このページは,塾の様子や教育に関すること,その他,
世の中の出来事について,塾長が思うがままに雑記しています。
04年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
04/12/31(金)
今年最後の日,東京は雪に見舞われた。しっかりとした積雪となり,交通機関にも影響が出た。帰省や正月旅行で出かける人には大変な日になったことだろう。道路はチェーンが無いと厳しい状況となり,電車にも遅れや運休が出た。正月用の食糧を買いに行ってきた。昼過ぎに外を見ると,雪は次第に激しい降りとなっていた。夕方以降に買い物をするつもりだったのが,急遽時間を繰り上げて行ってきた。ぎりぎりチェーンをしなくても走れる道路の状態だった。それでも途中,路上でチェーンを装着する人の姿が目立った。行きも帰りもギアは二速か一速で走り,ほんの少しだけ三速で走った。無事家にたどり着いたものの,雪の道はいつもの数倍神経を使う。
04/12/30(木)
年末になると,テレビでは今年一年のさまざまな出来事にランキングをつけた番組が目立つ。大きな災害や事件が多い中,夏にはアテネオリンピックのメダルラッシュや,イチロー選手の安打記録の更新など,スポーツに関しては明るい話題もあった。ただ,残念なことに暗いニュースが多かったこの一年という印象がある。そのため,今年あった出来事なのに,もう随分前のことのように思えることもあった。それだけ毎日のニュースは忙しかったのだろう。判で押したようにテレビキャスターは「来年こそはいい年でありますように」と言って締める。そう願う気持ちはみんな同じだろう。
04/12/29(水)
昨日は八王子教室の先生方と忘年会を行った。いつも使っている店に行った。いつもなら奥の座敷に通されるのだが,昨日は比較的入り口から近い,仕切られた一部屋に通された。注文はインターホンを使って頼む。最初の注文は店員が直接とりに来た。ビールで乾杯したあと,一年の労をねぎらいながら料理が運ばれるのを待っていた。ところが,いつまで待っても運んでこない。インターホンで問い合わせたところ,すぐに店員がやってきて,注文がまだ出ていなかったことを詫びた。すぐに料理を出しますと言って,部屋を出て行った。すると,ほんの一・二分で最初の料理が来た。そのあとも次から次へと料理がやって来た。しばらくすると店長までやって来て,ちょっとしたVIP気分ではあった。忘年会は会場を変えて,深夜の三次会まで続いた。
04/12/28(火)
冬期講習前期が終了した。前期といっても,この時期は高校二年生の授業中心に行った。明日からしばらくは冬季休暇に入る。例年,休暇になっても面談が残ったりしていて,大晦日近くに仕事が入ったりしたとこともあった。今年はほとんど予定通り進み,一名を除いて年内ので面談は終了した。冬期講習の申し込みもほぼ終了したかと思っていたら,今日になって急に決まった講座などができた。急遽,あらためて組み込んだり,先生や生徒に連絡を取ったりした。今年も残すところ三日あまりだが,まだまだ仕事は終わらなさそうだ。
04/12/27(月)
冬期講習の確認で,生徒の家に電話を何本かした。その中の何名かは,学校主催のスキー講習に行っていた。友達と行けるので,楽しみにしていたことを以前,授業中に話していたことを思い出した。それに,個人的に行くよりも費用の面で助かることもある。親にしても,引率の先生がいるので安心して出せるのだろう。今年は暖冬だったため,中止ではないかと心配していた生徒もいたが,ここへ来て雪もしっかり降ったようで,無事スキー講習は行われているみたいだ。年の瀬を迎え,世の中は忙しい毎日を送っているのだが,中学生や高校生はのんびりスキーが出来るのだから,心からうらやましく思う。期末面談があり,そして冬期講習が明日まであるために,しばらく休みがない身分から見ると,本当にそう思う。休みまであと一日だ。
04/12/26(日)
冬期面談をしている時に,奨学金のことが話題に上がった。中学から私立に通いながら塾にも通わさせてもらい,親の経済的なことを心配してのことだった。そういうことまで気遣う生徒もここ数年では目立つようになってきた。奨学金といえば,日本育英会が真っ先に浮かんできた。日本育英会の場合,長期に渡っての返還が可能で,しかも無利子で貸し付けてくれる。どのくらい借りられるのかと訊いてきたので調べてみた。自宅通学で月額53,000円,自宅外は63,000円だった。明治大学の場合,年間の授業料は文系で約73万円,理系だと約110万円だ。文系なら奨学金でかなり補えることになる。ところで,奨学金のことを調べて初めて知ったのだが,日本育英会という名称が「日本学生支援機構」に変わっていた。ちょっと堅い感じの名称になってしまった気がする。育英会の方が奨学金を支給しているところ,といった印象を感じるのは古いのだろうか。
04/12/25(土)
英語の先生が,知り合いから頼まれて昨日,丸の内にある東京ミレナリオの案内をやったらしい。クリスマスシーズンだけあって,かなりの賑わいだったようだ。案内は,マスコミ・報道関係のアナウンサーや記者などを誘導する係だった。見物客が多いために,通れる場所が規制され,一般の人には文句を言う人が絶えなかったらしい。いわゆる苦情係も立っていたようで,見ていて気の毒だったみたいだ。クリスマスのイルミネーションも今夜限りで,これが終わると一気に正月モードになる。冬期講習のスケジュールのことで塾に寄った生徒は,「まさかクリスマスまでやっているとは思いませんでした」と言っていた。クリスマスでも高校二年生にとっては大事な時期なのだ。彼らは,来年の冬休みには進路が決まっていなければならないのだから。そう考えると,高校生としてしっかり勉強する最後の冬になるのだろう。そうでなければならない。
04/12/24(金)
塾で出す年賀状で,生徒宛のものには基本的には担当している先生方にひと言入れてもらうようにしている。忙しい先生や,試験後には授業が無い先生がいて,結局何も書いてない年賀状が結構出た。それらにひと言ずつ入れていった。一人ひとりのことを考えながら,出来るだけ同じでない文章を考えながら。まあ,中には結果的に同じ内容のことを書いてしまうこともあるが,気持ちはそれぞれの生徒に宛てたつもりだ。ほんの一言だが,予測していたよりも時間がかかった。あとは,個人的な年賀状を書き上げなければならない。「年賀状は24日までに」とは言うけれども,それはちょっと無理だった。
04/12/23(木)
昨日と今日,東中野教室では高校二年生対象の期末面談を行った。基本的には生徒と保護者との三者面談だ。ほとんどの場合,母親が一緒に来るのだが,中には生徒のみとか母親だけといった面談もある。親が来られないのは,仕事がらみのことが多い。特に,客商売をしていると,年の瀬で忙しいのはよく分かる。それが分かっていても,この時期の高校二年生にとっては重要な面談になるから,年末であるが面談を実施している。親が来られない代わりに,兄弟姉妹が来るケースも希にある。兄弟の方が,親よりもむしろ年齢が近いだけに,厳しい意見が次々と飛び出してくることもある。そういう姿を見ていると,頼もしい目付役がいるのだとちょっと安心したりもする。
04/12/22(水)
高校二年生対象の,明大推薦・統一学力テストの模擬試験を行った。過去問を用いて,
毎年この時期に行っている。学校の定期試験が終わってから約一週間後に模試を行ったのだが,少し疲れた様子の生徒も目についた。今週末からは,対策ゼミも開講するのだが,そのゼミに対する意識は結構高い。高校三年生の進路が決まりつつあるこの時期,先輩達の姿を見ていると,今度は自分たちの番だという意識が芽生えてくるのかもしれない。ところで,今日行った模試の数学は,去年までのものにちょっと手を加えた。加えたというよりは,不要な部分を削除した。この学年から新課程になり,高校数学の扱う分野が,幾分か整理されたためだ。今まであった数列が無くなり,平面幾何が必修となったのだ。今年が初年度なので,アレンジする必要があった。
04/12/21(火)
明大中野校の高校三年生の明治大学への推薦が決まった。今日,明大中野校は明治大学推薦予定者の登校日だった。学校で発表があった後,塾に直接寄る生徒もいれば,メールで報告してくる生徒もいた。推薦はほぼ確定的だった生徒も,ボーダーラインにいたのではないかと思われる生徒も,さすがに決まればホッとしたことだろう。夕方には生徒の母親からも電話があり,これでやっと肩の荷が下りた,といった様子であった。まだ,全員から連絡があったわけではないので,安心は出来ないのだが,それでも喜びに浸れるこの瞬間だ。明日は,明大中野八王子校の発表になる。
04/12/20(月)
年末になると,翌年のカレンダーが取引のある会社から送られたり,営業の人が直接持ってきたりしてくれる。ただ,ここ数年の傾向としては,配布用のカレンダーが減ったという印象がある。実際に,去年まで作っていた会社が制作中止にしているところもある。教室に貼るカレンダーは,銀行のものが大きくていいので,毎年もらいに行く。第一教育センターが口座を持っている銀行はまだ作っているのだが,個人的に口座を持っている銀行で訊いてみたところ,今年は作っていません,という返事だった。カレンダーのことだけであれこれ言うのも大げさかも知れないが,世相を反映しているように感じる。来年は卓上カレンダーが不足しそうなので,パソコンで作成することにした。作成はフリーのソフトで行う。
04/12/19(日)
教室の暖房はエアコンと,石油ファンヒーターを併用している。石油はどちらの教室にも車の移動販売がないので,無くなればガソリンスタンドで買って補充している。原油の高騰の煽りで,ガソリンが高くなっているのは知っていた。石油は前シーズンのものを使っていた。それが無くなり,昨晩スタンドに買いに行った。去年の冬に比べ,ガソリン以上に高くなっていたのにびっくりした。確か,去年は700円を切って販売していた。ところが,今回は900円を超え,店によっては1000円に届きそうな勢いだった。以前と比べて30%以上の値上げだ。昨晩は60リットル買ったのだが,去年だったらポリ容器もう一つ分は買えた金額だった。
04/12/18(土)
忘年会シーズンだ。この時期,帰るときに居酒屋の前を通ると,店の前に大勢の人だかりができていることは珍しくない。今週から来週あたりがピークだろ。卒業生が忘年会を企画した。集合場所を塾にしたようだ。この時期の夜に授業が無いのでそれは構わないのだが,肝心の幹事が風邪で欠席になったらしい。しかも店の予約を取っていなかったらしい。集まった卒業生達は,どうしようかと思案していた。その中の一人が,店を探しに行った。けれども,忘年会真っ盛りのしかも土曜日に,そうそう簡単に店など見つかるはずもない。しばらくしてから戻ってきた。次に何人かで手配をして,近くの店に次から次へと電話で尋ねていた。どこも,今更無理だと言わんばかりに断られていた。それでも粘ったところ,ようやく一軒の店を見つけたようだった。時間まではお喋りをしていて,頃合いをみてぞろぞろと出かけて行った。ほどほどに楽しんでくることだろう。
04/12/17(金)
昨日の続き。家に帰ってからストラップを加工した。加工したというよりは,一度分解して,そこにこれまで使っていたキーホルダーの皮の部分をはずした金属部分と車のキー本体を取り付ける作業をした。まず,ジョイントの部分をはずし二つに分け,一方のジョイントの部分を取る作業をした。この部分はプラスチックでできている。どうやってはずそうかと思案したが,結局カッターナイフで根気よく切ることにした。ところが五分ほど切り込んでみたのだが,ほんのちょっと傷がついた程度で,全部切り落とすにはほど遠かった。おまけに,肝心の皮の部分を少し切ってしまった。そこで,今度はペンチを持ち出し,皮の部分を布でカバーしてジョイントのプラスチック部分を勢いよくねじってみた。三度ほど試みたところ,今度はきれいにジョイント部分が取れた。あとは皮を傷つけないように,キーとホルダーの金属部分を取り付けて完成だ。単純計算すれば,これであと15年くらいは大丈夫なはず。しかも,ストラップのもう片方が残っているので,そうなると30年か。これはちょっと気が遠くなる年数。車がそこまで保ってくれるだろうか。いやいや,車よりも運転する本人がどうなるやら。
04/12/16(木)
長年使っていた車のキーホルダーの皮の部分が切れてしまった。色も変色してしまい,元の色がどうだったかさえ分からなくなっていた。ただ,ホルダーの金属部分は問題なく,むしろ使い込んでいい感じになっていた。何よりも,ほぼ新車の頃から使っていたキーホルダーだけに,簡単に新しいのに換えるという気はしなかった。愛着もある。そこで,東急ハンズに行ってきた。ベルトや鞄などを扱っている一角に,ハンドメイド用の皮や,それらを加工するツールが置いてあった。いいものがないかと物色したのだが,なかなか見つからなかった。店員に相談すると,取り扱っている範囲では難しいとの返事。チェーンでなら繋げるけれども,それでは皮の暖かみが消える。結局,その売り場ではあきらめた。ところが,すぐ近くの売り場で大量のストラップが陳列されているのを発見。もしかして,と思いつつ,隅々まで探してみた。すると,ジョイント付きのストラップに突き当たった。今まで使っていたもののイメージにほぼ近かった。これだ!と思い,すぐに手に取った。以下明日。
04/12/15(水)
毎年この時期,京都・清水寺で今年一年を表す漢字一文字が応募により決まり発表される。今年は「災」だった。台風に地震,人災などさまざまな災害で苦しんでいる人が出たことが,結果的にこの漢字の応募を多くした要因になったのだろう。それに加速されるように,年末になってからもさらに猟奇的な人災による事件が続いている。常識的には考えられない卑劣な犯罪が起こり,もはや自己防衛でどうにかなる範疇のものではなくなった。毛筆で書した清水寺の森清範貫主は,今年は「天」という字が選ばれるのではないかと予想していたらしい。『天才イチロー,楽天市場』などから連想したらしい。来年こそは,と思うのはきっとみな同じ思いだろう。でも,せめて,今年の災いはもういらない。
04/12/14(火)
通勤でいつも使っている駅で,次の電車が来るまで待っていた。少しだけ時間があった。向かい側の上りのホームには,進行方向最後部の所に,学生風の男の子が一人で立っていた。手には一眼レフのカメラを持っていたので,鉄道マニアだな,などと思いつつ眺めていた。しばらくすると,待っていた下りのホームに電車がやって来ることを知らせる例のアナウンスが流れた。いつもは来るはずのない時間の電車に,最初は電車が遅れているのかな,と思った。ところが,やって来た電車はいつもの電車ではなかった。先頭がディーゼル車で,それがお座敷列車のような車両を引っぱって来たのだ。それが近づいてくると,上りホームの彼はすかさずカメラに納めた。しかもその一分後に,彼のいるホームには電車が入ってきた。何という絶妙のタイミング!と感心した。彼はその電車に乗り込み,そのすぐあとには,今度は自分が乗る電車も到着した。
04/12/13(月)
塾に来ている生徒の定期試験は明日ですべてが終了する。そのため,今週から年末までは,高校二年生の明大推薦・統一学力テスト対策ゼミのみ行う。この時期は毎度講習用の教材作成になるべく専念するようにしている。落ち着いてできるのだ。昔作った教材をもとに,新課程用に手直しする。今回作成しなければならないのは,全部で13単元。年内の冬期講習最終日まで,一日一単元ずつ仕上げていかなければ間に合わない。これは結構きつい。でも,講習が始まっているのに教材がない,では済まされない。今日は一つ出来上がった。
04/12/12(日)
昨日の帰りの電車の中でのこと。隣に女子大生が座った。彼女の友達らしき女の子は座れず,座った女子大生の正面に立っていた。読み物があったので,それを読みながら彼女達の会話が耳に入ってきた。どうやら彼女達はアルバイト仲間のようで,座っている子は大学三年,立っている子は一度大学を出て,今は専門学校に通っているらしい。女子大生の方は来年就職活動をしなければならない年だ。ところが彼女の話では,就職はしないらしい。ワーキングホリデーに似たシステムを使ってアメリカに行くことが決まっているらしい。二人に共通しているのは,まだすぐに就職したくないということだった。大学を卒業した子の友達のかなりの数が,仕事がつまらないと言っているらしい。専門学校の子は,アメリカに行く女子大生に,しっかり目標をもってやっていかないと流されてしまうから,とアドバイスしていた。それぞれにこれからの生き方に希望を持ちつつも,不安の方が大きいのだと感じた。
04/12/11(土)
文部科学省が昨日発表した教員調査によると,心の病で休職した公立の小学校から高校までの教職員の昨年度の数が,過去最多の3,194人に上ったらしい。病気を理由に休んでいる教師全体の半数を超えている。教科をどのように教えていけばいいかということではなく,児童・生徒や保護者とどのような関係をつくっていけばいいか,ということで悩んでいるケースが多いようだ。学校教育でも教師の同僚以外である,子供や保護者との人間関係のことが問題として表面化した結果となった。実際には,子供との関係よりも,保護者との人間関係をどうつくっていくか,あるいは保護者からどうやって理解を得るかということで苦しんでいるのでは無かろうか。少子化の煽りか,あるいは今の親が昔よりも子供の教育に熱心になったのか,親が表に出る場面が増えているのだろう。けれども,教師という生業を選んだからには,多少のことで職場を放棄するべきではない。そういった教師も,今回の数字の中には含まれていることだろう。
04/12/10(金)
冬期講習の案内は,塾生には二度ほど直接渡した。郵送もすでに11月上旬にしてある。けれども,配布したり郵送した時期はまだまだ冬期講習を意識するような頃ではない。とりあえずの告知という意味で配布したり郵送したりしている。再度の配布等はこの時期にもう一度行う。試験中にもかかわらず,こうした事務的な仕事などもする。今は,プリンターや印刷機の性能が,一昔前と比べると格段に良くなっているので,仕事はずいぶんはかどるようになった。ところが,肝心の印刷機の調子がちょっと悪かった。少し前にも直してもらったのだが,似たような症状が出た。はがきを印刷するときに何枚か連続してずれて印刷されてしまった。そのままでは,はがきがかなり無駄になるのですぐにメーカーのサービスセンターに電話した。受付時間ギリギリだったが,今日明日のうちにどうしても印刷したかったので修理を頼んだ。ところが,頼んでものの五分もしないうちに,修理にやってきた。すぐ近くで仕事をしていたようで助かった。結果的には部品が無いと修理はできないらしいが,応急処置をしてくれた。ちゃんとした修理は来週になる。応急処置後,どうにか無事に印刷は終了した。
04/12/09(木)
中学生の数学では,作図問題がある。作図にはコンパスを使う。コンパスの鉛筆の部分は,たいがい短い鉛筆が付いている。普段はシャープペンシルを使い慣れている生徒も,コンパスでは鉛筆派が多数だ。使っていると当然,芯の先が丸くなる。一人の生徒が,「鉛筆が短すぎて普通の鉛筆削りでは削れなく不便です」と言った。今の鉛筆削りは,一昔前と違い鉛筆を挿入する部分が移動できないように固定されている。ところが短い鉛筆でも削れるのだ。鉛筆を挿入し,そのままハンドル部分を回すと,鉛筆が中に吸い込まれていく。数回も回せばしっかり削れる。取り出すときは逆向きに回せば鉛筆が押し出される。自宅に鉛筆削りがある方はお試しあれ。
04/12/08(水)
学校では定期試験が始まった。試験中はほとんどの授業を早い時間帯に繰り上げて行っている。試験が終わってから授業を受けに来るので,体調が万全でない生徒もいる。今日最初の授業では,風邪気味の生徒が二人もいてはじめは辛そうに見えた。実際に試験直前に学校を休んだ生徒もいた。ところが,授業を始めるとそれほど辛いというふうには見えなかった。すでに回復期に入ったのだろうか。それでも,のどが痛いというので,薬箱からトローチを二つ取り出して渡した。一つはすぐに,もう一つは授業が終わってからなめるために。噛んではいけないといったものの,残り少なくなったところで,カリッという音がしていた。風邪を引いてしまった生徒にも,そうでない生徒にも,帰宅したら手洗いとうがいをするように言って帰した。
04/12/07(火)
大学生による事件が続いて起こっている。しかも,どういう訳か体育会系の学生の事件が目につく。報道でしか事件を知らないので,そうなってしまった経緯や,問題を起こした学生を取り巻く背景など分からないが,してはいけないことを起こしてしまったことは確かだ。一昔前は,健全な肉体には健全な精神が宿る,などと言われていたがそれも今となっては昔か。問題が起これば,部活動をしている真面目な学生や関係者達は被害を被ってしまう。たまたまそこにいたから一緒に加害者になった学生もいるかも知れないが,暴走した学生を止められなかったとしたら,やはり罪に問われて当然だろう。大多数のまともな学生がいる中,少数ではあるがこうした事件が多発している今,やはり学生は自らのモラルを考え直すときではなかろうか。
04/12/06(月)
定期試験が近づいてきた。今は担当授業を持っていない社会科の先生が突然やって来た。彼は塾のOBだ。どうやら後輩から試験対策のプリントを頼まれたらしい。面倒見のいい先輩で,プリントを作成しただけでなく,臨時で授業までやってくれた。自習をしに来ていた生徒も含めて延々三時間以上も講義は続いた。無料奉仕の形になってしまうが,何かの時に形に表そうと思っている。教えることが生来から好きなのだろうし,後輩との会話も楽しんでいるようであった。
04/12/05(日)
12月としては記録的な気温となった。昨晩から今朝にかけて,台風並みの低気圧が日本列島を襲い,各地でかなりの被害が出たようだ。東京では風速40メートルを超える風が吹いた。観測史上最高を記録したらしい。台風の季節でなく,こんな年末を迎える頃に記録するのだから,今年一年の異常気象を締めくくることになるのだろうか。気温も急上昇し,二週間ぶりの休みで昼過ぎに起きたときには,締めきった部屋は汗ばむほどの暑さになっていた。季節を勘違いするほどの昼下がりだった。最高気温は25度近くまで上昇して,もう少しで12月に夏日になるところだった。
04/12/04(土)
八王子教室で,今年最後の数学特訓を行った。高校三年生を除く学年で実施した。結果的には,当初予定していたよりも多数の出席者が出て,試験に対する真剣さがうかがえた。それはさておき,準備をする側からすると,数学特訓は始まるまでが大変だ。試験範囲を把握して,その上で試験に適した問題を,受講する生徒にあわせて考えていく。試験中よりも,この準備期間の方が気が張ったりもする。数学特訓が終了すると,お疲れ様の意味を込めて,先生方で軽く打ち上げをする。今回は特に,教材準備をした先生と共に,本当にお疲れ様,といった感じで打ち上げを終了した。
04/12/03(金)
試験が近づいてきたため,試験直前の対策ゼミが続いている。今日は,東中野教室も八王子教室も中学生対象の理科ゼミを行った。三時間の演習中心の講座だ。実際の試験範囲を考えると,もっと時間が欲しいところだが,試験を控えている生徒にとっては,他の教科の勉強もあり,それほど長時間理科の勉強に充てることはできなさそうだ。八王子教室では,明日には数学特訓がある。毎度のことなのだけれども,普段からやっていれば試験前にそれほどあわてることもないのだが,なかなかそういうワケにいかない。結局,試験前にならないと集中できないのは,いつの時代でも同じことなのだろう。ただし希ではあるが,普段から勉強している生徒がいるのも事実だ。
04/12/02(木)
口笛が吹けるか吹けないかは,遺伝によるのではないかと,中学生二年生の授業中に生徒が言ってきた。口笛が上手に吹けない生徒が一人いるのだ。でも,その説は他の生徒によって否定された。兄弟の中でも吹ける兄がいるのに,吹けない弟がいるらしい。多少は遺伝も関係するのかも知れないが,起用・不器用によるものなのだろう。
04/12/01(水)
中学一年生の授業で,前半は反比例の問題を,後半は図形の作図を扱った。比例や反比例の問題は,いわゆる中学の数学といった分野のためか,あるいはここ数回は同じような勉強が続いたためか,生徒も少し飽きてきた様子であった。ところが後半になって,作図をし始めると,積極的に問題に取り組むようになった。一つの作図が終わると,次は何を描けばいいかと要求してきた。中学生の作図問題とは,定規とコンパスだけを用いて行う。定規はモノの長さを測るためにあるのではなく,点と点を結ぶ,すなわち直線を引くためだけの道具として使う。いたってシンプルだ。そのシンプルさが却って面白いのかもしれない。今日描いたのは。直線・半直線・線分や,垂直二等分線,直線外の点からの垂線,それから円の一部分からその中心を求めて円を完成させる,などだった。
04/11/30(火)
卒業生が大学の帰りに寄ってくれた。今年の卒業生だ。この時期になると,明大中野校・明大中野八王子校ともに,高校三年生はすべての定期試験が終了し,あとは結果を待つばかりになる。彼は,一学年下の部活の後輩がどうなりそうなのかと心配して尋ねてきた。後輩は結果待ちで緊張の日々を迎えているのではないかと,去年の自らの経験があるため,直接連絡を取りにくかったようだ。今の段階ではっきりしたことは言えないのだが,今までの経験からすれば,推薦はもらえるのではないかと話すとホッとしていた。元々面倒見はいいようではあったが,ここまで後輩思いだとは知らず,新たな一面を見た。彼も一年前には,電話の音に敏感になっていたらしい。無事過ぎてしまえば笑って話せることなのだが,今その時を迎えている生徒にとっては,まだそんな余裕などないだろう。でも,そんな彼らも来年の今頃は笑っていられることを祈りつつ,今は結果を待っている。
04/11/29(月)
昨日の数学特訓の中学生を担当した先生は,昨日がちょうど二十歳の誕生日だった。誕生日に仕事を入れてもらい,ちょっと気の毒な気もしたが,生徒の試験が近づいているのでそうも言っていられない。特訓が終わってから,ささやかながらお祝いをした。彼は塾のOBでもあるので,高校生の頃から知っている。その彼が二十歳になり,来年には成人式を迎えると思うと,また少し歳を取ったことを実感した。途中まで一緒に帰ったのだが,その後は友達が祝ってくれると言っていた。女の子に祝ってもらうんじゃないかとちょっとふざけて言うと,「いやいや男の友達ですよ,ホントに」と一応否定はしていた。何れにせよ,二十歳の誕生日おめでとう。
04/11/28(日)
今日は東中野教室の数学特訓の日。午前九時から始まった。ところが,いつもは早めに入る先生が,定刻の五分前になってもやって来ない。もしかして一週間間違えていないかという講師陣の不安があり,電話を入れようかと話し始めた。それとほぼ同時にその先生がドアを開けてやってきた。一同ホッとすると,日曜日では一本電車が違うとずいぶん時間が違うものなのだと余裕だった。事なきに終えよかったのだが,ちょっとだけヒヤッとした朝だった。
04/11/27(土)
八王子教室で数学特訓を行った。いつもなら日曜日に行っているのだが,今回は東中野教室と重なったため,苦肉の策として今週と来週の二回に分けて行うことにした。中学生は当初の予定通り2時30分から始められたのだが,高校生は学校で20周年の記念講演会があったため,二時間遅らせて開始した。今回は教材をいつものとは変えて行った。試験まではまだ少し間があったせいか,思ったよりはかどらなかった。来週もう一回数学特訓があるので,それまでに予習をしておくようにしてもらった。教材が違うだけなのだが,こちらが慣れていないのだろうか,かなり忙しくなり,この雑記帳をつけるのもままならない一日だった。
04/11/26(金)
今年も年賀状を作る季節がやってきた。毎年作っているので,前年度のものを元にいくつか手を加えて作ることにしている。来年は酉年になる。作成する年賀状は二種類で,先生や仕事関係のものと生徒用の二つ。生徒用の方の文章は,毎年考えて記している。手書きではなく印刷物なので,みんなどれくらい読んでくれているかは分からないが,少しでも気持ちが伝わればと思いながら作っている。個人的な年賀状は,個人用を一種類と家族用を二種類作る。結局全部で五種類の年賀状を作成することになる。今年はプリンターを新しくしたので,印刷にかかる時間はそれほど多くを要さないのが救われる。
04/11/25(木)
学校には校則が当然ある。すごく当たり前のことから,どうでもいいような内容のものまである。女の子にとってはスカートの丈の長さがここ数年短くなり,それに関することも書かれている。いつの時代でもそうなのだが,校則に不満を持っている生徒は多い。むしろ,不満を持っていない生徒などいないだろう。校則の必要性は認めるが,もう少し柔軟に作れないかと思う節もある。今まで知らなかったのだが,明大中野校も明大中野八王子校も,通学途中でコンビニに寄ってはいけないらしい。他の私立校もそうなのだろうか。どうしても必要なものが出ることもあるだろうし,そこまで管理する必要は無いように思うのだが,それも校則の所以だろうか。
04/11/24(水)
テレビアニメの「ドラえもん」の声優陣が,来年の春から大幅に入れ替わるらしい。実に25年もの間,主なキャラクターの声は変わらなかった。もはやここまで来ると,ひとつの文化であり,世代を超えた宝物になるのでは無かろうか。コミックスからアニメになったときのキャラクターの声は絶大な位置を占め,ドラえもんの声を聞いた原作者の藤子・F・不二雄氏が「ドラえもんはこういう声だったんですね」と認めたエピソードがあるほどだ。その昔,ルパン三世の声優をやっていた山田康雄氏が亡くなったとき,ルパン三世ももう終わりかと思った。幸いにも,彼の物まねを得意としていた栗田氏が跡を継ぎ,それほどの違和感もなくこのアニメは続いてきた。けれども,ドラえもんの声は大山のぶ代氏を差し置いて,代わりが務まる人が現れるのだろうか。少し遠い将来に,ドラえもんの声によって,世代の違いが現れるようになるのかもしれない。
04/11/23(火)
韓国で実施された,日本では大学入試センター試験に相当する大学修学能力試験で,不正が行われた。組織的なもので携帯電話を使った大規模なカンニングだった。背景に,韓国も学歴社会であるようで,今回の事件だけではなく,入学試験に関するブローカーなどもいるらしい。今回のようなカンニングで,仮に合格できたとして,彼らはどんな人生を歩んでいくつもりだったのだろうか。これだけ複数の受験生が不正を行えば,生きている間にいつ発覚するかしれない。そういったことに怯えながら生活するのは,ずっと暗い影を背負って行くことになるだろう。そうまでしてでも,学歴や地位が欲しい社会の仕組みになっているとしたら淋しい。
04/11/22(月)
年末ジャンボ宝くじが今日から発売された。毎度のように,新聞では銀座の宝くじ売り場に出来る行列の写真が掲載されていた。確率論的にはどの売り場で買っても,当たる確率は変わらないのだが,心情的なものが働くのだろう。基本的には当たる確率はほとんどないのだが,夢を買うことになる。買わない人にはその可能性は全くないのだが,買わない人は決して手を出さないようだ。定期購読しているパソコン雑誌のコラムの一つに,宝くじを決して買わないという一文が有った。それによると,『宝くじ売り場のおばさんの給料はどこから出ているのだろうか,いやいやそれは言うまい』などと書いてあった。まあ,人それぞれだ。
04/11/21(日)
プロ野球の今年のドラフト会議で,ドラフトとしては最年少の辻本選手が阪神タイガースに指名された。仮契約が行われ,入団は順調に進んでいるようだ。十五歳というと,塾に来ている生徒と同年代になる。同じ学年の生徒と比べると,ずいぶんしっかりしている印象がある。この歳でプロの世界に入るのはそれなりに覚悟が必要だろう。でも,他の世界では十代半ばでのプロも珍しくはない。将棋の世界では羽生善治王位などは,十五歳でプロ棋士になっている。辻本選手の契約金は1,000万円,年俸は440万円と,プロ野球選手としては最も低いスタートとなる。今後どんなふうに成長していくのだろうか。
04/11/20(土)
昨日の晩,かなり昔のOBが二人遊びに来た。卒業して十数年が過ぎ,今や会社の中では中堅として働くようになっている。ここ数年で卒業した生徒とは異なり,さすがに社会の中で経験を積んできただけあって,さまざまな話題に明るかった。塾の中でもベテランの先生を見ると「先生,何歳になりましたか」などと平気で聞けたりもする。お世話になっていた国語の先生と近くのカレー屋に食事に行った。残って仕事をしていると,しばらくしてからお土産にその店のカレーを持って帰ってきてくれた。八段階ある辛さの辛い方から三番目のものを買ってきてくれた。その辛さが店主のお奨めらしい。確かに辛かったけれども,さわやかな辛さのカレーを,食べるにつれて汗をかきながら食した。
04/11/19(金)
高校三年生の学校の通常授業は今週いっぱいで終了する。どの授業も最後の方になると,高校で教わる~はこれでおしまいだ,とか,文系に進む生徒にとっては,数学を勉強するのはこれが最後だ,とかいった会話が出たりする。必ずしもそうとは限らないけれども。明日が土曜日なので,今日が学校で食べる弁当も最後になる。最後の弁当なになるので,お重を持ってきた生徒がいたらしい。その生徒は塾に来ている生徒だ。確かに普段のことを考えると不思議なことでもないけれども,学校にお重を持って行くあたりはさすがと言うしかない。彼の同級生が「持って来る方もすごいけれども,つくる親もすごい」と言っていた。
04/11/18(木)
今日は11月の第三木曜日。昨晩,帰路の途中で24時間営業のスーパーに寄った。深夜0時を一時間ほど回った頃だった。酒類が販売されているコーナーに行くと,少し広めのフロアーにボジョレー・ヌーボーが積まれていた。毎年11月の第三木曜日は世界的にボジョレーの解禁日になっている。まだ,18日になったばかりではあるが,早速販売を開始したようだ。けれども,時間が時間だけにほとんど買い物客は居なく陳列されているあたりも閑散としていた。ちょうど0時を過ぎた頃には何かイベントらしいことをやっていたのだろうか。ワイン派ではないので,ボジョレーは買わずに,クラシックラガーとスミノフを買ってその場をあとにした。
04/11/17(水)
プロ野球のドラフト会議が今日,行われた。社会人と大学生が逆指名をするようになり,いつしか自由獲得枠が出来るようになってから,あまり劇的なドラフトが行われていないような気がする。今年の目玉である東北高校のダルビッシュ有投手も競合もなくすんなりと日本ハムファイターズに決まった。野茂投手や松井選手のように複数のチームが指名して,くじ引きをするという光景はあまり見られなくなった。松井選手を引き当てたときの長嶋監督得意の笑顔が思い出される。いろいろと騒がれた明治大学の一場投手は,新設球団の楽天に決まった。また,東北学院大学の星選手が巨人に決まった。「楽天一場」に「巨人の星」と,スポーツ新聞紙等では喜びそうな結果となった。史上最年少の15歳で阪神に指名された辻本選手もいて,それなりに最近では話題のあったドラフトだったかもしれない。さて,明日の一面はどの選手のことが多く取り上げられることやら。
04/11/16(火)
今年の卒業生が三人遊びに来た。仲がいいのだか,ヒマなのだろうか,よく集まってく
れる。集まっては飲みに行ったり,どこかに出かけたりしているようだ。ちょうど事務的な仕事があったので,手伝ってもらった。それほど複雑な作業ではなかったし,授業が始まる前だったのでお喋りをしながらワイワイとやってくれた。最近あった学園祭のことや,アルバイトのことなど楽しそうに話していた。彼らは卒業していったのだが,あまりそういったことを感じさせない今年の卒業生達だ。
04/11/15(月)
美術部の生徒が,キャンバスを入れる大きな手提げ袋を持ってきた。おおよそ見たことのないほどの大きい袋で,横には校章と学校名が入っている。大学で柔道をやっている国語の先生が,面白がってその中に入ってみた。体は大きい方なのだが,すっぽり綺麗に収まった。次に,袋を持ってきた生徒の友達も入ってみた。やはりしっかり入った。彼が入ると,美術部の生徒はすかさずファスナーを閉めてしまった。「開けてくれ~」と言うものの,すぐには開けなかった。最初に入った国語の先生と二人して持ち上げてみたところ,30cmくらい持ち上がった。下ろしてから開けたところ,怖がっていたと言うよりも何だか楽しんでいたようだった。
04/11/14(日)
東中野教室では今日,高校三年生対象の数学特訓を行った。今年度最後の数学特訓になる。明大中野校の二学期の期末試験は,毎年高校三年だけは他学年より二週間ほど早く始まる。そのために,今日は高校三年だけで特訓を行った。この学年の授業は,11月になるとどれも残りあとわずかとなり,いよいよ大詰めを迎えたといった感がある。古くからいる生徒は中学生の時から来ているのでずいぶん長いつきあいになる。それもあと少しとなると,ちょっと淋しい気もする。もっとも,生徒にとってはそんな感傷に浸っているいる場合では無く,最後の試験に臨まなければならない。用意していたプリントは,ほとんどの生徒が終わらせることができた。さすがに気合いの入れ方は高校三年を感じさせた。
04/11/13(土)
東京で木枯らし一号が吹いた。今年はこの時期にしては暖かい日が続いていたので,遅い木枯らしかと思ったのだが,去年よりも四日も早い木枯らしだったらしい。昼間の暖かさのため,今月になってもほとんど暖房をつけていない。東中野教室の建物は半地下にあるため,教室も事務室も暖かいので未だ暖房知らずだ。あと半月も使わないことは考えにくいのだが,もしそうなったとしたならば,暖房知らずの秋になる。
04/11/12(金)
授業が終わり,生徒が帰ろうとすると机の上にビニール袋の忘れ物があった。生徒に声
を掛けると,持ち主が戻ってきた。中身は体育の授業で使う水着だった。この時期に水泳をやるのかと尋ねると,「今は水球をやっています」という返事。そう言われて,明大中野校には講堂の中に温水プールがあったことを思い出した。こんな時期に泳げるのだから,さすがに私立校は設備が整っているのだと思った。ただ,生徒にとっていつでも泳げるのは決してありがたいというわけでもないようだ。水球は七分間で1ピリオドを行うらしく,その間ずっと泳いでいなければならない。それなりに体力を消耗するようだ。そんなことがありながらも夕方塾に来て,眠そうな顔もせずに勉強をしている姿を見ると,ちょっと見直したりもする。
04/11/11(木)
昨日記した『びっくりか』だが,進行役にはお姉さんと‘デー太’というロボットが担当している。お姉さんはいかにも教育番組の進行をしているといった感じであるが,デー太の方はどちらかというとちょっと抜けているキャラクターであった。このデー太には,腹の部分にモニターがあり,このモニターにときどき‘メチャモン’という,悪役のキャラクターが登場する。普通,教育番組では先生がヒントを出したり,新しい展開を提案したりしてくれる。見ているとこのメチャモンがその役の代わりをしているようだった。この番組,NHKのホームページからクリップとしてみられるので,興味のある人は http://www.nhk.or.jp/rika4/ja/frame.html からどうぞ。
04/11/10(水)
昨晩,自宅に帰ってから何気なくテレビを見ていた。深夜三時頃にNHK教育テレビでは小学生向けの理科の教育番組を放送していた。『びっくりか』という番組だ。最初に目にした場面が,自宅で温泉卵ができるか,という内容だった。ちょっと面白そうだったのでしばらくの間見ていた。温泉卵は65度くらいの湯で一時間くらいゆっくり時間をかけて暖めれば出来る。ところが案の定,最初は失敗してしまうのだ。卵は容器の下の方に置いてあった。一方,暖めるためのヒーターは容器中程にあったため,下まで暖まらなかった。内容としては,水の暖まり方がどのようになっているのか,すなわち対流の話なのだが,小学生向けに分かりやすく作られていた。番組は15分で終わり,すぐに次の回へと進んだ。渡り鳥の話であった。ツバメは春になると暖かい日本にやって来るのに,ツルはなぜ寒い時期にわざわざ日本にやって来るのだろうかという疑問を説いていった。番組はさらにあと二話あり,結局最後まで見てしまった。一時間だ。エンディングで,この番組が小学四年生向けの番組であることを知り,小学生の理科も結構面白いものだと思った。
04/11/09(火)
先週末の土曜日から日曜日に掛けて,明大中野八王子校では文化祭が行われた。八王子教室の英語の先生が遊びに行った。生徒が通っている学校に行くのは初めてのことだったようだ。校内を見て歩いていると,教えている生徒と出会い,「先生,何で居るんですか」と驚いていたようだった。普段は塾で会っている先生が,学校という生徒にとっては日常の中に突然現れるのが意外なのだろう。先生にとっては,学校での生徒の様子が見られる少ない機会なので,こうした催しは大切になる。
04/11/08(月)
今月に入ってから,日中はまだ結構暖かい。平年よりも気温は高いようだ。出勤時に家から駅までは車で移動している。車内はかなり暖かいので,スーツの上着を着ないで出かける。駐車場に着き,上着を着ようとしたところあることに気づいた。スーツの上下が合っていないのだ。部屋を出るときに,同系色のスーツと間違ってしまったらしい。意識して近くで見ない限りは,違うものであることは判りにくい。それに,家に戻るのにも時間がなかったので仕方なしに揃っていない状態で電車に乗った。背後で笑い声が聞こえたりすると,何だか気にはなったが今日一日はしょうがない。帰ったら正しい組み合わせに並べ替えることにしよう。
04/11/07(日)
日米野球が一昨日から始まった。一昔前と比べると,真剣勝負の色が濃くなったのが分かる。終盤では,メジャーリーグがバントをしたり,右バッターに右ピッチャーを送り込むなど,勝つことを意識した野球をしていた。見ていてふと思ったのだが,メジャーは石井投手や大塚投手が出ている。一時期はイチロー選手,松井秀選手の出場も噂された。彼らがメジャーリーグに所属しているのだから,それは当然のことだろう。ところが,日本のプロ野球は全員が日本人で構成されている。ベストメンバーを考えれば,ローズ選手やカブレラ選手など出ていても不思議ではない。なぜ日本だけは日本人でオーダーを組んでいるのだろう。そんな疑問を抱きつつ,なかなか勝てない日本チームにちょっと歯がゆい思いでテレビ観戦をした。
04/11/06(土)
明大中野校の高校三年生が,授業の時に「先生これ要りますか」とパンフレットを渡してくれた。先日,明治大学で行われたフォーラムのプログラムだった。科学フォーラムと謳われたその表紙には,「21世紀-科学が担うもの」と題されていた。この日,基調講演を行ったのは江崎玲於奈氏,利根川進氏,さらにレナト・ダルベッコ氏の三名だった。ダルベッコ氏は利根川博士が所属していた研究室の教授とのこと。全員ノーベル賞の受賞者で,これだけの科学者が一堂に会するのも珍しいのでは無かろうか。明治大学付属校の理系の生徒の他,明治大学の学生や院生,一般社会人も講演を聴いていたらしい。レナト・ダルベッコ氏の基調講演の時は,同時通訳でイヤホンを通して聞いていたとパンフレットを持ってきた生徒は話していた。
04/11/05(金)
アメリカのプロバスケットボールNBAで,田臥勇太選手がデビューした。昨日の深夜,正確には今日の未明,テレビで放映されていた。夜のうちに田臥選手が出て活躍していたことはニュースなどで知っていたのだが,それでも見ていて感動した。試合もかなり後半になって出番が回ってきたのだが,その瞬間会場はものすごい盛り上がり様で,歓迎のされ方に驚かされた。フリースローで初得点したときには,アナウンサーも興奮気味で,観戦していた日本人らしき女の子の映像も映し出された。その後スリーポイントシュートにアシストなど,初めてのNBAの試合とは思えないほどの活躍だった。体格的に劣る日本人だが,バスケットボールとなるとさらにその差は大きく見えた。月並みな表現だが,大人と子供以上の体格差があった。日本人にとっての記念すべき試合は,田臥選手の所属するサンズが30点の差をつけて圧勝した。
04/11/04(木)
新しいUSBフラッシュメモリーを買った。今まで使っていたのは容量が128MBで,残り
が10MBほどになったため。新しいフラッシュメモリーの容量は512MBだ。256MBにするか512MBにするかで悩んだのだが,コストパフォーマンスを考えた結果,容量の大きい方に決めた。それにしても,10gほどの重さしかないものに,512MBもの容量があるというのだから,こういったものの進化はすごいと感服する。初めて買ったパソコンのハードディスク容量は540MBなのだから,小さなフラッシュメモリーとほぼ同じということになる。フラッシュメモリーの中には1GBを超えるものもあった。
04/11/03(水)
今日は文化の日。ウイークデイの休みになった。今日が休みなので,昨日の晩はゆっくり飲もうと思い,帰りに買い物をした。最近のスーパーは深夜まで営業している店も珍しくない。昨日買い物をした店は24時間営業だ。豆腐とイカソーメン,漬け物を買った。もう一品欲しいと思い,物色しているとイワシの丸干しが目に入った。それをかごに入れレジへ向かった。帰ってから二匹を焼いた。部屋で飲んでいると,飼っているネコの一匹がやたらとテーブルの上を気にしていた。どうやらイワシが欲しいらしい。頭から胴体の三分の一くらいまでをちぎってあげたところ,ネコ舌であるにもかかわらずネコはイワシに熱心だった。ネコも喜ぶ美味しさに,三匹で99円は安い買い物ができたとちょっとだけ満足した。
04/11/02(火)
プロ野球の新規参入に楽天市場が決まった。フランチャイズとなる仙台では,ライブドアの支持が高かったようだが,球団のオーナーの目には適わなかったのだろか。少しきな臭い感じが否めない進行ではあったが,何はともあれ来年も12球団でプロ野球が行えることは結果よしだろう。それにしても,九月のストの時に球団の代表連中が,審査するには時間が足りない,といった発言とは裏腹に,このスムーズな審査はいったい何だったんだろうかと思う。やれば出来るじゃないかと思う一方,大義名分をかざして新規参入を拒んでいたのではないか,と疑いの目を持たざるを得ない。
04/11/01(月)
今日から新札が発行された。一万円札が福沢諭吉,五千円札が樋口一葉,千円札が野口英世になった。都市部では今日の午後から銀行や小売店などに出回るらしい。銀行で現金を引き出したのだが,やはり八王子は都市部ではないらしく,旧札が出てきた。年賀状の販売も今日から始まり,デパートではおせち料理の予約の受付を開始したところもある。今年はインクジェット用の年賀ハガキが全体の半数を超えた。11月になると,いよいよ年末・年始の準備が始まり,あわただしい雰囲気が徐々に感じられるようになる。今年はまだ二か月も残っているのに。とは言うものの,このサイトでも,今日冬期講習の時間割を発表した。
04/10/31(日)
昨日からかなり冷え込んだので,休みの今日は炬燵を出そうかと思っていた。ところが昨日と打って変わって今日は暖かくなった。炬燵を出すこと自体,それほど大したことではないのだが,すぐに出す必要もなかったようなので,次の休みの時にでもやろうかと思っている。
04/10/30(土)
今日の日中は11月下旬から12月上旬くらいの陽気だった。さすがに寒かったので,今シ
ーズン初めてストーブを使った。しばらく使っていなかったので,つけはじめはかなり部屋の中が臭くなった。窓を開けてしばらくの間換気をした。ほんのひと月前までは暑い日さえあったのに,もう暖房が必要になった。10月は日によっては冷房だったり,暖房だったりするので,体調を崩す人が多くなるのも仕方ないのだろう。今年は石油の高騰のため,ガソリンや灯油が去年と比べると随分高くなっている。台風の影響で,野菜も高くなっていて,生活する上での物価が上昇している。
04/10/29(金)
忙しくなるときは,なぜかどっと押し寄せてくる。毎週金曜日は四時から高校三年の数学の授業を担当している。三時過ぎにコピー機のメーカーの営業と技術の方が来た。事前に約束をしていたので,ここまでは予定通りだった。しばらくしてから,塾生の保護者から電話があった。勉強のことや進路のことなど少し込み入った話になり,やや長めの電話になった。電話をしている最中に,生徒が一人やって来た。電話を切ってからその生徒が相談にやってきた。メーカーの営業の人には悪かったが,待ってもらった。生徒は進路に関することで相談にやってきた。簡単に話を終わらせるわけにも行かない内容なので,やはり話がやや長くなった。そのうちに,授業開始の時間となった。仕方ないので,来週改めて来るようにその生徒には話した。すでに授業開始時間が過ぎていたので,メーカーの方とは用件だけ話して切り上げた。授業は15分ほど遅れて開始することになってしまった。遅れた分は再来週に延ばして行うことにしてもらった。
04/10/28(木)
午後はソフトを開発した会社の社長の,新しいシステムの導入やメリットについての話が中心だった。社長という役職ではあるが,ソフトに関してはものすごく詳しい人だった。おそらく技術畑出身でないだろうか。プロジェクターとネットを使って説明をしていた。ただ,ネット接続が会議室の関係でエッジでしか繋げないらしく,時々繋がるまでに時間がかかっていた。セミナーの最後は質疑応答で幕を閉じた。昼食をはさみおおよそ三時間半ほどのセミナーであった。終わってからすぐに八王子教室へと移動した。有楽町から東京駅へ出てから中央線を利用した。随分久しぶりに東京駅に行ったのだが,コンコースの様変わりには驚いた。話には聞いていたが,書店や飲食店などかなり充実していた。東京駅から八王子までの移動は,行きの時と同じく睡眠を取った。
04/10/27(水)
教材ソフトの運営セミナーは,有楽町の東京国際フォーラムで行われた。ここには以前
二度ほど訪れてことがあった。一度はコピーメーカーの展示会,もう一度はやはり教材関連の展示会だったと記憶している。国際フォーラムの建物自体は大きく,AブロックからDブロックまである。セミナーはDブロックで行われていた。会場に行くと,すでに多数の塾関係者が席に着いていた。午前中は当該ソフトを上手く運用している塾の先生が,どのように授業で使っているか,実際の運用例についての話があった。一つめの塾は個人経営,二つめは熊本の塾で,こちらはかなりの大手だった。話の内容としては,最初の塾の運用例が参考になった。これらの話が終わってから昼食の時間となった。以下明日へ。
04/10/26(火)
教材販売会社が作成しているソフトについての,運営セミナーがあった。午前十時から有楽町にある東京国際フォーラムというところで行われた。塾の仕事をしていると,講習時以外はこうした早い時間帯に行動することは希である。しかも都心に向かうので,混雑している電車に乗らなければならない。会社勤めをしている人からすれば,「何を甘いこと言っているんだ」と叱られそうだが,生活のリズムがそうなので仕方ない。自宅から有楽町までの交通アクセスが何通りかあり,どれも所要時間にさほど差がなかったので,覚えている限りでは乗ったことのない路線を使ってみた。電車は途中までは座れなかったのだが,見慣れぬ外の風景で退屈はしなかった。乗っていて気づいた。その路線を利用したのはたぶん初めてだと思うのだが,併走する246号線は車で何度も走ったことのある見慣れた道だった。全行程の半分ほどのところで座席が空き座れた。その後しばらくは,案の定ぐっすりと眠ってしまった。以下明日へ。
04/10/25(月)
普段よく目や耳にする言葉がある。ところがそういった言葉が並んで新しい単語ができると,ちょっと聞き慣れない単語になったりもする。テレビやラジオなどで番組の途中に流れるコマーシャルは一般によく知られる単語。また,JR貨物などで輸送するコンテナも一般的な単語だろう。ところが,この二つが合わさった,「コマーシャルコンテナ」というモノを通勤途中で見かけた。比較的細い道のカーブが始まるところの脇にいくつかコンテナが置いてある。そのコンテナの正面に,「コマーシャルコンテナ」と書かれている。道が道だけに,じっくり見ることもできず,普通のコンテナとどう違うのだろうか,などと思いつついつも通り過ぎている。そのうちに調べてみようかと思っている。分かり次第,この雑記帳に記そう。
04/10/24(日)
今日は一日中,新潟県中越地震の報道があった。直下型地震で,しかも震源地が浅かったことと,余震が何度もあることなどここ最近で起こった地震では,最悪のものでないだろうか。新幹線が脱線したのは,開業以来初めてのことで,その映像は無惨でもあったし,現実の物だろうかと目を疑ってしまった。切断されてしまった道や,割れてしまった山や地面など,規模の大きさが窺える。震度5以上の余震確率が40%という,これまでに聞いたことの無いような言葉と数字に,被災地の人たちの不安はつのるだろう。
04/10/23(土)
新潟の方で大きな地震があった。東京まで揺れは伝わった。授業中だったが,それほどの揺れではなかったので騒がなかった。ただ,揺れが長かったことと,その後の余震が何度か続いたようだったので,揺れが収まったあとでも「何だかまだ揺れているみたいです」と座っている生徒が言っていた。立って授業をしていると,多少の揺れは気づかない。身近に大きな地震が起こることを心配したのか,関東大震災はまた起こるのかと訊いてきた。前の地震がもう八十年ほど前にあったのだから,その可能性はあるのだけれども,地震が起こったときにどこにいるかで安全かそうでないかも決まったしまうだろう。
04/10/22(金)
昨日の問題の答えは右の通り。見取り図の見えない部分の線(点線)が無い,などと言わないこと。見事な立方体ができあがり,正方形を六つ作ることができた。立方体の見取り図だが,それが立方体と思って見ればそう見えるし,正六角形の中に三本線を引いたと言われればそうともとれる。日本のように学校教育で算数や数学をちゃんと教わっている国の子供には,この図は立方体に見えるだろう。ところが,立体図形を紙の上で見た経験をほとんど持たない国の子供には,六角形の中の直線に見えるだろう。文化の違いというよりは,教育がどのように子供達に行き渡っているかの相違によるものだ。
04/10/21(木)
数学の授業で,四角形に対角線を一本引いて二つの三角形に分けてある図があった。問題文に最初からそのような説明が有ったために,図形を四角形として捉えずに,二つの三角形として生徒は見てしまった。モノを見るときに,一つの見方だけが必ずしも真理で無いことはよくあること。別の言い方をすれば,さまざまな方向からアプローチすることは,問題解決の助けになる。まあ,難しいことはさておき,その授業でこんな問題を出してみた。『正六角形に直線を三本引いて,正方形を六つ作るにはどうすればよいか』。ちょっと難しいけれども,正解者が出た。答えは明日に。
04/10/20(水)
また台風がやってきた。日本に上陸した台風の数は,観測史上最多になった。さすがにこうたびたび台風に来られるのはウンザリしてしまう。八王子教室の授業は,七時までの授業で終了した。残った授業はまたどこかで補講しなければならない。東中野教室は,幸いなことに明大中野校が中間試験中のために,昼頃から授業を開始して夕方には終了した。ラジオでは,今年何度か聞いたフレーズである「ここ数年間で最も~の危険が高まっている」を連発していた。台風の影響だろうか,野菜の値段が例年よりかなり高くなっているようだ。
04/10/19(火)
学校ではよく,生徒に問題演習用のプリントが渡される。解答がついている場合もあれば,しばらくしてから配られることもある。高校三年の理系を担当している先生から,学校配布のプリントをもらった。理系用の問題ということもあって,ちょっと難しい問題が入っているらしい。このプリントは解答が無く,時間があったら解いてほしいと頼まれた。時間に余裕があったわけではないが,解いてみた。最初軽い気持ちで解き始めたのだが,解いてみると結構骨の折れる問題もあった。本当は別の仕事もしたかったのだが,そこは理系,一度問題に取りかかると解けるまでやってみたくなった。結局頼まれた問題全部を解いてしまった。久しぶりに,本気になって数学の問題に取り組んだ。
04/10/18(月)
中学二年生の数学では,図形の証明を勉強する。三角形の合同や相似の証明だ。これまで,ほとんど証明という勉強を経験してこなかったので,普段数学の得意な生徒でも戸惑いを感じることがある。どうやって証明を進めていけばいいのか,その方法を身につけるまで一苦労する。それ以前に,いわゆる「仮定」と「結論」が問題文のどこに含まれているか,そのことを理解させるまでが必要になる。証明はともかく,この仮定と結論などは,大人の文章読解力をもってすれば,数学ができるとかできないといった問題ではないように感じるが,彼らにはそれがまだ解らないだろう。
04/10/17(日)
この前の連休は初日が東中野教室で数学特訓があり,体育の日は台風で休講になった土曜日の補講をしたため休みはなかった。二週間ぶりの休みは,昼前に起きた。ここ数日の曇り空から一転,さわやかな秋晴れだったのでとりあえず布団を干すことから始めた。午後になり陽が少し傾いた頃に取り込んだ。仕事で不規則な時間が多かったここ数日のため,眠気も手伝って干したばかりの布団に横になってみた。そのあまりの暖かさにちょっとびっくりした。この時期なのに,毛布一枚で済んでしまった。これからの季節,太陽の暖か
さがありがたく思える季節になる。
04/10/16(土)
八王子教室の前を通っている西放射線通りでは,今年も恒例の‘アートムーチョ’が行われている。今年もさまざま露店が並んだ。ガラスや陶器の器,バイクのミニチュアを木箱でできている前面がガラス張りのケースに入れたもの,小さいポスターやアクセサリーなどなど。駅から塾に向かうときには,ちょうど大道芸人これから出し物を始めるところだった。途中では,羽織袴の出で立ちでバイオリンを弾いていた人もいた。子供が聴いていたからだろうか,弾いていた曲はドラえもんだった。仕事場に着き,仕事をしていると外で何かやっている気配がして来た。窓から覗いてみると塾の真ん前では,ピエロに扮した女の子が,通行人を参加させてアコーディオン演奏をしながら笑いを振りまいていた。ちょっとしたお祭りの雰囲気であった。今年は去年よりも楽しくなりそうだ。
04/10/15(金)
仕事場にはさまざまな営業の電話がある。そういった種類の電話が無い日はほとんど無いだろ。仕事に関する営業の電話がほとんどなのだが,時には仕事とは全く関係のない電話も入る。今日あった電話は,以前電話で簡単なアンケートに答えたことに対するお礼の電話だった。相手の女性の話によると,二ヶ月ほど前に何かのアンケートに答えたらしい。それが何だったのかはとうとう思い出せなかった。当然のことだが,お礼だけで用件が済むはずがない。話は次の段階へと進んだ。謝礼として,エステの無料券を進呈してくれるというのだ。男のエステ!と心の中で叫びながら受話器を持っていた。実際,生まれてこれまでにエステはおろか,美容院にさえも行ったことがない。さらに話が複雑になりそうだったので,今回は辞退すると言って電話を切った。やれやれ。
04/10/14(木)
自宅から駅まで,原付で通学している学生の先生がいる。塾のOBだ。通学用のそのバイクは,いつも駅前の駐輪場に停めてある。ところが最近,盗難に遭いかかって,鍵を差し込むところをいじられたらしい。幸い盗まれずに済んだのだが,修理しなければならなくなった。店に持って行ったところ,「もっと大事に乗ってください」と言われたらしい。しかし,彼にはほとんど落ち度が無く,「大事に乗れと言われても,オレ悪くないですよねえ」とこぼしていた。面倒くさがってキーロックをしていなかったことは反省しているようではあった。直るまではしばらく自転車通学を余儀なくさせられるようだ。
04/10/13(水)
明大中野校の射撃部の生徒が,インターハイなどにも出場したことのある先輩の記録を塗り替えたと,休み時間に的である円の描かれている紙のボードを持ってきた。何が記録かというと,六発連続で的の中心部分に当てたことがそうであるらしい。中心部分はシャープペンシルの芯の先ほどの点で,ちょっと離れてみると全く見えない。的全体の最も大きい同心円の直径でさえ5cmに満たない。10メートル離れた場所から狙うらしいが,撃った感触で自分の点数が分かるらしい。インターハイに出場した先輩は,一昨年の卒業生だ。
04/10/12(火)
気が早いように思われるかもしれないが,そろそろ冬期講習の準備をやらなければならない時期になった。とりあえずは講座の組み込みと先生の手配から始める。それができると,今度は案内の作成に手をつける。塾生に配るものやDMなどで郵送する案内だ。ホームページ上でも冬期講習の案内はするので,それも作成してアップロードしなければならない。ついこの前,夏期講習が終わったかと思っていたら,次がやってくる。冬来たりなば春遠からじ,とは言うけれども,冬期講習の準備と平行して,来年度のことも考えなければならない。まだ秋ではあるが,鬼に笑われようとも準備が必要なことは確かだ。
04/10/11(月)
数学特訓のあとには,毎回反省会を兼ねたささやかな打ち上げがある。その日の生徒の様子や,問題の難易度などを聞いたりする。それ以外にも,いろいろなことが話題になる。昨日は簡単な手品や,パズルなどの持ちネタで盛り上がった。輪ゴムを使ったものや,言葉のあやによるちょっとだました感じのトリックなどもあった。どういうわけか,大きな耳が手のひらの中から現れるという小ネタグッズを持っている先生もいた。なんだかんだとそれなりにみんな持ちネタがあるようだ。
04/10/10(日)
東中野教室で数学特訓を行った。台風一過でからっとした天気になるかと思ったら,ぐずついた日となった。九時から始まった特訓は,午後三時まで続いた。ただし,高校三年の理系はさらに一時間半の特訓があったので,終了したのは午後五時前だった。ところが,彼らはさらにそのあとに国語の授業もあったので,かなりのハードスケジュールとなった。試験前なので仕方ないといえばそれまでだが,体力的にはかなり大変だったことは確か。高校で残された定期試験もあと二回。
04/10/09(土)
台風22号の影響で,土曜日の授業は東中野教室も八王子教室も,全て休講とした。学校も早めに終了して生徒を帰宅させたようだ。休講となると,生徒や先生への連絡に追われる。生徒への連絡は,ほとんどの生徒がケータイを持っているので,一斉にできるのでかなり楽である。それでも一度では済まない生徒もいて,何度かやりとをしなければならないケースもある。先生への連絡は,半分は電話で残りの半分はメールで連絡を取った。連絡を取りながらラジオで台風情報を聴いていると,今回の台風は非常に強く危険なものだということを繰り返していた。朝,テレビでも台風のニュースを見ていたのだが,テロップで出ていた降水確率はどの地方もほとんど100%だったのだが,横浜は90%だった。これだけ強烈な台風でも100%にならないのはちょっと不思議に思いながら見ていた。
04/10/08(金)
台風が接近しつつある。それもかなり大型で強い台風だ。天気予報のサイトでは,今日の夜の段階での中心付近の気圧が920ヘクトパスカルと表示されている。これはちょっとふつうの台風ではない。しかもずっと海上を進んできて,いきなり東海地方に上陸する可能性が出てきている。東中野教室では,明大中野校の中間試験が近いために,明日にはいくつもの授業を予定している。塾の授業は午後にあるのだが,ちょうどその時間帯に台風は東京を襲うようになりそうだ。高校三年生においては,明日が明大推薦テスト対策ゼミの最終日なので,明日授業ができないとなると,これはかなり困った状況になる。八王子教室も同様で,明日は統一学力テスト対策ゼミの最終日だ。いずれにせよ,明日は早めに起きて,生徒や先生に連絡をしなければならない。トホホな週末になりそうだ。
04/10/07(木)
子供の頃の記憶が,何歳くらいからあるものかと生徒に訊いてみた。返事はバラバラで,
幼稚園児くらいという生徒がいれば,小学校に上がってからという生徒もいた。中にはいつ頃からかということが分からないと言う女子生徒がいた。どうしてと尋ねてみると,ビデオで撮ってありそれを見ているので,自分の記憶なのかビデオで見たものかの判別ができないらしい。確かに,今の子供達は親がこぞって子供の成長記録を残すのが当たり前になっているので,それもうなずける。自分の時代と比較すること自体が間違っていた。
04/10/06(水)
夜遅く仕事をしていると,ドアをノックする音がした。授業も全て終わり,生徒はもちろん先生もみんな帰った後だった。最初は風のいたずらかと思ったのだが,入り口を見ると人影が見えた。ドアを開けてみると,塾の卒業生で数年前までは講師をしていたOBが立っていた。塾の近所の友達のところに用事があって,前を通ったところ明かりがついていたので寄ってくれたらしい。彼は現在塾の講師をしている同業者だ。今年大学院を卒業して,大手の塾の講師として就職した。就職活動中も一度か二度相談されたこともあった。近況を聞いたり,以前第一教育センターで教えていた生徒のことなどが話題に上がった。ずっと置き忘れていた荷物があったので,それを渡すと懐かしそうに以前使っていた教材や,自分で作成したプリントを眺めていた。今の塾でも教材作成はやっているようで,その原型がその頃に有ったことになる。
04/10/05(火)
個別指導型の授業で,eトレという講座がある。自学自習型の授業で,普段塾で受講していない教科も受講できる。その授業を受けていた中学生が,プリントを解いていて疑問に思ったことを聞いてきた。彼は歴史の勉強をしていた。幕末から明治維新あたりをやっていたのだが,その中で貨幣の価値について疑問が生じたようだ。100両が今の貨幣価値にするとどのくらいになるのかということだった。調べてみたところ,学説では一様ではないし,また混乱期でもあったので,わずかな期間でその価値も変わってしまったようだ。
04/10/04(月)
明治大学農学部のAO入試の合格発表が今日あった。塾からは2名が受験をし,めでたく2人とも合格した。発表は午前10時に行われた。明大中野校は,担当の先生が見に行き,生徒に知らせるようになっていた。明大中野八王子校は引率の先生と共に,生徒が直接発表を見に行った。見に行った生徒は発表とほぼ時刻を同じくして,メールで合格を知らせてくれた。自分の受験番号をケータイのカメラで撮って送ってきた。一方,明大中野生の方は,昼休みに先生から知らされたのだろうか,少し遅れてやはりメールで報告があった。そのすこし後に,今度は父親からお礼のメールが送られてきた。明大中野八王子生の方は,生徒の祖母からお礼の電話が入った。身内なら当然のことだろうが,合格を心から喜んでいるのと同時に,ホッとしているのがよく伝わってきた。今年の合格第一号にになるわけで,さい先の良いスタートとなった。
04/10/03(日)
パソコンのパーツが必要になり,ヨドバシカメラに買い物に行った。お目当ての製品の一つを脇に抱えながら,次の物を探していた。二つめはUSBのハブでエレベーターの乗り口のそばにあった。どれにするか物色していると,急にピピッという音がし始めた。いわゆる万引き防止用の装置が作動したのだ。脇に抱えていた最初の製品が,その装置のゲージを超えたため鳴り始めたのだ。そういったことがよくあるのか,店員もそれほど気にした様子がなかった。脇に抱えた製品を,ゲージの内側に置いてからもう一度ハブを物色した。
04/10/02(土)
イチロー選手がメージャーリーグの年間安打記録を更新した。幸運なことに仕事に出かける前だったので,中継を見ることができた。球場はものすごい盛り上がりようで,おそらくその場にいる人たちは鳥肌が立ったことだろう。テレビからもそのことははっきりと伝わってきた。同時にラジオでも聴いたいたのだが,アナウンサーもかなりの興奮状態だった。年間契約している,メージャーリーグ情報サイトがあるのだが,ほとんどリアルタイムで速報してくれていた。いつもは比較的地味な感じで試合経過を伝えてくれるサイトなのだが,タイ記録と新記録以降には装飾文字などを使って喜びを表していた。
04/10/01(金)
東中野教室に新しいコピー機がやって来た。先月,デモ機で入れた機種と全く同じものだ。いわゆる複合機というやつで,コピーとファックス,スキャナなどの機能が標準装備されている。プリンタドライバーなどの設定は,全てメーカーの人が来てやってくれるので世話無しであった。ところが,その専門の人でも苦労した設定がひとつあった。ファクスの機能がなかなか使えるようにならなかったのだ。送信はできるのだが,受信ができなかった。自社のサポートや,営業所などに電話をして対応策をあれこれ聞いていた。ケータイを二台駆使して,次から次へと様々なことを試してみた。その結果,Lモードがネックになっていたことが判明。この機能自体は今は全く使わなくなっていて,そういったサービスを申し込んでいたことさえ忘れてしまっていた。NTTに電話をして,Lモードの契約は解除した。
04/09/30(木)
新任の英語の先生の研修授業を行った。授業を担当してから二回目の授業だ。塾の卒業生で,担当は中学一年生。生徒も先生もまだお互いをよく知らないので,緊張感がある授業ではあった。その分,授業の面白味はまだ無く,全体的に淡々と進んだ。授業を見ていて気になる点はいくつもあって,つい口を挟みたくなるのだが,そこはグッと我慢して,授業が終わってからあれこれとアドバイスをした。授業中に指示すると,授業の流れが悪くなるし,生徒も先生が二人いるようで落ち着かなくなるので。これから教え込んでいけば,徐々に先生らしくなっていくことだろう。
04/09/29(水)
また台風がやって来た。今回の台風21号は,日本列島をほぼ縦断するようになりそうだ。今年は台風の当たり年になった。明大中野校では今日,高校の体育祭が行われたが,雨の影響で昼過ぎに終了したらしい。明日は中学の体育祭が予定されていたが,今日の段階で早々と中止が決定した。夜になって雨脚が強くなり,もしかすると明日学校が休校になるかもしれないと,生徒から連絡があった。学校が休めることも手伝ってか,今日授業を受けに来た生徒は,台風前の妙なワクワクとした雰囲気を醸し出していた。
04/09/28(火)
塾で使っているWindows XPのパソコン全てにService Pack 2をインストールした。一度に全部ではなく,まずは東中野教室のパソコンから始め,次がノートパソコン,そして今日,八王子教室の二台のパソコンにインストールした。詳しくは近日中に‘8ビット’に記すことにする。驚いたのは,インストールに要する時間だ。ちょっとしたソフトなど及ばないものであった。そのことは最初の一台目のインストールで分かっていたので,今日はその時間を覚悟して作業をした。これからインストールする予定ならば,時間に余裕がある時をお勧めする。おおよそ一時間はみておいた方がいいのだから。
04/09/27(月)
明大中野八王子校は今日が前期終業式で,同時に成績表も渡された。授業のあった生徒はもちろん,無かった生徒も何名かが成績表を持って来た。平均点が上がった生徒もいれば,思わしくない結果に終わった生徒もいて,悲喜こもごもだ。高校三年生の定期試験も残すところあと一回となり,さすがにこの時期の成績は重要になってくる。教科によっては平均点が9点を超えるものも出てきている。こういった教科が得意教科だったりすると,ちょっと不利になる。全体の平均点が高すぎる問題作りはどうかと思う。
04/09/26(日)
調子の悪かった八王子教室の電話機だが,電源を抜いたり接続してあるモデムの電源を切るなど,いくつか試せることは試してみた。モデムの電源を切ると,どういうわけか一度だけは発信ができた。けれども,二度目は繋がらなかった。最後にモジュラーケーブルを新しいものと交換してみた。ケーブルは何かの付属で残っていたものを使った。交換後発信してみると,見事に繋がった。何度か試しても問題はなかったし,溜まっていた送信する予定のファックスも三件送れた。おそらく送信側の極の接触が悪かったのだろう。受信だけはできていたので。
04/09/25(土)
プロ野球の選手会と機構側・経営者との話し合いが行われた。二回目のストライキを回避するための話し合いだった。結果的には,選手会側の言い分がそれなりに通った形で,二度目のストライキは回避された。合同記者会見では,経営者側の前回の原稿を読み上げるだけのものと比べると,まともになった印象だった。それにしても,前回の頑なまでに選手会側の申し出を受け入れなかったのを,なぜ今回はこんなに簡単に受け入れることができたのだろうか,と思った。新規参入には,ライブドアと楽天が同じ仙台に新球団の本拠地を置くという展開になった。このあたりにちょっときな臭さを感じざるを得ないが,先週末よりは進展したことは確かだろう。
04/09/24(金)
東中野教室の看板を新しく作り直した。前の看板の老朽化が激しく,代えた方がいいという意見があったので。業者に頼み,先日取り付け作業は終了した。綺麗になった分,留め金のサビの方が目立ってしまう。古い看板をいつ作ったのか,誰も覚えていない。前の看板は,郵便番号が三桁になっていたし,東中野教室の電話番号の局番も三桁だった。郵便番号の七桁化は1998年の2月2日に,23区内の局番の四桁化は1991年1月1日に施行された。八王子教室を開設したのが1985年で,そのころは誠志塾とう名称だった。それが看板には書かれていたので,14年以上19年未満の間に作られたことになる。ちょうど今いる中学生や高校生が生まれた頃に制作されたということになる。
04/09/23(木)
八王子教室の電話機の調子が悪い。通常使っているビジネスフォンは問題ないのだが,ファックス機がおかしい。受信はできるのだが,送信ができなくなった。最初は先方の用紙切れかと思っていたのだが,どうやら機械自体がいけないようだ。ファックス機能だけではなく,電話機能もダメになった。子機から通話ができないのだ。親機同様受信はできる。ファックス機能が使えない以上に,この電話機はIP電話としても使っている。東中野教室と八王子教室間はIP電話で繋がっているので,通話料は無料だがビジネスフォンでは通常の料金がかかってしまう。ファックス機自体,もう古いのでそろそろ替え時かもしれない。
04/09/22(水)
通勤途中に愛車の走行距離のメーターが160,000kmを超えた。何日か前からそろそろ大台を超えるだろうと,メーターを見ていたのだが,今日がその日になった。‘大台’というにはワケがある。地球一周が40,000kmなので,ちょうど地球を四周回った計算になる。足かけ十八年で達した距離だけに,ずいぶん時間が経ったのだと少しばかり感慨深げになった。あとどれくらい走れるかは分からないが,お互い体の続く限り走っていくことになりそうだ。
04/09/21(火)
明治大学農学部の,付属校の生徒対象AO入試の二次試験が先週土曜日に行われた。明大中野高校,明大中野八王子高校および明大明治高校の生徒が対象となり,一般のAO入試とは異なる枠で行われた。塾からは東中野教室と八王子教室から各一名ずつ受験した。二次試験では実際に講義を受けてから,そのあとにレポートを書く形式になっている。授業内容も高校生にしては難しい題材を扱っているようで,しかもレポートはA3用紙の両面に書くので,かなりの量になる。中にはほとんど書けなかった生徒もいたと,受験した一人が言っていた。今週末には面接が控えている。
04/09/20(月)
今日は彼岸の入り。とはいえ,大阪では夏日の記録を更新し,東京も明日にでも同様になりそうだ。今年の夏が厳しかったことを象徴する終わりのようだ。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので,彼岸が終わる今週末には涼しくなりそうだ。
04/09/19(日)
週休二日が当たり前の世の中で,塾業を生業としていると,なかなか土曜日の休みは取りにくい。試験前ともなると,日曜日の休みが無くなってしまうこともしばしば。その意味では,今日と明日は連休となり,久しぶりにゆっくり休みが取れる気がする。その初日の今日,この時期の雨の降っていない日曜日の晩に,野球がやっていないのはかなり不自然に感じる。ましてやドーム球場の多い現代ではなおさらだ。休みなので,ゆっくりいくつかの新聞社のサイトで社説を読んでみた。各社ともストを擁護するわけではないが,選手側を支持する内容が多かった。新規参入する会社を,経営者側が拒む傾向があり,今からでは審査等の時間がかかる正当な理由が見あたらない,と論じている。ただ一社,読売新聞だけはプロ野球機構・経営者側よりの意見であるようだ。ただ,その論拠は他の社説と比べて分かりにくいものであった。
04/09/18(土)
日本のプロ野球がついにストに突入した。選手側の言い分を全く受け入れない経営者側に,昨晩のニュースを見ていて苛立ちを感じた。ただ単に原稿を読み上がるだけの経営者に対し,自分の言葉でファンへの謝罪も含めて話した古田選手に,圧倒的に好感を覚えた。こうした両者の大きな隔たりを見ると,これ以上の進展は望めないように感じる。昔から言われてきたことだが,コミッショナーや球団のオーナーに,プロ野球の出身者がいないことも,今回のように話がこじれてしまった一つの要因といえる。経営に関することに選手が首を突っこむな,といった経営者側を擁護する意見があるようだが,正義は選手会側にあるだろう。新たに参入しようとしている会社を,快く受け入れるくらいの度量がある人物が,経営者側に一人もいないのは淋しすぎる。彼らは野球を愛しているのだろうか。
04/09/17(金)
今日は東中野教室も,八王子教室も静かな一日となった。明大中野校は明日から文化祭が始まる。そのため,前後一週間は休講にしてある。今日は,高校三年生の個人指導の授業が一つだけあった。八王子教室も今日が,明大中野八王子校の前期期末試験最終日のため,授業はほとんど無かった。こういった静かな日には,終わったばかりの夏期講習の教材を整理したり,新たな教材作成に集中して取りかかれる。
04/09/16(木)
授業が始まる前に,昼食を取っていた生徒が訊いてきた。「先生,高い山に登ったことがありますか」と。思い起こしたところ,2000メートル以上の山は記憶にない。それでもそれに近い高さの山ならいくつか登ったことがあった。訊いてきた生徒は,山登りが好きなようで,これまでに幾つもの登山を重ねたらしい。日本の名山百選を知っているかとも訊かれたので,それはほとんど知らない,と答えた。彼はそれらの山を優に十以上は登っているらしい。かなり本格的なようだ。
04/09/15(水)
コピー機メーカーのショールームに行ってきた。参宮橋駅からすぐのところにある。複合機のカラーコピーのデモンストレーションをやってもらった。複合機なので,プリンターとスキャナ,それとファックスはもちろん,パソコンを介さずに直接メールでスキャンを掛けた文書を送ることもできる。PDFファイルにも簡単にできるし,OCRで日本語を簡単に認識してワープロに貼り付けることもやってしまう。実際に使ってみると欲しくなる一品ではある。おっと,8ビットネタになってしまった。昼過ぎからのデモは,一時間ほどで終了した。神宮の森が近いことと,湿度が低くてさわやかな陽気であったので,参宮橋で待っている間の風が気持ち良かった。
04/09/14(火)
授業が終わり,生徒が席を立つとパキッという何かを踏んだ音がした。何だろう,と生徒と顔を見合わせて踏んづけてしまったものを見た。教室の床には黒くて小さい豆のようなものがあった。拾い上げてみると,それはドングリだった。どうしてこんなところにあるのだろう,と生徒が言うと同時に,思い出したかのように靴を脱ぎ裏返してみた。すると,かかとの部分に穴が空いていて,そこにドングルが詰まったまま運ばれてしまったようだ。さすがに明大中野八王子校は自然の中にあるだけのことはある。それを見た英語の先生が,こうしてドングリは生態を広げていくのだろう,と話していた。試験勉強中のほがらかとしたひと時だった。
04/09/13(月)
明大中野八王子校の前期期末試験が今日から始まった。試験中の授業は,時間を早めて行うことが多い。今日もいくつかの授業を早い時間帯で行った。ところが,一番最初の授業の時間になっても生徒が来なかった。授業を開始する時間から少し過ぎてからメールを送ったところ,しばらくして返事が返ってきた。朝,西武線に遅れが出たため,試験開始時間が遅れたそうだ。そのため,試験が押してしまったらしい。東中野教室に来ている明大中野校の生徒の場合は,そういったことはほとんど無い。交通の便の差がこんなときに出てしまうのは仕方がない。あとに授業が無かったので,来た段階から授業を開始した。
04/09/12(日)
塾にはさまざまな案内が送られてくる。その中にアンケートも含まれている。時間に余裕があるときには,ほとんど回答して送る。先日,東京都から賃金に関するアンケートの回答の催促のハガキが送られてきた。夏の初めに送られてきたのだが,時期が時期だけに忙しすぎて放っておいた。結構面倒な類のアンケートだったので。週明けには少し時間が出来そうなので,答えようかと思う。インターネットでもよくアンケートがあるのだが,最近は最初にどのくらいの時間を要するのかを示しているサイトがある。答えている途中で,全体のどのくらいまでかを示しているサイトもある。
04/09/11(土)
一つの言葉を勘違いして覚えてしまうことはよくあることだ。「玉の輿」という言葉を,中学生の女子生徒が知っていた。この言葉自体,中学生にとってはまだ縁の無いもののはずなのだが,案外知っているようだ。ただ,一人の生徒はこの言葉を,結婚してから別れその慰謝料をたくさんもらうこと,だと思っていたらしい。収入が多額になるには違いないが,意味合いは随分違うものになる。
04/09/10(金)
授業の前に印刷関係の営業の人が二組見えた。最初の方はアポイントを取ってあったので,予定の中に入っていた。東中野教室で先日,コピーのデモ機を一週間ほど置いてもらったのだが,そのコピー機についての営業だった。もう一件は,一年ほど前に入れた印刷機のメンテナンスの継続のことで来た。もう機械を導入して一年が過ぎてしまったのだと思った。その営業の方はこの雑記帳を時々見に来てくれているらしい。塾の関係者以外でも見ている人がいるのだと思うと,少し嬉しくなる。
04/09/09(木)
明大中野校の文化祭は来週の週末の行われる。生徒達はその準備の追われている。準備期間中は塾の授業も休講にするのだが,それ以前でも忙しい生徒は結構いる。学校で準備をしてからやって来る生徒もいる。一人の生徒に何をやるのか訊いてみると,竹細工で竹とんぼを作っているらしい。文化祭には行けないかも知れないので,文化祭終了後にもし余っているようなら,一つ持ってきてくれるように頼んでおいた。
04/09/08(水)
また台風が日本列島を通り過ぎていった。今年のように,台風の被害が大きい年も珍しいのではなかろうか。台風に襲われるたびに,その被害が報道される。テレビのニュースでは,「死者が××人に達しました」と,時々放送されたりする。以前,新聞の投稿に『達する』は目標としていることを満たすことなので,適した表現でないのでは,といったものを目にしたことがある。確かに「達成する」といったニュアンスがあるので,あまり感心できない表現だろう。被害に遭われている農家の方は,作物の落下が○○個に達しました,などと言われたくないだろうから。
04/09/07(火)
授業が終わり,帰って行った先生が忘れ物をした。ケータイが机の上に置きっぱなしになっていた。すぐに戻って来るだろうと思っていたのだが,しばらくしてもその気配が全くなかった。連絡を取るにも,ケータイがないのではどうしようもない。学生の先生で,アパート暮らしをしているので,こうなると連絡の取りようがない。あとは本人が気づくしかない。一時間近くが過ぎた頃に,その先生がようやく戻ってきた。どこまで行って気づいたのか訊いてみると,自分の部屋まで戻ってしまったらしい。気の毒に。学生にとって,やはりケータイは生活必需品のようだ。
04/09/06(月)
数学特訓の教材作成は,パソコンで行っている。八王子教室ではそのソフトが入っているパソコンは少し古いので,スペックがかなり悪い。それでもそのソフトだけ立ち上げている分には問題なく動いていた。これまでは。ところが昨日,数学特訓が終わる頃に生徒にその日に勉強したことに対する学習カルテを,印刷して配ろうとしたときに問題が発生した。プリントアウトしようとすると,エラーメッセージが出てしまったのだ。バックアップを取り,再起動すれば解決するかも知れなかったのだが,いかんせんそれだけでかなりの時間を取ってしまう。結局,翌日以降に出すことにした。幸い,今日再起動したところ,そのソフト自身もしっかり動き学習カルテも印刷できた。普段通塾している生徒には直接渡せるのだが,数学特訓だけ受講している生徒には郵送することにした。
04/09/05(日)
数学特訓のときにはいつもよりもプリントアウトする量が多くなる。週末から日曜日に掛けて数学特訓は行われる。コピー用紙はいつもなら早めに注文するようにしている。ところが今回は問題作成をした後にプリントアウトしているときに,用紙切れのメッセージが出た。補給したときにそれが最後にストックしていた用紙ということに気づいた。すでに注文を出したところで数学特訓後の配達になってしまうのは明らかだった。仕方なく,昼休みに近所のパソコンショップで500枚ほど補給した。
04/09/04(土)
八王子教室では明日,前期期末試験対策の数学特訓を行う。ところがこの時期は,部活をしている生徒にとっては試合が組まれていることが多いようで,明日の特訓には出られない生徒も何人か出ている。それでも試合が終わってから受講できないかと訊いてくる生徒もいる。数学特訓を受けないと,試験がかなり危なくなりそうだというのだ。普段から数学の授業を受けてはいるのだが,数学特訓は問題演習を中心に実戦練習を積んでいくので,そういった練習ができないと不安を感じるのだろう。
04/09/03(金)
毎年この時期,日本テレビでは高校生クイズを放映している。今日がその日だ。そのことを生徒に話すと,「なつかしい」とひとこと言うので,出たことがあるのか尋ねてみた。すると,今年の夏に行ってきたとの返事。関東大会は東京ドームで行われ,総勢で二万人はいたのではないかと話していた。予選では第五問まで突破したらしく,あと一問というところまで進んだようだ。去年の優勝者が第一問で失格になるなど,結構厳しいようだった。高校三年間だけの経験なので,夏休みはそれなりに楽しめたのだろう。参加した生徒の話では,明大中野生だけでもかなりのグループがクイズに挑んでいたみたいだ。
04/09/02(木)
今日から九月の授業が始まった。実際に東中野教室では,昨日から高校三年生の明推テスト対策ゼミの政治経済の授業が始まっていた。ところが,何人かの生徒が授業があることを忘れていて,欠席してしまった。今日も勘違いをして,帰ってしまった生徒もいた。学校と異なり,始業式なるものが無いため,始まりの確認が出来ていないのだろう。事前に手紙は送っているのだが,今はメールで連絡を取った方が確実なのだろう。メールでいつから始まるのかと問い合わせてくる生徒もいる。
04/09/01(水)
今日は防災の日。通勤中の電車が,停車駅で一旦ドアを閉めかけてからまた開けた。しばらくそのままだったので,駆け込み乗車でもした人がいたのだろうかと思った。しばらくしてから,車掌のアナウンスがあった。防災訓練のため一分ほど停車をするといった内容だった。防災訓練自体大事なことだし,わずかな時間なので特に乗客が騒ぐこともなかった。ただ,同じ車両に乗っていた老夫婦が,待っている間に申し合わせたようにそそくさと電車を降りていったのには,何か訳があったのだろうか。今日は防災訓練を行った学校も多かったことだろう。
04/08/31(火)
今年は台風の当たり年のようだ。昨晩から今日の昼頃までは,東京でも台風の影響で強風が吹き荒れた。昨日は帰るときにいつも仕舞う看板が,風で倒されていた。スチール製でそれなりに重みはあるし,ストッパーも着いている。それほど風が強かったということになる。幸い,授業変更をしなければならないほどの被害は今のところ出ていない。けれども,予報ではまたすぐ次の台風が九州地方に近づきつつある。今度も大型で強い台風のようだ。
04/08/30(月)
アテネオリンピックも,日本時間の今日未明で終了した。ドーピング問題や,最後の競技の男子マラソンで乱入者が有ったことなど,決して無事終了したとはいえないまでも,大きな混乱が無かったように感じた。いくつか気になったことがあるのだが,その内のひとつに,テレビで見ていると観客が少なかったことが挙げられる。水泳や陸上では席が埋まっていたようだったが,バレーボールや野球,女子サッカーなどは,決勝戦でさえも空席が目立った。マラソンにしても,シドニーの時は高速道路を除けば,ほとんどの沿道が人で埋まっていたように記憶している。地元の人たちはむしろ,オリンピックを避けて他の地へ出かけているという報道もあった。国民性の違いかも知れないが,ギリシャでは,日本人が思っているほど盛り上がっていないのかも知れない。いずれにせよ,寝不足の日々は終わりそうだ。
04/08/29(日)
講習を受けに来ていた中学生の女の子が,一ヶ月ぶりくらいに顔を合わせた同級生の男の子を見て,「大きくなったんじゃない」と言っていた。夏休みが明けて,学校で久しぶりに顔を合わすとよくある風景なのだろう。中学生くらいの男の子は,ほんのわずかな期間で大きくなったりする。女の子にとっては,中学入学の頃は自分より小さかった男の子が,卒業する頃には追い越されたりする。体の成長の加速度は大きいのだが,このくらいの年齢ではまだまだ女の子の方が大人であることは,話をしていると何となく感じたりもする。
04/08/28(土)
夏の講習が今日で,一応は終了する。「一応」というのは,若干の補講が明後日に残っているため。それはさておき,講習が終了するとホッとする。始まる前の慌ただしさを考えると,終わる頃の穏やかさは静かなものに感じる。ただし,その穏やかさも長くは続かず,来週になれば新学期の準備で忙しくなりそうだ。おまけに,八王子教室では明中八王子校の生徒が,九月中旬に前期期末試験を控えているので,その準備もしなければならない。いずれにせよ今日の講習終了後,先生方とお疲れ様の意味を込めて,夏の打ち上げを行う。
04/08/27(金)
大学に入学すると,多くの学生はサークルに入る。塾の卒業生で,今は講師をしているOB二人が,それぞれの所属しているサークルのことを話していた。先輩で理系の方の学生は,理系だけあってサークルは男子学生ばかりらしい。一方,後輩で文系の方の学生は,入っているサークルが文学系のサークルなので,女子の学生の方が多いらしい。同じ高校を卒業しているのだが,それぞれの環境の違いをしみじみと感じていた。サークルだけではなく,やはり理系に女子が少ないのは,いつの世も常なのだろうか。
04/08/26(木)
部活で足をネンザしてしまった生徒が,松葉杖をついて授業を受けにやってきた。前日までは普通にしていたので,どうしたのかと訊いてみると,昨日の段階ですでに悪かったらしい。ただ,大したケガではなく,杖がなくても歩ける程度だと言っていた。その様子を見た一人の先生が,以前松葉杖のお世話になったことがあったらしく,使い方をレクチャーしていた。階段の昇りと下りでの足と杖の突く順番があるらしい。固定してある足に巻いてある包帯を見て,入院していると,友達が落書きをするのも一つの定番だと思った。
04/08/25(水)
今日から夏の講習の最終タームが始まった。夏休みに旅行に行った生徒や先生がいて,お土産を買ってきてくれたりする。今日持ってきてくれたのは,お土産としては定番のちんすこうと生八つ橋。ちんすこうは沖縄名物で,黒糖,パイン,紅いもなどが入って多彩である。生八つ橋は言わずと知れた京都のお土産。どちらも売れ行きは上々で,生徒も欲しがったりする。先生方にも行き渡っていたので,生徒にもおすそ分けをした。
04/08/24(火)
昨日の夜から今日未明にかけては,今回のオリンピックから正式種目となった,女子のレスリングが行われた。日本は四つすべての階級で,世界選手権の覇者が出た。特に55kg級は日本代表になることの方が,オリンピックで金メダルを取るより難しいと言われたほど。その実力は大したもので,吉田選手は準決勝以外はほとんど危なげなく勝ち進んだ。73kg級の浜口選手も優勝候補だったのだが,準決勝の審判団の不手際もあり,決勝に進めなかった。その後,三位決定戦に回ったのだが,その後が立派だった。試合に勝ったこともそうだが,試合後の周囲への気配りや,インタビューへの受け答えが素晴らしかった。女子レスリングのキャプテンであったことや,日本の旗手を務めたことがそうさせた一つの要素だったかもしれないけれども,きっと普段からもそうであったのだろうと,中継を見ていてそう思った。北京でも頑張ることだろう。
04/08/23(月)
今日は急激に気温が下がった。八王子教室の講師室はエアコンのスイッチは入れずに,窓を開けて外気を取り入れるだけにした。建物の構造上,室内の方が外よりもいくぶん温度が高くなる。天気予報によると,明日の最高気温は34度まで上昇するようで,体調を崩す人が出るのではなかろうか。明日の最低気温が今日の最高気温より高くなるようだ。厳しい残暑はあとどのくらい残っているのだろうか。
04/08/22(日)
オリンピックの競技も,陸上が始まりいよいよ中盤を過ぎた。塾でも相変わらずオリンピックの話題は尽きない。野球やサッカー,水泳や陸上の短距離など,普段でも見られる競技は,そういった種目に日本人が多く出ているせいか,何度も放映される。ところが,アーチェリーやヨットなど,ほとんどその結果しか伝えられない競技もある。よっぽど興味がない限り,こういった競技を見る機会などないので,オリンピックの時こそこれらの競技をテレビで扱ってほしい,といった意見もある。確かに,日本人がメダルを取るまで,誰が出ているのかさえ知らなかった競技の一つや二つがある。オリンピックが行われると毎回,そういったことを感じる。
04/08/21(土)
ワープロでの漢字誤変換というものは日常的に起こる。ケータイで送るメールにも同様のことは起こる。友達から送られたメールを見ながら,ケラケラ笑っている中学生の生徒が居たので,何かと思い見せてもらった。途中のいきさつは分からないけれども,どうやら友達が自分の親にケータイを取り上げられたらしい。そのことを知らせたメールが届いた。文章には「ケータイを鳥揚げられて」となっていて,何でも可笑しがる年頃の女の子には受けていたようだ。
04/08/20(金)
クラス設定の夏の通常授業が今日から始まった。東中野教室では,この時期に二学期からの新しい講座の案内を渡し始める。高校三年生においては,これまで明大推薦テスト対策ゼミの講座は,国語と英語を中心に行ってきたのだが,今回から政治経済も始めることになった。その案内を見た一人の生徒から,早速どんな内容で行うのかと質問があった。九月になると試験まで一ヶ月余りになる。まだまだ先のことのようだが,あっという間に過ぎてしまう。夏を制するものは受験を制する,という言葉があるが,推薦においても同様のことが言える。高校三年生もいよいよ佳境を迎える頃となった。
04/08/19(木)
オリンピックの中継を見たり聴いたりしていると,アナウンサーにはよく感心させられる。まず,覚えにくい外国人選手の名前を放送時には,以前から知っているかのように流ちょうに話していることだ。個人種目ならいざ知らず,サッカーやバスケットボールなど,複数人で行う試合でも,その名前をしっかりアナウンスする。それから,競技のルールや技などの名称をしっかり予習していることもよく分かる。先日,ラジオで柔道の試合を聴いていたのだが,技の種類をその時その時で伝えながら,解説者とそれなりに対等に渡りあっていた。
04/08/18(水)
今日から,夏休み後半の夏期講習の授業が始まった。塾内ではこの時期の授業を,東中野教室では「第三期通常授業」,八王子教室では「八月通常授業」と呼んでいる。これは,夏休みの一ヶ月半近く,勉強から遠ざかることを防ぐために,生徒への受講を促すように設定している。学校の宿題はやっている生徒が多いのも事実だが,それ以上のことはなかなか自主的にはできないもの。明大中野生にとっては二学期の予習を勉強し,明中八王子生にとっては,もうすぐ迎える前期期末試験の対策をすることになる。
04/08/17(火)
今日はお盆休み明けの仕事始め。しばらくぶりに顔を合わす先生との話題は,もっぱらオリンピックのことだ。特に,今日は男子体操の団体が金メダルを取ったことが話題に上った。テレビの視聴率が示すとおり,深夜にもかかわらずみんな遅くまで見ているようだ。それでもなかなかライブで見られない先生もいるようだが,日本人が活躍した種目については,何度も放映されるので,そちらで楽しむこともできる。それでもやはり,スポーツは生で見るのが一番だ。
04/08/16(月)
東京の真夏日の連続記録が昨日で途切れた。四十日間も毎日,暑い日が続いたのだと思うとやはり異常気象といえるのかもしれない。それだけ暑い日が続いた後に,昨日はいきなり20度を切るところまで冷え切ったようだ。確かに,昨日一日はエアコンのスイッチに触れずに済んだ。今日からまた暑い日が戻るようだが,それでもこれまでほどの酷暑にはならないようで,少しずつ秋を感じるようになるのだろうか。立秋が過ぎてそろそろ十日。
04/08/15(日)
オリンピックの競技も本格的に始まった。まだ,予選の段階の競技が多い中,柔道はいきなり男女の二階級で決勝まで行われた。男子60kg級では,野村選手が準決勝まで圧倒的な強さで,力の差を見せつけるような一本勝ちを続けた。決勝も相手選手が逃げ腰で,一本こそ取れなかったものの,圧勝した。野村選手はこのオリンピックの後,引退すると表明しているらしい。女子48kg級では,谷選手の二連覇。やはり,二回戦から準決勝までは圧倒的な強さを見せつけた。決勝では何度も対戦をしたことのあるフランスのジョシネ選手。その試合も危なげない進み方だった。あまりの歓声で,試合終了の主審の声も,ジョシネ選手には聞こえなかったほど。試合後のインタビューでは,負傷した足の回復は七割ほどと言っていた。試合前までは怪我は気にならないようなコメントをしていたが,痛みが残っていたのだと思った。ミセスとしての初の金メダル。次は,母親としてメダルを目指すのかもしれない。
04/08/14(土)
日本時間の深夜から未明にかけて,アテネオリンピックの開会式が行われた。各国の入場を見ていて,今回は女性旗手がずいぶん多くなったと思った。それもそのはずで,今回のオリンピックでは女性選手が全体の四割を超えたらしい。第一回大会では,女性選手の出場数は無かった。日本選手団においては,女子選手の方が男子選手より多い。サッカーやバレーボール,ホッケー,ソフトボールなどの団体競技が男子より多いためだろうか。日本の女子選手のユニフォームが華やかで,前回のちょっと微妙な感じの色合いのものよりはよかったのではないか,と思いながら中継を見ていた。
04/08/13(金)
アテネオリンピックの開会式に先立って,サッカーの男女の予選が一戦ずつ行われた。どちらも日本時間の深夜に行われたのだが,幸いなことにお盆休みのためライブで見られた。女子と男子とでは明暗が分かれた形となった。女子の方がノビノビとした動きで,スエーデンを終始圧倒していた。男子はディフェンダーのミスで失点が多すぎ,得点を重ねても結局は追いつけないまま終わってしまった。ボール支配もパラグアイの方が多かったように見えた。でも,まだ始まったばかりなのでこれからだろう。今夜は開会式を楽しもう。
04/08/12(木)
明大中野校の校門から,来た道を戻った。何度か通ったことのある道なのだが,途中,小道具屋のような店があるのに気づいた。二畳もないほどの小さな店というよりは,自宅の軒先を改造したような感じの店だ。東中野駅に戻る頃は,それなりの距離を歩いたことになり,出かける前に降った雨も,湿気を帯びた空気にしたようで汗も出てきた。塾に入る路地前の目印になる店の写真を撮ろうとしたところ,その店に商品を搬入しに来た業者のトラックが目の前で停まってしまった。仕方がないので,搬入が済むまで待った。その店の写真を撮ると,塾を一旦通り過ぎ,もう一方の入り口の道まで出て曲がり角の写真を撮った。最後に,塾の看板を撮って撮影は終了。全部で小一時間ほどかかった。あとは編集作業をして,ホームページにアップロードすれば終了だ。
04/08/11(水)
最初に撮ったのは,早稲田通りと山の手通りの交差するところ。道の向こう側にあるファミリーレストランが目印になるので,それを撮ることのした。ところが,ここは夜でも交通量の多い場所で,なかなか車の流れが途切れない。信号が変わるときが狙い目なのだが,それでも右折する車に引き続き,信号が変わった方の道から次の車がやってくる。結局三枚撮って何とか使えそうなものが一枚撮れた。その後は,落合駅の改札へ行き,再び山の手通りに出て,東中野駅方面に進みながら,ポイントごとに写真を撮っていった。東中野駅から一つの起点となる明大中野校へは,中央・総武線沿いの桜並木を歩いていく。学校に着くと,体育館で夏休みの部活の練習をしている生徒の声が聞こえてきた。校門付近は耐震用の補修工事をしているらしく,工事用の柵が置いてあったため,ちょっと写真写りは良くなかった。以下,明日へ。
04/08/10(火)
東中野教室を初めて訪れる人の半分以上は,途中道に迷う。確かに東中野教室ちょっと分かりにくい場所にあり,初めてどころか二度目でさえ迷ってしまう人が出るくらいだ。そこで,このホームページに,学校や最寄り駅からの道をデジカメで撮ってアップしようと考えた。今日,その撮影に出かけた。暑い日であったが,昼過ぎにまとまった雨が降ったため,少しは涼しくなった。教室を出て,まず最初に向かったのは落合駅。山の手通りと早稲田通りが交差する交通量の激しいところだ。東京メトロの落合駅の改札を出て地上に上ると,ここに出る。最初の一枚目はここで撮ろうとデジカメを構えた。ところが全く電源が入らなかった。新しい充電池を入れたはずだったのだが,反応が無かった。仕方がないので,近くの店でアルカリ乾電池を買った。続きは明日へ。
04/08/09(月)
八王子教室は,今日で夏期集中講座が終了した。しばらくはお盆休みに入る。最終日だけに,生徒の忘れ物があるといけないので,いつも通り注意をしておいた。ところが,授業が終わった教室を見ると,誰かの荷物が残っていた。部活で使ったユニフォームのようで,この季節に塾に置いておくには忍びなかった。すぐに思い当たる生徒にメールを送った。しばらくすると返事が来た。まだ,それほど遠くには行っていなかったようで,間もなく取りに来た。ところが,もう一組の授業でも忘れ物が出た。帰り際に,使ったコップを片づけたりしていたら,持って帰る荷物のひとつを丸ごと忘れてしまった。こちらはすぐにどうこうなるものではなかったのだが,さっきと同様にメールを送ったところ,やはりすぐに取りに来た。結果的に,いつもに比べると忘れ物の多い日になった。
04/08/08(日)
二日連続で卒業生が来た。今度は,今年の卒業生だ。近くで花火をやるというので,バケツを貸して欲しいというのだ。去年も夏期講習の最終日に花火をやった。花火をしに行くメンバーが塾に集まってくるのだが,外は結構雨が降ってきた。どうしようか?などと話をしていたが,中には遠くから来ている卒業生もいるので,やってしまおうと言って,少し小降りになった中,出かけていった。
04/08/07(土)
卒業生が二人遊びに来た。一昨年の卒業生で,半年ぶりぐらいに会った。積もる話もあったし,夏期講習中は早上がりができるので,近くの居酒屋へと向かった。二年生ともなると,大学生活も安定してきている頃でそれなりに楽しんでいるようだった。一人は公文でアルバイトをやっているらしく,形なりにも先生をしている。この前の選挙の時がちょうど二十歳の誕生日だったらしく,早速選挙に行ってきたと話していた。夏休みは卒業生とこうして語らうことができるのもひとつの楽しみだ。
04/08/06(金)
八王子祭りの初日,授業のない女子生徒が遊びに来た。友達を連れて,数人でやって来た。全員が浴衣を着てやって来た。みんなで申し合わせていたようだった。母親に着付けをしてもらったのだろうか,しっかりと帯を締めて,お洒落をしていた。黙って座っている分には大人っぽく見えるのだが,お喋りをしたり,ネットで性格判断をして喜んでいると子供の面が出てくる。しばらく塾で休んでから,再び祭りの中に戻っていった。
04/08/05(木)
授業中,体育の授業の話から飛び箱のことが話題になった。何段くらいまで飛べるか訊いてみたところ,小学校の時にすでに八段まで飛べたという生徒がいた。小学校で八段があること自体ちょっと驚いたのだが,昔と比べれば今の子供達の体格はいいので,それも当たり前のことなのかもしれない。昔の小学校には六段までしかなかったように記憶している。それも,今となってみればそれほど高く感じないだろう。もっとも,いま飛べるかどうかは別として。
04/08/04(水)
帰りの電車の中に珍客が居た。座席やつり革,網棚などを自由に飛び回るバッタだ。空席がまだ目立つ車内では,バッタを見てうろたえている女性客が何人もいた。男性客も,自分の近くに来ると怖がってよけていた。隣に座っていた二人連れの若い女の子は,「向こうの車両に行こうよ」と言って逃げてしまった。ほとんどの人は,バッタが苦手なようだった。たかがバッタだし,昔はよく捕まえた。残酷な子供などは,足や羽などを取ってしまったり,カマキリと戦わせたりもした。車内を騒がせたバッタは,発車する前にいつの間にか居なくなっていた。
04/08/03(火)
文部科学省によると,不登校の児童・生徒への配慮として,電子メールを活用した在宅学習支援を2006年度から実施する方針を固めたらしい。今のところ,特区のみで行っているのだが,全国に広めようとする試みだ。電子メールでのレポートは,その表現力に不安が残るが,ソフトやインフラも含め,これからも良くなっていくことだろう。むしろ,こうした配慮により救われる子供が増えるのなら,さらに新たな試みも必要になるだろう。注意しなければいけないのは,メールに頼りすぎると,お互いの表情が見えなくなり,気持ちの通った教育ができるのかということだ。指導する教師の力量が問われることになる。
04/08/02(月)
夏期集中講座が今日から始まった。高校三年の明大推薦・統一学力テスト対策ゼミの,夏の第三弾の授業を行った。夏休みもそろそろ中盤に差し掛かり,この八月でどれくらいやれるかが重要になってくる。今週いっぱいで講習はひと休みする。お盆の頃に各自どれくらい時間を取ってやれるかが,九月以降の結果に確実に表れることだろう。そうは言っても,どうしても中だるみする頃だけに,そういった言葉がどこか空を切ってしまいがちな時期だ。もっと上手な言葉を使えればいいのだが。
04/08/01(日)
八月に入り,今月中旬にはオリンピックが始まる。いやが上でも寝不足になることだろう。アテネで行われるため,主に日本時間では深夜に競技は行われることになる。スポーツだけは,生で見ないと臨場感や緊張感が今ひとつ伝わってこない。結果が分かっていては,感動が薄くなってしまうから。それはそれとして,仕事はしっかりとやらねばならない。
04/07/31(土)
夏期講習は今日で一応終了した。もっとも,あさってからまたすぐに夏期集中講座が始まるので,一段落したようには感じない。それはそれとして,夏の打ち上げを行った。打ち上げは毎年恒例なのだが,今年の一次会は塾の中で行った。すぐ外では盆踊りが行われていて,夏の夜の雰囲も醸し出している。
04/07/30(金)
塾には私立中学・高校から,さまざまな案内が送られてくる。学校案内や説明会の資料,ポスターなどだ。中には,過去の入試問題を入れているところもある。ある女子校の中学入試問題を見た。理科の問題は思ったより難しく,「炭酸ナトリウムに塩酸を入れると,どんな気体が発生するか」といった問題があった。講習を受けに来ている高校生に訊いてみると,「そんな難しい問題を小学生が解くんですか」と驚いていた。社会科にしても,日本史は高校生でも分からないかもしれないような問題が入っていた。中学入試といえ決して侮れない。小学生の知識量は豊富なのだろ。さすがに記憶力の発達している年齢だと感じた。
04/07/29(木)
しばらく立ち上げていなかった古いパソコンの電源を,中学生が入れた。昼休みに,タイピングソフトをやりたいと言うのだ。立ち上げるまでにかなり時間を要するのだが,生徒が電源を入れても,いつまでも立ち上がる気配がない。画面を見てみると,ディスプレイの電源だけ入れていて,パソコン本体の電源は入れていなかった。それではいつまで待っても立ち上がらないだろうと,本体の電源を入れてあげた。その後,基本的なタイピングの練習を始めていた。途中からは得点を争う,ゲーム的な練習もしていた。
04/07/28(水)
通勤時の電車でこの時期感じることは,親子連れが多いということだ。一見して,近場に出かけることが分かる親子連れ。疲れているわけではないだろうが,行きの電車ですでに熟睡している子供もいる。その一方で,やたらと元気に動き回っている子供達もいる。平日の朝は,やはり父親よりも母親に連れられるケースが多いようだ。麦わら帽子にランニングシャツといった軽装で,もうすでにしっかり日焼けした肌の男の子が,終点の駅で母親と楽しそうに降りていった姿が印象的だった。
04/07/27(火)
高校野球の地方予選は,どの地域も決勝戦が近づいたり,あるいはすでに代表が決まったりしている。代表が決まると,都道府県ごとに代表校が表示され,段々と埋まっていく様子がよく分かる。代表校が増えていくと,夏休みは盛りを迎えるのだと実感する。甲子園での試合が始まると,今度は敗退していくチームが出始める。そうなると,今度はぎっしり埋められた都道府県ごとの代表校が網かけで塗られていく。そうやって一校ずつ消え,徐々に夏の終わりが近づいているのだと感じたりするのは,あと何週間後だろうか。今日まで27の代表校が決まった。半分以上が決まったわけで,暑い夏はさらに続いていくのだろう。
04/07/26(月)
夏期講習の前半四日間が終わった。夏はまだ始まったばかりで,これから正念場を迎える。講習時は毎度,教材作成に追われる。七月中の教材は出来上がっているのだが,八月下旬の通常授業用の教材作成が遅れている。高校が新課程になった影響もあり,これから作らなければならない教材が八つくらいある。いつもの講習時の倍以上はある。こんな時に限って,次から次へといろいろな仕事がやってくる。忙しいときには,仕事も集中してやって来るのだろうか。忙しさも楽しめる余裕を持てればいいのだが,まだそこまで人間ができていない。
04/07/25(日)
日曜日だけれども,夏期講習中は曜日に関係なく授業を行っている。基本的には四日間授業をして一日休むというパターンが続く。このリズムと,朝が早いことに慣れるのにはしばらく時間がかかる。今日が日曜日であることは,朝の電車に乗ったときに実感できる。いつもの通勤では混んでいる電車とは無縁だ。講習時はラッシュアワーにこそぶつからないが,やや混んでいる時間帯に乗る。ところが今日は楽に座れた。そういったことで曜日を感じることができるこの時期だ。
04/07/24(土)
普段は東中野教室で受講している生徒が,この夏休みは八王子教室で受講することになった。八王子在住なので,わざわざ遠い東中野まで行かず,近い八王子で勉強することになった。八王子教室に来るのは初めてだったのだが,地元なので教室がある場所の見当はだいたいついていたようだ。ところが,近くまで来て分からなくなったらしい。メールを送ってきた。見てみると,すぐ目の前の通りにいるではないか。それほど近い場所にいるにもかかわらず,塾の場所が分からないとは思わなかった。せっかく看板を置き,ポスターを貼ったりしているのだが,やはり塾の場所を示す決定打にはなっていないのだろうか。
04/07/23(金)
夏期講習の前期が,今日から開講した。開講するまでが忙しいのだが,今年は開講してからも忙しい。講習中は朝が早いのだが,それに伴って終わる時間が早くなるかというと,とりあえず初日はそんなことは全くない。あれもやらなければ,これもやらなければ,と思いつつ,結局いつもとたいして変わらない時間まで仕事をしてしまった。明日からはもう少し早く帰れないかと目論むのだが,たぶんできない相談になるだろう。
04/07/22(木)
今日から再び八王子教室の勤務。東中野教室同様,何日か間が空くと,メールの整理が
大変になる。八王子教室のメールボックスには,71通の新着メールが来ていた。その中で,添付ファイルの付いている,差出人が怪しいメールは全部で10通だった。その他にも,明らかに迷惑メールと分かる件名のメールが同じくらいの数だけあった。やはり,三割ほどがこういった類のものだった。
04/07/21(水)
東中野教室の面談日二日目。今日は午前10時過ぎから,ほとんど休みなしで夜の7時まで面談があった。昨日同様,外の気温は昼に掛けてぐんぐん上昇した。次から次へと続く面談では,そのときに行っている面談で,どこまで話したのか時々混乱してしまう。一つ前の面談で話したことなのに,さっき言ったように,などと話してしまうこともあった。高校三年対象なので,夏休みに向けての勉強の仕方など,似たような内容になることが多々あるため。とりあえず,今日が面談のピークだったのだが,それが終わり少しだけホッとした。
04/07/20(火)
今日と明日は東中野教室で,高校三年生と保護者を交えた三者面談を行う。それはさておき,あまりにも暑すぎる。確かに,ここ何日かは暑かったのだが,今日の暑さは別格のように感じた。それもそのはずで,東京都心では39.5度を,千葉では40度を記録した。東京の最高気温は,およそ10年ぶりに記録を塗り替えたらしい。そんな暑い日に面談に来てもらうのも気の毒に思うのだが,大事な時期の大事な面談なので致し方ない。明日は今日ほどでないにしても,予想最高気温は36度になっている。
04/07/19(月)
昔,宅配ピザの店でアルバイトをしていた講師の話。八王子在住の某大御所演歌歌手の家から注文があった。配達する人たちの間で,誰が配達するかをジャンケンで決め,その役を勝ち取った。配達に行ってみるとかなりの豪邸だったが,結局入り口で手伝いの人に渡しただけだった。もちろん,大御所に会うことなどはなかった。注文した量もLサイズ2個と,ごく普通だった。
04/04/18(日)
昨日一週間ぶりに東中野教室に入った。パソコンの電源を入れ,メールチェックをした。この間に溜まったメールが,次々とサーバーから送られた。その数は100を超えた。メールチェック自体,八王子教室や自宅でも毎日しているので,連絡が滞ってしまうことはない。ただ,サーバーにはそのままメールが残っている。100を超えるメールのうち30ほどはいわゆる迷惑メールや,ウイルスが添付されたメールだ。約三割がいらないメールになる。困ったものだけれども,しっかり処理をしなければならない。特に,ウイルス添付ファイルは残さないように注意を払う。こうしてまた,いらぬ時間を費やしてしまった。
04/07/17(土)
東中野教室で,明大中野校の高校二年保護者対象の大学進学説明会を行った。猛暑の中,塾に在籍している生徒の保護者のほとんどの方に出席していただけた。それだけ進学に関する意識は高いのだと感じた。その一方で,高校二年の夏休みは開放感でいっぱいかもしれない。現段階では,親の熱心さが外の暑さなら,生徒の意識は涼しい部屋の中なのかもしれない。
04/07/16(金)
夏期講習が近づき,授業の時に生徒に受講の有無を確認をしている。確認できなかった生徒は,電話やメールで確認を取っている。講習前はいつも忙しい。そんな中,営業の電話が結構入ってきたりもする。塾の夏はかなり忙しいと言ってほとんどの場合断るのだが,相手はそういったことにはお構いなしだ。いわゆる二月と八月は商売がヒマになりがちと言われるが,塾業界においての八月はそれに当てはまらない。
04/07/15(木)
中学生の数学の授業のとき,連立方程式を解く場面があった。既習事項だったので,復習にあたる。連立方程式には,代入法と加減法の二種類が主な解き方になる。その中で加減法で解く問題があったのだが,生徒の一人が「加減法って足すこともあったんだ」と,黒板の字を見て発見。これまでは「減法」だけで解いてきたらしい。字に表して初めて気づくこともあるのだと感じた。
04/07/14(水)
学校の夏休みの宿題が,そろそろ出始めたようだ。どんなものが出ているのかと生徒に訊いたところ,ちょうど宿題の一覧表を持っていたので見せてもらった。国語や数学はありきたりの,読書感想文や問題演習が出されていた。変わったところでは,家庭科の宿題に「郷土料理を調べる」といった宿題があった。郷土料理といっても,東京の郊外にはそれほど思いあたるものはすぐに出てこない。それでも,何とか探すことが面白いのかもしれない。その過程も含めて。
04/07/13(火)
自習室の机の上に,あまった計算用紙で鶴を折って置いてあった。それも,ただの鶴の
折り紙ではなく,大きな鶴の羽の先に,小さな鶴が繋がって折ってあった。器用なことをする生徒がいるものだと感心した。それを見た男子生徒が,「俺はラガーシャツが折れます」と言って,すぐに折り始めた。手慣れた様子で折っていくと,やがて見事なラガーシャツが出来上がった。何でも,学校で女子が折っていたのを見て真似したらしい。ラガーシャツは自習室の壁に,ハンガー代わりの針金につり下げられている。
04/07/12(月)
今年のプロ野球のオールスターは,日本ハムファイターズの新庄選手のためにあったような試合だった。第二戦は長野で行われた。試合前の球場からの景色は,茜色に染まった夕焼けがきれいに映っていた。そんな中,新庄選手の第一打席は予告ホームラン。すぐあとにセーフティーバントというオチはついたが,彼らしいパフォーマンスだった。ところが,さらにその上を行くことをやってのけた。一瞬の出来事に,見逃した人は悔しかったことだろう。さすがにテレビカメラは彼の動きを逃さなかった。新庄選手は選ばれたときからMVPを取ると言っていたのだから,まさしく有言実行であった。年に一度のお祭りなのだから,楽しければいいのではなかろうか。
04/07/11(日)
九州,四国,中国地方では梅雨明けした。平年より二日から九日ほど早かった。東京でも,昼過ぎから雷が鳴り,雨が降り始めた。雨が上がると雲の隙間から晴れ間が見えた。もしかして,関東地方も梅雨明けかと思い,週間天気予報を見たのだが,向こう一週間は晴れと曇りマークが半々だった。やはり,もう少し待たなければならなさそうだ。それでも,夕方には雲が残るものの,さわやかな空があった。
04/07/10(土)
教室の前に‘のぼり’を立てようかと考え,先日業者に注文した。それが届き組み立ててみた。外で見るより,建物の中で見ると随分大きいと感じた。組み立て方は簡単なのだが,細かいところは良くできているものだと感心した。のぼりを立てる竿は,伸び縮みする部分を固定する留め具が,上下させるだけで簡単に留まる。まだ外には出さずに仕舞ってあるのだが,それを見た生徒が,「これで何ヶ月くらい保つのですかね」と言った。何度か手洗いすれば,半年くらいは保つのではないだろうか。
04/07/09(金)
猛暑も今日で何日目になるだろうか。日ごとに暑くなっているように感じる。明大中野の高校一年生を対象に,期末試験対策の理科の授業を行った。長い授業だったので,途中で休憩を入れた。生徒達は,近くのコンビニにお菓子を買いに行った。次の授業が始まるときに,「持って帰ってきただけで,チョコレートが溶け始めていました」と言っていた。そこまで暑いのかと思いつつ,やはり休み時間に外に出てみると,空気の匂いが違っているのがよく分かった。梅雨はどこに行ってしまったのかと,そろそろ水不足も心配になる頃だ。
04/07/08(木)
授業中に話が横道にそれることはよくあること。中学生の授業で,これまでにどういった話が出たのか,生徒が思い出してくれた。こちらが忘れてしまっていることを,感心するくらい次々と列挙してくれた。言われれば,そんなことも話したかも,と思い出す。その中で,結論がしっかり出ていなくて,‘宿題’として残っているものもあった。すっかり忘れていたので,すぐにメモしておいた。
04/07/07(水)
今日は七夕で小暑でもある。小暑だけれども,大暑のような暑さだった。関東地方では軒並み34度を超え,内陸部では37.5度というところもあった。微熱と同じくらいの気温だ。学校の体育では水泳の授業でプールに入った生徒もいたようで,水温は30度くらいあったらしい。かなり温い温泉といったところだろうか。明日も暑くなる予報が出ている。
04/07/06(火)
八王子教室の入り口に,看板代わりのポスターを作成した。業者に依頼して作った。入り口に看板はあるのだが,初めて来る人は塾の前を通り過ぎてしまうことがよくある。そのため,少し大きめで目立つポスターを作った。幅40cm,高さ110cmで,白地に青い楕円で第一教育センターの文字を囲んである。駅から歩いてくると,入り口の階段のところに貼ってある。ところが,今日来た生徒に訊いてみると,案外気づかない生徒もいた。普段来ていると,あまり意識しないで階段を上ってきてしまうのかもしれない。
04/07/05(月)
自宅用にシャンプーの詰め替えを買った。前回買ったときから改良されたことが二点あった。一点目は,切り口が手で切れるようになっていた。以前の詰め替え用はハサミで切るようになっていて,風呂場にハサミがないとかなり不便だった。カミソリの刃で無理矢理切った。二点目は,注ぎ口にパイプが通っていて,注ぎやすくなっていたこと。おそらく,メーカーには『切りにくい,注ぎにくい』といったクレームが寄せられたのだろう。クレームは厄介なものではなく,その会社をよくするもので,それは塾にとっても同じこと。
04/07/04(日)
さて,風物市ではちょっと珍しいものも売られていた。その名も「スーパーレッドザリガニ」。一見,ただのザリガニのようで,どこが「スーパー」なのかよく分からない。ただ,値段が一匹3000円もするところはスーパーだ。食用ではなく,飼って育てるようだ。他の店では,レッドロブスターが一匹1500円で売られていた。ザリガニも侮れない。
04/07/03(土)
八王子教室の前の通りでは,例によってイベントが催されている。『夏の風物市』というタイトルで,テントを張った店が,通り狭しと並んだ。風物市というだけあって,夏にちなんだものが多数出展されていた。植木市もそのひとつ。年配の方もいたが,結構若い人も覗いていたりした。授業が始まる前に,一人の生徒が「先生!金魚をもってきました」と,勢いよく入ってきた。見ると,小さなビニールの入れ物に,赤い小さな金魚が一匹だけ淋しそうに泳いでいた。金魚すくいをして,一匹も取れなかったので,もらったらしい。一匹ではかわいそうじゃないかい,と言うと,彼女はもう一度金魚すくいに出かけていった。しばらくすると,今度はたくさんの金魚を捕ってきた。授業が終わるまで,金魚たちは昼食用にコンビニで買った冷やしうどんのプラスティックの容器の中で,気持ちよさそうに泳いでいた。何とも涼しげであった。
04/07/02(金)
東中野教室は,明大中野生が来週期末試験を迎えるため,授業が集中してかなり慌ただしかった。教える方も準備に忙しい。授業以外にも事務的な仕事が次々と舞い込んできて,時間がいくらでも欲しい。そんなときに,ちょっとした‘事件’があった。授業が終わり,自宅に戻った生徒の親から電話があった。自分の靴が無く,他の靴を履いて帰ってきたというのだ。幸い,間違った靴にはイニシャルがあったので,思い当たる生徒に電話をした。すると,二人目で該当する生徒がいた。それにしても,靴など履いた瞬間に自分のでないことに気づくものだと思うのだが。思わぬ仕事が増え,結局遅くまで仕事が残ってしまった。やれやれ。
04/07/01(木)
授業中,一人の生徒がしきりにヒザのあたりを掻いていた。「昨日の二時間目の授業中にかぶれたんです」と言っていた。家庭科の授業のときだったようだが,特別にかぶれるようなものは無かったらしい。原因は分からないようで,保健室に行くくらいの処置しかしていない。一度皮膚科に行くように勧めた。ヒザを掻きながら,何だか楽しそうにしているようにも見えたのは,思い過ごしだったのだろうか。
04/06/30(水)
梅雨時のため,傘の忘れ物が多い。今日も,午前中は雷を伴う雨が降っていたのだが,午後には晴れ間も見えるような天気になった。そのため,生徒が帰ったあとの傘立てには,たくさんの傘が忘れ去られていた。夜になり,生徒の一人からメールが来た。忘れた傘があるかという確認だった。似たような傘があり,確認するのに少し苦労した。傘一本でわざわざ連絡をしてくるのは,ものを大事にする気持ちがあるのか,それとも親に言われて連絡をしてきたのだろうか。
04/06/29(火)
授業中に何度も眠くなってしまう生徒がいた。何度か頑張るように声を掛けるのだが,どうにも眠気には勝てないらしい。なぜそれほど眠いのか,と訊くと答えはすごく当たり前で「睡眠不足です。昨日は四時間しか寝ていません。その前の日は一時間半でした」と。それでは眠くなるはずで,学校の授業中も眠ってしまっているらしい。原因を尋ねると,友達と深夜に長電話をしているらしい。しかもケータイで。料金も驚くほどになることだろう。このままではいいとは言えない状況なので,ひとまずケータイの電源を切るように言うと,そんなことはできません,とつたない返事。でもそのあとに「さすがに電話代が大変なのでもうしません」と言っていた。果たして,どのくらい信憑性があるのだろうか。もう少し様子を見るしかない。
04/06/28(月)
数学特訓の前日の晩,メジャーリーグのヤンキース対メッツ戦が生放送されていた。翌日のこともあり,早めに寝なければならないと思いつつも,最初の方だけ見てしまった。松井秀喜選手の第一打席が,松井稼頭央選手へのハーフライナーのところまで見た。その後は,さすがに翌日のことも考え床について。ところが,松井秀喜選手がその次の打席でホームランを打ったことを知ったのは,数学特訓の休憩中のことだった。巡り合わせが悪いと言えばそれまでだが,ナマで見られなかったことは残念だ。でも,サブウエイシリーズは今週末にもある。今度は,翌日に授業が無い。
04/06/27(日)
東中野教室で数学特訓を行った。朝の段階でちょっと慌てた。前日に申し込みのあった生徒の問題を,今朝来てからすぐに印刷をした。印刷をしながらも,遅れる連絡やそのほかのことでの電話が入ったりして何かと忙しかった。そんな中,突然当日の飛び込みでの申し込みがあった。しかも,今回初めて受ける生徒だった。急遽,名前の登録をして,同学年の生徒と同じ問題を作成した。時間に遅れる生徒もいる中,一時間ほど経った頃に,今日の数学特訓はようやく軌道に乗り始めた。
04/06/26(土)
今年卒業した生徒が,塾に集まった。何かとよく集まる,仲のいい連中なのだ。まあ,たまに集まるのはいいことだけれども,そろそろ大学で新しい仲間を作る時期でもある。そうやって巣立っていくものだろう。塾から少しずつ離れていってしまうのは淋しいけれども,それも一つの成長と捉えられる。そうして,しばらくしてからまた訪れてくれればいいのだから。
04/06/25(金)
明大中野中学三年生対象の,高校推薦テスト対策ゼミの第一弾が今日で終了した。試験
は期末試験最終日の翌日にある。去年の問題を取り混ぜて授業を行ったのだが,いくつかは入試レベルの問題もあった。基本的な問題はもちろん,学校の定期試験程度の標準的な問題はだいたい解けるのだが,ちょっとレベルが上がると苦戦していた。けれども,彼らが進む明大中野高校の入試問題の数学は,かなりハイレベルである。その入試をクリアして入ってくる来年の同級生達のことを考えると,少しくらいレベルが高い問題も意識して挑戦して欲しい。
04/06/24(木)
数学特訓で使う教材を作成するソフトがある。それを最近バージョンアップした。当然使い勝手は向上したのだが,旧来の使い方と微妙に異なるところがある。そういったところに慣れるまでが大変だ。ソフトを終わらせるときに,バックアップをとるようになっている。新しいバージョンでは,バックアップを完全に取ろうとするのが標準設定になっている。以前のでは,差分だけ取っていたのですぐ終わった。結局,毎回標準設定から,オプションを選ばなければならなくなった。バージョンアップしたからといって,すべてがよくなるというわけではない。
04/06/23(水)
本格的に暑くなってきた。天気予報によると,東京の真夏日はすでに八日ほどあったらしい。沖縄では今日梅雨明けしたものの,東京はまだ梅雨半ば。どうなっているのだろう。今日は都合で,どうしても車で東中野教室まで通勤しなければならなかった。でも,我が愛車のエアコンは何年か前からずっと壊れたまま。窓を全開にして来たのだが,あまりの暑さに少し参ってしまった。熱中症にならなかっただけでも感謝しなければいけない。帰る頃は少しは涼しくなっているだろう。
04/06/22(火)
毎年,暑くなる頃に新しい清涼飲料水が発売される。それにつられるように,生徒はつい手を出してしまう。新しもの好きなのだ。けれども‘失敗’する可能性が高いようで,買ってから後悔し,「もう買わない」と言うこともしばしば。今日もそのケースだった。炭酸入りの無色透明な,いかにもスポーツドリンクといったラベルのペットボトルを買ってきた生徒がいた。一口飲んで,「まずい」と言ったきり,そのままになった。飲んだ生徒が言うには,味がしなくて,何かを割って飲むにはいいのかもしれないらしい。飲み物ばかりでなく,スナック菓子など,新発売されるものが翌年まで残るのは少なそうだ。
04/06/21(月)
台風がやってきた。やってきたといっても,関東地方を直撃したわけではない。四国から近畿を通り,日本海側に抜けていった。台風は関東からかなり離れた所にあったのだが,台風の東側への影響は大きかった。来る生徒も先生もかなり濡れてやって来た。傘がほとんど役に立たないほど,風が強かったようだ。何人かの生徒は,塾に来るとすぐにタオルを要求して,ワイシャツや靴下を脱いで体を拭いていた。今年最初の台風は,最も昼の時間の長い夏至にやってきた。さて,今年はいくつ台風がやって来るのだろう。
04/06/20(日)
最近,いたずらメールが多すぎる。添付ファイルが付いているメールや,Reで始まるメールなど,うんざりするくらいやってくる。すべてその場で削除するのだが,ひどいときは一日で5,6件やってくる。何を目的として送りつけるのかしれないが,ひたすら削除する毎日だ。
04/06/19(土)
八王子教室の並びの店が,最近二つほど閉店した。一つはチェーン店の靴屋。随分前から閉店セールをやっていて,いったいいつまでやるのだろうと思っていた。閉店すると,すぐに業者が入り,内装をしていた。数日後,新しい店が登場した。そう思ったら,全く同じ店が新装開店していた。何だかちょっとだまされた気になったと生徒に話したら,「たいがいそんなものですよ」と冷静に答えられた。もう一店は,やはりチェーン店のパソコンショップ。この店は,すぐ近くに新しい店を出した。その店が出たあとには,またもや同系統のパソコンショップができた。結局,二店ともほとんど変化がなく今日も営業している。
04/06/18(金)
東中野教室では,数学特訓の時期が近づいてきた。毎回問題作成には時間を割くのだが,今年は高校二年生が新課程になり,いくつか手直しをしなければならない。二年生の数学は,比較的変化が少ないので楽な方かもしれない。それでも,三角関数ではこれまで60分法という,いわゆる通常用いる角度を使ってきたのだが,新課程では弧度法というものに変わった。弧度法とは180度をπとして換算するもの。したがって,今まで60度と表示していたものを,π/3などと分数にしなければならないので,結構面倒である。
04/06/17(木)
中学二年生の数学の授業を担当するようになり,その授業が今日から始まった。東中野教室では,明大中野の中学三年対象の,高校推薦対策ゼミも担当している。普段は高校生,しかも二年や三年生を担当することが多く,あまり中学生を持つことがない。教える内容にギャップを感じつつも,基本的なことに教える難しさも感じる。高校三年の理系の生徒には,それまで学んだあらゆる知識を使って解かせるのだが,中学生はそうも行かない。少ないルールを守って教えなければならないのだが,それはそれで面白味がある。
04/06/16(水)
高校三年生の英語の補講があった。英語の先生は,前半の時間帯で他学年の授業を持っていたので,三年生はそれぞれ自習室で待っていた。その中の二人の生徒が,生徒用のパソコンで何かを見ていた。ちょっと覗いてみると,性格判断のサイトで,さまざまな択一式の質問に答えていた。しばらくして一人の生徒が「先生,こいつの性格は真っ白なくらい純粋らしいですよ」と言ってきた。彼が純粋でないとは言わないが,真っ白はちょっと誇張しすぎではないかと思った。
04/06/15(火)
明治大学に通っている,塾のOB兼講師をしている学生が,大学のパンフレットを持ってきてくれた。今回持ってきてくれたのは,学部ごとのパンフレットで,理工学部と農学部,それと今年新しくできた情報コミュニケーション学部の三冊。明治大学に限ったことではないが,ここ数年で,大学のパンフレットもずいぶん様変わりしたように思える。明大のパンフレットをみる楽しみの一つに,OBが掲載されていることがある。今年も一人いた。しっかりとパンフレットに載り,在学生代表として,先輩としてこれからの受験生へエールを送っている。彼女は,当のパンフレットを持ってきたくれた学生と同期で,しかも今,塾で教えている。
04/06/14(月)
都立高校の入学試験で,替え玉受験をしていたことが報道されていた。父親が勝手にやったことで,子供自身は知らなかったらしい。子を思う親の気持ちからしてしまったことだろうが,間違いは間違いだ。同じ替え玉受験でも,父親自身が娘の替わりに大学受験をしたというニュースを以前聞いたことがあった。父親だと男と女の体の骨格が異なるので,バレてしまったように記憶している。
04/06/13(日)
名前に使える漢字が新たに578字加わった。加わった漢字を見ると,確かに普段あまり使われない漢字が多いように思える。『岡,芥,笠,臼,峯,窪,串』などは,名字ではよく目にするが,名前のリストに入っていなかったのは意外だった。常識では親が付けるとは考えにくい文字には『屍,溺,脆,糞』などがあった。『凛,燕,苺』などは好まれるかもしれない。『昏』という字もあったが,生まれたときから黄昏れるのはちょっとどうかと思う。
04/06/12(土)
確率の授業をしていたときのこと。計算結果が直感と比べてやや異なったので,実際に生徒と確かめた。実験回数は授業時間の都合上20回しかできなかったが,確かに計算上の数字に近いものがあった。あらためて数学の正確さに感激をした。問題は「さいころを同時に3個投げたとき,出た目の最大値が6になる確率を求めよ」というもの。6の目になる確率は1/2で,全体の半分を占めている。今度は表計算でランダムに数値を出して検証しようと思っている。パソコンなら,実験回数を簡単に増やすことができる。
04/06/11(金)
教材を販売している出版社が,コンピュータを用いて自学自習できる教材の講習会を開いていくれることになった。実際に生徒が受けてみて,良好なら導入しようかと考えている。それに先立ち,生徒にはどの教科のどの単元を勉強したいかを聞いて回っている。結構,生徒も乗り気で,複数教科で受けてもいいか,とか,どういった教科を選べばいいのか相談されたりする。講習会は再来週の水曜日に二回に分けて行う。
04/06/10(木)
JRのスイカで,駅の売店などで買い物ができることをコマーシャルで知り,支払うときに定期券をカード読み取り機に当てた。すると,ピーというエラーの音がした。店員の話では,ペンギンのマークが入ったスイカでないと買い物はできないらしい。どうやったらペンギンマークが付くか訊いたところ,みどりの窓口で作り直せばできるらしい。早速窓口に行きペンギンを入れてもらった。
04/06/09(水)
高校一年の男子生徒がスポーツ新聞を持ってきた。今日のワールドカップ予選のインドとの試合が気になったのか思ったらそうでなかった。持ってきた生徒の名前が新聞に出ていた。「今回の大会で入賞したんです」という記事を見ると,東京都のゴルフ大会の成績があった。彼は東京都の中でもかなり上位に入賞していた。彼の先輩が一位になり,しっかりと写真も載っていた。団体戦で優勝し,全国大会が夏にあるらしい。彼は一年生なのでまだ補欠らしいが,それでも出られない選手がいれば次に出られる位置にいる。大会は鹿児島で行うらしいが,気温と共に熱くなりそうだ。
04/06/08(火)
先日,関東地方も梅雨入りした。梅雨になると,講習などの案内の最初の挨拶は梅雨についてふれれば無難である。そういった意味では,梅雨も少しは役に立っているのかもしれない。いつも使っている駅のホームからは,あじさいの花が鮮やかに色づいているのが見られる。やはり,あじさいには雨が似合う。
04/06/07(月)
子供が子供を殺すという,大変痛ましい事件があった。連日,新聞やテレビ,週刊雑誌などで事件のことが取り上げられている。その中でクローズアップされていることの一つに,ネットでのチャットがある。今回の事件が起こった一因としてやり玉に挙げられている。ニュースで知ったのだが,今の小学生や中学生のチャット依存率の高さには驚いた。チャットしている時間や密度が高いと感じた。そうでない子供もいることは知っている。学校から帰ってきてからも,友達との‘会話’をもちたいのだろうか。一昔前なら,それが長電話になったのだろう。長電話なら親に叱られて,ある程度の時間で切るだろうが,今のネット環境は常時接続が当たり前の時代になったため,それこそずっと繋ぎっぱなしの状態が続くのだろう。それがいいとか悪いとかではなく,これからの子供たちには,当たり前のこととして生活の中にさまざまな情報が入ってくることになる。ネットという便利なツール(道具)は,大人も子供もほぼ同じペースで使い始め,覚えの早い子供に大人たちがついて行けない状況になりつつあるように感じる。
04/06/06(日)
数学特訓の時には,講習時間が長時間に渡るため,途中おやつを配っている。今回,高校一年の生徒のうち数名が数学特訓を組んでいる日に受講できなかった。その代わりの特訓を昨日行った。ところが,こちらも他の学年の授業をやっていたため,おやつを出すのを忘れてしまっていた。授業の休み時間にそのことを思い出し配りに行くと,生徒は待ってましたいった感じで,「今回は無いのかと思いました」と言っていた。
04/06/05(土)
毎度のことだけれども,八王子教室は試験前で授業が集中した。生徒の密度が高ければ,授業内容の密度も高かった。高校二年の化学では,二講座の予定だった授業が,実質的にはもう一講座多めにやらなければならなかった。途中,英語の講座が入っている生徒もいて,その生徒については英語が終わってから別口で授業を行った。二時に始まった授業は,最後の生徒は九時過ぎまでかかった。授業中に生徒には,次回からはもっと早めに準備しようと,自分にも言い聞かせる意味で言った。
04/06/04(金)
明大中野校で,スポーツテストが行われた。昨日は高校1,2年生,今日は中学生が対象だった。そのために,授業もいくつか変更した。先日の授業の時に,生徒に目標とする数字があるのか尋ねると,1500m走で6分を切るとか,遠投での距離などを掲げた生徒がいた。中には,一人で三つも目標を掲げた生徒もいた。結果はどうだっただろうか。
04/06/03(木)
新しい道路交通法ではどういったことが変わったかが講義の中心だった。免許の書き換えが,今回行った運転免許更新センターで行えることもその一つだった。これのいい点は,他県の人も更新できることだ。わざわざ地元まで戻らなくても,東京で済んでしまう。また,千葉や埼玉のように,運転試験場が少ない県に住まいを持ち,仕事場が東京に勤めている人にも便利なシステムだ。講義が終了すると,新しい免許証の交付が始まった。以前は名前で呼ばれたのだが,今回は番号で呼ばれた。プライバシーの保護への配慮だろうか。受け取ると,氏名と住所に誤りがないかをチェックした。写真を見ると,前回より今回の方がなぜか若く見えたことは,ちょっとだけ嬉しかった。今度の更新は五年後になる。これも,今回の改正法で定められた。
04/06/02(水)
所定の手続きが終わると,次は講習が待っている。講習会場までは一度事務所を出て,都庁第二庁舎の吹き抜けのある二階のコンコースを40メートルほど進むと,左手に講習場はあった。講習まで少し時間があったので,都庁内の自動販売機で眠気覚ましのコーヒーを飲んだ。講習が始まる少し前に講習室に入った。30人くらい座れる部屋に,最初はまばらだったが,最終的には20人ほどの男女が席に着いた。講習は最初安全運転に関するビデオを見た。その中では,「だろう」運転より「かもしれない」運転を推奨していた。「交差点で人が飛び出してこないだろう」より「人が飛び出してくるかもしれない」といった具合だった。ビデオが終わると,社会科の先生を思わせるような講師が講習を始めた。以下,明日。
04/06/01(火)
先日,免許証の書き換えに行ってきた。免許証は,在住している都道府県によって,書き換える場所が指定されている。東京都の場合は,基本的には府中や鮫洲,江東などの運転試験場で更新できる。また,地元の警察署で更新できるところもある。ただし,これは優良ドライバーに限る。それ以外に,二年ほど前から都庁の中にある,新宿運転免許更新センターでできるようになった。今回は,ここで更新した。場所は都庁の第二庁舎内の二階にある。もともとはフロアーの一部ではなかったかと思われるところに,間仕切りをしてあつらえたような事務所があった。事務所といっても,かなり大きな広さだった。最初に受付を済ませ,古い免許証を出し,所定の用紙に記入して手続きをした。次に,印紙を買い用紙に貼り,視力検査をした。視力検査用の白い機器は二台並んでいた。右側の箱の中を,のぞき窓のような丸い穴から見ると,おなじみのCの文字が並んでいた。視力検査が終わると,すぐ隣の書類をタイプで打つ係の人に,名前や住所に間違いがないかと確認を促された。ここまでの所要時間はおよそ10分。流れ作業のように休む間もなく進んだ。以下,明日。
04/05/31(月)
ここ数日は,早くも夏を迎えたような暑さだ。今日もかなり暑くなり,街ゆく人たちの姿は夏そのもの。夜になって,水を汲んでみるとナマ暖かかった。こんな時期の夜なのに,生ぬるい水が出てくるとは思いもよらなかった。明日から六月。長期予報によると,今年の夏は暑くなるらしい。
04/05/30(日)
体育祭を終えたあとに,生徒の一人が塾に寄った。五月の強い日差しの中,一日中校庭にいたところ,顔や二の腕当たりは,かなり日焼けしてしまったらしい。色白のその生徒の腕は,赤く日焼けしているのがはっきりと確認できた。五月は一年のうちで最も紫外線の強い時期。入賞の記念品であるシャープペンシルももらったようで,夜には祝勝会のパーティーをクラスの仲間と行うとようだ。
04/05/29(土)
八王子教室の数学特訓は,明日予定している。ところが,明日は部活による試合や練習が入っているところが多く,その振替を昨日と今日で行った。昨日は高校二年生,今日は中学二年生の数学特訓を行った。今回初めて受講した生徒もいて,午前三時間,午後三時間のタフなスケジュールをこなしていった。最後の方はやや疲れも出てきたが,レギュラー組よりもむしろ頑張って予定したプリントのほとんどを終わらせてしまった。頑張りすぎて,あとで疲れが出なければいいのに,と心配になったが,若いのだから回復はかなり早いだろう。
04/05/28(金)
高校三年生の数学の授業を行った。試験後最初の授業なので,結果が気になるところ。すでにテストが返ってきた生徒もいて,問題のレベルや自身の成績を聞いてみた。学年が学年だけに,さすがにほとんどの生徒がいい結果を出していた。もともとしっかり勉強しようという意識があれば,高校三年という大事な時期なら結果は残せる。今日の段階での最高点は99点で,彼は高校での数学の最高点を取った。点数は良いのだが,唯一の減点1点は,書き写すのを忘れただけだ。もったいないが,満点は次回への楽しみにすればいい。
04/05/27(木)
八王子教室の入り口は,初めて来る人には分かりにくい,といった話題が生徒との話の中で出た。その生徒も,初めて塾に来たときには迷ってしまったと言う。入り口の階段のところには看板が出ているのだが,似たような看板が通りに並んでいるため,それを見逃してしまうこともよくあることだ。近々のぼりの旗も立てようかと計画している。けれども,それもやはり同様のものがいくつもこの通りにはある。すると,件の生徒は「垂れ幕を吊したらどうですか」と提案してくれた。確かに目立つかもしれないので,検討の余地はある。ただ,大家さんが何というだろうか。
04/05/26(水)
中学生の授業をしていた先生が,途中救急箱を取りに来た。生徒の一人が,足の爪をいわゆる深ヅメ状態にしてしまい,それが肉にくい込んでしまっていた。軟膏を塗り,ばんそうこうを貼ってしばらく授業を受けていた。ところが痛みが引かなかったので,近所の皮膚科に行くことにした。当然保険証を持っていなかったのだが,後日精算をしてもらうことにして診察してもらった。医者にみせると,皮膚科で処置できるものではなく,外科に行って切り取ってもらわないといけない状態にまでなっていた。『爪陥入』という状態らしい。当の本人はそれほどひどいものとは思っていなかったらしい。塾に戻り,自宅に電話をし,母親に状況を説明をした。それほど大事には至らないだろうが,侮ってもいけない。
04/05/25(火)
明大中野八王子校では今週末に体育祭がある。生徒たちはその練習を連日行っている。高校三年生の女子生徒が,右膝あたりにガーゼを当ててやって来た。練習中に転び,ケガをしたらしい。たいしたケガではなく,それほど痛そうではない。けれども,ガーゼを当ててあるすぐ下の部分には,痛々しい擦り傷がある。「ケガしちゃいました」と陽気に右足を少し上げてみせるのだから,女の子はよく分からない。
04/05/24(月)
今度の日曜日に,八王子教室で数学特訓を予定している。ところが,日曜日は試合が入ってしまう部活があり,他の日でやって欲しいという希望が出ている。勉強をしたいという希望が出れば,可能な限り講座を設定している。今回は平日の午前からやって欲しいという希望があったのだが,やれる先生が見つかるかが問題だった。でも,普段担当している先生ができるということで落ち着いた。
04/05/23(日)
先週の日曜日は東中野教室で数学特訓があったため,二週間ぶりの休みになる。週休二日の会社が多い中,土曜日はもちろんのこと,日曜日にも仕事はよく入ってしまう。慣れるとそれほど苦ではないのだが,それでも一日だけの休みだと,本当に体を休めるだけの休みになることは否めない。来週の日曜日には,八王子教室で数学特訓がある。
04/05/22(土)
高校生に政治経済を教えている学生の先生は,推理小説を好んで読む。大学のサークルでそういった方面のことをやっている。今読んでいる本のことを,英語の先生と話していた。英語の先生は,その推理小説を読んだことがあった。しかも,英語の先生は,政治経済を教えている先生が高校生の時に教えていた。いわゆる師弟関係にある。師にあたる英語の先生が「犯人教えちゃおうかな」と,意地悪っぽく言ったすぐあとに「冗談冗談,言わないよ」とからかっていた。
04/05/21(金)
いよいよデジタルカメラを買おうかと思っている。塾のOBである数学の先生が,量販店のデジカメ売り場でアルバイトをしている。カタログをいくつか持ってきてくれて,予算と希望を照らし合わせて,いろいろと勧めてくれた。販促用のメモリーカードを持っているらしく,「この機種ならカードをあげますよ」などと言ってくれる。本来はお客さん用のものらしいが,店員に渡ってしまうこともあるようだ。
04/05/20(木)
早くも今年最初の台風が接近してきた。生徒たちは,学校が明日休みになるかもしれないとワクワクしている。でも,そんなに簡単には休みにはならないだろう。東京までやって来るうちに衰えるか,逸れるかして,結局は期待はずれ?になることが多いのだから。
04/05/19(水)
明大中野生は中間試験が近づき,試験前の授業が集中している。高校一年の数学の授業を二講座行った。授業が終わる頃は,黒板も黒板消しもチョークの粉でかなり汚れてしまった。授業の最後に配るプリントが出たため,講師室にいったん取りに行った。戻るまでに少し時間があったのだが,その間に生徒達が黒板を丁寧に,しかもしっかりと綺麗にしていてくれた。長時間の授業でずっと座っていたため,かえって体を動かしたくなったのだろうか。いずれにしても,自発的にやってくれるのはうれしい。
04/05/18(火)
授業中,名字のことが話題になった。多い名字は鈴木や佐藤,高橋などは誰でもよく知っているもの。授業を受けている生徒の名字で,どの名字が多いのかが話として上がった。これまでに出会ったことのある名字が一つの判断基準になる。それぞれ違った環境で育ってきたので,出会った名字も経験的に異なってくる。名字に関するサイトで調べたのだが,集計の取り方がさまざまで,必ずしも順位は一致していなかった。
04/05/17(月)
先週末,教育実習に行っている学生の先生がやって来た。まだ,一週目なのだが授業もいくつか持ったらしい。塾で長いこと教えているので,授業自体は慣れているといった評価を得ているようだ。塾に来ている生徒もかなり学校にいるので,学校で顔を合わせることも頻繁にあるようだ。実際に実習授業を受けている生徒もいて,学校での様子を聞ける。実習は三週間。学校行事にもかり出されるようで,これから忙しさのピークがやって来るだろう。
04/05/16(日)
今日は,東中野教室で数学特訓を行った。今年度最初の数学特訓になる。生徒一人あた
りのプリントの量は,結構多くなる。コピー用紙を含むプリント用の紙は,数学特訓や試験前には十分に揃えておく。ところが,今日に限っては,予想以上にプリントする枚数が多く,途中で紙が足りなくなるのではないかと心配した。結果的には,それも余計な心配になったが,それだけ生徒がたくさんの問題に取り組んだことになる。
04/05/15(土)
誕生日花というものがあるらしい。一年365日プラス1日の毎日,誕生日の花がある。そういったものを取り上げているサイトも多く,検索してみるとかなりの数に上る。生徒も先生も自分や家族の誕生日花が気になるらしく,早速調べていた。知らない花も結構あるのだが,おもしろいのは花言葉。『繊細な美しさ』や『誠実』などは綺麗なのだが,『無関心』とか『いじめないで』はあまり嬉しくない花言葉かもしれない。中には『若い時代と苦悩』などもあり,これからその<若い時代>を過ごす人には,ちょっとどうかと思う花言葉もあった。
04/05/14(金)
明大中野校中学生対象の,試験対策の理科の授業を行った。当たり前のことなのだが,試験範囲の内容を学習する。ところが,中学二年生は予定していた教材を半分ほど終わらせた段階で,それ以降のプリントは,まだ学校でやっていない。さらに,それが試験範囲になるとも限らないと言う。試験範囲は自分たちで決めること,と学校の先生に言われたらしい。そんなことがあろうはずもないと思ったのだが,一学年上の中学三年生は,二年生担当の先生ならあり得るかもしれない,と言っていた。何とも対処しにくかったが,範囲の分かっている問題の反復練習をした。
04/05/13(木)
明日の授業の教材の準備をした。高校三年生の数学では,いま複素数平面を勉強している。この分野は,高校二年生以下の新課程ではカットされているため,教えるのは今年いっぱいになる。新課程でカットされている部分はいくつもあるが,一単元丸ごとカットされているのは他にはない。今後,複素数平面は理系の学部に進学し,大学で選択しないと学ばなくなってしまった。一昔前には,空間図形もあったのだが,高校の図形的な分野の減少の加速は緩まない。
04/05/12(水)
授業で教室に入ると,机の上にビニール袋に入った白い平べったいものが置いてあった。生徒に何かと訊いてみたところ,学校の家庭科の実習で,モチを作ったらしく,その余りを持ってきたと言った。米から作ったのではなく,小麦粉から作ったらしい。モチだけ作ったわけではなく,他にもいくつか作ったようだ。余ったモチは,あまり美味しくないらしく,生徒が飲み終わったペットボトルの容器で何度もたたいていたので,せっかくだから焼いて細かくしてからハトにでも上げたらどうかと言った。
04/05/11(火)
小学生の娘さんを持つ英語の先生の授業があった日のこと。「先生,これ娘からの手紙です」と,一枚の折り紙をもらった。犬の顔を形取って,絵が描いてあった。開いてみるとかけ算の問題が五題ほど書いてあった。問題の最後に,「ぜんぶできればすごい!」と添え書きがしてあった。学校でかけ算を習っているようだ。さすがに間違うわけにはいかないのだが,ただ単に答えを書くのも芸がないと思った。どうしたものかと思案した結果,丸い色つきのシールを貼って,その上から答えを書いた。それを見た数学の先生が,「同じ数字のところは同じ色にすればよかったんじゃないですか」と。そこまで気を回す余裕がなかった。おしい!
04/05/10(月)
八王子教室が入っているビルには,二つほど上の階に格闘技系のジムが入っている。夕方からの早い時間帯には小学生が来て練習に励んでいる。プロの選手もいるようで,格闘技に詳しい生徒の中には,知っている選手もいるらしい。ある日のこと,授業を教えに来た先生が階段を上るところを,大学の後輩が見ていたらしい。後日,大学で「先輩は体も鍛えているんですか」と言われた。どうやら,ジムに行っているものと誤解されたようだ。
04/05/09(日)
出雲市で,今年一月に小・中学生対象に,学習に関するアンケートを行った。平日の自宅での学習は,小学生においては多くの児童が勉強する時間を取っているようだが,中学生は約4分の1の生徒は全く勉強をしていないという結果が出ている。一方,親が計画的に勉強するように希望している割合は,全体で約70%である。結局,親が「勉強をやりなさい」と言っても,子供にはそれが伝わっていないのが現状のようだ。
04/05/08(土)
自宅で部屋の整理をしていたところ,近所の文具店のチケット券が出てきた。金額としてはわずかだったが,せっかくなので店に寄って物色してきた。店内をゆっくり回ってみると,学校などでよく使う教材用の文具が置いてあるコーナーがあった。その一角に,何種類かのダイスがあった。小さなものから,やや大きめのもの,八面体のダイスもあった。小さい方から二番目の普通のダイスを二個買った。深い緑色と紺色で,どちらも目の部分は白く塗られている。そのうち,数学の授業で使うことだろう。
04/05/07(金)
東中野教室に来ている明大中野校の生徒達は,もうすぐ中間試験を迎える。16日の日曜日には数学特訓が控えている。毎度のことながら,その準備に追われる日々が続いている。準備をしながらも,新課程である高校二年生の教材が足りない,と数学の先生から催促されたりもする。連休中に少し作ろうかと思っていたのだが,それもできなかった。そのツケが今になって回ってきた。生徒よりも一足先に,試験前の苦しみを味わっている。
04/05/06(木)
塾の郵便受けに,近所の喫茶店のチラシが入っていた。喫茶店だけれども,弁当の配達をしてくれるところだ。一見,なんてことのないメニューのようなのだが,よく見るといくつも不思議なものがあった。『鶏の赤ワイン』とか,『令豚シャブ』など。鶏の赤ワインは鶏の赤ワイン蒸しを省略したものだろうか。それを見た生徒は,鶏から出るワインでしょうか?などと冗談を言っていた。令豚シャブは明らかに『冷』の変換違いだろう。その他にもいくつか変なところがあり,あまりワープロを打ちなれていない人なのだろうかと,勝手に想像してみた。チラシ一つで盛り上がれるのだから,ヒマであり平和なのだろう。
04/05/05(水)
四月中はかなり暑い日があったのだが,ここ数日は涼しい日が続いている。これが平年並みなのかもしれないが,一度暖かくなっただけに,逆に寒くさえ感じる。沖縄では早くも梅雨入りしたようで,東京の五月のさわやかさとは異なる。梅雨明けも六月下旬頃が予想されている。季節がひと月ほど先行している。
04/05/04(火)
連休中は普段なかなか出来ないことをやろうと予定していた。部屋の整理と,パソコンの整理だ。それと読みたかった本を買って準備しておいた。前の二つは,少しずつ時間を掛けて整理していった。特に部屋の整理は,次のまとまった休みがお盆の頃になり,暑い時期にやる羽目になるので,今回片づけてしまおうと思っていた。本はあまり読めていない。今日と明日で,少しでも読んでおこう。
04/05/03(月)
連休中にラジオを聴いていると,かなり頻繁に道路情報が流れてくる。どの高速道路も渋滞が出ているようで,運転中のドライバーにとっては辛いことだろう。同乗者がウトウトとしてしまうと,なおさら耐えるのは大変なもの。そういった時は,いったん休憩するのがいいのは当然のことなのだが,サービスエリアが満車の場合など,入るだけでも一苦労する。いずれにしても,安全運転で帰路につくことが一番。
04/05/02(日)
近所で買い物をしていると,105円でスリッパを売っていた。車で通りすぎようとしていたのだが,あまりの安さに寄ってみた。東中野教室ではスリッパに履き替えて,生徒も先生も上がってもらっている。スリッパの種類にもよるのだが,耐用年数は短いもので数ヶ月,長いものでは五年を有に超える。それでもさすがに105円は魅力的な額で,とりあえず二足だけ買ってみた。連休明けに試してみようかと思っている。
04/05/01(土)
仕事場の近くにある床屋に行ってきた。仕事前で時間がなかったことと,以前から気に掛かっていた店があったのでそこへ行ってみた。カット専門の床屋だ。カットしかしない。店に入ると,女性二人でカットしていた。最初に券売機で券を買い,しばらく待ってから順番が来た。店のガラスに書いてあったとおり,カットは10分ほどで終了した。カットしてくれた女の子は以前は美容院で働いていたらしい。そのため,普通の床屋とはカットの仕方が違う,と言っていた。確かにハサミの使い方は,今まで行っていた床屋とは違っていた。入り口近くの壁には,逆回転時計が掛けられていた。鏡を通してみると正しく回転して見える。
04/04/30(金)
今日は休講日であったが,八王子教室で高校三年生の理系の生徒対象の数学特訓を行った。明日,学校で定期試験があるため,生徒の希望によって行うことにした。学校で配られたプリントを中心に,午前10時から始め,昼食を挟み午後6時頃まで続いた。理系ということもあるのだが,問題量はそれなりに多い。それが理系の宿命なのかもしれないが,難しくなるのはこれからだ。そういったことを苦と思わず,楽しみに出来るようになれば,理系としてはホンモノになってくるだろう。
04/04/29(木)
ゴールデンウイークに入った。もっとも,明日が平日であるため,まだ始まったという
実感は湧かない。実際に,明日も明後日も高校三年生は授業がある生徒もいる。一般受験をする生徒にとっては,この連休中に遅れを取り戻そうとしているかもしれない。
04/04/28(水)
連休前の授業を行った。高校三年を除くと,どの学年も連休中に宿題が出されるようだ。高校一年生の数学の授業では,今日やる予定のプリントがあった。授業を始めようとしたところ,生徒の一人が宿題プリントを机の上に出していた。見てみると,予定していた問題と重複するものがあった。しかも,かなりレベルの高いものもあり,生徒が自力で解くにはちょっと困難と思われる問題もいくつかあった。宿題をやりながら,予定していた授業内容もやれるということで,宿題のプリントをやることにした。難しいものばかりを取り上げて,少し解説を加えてから解かせた。連休が始まる前に終わらせてしまおうという生徒の意気込みも手伝って,当初予定していたよりもたくさんの問題を解けたことに,生徒も満足していたようだし,教える方としてもうれしい誤算となった。
04/04/27(火)
今日の日中は春の嵐が吹き荒れた。瞬間的にはかなりの風速を記録したのではなかろうか。停車中の電車の中まで雨が吹き込んできて,ドア付近に座っていた人はそれをよけていた。傘をさしても横なぐりの雨であまり役に立たない時間帯もあった。そんなにすごい天候にもかかわらず,何を思ってか湯島聖堂に行ってきた先生が一人いた。当然のことだけれども,他にはほとんど人の姿は見られなかったらしい。それにしても,こんな日にわざわざ行くこともないのに,と思った。
04/04/26(月)
政治経済を教えている先生が,一冊のノートを見せてくれた。この一年間で書きためた,さまざまな雑学的な知識を,ことあるごとに記してきたものだ。いわゆるトリビアものもあるが,その量は相当なもの。本人はあまり役に立たないことばかり,と謙遜しているが,何にでも好奇心を持つことは悪いことではない。そこから新たな発見や,思ってもみなかった自分の興味のありかをみられるかもしれないのだから。
04/04/25(日)
イベント好きの八王子教室の前の西放射線通りで,また催し物が行われている。しかも,別々の催し物を同時に行っている。八王子駅に近いところでは,‘アート・ムーチョ’というイベントで去年に引き続き賑わっている。おそらく美大生,あるいは趣味でやってる人たちが中心だろうが,絵やオブジェを作り,それを展示販売している。もう一つは,塾のちょうど前あたりで行われているのだが,‘花と緑の街づくりフェア’というものが催されている。こちらの方が年齢層は上になる。それにしても,同時に二つの催し物とは華々しい。けれども,鳴り物があるわけではないので,うるさくならないのが救われる。
04/04/24(土)
生徒の一人が,いわゆるウォークマンを持ってきた。カセットテープで再生するやつだ。今どき珍しいので,パソコンで使っているスピーカーに繋げてみた。小さい音ながらもそれなりに聴けた。カセットテープ自体,最近ではMDに押されて店では隅の方に追いやられてしまっている。ほとんどの生徒や先生がCDやMDで携帯するのが当たり前になった今,なんだかちょっと昔に戻ったように感じた。そのウォークマンは,近所の電気店で450円で買ったそうだ。
04/04/23(金)
高校三年生の数学の授業あとに,大学のセンター入試の過去問を生徒に解かせてみた。受けてもらった科目は文系の生徒は日本史もしくは政治経済,理系の生徒は化学だ。明大推薦テストのことを考えて受けてもらった。社会や理科は自分で受験科目が選択できるのだが,どの科目が自分にとって適しているか考えさせるために受けさせた。結果はまちまちで,七割近く取った生徒もいれば,すっかり忘れていて解けない生徒もいた。また,どの分野が得意かあるいは苦手かということも認識できた生徒もいた。大切なことは,早い段階で自分の力を知っておくことだ。
04/04/22(木)
学生の先生が授業の準備をしにやって来た。準備をしながらも,大学のレポートのことでブツブツ言っていたので,話を聞いてみた。政経学部に所属している彼は,塾の卒業生でもある。地域行政に関わる授業のレポートのようだが,書かなければならない枚数を聞いてびっくりした。字数が指定されているらしく,全部で20,000字書かなければならない。半分までは出来上がっているようだが,残りを明日までに仕上げなければならないらしい。10,000字は原稿用紙で25枚分。一時間で3枚書けたとしても8時間以上はかかる。果たして終わるのだろうか。
04/04/21(水)
塾の案内や説明会の資料などは,小冊子にして作っている。二つ折りにして,真ん中をホチキスで留めるようにしている。今週土曜日に予定している,八王子教室の高校二年生保護者対象の進学説明会の資料を作った。この資料は,塾の案内よりページ数があり,ホチキスで留めようとすると,針が通らないこともしばしば。タテヨコホチキスという特殊なものを使って留めている。針は普通のホチキスと同じ10号のものなのだが,もう一つ大きい針が使えると良くなるはず。ただ,タテヨコホチキスでは10号以外の針のものは,通常では販売していないのか,今のところ売っている店は見つかっていない。
04/04/20(火)
最近は季節はずれの陽気が続いている。今日は,その最たる一日だったかもしれない。
塾にやって来る生徒も先生も,「暑い」と言いながら入って来る。静岡では30度を超えたらしい。学校で部活をしてきた生徒は,体育館は蒸し風呂のようでした,と言っていた。フェーン現象によるものだったようだ。もうしばらく,この暑さは続くらしい。いったい,今は何月なのだろうかと思ってしまう。
04/04/19(月)
新しい学年になってから,そろそろ二週間が経つ。生徒にとっても,学校のクラスに慣れる頃だろう。年度替わりには前年度からの引き継ぎや変更が必要だが,それもほぼ一段落した。気に掛かっていることは教材作成。去年は主に新課程になった数学ⅠとAの教材,それから物理も作成した。今年は,数学ⅡとBが新たに加わったため,その作成は急がれる。中間試験くらいまでの教材は作ってあるのだけれども,そこから先はまだなので,少し焦っている。ゴールデンウイーク中は,学校の授業もほとんどなくなり,その間に作ろうかと考えている。もっとも,日々作成できればそれに越したことはないのだが,どうしても目の前の仕事をやらざるを得ないのが現実だ。
04/04/18(日)
ワープロソフトを買ったときに,アンケートに答えた。そのお礼なのだろうか,景品が送られてきた。ガラス製のチェスのセットだ。石英ガラスで出来た,小さなコマと小さな盤だ。チェスのルールは知らないのだが,この機会に覚えてみようかと思っている。パソコン関連では,ネットでもはがきでもアンケートに答えると,こういった見返りが多いように思う。
04/04/17(土)
歯の詰めものが取れたので,掛かりつけの歯医者に行ってきた。突然予約を入れたので,混んでいる時間帯になってしまった。受け付けをすませ,待合室の椅子に座ると,周りは主婦らしき人やお婆さんがいた。診察室から出てくる患者も女性ばかりだった。順番が来て診察室に入ると,医者も歯科助手も全員女性。院長は男性であったのだが,ちょうどその時間帯は別の場所にいたようだ。結局,最初から最後までその歯医者に居たのはすべて女性だった。何とも不思議な空間だった。待っていたときに,コンビニの店員が雑誌を届けに来たが,その店員も女性だった。
04/04/16(金)
日本と中国,韓国の高校生の英語力を調べるテストがあった。それによると,日本は書くことが得意で,読むことと聞くことは苦手であるようだ。日本の英語教育が文法中心であることが結果として現れたのだろう。ただ,必ずしも会話が出来ることが最もいいとは言い切れない。海外旅行以外での日常で,英会話をすることは稀で,それよりも英語の文書に触れる機会の方が多いだろう。大学に進学して,専門書を読むときなど,会話が出来るよりも読む力の方が必要になろう。でも,その読む力も三カ国中最下位だった。
04/04/15(木)
そろそろ新しい教科書も揃ってきた。昨日は東中野教室,今日は八王子教室の教科書を書店からもらってきた。本の重さはかなりのもので,両手いっぱいに持てるぎりぎりの量となった。持ち帰って並べてみると,それほど多いようには思えない。でも,実際に持ってみるとやはり重たい。生徒が試験前に教科書を鞄いっぱいに詰め込んでいるのを見ると,確かに重そうに見える。紙は水と同様に,見た目よりも重いのかもしれない。
04/04/14(水)
高校一年の数学の授業を行った。ここ数年は,あまり下の学年の授業を持っていない。主に高校三年の授業を担当してきたので,一年生の授業は新鮮に感じる。授業を受ける生徒もまだまだ緊張感があるので,教える方にもそれが伝わってくる。授業の途中,学校の身体測定の話になった。この一年間でどれくらい背が伸びたか,男子にとって最も興味のある数字だろう。8cmも伸びた生徒がいて,それを聞いた他の生徒が,「中学のときは13cm伸びました」と負けずに言ってきた。勉強もそうだけれども,この年齢は体の成長も驚くほど速い。何ともうらやましい限りだ。
04/04/13(火)
確率の授業をしているときに,宝くじの話題になった。生徒に宝くじを買ったことがあるのか訊いたところ,未成年なので宝くじは買えませんとの返事。未成年が宝くじを買ってはいけないということを初めて知った。パチンコや競馬などがいけないのは常識なのだが,宝くじまで制限されているとは意外だった。そう思い,授業が終わってから調べてみると,どうやら生徒の思い違いだったようだ。国内の宝くじの購入者制限はないようだ。ただ,未成年への販売を控えているところはある。
04/04/12(月)
八王子教室の新しいエアコンの工事があった。今回は同時に二台買った。工事業者の人が三人来て,昼過ぎから作業は始まった。教室は五階建ての三階にあり,室外機は屋上に設置することになった。配管延長は二台合わせて延べ28mにもおよんだ。古いエアコンをはずし,壁の外への配管や,それを屋上まで持って行くなど,作業は難航した。今まであったエアコンの配管の穴が使えず,窓にパネルをはめるなどもした。すべての作業が終了したのは午後三時過ぎだった。三人でやったのでその程度で済んだと業者の人は言っていた。夏が近づき,シーズンになると一人で全部やることもあるらしい。新しいエアコンはさすがに効きはいいし,見た目も今までのとは比較にならないほどきれいで,いかにも新品といった感じがする。
04/04/11(日)
昼と夜の温暖差が激しい。冬が終わり春になり,順番では次は夏になる。ついこの前まで,冷え込みが激しく二月並の陽気だったが,今日は春を越え初夏の陽気になった。春なのに冬のような日が来たり,突然夏のようになったりする。この時期,昼は冷房がかかり,夜には暖をとりたくなったりする。春と夏の間の名前のない季節がもうすぐやってくる。
04/04/10(土)
来週月曜日から,塾の新学期が始まる。その直前の今日は,生徒と先生への連絡の対応に追われた。生徒は学校の授業や部活などで,予定していた曜日や時間で不都合が出たりする。先生にしても,似たようなことがある。そういった連絡をすべて行い,調整をしなければならないのがこの時期だ。特に,新年度は最もそういったことが多い時期。今日一日だけでも,メールでのやりとりは50件くらいになったことだろう。数える気にもならない。でも,今はメールでかなりの数の連絡が取れるだけまし。一昔前はどうしていたのだろうと,ふと思った。
04/04/09(金)
夕方,部活が終わった高校三年の生徒が成績表を持ってやって来た。早速,塾で作っている成績表を作成してみたところ,成績優秀に相当する点数だった。成績優秀賞は,各学期末もしくは学年末試験を対象にしている。賞として図書券を贈呈しているのだが,成績表の提出期限も決まっている。その締め切りが明日になっている。学年末は年間合わせての成績で決まるのだが,彼の場合三学期の成績が良かったらしく,「三学期だけの成績表は無いんですか」と訊いてきた。残念ながら,学校が三学期のみの学年全体の成績分布表を配布していないので,それは作成できないと話した。今回の結果に満足せずに,次回はもっと上を狙うつもりでいきます,と言っていた。
04/04/08(木)
今年卒業したばかりの生徒がやって来た。大学の入学式帰りだった。入学式は長く感じたらしく,退屈したようだった。入学式のあとにガイダンスがあったらしい。大学周辺のいろいろな店の案内が載っている小冊子をもらったのだが,彼は地元だけにあまり必要はなさそうだ。地図と店を見比べると,こんな店まで紹介するものなのか,と思った。キャンパスではいくつものサークルの勧誘や,デモンストレーションをやっていたらしく,高校とは違った華々しい大学生活が始まりそうで,なんだか楽しそうだった。
04/04/07(水)
この春は新しいエアコンを二台買った。ヨドバシカメラのサイトから,通信販売の形式で購入した。支払い方法は銀行振込やクレジットカードを使うなど,何種類かあったのだが,一番手軽で手数料もかからないコンビニ決済を選んだ。その支払いを先日済ませた。ローソンにあるロッピーという機械で,指定された番号や必要事項をインプットすると,レシートのようなものが出てきた。それをレジに持って行き,普段の買い物と同じように現金を支払えば終了する。いたって簡単だった。ただ,コンビニで20万円以上の買い物をする人は珍しいのではなかろうか。
04/04/06(火)
今年大学二年になるOBがやって来た。大学でガイダンスがあったらしく,成績表を持ってきた。ほとんどが優のすばらしい成績で,高校時代から変わらないな,と思った。どういう訳か,大学では所属していないサークルのホームページ作成を頼まれて作っているらしい。ふつう,ホームページを作るときは,それ用のソフトを使うものだが,彼女の場合タグだけで作っている。今時珍しい強者である。サイトの性質上,あまり派手に作れないようなのだが,ちょっと地味すぎるので,壁紙だけでも少しいじったらどうかと,先日メールをもらったときにアドバイスをした。その話をすると,「ちょっとだけ色が付いているんです」と言った。確かによく見ると,うっすらと色が付いているのが分かった。頼まれたものだけに,自分の好きに出来ないところは辛いだろうけれども,頼られるのだから人徳と思えばいいのかもしれない。
04/04/05(月)
通勤の時に,小学校の入学式があったらしく,おめかしをした子供と若い母親や父親とすれ違った。中にはビデオカメラを片手にリュックを背負い,子供と手を繋いだ父親もいた。満開の桜は過ぎてしまったけれども,葉桜になる前の微妙なコントラストを描いた桜の木の下を,何組もの親子が通り過ぎていった。
04/04/04(日)
明大中野八王子校吹奏楽部の定期演奏会に行ってきた。これまでも,文化祭で何度か演奏を聴いたことは有ったのだが,演奏会に行ったのは初めて。会場に行って受付を済ますと,去年の卒業生がそこにいた。吹奏楽部のOBだ。会場に入り,席に着こうとすると,3つ先の席に,またもや卒業生がいた。彼女も吹奏楽部のOBだ。演奏が始まると,ビデオで撮影している父兄が目立った。おそらく子供が演奏しているのだろう。膝をたたいてリズムを取る人や,演奏している方に向かって何度も合図を送っているお父さんの姿が印象的だった。文化祭と違い,定期演奏会は演奏する曲も多く,テンポのいい曲や,じっくり聴かせる曲など多彩だった。全員での演奏もよかったのだが,今年卒業する生徒と顧問の先生による曲は,さすがに最上級生という演奏を聴かせてくれた。演奏前に指揮者である顧問が生徒に起立を促すと,全員が立つ姿は凛として緊張感が伝わってきた。八王子駅から少し距離のある静かな街中にあるいちょうホールでの定期演奏会は進んでいった。
04/04/03(土)
大学生の学費や生活費の一年間にかかる費用のことが新聞に載っていた。平均では年間約200万円かかる。国公立か私立,あるいは自宅か自宅外で差が出て,国立で自宅通学と私立で自宅外通学では倍以上の差が出る。二年前の前回調査より,生活費は一割ほど減少したらしく,学生生活にも不況の波が影響しているようだ。そんな中,携帯電話やインターネットの接続費用などは伸びている。
04/04/02(金)
新しいエアコンを買いに行った。ヨドバシカメラのネットサイトで金額を確認して行ったところ,店頭よりネットの方が5,000円も安いことが分かった。商品の説明を聞き,その製品で大丈夫なことを確認した。念のため在庫を訊いてみたところ全店であと9台しか残っていないとの返事。値引きのキャンペーンもあと二日を残すのみとなり,急いだ方が良さそうだった。すぐに同じヨドバシの店舗のパソコン売り場に行き,ネットにつながっているパソコンを探した。すぐに見つかり,購入の手続きをその場で済ませた。かなり安い買い物が出来たと思う。最近はさまざまなものを通販で買ったが,パソコンを除くとこれだけ高額の買い物は初めて。
04/04/01(木)
春期講習は今日でいったん終了した。けれども,個人指導の授業などはまだ残っていて,しばらく講習は続く。学校で宿題がたくさん出ている学年もあり,その進み具合も生徒でそれぞれだ。早い生徒はほとんど終わらせているのだが,まだ半分以上残っている生徒もいる。春期講習のクラス授業は今日までだが,宿題をやりに来るように伝えた生徒もいた。
04/03/31(水)
教科書の改訂による,教科内容の見直しが行われる。今回も理系教科でそれが顕著のようだ。ゆとり教育から一転して学力低下を危惧しての措置のようで,よく言えば早い対応。悪く言えば,見通しの悪い指導要領だった。それでも,見直しは現場の声が幾分でも反映しているので,評価に値する。「発展的学習」として扱われる分野が大部分のようだが,その扱い方によって,学校教育の現場での取り上げ方も多様になるだろう。基本的には入試問題として扱われないようになっているのだが,結果的にはそういった分野も取り上げられることだろう。それに対応できる準備が必要になる。
04/03/30(火)
メジャーリーグの日本での二度目の開幕戦が行われた。ヤンキース-デビルレイズ戦。試合前のセレモニーや,試合進行などアメリカで行われる雰囲気に,オープン戦よりは幾分近いように思えた。このあたりが,日本のチームと行う試合と違うところか。松井選手は第一打席でいきなり二塁打を放ち,去年のメジャーデビュー同様,勝負強さを発揮した形になった。試合はヤンキースがリードされたまま,松井選手の目前,ジータ選手が凡退して終了した。観客のため息の中,勝利監督インタビューとヒーローインタビューが始まった。このあたりが日本式か。ただ,折角日本まで来て活躍したのだから,インタビューに対してもう少し暖かい拍手が有ってもよかったと思う。試合後受けていた記者のインタビューでは,松井選手のかなり悔しそうな表情が印象的だった。そういった意味で,明日の試合が楽しみになった。
04/03/29(月)
今日から春期講習の後半が始まった。新中学一年の英語の授業もあり,英語に初めて接していた。アルファベットを覚えるために,先生がABCの歌を歌っていた。一緒に歌おうと生徒に勧めると,生徒は恥ずかしそうに小さい声で歌っていた。これから少なくとも六年間は英語と向き合わなければならない。いいスタートが切れる春になって欲しい。
04/03/28(日)
ヤンキースと巨人の親善試合が行われた。トーリ監督の計らいで,松井選手が四番に座った。一昨年までのチームメートを相手に,最初の打席でいきなりホームランを打った。そういった星に生まれたのかもしれないが,ここぞという時に決めるのだから大したものだ。松井選手が打席に立つと,ジャイアンツファンが応援するあたりが印象的だった。ヤンキースの攻撃のイニングでは球場が静かになっていたのは,大リーグの雰囲気のように感じたが,どこか違ったようにも感じた。日本式の応援をメジャーリーガーはどう受け止めたのかと気になったが,インタービューに淡々と答えていたのも印象的だった。
04/03/27(土)
春期講習の前半が終了した。毎年のことなのだが,この時期に塾のOBの先生がやってくる。今年も例外ではなく,今日もこれから繰り出すことになった。明日は中休みなので,それなりに盛り上がるとは思う。それでも春期講習はまだまだ続くので,適度に楽しもうかと思う。
04/03/26(金)
春期講習で,いくつかの個人指導の申し込みがあった。担当教科の先生の手配をして,生徒と先生とのスケジュールを合わせた。また,どういった内容の授業を希望して,それを先生に伝えたりするなど,何人ものスケジュール調整をしなければならなかった。講習中なので,先生方が揃っているので比較的スムーズに運んだ。講習中は毎度のことながら,今回は少し込み入った組み込みとなった。
04/03/25(木)
今日初めて授業を受けに来た生徒がいた。本当なら,昨日から受講する予定だったのだ
が,塾までの道が分からなかったため帰ってしまった。そのことを訊いてみたところ,塾のすぐ手前まで来ていたことが判明した。ほんのあと10メートルも進めば,そこに塾があっただけに,惜しいことをしたし,気の毒に思った。きょうは,第一教育センターのホームページにリンクしてある地図を印刷して,それを見ながらやって来たようだ。無事たどり着いてよかった。
04/03/24(水)
春期講習が開講した。塾にとっての新学期の日。生徒全員が一学年上がり,新しい勉強のスタートを切った。また,長いようで短い一年が始まり,生徒はもちろん,先生も気持ちを引き締めて行かなければならない。この春期講習から受講し始めた生徒もいるのだが,初日ということで緊張したことだろう。いずれにしても,みんな新しい環境での生活が始まった。
04/03/23(火)
昨日に引き続き,今日は東中野教室で年度末の面談を行った。昨日同様,直接の面談担当はしていなかったのだが,予定していない学年の生徒が親と共に来たり,塾を初めて訪れた父兄などがいて応対に追われた。成績表を作成したり,面談に加わったりとするなど,これならいつも自分が面談を担当しているときの方が楽なくらいだ,と思った。それもそのはずで,他の先生に面談をお願いしているときは,同時にいくつもの面談が進行するのだから当然かもしれない。いずれにせよ,大半の面談は終了してちょっとだけホッとした。
04/03/22(月)
今日と明日は期末面談の日。今日は八王子教室で行った。例年,この時期の面談は担当している先生に行って頂いている。いくつもの面談が同時進行するので,その合間を縫って話をする。途中から入る場合は,その前の話の流れを壊さないように気をつけている。毎年そうしているのだが,なかなか難しい。出来る限り多くの保護者の方と話をしたいと思い,焦ってしまう気持ちを抑えながら,じっくりと面談に臨むようにしている。
04/03/21(日)
近所のスーパーに買い物に行った。店に入ると元気そうな店頭販売の女の子の声が聞こえてきた。一回り店の中を回ると,その女の子の所にたどり着いた。新商品のビールのキャンペーンをしていた。そばを通ると「どうそ」と勧められた。車だからと言うと「すみませんでした」とやはり元気な声で言ってきた。もともとビールも必要だったので一ケース貰うというと,「6缶の方ですか」と訊いてきたので,24缶の方だと言った。するとその子は少しうれしそうに「そんなにですか」と言った。寒い日だったので,あまり売れなかったと言いながら,販促品のクーラーバックを8個もくれた。バイトをしていた女の子は,おそらく女子高生だろう。塾に来ている生徒と同世代だ。
04/03/20(土)
今年の春は,風の強い日が多いように感じる。この一週間だけでも嵐のような日が二日はあった。深夜から午前中にかけて風が吹き,窓ガラスをかなり揺らしたりする。まるで風台風でも来たのではないのかと思ってしまうほど。確か,何処かの地域では,三月の最大風速を観測したと報道されていた。もう少ししてからまた同じように風が吹けば,桜にも影響が出てしまうかもしれない。昨日と今日は寒の戻りか,冷え込んでいる上に冷たい雨が降っている。
04/03/19(金)
仕事に出かけるときのこと。家の近くでは,よそ行きの服を着た夫婦や母親が目についた。近くの中学校で卒業式があったのだ。その中学は母校でもある。校門には「第36回卒業式」と書かれた看板が出ていて,卒業生らしき生徒が思い思いに佇んでいた。ずいぶん昔,同じように友達と写真を撮っていたことを思い出した。卒業生を送り出す先生の姿も見えたが,さすがに知っている先生がいるはずもなかった。今日は公立中学の卒業式の日だったのか,その後もいくつもの卒業式帰りの生徒の姿を見た。
04/03/18(木)
サッカーのオリンピック最終予選の最終戦が行われた。日本-UAE戦と同時に,バーレーン-レバノン戦があった。オリンピックに出場するためにはこの二戦の行方によって何通りもあり複雑だった。けれども,そんな心配をよそに日本がUAEを圧倒して出場権を勝ち取った。サッカー以外にも,オリンピックに関するニュースが連日あり,いよいよオリンピックが近づいてきたのだと実感する。
04/03/17(水)
今日も何件か電話をした。試験の結果が帰ってきている時期で,出来について訊いてみた。生徒それぞれ,悲喜こもごもであるのは毎度のこと。全員が良い結果が出るのが好ましいのは言うまでもないが,そうはいかないのが常である。それでも,中には成績が飛躍的に上がった生徒もいて,電話口の母親の声が弾んでいるのがよく分かった。こういったケースはこちらも話しやすい。その逆ももちろんある。この場合は,こちらの声も少し沈んでしまう。いろいろだ。
04/03/16(火)
春期講習のことで生徒の自宅に電話をした。昼間だとなかなかつかまらないので,電話をするのはどうしても夜になる。ケータイを持っている生徒はメールでも構わないのだが,講習のことなのできちんと自宅に電話を掛けたいと思った。さて,電話をするタイミングを今日は少し気にしてしまった。特に男子生徒に電話をする場合。なぜなら,今日はサッカーのオリンピック最終予選が行われていたからだ。見ている最中に塾からの電話などきっと欲しくないだろうと気をつかった。試合の結果は日本が勝ち,出場できるかどうかは最終戦に持ち越された。あさっての試合は見たいけれども,どうやら仕事に追われそうだ。ガンバレU-23。
04/03/15(月)
今日は八王子教室で授業が一つだけあった。この時期は年度末と春期講習のはざまで,授業自体は比較的少ない。残っている授業の補講を主にやっている。普段だと,平日の月曜日にはレギュラーの授業がある。ところが,今日のレギュラー授業はすでに試験前に終了している。その授業があると勘違いした生徒がやってきた。この生徒には気の毒だったが,授業がないことを話した。一方,補講を行うはずの生徒が来なかったので電話をしたところ,すっかり忘れてしまったらしい。この授業は明日行うことになった。来るべき生徒が来なく,そうでない生徒が来てしまう。ちぐはぐな日になってしまった。
04/03/14(日)
アテネオリンピックの女子マラソンの最終選考レースがあった。少し高い気温になったものの,例年より風の影響は少なかったようで,後半にタイムが伸びた。いったんリードを許したものの,終盤の驚異的な追い上げで土佐選手が23分台の記録で優勝した。最終選考は明日行われる。選考基準の中には,オリンピックでメダルを取れる選手というものがある。これまで何度ももめたことのある女子マラソンの選考。今回もそれが避けられないのは必至で,明日の選考会の結果はいろいろな波紋を呼ぶことになるだろう。
04/03/13(土)
JR東日本でダイヤ改正が行われた。駅には新しい時刻表が張り出され,改札にはポケット時刻表が置かれ,そこに乗客が集中したりもする。ダイヤが改正されると,それに併せて乗り換え案内をネット上でサービスしているサイトも一斉に直される。直す量は膨大なものになるのだろうが,即日修正されるあたりはさすがだ。
04/03/12(金)
今年は暖かくなったかと思うと,翌日には急激に冷え込んでしまう日がよくある。昨日,八王子は25度を超える夏日になった。三月なのに夏日というのは,なんだか季節感を感じられない。確かに昨日は暖かいと言うよりは,少し暑かった。乗った電車では,ほんの少しだけれども冷房が掛かっていた。今日は平年並みに戻ったようで,夜はコートがないとちょっと寒いかもしれない。
04/03/11(木)
春の風は,嵐のような激しい天候となった。雨は降らなかったけれども,風の強さはかなりのものだった。そんな中,東中野教室では年度末の慰労会を行った。一年間の労をねぎらって行うのだが,今回は去年大学を卒業した英語の講師で,塾のOBも来てくれた。
04/03/10(水)
町中でちょっと違和感のあるものを見ると,何だろう?と思うのは誰でも同じことだろう。小学生が使っているであろう鞄が,歩道に投げ出されたような状態で置いてあったのを通勤途中に見た。回りには人影が見あたらなかった。何だろう,変な事件に巻き込まれていなければいいけれど,と思いつつ見ていた。最近,物騒な事件が多いだけに気がかりではあった。すると,どこからか現れた小学校高学年の女の子がそれを持って走り去って行った。まさか,鞄を丸ごと落としたのではないだろうにと思いつつも,ちょっとあっけにとられた。でも,何事もなかったようで良かった。
04/03/09(火)
仕事の前に床屋に寄ってきた。少しだけ待ってから順番が来た。刈り始めてからしばら
くすると,次の客が席に着いた。「どのようにしましょうか」と訊かれたところ,「前は3ミリ後ろは1ミリ」と答えていた。‘たったの1ミリ’などと思っていると,その次の客は「2ミリだけ刈ってください」と言っていた。それほど短い刈り方だと,すぐにまた床屋の世話になることだろう。そういう刈り方が流行っているのだろうか。それほど髪型に気を遣っているということだろう。
04/03/08(月)
国立大学の二次試験は前期が終わり,今週末に後期試験を残すのみとなった。東京大学の数学の試験では,今年も円周率に関する問題が出題された。これは,去年に続くもので,小学校の指導要領で円周率が3になったことに対する批判を込めているのではないか,と報道されていたように記憶する。去年は円の面積に関するもので,今年は球の体積が取り上げられた。問題の真意はともかく,こういったこだわりは有っていいものだと思う。
04/03/07(日)
昨日,大学時代の旧友と飲んだ。数年ぶりに会うのだが,学生のときに何度も飲んだことのある友人だったので,久しぶりに会うという感覚はなかった。昔話もけっこう話したのだが,自分でさえ忘れていた昔の自分の言葉を友人が覚えていたりして,そう言えばそんなことも言ったのだと,懐かしいものに出会ったような気がした。
04/03/06(土)
以前と比べて,メールによる問い合わせや講習の申し込みが増えた。当然のことだがメールは毎日チェックしている。必要なものは返事を送るのだが,帰宅してから送ることもある。そういう場合は深夜に送ることになる。電話と違って,遅い時間に送れるのがメールのいいところだが,真夜中に送るときは何となくためらってしまうこともある。
04/03/05(金)
先日卒業式のあった明大中野八王子高校の生徒が,学校の新聞を持ってきた。進学実績などとともに,部活や委員会で活躍した生徒の名前が載っていた。その中に,三カ年・六カ年の皆勤賞・精勤賞というのがあった。見てみると,塾に来ている生徒の名前がいくつもあった。そんなに長い間,学校を休まずに通っていたのだと思うと,よく頑張っていたのだと改めて感じた。生徒だけの努力ではなく,母親の助けが大きかったことだろう。そう言えば,彼らは塾の授業もほとんど休んだことがなかった。
04/03/04(木)
今年の卒業生が来た。四月から行く大学から課題が出されたようで,その解らないところを訊きに来た。高校の内容の数学と物理だった。数学のレベルは教科書程度のものだったが,物理は少し難しいものも入っていた。見たことがあるような問題があったので,塾にある問題集を見たところ,国立大学の二次試験の問題とほぼ類似していた。大学としては,入学してくる学生の基礎知識の定着を図っているのだろう。
04/03/03(水)
火星にかつて,水が存在していたことを示す証拠が得られた,というニュースがあった。今のところ,生物が存在した痕跡は確認されていないらいしい。けれどもNASAによると,過去に生物の進化に適した環境があった可能性があるらしい。地球外生物はまだ確認されていないのだが,これだけ広い宇宙空間に,地球だけしか生物が存在していないこと自体考えにくい。きっと,近いうちに新たな発見があることだろう。
04/03/02(火)
今日から新年度のクラス授業の時間割を配り始めた。基本的には,前年度の持ち上がりで,同じ曜日の同じ時間帯で組んでいる。来た生徒に配布したところ,ちょっと首をかしげている生徒がいた。嫌な予感を感じながらも,同じ案内を見てみると,数学と英語の時間が逆になっているところを発見した。大慌てで,他の学年も全部チェックした。幸い他に間違っている部分はなかった。郵送する分はこれから封に詰めるので,訂正の付箋紙を急いで作った。何度も見直したのだが,間違いが出てしまったことに反省している。
04/03/01(月)
今日は,明大中野八王子高校の卒業式。卒業式が終わってから,何人かの生徒がやってきた。卒業証書や文集,記念品など大荷物を抱えて。最初にやってきたのは昼過ぎで,それから街に繰り出すようだった。たくさんの荷物を置いて,ドタバタと遊びに出かけた。夜になって戻ってきた。それからとりとめもなく話をしてくれた。彼らが遊んでいた時間,下級生たちはもうすぐ始まる学年末試験の勉強をしていた。もうすぐ新しい年を迎えるのだと,少しだけ思った。
04/02/29(日)
今日は四年に一度の日。しかも日曜日と大安が重なった。単純計算では168年に一度のことで,かなり珍しいのではなかろうか。そんなこととは関係なしに,二週間ぶりの休みは自宅でゆっくり過ごした。今月は特訓関連の授業が続き,生徒よりも先生にとっての特訓になったような二月だった。
04/02/28(土)
八王子教室で,今年度最後の数学特訓を行った。今回初めて受講した中学一年生が何名かいた。他の学年は集中力が持続できたのだが,この学年は1時間半を超えたところで,少しずつ集中できなくなったので,特別に休憩を入れながら行った。それでも,午後の最後の時間まで与えられたプリントのほとんどを終わらせて終了した。
04/02/27(金)
この前の日曜日に風邪で数学特訓を受けられなかった生徒の補講授業をみた。中学一年生の空間図形では,正多面体を扱った。正多面体にはどんな種類があって,それぞれどんな面の形をしているか。また,頂点と辺と面の数の関係など勉強した。見取り図を描かせたのだが,正八面体あたりでちょっと苦戦をしていた。ところが,もっと難しいはずの正十二面体は,一度教科書の写真を見せただけで,見事にきれいに描いていた。空間に対する直感力がいいのだろう。
04/02/26(木)
今年も大学入試問題の出題ミスが,連日のように報道されている。千葉大学教育学部で出題された,サッカーについての論文の問題によると,前回のワールドカップで日本代表は「初出場で,ベスト8という快挙を成し遂げた」らしい。それほどサッカーに詳しくない人でも,「初出場」でないことはよく知っているだろう。今回も,受験者からの指摘で発覚したようだが,何ともお粗末な話だ。昨日記した塾の案内のミスとは比較にならない。さてさて,これは自己弁護になってしまうだろうか。
04/02/25(水)
新年度の案内を印刷している。何度も見直した原稿が,実際に印刷機にかけているときに間違いに気づくことがある。今回は二度ほどあった。一つはカレンダーの間違い。余計なものが入ったまま印刷を始めてしまった。二学年分印刷したところで気がつき,泣く泣く廃棄することにした。もう一つは高校三年生のクラス授業案内で,どういう訳か年度が前年度のものになっていた。他の学年はしっかりと新しい年度になっていたのだが,高校三年だけは違っていた。それでも,印刷はすべて終了し,発送の準備は順調に進んでいる。これ以上,間違いが見つからないことを祈っている。
04/02/24(火)
一月ほど前,文部科学省から全国の高校三年生を対象にした,学力テスト(教育課程実施状況調査)の結果が発表された。その中で,特に数学と理科の点数が,想定していた点数を大幅に下回ったらしい。理系教科ができない大学生が増えていることは以前から指摘されているが,それが理系の学生にも当てはまることが,こういった調査からもうかがえる。現在の指導要領になって,さらにその拍車は掛かることも容易の想像できる。大学の入試問題が指導要領を超えないものになる,ということが必ずしも善とは思えない場面もある。授業で教えているときに,以前と比べて年々内容が易しくなっていくことを肌で感じてしまう。
04/02/23(月)
中学二年の生徒の弟が,自分の通っている学校を受験し晴れて合格し,この四月から一緒に通うことになった。「塾にも来るかもしれません」とちょっと複雑な表情で話していた。兄弟が同じ学校や塾に通うと,どうしても比較されてしまうのが嫌なのかもしれない。彼を教えている数学の先生も,年子の兄弟がいて,高校のときは比較されたことが結構あったようだ。
04/02/22(日)
東中野教室で,今年度最後の数学特訓を行った。今日は春本番を思わせる気温になり,中には半袖の生徒さえいた。さて,今回から数学特訓で最初に取り上げる問題の量をかなり減らした。各自の弱点補強をやりたかったからだ。それにもかかわらず,結果的には用意していたプリントを終わらせるだけで精一杯になった。学校のテスト問題を見るたびに,時間内で解くには多すぎると思ってみているのだが,いざ自分で作ってみると,あれも入れたい,これははずせない,となりどうしても扱う問題量が増えてしまった。
04/02/21(土)
花粉症の人にとってはつらい時期がやってきた。今日授業のあった生徒も,授業中にしきりに鼻をかんではティッシュを消費していた。そんな状態では,集中力が下がってしまうだろう。教えている先生が,家ではどうしているのかと訊いたところ,「鼻にティッシュを詰めて勉強しています」と言っていた。
04/02/20(金)
通勤途中,牽引車を見かけた。牽引していたのも,されていたのもバイクだった。車の牽引は時々見かけるのだが,バイクのはこれまでに見た覚えはない。だいたいからバイクがバイクを牽引していいのだろうか。牽引していたのは中型車で,引っ張られていたのは原付だった。原付に乗っていた方は,姿勢良く前のバイクにぶつからないように慎重に『運転』をしていた。
04/02/19(木)
先日,エプソンから来たメールのアンケートに答えたところ,実際に訪問してプリンターやコピー機について話を聞きたい,という依頼が以前あった。その訪問が今日だった。マーケティングの部署とレーザープリンターに関する部署の人,計二名が来た。プリンターやコピー機あるいは印刷機など,どういった用途で使っているのかが,主な趣旨だったようだ。ちょうどいい機会だったので,こちらからも疑問に思っていたことをいくつか聞いてみた。アンケートの聞き取りはおよそ一時間だった。
04/02/18(水)
塾のOBで,英語の講師をしている学生の先生が,ベテランの英語の先生にトリビアネタを話していた。「日本語の‘おんぶ’はもともとはスペイン語だって知っていますか」,「え~,そうなの」と。気になったので少し調べてみたのだけれども,それが正しいという確証は今のところ得られていない。それをOBに話すと,「もう,何人にも話しちゃいましたよ」と言っていた。このトリビアネタの元は,大学の授業で出たらしい。さて,正否はいかに。
04/02/17(火)
電車の中で,卒業生と会った。弟が自分の卒業した明中八王子中学を受験して受かったと言っていた。弟が受験するときに,母親と一緒に付き添ったことを話してくれた。受付で並んでいると,彼女は係の人に「女子はこっちです」と受験生と間違えられたと話していた。小学六年生の弟と歩いているときも,よく同級生と間違えられるようだ。彼女は今,大学一年生。確かに童顔ではあるが,小学生に間違われるとは。
04/02/16(月)
中学三年生の英語の授業が,後半の時間帯であった。前の時間帯が空いていたので,理科の試験対策問題を作りそれを解いてもらった。第二分野の生物分野を勉強していた。その中で「ユキノシタ」や「ヒドラ」,「ベゴニア」といった言葉が出てきた。そういったものを知らない生徒がいたので,早速ネットで検索をして見せてみた。ユキノシタを見た生徒は「ああこれか」と見たことがある様子で,ヒドラは「気持ち悪い,何これ」といった反応だった。植物辞典や図鑑がないとなかなか見られないのだが,ビジュアル的なものに対してネットは威力を発揮する。
04/02/15(日)
春一番が吹いた。昨日,夕方になって外を見てみると風が強かった。昼は暖かかったものの,帰りは寒くなりそうだとちょっとだけ思った。ところが実際に外に出てみると,コートがなくても大丈夫なくらいの気温だった。関東地方では去年よりも十八日も早い春一番だった。昨日も今日もそれこそ春を思わせるような日だっが,明日からまた寒の戻りがありそうだ。
04/02/14(土)
今日は八王子教室の中学三年生対象の数学特訓を行った。同じ学年でも,集中力が保てのは東中野教室の方だった。八王子教室では終盤ややだれてしまった。教室に張ってある視力検査表で視力を測るなどして,リフレッシュしてから次のプリントに取り組んだりしていた。集中できるかそうでないかは,学年によっても異なる。
04/02/13(金)
東中野教室に通っている明大中野生の中には,自転車通学をしている生徒がいる。当然,自宅から学校までの距離がそれほど遠くない生徒が自転車を利用しているのだが,それでも20分くらい掛けてやってくる。塾のある日は帰りが遅くなるので,冬場は寒くて大変そうだ。学年でどのくらい自転車通学をしているのかと訊いたところ,「10人くらいだと思います」との返事。おおよそクラスに一人くらいということになる。
04/02/12(木)
高校二年の化学の授業で,有機化合物の揮発性について教えていると,揮発の「揮」の字は「気」の方が感覚的には理解しやすい,と言ってきた。揮発の意味は「常温で液体が気体になること」なのでもっともだと思う。日常生活で「揮」という字はあまり使わない。「指揮者」ぐらいだろうか。「揮」の訓読みは『ふる・う』なので指揮者の方は分かるような気がする。そういえば,「発揮」も「揮」の字を使う。ちょうど「揮発」と字が逆になっている。
04/02/11(水)
東中野教室の中学三年生対象の数学特訓を行った。この学年だけは,卒業式を控えているので,他学年よりも早く試験がある。首都圏では今日から私立高校の入学試験が始まった。今日,数学特訓で扱った問題の中には入試レベルのものもあった。学校の定期試験と入学試験の違いこそあれ,四月から机を並べる友達がいま頑張っている。
04/02/10(火)
新年度の授業案内を作成した。平成16年度は,高校二年の数学と理科の内容が旧課程と異なるため,いくつか手直しをしなければならなかった。特に数学Bの内容はこれまでとかなり変化が出た。単元としては,数列とベクトルの二つしかなく,ずいぶん少なくなったと感じた。このことは,去年の数学Aについても同様のことが言えた。その数学Aは,学校でもやることがなくなってしまったのか,ここへ来て進み方もペースダウンしたように感じる。
04/02/09(月)
八王子教室で使っているタームレコーダーが故障した。タイムカードを入れる部分のローラーが曲がってしまい,カードを中に入れられなくなった。修理することも考えたのだが,今時のタイムレコーダーは安いものだと二万円前後で買える。結局,買い換えることにした。先日新しいタイムレコーダーが到着した。これまでのものと比べると,かなり小さくなり置く場所もほんの少しのスペースで済むようになった。前のは約10年ほど使ったことになる。作りが単純なだけに,もう少しもってくれてもよかったのに。
04/02/08(日)
アテネ五輪の代表選考会を兼ねた,東京国際マラソンの中継を見た。この時期にしては暖かい気候にも関わらず,前半から好記録が生まれそうなレースだった。ペースメーカーがついていたからだろうか。ペースメーカーは30kmの役目だった。ちょうど30km地点で,それまでトップを走っていたペースメーカーは,コース脇にいた誰かに向かって笑顔で軽く右手を上げて,リタイアをした。あるいは,走り去っていくランナーを激励したのだろうか。そのままゴールまで走ることだってできる力は持っているのだろうが,そういった決まり事なのだろう。レースは終盤までもつれ,東京国際マラソンでは日本人として四人目の八分台が出た。
04/02/07(土)
昨日,このサイト上で春期講習の時間割を発表した。生徒に直接渡す案内や,郵送するものよりも先に載せた。紙の案内の方を先に印刷してから,ホームページ上にアップロードするのだが,配ったり郵送するまでのタイムラグが生じるため,作った順番と逆になる。こういったところが,ネットやケータイの即時性のいいところだろう。
04/02/06(金)
韓国に旅行に行ってきた先生が,おみやげに韓国海苔を持ってきてくれた。いわゆるお土産の店で売っているいるものではなく,直接作っている所に行って買ってきたらしい。大学では経営学を主に勉強していて,韓国の洋服の卸にも行ったところ,卸は夜に始まり深夜にまで及んだらしい。なぜそんな時間にやっているのかは分からなかったのだが,日本との文化の違いなのだろうか。それにしても,韓国海苔は酒の肴にするのもいい。
04/02/05(木)
仕事に入る前に,またもや中学三年の生徒と駅の近くで会った。いつもよりもずいぶん早い時間に帰るので,どうしたのかと訊いてみたところ,今日は高校への推薦のための面談があったとのこと。面談といっても,集団面談だったので,それほど緊張するものではなかったらしい。もっとも,成績や素行等で問題がある生徒の場合は個人面談もあり,こちらの方はそれなりに大変そうだ。
04/02/04(水)
先週土曜日に明大面接を終えた,高校三年の生徒が昨日やって来た。大学での面接はそれほど大したことはなかったようで,緊張もあまりしなかったと話していた。毎年,高校三年生には面接の様子を書いてもらっているのだが,折角来てくれたのでその場で書いてもらった。用紙の最後のところに,授業を受けていた先生宛にひと言添えてくれた。
04/02/03(火)
中学入試の手伝いをしてきた生徒の授業があった。試験監督の補助をしたようなので,感想を訊いてみると,「学校の先生にはなれません。あんなにずっと立っているなんて」とため息をついていた。試験中はずっと立ってなければならなかったらしい。しかも,担当したのが四科目受験の教室だったので,なおさら長かったようだ。受験生の様子はあまりよく観察していなかったらしい。試験会場となった教室には,志願者数のいたずらか,少ないところは八名だけの受験生というところもあったらしい。八名の受験生に試験監督が三名だったらしいが,やりにくくなかっただろうか。でも,試験が始まってしまえば,そんなことは気にはならないだろう。
04/02/02(月)
青色発光ダイオードの特許に関する訴訟の裁判が行われ,その判決が出た。一審判決では,発明をした大学教授に200億円の支払い命令が出た。この額が大きすぎるのか,妥当なのかはいろいろと議論されている。発光ダイオードの発明が,社会や産業界に及ぼす影響力を考えると,それなりの報酬をもらうのは当たり前のことだと思う。今回の発明に対する会社側が支払った報酬額が,当初は二万円だったというのだから驚いた。ことの成り行きは見守るとして,これから大学に進み研究職を目指す学生・生徒にとっては,希望の持てる出来事ではなかっただろうか。
04/02/01(日)
進学の決まっている高校三年生からメールが来た。車の免許を取るらしいが,オートマ限定にするか,マニュアルにするかで悩んでいるようだった。いま出回っているほとんどの車は,オートマではあるが,やはり男の子ならマニュアルをとるべきだろう,と返事をした。それにしても世間一般の受験生は,二月になっていよいよ受験の本番モードに入っているだろうに,本当にノホホンとしたメールであった。
04/01/31(土)
ちょうど一週間前の今日,今回のパソコンのトラブルが始まった。復旧作業が終わり,少しずつ環境を取り戻しつつあるが,ある程度元に戻るまでには,もう少し時間がかかるだろう。引っ越しに少し似ている。家具や食器など,身の回りのものは並べても,その場所に馴染むまでには一ヶ月くらいは掛かるのではないだろうか。こういったトラブルがあるたびに,元の環境そのものを再現できるようなシステムが出来ないかと思ったが,それだとトラブルの原因まで復元してしまうので,意味がないことになる。
04/01/30(金)
Windows XPの再インストールは今回が初めてだった。メーカーのサポートの話では,Windows 95やMeと比較しても簡単だということだった。実際にインストールを始めると,それほど易しくなったようにも思えないし,難しいとも思えなかった。インストールに要する時間は40分くらいで,昔のパソコンと今のパソコンのスペックを考えると,OS自体はやはり重たくなったと感じた。OSのインストールはほとんど滞りなく終わり,次に待っていたのは周辺機器のドライバーの組み込みだった。結果的には,ソフトのインストールは楽にできたのだが,今回トラブルが発生したときに,ドライバーやメール,インターネットに関する設定の大変さは覚悟していた。ただ,ドライバーにせよメールの設定にしても,バックアップを取ってあったり,設定をメモしてあったのでその部分は何とか切り抜けられた。こうして,約三日かけた復旧作業は一段落した。
04/01/29(木)
OSの再インストールをする前に,データのバックアップをしなければならなかった。作成した文書等のファイルは,ハードディスクに保存せず,CD-Rやリムーバブルディスクに保存してある。けれども,ハードディスクにしか保存していないものもあり,そういったデータのバックアップを行わなければならなかった。それ以外にも,アドレス帳やメールの設定,ドライバーなどのバックアップも行った。今回,バックアップをとるに当たって苦労したのは,CD-Rで保存しようとしたところ,途中で読み込みが出来なくなってしまったことだ。泣く泣く,容量の小さいUSBのメモリースティックで,何度も保存しては他のパソコンにデータを移した。
04/01/28(水)
今回,パソコンの調子が悪くなった原因は,仮想メモリーが壊れたことによるらしい。メーカーのサポートに電話をして,エラーの表示番号を伝えると,珍しいエラーコードとのことだった。仮想メモリーとは,ハードディスク上にメモリーの代用として作成されるものなのだが,何かの拍子でその部分に障害が生じてしまったようだ。それなら,その部分を消去してしまえばいいのではないか,と素人の考えを言うと,それを特定するためには,特殊なツールが無いとできないと言われた。それで,結局はOSの再インストールをするしか方法が無くなってしまった。
04/01/27(火)
八王子教室でメインで使っているパソコンにトラブルが発生した。特定のショートカットをクリックすると,エラー表示が出る。普通のエラー表示ではなく,青い画面いっぱいに英語のメッセージが出るやつだ。Windows95やMeでは時々見かけた画面だが,XPになってからは,こういったトラブルは始めて。かくして,復旧作業が始まった。
04/01/26(月)
数学特訓や講習などで,臨時的に講師をしている塾OBの学生が,後期試験で解らないところがあり,質問にやってきた。前日のうちに自宅にファックスで問題は送られていた。半分くらいはその場で解けたのだが,後の半分は自分の専門でないので,教科書やノートなどを見ないと出来そうにもなかった。化学反応熱に関する問題で,実際に今日資料を見ると,結局は高校化学でも同じ様な分野があり,表現が違っていることが分かった。それさえクリア出来れば,何とか問題は解けた。質問に来た学生は,「塾はやはり落ち着きます」と言っていた。
04/01/25(日)
自宅のある住宅街の道路は,水道工事による大がかりな工事が年末から行われている。その工程も終盤に入り,ここ数日は舗装が行われている。掘り起こされた道は,普段と異なった砂利を埋め込んだだけの‘素’の状態がさらけ出されていた。昔はこういった道がよくあったものだと思いながら車を走らせた。夜にはきれいに舗装された道を,もう少し舗装されない道もたまにはいいのかな,と思いながら帰った。
04/01/24(土)
ノートパソコンの調子が良くなかった。スイッチの接触不良で,何度押してもなかなか電源が入らなくなってしまった。明らかに接触不良というハードの故障だと思った。そうなると,修理に出すしかなく,とりあえずサポートセンターに電話をした。電話ですぐに修理を依頼すると,とりあえず対処して欲しいことがあると言ってきた。電源ランプの色や,電源コードの確認など。この部分には問題はなかった。最後に,内蔵バッテリーをいったん外して欲しいと言われた。その通りにしたところ,一発で電源が入った。その後,バッテリーを戻しても問題は生じなかった。結局それで解決したので,修理に出す必要はなくなった。それにしても,バッテリーをいったん外すだけで直るというのは意外だった。
04/01/23(金)
風邪,特にインフルエンザが流行っている。塾に来ている生徒では,今風邪を引いている生徒を含め,ここ一週間でインフルエンザや風邪に罹っている生徒が10名近くもいる。学年によっては,授業が成立しないようなクラスも出ている。学校なら,学級閉鎖といったところだろう。生徒の場合どうしても人の集まる所にいるので,感染が早いのかもしれない。いずれにしても予防が一番で,毎度のことながら生徒には手洗いとうがいをするように勧めている。
04/01/22(木)
仕事前のこと。駅に着き,改札口を出ると見覚えのある顔があった。塾に来ている中学三年生の女子二人が,何か紙を持って立っていた。そばに行くと「あ~,先生。ちょうど良かった」と言ってきた。学校の授業の一環らしいのだが,街頭アンケートを取っていたようだった。アンケート内容は国旗について。いきなり,日の丸の由来についてのクイズのようなものがあり,あとはどのくらいの数の国旗を知っているかとか,どこの国の国旗が好きかといった内容だった。アンケートはもう一つあり,緑茶と紅茶について。アンケートの最後には,緑茶と紅茶が同じ葉からできていることを知っていますか,といったものだった。それは知らなかった。
04/01/21(水)
塾に来ている明大中野校と明大中野八王子校の高校二年生は,昨日,明大推薦・統一学力試験が学校で行われた。何人かの生徒に出来を訊いたところ,全般的には数学が難しかった,という意見が目立った。国語や英語は難しかった,という声はほとんど聞かれなかった。中には,よく分からないとか,ひと言メールで「やばい」という生徒もいた。反省が残っているうちに,次の試験に臨む姿勢をはやく見せて欲しい。
04/01/20(火)
郵便で来るものや,ネットでのアンケートには時間があるときには答えている。その中の一つに,ソフトを扱っている会社のアンケートに答えたものがあったらしい。あったらしい,というのは,こういったアンケートはいくつも答えているので,出した本人も忘れていることが多い。今回,ソフトを扱っている会社から,代筆ソフトが当選したというメールが届いた。折角なのでダウンロードしてみた。インストールをしながら気づいたのだが,もしかして体験版のようなもので,その後バージョンアップさせられるのではなかろうか,と。でも,まあいいや,と思いつつインストール後少し使ってみた。いわゆるビジネス文書や,個人的な手紙を書くときに便利なソフトのようだ。季節の挨拶や,定型文,それに締めの文などで悩むこともあるので,あればそれなりに使うようになるかもしれない。
04/01/19(月)
今日でセンター入試が終了した。若干の不手際は有ったようだが,今年は試験問題に関することや,試験の実施などでそれほど大きな問題は無かったようだった。これから各科目の平均点が発表されるが,科目間による差が出なければいいのだが。今は正解がその日のうちにネットで確認できるので,受験生にとってはこれから迎える二月から三月の本番に備えて,一喜一憂していることだろう。
04/01/18(日)
高校二年生対象の,明大推薦・統一学力テスト対策直前ゼミが今日で終了した。本試験は明後日にある。一学年上の高校三年生は,センター試験の二日目の受験日が今日あった。もっとも,第一教育センターに来ている高校三年生は,明大中野校と明大中野八王子校の生徒なので,すでに進学先は決まっている。今日授業を受けている高校二年生も,来年の今頃はのんびりと過ごせる状況になっていて欲しい。彼らの戦いはこれから始まる。
04/01/17(土)
初雪が降った。折りしも大学のセンター入試の初日。受験の頃は毎年最も寒い時期でもあるし,受験に雪はつきもののようである。試験会場にもよるが,こういった寒い日は暖房が効きすぎて,逆に暑く感じている受験生もいるだろう。体は温かくしても,頭は熱くなっては良くない。試験もう一日ある。明日も寒い一日になりそうだ。
04/01/16(金)
塾を対象に教材を販売している出版社主催の教材展示会に行ってきた。新しい教材が展示してあるほか,一時間ほどのセミナーもあった。到着したときにちょうどそのセミナーが始まっていたので,最初にそれを聞いた。そのあとパソコンを使った,どちらかというと自学用の教材作成ソフトの説明会があった。現在,第一教育センターでは,吉備システムを使ったステップ学習という講座を開いているのだが,コンセプト自体は異なり,一長一短がどちらにもある。実際にデモもやってもらえるという話なので,試験対策時に生徒にやらせてみようかと計画している。
04/01/15(木)
毎日の仕事の中で,今日はこれをやろう,と思い予定しているものがある。ところが今日は,予定していたものがほとんどできなかった。原因はいくつかある。まず,昼間に進路の決まった高校三年生が来たこと。仕事があるからといって,邪険に扱うこともできないし,せっかく来てくれたので話の一つもしたくなる。次に,風邪を引き高熱を出した先生が,今日の授業は後日に移動して欲しいと連絡があった。かなりの熱が出てしまったらしく,それはそれで仕方ない。すぐに連絡の取れる生徒に知らせた。中には急の連絡を取れない生徒もいて,知らずに塾に来た生徒には,休講になったことを説明した。それ以外にもあるのだが,残っている仕事に時間を当てたいので,今日はここまででおしまい。
04/01/14(水)
塾では学校の成績をもとに,褒賞制度がある。学校の成績が一定の点数を超えると『成績優秀賞』となり,生徒には図書カードを進呈している。東中野教室では,今回三名がそれを取った。しかも三名とも高校二年生だ。その中には常連もいるが,今回初めて成績優秀賞になった生徒もいる。生徒にとってはそれなりに励みになるようで,この賞を設けた甲斐がある。その他の賞として,前回の成績から成績が著しく上がった生徒に対しては『成績向上賞』というのもある。
04/01/13(火)
文章を入力しているときに,『でゅ』という文字の入力の仕方が分からなかった。とりあえず『delyu』の順で済ませた。後でタイピングソフトの入力設定のカスタマイズ画面で確かめてみた。正解は『dhu』だった。ちなみに『でゃ,でぃ,でゅ,でぇ,でょ』は順に『dha,dhi,dhu,dhe,dho』と押していけばいい。
04/01/12(月)
ネットで調べものをしていると,思わぬサイトを発見することがある。有機化学に関連することをGoogleで調べていた。すると『ウィキペディア』というサイトに行き着いた。トップページはYahoo!に似ているが,内容はさまざまな分野に関する百科事典だ。事典に関するサイトもいくつかあるが,このウィキペディアは利用者の善意によって書き換えられるところがユニークだ。まだ,ウィキペディアの初心者なので,使い方はこれから知っていくつもりだが,調べものにはかなり使えるサイトだと思う。
04/01/11(日)
世間一般では連休中である。けれども,高校二年生の授業は今日も明日もある。来週に控えている明大推薦・統一学力テストの直前ゼミを行っている。試験まであと九日と迫っているので,連休といえどものんびりしていられない。二年生でのこのテストは今回だけなのだが,推薦に関わる割合は大きい。それだけに気は抜けない。
04/01/10(土)
そろそろ来年度の時間割を組む時期になった。基本的には前の年のクラスを,そのまま持ち上がりにする。ただ,どうしても引き継げない先生が出たり,学年が上がることにより,教科が変わってしまったり,増えてしまうので,時間割を組むのはそれほど楽な仕事ではない。年度替わりで教科が増える学年は,中学三年から高校一年が最も多い。中学までは理科は試験前に臨時的に行うことがあるが,高校からは通常の授業として組み込む。数学は二講座に分けて授業を行うようになる。
04/01/09(金)
今日から新学期の授業が始まった。学校の授業はまだほとんど始まっていないので,塾の授業は先取りを行っている。学年によっては,学校で学力テストがあるので,その対策をする授業もある。次の定期試験まではかなり間があるので,学力テストは緊張感をもつためには良い刺激になるだろう。
04/01/08(木)
昨日は塾内で新年会を行った。参加者は一人一品を持ってくることになっていたのだが,似たようなものをみんな買ってきた。ポテトチップスやポップコーンなど。そんな中,韓国産の海苔もあった。最初,珍しいものを持ってきたものだといわれていたのだが,実際に新年会が始まると意外と好評だった。何がうけるのかは分からないものだ。
04/01/07(水)
今日で冬期講習は終了。先生の一人は,授業が終了して,すぐにいそいそと帰り支度をして出て行った。楽しみにしていたライブが夜にあるらしい。ところがしばらくするとメールが届いた。乗っている電車に人身事故があり,電車が止まってしまったということだ。ライブには間に合うだろうが,電車の中でヤキモキしたことだろう。
04/01/06(火)
講習中に,昼食を毎日抜いている中学生がいる。担当している先生から食べるように勧められるのだが,それほどおなかが空いていないと言い食べない。今日で三日目なので,さすがに体に悪いと思い一声掛けた。話をしてみると予測したとおり,親からもらった昼食代をお小遣いにしようとしていた。食べなければ全額自分のものになるわけだ。でも,それは体に良くないので,安いものでいいので食べるように言った。それでも食べないという。ところが,歩いていける距離に,彼の祖父の家があるらしい。結局,今日はそこへ行きうどんを食べて戻ってきた。
04/01/05(月)
昨日に引き続き,今日も高校三年生が遊びに来た。大学が決まって暇らしい。何人かで元日に初詣に行ってきたようで,その様子を話してくれた。最初に訪れたのは湯島天神。お礼参りに行ってきたようだ。年明けの深夜0時を過ぎたところで開門となり,それからお参りをした。待たされたのは30分くらいだったらしい。その次に,正月は毎年最も参拝者の多い明治神宮に行ったと話していた。混雑が予想できたらしく,反対した生徒もいたのだが,結局お参りに行った。行ってみて,あまりの人の多さに驚いたがすでに遅く,そのまま1時間半掛けてお参りを済ませたらしい。初詣に行った生徒が「初詣に二カ所も行くものですかね」と訊いていた。
04/01/04(日)
冬期講習の後期が始まった。先生方はやって来ると,まず最初は新年の挨拶から始まる。だいたい型どおりの挨拶なのだが,一回りするまでに,何度もおめでとうございます,とお辞儀をする。生徒は比較的あっさりとした挨拶になる。生徒どうしとなると,あまり新年といった感じの挨拶ではない。冬休みは短いので,それほど久しぶりに会うわけでもない。若干の遅刻者は出たが,今年最初の授業は無事始まった。
04/01/03(土)
正月は駅伝や高校サッカー,大学ラグビーなどテレビで観戦するのにはもってこいの時期。ただ,駅伝は朝早くから始まり,しかも長時間に渡るので,なかなか全部見ることはできない。優勝争いは,駒澤大学が独走し連覇を果たしたが,シード権争いは終盤までもつれた。そんな中,学連選抜が六位に該当する順位でゴールに入った。ゴール後のアンカーの選手の笑顔が印象的だった。
04/01/02(金)
今年は暖かい年明けのようで,昨日も今日も三月中旬並みの暖かさだった。初詣には出かけやすい陽気だったようだ。三が日が過ぎれば平年並みに戻る予報が出ているので,講習が始まる頃はいつもの寒さの中の授業となりそうだ。
04/01/01(木)
年が明け,いくつかのメールが来た。会社関係が多く,新年の挨拶や初売りなどの内容が多い。父兄からの年賀メールもあった。いつも訪れるサイトにもいくつか行ってみたが,早速新年用に更新されているサイトが多かった。どこで更新しているかは分からないが,更新しているということは元日から形なりにも仕事をしているということか。インターネット関連には,大晦日だとか正月は関係ないのかもしれない。