある。学校のプリントそのままでは,その順番に覚えてしまい,肝心の試験で思い出せないことがある。エクセルでは化合物名の隣に,ランダム関数でいくつかの数値を入れ,それにソートを掛けていくつものパターンを作ってみた。こういった技はワープロにはできないことで,何度も練習させるには役に立つ。
06/12/02(土)
試験対策の授業が,ここのところ立て続けにあった。来週もいくつかの授業予定がある。普段の授業とは異なり,スポット的な授業は,いつも使っている教材とは別に,新たに作成しなければならないことがある。学校の先生によって,扱う範囲や分野が微妙に異なるためだ。先月も同じようなことを記したが,特に中学の理科では高校の範囲の先取りが目立つ。だからといって,高校生の教材をそのまま使うにはレベルがどうにも合わない問題もあり,結局は作り直さなければならない。そんな中,今回新たに作ろうとした中学三年の理科では,ちょうど一年前の中学三年の教材が保存してあったホルダーに見あたり,開いてみたところ,かなりの部分が重複していた。自分で作ったのだが,よくぞ作ってあった,と褒めてしまったりする。それを忘れてしまうのもいけないことではあるが。
06/12/01(金)
年賀状の原稿を作成した。毎年,先生方や学校関係者などいわゆる『大人』向けと,塾に来ている生徒用の『こども』向けをつくっている。手書きでない,いわゆる印刷だけの年賀状があまり読まれないことを知りつつも,ある程度文章やレイアウトなどはこだわってしまう。去年使った挿絵で,干支の部分が違う素材を探したのだが,パソコンの中にはどうにも見当たらなかった。原稿さえできてしまえばあとは印刷だけだが,いまのプリンターは性能がいいので,これについては多少枚数が多くても苦ではなくなった。
06/11/30(木)
学校の先生について書かれた雑誌が,講師用の机の上に置いてあった。休み時間に何気なくそれを手に取って読んでいた学生の先生を,高校の男子生徒が見て,「学校の先生になるんですか?」と訊いた。すでに一般企業に就職が決まっているその先生は「いや,そんな気はまったくないよ」と返事をした。生徒は彼の就職のことを知らなかったのだ。「学校の先生はやめた方がいいですよ。大変そうですから」と生徒は言った。生徒の目から見ても,学校の先生という職業は大変に見えるのだろう。ただそれは,大人の目から見たものと,生徒の立場から見たものとでは,『大変さ』の尺度が違うだろう。
06/11/29(水)
甲州街道の銀杏並木は長く続く。この時期,銀杏の落ち葉がたくさん舞い,車道も歩道も枯れ葉でいっぱいになる。通勤途中では晴れた空の方からいくつもの山吹色をした葉がフロントガラスに降ってきた。車だとあまり気にならないだが,バイクを利用している人にとっては,ちょっと走りにくいことだろう。歩道では舞い散った枯れ葉を掃いている人を時々見かけた。もうすぐ12月を迎えるにしては比較的穏やかな日の出勤風景だった。
06/11/28(火)
まだずいぶん先のことではあるが,高校の女子生徒がクリスマスの過ごし方の話をしていた。今年は連休中にあるのだと,カレンダーを見て改めて知ったのだが,高校生の彼女たちはすでに学校が休みに入っているので,あまり関係ないようだ。でも,部活をやっている生徒は学校に行かなければならないらしく,そのあたりで過ごし方も微妙に変わってくる。彼女たちより少し年上の女の先生に,プレゼントは何をあげればいいのかを相談していた。クリスマス当日も楽しいのだろうが,その日までの計画や,プレゼント選びで悩むのも楽しみのひとつなのかもしれない。
06/11/27(月)
サッカーくじtotoで五億円を超える当選金が出た。日本の宝くじや公営レースなどの賞金としては最高額になったらしい。つい先日年末ジャンボ宝くじが販売されだしたが,一等の賞金額の二倍以上を当てた当人は,きっと今頃大喜びしていることだろう。それとも,突然の大金に困惑しているかもしれない。totoは勝ち負けと引き分けから選ぶので,全13試合の組合せは160万通り近くある。今シーズンは38回販売されたので,単純計算でも約42000シーズンに一回の割合だ。そういった意味では,割と早い時期に全通りの正解が出たことになる。
06/11/26(日)
東中野教室と八王子教室で,同時に数学特訓を行った。同日に行うことの困難さには,講師の手配が一番に上がる。これは例年のことだが,今回もOBが手伝ってくれて,事なきを得た。今年最後の数学特訓が無事終わり,ホッとしてはいるが,生徒にとってはこれからがが本番の試験を迎える。教える側は準備に追われ,試験を迎える生徒はそれに備えることに専念するこの時期だ。
06/11/25(土)
JR八王子駅の改札を出ると,コンコースでは各地の駅弁を販売していた。昼食がまだだったので買おうかちょっと迷ったが,人混みがすごかったので,結局あきらめて真っ直ぐ仕事場に向かうことにした。駅弁を売っている反対側では,ミニコンサートのようなものをやっていて,ちょっとした賑わいだった。先日は酉の市もあり,年の瀬まではまだ一ヶ月以上あるのだが,街中は何だか忙しい装いになってきた。
06/11/24(金)
先日,慶応義塾大学と共立薬科大学が合併するというニュースがあった。合併といっても,大学の規模や歴史的見地からすると,慶応義塾大学が吸収する形での合併となった。受験者数が全大学の定員数を下回る,いわゆる大学全入時代が来年にもやって来るのを受け,こうした合併が今後も増えそうだ。大学といえども私立は一つの企業であるので,経営を継続していかなければならない。慶應義塾大学の塾訓は「独立自尊」で,一方共立薬科大学の理念は「温厚和平」である。片やマンモス総合大学で,もうひとつは単科大学。今回の合併で,共立薬科大学が呑み込まれてしまう。私学では最も伝統のある名門大学になれる喜びと,母校の面影が薄れる寂しさは,天秤に掛けにくいことだと察する。
06/11/23(木)
NHKのとある番組を見ていたときのこと。番組が終わると「家族割」という言葉が聞こえてきた。NHKでケータイのコマーシャル?と思たのだが,よくよく見ると,一人暮らししているこどもの受信料の割引のコマーシャルだった。家族割という言葉とケータイが直結してしまうほど,この言葉は定着しているのだと思った。そう言えば,今年の大晦日に放送される紅白歌合戦の観覧は,受信料を納めている人だけに限るということで物議を醸しているけれども,実家で納め,一人暮らしでは納めていない人はどうなるのだろうか。
06/11/22(水)
試験が近づいてくると,普段開設していない講座の希望が出る。ほとんど毎回出るのが中学生の理科だ。中学の理科の場合,教科書通りに授業を進めている先生は少数派で,独自にプリントをつくったり,高校の問題集から問題をとってくる先生もいる。だから,生徒におおよその範囲を訊いただけでは,試験範囲を把握していることにはならない。早い学年では,中学二年の段階ですでに高校の内容を扱っていることもある。そういったときには,既製の問題集では太刀打ちできない。その場合,塾でつくる教材も中学生として見るのではなく,高校レベルのものを考えなければならない。教える側としては,上の学年のことを扱う方がやりやすいのだが,生徒はいつも苦労する。
06/11/21(火)
予定外のことが入ったり,一度にいくつものことに対応しなければならなくなった一日だった。パソコンならフリーズしていただろう。それゆえ,この雑記帳もやっと帰る間際になって更新できた。それはいつものことではあるが。
06/11/20(月)
「家庭科の実習で,サバの味噌煮を作ったんです」と,高校一年の女子生徒が言った。調理実習は家庭科の授業では定番だ。その実習では,丸ごと一匹の状態からさばくらしい。スーパーでは切り身で売っていることが多いサバだが,最初から調理するとは意外だった。三枚におろす。一班六人で,一班ごとに二匹づつ配られるらしい。彼女の班は手際がよいらしく,いつもクラスで一番早く仕上げると言っていた。今回も同様で,そこには男子の活躍も結構あるようだ。一班で二匹だと,一クラスで16匹,一学年では100匹を超える。どこに注文しているのか知らないが,100匹を超えるサバを一気に見たら壮観だろう。
06/11/19(日)
日曜日の夕方はスーパーに買い物に行く。冬を思わせる冷たい雨の中,もうすぐ二十年目を迎えようとする愛車のエンジンの調子はすこぶる悪かった。途中,信号待ちをしているとエンストをしてしまうのではないかと思うくらい,回転数がいつもの半分に落ちていた。やがて目的の店に着いた。プロの食材をうたうこの店は,量が多くその割に値段は安い。ここ何回かは形の悪いキュウリが8から10本ほど入れられて160円ほどで売られている。量が多いと使い切るのに工夫がいるが,サラダや漬け物にすればそれなりに使い切れる。ブラウンエノキも一緒に買い,軽く湯がいて酢とスライスしたキュウリをあえて休みに日のつまみにした。
06/11/18(土)
高校三年生の学年末試験が来週から始まる。そのため,今日は最初に東中野教室で数学の授業を行い,終わるとすぐに移動して八王子教室でも数学の授業があった。どちらも大詰めだ。移動しての授業は相変わらず忙しい。学校が早く終わる明大中野校の生徒の授業を終えてから,八王子に移動した。東中野教室の方はまだ一講座残っているが,八王子教室は今日が最後。こうして,今年の高校三年生も終わりを迎えようとしている。
06/11/17(金)
授業が終わったはずの教室の電気がついていたので消そうとしたところ,生徒が残って勉強をしていた。明日までに学校に提出しなければならないものがあるらしく,残ってやっていたようだ。確かに,塾での授業が終わり,そのまま真っすぐ帰ってしまうと,自宅ではなかなかやる気が起こらないだろう。提出物は期限を守ることが大切だ。当たり前のことだけれども,それができない生徒が多い。社会に出てからは当然守らなければいけないことなので,今のうちからその練習だと思えばいい。期限を守れずに,結局試験間際や試験最中に対応に追われている生徒は案外多い。
06/11/16(木)
今年の卒業生が遊びに来た。先日,母校の文化祭を見に行った。その時に,彼が高校のときに演じた劇と同じものを今年,塾生の一人が演じた。その生徒が今日来ることを知ってか知らずか,やって来た。卒業生はネットをやりながらしばらく待っていた。やがて後輩が来て,新旧の顔合わせとなった。後輩は少し照れていたようだった。傍で見ていた,その後輩と同級生の女子生徒は,二人の様子を見てクスクス笑っていた。
06/11/15(水)
昨日記したチャート式化学は,少し前のものだ。裏表紙をめくり,いつ頃出版されたものかと思い見ようとしたところ,出版社の住所が目に入った。そこには三桁の郵便番号が書いてあった。そのことを高校三年の生徒に言うと,「三桁のことがあったんですか?どうやって配達していたんですか」と言った。いまの高校生は郵便番号が七桁なのが当たり前のことのようだ。全国的に七桁になったのは平成10年2月なので,いまから8年前になる。現在高校三年なら,その頃は小学三年生だ。その年齢だと,ほとんど手紙など書かないだろうから,三桁の時代を知らいのも頷ける。昔は郵便物の仕分けが大変だったことも,いまの子ども達は知らない世代になった。
06/11/14(火)
化学の先生から,炎色反応の覚え方を訊かれた。化学系統の暗記といえば,なんと言ってもチャート式が代表だろう。周期表の覚え方の「水平リーベ…」などは,誰しも聞いた覚えがあると思う。炎色反応とは固体として析出しにくい金属を確認するときに使う化学実験の方法だ。ナトリウムなら黄色,バリウムなら緑色など。打ち上げ花火もこの原理が使われている。確認のため,書棚からチャート式化学を取り出した。ところが,いまは覚え方が変わってしまったらしい。一昔前は「するりとかるくなわばりほどく」だったのだが,いまは「リヤカー無きK村,どうせ借るとーするもくれない馬力」らしい。
06/11/13(月)
塾の授業は曜日によって講座が決まっている。どの先生も生徒も毎日塾に来るわけではない。そのため,曜日によってはなかなか顔をあわすことのない先生や生徒の組合せが出る。授業変更をしたときには,久しぶりに顔をあわすケースがある。ある意味不意打ちであるが,以前教えていた生徒に会うと,今の勉強の状況が気になるのは当然のことだろう。高校三年生は来週,高校最後の定期試験がある。何人かの生徒が自習しに来た。以前,英語を教えていた先生が,自習しに来ていた三年生に声を掛けていた。明大中野校も明大中野八王子校も高校三年生の一年は短い。一般受験をする生徒以外は,この時期で終盤を迎えるのだから,そう感じてしまうのは仕方ないのだろう。
06/11/12(日)
東京でも木枯らしが吹いた。けれども,昼間の陽射しは11月とは思えないほど暖かい。自宅ではここ数日,晴れた日には布団を干している。昼の暖かさにどうしようかと思ったが,しまっておいた炬燵を今日出した。おそらく,ここ数年ではもっとも遅かっただろう。
06/11/11(土)
生徒にせよ先生にせよ,ケータイにはたいていストラップを付けている。ところが,高校三年の男子生徒の一人が持っていたケータイは,何ひとつ付けていない状態だった。新品でもないのにストラップが付いていないのには訳があった。通学時,電車に乗ろうとしたらドアが閉まりかけたらしい。彼が乗ったすぐあとに,別の人が乗って来て,ドアにストラップが挟まれた。そのときには気づかずに,車内に体を納めるために体をひねった。その拍子に取れたのではないかと話していた。と言うのも,あとになってストラップがないことに気づいたのだ。話を聞いていた友達が,ストラップだけが挟まれるタイミングで乗ること自体,ものすごい偶然だと呆れていた。
06/11/10(金)
11月になると,街の景色はクリスマスの色が濃くなってくる。10月下旬のハロウィンが終わると,その他に大きなイベントがあまり見あたらなくなる。どちらも,もともとは日本の行事ではない。去年あたりから流行りだした,青色のツリーをかたどった飾りが目立つ。自宅近くの普通の一軒家では,二階の屋根までも届かんばかりの,すべて青色で統一された巨大なツリーが出現した。余計なお節介かもしれないが,電気代はどのくらいかかるのだろうか。
06/11/09(木)
塾にはNHKの教育番組のDVDが置いてある。主に高校講座なのだが,その他には自然科学系の番組も録ってある。少し変わったところで,以前録画したテレビ東京のアド街ック天国の「東中野」も置いてある。昨日,進路志望調査書を書き終えた生徒がそれを見ていた。明大中野校は第2位だったのだが,そこに辿り着くまでのいくつもの店や場所は,やはり地元だけあってよく知っていた。でも,中には「ここどこ」といった場面もあった。
06/11/08(水)
例年,この時期は明大中野校の高校三年生が,明治大学進学のための最終進路志望調査を学校に提出する。自分の行きたい学部・学科を志望順に書き,志望理由もそこに記すようになっている。塾には先輩達が残してくれた調査書があるので,大学のパンフレットと共に生徒達は参考にしている。ただ,ずっと昔からのものがすべてファイルに入れてあるので,中には古いものもある。ロッキード事件や湾岸戦争など,今の時代にはそぐわない。けれども,そういった出来事をもとに,それらをいまの時代に当てはめたら,どういったことが考えられるだろうかという参考にはなる。「今は昔」とはよく言ったもので,彼らが今日書いていることも,あと十年もすれば古い情報になってしまうかもしれない。
06/11/07(火)
明大中野八王子校は,今日まで文化祭代休のため学校は休みだった。昼過ぎから授業を行い,夕方には終了した。そのあと残って自習をしていた高校生の男子生徒が,小腹が空いたらしく塾の前にあるコンビニに行って生麺のそばを買ってきた。フタを開けそのままタレを掛けて食べていた。しばらくして「先生,お湯ありますか」と訊いてきた。流しにガスレンジとやかんがあることを伝えると,彼はすぐに湯を沸かし始めた。どうやらタレはそのまま掛けるのではなく,湯で割って食べるらしかった。普通,コンビニで売っているそば類のタレはそのまま掛けることがほとんどなので,フタに書いてあった作り方を読まずに食べ始めたらしい。食べてみると味が濃すぎたため,間違いに気づいたようだ。それでも半分くらい食べてしまい,早く湯が沸かないかと思ったことだろう。
06/11/06(月)
スーパーやデパート,電気店などではどこもポイントカードを発行している。初めて行く店などでは,レジでカードを作るか訊かれることが多い。個人的にも何枚かカードを持っている。ある程度ポイントが貯まると,その店で使える買い物券を発行するところもある。そのタイミングがたまたま一致したのか,数日前はスーパーで300円と500円券,ドラッグストアーでは500円券,デパートでは4,000円の買い物券が一度に財布の中にあった。合計すると5,300円にもなるので,ちょっとした買い物ができる。最も貯まっているのはヨドバシカメラのカードで,20,000円を超えるポイントが貯まっている。場合によっては財布の中身よりも多くなるので,なくしたらちょっと痛い。あまり貯め込まずに使った方がいいかもしれない。
06/11/05(日)
先日,新聞を読んでいたところ,見慣れた数字が並んでいた。宝くじのナンバーズ4の当選結果の欄だ。並んだ4桁の数字が自宅の番号と同じだったのだ。これまでナンバーズを買ったことはなかったのだが,ちょっと惜しいことをしたと思った。いまさら買ったところで,もう二度と同じ番号が当たることなど無いだろう。ちなみに当選金は約78万円で,ナンバーズ4としては比較的低い当選金額だった。
06/11/04(土)
昨日,卒業生と飲んだ。卒業して四年経つので,今は大学四年生だ。母校の文化祭に行ってきた帰りに,町田で落ち合った。駅から歩いてすぐの場所にある比較的落ち着いた雰囲気の居酒屋に向かった。女の子三人だったのだが,一人を除く二人は,以前にも一緒に飲んだことがある。二人ともかなりの酒豪だ。久しぶりに会うと,昔のことが色々と話題に上がる。当時は話せなかったことも聞け,意外な事実を知ったりする。午後七時過ぎから飲み始めたのだが,居心地が良かったせいか,彼女たちの終電近い時間まで飲んでいた。今日になって前日のレシートを見たのだが,半分が酒類だった。食べ物の少なさに,男だけで飲みに行ったような伝票に思えた。
06/11/03(金)
紅葉は昼と夜との寒暖差が大きいと,きれいに色づく。ここ数日は,昼は暖かく夜になるとかなり冷え込んでいる。昼間の少し混んだ電車では緩い冷房が掛かることもある。夜になると,逆に暖をとりたくなる生徒も居たりする。そのこともあって,最近は風邪引きの生徒が多い。先生に中にも少し風邪気味の人もいる。季節の変わり目を感じるこの時期だ。
06/11/02(木)
昨日,教材に関するソフトのセミナーに行ってきた。午前中に始まったセミナーは,昼過ぎまで二時間通しで行われた。新宿の一角にあるビルで行われた。去年も一昨年も有楽町にある東京国際フォーラムで行われた。それなので,会場まで迷う人はまず居なかった。今年はそこまでメジャーな会場でなかったため,セミナーの始めに迷わなかったか聞いていた。何人かの人が手を挙げていたが,それほど分かりにくいとは思わなかった。人それぞれかもしれないし,新宿には何度も行ったことがあるのでそう感じたのだろうか。来年は会場を変えると司会者は言っていた。
06/11/01(水)
東中野教室は三階建てのマンションの一階を全部借りている。二階と三階にはそれぞれ三部屋ずつ,合計六部屋がある比較的小さなマンションだ。先日,NTTの代理店の人がフレッツ光のことで営業に来た。少し前は,ある程度の部屋数がないとマンションに光を通すことは無かったらしいが,今は小さなマンションでも設置するようになったらしい。その工事のための下見に,業者の人がやって来た。普通,建物全体の電話の配電盤は外にあるらしいのだが,見あたらないので建物の内部にないかというのだ。心当たりが一つだけ有ったので,そこに工事をする人を案内した。生徒が使う教室の壁際にそれはあった。工事業者の話では,マンション全体の配電盤がそこの集中しているとのこと。古い建物なので仕方ないが,少し不思議な状況だと思った。
06/10/31(火)
今日はハロウィン。年々街中でカボチャを型どりおばけをデフォルメしたモノが増えてきたように思う。こういったお祭りごとが好きな女子生徒が,かぼちゃの形をした容器に,チョコレートが入った物を持ってきて,先生や他の生徒に配っていた。バレンタインと同じように,製菓会社の仕掛けであるのは分かるのだが,こども達が喜んでいるのだからそれはそれでいいのかもしれない。経済も活性化するし。チョコを配った生徒は,自分が準備したのと同じくらいのお返しが友達から来たらしい。それなりの量に,さすがにたくさん食べるものではないと言っていた。
06/10/30(月)
少し枚数が多い紙を,スチール製の棚などに掛けておけるマグネットクリップを探していたときのこと。事務用品の入っているつり棚を開けてみた。すると,二つめの棚にコンビニのビニール袋に入った何か見覚えのない物があった。取り出してみると,カップ焼きそばが入っていた。誰かが入れたのだ。近くにいた先生に聞いてみたところ,棚に仕舞った可能性のある一人の先生の名前が挙がった。その後,その先生に連絡事項があったので,カップ麺のことも含めてメールした。帰ってきた返事では,そんな覚えはないとのこと。とっくに賞味期限が切れているので忘れてしまったのかもしれない。それとも他の人が入れたのだろうか。いずれにせよ,発見したときは犬の行動を思い出した。犬もよく土の中に餌を埋めては忘れてしまうことがある。
06/10/29(日)
デパートに買い物に行った。買うつもりはなく何気なく寄ったスーツ売り場で,見た目ベテランの店員が話しかけてきた。他の用事で来たことを言ったのだが,試しに袖だけでも通すように勧められた。彼はぱっとみて身長と体重を言い当てた。身長はだいたい推測できるのだが,服を着ている上から体重を見事に言い当てられた。彼の言った体重は,出かける前に量ったものと200gしか違わなかった。体内脂肪まで分かるのではないかと思うほどの,その後の説明だった。スーツの着こなし方の一例を教えてもらった。本物のプロなのだろう。
06/10/28(土)
第一教育センターでは,NHKの高校講座を録画し塾で見られるようにしている。既習事項の確認や,復習に役に立つと思い録り貯めている。数学や理科,地理・歴史などがDVDにダビングして置いてある。生徒が希望すればいつでも見られる。深夜にはその週に放映された講座の再放送がある。火曜日の深夜は「家庭科総合」の再放送の日だ。仕事を終え何気なくテレビのスイッチを入れると,食に関することが取り上げられていた。先生の話を聞いていると,生活をする上で大事なこと,興味を引くことを丁寧に説明していた。塾では必要としない科目と思い録画していない科目が,実は普段の生活の上で大事なものなのだと改めて知った。受験に必要なものだけが勉強ではない。その科目を,余裕のある時間に勉強できる環境を作れなかった学校が,今回多数出てしまった。
06/10/27(金)
今回発覚した,高校での卒業単位不足の根源の一つに,高校側が大学進学のための受験勉強の軽減を図ろうとしたところにある。単位不足は進学校といわれる高校で起こっているケースが目立つ。受験に関係のない科目はやらなくていい,そんな風潮が現れている。大学進学のためには高校での勉強は必要だが,大学に進むためだけの高校での勉強は,感心できることではない。その大学でも‘いい会社’に入るために,大学三年の後半にはすでに就職活動が始まり,大学院にでも進まない限り,学生の勉強は就活にかなりの時間を割かれてしまう。みんなが先へ先へと急ぐあまり,本来やるべき時期にやるべきことが出来ない時代になった。「最終学歴は身につかない」と言われるが,その傾向はますます強くなっている。(続く)
06/10/26(木)
全国各地の公立・私立高校で,卒業単位不足の問題が生じている。長年知っていながら放置していた学校もあるようで,教育をする者としてはあるまじき行為だと思った。そういった教員達の処分はこれから決まっていくだろうが,災難なのは当事者である生徒だろう。大学と違い,ほとんどの高校は学校でカリキュラムが決まっていて,履修する科目は学校任せ。それだけに,先生の言うとおりに履修していれば卒業出来るのは当たり前だと考えていることだろう。これから受験を控えている生徒にとっては寝耳に水のような話。補習授業をしても,受験科目の勉強をすると言う高校生も居るようで,実際に授業をする先生も,授業を受ける生徒も非生産的な辛い長い時間になるのは明白だろう。(明日へ続く)
06/10/25(水)
長い間やらなければいけないと思いつつも,なかなか片付けられない仕事というものがある。その一つが今日,やっと終えることができた。それは,八王子教室移転のお知らせのはがき作りだ。事務的なお知らせなので,文章を凝る必要もなければ,長いものを書く必要もない。それでもこれまでやれなかったのは,急いでやらなくても済む,あるいはそのうちできる,という良くない言い訳を自分に言い聞かせてしまったから。移転してもうすぐ一年が過ぎようとしている今,さすがに放っておく訳にはいかなかった。郵便物の転送期限もそろそろ切れてしまう。
06/10/24(火)
しばらく使っていなかったものが必要になり,机の中や書棚などを探した。最後に使ったのはおそらく一年くらい前なので,なかなか見つからない。八王子教室が引っ越す前には,それがあった場所は覚えているのだが,新しい教室ではどこにしまったのか思い出せない。そういった意味では,まだ完全に今の八王子教室のすべてを把握していないのだろう。パソコンなら検索を掛けてファイルの場所を探すのだが,そんなこと出来ないのが現実の世界だ。やれやれ。
06/10/23(月)
国語の先生からメールが来た。算数に関する質問だった。近くの公民館で小学生に算数を教えている。小学六年生の女の子に教えているときに,分数の約分が必要になった。その子は分母どうしで約分してしまうらしい。分母の公約数を見つけて,それで<約分>してしまうのだ。例えば,7/12×3/4の計算を,分母の公約数4で割ってしまい21/3と答を導き出すらしい。ななめ(分母と分子)どうしでないとなぜ約分できないのか納得いかないようなのだ。こういった計算の根本的な疑問は,『はしか』のようなもので,一度通り過ぎればその疑問が生じなることはほとんどない。ただ,その子にとっての約分は,ひとつの自分の中での計算の体系が出来上がっているので,それを乗り越えるには少し時間が掛かることだろう。そういった疑問と正面から付き合うのはなかなか難しいだろう。大人の常識など,こどもには通用しないこともある。
06/10/22(日)
十月は天気がいいように思われがちだが,秋の長雨の始まる時期でもある。逆に,東京の十一月は晴れの日が一年の中で一番多い。そんなことを思っていると,夜のなって雨脚が少し強くなった。それほど強くないシトシトと降る雨の音が,心地良く聞こえてきた。
06/10/21(土)
秋は体育祭や文化祭の季節。大学でも学園祭が盛んに催されている。学園祭期間中の卒業生が二人遊びに来た。一人は自分の大学の学園祭で,もう一人は別の大学に行っている卒業生だ。高校のときの同級生で,一人が通っている大学を案内する形となった。それぞれが入っているサークルに対する感想は正反対だった。学園祭期間中の卒業生は,今ひとつ馴染んでいない様子だった。まだ一年生なので,変えるのなら早めの方がいいと,同期の友達の進言だった。その友達の方はサークルを楽しんでいるようで,自分で書いた原稿の下書きを見せてくれた。今度来るときは,出来上がったものを持ってくるようにリクエストした。
06/10/20(金)
今年も段々残り少なくなってきた。先日,郵便物と一緒に,郵便局から年賀状販売の案内が来た。もう,そんな時期かと思った。その日の帰り道,郵便物をポストに入れようとしたら,側面には年末年始のアルバイトの募集の張り紙があった。今年も残すところふた月とちょっと。時間に追われるようにまた年末を迎えそうだ。
06/10/19(木)
一昨日記した修学旅行のお土産だが,八ッ橋を食べた先生に買ってきた生徒が感想を訊いていた。自分の買ってきたものが美味しかったのか気になるのは自然なことだ。まだいくつか残っていたので,勧めたところ喜んで食べていた。実は,買ってきた当人も食べたかったらしいが,自分で買ってきたものを自分で食べることを遠慮していたみたいだ。どの種類が良いかを選別して,念願の生八つ橋を食べていた。
06/10/18(水)
東中野教室勤務の今日,一旦教室に入ってから駅前の銀行まで行ってきた。徒歩5分といった距離だ。久しぶりに歩くと,いくつもの変化が見られた。以前はほとんど崩壊寸前のようだった,築何十年も経った木造アパートが,小ぎれいなマンションに変わり,駅前にあるいくつかの店舗は,別の店になっていた。東中野教室までの案内の写真もそろそろ撮り直さなければならない。変わってもいいようでなかなか変わらないのが,東中野駅のすぐそばを走る山の手通りの工事だ。まったく変わらないのではなく,徐々にその作業は進んでいるようで,今はちょうど総武線の真上あたりからやや早稲田通り寄りの道が大きく歪曲されている。
06/10/17(火)
修学旅行に行って来た生徒が,お土産を持ってきてくれた。中学生は京都・奈良だった。京都のお土産の定番と言えば八ッ橋。今年もいくつもの八ッ橋が講師室の机に並んだ。曜日にもよるのだが,甘党の先生が多い日は決まっている。比較的‘左党’の先生は,お土産物は甘いものが多いのが特徴だ,と言いながらも八ッ橋をひとつつまんだ。八ッ橋も進化しているようで,定番の『つぶあん入り』の他に『ニッキ・抹茶・苺』の詰め合わせを持ってきてくれた生徒も居た。自・他ともに認める‘超左党’ではあるが,こうして毎年生徒が塾のことを思い出してお土産を買ってきてくれるのは嬉しいことだ。
06/10/16(月)
蚊が近づいてきたら普通はどうするだろうか。刺されるのが嫌で潰そうとするだろう。ところが中には心優しい?生徒がいて,手のひらで蚊を追い払って,決して殺したりはしない。女子生徒三人が同じ場所にいるとき,二人が追い払おうとしたので,ただ一人潰してしまう生徒が,自分がおかしいのではないかと不安になったらしい。試しに何人かの生徒に訊いてみたのだが,やはり追い払う生徒はほとんどいなかった。
06/10/15(日)
夢を見た。行ったことのない場所だった。開発されたその場所は,昔のよかった風景を壊してしまった。空の見えていた昔からあった道の上には,高速道路が走りその下は間違いなく暗くなっていた。高速道路を通ればほとんどの目的地に着けるように開発された。“はじめて”の場所なのに,昔の風景を思い出しながら歩いた。やがて海が見えてきた。海が見える少し小高いその場所は昔と変わらなかった。久しぶりの海に少し気持ちがたかぶった。そんな夢だった。起きてから思った。いつ以来,海に行っていないだろう?少なくとも雑記帳をつけ始めてからは行ったことはない。七年,おそらく十年以上は海を見ていない。
06/10/14(土)
生徒が勉強をしているとき,机の上は教科書や問題集,プリントなどでいっぱいになることがある。さらに筆記用具が所狭しと入り乱れたりもする。狭いながらも見つからなくなるものの筆頭は消しゴムだろう。プリントの下や問題集の間,机の中などあちこちを探す姿はよく目にする。小さく転がりやすいものなので,床に転がっていることもある。授業中,間違いを直そうと消しゴムに手を伸ばした女子生徒が突然笑い出した。消しゴムと思って手に取ったものがのど飴だったのだ。確かに形は似ているが,大きさが違うように思う。視線はノートに置きながら,手探りで消しゴムを見つけようとした結果だった。
06/10/13(金)
授業を終えた数学の先生が,モノを売るためにはどう工夫すればいいかを話していた。郊外の電気店でバイトをしたことのある彼の担当はデジカメだった。販売という現場の立場でどういった工夫が功を奏するのかを見ていて,何が好結果をもたらすかに興味を示したという。塾についても,どうすれば生徒が増えるのか,いわゆる経営的なことに興味が今はあると言っていた。数学の先生なので,大学は理系なのだが,専門外のことにも興味を示すのも大切なことだ。
06/10/12(木)
明大中野校・明大中野八王子校の明大推薦・統一学力テストが今日実施された。今回は河合塾の模試が援用されたらしい。試験後に自己採点をさせられるのだが,終わってすぐに自分の点数が判るというのはどういった気持ちだろうか。試験後に授業に来た生徒に,自己採点の結果を訊いた。まずまずのようだったが,一教科は合計を出すときに慌ててしまい,もしかすると10点高くなると言っていた。低くなる可能性がないだけに,むしろその方が安心できるだろう。
06/10/11(水)
明大中野校は来週には,二学期中間試験がある。試験前は毎度教室が混雑する。試験前に集中するのは,やはり仕方ないのだろう。普段から早めにやっていればそれほど直前であわてなくてもいいのだが,なかなかそうはいかない。特に昨日はここ数年で最も混み合ってしまった。授業まで間があり,自習していた生徒が居た。普段なら同じスペースに他学年の生徒が一緒に自習することはないのだが,昨日は特別だったようだ。でも,同級生と一緒よりも,その方がお互いを意識しあって勉強がはかどったのではなかろうか。東中野教室は,昨日ほどではないものの,今日も混雑した。試験開始まで一週間を切った。
06/10/10(火)
高校生の数学の授業で,「碁石」が出てきた。確率の問題で使われることがある。白と黒の二通りしかない点が,問題によっては使いやすいのだ。一種の二進法である。ところで,正式な碁石は何で出来ているのか試しに訊いてみた。名前に「石」が付いているせいか,何かの鉱石から出来ているというイメージがあるようだった。黒石は確かに粘板岩などの石を使っているのだが,白石はハマグリの貝殻から作られる。実際に碁石をいじることは高校生にはあまりないようだ。
06/10/09(月)
今日は体育の日。さすがに晴れの特異日に近いだけあって,昨日も今日もさわやかな日となった。そんな素晴らしい日に,昨日の東中野教室は数学特訓だった。試験が近いので仕方ないが,どうせならそういった日は雨の方が割り切れていいような気がする。日曜日に仕事をすると休みが一週抜けるので,体が少しきついこともあるが,今回は祝日があったため救われた。
06/10/08(日)
東中野教室で数学特訓を行った。数学特訓が終わるといつも,先生方で『お疲れ様』の意を込めて,軽く打ち上げする。打ち上げが終わり外に出ると,この時期はすでに暗くなっている。一昨日は中秋の名月だった。けれども,関東地方はこの時期としては珍しいくらいの大雨に見舞われた。その恨みを晴らさんとばかりに,昨日も今日も空は澄み渡っていた。午前中なら遠くの山が真冬並みに見渡せた。大気中のチリをすべて雨が流し去ってしまったような景色だった。二日遅れの“名月”は,やや東寄りの空に,昼間ならうろこ雲がはっきり認められる空に,その雲を引き裂くようにしっかりとその存在を示しながら輝いていた。
06/10/07(土)
学校説明会の案内や招待状に返事を出すときに,「御名前,御住所,お電話番号」などといった欄がある。「御,お」に線を入れて出すのが一般的な礼儀だ。似たようなケースで,返事を出すことになった生徒から,どこに線を引くのかを訊かれた。その中に「御芳名」というのがあった。どこまで線を引くのが正しいのだろうか。「御」だけでいいのではないかと答えたものの,絶対的な自信はなかったので調べてみた。その結果,「御芳」まで消すのが正しいようだった。今までにこういったものはあったが,ことごとく「御」だけ消して送っていた。丁寧語は難しい。
06/10/06(金)
久しぶりのクイズ。先日,授業が終わった数学の先生が突然問題を出してきた。何かのテレビ番組でやっていたもので,授業中に生徒にも出したらしい。「○○×」のどこかに一本線を加えて,入れ物をつくるという問題だ。残念ながらすぐには分からず,ヒントをもらうことにした。それでもすぐに答えが出なかった。悔しいので,答えは聞かずに考えたのだが,おそらく標準的な時間よりも掛かってしまっただろう。ヒントは下↓にある。ヒントをすぐ見るのは御法度。答えは明日。→先月の最下段
06/10/05(木)
昔なら常識的なことが,時代と共にそうでなくなることがある。ぼうふらやウジが成長すると何になるかと,何人かの高校生に訊いたところ,ほとんどの生徒が知らなかった。それどころか,授業を教えに来ていた学生の先生の中にもそれを知らない人が居た。今はほとんどが水洗になり,見た目きれいになったため,そういったことを知らない子が増えたのではないかと,英語の先生が推測していた。以前,二十歳過ぎまで蚊取り線香を見たことがない,という話を聞いたことがある。昔の世代にとっては,ある種のショックを受けてしまう話だ。
06/10/04(水)
語呂合わせでものを覚えるのは,今も昔も変わらない。歴史の年号などはその代表だろう。化学でも語呂合わせで覚えるものは多い。それらは『チャート式化学』が元になっている場合が多い。周期表の覚え方に「水平リーベ僕の船…」というものは,化学を勉強した人なら,一度は聞いたことがあるだろう。その周期表を縦に覚えなければならない単元がある。もちろんこれについても語呂合わせがあるのだが,今ひとつぴんと来ないものが多い。でも,‘裏’の語呂合わせというのがあって,決して本などの印刷物では記述できない代物もある。ちょっとブラックなものなので,この雑記帳でも披露できない。いわゆるそういった類のものなので,ご想像あれ。
06/10/03(火)
ちょっとした切っ掛けで,今までにもらった名刺を見かえしてみた。名刺は空いている名刺ケースに入れてある。トランプのカードを順に重ねるようにして,次々と名刺を見ていった。中には同じ名刺がいくつもあったり,すでに無くなってしまった会社もあった。そばで一緒に見ていた来年就職先が決まっている数学の先生が「こうやってみると,会社名って大事なんですね」としみじみ言った。誰もが知っているような会社ならば,その社名が記されているだけで,名刺をもらう相手に対する信用度は高いだろう。中にはいったい何をしている会社なのだろうか,と首を傾げてしまう社名もあった。名刺を見ていて,いったい何人くらいの人の顔を覚えているのだろうか,そんなことをふと思った。
06/10/02(月)
忘れ物の定番と言えば傘。傘立ては教室の出入り口付近に置いてあるのだが,そこはすぐ外に繋がっているのではなく,外まで少し距離がある。そのため,いったん外まで行ってまた戻ってくる生徒や先生が目立った。雨が降っているうちはそれで済む。けれども,雨が止んだあとでは,傘を忘れたことさえ気づかないのが道理のようだ。そのため,塾には多数の忘れ物の傘が残っている。ビニール傘が多いのだが,中には高価そうな傘も混じっている。たまに傘の忘れ物が無いかと電話で訊いてくる生徒もいるのだが,最近はそういったことが減ったように思う。
06/10/01(日)
昨日,昔数学を教えていた先生が遊びに来た。来ることは事前に分かっていたので,何人かの先生に声を掛けておいた。朝まで飲んで帰った。そんな訳で,車は駐車場においてきた。今日の夜になってから車を取りに行った。仕事で帰る時間はいつも深夜に近い。夜七時台の風景はちょっといつもと違った。シャッターが下りている店もまだ開いていて明かりが光っていた。人の流れが多いのも新鮮だった。
ヒント:入れ物は「箱」
06/09/30(土)
院生の国語の先生が,語学の試験を受けるため願書を書いていた。一緒に送るものの中に,身分証明書の番号を記入しなければならなかった。公的なものでないといけないらしく,運転免許証かパスポートが適当なのだが,免許は取ってない。パスポートは手元になく,番号が分からなかった。公的なものなら,健康保険証でもいいのではないかと言ったのだが,願書には本人が特定できるように,写真が入っていないといけないらしい。資格試験自体は三ヶ月に一回あるので,次回に期することにしたようだ。
06/09/29(金)
明大中野校は昨日が高校生,今日は中学生の体育祭があった。学校自体の校庭はそれほど広くないため,立川にあるグラウンドを借りて行っている。昨日も今日も天候に恵まれ,無事終了したようだ。例年だと,体育祭のあとに塾で授業を行うことを嫌う生徒が多い。それでも今年は,昨日は高校二年生の授業があり,今日も中学一年生の授業があった。今日の授業は少し予定より遅く始まった。体育祭のあとにもかかわらず,しっかり授業を受けに来るのは大変だ。夜になり,生徒が帰ったすぐあとに保護者からの電話があった。少し遅く始めたことと,ちょっと前に帰ったことを伝えると,安心した様子だった。
06/09/28(木)
東中野教室の生徒と,八王子教室の生徒が授業が終わって帰るときとる行動に,異なることがある。帰りの電車の時刻に関することだ。東中野教室の生徒は,ほぼ気にせずに帰る。よほど遅い時間にならない限り,電車の本数は少なくならない。一方,八王子教室の生徒は出入り口付近に貼ってある時刻表を見てから帰る生徒が多い。特に,八高線は少ないときは一時間に一本しか出ていない。それゆえ,発車時刻を覚えている先生や生徒もいる。高校の女子生徒が,夜の7時前に授業が終わり帰ろうとしていた。やはり時刻表を見ていた。「今度は2分がある」と言うのをそばで聞いていた,同じ八高線を利用している先生が,「そんな時間はないはず」と時刻表を見に行った。確かにその時間の電車はなかった。午後7時は19時だが,間違って17時のところを見ているのではないかと思った。ところが17時台にもその時刻に発車する電車はなかった。すると,その女子生徒が「あ~間違えました。午前9時のを見ていました」と言った。さすがにそれは推測できなかった。
06/09/27(水)
先週末,明大中野校は文化祭があった。今年は行かなかったのだが,以前行ったときは男子校なのに,そこに居るのは女子中高生ばかりだった。女子校の文化祭の場合は招待券や入場券がないとなかなか入れないのだが,男子校の場合はフリーのことが多い。ましてやアイドルの卒業生が居るとなると,噂が噂を呼んで,女の子達は訪れるのだろうか。それはさておき,文化祭で何か変わったことはなかったかと訊いたところ,飲食の模擬店をやっていた教室で,突然女の子が倒れたらしい。駆けつけた先生はやはり,何か変なものを食べさせたのではないかと心配した。その心配は無用だった。倒れた女の子は,気の毒なことに持病だったらしい。保健の先生に後を任せたのだが,男子校で女子生徒が運び込まれるのはちょっと稀ではなかろうか。
06/09/26(火)
低気圧の影響で,関東から東北地方にかけて天気が崩れるという予報が出た。ところで,「天気が崩れる」とか「天候が荒れる」といった表現は,あくまでも晴れているときを基準にしているように思える。人によっては,雨や曇りを望むこともあるだろ。それでも,あくまでもヒトが中心になっている。動物や昆虫,植物を対象にしないのは,やはり人間のための天気予報だからだろう。話はちょっと飛ぶのだが,基準という言葉で思うことがある。野球中継を見ていると,先発した投手が打ち込まれたとき,「本来の投球ではありません」と,解説者がよく言う。確かにそれが当てはまることもあるのだが,果たしてどちらの状態が本来なのか分からない投手だっている。やはり,いい状態のときを基準にしているのだろう。そう考えると,ちょっと甘い解説者が多い気がする。
06/09/25(月)
月末になるとどの金融機関も混雑する。今日は五十日(ごとおび)でしかも連休明けなので,さらに混雑していたはず。だから,出来る限りこういった日に銀行や郵便局に用事を作らないようにしている。ところで,今日授業を受けに来た生徒の中に,書留を送らなければならなかった生徒が居た。塾の近くの郵便局は,夕方の五時までの受付だったので,授業を少し早めに切り上げて郵便局に向かわせた。おそらく二十番くらいは待つのではないかと思った。ところが,予想外に早く戻ってきた。どのくらい並んでいたかと訊いたところ,十一番目だったとの返事。それでも,振り込みの窓口はもっと込んでいたし,彼女が塾に来る前に行った銀行も相当の混雑だったらしい。
06/09/24(日)
しばらく使っていなかったHotmailにアクセスしたのだが,アドレスもしくはパスワードが違うというメッセージが出た。いくつか確かめてみたのだが無駄だった。フリーメールやブログなど,いくつか試しで取得したり作ったりしたのだが,いつの間にか使わなくなっていた。すでに生きていない無駄なものを残しているのだと思った。プロバイダーのサーバーを圧迫している結果になっているのだが,パーソナルのパソコン同様,容量が増えてきたのだろう。それにしても,自分でさえ忘れ去ってしまっているフリーメールやブログがいくつもある。
06/09/23(土)
ビスを買いに東急ハンズに行った。ねじ類は五階で扱っていた。エスカレーターで昇り,金具売り場に向かった。ハンズだけあって,さすがにたくさんのねじやビスがあった。ざっと見て,100を越える種類があっただろう。あまりの多さに,どれが同じビスなのかが分からず,店員に聞いてみた。持っていったビスを店員は壁に設置してあったねじ穴にはめ込み,径を測った。さらに,メジャーで長さを測ったところ,口径がM3,長さが15mmのものが適していた。材質がステンレスあるいは鉄とクロムの合金のものがあった。ビスは6個入りで透明のビニール袋に納められていた。ナットとワッシャーが一緒に入っていたが,実際にはこれは必要ない。でも,さすがにここまでは別売りではなかった。
06/09/22(金)
塾の前には看板が出してある。東中野教室は旧八王子教室で出してあったものを,「八王子教室」と書いてあるカッティングシートをはがして使っている。いわゆるお古だ。八王子教室は移転と同時に新しい看板をつくった。スタンド型の両面に塾の名前や簡単な案内が書いてあるものだ。スチール製でがっちりしているのだが,片面はビスでフタをしてある。何度も出し入れをしているうちに,その内の一本が抜け落ちてしまった。いつ取れてしまったのか分からず,すでにそのビスは紛失していた。仕方ないので,まだついているうちの一本を外し金物屋に買いにいった。ところがちょっと特殊なビスらしく,八王子教室近辺の金物屋では見つけられなかった。もうちょっと専門の店でないとないらしい。ビスはやや長めで,ねじ切りはかなり細かく刻み込まれている。
06/09/21(木)
ここのところ,パソコンにトラブルが続いている。8ビットネタとして残そうかと思っているものもあるのだが,それを記す余裕すらない。いっそのこと,この文章を8ビットの方に回してもいいのだが,それは趣旨が違ってしまう。やはり雑記帳だろう。簡単に直せたものもあれば,原因不明で保留のものもある。東中野教室と八王子教室のパソコンを併せると全部で八台あるのだから,どれかしら具合が悪いのがあっても仕方ない。ただ,今回は三台のパソコンでトラブルが重なったのがちょっと辛い。パソコンで仕事をしているのではなく,パソコンに仕事をさせられている。ああ,情けない。仕事が押している。
06/09/20(水)
学校の秋は,運動会あるいは体育祭の季節だ。昨日も今日も少し暑かったのだが,そこはやはり秋。夏のジメジメした暑さと違い,気温ほどの過ごしにくさは感じなかった。体育祭が近づくと,学校ではその準備として練習がある。今日,英語と数学の授業があった中学生は,綱引きの練習があったらしく,最初の授業から少しダウン気味だった。すぐに授業を始めるのが大変そうだと判断した英語の先生は,少しの休憩時間を与えたあとに授業を始めた。中学生は普段,一講座で終わるように時間割は組んであるのだが,今日は二講座目に数学が待っていた。予定より遅く始めた数学の授業では,少し元気を回復したらしい。空元気かもしれないが,そのくらいの勢いがないと,また眠くなってしまったことだろう。春でなくても眠いときは眠いのだ。
06/09/19(火)
女子生徒が,いわゆるアイドル系の雑誌を持ってきていたので,ちょっと中をのぞいて見た。ジャニーズ系のアイドルの写真がどのページをめくっても金太郎飴のごとく現れた。写真を見ると女性アイドル同様,男のアイドルでも,あまり見分けがつかなくなってしまったのは,やはり歳のせいだろうか。どのアイドルも,一見女の子かと見間違ってしまうような顔立ちが多かった。中にはそうでないのも若干見受けられたが。雑誌の後半には,さすがに知っている顔があったが,すでにアイドルと呼べるような年齢ではない。雑誌を持っていた生徒の話では,メジャーになっているような人たち目的で,その種の雑誌を買う人は居ないらしい。それにしても生徒はみな,よく知っているものだと感心させられた。
06/09/18(月)
九州地方を中心に,台風が猛威をふるった。今回の台風は風台風で,雨による被害はそれほど出ていない。雨台風の場合は,ボディーブロウのように,台風が去った後にもその影響が出る。風台風はその瞬間に被害が出るようだ。今回は,家屋の窓や屋根が壊れたり,電柱や信号機が倒れたりした。車はおろか,特急列車でさえ横転させてしまうことの出来るそのエネルギーは,物理的な計算方法で算出したら,相当なものになるだろう。北陸地方では真夏日になったところもあった。明日も暑くなるらしい。言い古された表現だが,自然の力が莫大であることを今回も知らされた。
06/09/17(日)
以前,この雑記帳に車のナンバーのことを記した。仕事帰りに見たミニクーパーのナンバーが「32-32」だった。そのことを生徒に話したところ,ミニクーパーなら「32-98]の方がいいんじゃないですか,と言った。さらに「きっと,そのナンバーが取れなかったんですよ」と続けた。そう言われれば確かにそうだ。ところが,同じく仕事帰りの先日のこと,目の前をミニクーパーが走っていた。東京の車のナンバーではなかった。右側の車線に走っていたそのミニはまさしく[32-98」だった。やはりこだわりをもつ人はいるものなのだ。
06/09/16(土)
明大中野八王子校は昨日で前期期末試験が終わり,今日の八王子教室は授業がなかった。教材整理や,来週以降の授業変更の連絡などを行った。夕方になると外が少し賑やかになってきた。移転する前の教室があった通りでは,よくいろいろな催しがあったが,新しい教室に移ってからは,そういったことがなかった。やがて通りの両側には人垣が出来,しばらくすると三味線の涼しげな音色と,小太鼓をたたく音が聞こえてきた。街灯には「風の盆」と書かれたのぼりのようなものが見えた。調べてみたところ「八王子おわら風の盆」という催し物だった。『おわら』が何を意味しているのか,Googleで調べたところ,「富山県八尾町に元禄年間より伝わる伝統民謡舞踊」とのこと。優雅でゆったりした踊りに,見物客は盛んに写真に収めたり,ビデオで録画していた。着物を着た何人もの‘踊り子’の最後部に,少し背の高いポロシャツを着たおじさんが,まったく同じ振り付けで踊っていた姿がほほえましかった。
06/09/15(金)
今日は東中野教室勤務の日。夜になって八王子教室に用事があったので電話をした。すると,今年の卒業生が遊びに来ていた。最初電話で話していたのだが,Windowsメッセンジャーで繋がっていることを思いだし,両教室を繋いだ。Webカメラでお互い顔を見ながら話ができるのだ。ところが,こちらの映像は送れるのだが,八王子教室の方は音声のみで映像が届かない。いろいろと設定を変えてもらったのだが,結局映像を映すことはできなかった。八王子教室に入ったときに,チャレンジしてみよう。原因によっては8ビットネタになるかもしれない。
06/09/14(木)
授業に来る前に生徒から電話があった。「先生,塾に包丁ありますか?」と訊いてきた。普段はあまり使わないのだが,置いてあることはある。そのことを伝えると電話を切り,すぐあとにやって来た。ケーキでも買ってきて,みんなで食べるのかと思ったら梨を買ってきた。しかも,ちゃんと青果店で買ってきたようで,二個で360円だった。まな板と共に包丁を借りて,皮をむき始めた。上手に皮をむいてから,友達と分けて食べていた。残った一個の梨が,机の上に置いてあったので,冷蔵庫に入れるように勧めた。あとで食べるときに冷えていいと思ったからだ。ところが,やがて試験勉強が終わり帰るときに,せっかく冷えた梨をそのまま持っていった。食べた梨は冷えていなかったと思うのだが。
06/09/13(水)
八王子教室の不燃ゴミの袋は,中の空気を掃除機で抜くことに成功して,口の部分を結ぼうとした。ところが,その瞬間すき間ができあっという間に空気が入り,もとの状態に戻ってしまった。再度生徒と一緒に挑戦。空気を抜き出すと,今度は失敗しないように慎重かつ素早く縛ることに成功。その後,八王子市で指定されている袋にさらに詰め込んだ。ただ,いつもよりも縮んでいたために,20リットルの袋への収納は容易にできた。ただし,この技は可燃ゴミでは使えないだろう。なぜならば,可燃ゴミはほとんどの場合,割り箸や飲み物の紙パックの角で,袋が何カ所も切れてしまっているので。そのため,可燃ゴミは二袋になってしまう割合が不燃ゴミよりも多くなる。
06/09/12(火)
ゴミの分別が各自治体で細かくなった頃から,企業に対するゴミ処理の仕方が厳しくなった。八王子市では可燃ゴミは週に二回,不燃ゴミは週に一回しか捨てられない。一回に捨てられる量も,20リットル容量を二袋しか出せない。そのため,いつもゴミを圧縮して捨てている。不燃ゴミの場合は,見た目よりも圧縮できるのだが,可燃ゴミはあまり潰れない。昨日は週一回の不燃ゴミの日。ゴミ袋の上に乗り,潰している様子を見ていた男子生徒が,「掃除機で吸い込むとへこみますよ」と提案してくれた。確かに,以前テレビで見た記憶があった。早速,提案してくれた生徒に手伝ってもらい,中の空気を抜いた。ゴミ袋はみるみるうちに縮み,圧縮に成功したかのように見えた。↑以下明日へ。
06/09/11(月)
休みの昨日はナスのしぎ焼きをつくった。近所のA-プライスに買い物に行くと,ナスが10本ほど入った袋があった。290円と比較的お買い得だったので,迷うことなく買った。10本もあると,味噌汁の具や漬け物にしてもまだ十分に余るので,しぎ焼きにした。無水鍋に水気をおびさせた新聞紙を入れ,そこにナスを6本入れた。中火でしばらく焼くのだが,この前焼いたときにガスに掛けてあることをすっかり忘れ,十分すぎるほど焼いてしまった。いったん部屋に戻ったのがいけなかった。今回は忘れないように,タイマーを掛けて部屋に持ち込んだ。この時期のナスは美味しい。多めのショウガを掛けて食する。
06/09/10(日)
去年の春,事情により携帯電話を持つようになった。実際に使うことはほとんどない。自宅にせよ,仕事場にせよ固定電話はいつも近くにあるし,メールはパソコンで出来る。どれほど使っていないかというと,所持しはじめてからの一年半で通話時間は2時間20分弱,通話料金は7,210円だ。月平均では通話時間が8分で,通話料は400円となる。こうなると持っていること自体ほとんど意味がなく,解約も考えている。けれども,休みの日の連絡や,いざという時を考えると手放せない。自宅の固定電話を光電話にしてから,二つの電話料金の月額が2,500円程度なので,昔の電話代と大して変わらないことを考えると,今しばらくは使い続けることだろう。
06/09/09(土)
新学期が始まる頃に,前の学期の成績をもとに,成績優秀賞と成績向上賞を出している。成績優秀賞を取るためには学校の成績において,学年で上位二割程度が必要だ。それほどの成績を取る生徒は少数派ではあるが,今回も成績優秀賞に該当する生徒が出た。一方,成績向上賞は,前の試験に対して偏差値が7.5以上あがった場合に出している。偏差値7.5というとそれほどでもないように感じるかも知れないが,これまで成績優秀賞を取った生徒よりも,成績向上賞を取った生徒の方が少ない。それだけ自己の成績をあげるのは難しいということだ。いずれの賞にも図書カードを進呈していてる。
06/09/08(金)
先日自宅に帰り,いつものようにパソコンを立ち上げ,ネットに繋ぎ,同時にテレビのスイッチも入れた。テレビは何か見たい番組があってつけたわけではなかった。画面では女子高生の一日の食事について,ホームビデオで録画したものが流れていた。自宅での朝食に始まり,学校での昼食,夕食までの間食,そして夜の食事でビデオは終了した。番組はNHK教育テレビの高校講座・家庭科総合で,その日のタイトルは「人と食べ物」だった。女子高生の食事を例に,いくつかの『こしょく』を取り上げていた。家族一人ひとりが別々に食べる『個食』,間食などの『小食』,自分の好きなものばかり食べてしまう『固食』,一人だけで黙々と食べてしまう『孤食』などが取り上げられ,問題点を説明していた。ただ,見ている限り出演していた女子高生の食事は,母親のつくる食事が昼食の弁当も含めすばらしく良く,彼女に関しては何の問題もないように感じた。それ以上に,自分自身の食生活を顧みるといったいいくつの『こしょく』があるのだろうかと思った。
06/09/07(木)
今日は八王子教室勤務の日。昨日記した通り,今日も八王子教室は試験前の賑わいとなった。ほとんどの教室が埋まり,自習室で勉強している生徒も居た。後半の時間帯の授業にやってきた生徒は,教室が空くまで待つしかなかった。授業が終わったあとも,空いている教室や自習室で勉強していた。八王子教室は移転したときに自習室をつくったのだが,徐々に利用する生徒も増え,当所の狙いが実現してきた。
06/09/06(水)
今日の八王子教室は,臨時授業も含め,試験前で授業が集中した。授業をしたり,生徒や先生への連絡などがあり,かなり忙しかったようだ。『ようだ』と記すのは,今日は東中野教室で仕事をしていたため。授業が終了してから,八王子教室から電話連絡があり,今日の様子を聞いた。その忙しさが手に取るように分かるのだが,教室が離れているのでいかんともし難い。こういった日は,授業が終わったあとに,どっと疲れが押し寄せることだろう。
06/09/05(火)
比較的自宅から近い農協で,農家直販の販売が時々行われている。タイミングよく通りかかったときに,まとめて買ったりする。スーパーで買うよりも安く,量も多い。キュウリなどは,なぜだか太くしっかりしたものが並んでいる。ただ,いつ販売しているのかが分からず,数ヶ月に一回くらいの割合で『遭遇』していた。今日,その農協の前を通りかかったので,中に入ってカウンターに居た人に訊いてみた。すると,不定期と思っていた販売が,実は毎週決まった曜日・時間にあることを知った。この秋は,いつもより多めの野菜を摂れるかも知れない。
06/09/04(月)
塾には生徒専用のパソコンがある。調べ物をするときに使うようにしてあるのだが,どうにも趣味の方に行く傾向はある。もちろん,中には勉強のためにしっかり使っている生徒もいる。お気に入りには当然,第一教育センターのホームページを入れてある。塾のホームページを見ていた生徒が,この雑記帳を読んでいた。雑記帳に書いてあったことに覚えがあるのか,「これ○○のことですか」とサイトを見ていた生徒が友達の名前を言った。書いたその時は生徒のことを意識して記すのだが,時間が経つとはっきりと誰のことか覚えていないこともある。ただ,この雑記帳のネタには生徒や先生のことが多いのも確か。昨日や今日がそのいい例だ。
06/09/03(日)
財布の中身を整理していた生徒が居た。現金以外にもかなりの枚数のレシートや領収証が入っていた。その中に「春の書店くじ」というのがあった。当選すれば図書カードがもらえるくじだ。しかも特賞はオーストラリア旅行になっている。ただし,すでに景品の交換期間は過ぎていた。試しに当選番号を調べてみた。さすがにオーストラリア旅行は当たっていなかったのだが,彼女の持っていた二枚のくじは両方とも当たっていた。一枚が500円でもう一枚が100円。いまとなっては後の祭りだけに,調べてあげなかった方がよかっただろうか。
06/09/02(土)
明日は八王子教室で数学特訓がある。明大中野八王子校が二期制になってからは,夏休み明けすぐにこの数学特訓を行うようになった。けれども,時期的にはどうにも体に馴染まない。休みが終わったばかりでの試験は,生徒自身も準備が大変だ。中には夏休み後半に宿題に追われ,これから本格的に準備を始める生徒もいることだろう。焦るのはこどもよりも傍目で見ている親の方かも知れない。やはり,出来ることなら試験は休み前に実施した方が学力定着という面では好ましい。大学も二期制を取っているところが大半を占めるが,前期試験も夏休み前に行う学校がほとんどだ。
06/09/01(金)
通信販売で文具類や事務用品,飲み物や食べ物を販売している会社が増えている。少し前に営業で来たところに,はじめてインターネット注文をした。注文の仕方などは,若干の違いはあるものの,どこの会社も似ている。慣れていない分,最初は戸惑うが,何回か注文すればそれも解消されるだろう。注文する個数を入力する画面では,すでに1個注文されているようになっていた。20個注文する商品があったので,1を消して改めて20と入力した。すべての注文が終わり,確認画面に行くとその商品の注文個数が21個になっていた。他の商品もどれも注文数より1個多くなっていた。どうやら,あとから入力した数が足された模様。他社の注文では,1個でも入力をしなければならないので,そういったことを省略できるように工夫したのだろう。確かに1個しか頼まない人にとってはこの方がいいけれども,企業相手の商売ならたいてい複数個を注文するのではなかろうか。その意味では,やはりデフォルトでは個数は入っていない方がいいように感じた。
06/10/06の答「box]
06/08/31(木)
今日の夕方,関東地方で地震があった。震度3から4程度の地震だった。ちょうどその時には外にいた。歩いているとそれほど揺れは感じないのだが,突風が吹いたように木々が揺れ,遠くで鉄骨のきしむ音が聞こえてきた。少し離れたところで犬の散歩をしていた二人連れは,その音のした方向を見ていた。自宅に帰ると,棚にあったものがいくつか倒れたり落下していた。それを見て,確かに地震があったことを知った。
06/08/30(水)
八王子教室は,去年移転してからはじめて蛍光灯を一本交換した。最初から設置されていた蛍光灯は,40ワット型のもので全部で24本あった。全部が全部新品というわけではなかったので,これから順次交換していくものが出てくるのだろう。新しく付けた蛍光灯は,他と種類が違うようで,その一本だけは妙に青白く光っている。
06/08/29(火)
今日で予定していた夏の講習は終了した。一年のうちで最も長い講習が終わるので,ホッとしたというのが正直な気持ちだ。ただし,あくまでも‘予定していた’講座が終わったのであって,まだ若干の補講が残っている。それが終わるのが8月31日,いわゆる夏休み最後の日だ。生徒の夏休みの宿題ではないのだが,結局,最後の最後にならないと終わらない。おまけに,八王子教室は夏休み明けに,明大中野八王子生の前期期末試験が控えているので,それが終わってはじめて夏が終わると言えるのだろう。そういった意味ではまだまだ夏は続く。
06/08/28(月)
モノへのこだわりは人によってさまざまなようだ。最近はスケジュールをケータイに入れる人が多いようだが,手帳派も中には居る。八王子教室の国語の先生もその一人。ただし,彼女の手帳は直接書き込むのではなく,ニチバンのタックラベルに予定を書いて貼る。ラベルの表面は紙で出来ているものを使っている。その方が書きやすいのだろう。ところが,その種類のラベルはいまでは製造されなくなったらしい。いま作られているものは,表面がコーティングされているため,ボールペンでは字が書きにくいらしい。どこかで販売されていないものかとネットで探してみたのだが,無かったようだ。それでも,向こう二年間くらいのストックはあるので大丈夫だと言っていた。
06/08/27(日)
昨晩,NHK教育テレビの『わくわく授業~わたしの教え方「夢の卵を心の中に~ノーベル賞・小柴昌俊」』という番組を見た。全国からやって来た中学二年生を対象に行った授業だ。ニュートリノという宇宙物理学に関する授業で,はっきり言って科学好きの中学生を集めたとはいえ,彼らには難解ではないかと思いながら見た。ところが,X線の話から始まり,体の骨に異常があったときに医者がなぜレントゲンを見るだけで診断できるのか,けれども,太陽を観察するためにはそのX線でさえも不十分であることを説いていった。その上で,ニュートリノの概念と,それを実現するためのカミオカンデの設備や,実際にそこで使用された,光センサー光電子増倍管をこども達に見せるなど,小柴先生は生徒達をどんどん引き込んでいった。実際に,授業を受けていた生徒達は,目を輝かせて授業を受けていた。小柴先生は番組の最後に,学校で教える先生がどのくらい理科を好きであるか,興味を持っているのかが大切であり,それがこども達にも伝わる,そんなことを言っていた。こども達には,いくつかのアイデアを詰めた卵を温め,自分の研究を本気でやる大切さを強調していた。
06/08/26(土)
毎度のことだけれども,講習中はいつもよりごみが多く出る。主なごみは生徒や先生方の食事に関するものだ。コンビニで買ってくるものは主に容器などの不燃ごみ,ファーストフードは可燃ごみが多いのが特徴だ。ごみの収集日が可燃は週二回で何とかなるのだが,不燃は週一回。夏場のこの時期はそれではちょっときついのだが仕方ない。いつもより早く一杯になった不燃ごみの入ったごみ箱から,ビニール袋を取り出し,しっかり縛ってからとりあえず流しへと移動した。
06/08/25(金)
そろそろ授業が始まる時間頃に,ぎりぎりで数学の先生が飛び込んできた。ドアを開けるとすぐに,「すみません,絆創膏ありますか」といいながら,すりむいた右肘を見せた。肘から腕の先まで血がついていた。自宅から自転車で塾まで来るのだが,途中転んで擦りむいてしまったらしい。本人はそれほど血が出ているとは思っていなかったらしく,拭き取るときに気づいたようだ。治療が済むと,すぐに授業に入ったのだが,どうして怪我してしまったのかという経緯を,図解して生徒に説明していた。
06/08/24(木)
高校の生物の授業では,今回遺伝を勉強している。遺伝というと,血液型に関する問題が定番のひとつである。「A型の父親とO型の母親から生まれるこどもの血液型は何型か」といったような問題だ。問題には血液型に関する家系図があり,AやBが□や○で囲まれて示されている。それを見ながら,男女(父親と母親)はどちらが□なのだろうかと『議論』した。図では○が左に□が右に書かれている。イメージ的には○が女で□が男という意見があった。雛飾りではお姫様は手前から見ると右側に座っている。けれども,時代や地域によってはこの逆もあるようだ。銭湯や旅館などの浴室の入り口も,特に決まりはない模様。いくつかの問題集を見たのだが,生物ではどうやら○が女性を表すのが主流のようだ。
06/08/23(水)
大学ではどういったことを学びたいかということを,高校生にもなれば考えることがあるようだ。塾に来ている生徒が行っている,明大中野校も明大中野八王子校も,高校二年の段階で文系クラスと理系クラスに分かれる。選ぶコースによっては,自分の将来が大きく左右される。はっきり,どちらのコースに行くのか決まっている生徒はいい。自分の適正や将来のことを真剣に考えて居る生徒もいる。最近はそのことばかり考えているという生徒もいる。もう少し考える時間を与えたい。でも,限られた時間の中で決断することも,人生の中では何度か必要とされる。
06/08/22(火)
先週,お盆休みに図書館に行ったことを,この雑記帳に記した。久しぶりに行ったのだが,図書館に行くときにひとつ,注意した方がいいことがあった。それは,皮底の靴で行かないこと。去年の暮れに買った靴が皮底だった。図書館に行った日はその靴を履いていった。ところが図書館の床は,見事なフローーリングで出来ていて,歩くたびにコツコツコツという音が響き渡っていった。こどもが居る場所は少し賑やかなので,それほど目立たないのだが,総じて,図書館は静かな場所。音を立てないように歩いているつもりでも,どうしても床を打つ音がしてしまった。女性の場合は,ハイヒールで行くと同様のことが起こるだろう。夕方になり,人が少なくなるとなおさらその音は館内に響き渡った。最初に取り出した本があった書棚付近は,床にカーペットが敷いてあったので助かった。
06/08/21(月)
今日から夏の講習の最終ラウンドが始まった。高校一年生の数学の授業で,誕生日に関することが話題になった。誕生日が一緒になる確率がどのくらいになるのだろうかということだ。すなわち,あるグループ内で同じ誕生日の人が居る確率はどのくらいになるかを考えた。もちろん,任意の二人ならば1/365になる。複数人になったときの確率がどのようになるだろうか。学校のひとクラスの人数がやや少なめの30人の場合,その確率は約70%になる。これが40人を超えると90%を超える。いわゆる同じ誕生日の人がクラス内にひと組でもいるという『掛け』をすれば,かなり高い確率で勝てることになる。ちなみに,確率が50%以上になるのは22人を超えたとき。
06/08/20(日)
今年はお盆休みの頃から高校野球をよく見た。これまでに,こんなにたくさんの試合を見たことは記憶にない。幸運なことに,今年は決勝戦を見ることが出来た。しかも,地元である西東京の早稲田実業と,三連覇を目指す駒大苫小牧の好カードだった。今大会を象徴する打撃戦の様相は全くなく,試合は投手戦となった。八回にともに一点ずつ取った試合は延長に突入した。スポーツ新聞のサイトでは,熱戦の延長が続いていることが伝えられていた。月並みな表現だが,手に汗にぎる試合はあっという間に進んでいった。結果的には15回までで決着が付かず,再試合となった。両チームのピッチャーの明日が気に掛かるところ。可能なら,中一日置くとか,ナイターで再試合を行うのが選手のためになるのだろうが,なかなかそうもいかないようだ。出来ればベストな状態で戦って欲しいとファンは願う。テレビの画面には決勝戦のスコアーボードが映し出された。ちょうど真ん中の八回に両チームに一点が刻まれ,それ以外は0が並び,きれいに左右対称のスコアーボードとなった。あたかも,八回に仕切りがあり,右と左に領域を分けたようなスコアーボードであった。一試合多い49試合目の明日は仕事で見られないのが残念。どちらが勝つにしても,今日の試合で両校優勝の価値はあると思った。
06/08/19(土)
夏休み後半になると,宿題の進捗状態が気になるところ。講習で授業を受けに来た生徒が,授業が始まるまでの時間で,生徒用のパソコンで調べ物をしたいと言い,ネットに繋いでいた。検索をかけ,目的のサイトを見つけたようなのだが,結局のところ,ほとんど丸写し状態になっていた。こうしたことは,何人もの生徒が同じようなことをしていることが容易に想像できる。そうやってでき上がったモノは,見るべき人が見ればすぐに真似したモノかどうかは判ることだろう。便利になった分だけ,学校の夏休みの宿題の出し方にも工夫が必要な時代となった。
06/08/18(金)
お盆休みも明け,今日から仕事再開。夏の最後の講習は来週から始まるのだが,今日は東中野教室・八王子教室共に,若干の個人指導の授業があった。先生も生徒も限られた人数しか来ていないので,静かに授業は進んだ。 ほとんどの会社も休みは終わったようで,営業で回ってきた人も居た。新人の研修なのだろうか,午前と午後で同じ会社の営業がやってきた。かなり暑い昼の時間帯だったが,二人ともしっかりスーツを着込んでやって来た。見ているこちら側が汗をかいてしまいそうな印象を受けた。帰った後,営業は大変だね~,とひと言。
06/08/17(木)
図書館に昨日,行ってきた。夏休みの図書館は,小学生や中学生,高校生の姿が目立った。小さな子ども連れの若い夫婦の姿もあった。曜日にもよるのだが,昨日は午後八時まで開館していた。夕方の時刻は,まだどの席も人で一杯で,すぐには座れそうになかった。気になる本を一冊書棚から取り出し,隅の方にあったベンチに座ってしばらく本を読んでいた。日が沈む頃になると,子供たちの姿は減り,座席もだいぶ空いていた。そろそろ帰ろうかと思い,歩いていると,子供用の絵本コーナーにちょっと奇妙な絵本を見かけた。他の絵本はどれも子ども向けに,かわいらしいキャラクターの絵が表紙になっていたのだが,その中で一冊だけ趣の異なる本があった。ロブ・ゴンサルヴェス絵/セーラ・L・トムソン文の『終わらない夜』という絵本だ。隠し絵のような絵柄で,例えば湖に映し出された夜の木の影が人の姿になったり,森林がいつの間にか部屋の床になって表れてくる。「想像してごらん」という文に始まり,幻想的な絵と共に各ページは構成されている。
06/08/16(水)
一昨日と昨日は,短い時間だったが出勤した。一昨日は八王子教室。いくつかの荷物を取りに行った。八王子教室の入っているビルには,もう一つ別の塾がある。フランチャイズ制の塾で,全国各地にある塾だ。夕方行ったのだが,電灯が付いていた。実際に授業をしているのかは判らなかったのだが,お盆休みは交代で取っているのだろうか。昨日は東中野教室に行った。休み前に作った教材を持っていった。さらに,来週から始まる高校三年生対象の個別指導のため,八王子教室からノートパソコンを移動した。そのパソコンとプリンターを教室にセッティングした。どちらの教室のパソコンも,メールが200通以上たまっていた。その整理もついでにしてきた。
06/08/15(火)
終戦記念日の今日,日本武道館で全国戦没者追悼式が行われた。正午には参列者全員が一分間の黙祷を行った。同時刻,甲子園球場でもプレーを中断して,球児や監督,審判や観客全員が黙祷を行った。すぐあとにチャンネルを変えると,そこでは出演者や観客の笑い声が響き渡っていた。それだけ平和になったのだろう。午前中には小泉首相が靖国神社に参拝をした。国内でも賛否両論で渦巻いている。論じることは,日本人として必要なことだし,これからも語られるていくことだろう。賛成反対の審議はともかく,論じることは大切なことだと思う。ただ,首相が言うように諸外国から批判されるのはどうしたものか。お盆休みも後半に入ったが,今日,墓参りに行ってきた。
06/08/14(月)
クレーン船による送電線を損傷させる事故が,今朝あった。東京と千葉の間を流れる旧江戸川に掛かっている送電線三本に,クレーンが損傷を追わせた。ニュースによると,船員は送電線があることを知らなかったらしい。ちょっと驚いたことは,たった三本の送電線に損傷があっただけで,139万世帯で停電があり,いくつもの鉄道が止まってしまったことだ。停電した地域に自宅が含まれていたのだが,そんな気配は全くなかった。それもそのはずで,停電は午前中で復旧したためだ。今日は昼近くまで寝てしまった。
06/08/13(日)
お盆休みのときには,たいがい部屋の片付けをする。主に雑誌やたまった段ボールなどに紐を掛けたり,定期購読している雑誌を含めた本の整理をしている。本棚から古くなった,おそらくもう見ることのない本を取り出していると,以前プリンターを買ったときに付属で付いていたCD-ROMが出てきた。実は,このCD-ROMは一時期どうしても必要になり,かなり探したのだが,結局その時には出てこなく諦めた。唄の歌詞ではないが,探すのをやめて諦めた頃にこうして出てくるものなのだろう。CD-ROMは本来,別の場所に置いておくのだが,その時はどうした加減か,そこに置いてしまった。あと二つ,ここ数ヶ月で無くしたものがある。ひとつは家の中でしか使わないものなので,無くなるはずないのだが,いつの間にか見あたらなくなってしまった。そのうち出てくるだろうか。
06/08/12(土)
前日の天気予報が当たったようで,今日の午後は首都圏で雷がかなり落ちたようだ。都内では鉄道にも影響が出たようだ。ただ,住んでいる場所がちょっと違うだけで,その影響に差が出た。自宅では昼過ぎに落雷と,やや強めの雨が降っただけで,それほどひどい天気では無かった。雷が近づいてきたときだけは,一時的にパソコンの電源は切った。
06/08/11(金)
今年は蝉の鳴き声を聞いた覚えがなかった。蝉の羽化も年によって多い少ないがあるのだろうか。うるさいくらい一斉に鳴き出す夏もある。そんなことを意識しはじめたら,急に蝉が鳴き出しはじめた。今年の夏は例年よりも忙しく,蝉のことなど気にとめる余裕がなかったのかもしれない。お盆休みに入り,気持ちにゆとりが出来たのだろう。
06/08/10(木)
いよいよ本格的に暑くなってきた。仕事が終わり自宅に帰り,昼間の暑さの残る部屋に戻ると,予想とは反してひんやりとしていた。朝,出る前にエアコンはごく弱く除湿で動いていた。スイッチを切り忘れて出てしまったようだ。暖房器具の消し忘れほど危険は無いのだが,無駄をしてしまったと思った。仕事場を出るときは何度もそういったことをチェックするのだが,自宅のことは逆にゆるんでしまったようだ。環境に悪いことをしてしまった一日だった。
06/08/09(水)
おそらく今年初めてだと思うのだが,関東地方に台風が接近した。東中野教室・八王子教室共に授業を予定していた。東中野教室は交通の便が良いので,様子を見ながらだったが,そのまま予定通り授業を行った。八王子教室は少し迷った。高校三年生の授業は予定通り行ったのだが,中学生の授業は,家が遠い生徒も居たので,後日行うことにした。その旨,保護者に連絡したところ,しばらくして一人の生徒がどうしても今日のうちにやりたいと申し出てきた。八月末に補講すると,九月の前期期末試験の他教科の勉強に不安を残すからと言うのだ。十分に計画性を持っていたのと,電話で話していた時間帯では台風の影響は出そうになかったので,結局行うことにした。そのせいか,いつもよりも授業に集中していたように見えた。
06/08/08(火)
今朝の関東地方は,集中豪雨のような雨が降った。いわゆる,バケツをひっくり返したような降り方だった。雲の中にあるすべての水分を地上に降り注ぐような勢いがあった。よほどの用事でもない限り,外に出る気が起こらないような降りだったが,そんな中でも出勤しなければならなかった人もいたことだろう。降りも収まり,傘が必要なさそうな頃に家を出た。西の方を見ると,冬でないとあまり見られない丹沢の山並みがくっきりと見えた。雨が空気中の塵を取り除いたのだろう。
06/08/07(月)
夏の高校野球が昨日から始まった。開幕直後から優勝候補の神奈川・横浜高校と大阪・大阪桐蔭が当たるという,ちょっと惜しい組み合わせだった。勝った大阪桐蔭の次戦は,これまた強豪の西東京・早稲田実業が相手だ。試合経過が気に掛かるいつもの夏だ。休み時間に経過を見ることはできるのだが,それを見ていた生徒が,野球ばかりが優遇されることに不満を漏らしていた。確かに,高等学校のひとつの部活動にすぎない野球ばかりが,テレビでは全試合中継され,新聞でも大きく取り上げられている。サッカーでさえも遠くおよばない厚遇だ。他にも一生懸命練習や試合に臨んでいる部活動はあるのだが,決勝戦が中継されればいい方で,中にはスポーツ新聞の片隅に結果しか載らない競技もある。それだけ,日本人は野球に対する思い入れが強いのだろう。
06/08/06(日)
昨日で夏期集中講座が終了した。若干の個人指導が残っているが,週の半ばにはお盆休みに入る。土曜日は八王子教室で中締めの飲み会を行った。教室内で行ったたため,近くのスーパーで買い物をした。折しも八王子祭りが行われていたので,出店でも買い物をした。焼きそばや焼き鳥など,量も多くスーパーで買うよりも却って安いくらいだった。宴会は深夜まで続き,夏前半の労をねぎらった。
06/08/05(土)
八月上旬の週末は,毎年八王子祭りがある。去年までは商店街に面した場所に教室があったため,昼間から祭り囃子の音や盆踊りで賑やかだった。夏期集中講座の最後の二日間は,そういった大変な状況の中で毎年行っていた。移転した今年は,祭りの中心より少し離れた場所になったため,去年までのことがまるでウソのように静かに感じる。聞こえてくるのは,テナントで入っている一階のハンバーガーショップの客引きの声くらいだ。教室から見える人の流れとは隔てて,高校三年生の熱い講習は続いた。
06/08/04(金)
梅雨が明け,今日は今年の夏一番の暑さとなった。やっと本格的な暑さが訪れた日だった。八王子教室は移転して初めての夏を迎えている。旧教室と比べると,南西向きの部屋があり,しかも窓が大きいので,午後はしっかりと日が当たる。冬場なら心地よいのだろうが,三十度を超える気温では厳しいものとなった。エアコンの場所の関係上,南西の教室には風が行き渡りにくい。天井にはファンがあるのだが,今日はそれも十分に効かなかった。そこで,教室後方の隣の教室との仕切板を外して,空気が回るようにした。さらに,ブラインドを下げたところ,ようやく室温が落ち着いた。普段は夜に授業をしているので,こういったことは年に何度もあることではないだろう。とりあえず一年が過ぎないと,さまざまな状況は見えてこない。
06/08/03(木)
先月の雑記帳で,花火大会のことを記した。そのときに,打ち上げ花火の値段のことが話題になった。一番大きい花火の大きさはどれくらいで,原価はいくらだろうかと。ネット検索したところ,現在作られているもので最大の花火は四尺玉とあった。直径が約120cm,重さは420kgもあるらしい。その重たい花火を800m上空まで打ち上げる。420kgは軽自動車とそれほど変わらない重さだ。それを僅か数秒で打ち上げるのだから,その推進力はかなりの大きさになるはずだ。ちょっとした大砲のようなものだ。原価はあるサイトによると,ひと玉55万円とあった。あくまでも原価であり,打ち上げるための筒などの費用や人件費などを含めれば,さらに値は上がるのだろう。花火を見に行く人たちの出費と併せて考えると,ちょっとした経済の勉強になりそうだ。
06/08/02(水)
危機管理の意識が足りないための事故が目立つ。こどもにとって楽しいはずの夏休みが,二度と新学期を迎えられない事態が起こった。埼玉県で起こったプールの排水溝に引き込まれた少女は,水死ではなく引き込まれた際の勢いによる脳挫傷が死因だったらしい。柵が外れていたことに気づいていたにもかかわらず,そのまま遊泳させていた監視員や管理していた人間の気が知れない。もし,自分のこどもが泳いでいたのなら,彼らはすぐにプールから上がるように忠告しただろう。夕べのニュースによると,こういった危険な状態のプールは全国に多数あるらしい。管理する人は一刻も早く措置をとり,泳ぐ人は危ないと判断したら,こどもに決して入らさせないようにするべきだ。こどもを守るのは大人の義務なのだから。
06/08/01(火)
昨日で第一教育センターのホームページへのアクセス数が20,000を超えた。サイトを立ち上げた初期の頃は,一日のアクセス数はほとんど一ケタのことが多かった。少ない日は一人か二人くらいの訪問ということもあった。さすがに年数を経ると,それなりに知名度が上がったのだろうか,過去一年間の一日の平均アクセス数は15を超えるようになった。塾のサイトというものは総じて,変化に乏しくそれほど楽しいものでもない。実際に,このサイトもほとんどがテキストで,そういった意味では頻繁にアクセスしてくれる人はありがたい。一昔前でも画像を貼り付けているサイトなど当たり前のようにあり,今やかなりの数のサイトが動画を置いている。特にそういったものを追いかける気はさらさら無く,今後も今のスタイルはほとんど変えないで行くことだろう。ただし,雑記帳については,絶やさず続けるというこだわりは持ちたい。
06/07/31(月)
夏期講習は先週土曜日で終了したのだが,明日からまた集中講座が始まる。対象は主に高校三年生なのだが,東中野教室は中学一年の授業も行う。その他にもいくつかの個人指導を予定している。今日は講習と講習の間だったが,東中野教室で面談を行った。今回の東中野教室での面談は,今日で最後になる。一番多い日と比べると,今日は二組だけだったので少し楽ではあった。あとは八王子教室での面談がある。それが終われば,今年の夏
の面談はすべて終了する。
06/07/30(日)
欲しい本があったので,近所では比較的大きい書店に先日行った。ところが,探している本はなかった。同様の本を扱っていないかと聞いたのだが,全くないという返事だった。自宅に帰り,ネットで検索すると,楽天ブックスや紀伊國屋書店Book Webなどがヒットした。その中で,セブンイレブンアンドワイというところから注文した。「カートに入れる」と,あとは流れに乗って手続きは進んだ。電話番号やメールアドレスなどを入力するだけで注文は出来た。自宅付近の店を地図上で選び,あとは到着を待つだけだ。三日ほど待つと,引き渡しできるというメールが来た。仕事帰りに立ち寄り,レジでプリントアウトしてあったバーコードの入った用紙を渡すと,すみの方からエアパッキングされた本を持ってきてくれた。買うことが決まっている書籍を取り寄せるには便利なシステムだ。
06/07/29(土)
夏休みの週末は,各地で花火大会が行われるようだ。今日・明日だけでも,隅田川花火大会を始め,立川の昭和記念公園や八王子でも開催されいている。授業が終わってから,友達と待ち合わせて直接会場に行く生徒も居れば,会場が地元のため,駅周辺の混雑を気にしながらそそくさと帰る生徒も居てさまざまだ。日がすっかり沈み,昼の暑さを残しつつ夜に向けて少し涼しくなってきた頃に,遠くから花火が打ち上げられる音が聞こえてきた。
06/07/28(金)
昨日記したように,今年は例年に比べると,夏期講習を担当する先生が多い。当然,受講する生徒もいつもの年より多いということだ。昨今のゆとり教育とは,ちょっと雰囲気が違うように感じる。あるいは勉強の必要性を感じ始めた生徒が,たまたま塾生に多かったのかもしれない。いろいろな要因が含まれた結果,今夏の状況が生まれたのだろう。ある現象の要因をひとつだけに絞ることなど出来ない。受講者が多いということは正直,経営的には嬉しい限りだが,その分仕事も増えてしまう。帰るときに押すタイムカードの時刻は,ふだんと変わらない日々が続いている。まだ,昼の気温が猛烈に上昇していないだけに,体力が消耗されていないことが救われる。
06/07/27(木)
今年の八王子教室の夏期講習は,例年よりもたくさんの先生が授業を担当している。一人で一日に三講座持っている先生もいれば,一講座だけの先生もいる。三講座だと少ないと思うかも知れないけれども,塾の授業は一講座100分なので,学校の授業に換算すると六時間に相当する。この100分という時間だが,塾に通い慣れている生徒なら,そのペース配分も慣れている様子がうかがえる。ただ,講習で初めて受ける生徒にとっては,ちょっと辛いかも知れない。教える側はあれも教えたい,これも学んで欲しいとつい欲張ってしまう。時には生徒の目線で考えることも大切だ。
06/07/26(水)
講習で塾に来るとき,駅前で何か品物を搬入している様子を見た先生がいた。箱にはSiH4と書かれていたらしい。もし,それが本当ならちょっとすごいことになる。なぜなら,SiH4はケイ素Siと水素Hから出来ている化合物だが,化学物質としては爆発性をもち,あまり穏やかなモノではない。物質名は「シラン」という。語感だけだと何だかおかしく感じる。SiH4の正式名称は「モノシラン」で,化学の知識がないと本当に何を言っているのだろうかということばだ。
06/07/25(火)
平日の休みになった。夕方,買い物に出掛けると,母親が小学生や中学生の子どもを連れて買い物をする姿が目立つ。顔を見るとやはり親子なのだろうか,輪郭や顔の感じがよく似ているのが判る。特に女の子は,子どもは嫌がることが多いのだが,いかにも親子というのが分かるケースが多い。深夜に近い時間の人のまばらなスーパーに比べて,複数のレジにいくつもの会計を済ます客の列に並んだ。
06/07/24(月)
今日で夏期講習の最初の四日間が終了した。四日目の今日は授業あり,面談あり,先生との打ち合わせあり,その他もろもろがあり,終わる頃はボロボロになった。それでも明日が休みなので,ちょっと救われる。終わりの仕事は簡単な掃除とゴミ出し。月曜日の晩は不燃ごみの日だが,講習中は集中して授業をするため,ごみの量はいつもの倍になった。これも毎度のことだ。
06/07/23(日)
夏休みには学校では宿題を出す。それは,今も昔も変わらない。宿題の定番といえば,読書感想文。読む本は指定されることもあれば,自由に選ばさせる先生もいる。昨今の活字離れを考えれば,確かに読書は大切だ。中学生や高校生の頃に出会った良書は,大人になってから読み返すことがある。当時読んだ本を読み返すと,年齢を重ねた分だけ,読み方の‘濃度’が異なる。濃ければいいというわけではないが,書物に触れる機会がなければ,読み返すことすらおぼつかない。授業開始前や,休み時間の教室をのぞいてみても,読書をしている生徒は滅多にお目にかかれない。今年の春卒業した生徒の一人は,頻繁に学校の図書館で本を借り,授業前に読んでいたことを思い出した。
06/07/22(土)
講習中はいつもよりかなり早起きをする。通常の仕事の時間帯ではぐっすり眠っている時間に,すでに出勤準備をしなければならない。春と冬の講習は僅かな期間なので,それほど辛くはない。それと比べると,夏期講習はかなり長い。今日で二日目なのだが,今朝はちょっと危なかった。前の晩に,若干飲み過ぎ,いつの間にかソファで眠ってしまった。起きたときにはすでに外は明るかった。まずい!と思い慌てて時計を見たら,ちょうど起床するにはいい時間だった。前日,めざまし時計にセットしてあった時間とほぼ同じ時刻に起きた。もちろん,めざまし時計は別の部屋にあり,鳴るようにセットしてなかった。奇跡的に起きられたからいいようなものの,飲むのは休みの前の日だけにしようかと思っている。
06/07/21(金)
今日から夏期講習が開講した。いつもの年だと,暑い暑いと言いながら先生も生徒もやって来るのが常だ。ところが,今年はまだ梅雨も明けていなく,しかも気温はかなり低い。湿度があるため,到着したばかりは汗がにじんでいる生徒も居るが,少し時間が経てばすぐに引く。エアコンのスイッチは入れず,窓を開放してみた。授業を始めてしばらくすると,持ってきた綿の上着を羽織る生徒が居た。ちょっと寒いというので窓を閉めた。まだまだ夏らしくないが,今は七月下旬。二十四節気ではもうすぐ大暑だ。
06/07/20(木)
七月中の通常授業は,先週末で終了した。東中野教室の明大中野生の授業は,七月でちょうど一学期も終わり切りが良く,塾の授業の終わりも分かりやすい。ところが,八王子教室の方は,明大中野八王子校が前後期の二期制のため,この時期の塾の授業はいったん中断して,次は九月から再開することになっている。すなわち,学期の途中に夏期講習が入り込む形となる。そのため,七月通常授業の終わりが分かりにくい。今日は中学生が授業がある思い,数名がやって来た。授業がないことを知ると,わざわざ来たのにという気持ちがあるため,ちょっとがっかりした様子だった。勉強道具を持ってきていたので,折角なので自習をしていくように言うと,若干渋々ながらも,夏休みの宿題をやっていた。塾のカレンダーの書き方が悪かったため,勘違いが生じてしまった。来年度からは分かりやすいカレンダーにしようと反省した。
06/07/19(水)
夏期講習開始まであと二日。新学期が始まる頃や,講習前は毎度忙しくなる。先生や生徒への連絡がいくつも出てくる。この時期に思うのは,本当にメールがあって助かるということだ。一昔前ならば,電話連絡を何往復もしながら調整したものだ。電話でつかまらないこともよくあること。メールの場合は,とりあえず送り,返事を待つということが出来る。並行していくつもの連絡が出来るのもありがたい。ただ,今日の夜のある時間帯は,返事待ちだけで九件に上った。用件を送るだけ送ると,あとはその返事が来ないと動きが取れない。それだけ多くの返事待ちは初めてのこと。
06/07/18(火)
東中野教室の期末面談は今日がピークだった。午前10時から始まり,最後の面談が終わったのは午後7時だった。予定外の面談も急遽二件入り,慌ただしい一日を過ごした。予定外の方はタイミング的にはちょうど面談と面談の間だったのが良かった。予定していた面談は高校三年生,急遽入った面談は中学一年生で,学年としてはもっとも離れていることになる。高校三年生は主に進路に関することを話したが,中学生は学習面のことが話の中心になったのはやはり対照的だ。
06/07/17(月)
連休の二日目の今日は,夕方に近所のスーパーに買い物に出掛けた。店に入ると野菜売り場の片隅にはいわゆる『見切り品』として,賞味期限が近づいている商品がかごに無造作に並べられていた。その中に,「そば新芽」というラベルが貼られたものが目に入った。ラベルには「そば新芽は電解水で安全に殺菌,衛生管理しています」と記され,さらに「根を切り,流水で洗ってお召し上がりください」と書いてあった。同じかごに入っていた山芋も買い,千切りにしてそば新芽に和えた。カツオのだし汁に酒と醤油,酢を加えて食してみた。味は淡泊であるが,カイワレ大根よりも歯ごたえがよく,夏にあった食材だと感じた。
06/07/16(日)
不安定な天候が続いている。週末に東北地方に旅行に行くと言っていた先生がいるのだが,予報ではちょうどそのあたりに大雨が降るようになっていた。ルートにもよるのだろうが,何事もないことを祈っている。
06/07/15(土)
今日から期末面談が始まった。今回の対象は高校三年生。期末面談は年三回行い,冬が高校二年生,春がそれ以外の学年が対象だ。やはり,高校三年の面談ともなると,他の学年と比べて重みが違う。しかも,この時期なのでなおさらだ。夏休みの過ごし方によって,進学先が決まってしまうのだから。他の学年の面談だと,親の方が真剣なまなざしなのだが,今回の場合は生徒もしっかり面談に対峙してくれる。彼らの一年後はどんなふうになっているのだろうか。
06/07/14(金)
昨日今日と不安定な天気が続いた。もうすぐ梅雨が明けるのだろうか。タイミングが悪いときがある。昨日,授業が始まるまでしばらく間が空いてしまった男子生徒が居た。授業が始まるまでに学校で出された宿題をやっていた。一段落したところで,近くのコンビニまで買い物に行った。出かけるときには空は晴れていた。しばらくすると急に雲行きが怪しくなり,あっという間に土砂降りになった。そのすぐ後だった。買い物に行った生徒がびしょ濡れになって戻ってきた。コンビニで雨宿りしようか迷ったようだが,塾から近かったので思い切って出たようだ。雨はやがて小降りになり,夕方には晴れ間が再び出てきた。
06/07/13(木)
今年度は四月頃に新しく入った先生が,例年と比べると多かった。春先には新しい先生どうしが最初に顔を合わせるときに紹介をしていった。塾の講師の場合,授業に来る曜日がほぼ固定される。そのため,組み合わせによってはまったく顔を合わせない先生方もいる。今日初めて一緒の時間帯に授業をした先生が居た。お互い初めて会うようなので,間に入って紹介した。ところが一方の先生が,どこかで会ったことがないかと言った。二人とも埼玉県人だ。まさかと思いながらも,出身校を訊くと二人とも同じ高校の先輩と後輩だった。やはり世間は狭いのだろう。
06/07/12(水)
勉強にしても,仕事にしてもためすぎるのはよくない。生徒の学習用に自宅で録画しておいたDVDディスクがある。インクジェットプリンターで,タイトルなどを表面に印刷できるタイプのものだ。ディスクが20枚以上になったので,印刷することにした。いざ,作業に取りかかると意外と時間が要した。タイトルや内容のフォントや大きさ,色などなかなか決まらない。何よりも中央の穴がネックになり,思ったほど上手にレイアウト出来なかった。文字をディスク内に収めるためにはどうしても小さいポイントにしなくてはならない。ディスクの色によって,文字色も一様では済まされないなど,かなり苦労した。
06/07/11(火)
今日,誕生日を迎えた先生が居た。ちょっとした約束で,ケーキを準備することになっていた。彼女は塾の卒業生だ。担当している生徒と一緒に簡単にお祝いをした。彼女が初めて塾に来てからすでに五年が過ぎているのだが,本人はあまり成長していない,と言う。けれども,傍から見ると,やはり成長の跡は認められる。自分で思っている内面の成長と,第三者が見るそれとは,当たり前だけれども毎日付き合っている自分自身には解りにくいのだろう。彼女を始めて見たときの学年の生徒と,彼女がいま同じ‘空気’の中にいることはちょっと想像できない。それだけ成長したということだ。
06/07/10(月)
昨日に続き靴ネタ。授業が終わり,急ぎの用事がある生徒が帰ろうとしたときのこと。下駄箱で自分の靴を取り出そうとしたところ「どれが自分の靴か分からない」と言いだした。学校指定の靴なので,どれもみな似たりよったりなのだ。しかも最近買ったばかりなので,自分の足にまだフィットしていないらしく,なおさらどれが自分のものか分からなかった。仕方ないので,他の生徒に声を掛け,自分の靴を下駄箱から取り出して貰った。靴が分からなくなった生徒は,残った靴を履いてそそくさと帰った。
06/07/09(日)
生徒が脱いだ靴を見ると,同じような箇所が白くなっていた。ローファーの前方の内側だ。不思議に思い,ちょうど帰る生徒が靴を履いていたので訊いてみたところ,骨が出っ張ってそれが靴を押すためらしい。確かに骨があるのだが,自分の靴を出してみるとそんな跡は無い。大きさがあっているのだろうか。それとも成長期のせいなのだろうか。それはそれとして,大きい足の生徒が多きと思った。
06/07/08(土)
高校三年生の数学の授業で,場合の数を扱った。じゃんけんに関する問題では,三人でじゃんけんをして一人だけが勝つ場合を数えた。数え方はさまざまだが,今日の授業では実際にグー・チョキ・パーの絵をノートに書き始めた生徒が居た。悪いことではないが,時間が掛かるのが難点だ。件の問題を解いていた生徒が絵を描いていると,突然「あれ,これじゃ勝てない」と言った。絵を描くことに少しとらわれすぎたのか,本末転倒になってしまった。
06/07/07(金)
今年もまた,梅雨時の七夕となった。夜の空は雲で覆われ,星のかけらも見えない。旧暦での七夕は立秋の頃になるので,夜空はこの時期よりきれいに晴れ上がることが多い。七夕は秋の季語だ。昔の習わしを,新しい暦にあわせてしまったあたりに無理がある。それでも人びとの願いは尽きることが無いようで,駅のコンコースには今年もたくさんの短冊に願い事が記され吊されていた。
06/07/06(木)
最近はほとんどの駅にエスカレーターが設置されている。当然,階段もあるのだが,停車したときにエスカレーターに近いドアは比較的混み合う。少し前の話。生徒が利用している駅のエスカレーターにはセンサーがついていたらしい。それほど利用者の多くない駅なので,人が来たときだけ動くようになっている。その生徒がまだ小学生の頃のことだ。センサーに掛からないように,『飛び越える』とエスカレーターは止まったままになる。その状態で上り下りして遊んだらしい。いかにもこどもらしい遊びだ。今では常時動いている。
06/07/05(水)
いつも乗っている車が故障してしまった。サイドブレーキのワイヤーが切れたようだ。走ることは出来るのだが,駐車するときが問題になる。そのため,今日はいつもと違う車に乗った。オートマチックの軽自動車だ。普段,マニュアル車にしか乗らないため,運転中の左手と左足がどうにも具合が悪い。手の方はハンドルを操作するときにいくらかは使うのだが,普段はシフトに添えいる。居場所が悪いのが左足だ。加速するときのもどかしさは最後まで残った。まあ,それでもきっと慣れると気にならなくなるのだろう。
06/07/04(火)
新しく入れた八王子教室のコピー機は,まだいくつかの初期設定の調整の必要性がある。今日,サービスの人が来ていくつか直して貰った。そのひとつがコピーしたときの濃淡だ。最初の段階ではかなり薄く出来上がってしまった。ファックス機能においては,回線をIP電話と共有している。しかもその回線は,東中野教室から電話転送するときに使っている。そこに問題がひとつ発生。転送されるときに,いったんコピー機に回線が繋がり,そのあとに電話機の方に接続される。そのタイムラグが思ったよりあり,それを解決しないことには,気の短い人だと途中で電話を切ってしまうかも知れない。その他にも,コピーを取り終えたあとに‘ピッ’という音がして,これがパソコンのエラー音に似ていて,気に掛かってしまう。ただし,このことについて他の先生に言ってみたところ,気にならない人もいるようだ。いずれにせよ,使いやすいようカスタマイズするのには,もう少し時間がかかりそうだ。
06/07/03(月)
先週末,八王子教室に新しいコピー機がやって来た。約四年半ぶりの新しい機械だ。コピー機能としてはそれほどグレードがアップしたわけではないのだが,今回はファックス機能が加わり,スキャナー機能もかなり使いやすいものとなった。パソコンにフォルダーを作っておけば,同時に数台のパソコンに保存できる。パソコン側からスキャンも出来るが,コピー機でも直接できる。その他,コピー機から直接メールで送信も出来るようになった。まだ実際に使い始めたばかりなので,どの程度利便性が良いのかが分かるのはこれからだろう。
06/07/02(日)
先週の日曜日が,東中野教室で数学特訓だったため二週間ぶりの休みとなった。そんな休みの日の夜,野球中継を見ていて気になったことがあった。レポーターが試合の途中に次のカードのことの話に及び,「来週火曜日の試合」と言っていた。試合後,中継をしていたアナウンサーが,先ほどレポーターが話していた同じ試合のことを「今週火曜日」と言った。日曜日から見た次の火曜日はいったい,今週なのか来週なのかと。カレンダーを見ると週の始まりは日曜日のものが大多数を占める。週の初めは日曜日,というのが常識的だと思った。けれども,いつからだろうか,土日を週末という人があるのは事実。果たして,一般的にはどちらが主流なのだろうか。
06/07/01(土)
今日は東中野教室で授業をしてから八王子教室に移動した。明大中野校は来週から期末試験が始まるので,その準備の授業を行った。高校三年の文系は今回,数学特訓が行えなかったので,今日その代わりの特訓を行った。統計に関する分野なので今までの数学と様子が違う。資料の集計を取るのだが,問題のインターバルにそのプリントをやって貰った。一度で集計が合う生徒もいれば,何度か集計してやっと正解に辿り着く生徒も居た。インターバルのつもりが,そちらのプリントの方に割く時間が結構必要になった。
06/06/30(金)
東中野教室で新しいタイムレコーダーを購入した。インターネットで探した通販もので廉価な製品だ。数年前に八王子教室も新しくしたのだが,レベル的にはそれと同等だ。ところが,開封して試運転したところ,結構違いがあることに気づいた。八王子教室のは単に出退勤時刻を打つのに対して,東中野教室のは月ごとの出勤時間を計算してくれる。さらに,八王子教室は時間によって入・出のボタンで切り替える必要があるのだが,東中野教室の新しいタイムレコーダーは自動的にやってくれる。購入額にはほとんど差がないのだが,実際に使ってみるとその差が分かった。
06/06/29(木)
まだちょっと気が早いかも知れないが,夏休みの予定がぼちぼち決まり始める頃だ。個人的な予定はともかく,学校の部活などは家庭の予定と重ならないように,スケジュールを生徒に配布している。部活によっては練習や試合,合宿などいったいいつ休めるのだろうか,とため息が出そうなところもある。やはり,中学生・高校生という年齢は若いのだと痛感する。ましてや,ここ数日で暑さへの加速度が増してきただけに,そう思う。
06/06/28(水)
昨日あたりから,いよいよ本格的に暑くなってきた。生徒や先生もそうなのだが,宅配便で荷物を持ってくる人は,申し合わせたかのように「暑くなりましたね~」と言う。営業でやって来る人も同様だ。それだけ,外に居ると暑さを感じるのだろう。まだ梅雨は明けていないのだが,もうすぐ七月になる。八王子教室は,移転してから初めての夏を迎える。去年までの部屋ごとの家庭用エアコンから,今年は業務用の動力で動くエアコンへと変わった。効き目は抜群なのだが,夏の電気代がどうなるのか,ちょっと心配だ。
06/06/27(火)
コピー機を使っていると,メーカーから技術の人が定期的にメンテナンスにやって来る。それぞれの地区担当が決まっているので,メンテナンスに来る人はほとんど決まっている。特に異常がなければ,ガラス面の掃除など簡単な作業をして帰る。今日は八王子教室にメンテの人が来た。月末に来ることが多い。来てすぐに,今回がメンテナンスに来るのが最後になります,と言った。来月からは異動で秋田に行くことになったらしい。随分遠いところなのだが,実家のある地域担当になったようだ。東京と比べると担当する地域はかなり広くなり,車無しでは営業もままならないらしい。八王子も寒いのだが,秋田はその比ではないようだ。何よりも東京はほとんど雪かきの必要がなく,楽だと言っていた。
06/06/26(月)
仕事をしていると,時々間違い電話がある。先日のこと,電話に出るとすぐに「間違いました」と言われて,すぐに切られてしまった。そのすぐあとに,もう一本の方の電話が鳴った。出ると,直前の電話と同じ声だった。どこに掛けているのかと訊くと,住宅販売のセールスをしている彼は,続けて「番号順に掛けているんです。他にも番号もありますか」と問い返された。電話番号を見ずに,次から次へと電話を掛けているようだった。一日にどれくらい掛けているのか分からないが,そういった仕事もあるのだと思った。おそらくはアルバイトを雇って掛けさせているのだろう。数打ちゃ当たる方式なのかも知れない。いまは電話代が安くなったので,こういったセールスは成り立つのかも知れない。
06/06/25(日)
東中野教室で数学特訓を行った。今回は,高校二年生の受講者が多かった。試験範囲が難しいところだったのが一つの要因なのだろうか。数学特訓は午前が三時間,午後二時間行う。午後の二時間で要した問題数は10題程度だったのだが,予想外に解くのに時間が掛かった。ただ,他の学年と比べても最後まで集中できた方だと思う。高校三年生はどうかというと,今回は理系のみの生徒の受講で,少数だった。もちろんしっかりやっていた。文系の生徒は三年での数学が簡単になったため,今回の数学特訓は別メニューで行うことにしてある。いろいろとやらなければならないことがあるのだ。
06/06/24(土)
明大中野八王子校では昨日,新年度初めての成績表が出た。特に,中学一年生と高校一年生にとっては初めての成績表になるので,自分の学年での位置がある程度分かる。高校一年生は前回との成績の比較がしにくい。中学一年生に至っては,小学校とはまったく違う教科ばかりになるので,中学の最初の成績が始まりである。今日は高校三年の授業があったので,成績表を出すように言ったのだが,この学年だけはまだ貰っていないらしい。最も成績が重要な学年なのだが,来週ある明大推薦・統一学力テストの結果が出てから,それと併せて出るらしい。
06/06/23(金)
事務用品の通信販売会社が増えてきたようだ。大手の似通った会社がいくつもある。それ以外にも,それほど名の通っていないところもある。どの販売会社も電話帳のように分
厚いカタログがあり,カテゴリーごとに分けられている。最初の方には五十音順のインデックスがあり,探したい商品は比較的簡単に見つかる。値段にはそれほど差はなく,どの通販会社も他社との差別化を図ろうとしている。今日もまた,新たな通販会社の営業の人が来た。熱心に何度も電話があり,一度話を聞くことを約束していた。やって来たのは,若い女性だった。名刺には「新入社員」と表示されていた。少し前までは女子大生だったという雰囲気はあった。新卒の社会人を見ると,今年大学を卒業した塾のOBとどこかダブルものがある。
06/06/22(木)
昨日は夏至だった。昼の時間が最も長い日なのだが,梅雨の時期なので天気が悪く,それほど長いように感じなかった。むしろ,夏真っ盛りの頃の方が日が長く感じるのような気がする。それは,実際に太陽が照っていて,それを肌で感じるからかも知れない。その感じ方は人それぞれだろうが,昨日はそんなふうに思った。
06/06/21(水)
毎日出勤すると,パソコンを立ち上げメールをチェックするのが日課になっている。昨日のこと。主電源を入れると最初にパスワードを入力する画面が出る。いつも通りにキーボードを打ち,その場をちょっと離れた。戻ってみると画面は変わっていなかった。パスワードを間違えてしまったかと思い,もう一度入力し直した。けれども,やはり立ち上がることはなかった。仕方ないので,強制終了をして再起動した。今度は慎重にパスワードを入力してみた。間違いないはずだ。それでも立ち上がらなかった。そのパソコンは四年半ほど使用している。いよいよだめか,と思ったそのとき,フロッピーディスクのイジェクトボタンが出ていることに気づいた。実は,その前日にフロッピーディスクを使ったのだ。あまりにもご無沙汰していたので,使い終わったあとはその存在すら忘れてしまっていたのだった。やれやれ。
06/06/20(火)
教育実習に行っていた学生の先生が,今日から復帰した。一ヶ月におよぶ実習は,出身中学でのことだった。公立中学校なので,人事異動も頻繁にあるようで,実習の担当の先生を始め,ほとんどの先生が知らない先生だったと言っていた。高校ではなく中学なので,それなりの年数が過ぎているのでそれも仕方ないだろう。しかも,実習生は彼女以外は居なかったらしく,その点でも苦労したようだ。むしろ,生徒の方が年齢が近かったのかも知れない。地元だったので,近所 -隣の家の子らしいが- の生徒も居た。子供の頃には一緒に遊んであげていたので,お互いちょっとやりにくい場面もあったようだが,それはそれで良い経験になったことだろう。今日は仕事が忙しくて,あまり話を聞けなかったので,今度じっくり時間を取りたいと思った。
06/06/19(月)
以前は出来ていたことが出来なることがある。それがパソコンの操作だったりすると不便である。教材をつくるときに,作図はジャストシステムの「花子」を使っている。随分使い慣れてきたので,おそらく花子を使っている平均的なユーザーの中では中の上くらいだと自負している。ただ,このソフト自体を使っている人が回りにそれほどいないので,問題が発生したときに聞くことがなかなか出来ない。そんな場合はヘルプを見るか,ジャストシステムのサイトに行って何とか解決に辿り着くこともある。ただ,今回のトラブルは,以前は容易に出来ていたことが出来なくなってしまっただけにもどかしい。
06/06/18(日)
スーパーで買い物をすると生ものなどに,他の魚と隔てるためのバレンや,人工的な菊の花などが入っている。昨日買ったツブ貝の刺身には,ダイコンのツマとツブ貝の身,貝殻などが入っていた。それらと一緒に楓の葉が入っていた。飾り付けなので,これも作り物だと思ったのだが,実際に噛んでみると本物であるのが分かった。緑の季節に合った淡い緑色の葉を,皿に水を少しだけ張って置いてみた。
06/06/17(土)
食玩がはやっているが,塾の先生も生徒も結構好きなようだ。昔からそうなのだが,講師室の空き箱の上にはいくつも並んでいる。暑くなってくると,ペットボトルで売られているお茶には,風鈴がついてきた。英語の先生が買ってきたペットボトルから風鈴を外し,教室の窓際に吊り下げようとした。ところが,窓付近には風鈴を下げるのにちょうど良い場所がなかった。あれこれ探した末,換気扇の電源コードをいったん抜き,そこにくぐらせることで解決した。‘おまけ’なので,それほど‘ホンモノ’ほどの音は出ないまでも,やはり涼しげな音はいいものだ。
06/06/16(金)
エレベーターの事故があって以来,エレベーターに乗るときにどこの会社のものかを気にする人が居るようだ。学校のはどこのものかと子どもに訊く親もいる。確かにどこでどんな災難に出くわしてしまうのか,先の見えにくいこの頃だ。耐震強度の問題も解決に至るにはまだまだ時間が掛かりそうだ。そんなときに,東京電力からブレーカーの『あて板』の取り外しに関する案内が来た。ブレーカーと壁との間はプレート状のあて板というものがあり,それで固定しているらしい。そのあて板には石綿,すなわちアスベストが使用されているとのことだ。ただし,このあて板は石渡を使っているが,吹きつけ式ではないらしく飛散はせずに,人体への悪影響は無いらしい。アスベスト問題も一時期は大きく取り上げられていたのだが,次から次へと続くさまざまな事件や事故に押し流された感がある。
06/06/15(木)
今年の卒業生が,明治大学のパンフレットを持ってきてくれた。大学全体の案内と学部ごとの案内だ。パンフレットには,現役の学生や卒業生が写真入りで,学部や授業に対するコメントが入っている。どういう基準で選んでいるのかは分からないが,明治大学の学生の男女の比率から考えると,女子学生が多いように感じる。特に,理工学部などは女子がそれほどいないと,塾のOBも言っている。見た目には男子よりも女子の方がいいと判断しているのか,それとも女子学生の方が成績が良いのだろうか。その両方かも知れないが,前者の方が可能性が高いように思う。それはともかく,これから進学していく彼らの後輩達には,重要な資料となる。
06/06/14(水)
予定していた仕事が,なかなか思うように進まないことがある。どうしても目の前にある仕事からやらなければならない。塾の仕事だと,授業の準備などは最優先項目だ。実際に授業が始まって,教材がありません,では済まされない。今回は,夏期講習の案内の作成が遅れてしまった。本来なら,六月に入ってすぐに配布する予定だったのが,半月ほど遅れてしまった。結局,多少遅れても済まされるという甘えがあったのがいけない。生徒にも計画を立てて勉強するようによく言うのだが,今回は自らの反省として捉えようと思っている。
06/06/13(火)
先日,コンビニで弁当を買ったときに,ちょうど何かのキャンペーンをしていたらしく,レジでくじを引いた。普段からあまりくじ運が良い方だとは思っていなかったのだが,今回は1リットルの清涼飲料が当たった。弁当と一緒に塾に持ち帰り,自習をしに来ていた生徒にあげた。後日,やはり同じコンビニで似たような景品を貰った先生が居たことが判った。どうやら,くじ運が良かったのではなく,誰でも当たるようなキャンペーンだったのだろうか。
06/06/12(月)
学校では定期試験以外にも,年に何回か外部の試験を受けさせられる。その時に志望校を記入するのだが,中学生だと併設の高校を記入するのが普通だ。高校生においても,ほとんどの場合は明治大学を記入する。それ以外には,中学生も高校生も難関校を書きたがるようだ。もちろん合否判定は悲惨な結果が多いのだが,自分の実力を見てみたいのと,怖いもの見たさの気持ちがはたらくのだろうか。さすがに高校三年生は現実的な志望校の書き方をしている生徒が目立った。
06/06/11(日)
基本的に,日曜日は休みなのだが,数学特訓や講習中などはその限りではない。今日は特に何もなかったので,暦通りの休みになった。それでも,転送している電話やメールなどでいくつか仕事関連の連絡がある。メールは即座に返事をしなければならにようなことは少ないのだが,電話はその場で取らなければならない。辛いのは,野球やサッカーを見ているとき。いい場面だったり,大詰めのときに掛かる電話には出るのを躊躇する。ボリュームを落とし,画面を見ながら話をすることもたまにある。
06/06/10(土)
今日の話題は,やはり始まったばかりのワールドカップのことだった。まだ日本の試合が行われたわけではないのだが,早くも深夜の試合を観戦した生徒が居た。二試合目は日本時間の早朝だったので,さすがにここまで見ていた生徒はほとんど居なかったようだ。二十年ほど前までは,ワールドカップはテレビでの放映はおろか,スポーツ新聞などでもそれほど大きく取り上げられていなかったように記憶している。国際的な試合では,野球をはじめとする他の競技の人気をあっという間に追い越してしまった感がある。まあ,それだけみんなが同じ気持ちでいられる時期があるのだから,サッカーは世界を平和にしているのだろう。
06/06/09(金)
未明から,雨が激しく降ってきた。昨晩,帰宅してからの深夜,部屋で過ごしていると,外から激しい雨脚の音がしてきた。窓を開け外を見ると,道路や向かいの家の屋根を大粒の雨が叩きつけられる音がはっきり聞こえた。明けて今日,関東甲信地方が梅雨入りしたニュースがあった。今年は五月中からすでに梅雨空のような日が続いたので,やっとこれで区切りがついたと感じた。
06/06/08(木)
明大中野八王子校は明日が前期中間試験の最終日。今日の試験が一科目だけの生徒が居たため,午前から授業を行った。午後最初の授業は高校一年生の数学の授業だった。試験範囲は「集合と場合の数」だ。過去問を中心に解いてもらった。ほとんどの問題は,これまでの授業で学んできたのでサクサクと進んだ。授業が終わると,今度は授業を受けていた生徒が先生役になった。自習をしに来ていた同級生から質問攻めにあったのだ。三人ほど自習しに来たのだが,バラバラにする質問に,彼女は一人ひとりきちんと解説してくれた。そばで聞いていたのだが,同じ説明なのに何度も丁寧に解説している姿に感心した。
06/06/07(水)
暑さがだいぶ増してきた。梅雨入り前のこの時期は,春と言うには暑すぎる。かといって夏がやって来たわけでもない。ちょっと中途半端な季節だ。通勤途中では,老婆がゆるい勾配の坂を辛そうに上っていた。バス停で待つ人達は,強い日差しから逃れようとしていた。少し進むと,若い女の子が下り坂をかっ歩するように元気よく歩いていた。やがて草いきれと共に,独特の匂いが漂ってきた。伸びてしまった道路脇の雑草を刈っていた。
06/06/06(火)
試験勉強をしに来ていた生徒が,食事を買いに行くときに「傘を貸してください」と言って,傘立てに置いてあったビニール傘を持っていった。昼間は日が差していたのだが,夕方から雨が激しく降り始めていた。コンビニまでは目と鼻の先の距離なのだが,さすがに降り方が激しかったので,傘無しで出かけるには無理があった。彼女たちが戻ってくると「先生すみません,傘持って行かれました」と第一声。ほんの僅かな時間で盗まれたらしい。それを聞いていた同級生が,余っている傘持ってくればよかったのに,と。それもしてはいけないことだが,どうやら傘立てに傘は残っていなかった。その後,雨はすぐにやんだ。塾の置き傘を持っていった人はどうしただろうか。
06/06/05(月)
明大中野八王子校は,今日から前期の中間試験が始まった。二期制になったため,この時期が年度最初の試験となる。試験が終わってから,翌日の試験勉強のため,授業を受けに来る生徒や,自習しに来る生徒は結構多い。みんな,最後の追い込みに必死だ。試験なんて無ければいいのに,と思う生徒もいるようだが,学校の試験がなければ勉強しない生徒が増えることだろう。もっと早く準備すれば良かった,という生徒もいる。これも毎度聞く台詞だ。
06/06/04(日)
路上駐車する車が減った。駐車禁止の取り締まりが民間委託になった六月,市街地の道路の様相が変わった。駅周辺にいつも駐車している車が有った道路が,信じられないくらいすっきりしていた。近くに駐車場があるのに僅かな料金をケチって路上駐車する車が後を絶たなかったのは確かだ。たかだか100円・200円を惜しんで路上を占領する車は迷惑以外の何ものでもない。ただ,宅配便や業務で荷物を運ぶ業者には厄介な制度だろう。この点についてはもう少し考慮すべきことだと思う。
06/06/03(土)
三月まで英語を教えていた先生が遊びに来た。この春大学を卒業し,就職したばかりだ。新人研修が終わり,土日が休みのため塾に寄ってくれた。ちょうど三月まで教えていた生徒達が授業で来ていて,久しぶりの再開を喜んでいた。製菓会社に就職したその先生は,会社の倉庫からたくさんのチョコレートを持ってきてくれた。来週から始まる試験の勉強で疲れた頭には,まさに必要なエネルギー源となった。
06/06/02(金)
明大中野八王子校が来週から中間試験を迎える。試験準備のために変更授業が集中した。移転したときに少人数で使える教室をいくつか作ったのだが,こういった時期には効力を発揮する。以前の教室では,ひとつの教室の中を仕切って使った。授業と授業の合間に仕切りを出し入れした。明日も授業は集中する。それだけ試験前は生徒も切実ということだ。普段からやっていれば良いのは言うまでもない。
06/06/01(木)
いよいよ暑くなってきた。一般的には今日から衣替えだ。仕事場に到着すると,少し蒸し暑かったのだが冷房はかけずに窓を開けた。それでもまだ少し蒸していたので,扇風機を出した。クリップで留める小さい扇風機だ。去年までは本棚に留めておいたのだが,八王子教室は移転したので,仕事机の近くに本棚は無くなった。そこで,机の下にある補強用の横渡しの柱の部分に取り付けた。下から風が来るあんばいだ。近距離から風が来るのですぐに涼しくなった。
06/05/31(水)
予測はしていたのだが,今朝のサッカー日本対ドイツ戦を見ていた生徒が結構居た。日本時間の早朝に中継されたのだが,何人もの生徒が早起きして見ていたようだ。番組が始まってから中継までは待たされたらしい。実際には,生中継ではなくいくらか時間がずらされて放映されたようだ。テレビ局もあまりに早い時間帯よりも,その方がいいと判断したのだろうか。まだ,本番も始まっていないのにこの騒ぎなので,ワールドカップが始まるとさらに加熱していくことだろう。早くも寝不足の生徒が出始めている。言うまでもなく,今日の授業前はドイツ戦のことで盛り上がっていた。
06/05/30(火)
日本語は「てにをは」が難しいと言われることがある。ひとつ間違うだけで,文章の意味ががらっと変わってしまうことがある。それほど極端ではないのだが,生徒が問題の答案を書いているのを見て,ちょっと気になることがあった。連立方程式を解いているときだった。ひとつの式から値が求まると,それを他の式に代入する。そのときに「①を②に代入する」と書くのが一般的だ。ところが,学校で「②に①を代入する」と教わったらしく,そう書く生徒が居た。もちろん間違いではいし,答案としても立派だ。ただ,見慣れた書き方と違うものは違和感を感じる。説明するときは,その生徒とは書き方が異なるわけで,生徒もちょっと不思議な感じがしないだろうか。学校の先生の影響力は偉大で,最初に教わった方法はなかなかその身からは離れない。
06/05/29(月)
卒業生が遊びに来た。電話があってから来たのだが,いったん古い方の教室に行ったようだ。塾が無くなっていたので,旧教室に入った店の人に訊いたところ,分からないと言われたらしい。以前,地図を持っていって頼んでおいたのだが,地図が無くなってしまったのだろうか。移転通知の貼り紙も最近までしてあったのだが,それもはがされてしまったようだ。唯一,電話はまだ番号が変わったことをアナウンスしてくれているので,辿り着くことが出来た。このサービスが終了したあとのことが気掛かりだ。
06/05/28(日)
八王子教室で今年最初の数学特訓を行った。高校三年文系は,学校の試験がマークシートで出されるということで,それに合わせた問題を解いてもらった。微分法では増減表を書く問題を出題した。そこで,ちょっとした発見があった。普段は自分の書き方で表を作っていくのだが,マークシートでは空欄部分に数字や文字を記入していかなければならない。普段,自由に表を作っていると,形式にしたがった表は生徒には窮屈なものになり苦労していた。結局,いったんは自分の作法で表を作り,それをもとに空欄補充する方が合っていることが判った。
06/05/27(土)
明大中野八王子高校は,今日が体育祭があるはずだった。ところが,未明から降り始めた雨のため順延となった。そうなると,学校は通常の授業を行うことになっていた。ただ,中学生は自宅学習日だった。順延となった体育祭は来週の火曜日に行われる。その日も中学生は休みになるため,授業変更をすることにした。ただ,厄介なのは,もし火曜日も雨だったりするとさらに再び変更が必要になる。今日の段階での天気予報では大丈夫そうなので,予報が当たることを願っている。
06/05/26(金)
学校の定期試験が終わると,気になるのは生徒の出来だ。東中野教室の明大中野校の生徒は,今日から中間試験後の授業が始まった。授業を受けに来る生徒には当然,試験の結果を聞く。単に良い悪いだけで判断できるものではない。そんな中,やはり良い結果は早く知らせたいのか,メールで結果報告する生徒も居る。昔だと電話で結果が良かったことを報告する生徒や保護者が居たのだが,いまはメールが主になっている。生徒にしては比較的長めのメールに嬉しさがうかがえた。
06/05/25(木)
授業が終わると生徒が掃除機を借りに来た。感心なことに教室の掃除でもしてくれるのかと思った。少しして様子を見に行くと,部活用のバッグの中に掃除機の枝の部分を入れて,何かを吸い込んでいた。どうしたのかと尋ねると,「アリが大量に入っているんです」との返事。部活で疲れたときに食べるためにチョコレートを入れておいたようだ。それを目当てにアリが侵入したらしい。塾に来るまでまったく気づかなかったようだ。
06/05/24(水)
小学生の頃は,学校からの下校は楽しみの一つだった。道草もできたし,仲のいい友達との帰り道はちょっとした冒険もあった。近所の大人達の目を盗みながらも,子供らしいいたずらもした。安心して外で過ごせた。家の外は子供たちの遊び場そのものだった。ここ最近起きている幼い子供や小学生が犠牲になっている事故や事件の報道を見ていると,いったい何が起こっているのだろうかと思うようなことが多すぎる。集団下校しても,僅かな空白で子供がさらわれたりする。常識的でないどうしようもない狂った輩から子供を守るために,大人にできることは,子供たちを少しでも一人だけにしないことだろう。
06/05/23(火)
教育実習の季節だ。学校では主に,卒業した大学生が実習にやってくる。塾のOBもこれまで,かなりの卒業生が教育実習に行っている。教師になった卒業生もいる。ちょうどいま実習に行っている卒業生が居て,遠距離『通勤』になるため,塾からほど近い所に仮住まいしている。そのせいか,塾にもよく寄ってくれる。塾の居心地が良いのか,慣れない環境にやや疲れているのか定かではないが,こうして遊びに来てくれことは嬉しい限りだ。飲みにでも誘いたいところだが,実習中の大変さは知っているので,タイミングを計るのが難しい。
06/05/22(月)
この時期では珍しく,風邪が流行っているようだ。今日だけでも三名が欠席した。内一名はインフルエンザだ。私服で来た生徒が居たのでどうしたのかと訊いたところ,風邪で学校を休んだとの返事。夕方になり状態が良くなったようで,塾の授業は受けに来た。治りかけの生徒も居て,咳をしながら授業を受けていた。先生にも風邪引きが居て,生徒と同様に咳をしながら授業をしていた。しっかり予防をした方が良さそうだ。
06/05/21(日)
前にもこの雑記帳に記した。日曜日の晩に野球中継が行われていない。先週日曜日が東中野教室で数学特訓のため見られなかった。来週日曜日も同様に,八王子教室で数学特訓があるので見られないだろう。結局,今月はゴールデンウイークの試合しか見ることができなかった。視聴率絶対主義なのが悲しい。試合があった同じ時間帯の番組をいくつか見たのだが,生で行われている試合を排してまで放送するべきものなどあったのだろうか。
06/05/20(土)
引っ越して半年ほどしてやっと,八王子教室の本棚を整理した。昼過ぎに少し時間に余裕が持てたので始めた。棚に入っているほとんどの本をいったん机の上に出し,教科ごとに分けそれを棚に戻した。たったそれだけのことなのだが,思ったより時間は掛かった。すべての本を仕舞い終えるのに三時間近く要した。長く気に掛かっていた用件だっただけに,整理し終わった本棚を見るてホッとした。
06/05/19(金)
まるで梅雨入りしたかのような陽気が続いている。蒸し暑いのか,冷え込んでいるのかよく分からない。一つ壁を挟んで授業をしている隣の教室から,先生が「寒くないか」と生徒に話しかけていた。少し蒸すかなと思っていた矢先のことだったので,ちょっと驚いた。体調を崩している生徒も多いようで,ここ一週間で欠席する生徒も出てきている。同じ学年,同じ部活の生徒が罹っているようなので,やはり学校のような人が集中するところでは感染し易いのだろう。過ごしやすい季節に流行る珍しい風邪だ。
06/05/18(木)
生徒の忘れ物の中に,何かのパンフレットがあった。ひと目見ただけでは,それが何かはすぐに判らなかった。見慣れないメーカーや商品名が並んでいたからだ。しかも値段がかなり高価なものばかり。最初のページは,安いもので50万円台から始まり,高いものでは200万円を超えていた。車の値段と変わらない。さらに『時価』と記されているものまであった。回転しない寿司屋で見かけるやつだ。よくよく見ていくと,どうやら楽器のカタログらしい。‘Bassoon’とか‘Contra Bassoon’などが記されていた。そこで初めて,音楽部の生徒の忘れ物だと気づいた。次のページにはメンテナンス用品やストラップなどが並び,ホッとする値段が見受けられた。最も安かったのは掃除用具・スワブ類の中にあるJDR(ボーカル用)というもので,42円だった。もっとも,これが何なのかはさっぱり分からない。
06/05/17(水)
ほとんどの生徒の筆記用具はシャープペンシルだ。鉛筆を使う生徒は稀で,ボールペンやチェックペンはアンダーラインや強調するときなどに使い分けている生徒もいる。そういったことをするのは主に女子だ。シャープペンシルの芯のサイズは,だいたいが0.5ミリだ。中には0.3ミリといった細いサイズを使っている生徒も居る。0.5ミリだと筆圧のため濃くなってしまうというのが理由らしい。ただ,細いためによく折れてしまう。デザイン用の芯には1ミリを超えるものもあるのだが,そこまでいくと鉛筆の方が使いやすいように思う。
06/05/16(火)
五月なのに雨の日が多い。電車に乗ると車掌が決まったように,傘の忘れ物の注意を促す。雨の降るタイミングにより,傘が溜まる場所が決まってくる。最近は家を出る前に降っていることが多く,仕事場に傘が集中してしまった。生徒にとっても似たような状況なのか,塾の傘立てには今月に入って徐々に傘が増え始めている。ある程度の期間そのままにしておくのだが,時期を見計らって別の場所に移動する。それらの傘は,やがて必要になったときに生徒に貸し出している。誰かが「傘は天下の回りもの」と言っていたような気がする。
06/05/15(月)
最近勘違いすることが多い。先週の金曜日の晩,卒業生とメールのやりとりをしていた。いくつかやりとりしているうちに,深夜になり,帰宅する時間となった。用件が済まなかったので,家に帰ってからまたメールを送った。翌土曜日には,そのメールの用件を済ませた。ただ,メールを送ってきた当の本人にはそのときには連絡が取れなかった。それもそのはずで,金曜日のメールは実は途中から別の人とすり替わっていた。ケータイからのメールは,往々にして名前を書かずに送ってくる。Outlookの場合,相手の名前が出ず,アドレスだけで誰からのメールかを判断する。そのアドレスが似ていたために勘違いした。しかも,メールの内容が類似したことだったので,なおさらのことだった。
06/05/14(日)
今年度最初の数学特訓は,東中野教室で行われた。いつものように朝の九時から始まり,高校三年理系を除く生徒は午後三時まで特訓は続いた。学年による集中力は異なるのだが,最後までそれなりにみんな頑張った。高校三年理系はさらに一時間半ほど問題を解いていたのだが,最後まで集中力は切らさなかったのはさすがだ。
06/05/13(土)
夕方,小腹が空いたので塾の前の100円コンビニにおにぎりを買いに行った。弁当コーナーに行くと,下の棚に麺類が置いてあるのが目に入った。かけそばと冷やしうどん,それに冷やし中華があった。値段は100円だ。この値段で冷やし中華が出来るのだろうかと,‘怖いもの見たさ’に買ってみた。食べる前に,成分を見た。小麦,大豆,卵,PH調整剤などと並んで『コチニール色素』というものがあった。正体は何だろうかと調べてみると,虫が原料であることが分かった。調べたサイトでは,丁寧にもサボテンに付着した虫の写真があった。食べる前に見るものではないかも知れない。でも,そんなことはあまり気にせずに食した。ただ,こういったものをずっと食べ続けるのは体に悪いだろう。
06/05/12(金)
毎日,起きるとまずは来ているメールを読み,ネットでニュースをチェックしている。今日のトップニュースでは,ヤンキースの松井選手の怪我のことがあった。連続試合出場が途切れたタイトルと,守備機会のときに左手を骨折した内容だった。野球をやっている限り,怪我はついて回るものだが,さすがに彼のようなタフな選手が痛そうな表情をしている写真はショックだった。順風満帆な人生など無いかもしれないが,WBCを辞退してまで今年に掛けていただけに,無念なことだろう。でも,これで終わったわけではなく,むしろ記録が途絶えたそのあとの在り方が大事になると思う。
06/05/11(木)
先日遊びに来た卒業生は,大学の第二外国語でヒンディー語を履修している。中国語でも韓国語でもなく,ヒンディー語を取るのにはこだわりがあったようだ。ヒンディー語では英語でいうアルファベットに当たるナーガリー文字とうものを使うらしい。ナーガリー文字には母音が10もあり,中には「リ」が含まれ,日本語的な感覚ではちょっと理解しにくい。彼は,塾の先生達の名前をヒンディー語で書いてくれた。
06/05/10(水)
普段は数学の授業をしている高校三年生の授業で,今日は生物を行った。というのも,明大中野校の高校三年文系のクラスは,去年から数学のカリキュラムが変わり,主に統計処理の分野を扱っている。その進み方がかなりゆっくりなので,中間試験が無くなり期末試験だけになった。来週からその中間試験が始まるのだが,試験科目に無いものをやるよりは,試験のある生物を生徒達は当然希望した。同じ理系教科なのだが,生物は暗記する部分が多く,今日は反復練習して覚えたもらった。今回の範囲は細胞の名前とそのはたらきが中心だ。
06/05/09(火)
今年の卒業生が遊びに来た。卒業した高校に用事があったらしく,そのついでに寄ってくれたようだ。しばらくすると,教室内を何か探している様子だった。すると「先生,いつか俺が置いていった絵はどこに行きましたか?」と訊いてきた。八王子教室は去年の暮れに引っ越した。その際に,彼が描いた絵はいったん机の中に仕舞っておいた。言われるまでそのことを忘れていた。すぐに取り出すと,彼は棚の上の方にその絵を貼った。時期的にはもうすぐ迎える夏の絵で,大きなひまわりと灯台,それを見上げている少女が描かれてある。
06/05/08(月)
昨晩,寝る前に歯を磨こうとしたところ,洗面台の中にイモリがへばりついていた。可哀想なことに,しっぽがちぎられていた。おそらく飼っている三毛猫の仕業だろう。彼女はこれまでにも,ネズミやトカゲ,夏には蝉をくわえて来ては家中大騒ぎしたことがあった。洗面台のイモリはまだ元気そうだったので,つまんで庭に逃がしてやった。つまんでみると,思ったより力強かったのは意外だった。
06/05/07(日)
生放送のテレビ番組では,何度も今日がゴールデンウイーク最終日であることを伝えていた。ただ,土曜日が仕事のある身としてはあまり実感できない。昨日の晩に,日曜日の天気が気になったので調べてみた。いつも使っているのはgoo天気。普通の予報以外に,洗濯指数や季節によって星空指数とかビール指数といったものがある。さて,日曜日の予報だが,ちょっと見慣れない予報だった。東京地方の予報は「雨時々止む」だった。珍しい予報だったので,他の天気予報サイトを見てみた。すると,当たり前のように「雨一時曇り」となっていた。予報はほぼ正しかったようで,今日の夜半まで雨はほとんど止まなかった。
06/05/06(土)
今日から授業再開。連休中の疲れが残っているせいか,いつもよりも眠たそうにしている生徒が目立った。明大中野八王子校の高校三年は,ゴールデンウイーク中に学校の遠足でディズニーランドに行ってきた。女子生徒の一人が,律儀にもお土産を買ってきてくれた。ビスケットだ。早速それを開け,先生方と買ってきた生徒自身が食べていた。ところが,一番気に入ったのは買ってきた生徒本人で,ひとつ食べたあと「これ美味しい」と言いながらいくつも食べていた。結局,買ってきた本人が一番たくさん食べたのでなかろうか。
06/05/05(金)
天気予報は連休前の予報がいい方に外れたようで,この三連休は五月らしいさわやかな陽気となった。むしろ,夏日を超えた地域も出て,少し暑かった。ただ,湿度が低いのが何よりもいい。渋滞のニュースを,テレビ局も新聞各社も,競って扱いどこでも映像や写真を提供してくれる。その反面,都内の電車や道路がガラガラになるのも毎度のこと。郊外であるが,実際に夕方買い物に行くと道は空いているし,駐車場もいつもの半分くらいしか停められていなかった。もちろんレジもほとんど待つことなく通れる。
06/05/04(木)
DVDレコーダーに録画しておいた映画やドキュメンタリーをDVD-Rにダビングしようとした。これまで何度もやって来た作業だ。ところが,映画のダビングの時に,ダビングができないというメッセージが出た。マニュアルを見たところ,DVD互換モードの設定が「切」になっていると,DVD-Rへのダビングができないケースがあるらしい。デフォルトでのDVD互換モードの設定は「切」が標準になっていた。そんなことでは困ると思いつつ,ヘルプを見ても解決法が見あたらなかった。そんなときはやはりネットが役に立つ。調べてみるとすぐに対処法が見つかった。最初にダビングしようとしたときは,「高速ダビング」というモードで,これは短時間でダビングできる。ただしDVD互換モードが「切」の場合,ダビング不可のことがある。こういった場合,ダビングを「レート変換ダビング」モードにすればDVD-Rへのダビングは可能になる。ただし,録画したときと同じ時間が掛かるデメリットがある。それでもできないよりはマシだ。それに,今は連休中なので時間には余裕が持てるのだし。
06/05/03(水)
昨日の晩は,連休前の飲み会を行った。特に企画して行った訳ではなく,集まった講師だけでの飲み会だった。翌日から三連休ということも手伝って,宴会は深夜まで及んだ。一旦,教室に戻り次の店を探すまで一休みした。二次会が終わったのは,すでにすっかり明るくなった午前五時だった。駅に向かう道すがら空を見ると,そのまま帰って寝てしまうにはもったいないくらいの雲一つない快晴だった。行楽客に混じって,少し混み始めた電車のシートに座り帰路について。
06/05/02(火)
暖かさを通り越して,暑いくらいの昨日から一転して今日は涼しくなった。もっとも,これが平年並みなのかも知れない。ただ,午前中は落雷があり,一時的に激しい雨となった。明大中野八王子校のほとんどの学年は今日,遠足に行っている。この雨に降られたかも知れない。学校行事のため,東中野・八王子両教室とも,明大中野・明大中野八王子校の生徒の授業は休講にしてある。ところが,東中野教室の明大中野生の何名かは,授業があると勘違いしてやって来た。これほど勉強する気があるのなら,いっそのこと授業日にしておけば良かった。
06/05/01(月)
五月の最初の日は夏日となった。全国的に暑かったようで,静岡や甲府では真夏日になった。ただ,梅雨の時期や夏の暑さとは異なり,湿度が低いためさわやかな陽気となった。建物の中の方が涼しかったのがよく分かったのは,夕方用事があって外に出かけたときだった。すでに日も暮れかかっていたのに暖かさは残っていた。西の空の方を見ると,くっきりと綺麗な上限の月が浮かんでいた。
06/04/30(日)
四月も終わりを迎えると,日も長くなり暖かい日が多くなる。近所のスーパーに買い物に行くと,入ってすぐのところには,スイカが売られていた。切り売りではなく,一個玉で売られていた。少しこぶりながらも野菜・果物売り場の入り口に置かれたスイカは,1個1980円で売られていた。若い女の子が買おうかどうしようかと迷っているのを横目に,ビールの並んでいる棚へとまっすぐ向かった。
06/04/29(土)
授業が終わってから,先生方との雑談が始まった。iPodをはじめとする携帯できる再生機は今やパソコンが欠かせない。そんな話から,昔のオーディオへと話は飛んだ。年代が二つに分かれていたせいか,二十代の若い先生にはちょっとついてこられなかったかもしれない。狭いアパートの部屋でも,パワーアンプとメインアンプを分けていた強者も居たし,家電メーカーは他のブランドでオーディオ製品を販売していたことなど。DJの影響でターンテーブルが復活しているが,昔のレコードの良さはそういったこととは関係なく,デジタルにはない趣が今でも残っている。
06/04/28(金)
買い物に出かけようとした中学生が,スリッパから靴に履き替えようとした。履き替えながら「この靴,きつくなってきました」と言った。見た目はまだ比較的新しい革靴なのだが,彼にはすでに小さくなっていたようだ。実際に爪が足に食い込むくらいまでになってしまっていた。親に言って早く新しい靴を買ってもらうように進言した。成長期のために体がどんどん大きくなっているのだろう。そばにいた英語の先生が,男子生徒の靴に足を入れると,十分余裕があった。
06/04/27(木)
数学の授業をしているときに,数学用語がどうしても思い出せなかった。いわゆるど忘れだ。今回も含め,これまでに数学の専門用語を忘れたことは,記憶の中には無いだけにちょっとショックだった。歳のせいだろうか。忘れてしまった術語は「複号同順」という言葉で,プラスマイナスの符号が複数あるときに使うものだ。
06/04/26(水)
いつもの通勤路の途中,進行するべき方向の道は迂回路を通るように掲示板が出されていた。以前から工事していたのは知っていたのだが,三日前から新しい道路に切り替わったらしい。まだ未完成だったが,新しい道はそれまでの倍の片側二車線となり,舗装された道は快適だった。中間地点あたりで橋を渡るのだが,いつも橋の入り口で渋滞していた所もスイスイ通過し,ちょっと感激した。以前はその付近は踏切が二つあり,渋滞は慢性化していた。二つの踏切も順次消え,昔の面影はほぼ無くなった。
06/04/25(火)
教室の家賃等を振り込みに銀行へ行ってきた。そのついでに,個人的な年金の振り込みもした。ATMで家賃を入金した後に,案内係に窓口で出来るか訊いた。すると,その行員は納付案内書を見せて欲しいと要求してきた。それを見せると,一二枚めくり,「これならATMで振り込めます」と言った。すぐに機械の方に案内され,振り込みの手続きをした。途中,納付書に記された収納機関番号と納付番号を入力した。手続きは至って簡単に済み,最後に確認番号入力すると終了した。入金後,案内してくれた行員に,以前からATMで出来るようになっていたのかと尋ねると,最近可能になったらしい。納付書に“Pay-easy”といったロゴが入っていれば,ATMでの入金が可能らしい。年金以外にも,自動車税の納付やNHKの受信料の支払が出来るらしい。
06/04/24(月)
四月になり新たに数人の講師が加わった。新しい先生には研修として,ベテランの先生の授業を見てもらったり,実際に授業をしてもらったりする。初めての授業は緊張するようで,途中詰まってしまう先生もいる。逆に,今回が初めて教えているとは思えないような先生もいる。家庭教師や他の塾で教えたことがあるのかと尋ねると,第一教育センターが始めてだと答える新人もいる。ある程度の学力が必要なのは確かだが,教えることに向いている人,そうでない人はやはりあるようだ。将来,教員を目指すのなら,一度は塾で経験することは必要だろう。教えることの意味を考える上でも。
06/04/23(日)
その昔,浅間山荘事件でその名が全国区となったカップヌードル。一週間にもおよぶ交渉の中で,機動隊員が食べているその姿が印象に残った。最近,スーパーやコンビニで安売りしているのを目にした。ところがそこにはちょっとした仕掛けがあったようだ。‘CUP NOODLE’と書かれていると思った外側のラベルにはまったく同じフォントで‘SOUP NOODLE’と記されていた。発売元の日清食品のホームページに行くと,しっかりとこの商品のことが紹介されていた。そこにも説明があるのだが,実際にはカップヌードルよりも麺の量を10%ほど減量している。味はそのままなので,このことに気づいている人はどのくらいいるのだろうか。微妙な減量に,消費者はどう感じているのか。
06/04/22(土)
先週の土曜日,中学生のクラス授業が終わった後の教室が散らかったままだった。その授業が今日あったので,授業終了後に担当を決めて掃除をさせることにした。机を拭く係や粘着テープでごみを取る係などだ。まだまだ半分こどものところもあり,楽しんでいるのか騒いでいるのか,監督していないとまとまりがなくなりそうだった。それでも,先週よりはずっとキレイになった教室を見ると,窓が開け放しで帰っていた。勉強以外のことも徐々に教えていかなければならない。
06/04/21(金)
この春卒業したばかりで,明治大学法学部に進学したOBが遊びに来た。お世話になっていた英語の先生が呼んだらしく,授業後に食事の約束をしていたようだ。ちょうど一年後輩の高校三年生が勉強していたので,三年ではどのように勉強していたかを話してもらった。本人は謙遜しているつもりかもしれないが,そのOBはあまり勉強していなかったと後輩に話していた。それでも,国語の試験では学年でトップクラスの成績を収めていた。若干ぎこちない質問とそれに対する答えだったが,授業が終わったあとには,大学のことなどを先輩に訊いていた。
06/04/20(木)
学校では朝の時間を使って小テストが行われることが多い。新学期が始まりまだ間もない頃は,それほど学校の授業は進んでいない。普段だと,学校の進みより遅れることが多いのだが,この時期は塾での勉強の方がリードしていることもある。そんなときに行われる小テストは,回りがまだあまり勉強していないこともあり,良い結果が残せることがある。先週の授業で勉強したことがテストで出たらしく,いつもより出来たという報告を聞くのは,生徒も嬉しいだろうが,教えている側にも心地よい。
06/04/19(水)
東中野教室の高校三年文系の数学は,去年も今年も統計的なことを扱っている。資料を整理して表にして,グラフを書いたりまとめる作業をする。中学生の数学にもあるような,簡単な問題もある。扱う数量が多いので電卓で計算をする。そのため,最初の授業では電卓の使い方を説明する。電卓に使い方などあるのかと思うかもしれないが,案外知られていない隠れた機能がある。どんな機能があるのか,一度,取扱説明書を読んでみれば分かるので,お試しあれ。
06/04/18(火)
新学期が始まると学校では学力テストが行われるケースが多い。この時期の試験は前学年の復習問題が出される。前学年のことがどの程度理解できているかを測る問題が多いので,それほど難しい問題は出されない。それなので,教える側にとっては出来て当たり前と思える問題なのだが,生徒にとっては忘れてしまうことも結構あるようだ。中学生,高校生は全部で五教科のテストを受ける。学校の成績に直接反映しないのだが,こういった種類のテストは定期的に行う意義は十分に感じる。
06/04/17(月)
高校生の男子生徒の鞄がやけにパンパンに張っていた。筆記用具を取り出すときに,一緒に中から大きめの包みが出てきた。おみやげ物だった。包装紙には「錦帯橋せんべい」と書いてあった。山口県岩国市にあるあの錦帯橋だ。友達が岩国に行く用事があったらしく,その時に頼んだらしい。箱の形が錦帯橋を形取っていて,アーチ型になっていた。そのことが手伝って,余計に鞄にかさばってしまったのだろう。それにしてもなぜ錦帯橋せんべいを頼んだのか,それは聞き忘れてしまった。
06/04/16(日)
休みの日の夜の楽しみといえば,プロ野球中継だ。ところが今年は,先週も今週も日曜日はデーゲームで夜にはまったく中継が無かった。昨年来の視聴率低下や,子供たちの翌日への配慮のためとかでデーゲームが多くなっているようだ。確かに一理あるのだが,日曜日にしか休みがない者にとっては貴重な楽しみがもがれてしまったようで寂しい。平日の帰りが遅い人間は,年間で20数試合しか見られない。録画して見ればいいという意見もあるが,結果の分かっている試合を見ることほど興ざめするものはない。商業主義的,道徳的見地に立ちすぎる嫌いがある。
06/04/15(土)
今年大学三年になる卒業生三名が遊びに来た。大学の授業で何を履修するかと,先輩に相談しに来た。彼らの先輩は高校と塾の先輩でもあり,その先輩は今,塾で社会科を教えている。端で聞いていると,ちょっと悪い相談をしているようにも聞こえる。どの先生が楽だとか,この先生は取らない方がいいなどと話しているからだ。大学生にはありがちな会話だ。その会話の中に「神だ」というフレーズが何度も出てくるのが今どきの大学生なのか,彼らが特別なのだろうか。つい最近卒業したように感じるのだが,彼らももう大学生活の中盤を過ぎたことになる。やはり,月日が経つのは早い。
06/04/14(金)
一昨日は,新年度になってから初めての東中野教室勤務だった。今日は二日目。ほんの数週間ぶりなのだが,車で通る道の風景は随分と変わった。造成中だった場所には,住宅地がいつの間にか出来,つくりかけだった道はさらにその形を不自然に曲げていた。ラジオのパーソナリティーも四月の改編で変わっていた。いつも聴いているFM局は,ここ数年はややAM風になりつつあった。それが少し落ち着いた感じになり,音楽を聴かせるようになっていた。幹線道路に出るまでにはまだ少し間がある道を走っていると,スピッツの‘チェリー’が流れ,次にカーペンターズの‘ Yesterday Once More’の静かなメロディーが聞こえてきた。新年度が始まる日に,人も風景もこうやって少しずつ変わっていくものなのだと思った。
06/04/13(木)
新学期が始まり数日が過ぎた。授業が始まる前に女子生徒が「新しい学年の時間割が出ました」と,鞄の中から時間割表を出して見せた。表には古典とか数学,家庭科に体育などがきちんと枠に収まっていた。曜日によって楽な日や準備が大変なときもあるようだ。時間割自体をマジマジと見るのは随分久しぶりで,懐かしくさえ思えた。もう,とうの昔のことになる。
06/04/12(水)
新年度になって初めて東中野教室に入った。昔の雑記帳を読み返すと,おそらく同じようなことが記されていることだろう。講習明けの東中野教室で最初にする仕事は,来ている郵便物や,パンフレットの整理だ。その他にも,生徒が持ってきた成績表や学校で配られてた案内などに目を通すなど,なかなか次の仕事に移れない。案の定,すべて片がついたのは,午後10時を回った頃だった。毎度毎度の四月の忙しさを感じながらも,久しぶりに会う生徒の顔を見てホッとした。
06/04/11(火)
中学生の数学の授業を終えた先生が,生徒が帰ってから授業のことで相談しにきた。「どうしたら計算間違いをしないようになるんでしょうか」と訊かれた。授業中に生徒が何度も計算間違いをしていたらしい。数学を教えていると,一回の授業で生徒の計算間違いには何度も出くわす。数学がどんなに得意な生徒でも,決して計算間違いをしない生徒は居ない。生まれてこの方,一度も計算間違いなどしたことがない,などと豪語できる人間などこの世に居ないだろう。計算間違いを減らすいくつかの方策はあるだろうが,それを完全になくすことは不可能だ。ただ,真面目な先生だけに,当の生徒以上に何とかしてあげたいという気持ちが伝わってくる。
06/04/10(月)
今日から新学期の授業が始まった。春期講習が新年度の始まりなのだが,講習を受けていない生徒は今日から進級後の授業が始まる。とは言うものの,それほど大きくメンバーが変わるわけではないので,さほど混乱もない。学校ではクラス替えがあり,特に新高校一年生は中学から上がった生徒と,受験して新たに入学してきた生徒が混ざっているので,緊張感も他の学年よりもあるだろう。仲のいい友達が同じクラスになるかどうかも結構重要だ。四年連続で同じクラスになったという生徒もいる。確率的にはかなり低いはずで珍しい。ところが,中にはさらに上を行くケースもあるらしく,小学校から数えると八年間も一緒のクラスになった生徒も居たらしい。これは相当珍しい。
06/04/09(日)
自宅近くを車で走ってみた。ここ数年で新たに出来た気になる道がどこに続いているのだろうかと,以前から思っていたいくつもの場所があった。気持ちのいい暖かい日だったので,車をオープンにしてみた。目的地と時間制限のないドライブは,信号待ちや渋滞もまったく気にならず,まわりの風景を楽しみながらゆっくりと走ってみた。散り始めた桜の花びらがフロントガラスに付きながら,運転席や助手席にも舞い込んでくる。新しい道には新しい街並みが開けるのだが,やがて昔あった道と合流すると,こんなふうになっていたのだと小さな感激がある。ほんの僅かなひとときのドライブを楽しめた休みの終盤だった。
06/04/08(土)
入学式のシーズンとなった。昨日も今日も,入学式を終えた生徒と保護者の姿をいくつも見かけた。真新しい制服はすぐに分かる。付き添いの父母も表情は朗らかで,受験を終えた安堵感から,入学という期待感へと変わる日だろう。昼の間は暖かい日差しに守られ,重たいコートが不要になるこの時期は,見ている方も元気をもらえる。
06/04/07(金)
三月下旬にニフティからお知らせが来た。「パソコン通信終了に伴う接続設定のお願い」といった案内だった。この四月からはワープロ・パソコン通信サービスの利用が出来なくなるため,代替のサービスについての説明があった。インターネットが当たり前の現在,未だにパソコン通信が存在していたことにちょっと驚かされた。ましてや,ワープロ専用機でやっている人がどのくらい居るのだろうか。案内には“GO MEMBER”とか“NIFTY MANAGER”などちょっと懐かしい単語が並んでいた。こうして,またひとつ古いものが消えていった。
06/04/06(木)
八王子教室の正面のコンビが模様替えを行った。模様替えと言うよりは,店自体の内容が変わった。今までは普通のコンビニだったのだが,食品を中心に扱うフードスタイルのコンビニになった。今日が開店日で,特売もやっていたせいかかなりの客が入り混雑した。ほとんどの商品を100円で販売するスタイルのため,ペットボトル系の飲み物やおにぎりなどはお買い得感があり,近所の他のコンビニは苦戦するのではなかろうか。生鮮食品や野菜なども多数置いてあり,小さなスーパーといった感じである。
06/04/05(水)
不燃ごみをごみ箱に捨てようとしたら,紙パックや菓子類の箱が混ざっていた。普段からごみの分別をするように生徒には指導している。春期講習から来はじめた生徒が,まだちゃんと分別せずに捨ててしまったようだ。今日も授業があったので,授業終了時に分けるように指示した。最初が肝心だ。紙パックはしっかりつぶし,ペットボトルのラベルははがして不燃ごみにへと仕分けてもらった。春はこういったことでも新しいことがある。
06/04/04(火)
春期講習の始まる前の三月下旬から始まった期末面談だが,期間中に行えなかった生徒は春期講習中に行っている。その最後の面談が今日で終了した。ずっと継続して行ってきたわけではないのだが,足かけ二週間にもおよんだ。面談を終えた先生と話をすると,親の熱心さに押され気味になることが多いようだ。面談の様子の特徴として,中学生の男子の場合,母親と先生の前では無口になるのは今も昔もあまり変わらない。親が帰り,友達の和の中に入ると,いつものにこやかな表情になるのも毎度のこと。軽度の反抗期と思えるものの,母親にとって今しばらくは辛抱の時期になるのだろう。
06/04/03(月)
早い学校はそろそろ入学式が始まる。この春明治大学に入学する卒業生がやって来た。まだ入学式は三日後なのだが,ガイダンスや説明会があるらしい。キャンパスに行くとたくさんのサークルの案内が配られる。そのパンフレットを何枚か持って来た。体育会系,文化系など大学にはさまざまな部やサークルがある。入学式のときにはさらに多数のパンフレットを貰うことになるだろう。卒業生はどのサークルに入るか,迷っている様子だった。知っている先輩などに訊いてみるのが無難な線だろう。
06/04/02(日)
春期講習が一応は終了した。今日は休み。いつものように夕方に買い物に出掛けた。近所のスーパーの駐車場には桜の樹がある。買い物を終え車に戻ると,窓ガラスには午後から降り始めた雨のため,ピンク色の花がいくつも着いていた。
06/04/01(土)
四月の最初の日は穏やかな日になった。土曜日であるが,入社式が行われた会社も結構あったようだ。過ごしやすい季節はさらに暖かくなり,東京の桜は満開となった。春期講習は一段落し,あと一週間もすれば学校も始まる。入学式まで桜が持てばいいのだけれども。
06/03/31(金)
講習中の昼食の取り方は生徒によってさまざまだ。自宅から弁当を持ってくる生徒,コンビニやファーストフードに買いに出かける生徒,外食する生徒など。昼休みは50分間ある。弁当持参の生徒は,さっさと済ましてしまい,残りの休み時間をゆっくり過ごす。それゆえ,午後の最初の授業に遅れることなどまず無い。一方,外食する生徒は,たいていの場合休み時間ぎりぎりになる。今日も,午後最初の授業が始まる寸前に戻ってきて,まだ教室に入っていない先生の姿を見て「間に合った」とひと言。
06/03/30(木)
高校二年生の物理の授業で,学校で出された問題を解いてみた。力学の少し複雑な問題だったため,図を描きながら生徒と一緒に解いていった。力のつり合いと運動に関する問題だった。どうにか最後まで解けたのだが,どうしても腑に落ちない点があったので,検算してみた。すると納得できない部分が出てきた。けれども,その問題ばかりずっとやっている訳にもいかず,次の問題に移った。あとで検証しようと思い,ホワイトボードに書いた解答をデジカメで撮った。こういったデジカメの使い方は初めてだった。
06/03/29(水)
今日から春期講習の後半が始まった。前半よりも後半の方が授業は集中している。特に,新中学一年生にとっては,中学生としての授業は今回が初めてとなる。最初の授業はきっと緊張したことだろう。小学校での英語授業を必修とするかで議論されているようだが,現状ではまだほとんどの小学校で本格的に教えていない。新しい教科には対するワクワクとした気持ち忘れずにいて欲しい。
06/03/28(火)
春期講習の中日で休みだった。平日の休みは過ごしやすかった。昼過ぎに起きた。最初にしたのは車を車検に出したこと。二年に一度なのだが,もうやってきたかという印象だ。昼食は軽めにした。冷蔵庫の野菜室を見ると,キャベツが少し残っていて,卵も賞味期限が近かったので半熟にゆで,乾燥ワカメを戻してサラダを作った。日曜日の休みと違い,特にこれといったテレビ番組は見ずに,代わりに録りためていたものをいくつか見た。中には出演者が「今年もよろしくお願いします」などと言っていたものが残っていた。気になっていた置いてあるだけの読み物もいくつか片付いた。明日から使う教材が出来上がっていなかったので,一時間ほど仕事をしたものの,それなりに充実した休みだった。
06/03/27(月)
午前中に用事があり銀行に行ってきた。本当は行きたくなかったのだが,どうしても入出金と振り込まなければならないものがあった。なぜ,行きたくなかったのか。月末でしかも休み明けだったからだ。案の定,ATMの前には長蛇の列が出来ていた。列の途中には,ディズニーランドよろしく,「ここからの待ち時間は約五分です」と掲示されていた。本当に五分なのだろうかと,掲示されている場所から測ってみた。少しずつ列の前の方に移動し,やっと自分の番になったとき時計を見ると六分ほど過ぎていた。まあ,許せる範囲だろう。銀行に行ったのは午前中だったのだが,午後になったらどんな行列が出来ていたのだろうか。
06/03/26(日)
八王子教室の引っ越しを機に,外壁に黒板を掲げた。その時期ごとにあったメッセージを入れてある。東中野教室も同時期からそうしてある。いつもは文字だけなのだが,少しは絵を入れた方が良いのではないかと以前から思っていた。先日,新しく書き直すときにちょうど絵の描ける先生が居たので描いてもらった。以前,その先生が描いた簡単なイラストのようなものを見たことがあった。その絵はちょっとシュールな印象だったが,さすがに塾の看板としての絵はそれなりに気を遣ってくれた。鉛筆を人にデフォルメしたその絵を見た生徒が,誰が描いたのですかと訊いてきた。
06/03/25(土)
先日終了したWBCは日本の優勝で終了した。ワールド・ベースボール・クラシックの頭文字で略されるWBCだが,ワールド・ベースボールまでは解る。最後のクラシックだが,一般的には「古典」といったイメージがある。新しい大会に「古典」になぜ?と思う人は結構居るようだ。早速調べてみた。クラシックには「古典」以外にも「最上級」といった意味もあるらしい。メジャーリーグではオールスターゲームは夏に行われるので‘Mid Summer Classic’,秋のワールドシリーズは‘Fall Classic’と呼ばれている。それに並ぶ大会とメジャーの思いこみが強い一方,メジャー主導の色が強かったという意見もある。それはさておき,単語には複数の意味があるのだと改めて知らされた。
06/03/24(金)
今日から春期講習が始まった。塾にとっての新しい年の始まりになる。講習は前半四日と後半四日に分けて行うのがここ十数年の通例だ。高校三年を除くと,前後半どちらかの期間で行う。そのせいか,時々講習を組んでいない時期についての問い合わせがある。その度に説明をするのだが,親としては四日間では短いと感じるのだろうか。それとは逆に四日間でも長すぎる,と言う生徒もいる。休みの時期に勉強しに来るのがいやなのだろう。でも,私立校の春休みは試験休みを入れると半月以上もあり,休みすぎる感がある。部活で学校に行ったり,友達や家族と遊びに外に出掛ければいいのだが,そうでないと不健康な時間を過ごしてしまうのではなかろうか。
06/03/23(木)
昨日に引き続き今日は東中野教室で期末面談を行った。巡り合わせかもしれないし,あるいはちょうどそういうタイミングの生徒が多かったのかもしれないが,昨日の八王子教室に比べて,いろいろと問題を抱えていたり,これまで内に秘めていたものを,初めて知るケースがあった。それは生徒ばかりではなく,親にも当てはまることだってある。当たり前だけれども,一人ひとりがそれぞれ毎日を生きているのだと感じた。すべての面談が終わったあと,少しの間椅子に腰掛け,長かった今日一日のことに思いを巡らせた。
06/03/22(水)
期末面談を行った。今日は八王子教室の日。今回は中学1年から高校1年の生徒が対象だった。日程的にちょっと失敗してしまった学年があった。中学3年生も今日を面談日としていたのだが,明大中野八王子校のこの学年はすでに卒業式を終え,学校は春休みに入っていた。そのため当日になって来られないという連絡が入る生徒も出てしまった。特に家が遠い生徒は来るのが辛かったようだ。それでも予定通り来る生徒も居て,四月からの高校生活のことなどを話した。
06/03/21(火)
野球のワールドカップ,WBCは紆余屈折がありながらも日本が初代のチャンピオンになった。勝って当たり前のアジア予選はともかく,アメリカに行ってからのどの試合も見ているだけで普段の何倍も力が入り,試合が終わるとどっと疲れが出た。サッカーやオリンピックでもそうだが,それだけ国を挙げての試合というものは応援する方も気持ちが入る。ルールや審判の誤審など問題もかなりあったのだが,第一回の大会を今後のたたき台にすることだろう。準決勝で敗れた韓国の選手も,決勝で敗れたキューバにしても試合後の潔よい姿には良い印象を残した。そういった点では,日本選手の方があきらめが悪いのかもしれない。それが功を奏した優勝でもあった。決勝戦の終盤,日本が優勝したら胴上げをするのだろうか,と思いながら見ていた。優勝直後のイチロー選手のインタビューは,まだシャンパンファイともしていないのに,すでに酔ってしまっているような状態を見ると,この大会に対する彼の思いの強さを感じた。決勝戦は生で国歌の演奏があり,王監督からハンクアーロン氏にボールが渡されてからの始球式など,演出は素晴らしかった。準決勝,決勝と偶然休みの日に行われ,ライブで見られたことが何よりだった。
06/03/20(月)
春期講習が近づいてきた。今週半ばには期末面談も控えている。春期講習の申し込みや相談ごと,面談の時間変更などさまざまな電話が掛かってくる。入塾希望や問い合わせなどの電話も舞い込んでくる。時期が時期だけにそういったことが多くなる。それらの電話に応対しながらも,春期講習で使う教材をせっせと作った。教材が出来上がらないことには,講習も成り立たない。その作業も今日で終わり,担当する予定の先生に郵送したり,取りに来てもらうように手配した。これで少しだけ気が楽になった。もっとも,講習はまだ始まってもいないのだが。
06/03/19(日)
まるで台風のような強い風が,昨日今日と吹いた。昨日の帰りにはビル風も手伝ってか,前に進むのさえ困難なところもあった。ケータイショップの陳列用の台は無惨に倒れ,骨の折れた傘が道路脇に転がっていた。休みの今日,布団を干そうかと思ったのだが,強すぎる風のためそれはあきらめた。
06/03/18(土)
昨日と今日,OBが遊びに来た。昨日は一昨年の卒業生で,夜に友達どうしで飲むらしく,それまでの時間調整だった。すでに昼過ぎから遊んでいたようで,一人は空いている教室の椅子に座り,しばらくすると寝てしまっていた。もう一人は講師室でお喋りをしていた。大学はまだひと月近く休みがある。春休みも中盤を過ぎ,暇をもてあましているような様子だった。今日は今年の卒業生が,社会科の先生とやって来た。これといって用事があるわけではなかったのだが,近況報告のようなものをしに来た。塾は年度替わりでかなり忙しいのだが,そういったことにお構いなしに来るのがOBだ。そうはいうものの,卒業生が気軽に遊びに来られるような環境にいつもしておきたい。
※ 昨日の答は下↓
06/03/17(金)
中学生の女子生徒が,試験後にもかかわらず自習をしに来た。こういった時期にする勉強は力になる。学年末試験の問題と解答を持ってきてくれたので,保存としてスキャンをかけた。家庭科のテスト問題ではサザエさん一家のことが取り上げられていた。誰でも知っている日本で一番有名な家族だろう。サザエさん一家七人の名前と,ノリスケ家三名の名前,それと波平の兄と妻が問題に与えられていた。その上で家系図を書く問題だった。さらに「サザエさんとノリスケさんの間柄,タラちゃんとワカメちゃんの間柄は何か」といった設問が続いた。タラちゃんとワカメちゃんの間柄はすぐに分かったのだけれども,サザエさんとノリスケさんの間柄はちょっと悩んだ。正解は明日。
06/03/16(木)
普段,授業で使っているプリント類はコピー機を使ってプリントアウトしている。枚数が少ないものは当然のこと。講習案内など枚数が多いものは印刷機を使う。コピー機は塾にとって無くてはならないものなので,東中野教室と八王子教室でそれぞれ所有している。印刷機も両教室にあれば便利なのだが,高価なものなのでそうもいかず,東中野教室にだけ置いてある。事前に分かっている場合は,八王子教室で使う分を東中野教室で印刷して自分で移動する。来週予定している進学説明会の資料も,毎年印刷機で印刷している。今年は原稿が出来上がるのが少し遅れ,八王子教室で作成して,メールに添付し東中野教室に送った。それをもとに印刷をして小包郵便で送るように手配した。資料は昨日出来上がり,それほど早くない午後に送ってもらった。今日の午前に八王子教室に出勤すると,すでに説明会資料はポストの中にあった。同じ東京都ではあるが,八王子は東京の西の外れにある郊外。それだけに,これほど早く到着するとは思っていなかった。宅配便と変わらないか,もしかするとそれよりも早く届いたかもしれない。郵政民営化になってもこれだけのサービスレベルは保ってくれればいいのだが。
06/03/15(水)
学年末試験の結果が出る時期となった。試験後に授業が残っている生徒が来ると,出来がどうだったかを聞くのは塾としては当然するべきことだ。点数に一喜一憂しているだけでは生徒の目線とたいして変わらなくなる。出来が良かろうが悪かろうが,どこに反省点があるかを一緒に見ていくことが大切。ただ,中には自分の答案用紙しか持ってきていない生徒もいる。問題用紙を持ってこないのだ。問題自体を見ないことには,どこをどう直せばいいのか指摘するのは難しい。答案用紙からある程度は察することは可能だが,細かい分析は後日の面談や春期講習中に行うことになる。
06/03/14(火)
今日から春期講習の教材作成に入った。今回準備するうちの七割方は,今までに作ってある教材がそのまま使える。それ以外を準備しなければならない。基本的には旧課程の教材をもとに手直ししている。旧課程では高校一年の範囲だったものが,新課程では高校三年に移動している単元があり,二学年違ってもやり方によっては学べるのだと感じた。同じ単元でも,概して昔の方が早い学年で学習していたことが多い。こういったところにも,今のこども達の学力低下が現れているのだろう。勉強内容を易しくすることが,こども達に必ずしもいいことだと言えないことと,さまざま場面でこども達に優しくすることが,その子にとって有益でないといったことはどこか似ている。
06/03/13(月)
ここ数年で通信販売が増えたように感じる。パソコン関連はもちろん,ネットで大抵のものが買えるようになった。しかも値段は店頭で販売されるものとそれほど変わらなかったり,むしろ安いことさえある。購入する側にはありがたいが,小売店にとっては厳しい状況に直面していることだろう。実際に,塾でもコピー用紙やチョークやペンなどの筆記用具,ティッシュペーパーやコーヒーなどの生活用品を通販で購入している。ほとんどがカタログ販売で,ネットを通じて注文を受け付ける。決済は銀行引き落としだったり,コンビニで支払うなど手間が掛からないように工夫されている。そんな中,新たな業者の営業がやってきた。これだけ類似した会社があると特徴を出すのは難しいだろう。今回来たところは,担当者が付くところが他と違った。月に一度は営業に来ると言っていた。相手の顔が見えにくくなった昨今,こうして直接来ることで他社との差別化を図っているのだろう。ただ,残念なことはカタログの価格が外税になっていることだった。外資系の会社のため,国によって税率が違うためにそうなっているようだが,改めないと販売数の伸びは難しいのではなかろうか。内税が当たり前の世の中なのだから,それに併せていくのがサービスというものだろう。消費者はそういったことに敏感なはず。
06/03/12(日)
春の嵐だったのか,今日は午前中から風が強かった。台風並みとまでは行かないけれども,窓を激しく叩いていた。時期が時期だけに,枯れ葉は舞い散っていなかったが,これが秋口だった地面には落ち葉だらけだっただろう。少し前までなら薄暗くなってしまった時刻だが,いまは違う。日が長くなったことを実感しながら,休みの後半には買い物に出掛けた。
06/03/11(土)
土曜日だが休みを取った。忙しい毎日が続き,体を休めるために連休が必要だと感じたので。基本的には休みは週に一度,日曜日だけなのだが,週一回の休みだとなかなか疲れが抜けない。二日連続の休みは年末とゴールデンウイーク,お盆以外には滅多にない。それだけに,ありがたいのだが,ちょっと居心地が悪い。
06/03/10(金)
東中野教室恒例の,年度末慰労会を行った。それに先だって,一時間ほど壁に書かれた落書きを先生方に手伝ってもらい消した。消していく段階で,随分昔の生徒が残していった落書きがあることが分かった。そういったものを消しながら,教室は少しずつきれいになっていった。
06/03/09(木)
郵便物を出しに,近所の郵便局に行ってきた。比較的大きな郵便局で,24時間いつでも受け付けてくれる。窓口は二階なので,エスカレーターで上がった。上がると右手に窓口があるのだが,正面に郵便局では見慣れないものがあった。はがきや封筒,郵便にまつわる書籍と一緒に,スナック菓子などが並べられていた。郵便局内で販売しているのだ。局員らしからぬ女性が販売員をしていた。ちょうど女性の二人連れが買い物をしていた。買い物が終わると店員が客にアンケートを書いてもらうように頼んでいた。多角経営なのかなんだか分からないが,初めて目にする光景だった。
06/03/08(水)
今年度の授業もいよいよ残り僅かとなった。けれども,すぐ後には春期講習が待っているので,教材のことや日程についての確認をしなければならない。生徒についても同様で,先を見越して早めに話をしておく必要がある。昔に比べればメールで連絡できるので,そういった点は楽になった。ただ,メールでの連絡だと塾と生徒間だけで話を進めてしまうきらいがあり,保護者への連絡が十分でないことがある。それを補うというわけでは無いが,年に一度は面談を行っている。その面談は再来週にある。今回は高校一年以下の学年が対象。
06/03/07(火)
この春大学を卒業する学生の先生が居る。四月からは社会人として出発する。当然,塾で担当している授業も今月で終了する。今日,担当していた最後の授業を行った先生も,その中の一人。高校生の頃は生徒として通っていたOBだ。生徒のときから数えると,六年以上在籍したことになる。講師としては大学に入ってまもなく採用した。随分長いつきあいになった。授業が終わってからしばらく思い出話をした。四月以降,落ち着いたら飲みに行く約束をした。彼が帰ってから最後の授業をした教室に行ってみた。すると机の上に筆箱の忘れ物。四月になる前に,もう一度戻ってくることだろう。やれやれ。
06/03/06(月)
今日は八王子教室で仕事をした。郵便での配達物があったのだが,午前中に来たようで,不在通知が入っていた。再配達の手配をするために電話をした。すると繋がらない。いったん切りもう一度かけ直すと「お掛けになった電話番号は市外局番が三桁に変わりました。今までの市内局番の頭に6をつけてお掛け直しください」とアナウンス。それを聞いて,少し前に通知が来たことを思い出した。八王子の市外局番が0426から042となり,最後の6は市内局番に含まれることになる通知だった。以前,多摩地区の042で始まる市外局番の地域は順次変更があったのだが,その時八王子は含まれていなかった。それにしても,こういった変更はいつも使用する側が大変だ。あらゆる案内や名刺,封筒やハガキ,看板など変更しなければならない。これらにかかる費用もバカにならない。NTTにはメリットがあるのかも知れないが,使う方にはデメリットだらけ。そういったことを踏まえて変更しているのだろうか。
06/03/05(日)
WBCのアジア予選の最終戦が行われた。ベストとはいえないものの,日本の主力選手で戦った予選は,韓国に敗れ二位に終わった。予選の段階なので負けたことは今後にそれほど大きな影響は及ぼさないかもしれない。けれども,中継を見ていて気になったことがあった。空席が目立ったことだ。近年,サッカーの国際試合に対する注目は大きいのだけれども,野球の国際大会への注目が低いように感じる。サッカーの国際試合では,親善試合でも観客で一杯になる。ファールボールが三塁側に上がったとき,座席の青い色がやたらと目についた。
06/03/04(土)
明大中野八王子の中学三年生が,学校登校日の帰りに寄った。午後には高校から入学してくる生徒の登校日があった。中学から上がる生徒は午前中に学校に行き,いくつかの連絡事項をもらい教科書を購入してきた。早くも宿題が出たようだ。でも,公立の中学校よりもはるかに休みが多いので,早めにやっておけばそれほど大変ではないはず。実際,彼らはこの一週間学校は休みだった。羨ましい限りであるが,ちょっと休みすぎの感がある。
06/03/03(金)
ここ一週間ほどあまり天気がよくない。雨の日が多い。一雨ごとに暖かくなるのだろう。桜の開花予想も発表された。雨の降り方もしっかり降るといったものではなく,シトシトといった降り方で,傘がなくても何とかなるようなときもある。こういった霧雨状の雨は梅雨時に多くジメジメするのだが,この季節はそんなことはない。ただ,少し困ったことがある。今,塾の前にはカタログスタンドを立てeトレのパンフレットを置いてある。雨が降っているときは庇のある所に置くのだが,雨粒が細かいときは雨が舞ってしまい,庇が役に立たないことがある。パンフレットはクリアファイルに入れてあるので,多少の雨はしのげるのだが,パンフレット自体がどうしても湿っぽくなってしまうのは困ったものだ。
06/03/02(木)
八王子教室は交差点の角にあるビルに入っている。交差点といっても,片方の道は一方通行でもう一つも車二台が通れる程度で,それほど交通量は多くない。近くに飲食店やスーパーがあるので,路上駐車されることがある。さすがに入り口付近に停める車はほとんど無い。仕事をしていると,窓の外が少し騒々しかった。見てみると曲がり角からすぐそばに停めていた車が,ちょうどレッカー移動されているところだった。曲がってすぐのところだったので,ミニパトに目を付けられたのだろう。自業自得である。レッカー移動されてからしばらくして,今度は女の子の叫び声が聞こえてきた。車の持ち主だった。再び見下ろしてみると,二十代の女の子が少しうろたえながらも,道路に書かれた警察署にケータイで電話していた。その後,警察署に行って説教をもらったことだろう。すぐそばには時間貸しの駐車場があるのだが,僅かな代金をケチったばかりにかえって高くついてしまった。女の子の声があまりに大きかったため,授業中の生徒まで見に来てしまう始末だった。
06/03/01(水)
今日は明大中野八王子高校の卒業式があった。あいにくの雨ではあったが,今年もみんな無事に卒業していった。もっとも,学校で卒業式を行うからといって,塾で特別に何かをするわけではない。むしろ彼ら・彼女らの後輩達の試験のことの方が気がかりである。毎年,巣立つ生徒もいればまた新たにやって来る生徒もいる。塾という生業をやっている限り,こうして毎年生徒を送り出し,そしてむかい入れることは続くのだろう。明日は明大中野高校の卒業式だ。
タラちゃんとワカメちゃんは「おいとおば」,サザエさんとノリスケさんは「いとこ同士」
06/02/28(火)
大学入試は今年はじめて,今回施行された新課程の試験が行われた。浪人生用に旧課程の問題も作成されるのがこういったケースでは毎度行われる。そのせいか,今年は入試問題での出題ミスが多く見受けられる。念には念を入れるべき入試問題でも,どうしても人的ミスが出てしまう。授業で教えていると,ほんの少しの変更が加えられていることに気づく。高校生の有機化学では,物質の名称に細かい変化がある。旧課程では「ヒドロキシル基」と呼んでいたものが新課程では「ヒドロキシ基」となっていたり,それまでに名称をつけていたものが無くなったりとかしている。よほど注意してみていかないと,間違ってしまう。自分が教わったときのことが最も頭に残るのは誰しも同じことだろう。けれども,それが入試問題のミスの言い訳にはならない。一回きりの入試問題については,チェックは何重にでもするべきだ。
06/02/27(月)
八王子教室は四階建てのビルのテナントに入っている。防犯上のこともあり,入り口にはシャッターがある。入居したとき,このシャッターは古くかなり重かった。開け閉めは毎日のことなので,管理している不動産屋に替えてもらうように頼んであった。その工事が先日行われた。新しいシャッターは白系統の綺麗なもので,以前より軽くなり良くなった。ところが先日,帰るときにシャッターを下ろそうとしたところ,シャッターが見あたらなかった。明かりをつけ中の方をのぞいてみると,奥の方に蛇腹が見えた。どうやら中に引っ込んでしまったらしい。今日,業者の人が修理をしに来た。作業していた人に訊いたところ,ビルの企画が今と異なり,それにあったシャッターではなかったために中まで引き込まれたらしい。暗くなる前に工事は終了した。
06/02/26(日)
今年度最後の数学特訓を行った。高校二年生は空間図形の方程式を扱った。球の方程式を表す問題では,実際に球があれば分かりやすかった。塾内で『球』を探したのだが,どうにも見つからなかった。たまたま一人の生徒が買ってきたシャーベットの器が球に近かったのでそれを球に見立てた。ところがしばらくするとその器がなくなってしまった。後半になって球の問題を解いた生徒がイメージしにくくなった。でも,そこは工夫のしようがあった。彼らは最終的には『頭』を使って解いていた。
06/02/25(土)
財布の中に小銭が多くなり,少し重くなった。中身を出してみると,一円から五百円硬貨まで全部あった。お札入れには二千円札が入っていたことを覚えていたので,もしかして,と思いお札も全部出してみた。すると千円札から一万円札まで全部揃っていた。すなわち,現在発行されているすべての硬貨とお札が揃ったことになる。珍しいので,写真に収めてみた。ただそれだけの平和な日だった。
06/02/24(金)
一昨日予告?したように,今日は早朝に起きてトリノオリンピックの女子フィギュアスケートのフリーを見た。日本の三選手が出る時間があらかじめ分かっていたので,それに合わせて午前五時過ぎに起きた。テレビをつけると,次が安藤選手の番だった。フリーのときとは違って,明るい配色の衣装だった。演技が始まってからすぐに四回転を試みるも失敗。その後,何度もジャンプに失敗し順位を落としてしまった。けれども,最初に失敗しながらも,それからあとの時間を滑りきるのはかなりの精神力が必要だっただろう。安藤選手から約一時間後,荒川選手の登場。それまでのどの選手よりも落ち着いて見えた。ほとんどミスをしない完璧な演技に,会場の観客の興奮と感動が伝わってきた。採点方法が変わり,得点にならなくなったイナバウアー。あえてそれを取り入れたところに,彼女のこだわりがあったのだろう。事実,このあたりから観客の拍手の大きさが増し,最後まで鳴りやまなかった。そのあとに滑った村主選手は少しやりにくくなかっただろうか。四位に終わった村主選手と,金メダルの荒川選手の競技後のインタビューでの様子が対照的だった。安藤選手に対する結果に不満を言う人もいるだろうが,荒川選手も八年前の長野では13位だっだ。高校生の彼女にはこれから先があるはず。表彰式まで見たあとに,わずかな時間だが二度寝をした。
06/02/23(木)
明治大学へ推薦が決まった高校三年生が母親と一緒に訪れてくれた。合格報告なのだが,家が近いので,これまでに生徒のみで何回か来ていた。それでも,しっかりと決まった後にこうして来てくれるのは嬉しいものだ。生徒自身はもちろんのこと,母親の方がむしろホッとしている様子がうかがえた。それはもっともなこと。親はこの学年ともなると勉強の内容についてはほとんど入り込む余地もなく,こどもが頑張って決めてもらうことを願うばかりだからだ。自力でどうこうできる年齢ではない。それだけに,大学が決まった安心感はこどもには計り知れないのかも知れない。彼らや彼女らが親となって同じ境遇になったときにはじめて理解できるのだろう。
06/02/22(水)
冬季オリンピックも終盤を迎えた。未だメダルが取れない日本だが,今日の話題はもっともメダルが期待できる,女子フィギュアスケートだった。ショートプログラムが終わった段階で,荒川選手が三位,村主選手は四位でともにメダル圏内。安藤選手は八位とちょっと苦しくなった。ライブで見るためには,日本時間の早朝に起きていないと無理だ。深夜ならともかく,さすがに冬の日の出前は厳しいものがある。でも,次のフリー演技のときには何とか見たいと思っている。オリンピックとは関係ないが,「荒川静香,村主章枝,安藤美姫」と入力すると,一発で正しく変換してくれる。「荒川」と「静香」を区切ると名前の部分は正しく変換してくれない。学習する前ならおそらくそうなるはず。少なくとも最初から「美姫」と変換はしないはず。ATOKの変換能力は大したものだ。
06/02/21(火)
授業中に車のことが話題になった。マニュアルとオートマでの走りの違いや,いつ頃免許を取るかといった,男の子なら興味の湧くことから始まった。やがて,授業を受けていた男子生徒の家にはとんでもないものがあることが分かった。F1のレースで走れる車が自宅の車庫にあるというのだ。その昔,父親が知り合いから譲り受けたものらしい。父親も車が好きなようで,カートなどに乗っていたこともあったらしい。さすがにレース用の車は公道では走れなく,生徒自身はエンジンが掛かったところを見たことはないらしい。車庫に静かに保管されている様子だ。ただ,子供の頃に運転席に乗ったことがあるらしい。エンジンを掛けるだけなら可能ではないかと言うと,住宅地なのでかなり近所迷惑になるので,それは出来そうもないとの返事だった。
06/02/20(月)
中学生の数学の授業で,立体をひとつの平面で切ったときに出来る図形の問題を扱っていた授業があった。学校でいくつも解いたらしく,そういった問題がないかと数学の先生が聞きに来た。思い当たる問題集があったので,それを使って生徒に解かせることにした。実際に現物を切るのが最も分かりやすいだろう。ただ,試験ではそれは出来ないこと。その次に,コンピュータのグラフィックが分かりやすいのではないかと思い,ネットで検索した。するとかなり分かり易く解説したサイトがあった。『すぐるゼミ』というサイトで,立体の切り口は以下のURLを参照あれ。http://www.e-kyozai.jp/cgi-bin/suguru/semi/sf3_19/kiso/s3_19_3.html このサイトはもちろんこれだけではなく,盛りだくさんの問題や情報がある。しかもそのほとんどが無料で提供してくれている。こういった優良なサイトは本当にありがたいものだ。
06/02/19(日)
先日,仕事を終えて帰宅し部屋に戻ると,いつもとちょっと様子が違って見えた。何がちが違うのだろう,と思いながら明かりをつけようとしたときに気づいた。いつもよりも暗いことに。自宅の車庫に車を停めたときに,家の前の外灯が点滅していたことを思い出した。そのために暗く感じたのだ。部屋の窓から比較的近くの明かりだったので,部屋を照らしていた。帰宅後の暗い部屋も,四日目には電灯が交換されたらしく,いつもの部家に戻っていた。
06/02/18(土)
明大中野八王子校の中学三年生の学年末試験が昨日から始まった。試験対策の授業を行った。この学年は比較的人数が多い。受講している曜日がバラバラのために全員が揃うことはなかった。ところが今日は授業が集中して全員が揃った。授業の時間帯がずれていたので,他の生徒が授業を受けている間,自習をする生徒もいれば,生徒用のパソコンのタイピングソフトで練習している生徒もいた。試験はあと二日。中学での試験もそれで終了する。
06/02/17(金)
八王子教室で,高校三年生の今年度最後の授業を行った。本来は数学の授業だったのだが,文系の学部へ進学することが決まっているため,英語の授業に差し替えた。大学に入る前にTOEICの試験を受験することになっているので,その対策を行った。高校三年生が新しい教室で授業を行うのも今回が最初で最後になってしまう。引っ越して間もないころに一度来たのだが,その時に新しい綺麗な教室で授業を受けたいと言っていたが,今回それが叶った。
06/02/16(木)
トリノで冬季オリンピックが行われている。時差の関係で,生で見るには日本時間の深夜から明け方になってしまう。特に決勝は遅い時間帯の放映だ。夏のオリンピックと比べると,好き嫌いがはっきりしていて,見ていない人もいる。昨日見たのはスケートのショートトラック。四人が接近して滑るために,接触が多かった。レースが終わってもそのあとに審議があることもしばしば。実力以外のことが関わってくることもある。そんな中,韓国の選手が圧倒的な強さを誇り,後方からレースの様子をうかがい,後半にあっさりと他の選手を追い抜く姿が印象的だった。
06/02/15(水)
いよいよ今日から,新年度用の案内の印刷を開始した。かなりの枚数を印刷するのだが,学年や教室,塾生とそれ以外の生徒など,種類によって印刷する枚数が異なり複雑だ。一覧表を作りそれを見ながら印刷するのだが,いざ印刷する段階になって,改めてこれで大丈夫だろうかと考え込んでしまうこともある。必ずといっていいほど,間違って印刷してしまうケースがある。今日も,表面は東中野教室,裏面は八王子教室というちぐはぐな案内が出来てしまった。まだまだ始まったばかり。封筒に入れ,発送が終わるまでは気が抜けない。毎度毎度の年度末だ。
06/02/14(火)
仕事用の手帳がある。スケジュールはもちろんのこと,生徒達の試験範囲や,事務的な処理のことなどさまざまなことが記してある。直近の仕事はメモに書いて机近くに付せんにして貼っておく。それほど急ぎでなかったり,長期に渡る仕事だと手帳に記しておく。メモに書いたものでも,あとで参考資料となるものは,やはり手帳に書き写す。そうしておけば,あのときはどうしたのだろうか,などと思ったときに役立つ。さて,その手帳だが,昔は文具店で買っていた。けれども,ここ十年ほどは塾専用の教材を出版している会社のものを使っている。今使っているのは,左側が週の予定が記入でき,右側が自由に記入できるノート形式になっている。若干の変更はあるものの,この十年間はほぼそんな感じだ。塾の場合,三月が新年度となるのでそろそろ切り替え時。ところが今年はまだ新しい手帳が届いていない。そこで,件の出版社に電話したところ,今年も制作しているとのこと。早速送ってもらうように頼んだ。最近,営業担当が替わったのは知っていたので,催促しないと送ってもらえなかったかも知れない。
06/02/13(月)
出勤すると,塾の入り口に高校三年の生徒と母親が待っていた。今日は,明大中野校と明大中野八王子校で,明治大学への推薦許可が正式に発表された。推薦をもらうときには,保護者同伴になる。すぐに教室を開け中に入ってもらった。内定をもらっていたので,今日の発表はあくまでも形式的なものであるのだが,本当に安心できるのは今日のように入学許可をもらうときだろう。大学での面談の様子や,ここ最近の過ごし方などを話してくれた。暫くすると,別の生徒がやはり母親と一緒にやって来た。こうして,今年の高校三年生も卒業していくのだな,と思った。
06/02/12(日)
ラグビーの日本選手権で,学生が社会人のトップリーグに対して18年ぶりに勝った。対抗戦や大学選手権では圧倒的な強さを見せた早稲田大学が,トップリーグ四位のトヨタ自動車に僅差で勝った。前半からボールを支配し,トヨタに対して隙を見せなかった。風上を取って優位性を保ち,小刻みに得点を重ねていった前半が,最後までものをいった。失敗しないラインアウトや,早稲田のボールに対する集中力が,トヨタを圧倒した形となった。秩父宮の観衆のほとんどが,学生の早稲田を応援していたように,テレビ観戦をしながら後半ロスタイムの,ここでプレイを切ったら負け,という状態での最後のトヨタの猛攻をハラハラしながら応援していた。学生が最後に日本選手権で勝ったのは18年前のこと。今日戦った学生が生まれた頃のことで,次に戦う東芝府中だった。
06/02/11(土)
祝日ではあったのだが,東中野教室・八王子教室共に,中学三年対象の数学特訓を行った。午前九時開始で,東中野教室は午後三時まで,八王子教室は午後四時まで特訓は続いた。一時間の差があるのは,明大中野校は三学期制のため年間の定期試験が五回あるのだが,明大中野八王子校は前後期の二期制のため,試験が年四回しかない。それゆえ,一回の試験範囲が広くなるので,八王子の数学特訓は一時間長くなっている。ところが,必ずしもそうでないこともある。今回がそうだ。明大中野校の中学三年生の方が,‘重たい’試験内容となる。明大中野八王子校の方は,ほぼ教科書通りに進んでいて,それほど難問が出ないだろう。一方,明大中野校の数学は,計算中心であるのだが,難関高校入試レベルもしくは高校一年レベルの問題練習が必要になっている。今まさに高校入試真っ最中で,四月から彼らと机を並べる受験生の出来を考えると,今は多少苦しくとも,早めにレベルの高いことになれる方が後々のためになる。
06/02/10(金)
東中野教室も八王子教室もコピー機を一台ずつ備え付けてある。塾にとってコピー機は必需品で,コピー機を販売している会社の営業の人によれば,塾は印刷枚数の多い方の業種らしい。コピー機の場合,カウンター料金が保守料金となっていて,何枚コピーもしくはプリントアウトしたかで料金が決まる。昔は月末にカウンターを調べに来たものだが,今はオンラインで直接管理する場所に送られる。電話回線を用いるのが一般的だ。ところが,今日コピー機のメンテナンスの人がハブを持ってやって来た。これからは,ネットを通じてカウンターを調べたり,故障を知らせたりすることになるらしい。確かにネット経由だと,電話回線を使うよりも安いし管理もしやすいだろう。ところで,塾ではネットワークを組んであるのでハブ自体もともとあったのだが,ポートが空いていなかったらしい。全部で8個のポートがあるので,そんなことはないと思いつつ見てみると,確かに全部埋まっていた。パソコン三台とネットワークプリンターなどが繋がっていた。いつの間にか増えていたのだと改めて思った。
06/02/09(木)
年度末が近づくと,来年度の準備が始まる。毎年,二月から四月に掛けてかなり忙しくなる。授業や講習の案内は,春期講習から始まるのが常だ。こういった案内はワープロで作るので,ほとんど全てがデータとして残っている。ただ,やはり紙の媒体として出しておく必要性があるので,プリントアウトして原本をクリアーブックに保存する。年度ごとに保存するので,春期講習案内が出来上がるこの時期に,新しいファイルを作成する。『平成18年度』と背表紙に書き込むと,平成になってもうこんなに経ったのだと思った。来年度はいよいよ昭和生まれの高校生最後の年になる。さらに次年度になれば,平成生まれの大学生が入学し始めることになる。
06/02/08(水)
今年はよく雪が降る。先日降った雪は,最初勢いがよくかなり積もるのではないかと思った。実際,月曜日の遅くから降り始めた雪は,深夜になっても勢いが衰えず,前回よりも積もるだろうと思いながら外を見ていた。ところが,朝が近づくにつれて,湿った雪から雨混じりになった。結局,翌日の気温も手伝って,雪はほとんど残らずに消えた。でも,最初の予報では雪の翌日の火曜日は四月並みの暖かさになると言っていたのだが,その予報ははずれた。今日は昼頃から暖かくなり,気象庁も面目を保ったか。窓を閉め切った車内は暑くさえあった。
06/02/07(火)
今の中学生・高校生は,電子辞書を持っている生徒が結構いる。紙の辞書をめくるよりも,電子辞書に入力すればすぐに単語の意味が出てくる。英和・和英,国語辞典はもちろん,最近ではそれ以外のものが入っていることもある。紙の辞書と電子辞書,それぞれ一長一短がある。電子辞書の一短のひとつに,パスワードがある。高校生の生徒が,あるときパスワードを設定したらしい。それほど必要性があったわけではなく,ちょっと設定してみた程度のことだった。しばらく使っていないうちに,そのパスワードを忘れてしまった。リセットボタンを押してみても,パスワードだけは記憶されていて,どうにもならなかったらしい。パスワードは四桁の数字とのことなので,全部試してみたどうかと言うと,すでに2000番くらいまでは試したとの返事。それでも,修理に出すよりは,残りの番号を試した方が安上がりだろう。便利なはずのパスワードだが,忘れてしまったときにはどうにも厄介なものになる。自分で掛けた鍵で,閉め出されるようなものだから。経験者はそう思う。
06/02/06(月)
火曜日だけ授業を担当している数学の先生が,変更授業のため今日来た。約一週間ぶりになる。先週来たときに咳をしていて,風邪でも引いたのかと尋ねた。今日になってもまだ咳をしているので,一度検査してもらったどうかと勧めた。この雑記帳も六年目に入るのだが,初期の雑記帳を先日見かえした。五年前の今頃,風邪を引いたことが記してあった。そのときもインフルエンザが流行っていた。そんな経緯があったので,なおさらちゃんと診てもらった方がいいのではないかと思い,彼に進言した。何もなければそれで安心でもあるので。ところで,昔の雑記帳を見て,最初のころはかなり間隔が空いていたのだと感じた。
06/02/05(日)
立春を過ぎたのだが,厳しい寒さが続いている。昨日,帰宅するときのこと。駐車場に停めてあった車は,全体的に白く氷で覆われていた。屋根には雪でも降ったのではないかと思うくらい,うっすらと氷が張っていた。フロントガラスもリアガラスもびっしりと氷が張り,エンジンを掛けてから融けるまでの間,しばらくは走れなかった。寒い車内で待つこと五分,熱線で融け始めたリアガラスの氷と,エアコンの温度とワイパーで何とかした,ちょっと視界の悪いフロントガラスの向こう側を注意しながら帰宅した。
06/02/04(土)
今年もこの時期に,インフルエンザが流行っている。分かっているだけも,ここ数日で三名の生徒がインフルエンザに罹ってしまった。乾燥している日が多く,寒暖の差も結構激しいので,風邪をひきやすくなっているのだろう。折しも中学受験の最中,受験生はたいへんな思いでいることだろう。立春の今日も,昼間比較的穏やかだったが,夜の冷え込みは厳しそうだ。
06/02/03(金)
引っ越す前の八王子教室のあったビルに行ってきた。すでに新しいテナントが入ったと,以前のビルオーナーから聞いていた。旧・八王子教室に新たに入ったのは,ヨガや気功の教室だった。尋ねると,おそらく中国人だと思うが,奥の方から責任者が出てきた。名刺を渡し,簡単に挨拶をし,新教室までの地図を五枚ほど渡した。今後,塾を訪ねてくる人が居たら,その地図を渡し欲しいと伝えた。折角だったので,ヨガ教室の中を見せてもらった。まだ始まったばかりらしく,生徒は居なかった。仕切りが多く,以前の教室の面影はあまり感じられなかった。落ち着いた雰囲気をつくるためか,全体的に暗い照明だった。おそらく,前の教室を訪れるのは今回が最後になるのだろう。
06/02/02(木)
昨日は本格的に雨が降った。今年になって一番強い降りだった。東中野教室も八王子教室も建物の外壁に黒板を掲げたことは,先日の雑記帳で記した。そこにメッセージを書いたことも同様に記した。さて,雨が降れば当然書いた文字が流されるか,汚れてしまうものだと予測していた。昨日の段階で見たところ,文字はほとんど流された状態で,見えなくなってしまった。ところが,今日になって改めて見てみると,最初に書いた状態とほとんど変わらずに黒板の文字は残っていた。雨で流されたと思った字は,単に黒板が水で暗くなった状態のためそう見えたのだ。意外な結果だが,書き直さなくてよくなったのでホッとしている。
06/02/01(水)
授業が終わると,講師室に英語の先生が残っていた。塾のOBだ。ちょっと体調が悪そうなので様子を訊くと,前日サークルの飲み会で朝まで飲んでいたらしい。学生はちょうど今頃,後期試験が終わりさまざまなことから解放される時期だ。朝まで飲んでいて,最後の方はほとんど覚えていなかったらしい。朝の5時に乗った電車だが,次に気づいたのが昼前の11時だったことが顕著にそのことを物語っている。終点まで二往復半ほどしたことになる。まだ学生なので,そういった飲み方もあるのかもしれない。そうやって,自分の分量を覚えていくものだ。無理できるのも今のうちだけだ。それでも,今日の授業にはしっかり来て講義していたのだから,講師としての自覚はもっているといえる。
06/01/31(火)
一月も終わりを迎えると,明日から私立中学の入学試験が始まる。それに併せて,私立の学校の生徒は学校が休みになる。中学入試の場合,多くの学校が二回以上入試を行うので,学校によっては連休になることが多い。当然,その期間には宿題が出されるのが常のようだ。そうでもしなければ,こども達はのんびり過ごしてしまうのは目に見えている。それでも,中にはこの時期にスキーに行ってしまうつわものも居た。昔のことではあるが。さて,今年はどうなのだろうか。
06/01/30(月)
看板代わりに外に掛けてある黒板は,台やはしご無しでは手の届かない位置に掲げてある。低い位置では目立たないし,ある程度の高さがないと,勝手にいたずら書きされかねないので。東中野教室は駐車場の壁に黒板がある。教室から机を運べば足場も簡単にできるし安定もしているので書きやすい。問題は八王子教室。一階と二階の間の壁に黒板は掛けてある。ビルの高さなのでちょっと高い。当然,机など並べても届くはずもなく,伸縮するはしごを購入した。始め,脚立にしようかと思ったのだが,実際にホームセンターで登ったところ,はしごで十分そうだったのでそうした。土曜日に初めて登って書いてみた。少し風はあったけれども,それほど怖さは感じなかった。3メートルほどの高さなので,高所が苦手な人にはちょっと難しいかも知れない。黒板は横に長いので,途中二度ほど降りて移動しながら書いていった。
06/01/29(日)
日曜日の夕方は,近所のスーパーに買い物に行った。鮮魚売り場に行くと,夕方の『○○円引き』や『半額』のシールが,商品に貼られているのが目立った。そんな中,むき身でない殻付きのままの赤貝が半額で売られていた。まるまる太ったのが判る赤貝が三個入ったものがいくつか並んでいた。どれも600円前後で売られていた。すぐそばの売り場では,きれいに切られた刺身やサクが売れていた。主婦も結構居たのだが,ほとんどが赤貝には目も向けず,取り残されていた。自ら手を掛けるものは売れないのだろうか。もともと,海鮮物は好きな方で,その中でも貝類には目がない方なのですぐに手を伸ばした。自宅に戻り,支度をした。貝を開いてみると,ほのかに潮の香りがしてきた。海で育ったわけではないのだが,懐かしい匂いだと思った。
06/01/28(土)
東中野教室も八王子教室も,外の看板のすぐ横に黒板を掛けてある。外に看板があるのはちょっと変だと思われるかも知れないが,もちろん意図があってそうしている。その時々で外部に対してメッセージを発している。メッセージというと大袈裟だが,要するに看板代わりに使っている。固定した看板だと,一度作成するとその内容は簡単には変えられないが,黒板だと気軽にできる。主に,近く予定している講習の案内を今はしている。
06/01/27(金)
八王子教室から東中野教室に移動する荷物があった。移動途中で聴いていたFMで,ラジオショッピングが始まった。ダイエット食品に関する商品だった。当たり前だが,一食分のカロリーが低いことが売りのようだ。商品を紹介していた女性は,得意げに「コンビニのお弁当なら700~800カロリー,ラーメンは500カロリー,スパゲッティーなら900カロリーくらいあります」と言っていた。よくある間違いで,「キロ」を抜かして言っているな,などと思いながら聴いていた。彼女は続けて「この,ダイエット雑炊はなんと,38キロカロリーです!」と。さらに「栄養士の資格を持っている私がお勧めします」とまで言った。やれやれ。これではダイエット食品がラーメン五食分になってしまう。栄養士さんしっかりしてくれ,素人じゃあるまいし。前方に注意を払いながら,そうつぶやいた。それにしても,カロリーだとどうして「キロ」を忘れてしまうことが多いのだろう。これがもし「グラム」だったなら,そんなことはまずないと思うのだが。そんな,他愛のないことを考えながら移動した。
06/01/26(木)
今日,八王子教室に新しいパソコンが到着した。生徒用に買ったもので,スペック的には塾にあるパソコンの中で最も良いものとなった。箱から出してすぐにでも使ってみたかったのだが,急ぐ仕事がいくつもあり,結局ウズウズしながら開梱には至らなかった。もし,開けてしまったら,いろいろとセットしなければ気が済まなるのは目に見えていた。次の機会は土曜日なのだが,この日もちょっと難しいかも知れない。楽しみは後に取っておくということにしておく。雑記帳も,ここ二日は簡単になってしまった。
06/01/25(水)
先週末に降った雪は,珍しいことにいつもは寒い八王子よりも都心の方が積もったようだ。天気予報でも,寒冷前線が南よりにあると言っていたように記憶している。東中野教室の入り口には,いまだに凍ってしまった雪が残っている。今日の日中は少し暖かかったのだが,それでも全部を取り除くことができなく,ちょっと危険な状況になっている。
06/01/24(火)
八王子教室のすぐ隣のスーパーで買い物をしていると,麺類売り場であるものを発見した。パソコン雑誌で紹介されていた『濃厚豚骨醤油ラーメン真骨頂』というカップラーメンだ。紹介していた雑誌によると,ネットを通じてヤフーがどんなラーメンが美味しいかとアンケートを取った結果できたラーメン。述べ138万票も集めた一品だ。実際に食してみた。その名の通り,かなり濃厚な醤油味で,スープは見るからに濃そうな色だった。背脂が多いのか,油もしっかり入っていた。逆に,具はチャーシューとメンマ,それとネギだけという軽さだった。麺は湯で戻すと生麺に近いものを感じたので,カップ麺としてはいい方だと思う。ただ,あっさり系が好きな人にはお勧めできない。価格は228円。このラーメン,カップ麺だけではなく,チェーン店の「らーめん花月」で食べられるらしく,本当の評価はこちらの方を食べないといけないのかも知れない。
06/01/23(月)
大学入試センター試験が土日で行われた。今年から導入された英語のリスニングテストでトラブルが発生した。初年度のことなので,こういった事態は予測していたが,入試センター当局としては,思っていたよりもトラブルが多かったのではないだろうか。今回の受験生達は,ほとんど初めて使うような機器に戸惑いを感じたのでは無かろうか。ただでさえ緊張している受験会場で,慣れぬ操作を強いられるのは,勉強以外のことに神経をすり減らされそうで気の毒になる。機械の操作に弱い人など,それだけでもちょっとした負担になったことだろう。意外とそんなところで正否が出るものだ。そういったことも含くめて受験といってしまえばそれまでだが,再テストを強いられた受験生はどんな気持ちでこの一週間を過ごすのだろうか。
06/01/22(日)
二週間ぶりの休みの前の晩は,去年のクリスマスにテレビ放映されていた「ローマの休日」を見た。何度も見たことのあるこの映画だが,いつ見ても新鮮に見られる。飲みながら見たことも手伝ったのか,こんなに笑える場面があるのだろうかと思いながら楽しんだ。ゴテゴテとした映像もなく,出演者も少なく,純粋な王女がスクープにしたいと思う新聞記者に何の疑いもなく気持ちを寄せていく姿がいじらしく感じた。時代が違うんだな,とそう思った。
06/01/21(土)
久しぶりに東京にしっかりとした雪が降った。ネットのニュースを見る限り,今回の雪は関東の南側の方が降りが激しいように感じた。都心では8cmも積もったようだが,八王子ではそれほど積もっていなかった。前線の位置が海よりだったのだろうか。とはいうものの,明大中野八王子校は2時限で終了し,生徒を帰宅させた。そのため,八王子教室のすべての授業は休講にした。一方,明大中野校は特に短縮することもなく,通常授業を行ったようだ。東中野教室の授業も通常通り行った。都心と郊外の差がこういったところで出てしまう。とは言うものの,東中野教室の授業は暗くなる前に短縮して終了した。交通機関に遅れが出始めたので。
06/01/20(金)
今日は明大中野校と明大中野八王子校の高校二年生対象の,明大推薦・統一学力テストが実施された。今年の問題は,河合塾のセンター模擬試験を援用したらしい。何人かの生徒に感想を訊いてみた。難しいという生徒もいれば,思ったほどではなかったという生徒もいた。教科ごとに細かく分析しているかと思えば,大雑把に全体的な感想を言う生徒もいてさまざまだ。いずれにせよ一回目の試験が終了したので少しホッとしていることだろう。
06/01/19(木)
塾には国語辞典や英和・和英辞典,英英辞典などいくつもの辞典や辞書,字典が置いてある。先日,英語の先生が「飛」の字の書き順を訊いてきた。誰でもよく知っている漢字だが,書き順となると正確に書ける人は少ないのでは無かろうか。自信のない方の範疇だったので,早速「漢字書き順字典」で調べてみた。予想していたとおり,正しい書き順で普段書いていないことが分かった。ついでだったので,いくつかの漢字の書き順を見てみた。すると,比較的簡単な漢字の書き順を間違って覚えていたことに気づかされた。それも一つや二つでなかったのはちょっとショックだった。小学一年生で習うような「五」は,二画目で間違っていた。「右」と「左」では,一画目が「右」は「ノ」の字からはじまり,「左」は「一」の字から書き始めるのを知ったのも,大学を卒業してからのことだったことを思い出した。
06/01/18(水)
毎年この時期,塾教材を主に扱っている出版社から新年度の教材見本が届く。平成18年度は中学校の教科書が大幅に改訂されるので,出版社としても力が入るところだ。教材サンプルは,各教科一冊から三冊くらい届くことが多かった。ところが今回は,それとは異なった形の見本があった。いわゆるダイジェスト版だ。英語なら英語の異なったテキストの一部分を,一冊の本にまとめたものが送られてきた。なるほど,その方がいくつものテキストを見ることができるので,見る側にも親切である。これまでもそういったサンプルはあったが,今年送られてきたものはそれだけで十分に一冊の問題集として扱えるのではないかと思うほどしっかりしたものだった。やはり,力が入ったのだろう。
06/01/17(火)
オフィスで飲むコーヒーのサーバーがある。いわゆる市販されているコーヒーメーカーを大きくしたようなものだ。それを販売している会社の営業の人が先日来た。設置するかどうかは別として,とりあえず試しに置いて欲しいということだった。もちろん,試飲後に採用してもらいたいことは言うまでもない。サーバーをセットし,電源を入れ待つこと五分,OKサインが出て上部から入れた水が瞬く間に湯となって落ちていった。10杯分のコーヒーが僅か二分ほどで出来上がった。専用の豆や機械を使っているので,味の方もいつも飲んでいるものよりは良かった。保温性や機械の操作性も良く,商品としては十分評価できた。この会社は,サーバーのリース料を取るのではなく,コーヒー豆を販売することによって商売を成り立たせている。ただ,その量がネックとなった。サーバーを置くために必要な消費量は,一日平均10杯ほど飲まなければならない。現状では,それほど飲むことはまずないので断ることにした。営業の人は,もっと少ない量でも可能だと交渉してきた。それが彼女の仕事でもある。けれども,最終的には嗜好品をノルマ的に飲むのは辛いことを理由に断った。試飲期間中は,塾に来る先生や生徒に積極的に勧めて,どうにか10杯を消費したのが実際だった。
06/01/16(月)
八王子教室内の各教室の番号を示すプレートを,ホームセンターで買ってきた。最初から番号が書いてあるプレートが無かったので,無地のものに部屋番号を記入したシールを貼ることにした。プレートは縦3cm×横8cmほどのアクリル板でできた小さいもので,一枚105円だった。ビニール袋から取り出すと,商品の説明と,汚れたときの手入れの仕方が記された紙が入っていた。その紙とは別に,さらに小さな紙片が出てきた。そこには「検査票」と書かれ,担当者の印鑑が押されていた。こんな小さな商品にも,しっかりと責任を持って仕事をしていることにちょっと驚かされた。
06/01/15(日)
日曜日だったが,高校二年生対象の授業を行った。授業をしていると,高校三年の生徒がやって来た。月末にある明治大学での面接のために,本を読んでおかなければならないらしく,それを買いに来たついでに寄ってくれた。授業をしているのを知ると,日曜日にやっているのがちょっと意外だったようだ。でも,彼らも一年前は同じ講座を受講していた。終わってしまえば忘れてしまうのは仕方ないが,一学年違うだけで状況はがらりと変わってしまう。
06/01/14(土)
東京では随分久しぶりに雨が降った。今年になって初めてだろう。予報では週末はかなり暖かくなると言っていたので期待していたのだが,雨が降った分思ったより気温は上がらなかった。それでも,ここ数日よりは暖かかったようで,塾にやってくる生徒から「寒い,寒い」の声は聞かれなかった。明日は東中野・八王子両教室とも高校二年生の明大推薦・統一学力テスト対策ゼミがある日なので,出来れば穏やかな一日になって欲しい。
06/01/13(金)
突然の出来事だった。夕方になり,生徒が授業を受けにやってきた。教材をプリンターでプリントアウトをしていた。授業前に軽い食事を取るために,電子レンジで温めていた先生がいた。さらに,コピー機を使おうとした瞬間に,部屋の中は突然暗くなった。ブレーカーが落ちたのだ。プリンターから半分出かかった用紙は途中で止まり,立ち上げていたパソコンは無惨にも電源が切れた。そんな中,唯一ノートパソコンの画面だけは暗くなった部屋で,煌々と光っていた。内蔵電池がはたらいたのだ。プリンターやコピー機は印刷中の電圧が上がることは知っていたが,ブレーカーまで落ちることは予測していなかった。幸いなことに,紙詰まりしたプリンターは,大したこともなく,デスクトップのパソコンもそれほど重要な作業をしていたわけではなかったので,被害といえるほどのものはなかった。
06/01/12(木)
八王子教室の目の前の道路で,ガス工事が行われている。夜間に行っているので,授業自体にはほとんど影響ない。遅い時間に生徒が帰ると静かになり,一人で仕事をしていると工事の騒音が結構気になる。年度末になると,いくつもの道路が掘り返され,本当に必要な工事なのだろうかと思うことしばしば。塾の営業にはさほど影響が出ないだろうが,向かいのラーメン屋の客足は少なくなっていないだろうか。
06/01/11(水)
いつものことだが,講習中は八王子教室勤務中心となるので,講習後最初に東中野教室に出勤すると,たくさんの郵便物や宅配便で送られたものが机の上に置かれている。授業が終わってからそれらを整理した。年賀状もたくさん来ていた。そのほとんどが,学校や出版社からのものだ。そんな中,やはり目を引くのは手書きの年賀状だ。生徒や卒業生が書いたものがそうだ。律儀にも,卒業して何年経っても毎年送ってくれるOBもいる。ありがたいものだ。さまざまな送付物の整理がすっかり済む頃には,今日の仕事は終盤に差し掛かっていた。
06/01/10(火)
引っ越しをきっかけに,八王子教室は土足禁止にして,スリッパを準備することになった。その方が教室が綺麗に保たれるので。当然,スリッパは塾で用意したおいたのだが,中には‘マイスリッパ’がいいという生徒もいる。特に女子。冬期講習中のある日,生徒から「自分専用のスリッパを置いても構わないでしょうか」と訊かれた。構わないというと,早速昼休みに塾の近所の店で買ってきた。スリッパの前方には小さなぬいぐるみのようなものが付いている,見た目やや派手なスリッパを買ってきて,値札をはがしてすぐに履いていた。冬場は暖かそうでいいのだが,夏場は蒸れそうだ。そうなったときには新しいモノを買うのだろうか。ところで,東中野教室は随分昔からスリッパなのだが,誰も自分用のものなど準備しようとしない。やはり,女子の方がこういった類のことは好きなようだ。
06/01/09(月)
近所のスーパーで,春の七草を買ってきた。七草がゆ用に売っていたのだが,松の内が開けたこともあり安売りされていた。定価298円が50円で売られていた。春の七草はセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロは五七五で覚えるといいと教わったことがある。七草がゆにはせず,スズナ(カブ)とスズシロ(ダイコン)以外はお吸い物として食べた。
06/01/08(日)
冬期講習が今日で終了した。休みの中でも間に正月をはさむだけに,冬休みは短く感じる。講習も正味八日間だけなので,もう終わりと感じる。もっとも,生徒はそうでもないようで,勉強から解放されることは嬉しいようだ。ほとんどの生徒がこの時期ともなると,学校の宿題もほぼ終わったようで,残り一日の休みをどうするか考えているのだろうか。
06/01/07(土)
残っていた荷物を取りに,旧・八王子教室に行ってきた。中はほとんど空っぽになっていて,寒い冬だけに余計に寒さを感じてしまった。間仕切りが無くなったフロアを見ると,教室のあった場所や事務所など,随分狭いものだと感じた。到着してしばらくすると,すぐ近くの広場で出初め式が始まった。今日は七日。毎年この日に出初め式があり,窓から眺めていたことを思い出した。引っ越してしまったので,もう二度とその場所からは見られないと思っていたのだが,嬉しい不意打ちであった。はっぴを着た六人が,勢いよく梯子を登り,さまざまな型を披露していた。
06/01/06(金)
東京三菱銀行と合併した旧UFJ銀行に行ってきた。JR八王子駅前には,UFJ銀行の支店があった。一方,東京三菱銀行は駅からかなり遠い場所に支店があったため,駅前の統合した支店には,両行のお客さんが集中する。週末であることを差し引いても,月初めの平日にしては混雑していた。統合したからといって,窓口やATMが増えたわけではなく,使う側からすればサービスの低下は否めない。三菱東京UFJ銀行という名称もやたらと長すぎて,伝票類を書くとき面倒である。そのうちに名称が変わるのだろうか。ところで,これまで「東京三菱」の順番だったものが「三菱東京」の順になったのには,何か訳があるのだろうか。
06/01/05(木)
今日から冬期講習の後半が始まった。年明けのこの時期の講習は,高校三年を除く全学年が揃うので賑やかになる。午前10時20分に最初の授業が始まった。時間通りに来る生徒もいれば,遅刻する生徒も出た。授業が始まって30分ほどしてもまだ来ない生徒が居たので,自宅に電話をしたところ,中には今日から講習があることをすっかり忘れていた生徒も居た。結局,昼休みの時間になって来る始末。まだまだ正月気分が抜けきらないようだ。学校で出された宿題は,ほぼ終了している生徒も居たが,半分くらいしかやっていない生徒が目立った。時間のことにしても,宿題にしてもさまざまだ。
06/01/04(水)
例年だと今日から仕事始めなのだが,今年は祝日の関係上,明日が仕事始めになる。ただ,ニュースなどを見ていると「今日から仕事始め」などとアナウンサーが頻繁に言っていたのを聞いて,あまり落ち着いた気分で休んでいられなかった。実際,静かだった昨日までと違い,仕事場からの転送電話が何本も入った。メール連絡も結構来て,半分仕事をしながら過ごした。結果的に,今日から仕事始めをしたようなことになった。
06/01/03(火)
ビデオレコーダーに録画しておいたものを整理した。HDD内蔵のDVDレコーダーだ。買ったのは去年の夏のこと。それまで使っていたVTRのレコーダーと比べると機能が豊富だ。簡単なパソコンといった感じだ。普段はHDDにどんどん録画するばかりで,見ては消去することが多い。残しておきたいものを,この正月で整理しようと計画していた。多機能ゆえに,しばらく編集機能を使っていなかったので,使用方法を忘れてしまった。マニュアル片手に,CMをカットしたり,必要な場面だけを拾っていくチャプター編集をした。編集するだけでも結構時間を要した。
06/01/02(月)
正月を自宅で過ごしていると,どうしてもテレビをつけている時間が増えてしまう。見るともなく見ている。年末年始で目立つのは,去年放送された話題になったドラマだ。二日間ほどで一挙に放映される。年末には学校ものが再放送されていた。他の番組とのザッピングをしながら見た。実際に放映されたときに,見ていた先生や生徒の話を思い出しながら見た。
06/01/01(日)
今年の元日は,寒さの厳しい冬らしく寒い朝となった。大晦日の夜は遅くまで起きていたので,元日はゆっくり起きた。正月のテレビ番組は,ほとんどがお笑いなどのバラエティーと,サッカーや駅伝などの中継がほとんどだ。スポーツ中継は当然,生放送だがバラエティーも生放送があったようだ。正月から仕事をしているわけで,芸能人も大変だと思った。